JP3213557U - 靴底および靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】足からの力を地面へと十分に伝えることにより、グリップ力を向上させることが可能であり、さらに、足裏を刺激することで心地よさを高めることが可能な靴底および前記靴底を備えた靴を提供する。【解決手段】本底2、本底2の上面に固定された中底3、および、中底3の上面に固定された中敷4を有する靴底1であって、本底2の踏み付け部21の上面の一部分には、複数の凸部22が本底2と一体に形成されており、凸部22は所定の間隔で互いに平行に、靴底1の長手方向と直交する方向に延伸して配置されており、中底3には開口33が設けられ、開口33内に凸部22が配置され、凸部22の高さは、中底3の厚さ以上であり、中敷4は中底3および開口33内の凸部22を覆っている。【選択図】図1

Description

本考案は、靴底、および、前記靴底を備えた靴に関する。
靴底に求められる機能の1つとしてグリップ力があり、特にスポーツシューズの分野ではグリップ力を向上させるために様々な従来技術が存在している。グリップ力を向上させるために、これまでは主に靴底の接地面に着目し、グリップ力を向上させるための凸部(特許文献1,2)、溝(特許文献3,4)を靴底の接地面に設けることが行われている。
しかしながら、靴底の上面についてはグリップ力を向上させることを目的としては、これまであまり着目されておらず、例えば、通気性を目的とした突起を設けること(特許文献5)、マッサージ効果を目的とした突起を設けること(特許文献6)などが行われているだけであり、グリップ力の向上を目的とした従来被術は存在していない。
特開2008− 93016号公報 特開2014−104286号公報 特開平7−289306号公報 特開2013− 43006号公報 特開2012− 45061号公報 実用新案登録第3194713号公報
靴底の接地面のグリップ力が向上したとしても、足が靴の中で滑ったりすると十分に足から地面に力を伝えることができなくて、十分なグリップ力を発揮することができない。
そこで、本考案は、靴底の上面に着目し、足からの力を地面へと十分に伝えることにより、グリップ力を向上させることが可能であり、さらに、足裏を刺激することで心地よさを高めることが可能な靴底および前記靴底を備えた靴を提供することを目的とする。
本考案の靴底は、本底、前記本底の上面に固定された中底、および、前記中底の上面に固定された中敷を有する靴底であって、前記本底の踏み付け部の上面の一部分には、複数の凸部が前記本底と一体に形成されており、前記凸部は所定の間隔で互いに平行に、前記靴底の長手方向と直交する方向に延伸して配置されており、前記中底には開口が設けられ、前記開口内に前記凸部が配置され、前記凸部の高さは、前記中底の厚さ以上であり、前記中敷は前記中底および前記開口内の前記凸部を覆っていることを特徴とする。
前記凸部は、前方に傾斜しており、さらに、波形であることが好ましい。
前記中底は、高反発クッションおよび前記高反発クッションの上に重ねられた低反発クッションからなる2層構造であることが好ましい。
前記中敷は、前記中底の開口と連通する通気用のパンチングが設けられていることが好ましい。
本考案の靴は、前記靴底を備えることを特徴とする。
本考案の靴底は、本底、前記本底の上面に固定された中底、および、前記中底の上面に固定された中敷を有する靴底であって、前記本底の踏み付け部の上面の一部分には、複数の凸部が前記本底と一体に形成されており、前記凸部は所定の間隔で互いに平行に、前記靴底の長手方向と直交する方向に延伸して配置されており、前記中底には開口が設けられ、前記開口内に前記凸部が配置され、前記凸部の高さは、前記中底の厚さ以上であり、前記中敷は前記中底および前記開口内の前記凸部を覆っていることにより、前記凸部を介して足の力が前記靴底の踏み付け部に確実に伝達され、前記靴底の接地面が地面に強く押し付けられることでグリップ力が向上するという優れた効果を奏し、さらに、足裏を刺激することで心地よさを高めるという効果も奏する。
本考案の靴は、前記靴底を備えることにより、前記凸部を介して足の力が前記靴底の踏み付け部に確実に伝達され、前記靴底の接地面が地面に強く押し付けられることでグリップ力が向上するという優れた効果を奏する。
本考案の靴底の分解斜視図である。 本考案の靴底の斜視図である。 中敷を取り外した状態の本考案の靴底の斜視図である。 本考案の靴底の本底の平面図である。 本考案の靴底の断面図および部分拡大図である。 本考案の靴底が変形した状態の拡大断面図である。 本考案の靴の断面図である。
本考案の靴底1および靴10について、以下に、図を用いて詳細に説明する。図1に示すのが靴底1の分解斜視図であり、図2に示すのが靴底1の斜視図であり、図6に示すのが靴10の断面図である。
まず初めに、本考案の靴底1について説明する。本考案の靴底1は、図2,5に示すように、本底2、前記本底2の上面に接着剤などによって固定された中底3、および、前記中底3の上面に接着剤などによって固定された中敷4を有する。
前記本底2の踏み付け部21の上面の中央付近(足裏から特に力が加えられる付近)には、図1,3,5に示すように、複数の凸部22が上方に突出するように形成されている。前記本底2は合成ゴムによって形成されており、前記凸部22が前記本体2と一体成形されている。前記凸部22は、図4に示すように、所定の間隔で互いに平行に、前記靴底1の長手方向とほぼ直交する方向に延伸するように配置されている。本実施形態では、前記凸部22は、前方に傾斜し、かつ、波形となるように形成されている。しかしながら、前記凸部22については、傾斜角度、平面形状、間隔、厚みなどについて適宜変更可能である。前記凸部22は、前記本底2の上面の窪みの中に設けられており、これにより、変形量を確保することができる。
