JP3213267U - 吊革用補助ベルト - Google Patents

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【課題】電車やバス等に設けられた吊革に取付け、吊革を掴む代わりに身体を安定に支え、また両手を使用できる吊革用補助ベルトを提供する。【解決手段】本考案に係る吊革用補助ベルト1は、紐状体の吊革用補助ベルトであって、当該吊革用補助ベルトの両端部に位置し、リング状である一対の上腕挿入部2と、当該一対の上腕挿入部2の中間に位置する吊革当接部3と、上記一対の上腕挿入部2それぞれと上記吊革当接部3の両端それぞれとを結ぶ一対の結束部4とを備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、電車やバス等に設けられた吊革に取付け、吊革を掴む代わりに、上腕部を挿入することで体を支えることができる吊革用補助ベルトに関する。
通勤電車やバス等の乗り物において立っている際には、吊革を掴んで姿勢を安定させることができる。ただし、揺れる乗り物の中で長時間に渡り、吊革を掴んだ姿勢を続けることは、決して楽なことではない。
そこで、フック片が連結されたバンドを手首に装着し、そのフック片を例えば車内のつり革や掴み棒に引っ掛けることにより、手指の不自由な人や手指の力が衰えた老人などもつり革や掴み棒を掴みやすくなると共に長時間掴んでも疲れにくくなり、また、そのフック片に例えば鞄や買い物袋などの重い手荷物の把持部を引っ掛けることで把持部の一部が掌にくい込むのを防いで持ちやすくすると共に長時間持ち続けることが可能な把持補助具が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、フック型の上部を、電車・バス等に固定された付属のつり革に引っ掛け、下部の横棒部分を手で握ることにより、つり革を直接触ることを回避できる携帯つり革が提案されている(例えば、特許文献2)。
実用新案登録第3137833号 実用新案登録第3124121号
特許文献1に記載されている考案は、吊革を掴む必要がないため、握力が衰えた人でも楽に吊革に掴まった際と同様の姿勢を維持することができる。
また、特許文献2に記載されている考案は、直接吊革に振れることが無いため衛生的である。
しかし、これらの考案においては、吊革に直接掴まるのと同様に、片手のみが吊革によって支持されるため、揺れたり振動したりする乗り物において、身体を安定した状態に保つことが困難であった。すなわち、片手という一点支持の状態であるため、身体を安定した状態に保つことが困難であった。
さらに、片手を上げた状態であるため、その片手を使うことができず、本を読んだり、スマートフォン等を使用したりする際に不便であった。
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、身体を安定に支え、また両手を使用できる吊革用補助ベルトを提供するものである。
本考案の請求項1に係る吊革用補助ベルトは、紐状体の吊革用補助ベルトであって、当該吊革用補助ベルトの両端部に位置し、リング状である一対の上腕挿入部と、当該一対の上腕挿入部の中間に位置する吊革当接部と、上記一対の上腕挿入部それぞれと上記吊革当接部の両端それぞれとを結ぶ一対の結束部とを備えたを特徴とする。
本考案の請求項2に係る吊革用補助ベルトは、上記一対の結束部それぞれが、上記一対の上腕挿入部それぞれをリング状に結束するための結束具であることを特徴とする。
本考案は上記の課題を解決するためになされたものであり、身体を安定に支え、また両手を使用できる吊革用補助ベルトを提供するものであり、長時間の通勤においても、疲労を低減し、且つ乗車時間をできるだけ有意義に過ごすためのものである。
人口が都市部に集中する現在においては、通勤時に満員の乗り物に乗車し、長時間立っった状態で目的の駅等まで過ごす人も多い。毎日の通勤が疲労の要因となり、また精神的なストレスにもなる。このような通勤時間をできるだけ快適に過ごし、且つ通勤時間を有意義なものとすることが、本考案の吊革用補助ベルトの目的である。以下において、この吊革用補助ベルトの持つ優れた長所について説明する。
第一に、揺れたり振動したりする乗り物内において、安定して立ち姿勢を保つことができる。これは、安全に乗車できることはもちろん、疲労を低減する効果も大いにある。また、安定した姿勢は精神的なストレスも低減してくれる。
第二に、吊革を握る必要がないため、両手が解放され、読書等を楽に行うことができる。首都圏に住む人の多くは、一日のうちのかなりの時間を通勤電車等で過ごすが、この時間をできるだけ有意義に過ごすことが可能となる。
第三に、最近頻発している痴漢に間違われるという冤罪被害に会わなくなる。両腕が高い位置にあるため、痴漢等の不適切値行為を行うことができないことは一目瞭然であり、満員電車においても、そういったことを気にせずに過ごすことができる。
第四に、吊革の高さが身長に比べて高い位置にある場合でも、本考案を用いれば、快適に立ち姿勢を保つことができる。例えば、電車の戸口付近の吊革は非常に高い位置にあることが珍しくない。身長が低い人にとっては背伸びをしたり、目一杯腕を伸ばしたりしなければ握ることができないが、吊革用補助ベルトを用いれば、自分に合った高さで上腕を支持し、快適に乗車することができる。
第五に、吊革に触らないため、衛生的である。
本考案に係る吊革用補助ベルトの模式図である。 本考案に係る吊革用補助ベルトの(a)模式図と(b)試作品である。 本考案に係る吊革用補助ベルトの使用例を示す図である。
実施の形態.
