JP3211553U - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鏡の性能を有する照明装置を提供する。【解決手段】照明装置は、第1透明基板120と、第1透明基板に対向して設けられている第2透明基板130と、第1透明基板と第2透明基板の間に位置する全反射層140と、第2透明基板の少なくとも一部領域に形成され、かつ一部が第2透明基板の透光領域に対向して位置する光反射構造150と、第1透明基板または第2透明基板の片側に設けられている光源160と、を含む。【選択図】図1

Description

本考案は照明装置に関し、特に鏡の性能を有する照明装置に関する。
この数年、発光ダイオード(LED)の高出力化、高効率化に伴って、現在はLEDを光源とする照明器具が開発されて、室内または室外で使用され、かつ長い期待耐用年数を有する。前記照明器具は複数のLEDが基板に取り付けられて、所定の明るさを得ている。
しかし、上述の照明器具は、LEDから発する光の指向性が強く、かつグレア(glare)が生じやすい。
本考案の1つの目的は照明装置を提供することである。前記照明装置は、互いに対向する第1表面と第2表面を有する第1透明基板と、前記第1透明基板の第2表面に対向し、かつ互いに対向する第3表面と第4表面を有する第2透明基板と、前記第1透明基板の第2表面の鏡面領域に形成されて、前記第2表面の透光領域に露出されている、前記第1透明基板と前記第2透明基板の間に位置する全反射層と、前記第2透明基板の第4表面の少なくとも一部領域に形成され、かつ一部が前記第2表面の透光領域に対向して位置する光反射構造と、前記第1透明基板または前記第2透明基板の片側に設けられている光源と、を含む。
本考案の他の目的は照明装置を提供することである。前記照明装置は、互いに対向する第1表面と第2表面を有する第1透明基板と、前記第1透明基板の第2表面の鏡面領域に形成されて、前記第2表面の透光領域に露出する全反射層と、前記第1透明基板の第2表面の透光領域に形成される光反射構造と、前記第1透明基板の片側に設けられている光源と、を含む。
本考案の1実施例では、ケースが高伝熱性の金属材料から製造されて、照明装置の放熱効率を向上している。
本考案の1実施例では、照明装置の第2透明基板は全透明または半透明であってもよい。
本考案の1実施例では、照明装置の第1透明基板及び/または第2透明基板は矩形、円形、楕円形、長方形、三角形または不規則形であってもよい。
本考案の1実施例では、照明装置の第1透明基板及び/または第2透明基板の材料は、例えば、ガラス、シリコン含有材、光硬化型樹脂、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)またはポリカーボネート(PC)である。
本考案の1実施例では、第1透明基板の材料は、強化ガラスであり、基板の強度と耐久性を向上している。
本考案の1実施例では、第2透明基板の材料に、透明または白色顔料を使用した光拡散材を混合することができる。
本考案の1実施例では、ケースに露出される発光面は、例えば、矩形、円形、楕円形、長方形、三角形または不規則形のいずれであってもよい。
本考案の1実施例では、第2透明基板の側入光面は透明基板の少なくとも片側に形成され、かつ光源の位置に対応して、光源から発する光線を透明基板に透過させるため、前記側入光面はV形構造(V−Cut)、S形波打った構造を有しまたは表面が粗面化処理されて、光線の入射効率と光結合効率を向上させている。
本考案の1実施例では、光反射構造は反射網点または微細構造であってもよい。
本考案の1実施例では、光反射構造は透明基板の反射面に配列されており、光反射構造は連続的または非連続的に反射面の全領域または一部領域に配列されている。
本考案の1実施例では、光反射構造の横切断面の形状は、三角形、矩形、台形または半円形であってもよい。
本考案の1実施例では、光反射構造は、複数の柱状、円錐状、ピラミッド状または半球状であってもよい。
本考案の1実施例では、光反射構造は少なくとも幅対深さ比(width−depth ratio)を有し、光反射構造の幅は約500ミクロン(μm)〜1500μm、その深さは約50μm〜150μmである。
本考案の1実施例では、照明装置の各光反射構造の幅対深さ比は10以上である。
本考案の1実施例では、照明装置の各光反射構造の幅対深さ比は約10〜30である。
本考案の1実施例では、照明装置の各光反射構造の幅対深さ比は約13〜27である。
本考案の1実施例では、第2表面の鏡面領域及び/または透光領域は予め設計されたパターン形状を有し、前記予め設計されたパターン形状は、予め設計された図形パターン、文字パターン、芸術的パターンまたは他のパターンであってもよい。そのため、鏡面領域は予め設計されたパターン形状の鏡面効果を有し、または、透光領域は予め設計された発光パターンを有することができる。
本考案の1実施例では、透光領域は鏡面領域の周囲に形成されて、鏡面効果に対する影響を減少させている。