前記本底2の接地面については、適宜、溝、突起などを設けることが可能であり、本実施形態では、波形の溝と略半球形状の突起を設けることでグリップ力を向上させている。接地面の形態については特に限定するものではなく、様々な形態が可能である。また、前記本底2の形状については、本実施形態のようにヒール部分を設けることにより婦人用の靴に用いられる形状とすることが可能であり、全体の形状を変更することにより、紳士用靴など様々な用途の靴に用いることができる。
前記中底3は、図1,5に示すように、高反発クッション31および低反発クッション32からなり、前記高反発クッション31の上に前記低反発クッション32が重ねられた2層構造である。このような異なる2種類のクッションからなる2層構造を用いることにより、前記中底3は、歩行時の衝撃を和らげる効果を奏する。前記中底3の構造については、2層構造に限定するものではなく、単層構造、あるいは、3層以上の構造とすることも可能である。そして、前記高反発クッション31および前記低反発クッション32の厚みの割合については、適宜変更可能であり、材質についても限定するものではなく、必要とされるクッション性に応じて適宜選択可能である。
前記中底3は、図1,3に示すように、前記凸部22の位置に開口33が設けられており、前記開口33内に前記凸部22が配置されることになる。前記開口33の形状については、前記凸部22に合わせて設定しており、前記凸部22の配置に合わせて適宜変更可能である。前記中底3の厚さは、前記開口33内の凸部22の高さ以下とし、足裏が前記中敷4を介して前記凸部22と接することができるようにする必要がある。これにより、足裏から前記中敷4を介して前記凸部22へと力が加えることができるようになる。
前記中敷4は、前記中底3および前記開口33内の前記凸部22を覆うように前記中底3の上面に固定されており、図1,5に示すように、前記中底3の開口33と連通する通気用のパンチング41が設けられている。前記パンチング41によって、前記中敷4で覆われた前記開口33内の空間には、空気が流入出することができることから、これにより、足裏から加えられる力に応じて前記開口33内の空間は変形することができ、前記開口33内の空間の変形は、前記凸部22の変形に連動することになり、より効果的に前記凸部22に力が加えられることができるようになる。
また、前記中敷4は、ソフトな肌触りのノンスリップのものを用いることにより、履き心地を向上させることができる。そして、場合によっては前記中底4を省略することも可能である。
次に、本考案の靴底1の凸部22の作用について説明する。歩行動作の途中、または、歩行時に急に停止しようとした時に、図6に示すように、前記靴底1は変形し、足裏から前記中敷4を介して前記凸部22に加えられる力が増加する。これにより、前記凸部22は前方に倒れるように変形しながら、前記本底2の接地面に凸部22を介して確実に力が伝達され、前記靴底1のグリップ力を向上させることができる。
この時、図6に示す余蘊、前記中底3が圧縮されて変形し、前記中敷4のパンチング41を通じて前記開口33内の空間の空気が排出されて、前記開口33内の空間も圧縮されることにより、前記凸部22は力を伝達するだけでなくクッションとしても機能することができる。
このように、本考案の靴底1は、前記本底2の上面に前記凸部22を設けることにより、前記靴底1の接地面に効果的に力を伝達することでグリップ力を向上させることができ、さらに、前記凸部22が足裏を刺激することで心地よさを高めることが可能となる。
次に、前記靴底1を備えた本考案の靴10について、詳細に説明する。本考案の靴10は、図7に示すように、靴本体11に前記靴底1を装着したものであり、ここでは、前記靴10を婦人用の靴の形態として記載している。前記靴10は、紳士用、スポーツシューズ、作業靴など様々な形態が可能であり、前記靴底1以外の靴本体11については特に限定するものではなく、用途に応じて適宜変更可能である。
前記靴10は、前記靴底1を備えることにより、上述のような、前記本底2の凸部22によって、前記靴底1の接地面に効果的に力を伝達することでグリップ力を向上させ、さらに、前記凸部22による足裏への刺激によって心地よさを高めることができるという効果を奏する。
1 靴底
2 本底
21 踏み付け部
22 凸部
3 中底
31 高反発クッション
32 低反発クッション
33 開口
4 中敷
41 パンチング
10 靴
11 靴本体

Claims (6)

  1. 本底、前記本底の上面に固定された中底、および、前記中底の上面に固定された中敷を有する靴底であって、
    前記本底の踏み付け部の上面の一部分には、複数の凸部が前記本底と一体に形成されており、前記凸部は所定の間隔で互いに平行に、前記靴底の長手方向と直交する方向に延伸して配置されており、
    前記中底には開口が設けられ、前記開口内に前記凸部が配置され、
    前記凸部の高さは、前記中底の厚さ以上であり、
    前記中敷は前記中底および前記開口内の前記凸部を覆っていることを特徴とする靴底。
  2. 前記凸部は、前方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の靴底。
  3. 前記凸部は、波形であることを特徴とする請求項1または2に記載の靴底。
  4. 前記中底は、高反発クッションおよび前記高反発クッションの上に重ねられた低反発クッションからなる2層構造であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の靴底。
  5. 前記中敷は、前記中底の開口と連通する通気用のパンチングが設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の靴底。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の靴底を備えたことを特徴とする靴。
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