本考案に係る吊革用補助ベルトに関して、以下において、図面を用いて説明する。以下の説明は本考案に関する良好な一例を開示するものであり、本考案が当該実施の形態に限定されるものではない。
なお、吊革用補助ベルトとは、吊革に掛けて使用するものであり、吊革に掴まる代わりに、吊革用補助ベルトにより身体を支え、乗り物において立っている際にも、より快適に乗車を行うことができるものである。
<構成>
図を用いて、本考案に係る吊革用補助ベルトの構成について説明する。
図1は、本考案に係る吊革用補助ベルトの模式図である。吊革用補助ベルト1は、紐状体であって、吊革用補助ベルト1の両端部に位置し、リング状である一対の上腕挿入部2と、一対の上腕挿入部2の中間に位置する吊革当接部3と、一対の上腕挿入部2それぞれと吊革当接部3の両端それぞれとを結ぶ一対の結束部4とを備えている。
ここで「紐状体」とは、紐、帯、ベルトといった細長く、屈曲可能なものである。後述するように、上腕挿入部2で身体を支えるため、身体に食い込まないように、ある程度の幅を持つものが望ましく、また、体重を支えるために、十分な強度を有する素材が望ましい。
「上腕挿入部」は、紐状体の一端と、紐状体の途中部分を固定する等により形成したリング状の部分であり、吊革用補助ベルト1の両端部に位置する。この一対の上腕挿入部2それぞれに右腕と左腕を上腕部付近まで挿入する。したがって、上腕挿入部2は使用者の上腕の太さより大きなリングである。また、前述したように、体に食い込まないように、ある程度の幅を持つものが望ましく、例えば、幅広のベルト等が良い。
なお、実際の使用に際しては、一対の上腕挿入部2それぞれに両腕の上腕部付近まで挿入する必要はなく、個人それぞれに合った自由な使用方法が可能である。
「吊革当接部」は、一対の上腕挿入部2の中間に位置し、それらを繋ぐ役割を持つ。また、後述するように、吊革に当接する部分でもある。
「結束部」は、一対の上腕挿入部2それぞれと吊革当接部3の両端それぞれとを結ぶ部分である。例えば、紐状体の一端と、紐状体の途中部分を固定する部分であり、縫い込みや結び、接着等をなした部分である。
あるいは、結束部として図2に示すような結束具4aを用いても良い。
図2(a)は、結束具4aを用いた吊革用補助ベルト1aの模式図であり、図2(b)は試作品の写真である。
吊革用補助ベルト1aが、図1で示した吊革用補助ベルト1と異なる点は、結束部として結束具4aを用いている点である。
結束具4aは、紐の長さを調節できるバックルである。例えば、紐状体を通す挿入部と、その挿入部の一旦を中心に回転できる留め具からなり、留め具を開けた状態では、挿入部を通る紐状体の位置を変えることが可能であり、留め具を閉めた状態では、挿入部を通る紐状体と紐状体の端部がしっかりと固定されることにより結束部が形成される。
このような結束具4aを2つ設けることで、一対の上腕挿入部2のそれぞれのリングの大きさを自由に変えることが可能となり、使用者の体格や吊革の高さ等に応じて、吊革用補助ベルト1aを最適な状態で使用することができる。
<使用例>
次に、吊革用補助ベルトの使用例について説明する。ここでは、図1で示した吊革用補助ベルト1について説明するが、図2で示した吊革用補助ベルト1aを使用する場合も、もちろん同様に使用することができる。
図3は使用例を示す模式図であり、使用者の後方から見た図である。
まず、使用者Aは、吊革用補助ベルト1を吊革Bに通し、吊革用補助ベルト1の中央付近が吊革Bに当接するようにする。そして、一対の上腕挿入部2それぞれに右腕と左腕を通す。上腕挿入部2それぞれを両腕の上腕付近まで通した状態が図3である。
乗り物が揺れたり振動したりしても、使用者Aの両腕の上腕付近が一対の上腕挿入部2それぞれに支えられるため、非常に安定して直立姿勢を保つことができる。すなわち、両腕の上腕付近という身体の2点が支持されるため、姿勢を安定に保つことができる。身体の2点が支持された状態は、精神的にも安定感を感じることができるため、ストレス低減の効果も生じる。
また、両手が解放され、自由に動かすことができるため、読書をしたり、スマートフォン等を操作したりするのも容易であり、乗車時間を有意義に過ごすことができる。
さらに、両腕が高い位置に位置するため、満員の乗り物においても痴漢等の不適切な行為を行ったと疑われることが無く、冤罪被害に会わないという効果もある。
なお、使用方法は、図3に示した方法に限るわけではなく、個人の好みやシチュエーションに合った別の使用方法も可能である。
例えば、一対の上腕挿入部2それぞれに右腕と左腕の前腕を通して、軽く体重をあずけても、十分に安定して直立姿勢を保つことができる。
また、一対の上腕挿入部2それぞれに腕を通さずに、右手と左手で軽く握っても良い。
このように様々な使用方法が可能であり、いずれの使用方法においても、吊革を握るよりも、楽に身体を支えることが可能である。
<本考案のまとめ>
人口が都市部に集中する現在においては、通勤時に満員の乗り物に乗車し、長時間立っった状態で目的の駅等まで過ごす人も多い。毎日の通勤が疲労の要因となり、また精神的なストレスにもなる。このような通勤時間をできるだけ快適に過ごし、且つ通勤時間を有意義なものとすることが、本考案の吊革用補助ベルトの目的である。以下において、この吊革用補助ベルトの持つ優れた長所について説明する。
第一に、揺れたり振動したりする乗り物内において、安定して立ち姿勢を保つことができる。これは、安全に乗車できることはもちろん、疲労を低減する効果も大いにある。また、安定した姿勢は精神的なストレスも低減してくれる。
第二に、吊革を握る必要がないため、両手が解放され、読書等を楽に行うことができる。首都圏に住む人の多くは、一日のうちのかなりの時間を通勤電車等で過ごすが、この時間をできるだけ有意義に過ごすことが可能となる。
第三に、最近頻発している痴漢に間違われるという冤罪被害に会わなくなる。両腕が高い位置にあるため、痴漢等の不適切値行為を行うことができないことは一目瞭然であり、満員電車においても、そういったことを気にせずに過ごすことができる。
第四に、吊革の高さが身長に比べて高い位置にある場合でも、本考案を用いれば、快適に立ち姿勢を保つことができる。例えば、電車の戸口付近の吊革は非常に高い位置にあることが珍しくない。身長が低い人にとっては背伸びをしたり、目一杯腕を伸ばしたりしなければ握ることができないが、吊革用補助ベルトを用いれば、自分に合った高さで上腕を支持し、快適に乗車することができる。
第五に、吊革に触らないため、衛生的である。
1、1a 吊革用補助ベルト
2a、2b 上腕挿入部
3a、3b 吊革当接部
4a口結束部
4b 結束具

Claims (2)

  1. 紐状体の吊革用補助ベルトであって、
    当該吊革用補助ベルトの両端部に位置し、リング状である一対の上腕挿入部と、
    当該一対の上腕挿入部の中間に位置する吊革当接部と、
    上記一対の上腕挿入部それぞれと上記吊革当接部の両端それぞれとを結ぶ一対の結束部と、
    を備えた吊革用補助ベルト。
  2. 上記一対の結束部それぞれは、上記一対の上腕挿入部それぞれをリング状に結束するための結束具である
    ことを特徴とする請求項1に記載の吊革用補助ベルト。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3120598A1 (fr) * 2021-03-09 2022-09-16 Alstom Transport Technologies Système d’appui pour un passager debout dans un véhicule et véhicule associé

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