本考案の1実施例では、全反射層は保護層を含むことにより、全反射層の反射率材料を覆って保護する。そのうち、保護層は第2透明基板の第3表面に対面して、第2表面の透光領域に露出している。
本考案の1実施例では、照明装置の光源は冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp、CCFL)、熱陰極蛍光管(Hot Cathode Fluorescent Lamp、HCFL)、発光ダイオード(Light−Emitting Diode、LED)、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)、平面蛍光ランプ(Flat Fluorescent Lamp、FFL)、エレクトロルミネッセンス(Electro−Luminescence、EL)、ライトバー(LightBar)、無極電球、レーザーダイオード(LD)、または上述のいずれかの組み合せであってもよい。
本考案の1実施例では、光反射構造は第1透明基板の第2表面の透光領域に形成されており、光源は第1透明基板の少なくとも片側に位置して、第1透明基板内に光線を発している。そのため、本実施例で、照明を供給するとき、光源から発する光線は第1透明基板内に進入して、第1透明基板の内部で伝達する。透光領域の構造を通じて、光線の全反射の伝達を破壊することで、第1透明基板の内部の光線が第1表面の外部に反射されて、照明装置の外部へ発することができる。
本考案の1実施例では、ケースは第2透明基板の第4表面の少なくとも一部を露出し、かつ光反射構造は第2透明基板の第3表面の一部領域と第4表面の一部領域に同時に形成することができる。
本考案の1実施例では、第3表面の光反射構造は鏡面領域に対向して位置し、第4表面の光反射構造は透光領域に対向して位置する。光源は第2透明基板の少なくとも片側に位置して、光線を第2透明基板内に発する。そのため、光源が発光するとき、第2透明基板の内部の光線において、一部の光線は第4表面の光反射構造の反射を通じて第1透明基板を透過し、他の一部の光線は第3表面の光反射構造の反射を通じて第4表面を透過して外部へ発光するため、両面が発光する効果を達成することができる。
本考案の1実施例では、第3表面の光反射構造の配列または設置は、他の予め設計されたパターン形状を有することができ、該予め設計されたパターン形状は予め設計された図形パターン、文字パターン、芸術的パターンまたは他のパターンであってもよい。そのため、第4表面には予め設計された発光パターンを形成することができる。
上述したように、本考案の照明装置は、鏡の性能と発光の性能を同時に有して、鏡と照明灯具として同時に利用することができる。
図1は、本考案の1実施例における照明装置を示す図である。 図2Aは、本考案の1実施例における鏡面領域と透光領域を示す図である。 図2Bは、本考案の1実施例における鏡面領域と透光領域を示す図である。 図3は、本考案の1実施例における照明装置を示す図である。 図4は、本考案の1実施例における照明装置を示す図である。
本考案の上述と他の目的、特徴、利点を更に詳しく分かりやすくさせるために、下記では好ましい実施例と図面を用いて、詳細に説明する。更に、本考案で用いる用語、例えば、上、下、頂部、底部、前、後、左、右、側面、周囲、中央、水平、横方向、垂直、縦方向、軸方向、径方向、最上層または最下層等は、図面を参考するためのものである。そのため、使用される用語は本考案を説明と理解させるためのものであり、本考案を制限するものではない。
本質上で、図面と明細書に記載されたものは本考案を説明するためであり、本考案を制限するものではない。図面において、構造の類似するユニットは同じ符号を用いて説明する。更に、本考案を理解、更に詳細に説明するために、図面に示される各部材のサイズと厚さは任意で示し、本考案を制限するのもではない。
図面において、更に明確にさせるため、層、膜、パネル、領域などにおける厚さを拡大している。図面では、本考案を理解、更に詳細に説明するため、一部の層と領域の厚さを拡大している。ここで、理解すべきことは、例えば層、膜、領域または基底の部材は他の部材"上"に"位置"する時、前記部材は直接前記他の部材上に位置し、または介在部材が存在されることも可能である。
具体的実施方式において、図面を用いて本考案の実施例を更に詳しく説明し、図面では本考案の実施例が示されている。しかし、本考案は多くの異なる形式により示されているが、本考案の実施例に制限されない。これに反して、前記実施例により本考案で公開された技術手段を更に簡単で徹底的に理解して、当業者に本考案の技術範囲を伝達することができる。同じ符号は各箇所で同じ部材を示している。
本考案の用語における第1、第2等で各種部材を記述するが、これらの部材は前記用語により制限されないことを理解すべきである。これらの用語は部材と他の部材を区別するためである。例えば、本考案の技術的範囲から離れない状態で、第1部材は第2部材として称することが可能で、同じく、第2部材も第1部材として称されることができる。本考案で使用される、用語"及び/または"は1つ以上の関連する項目の任意の組合せと全ての組合せを含んでいる。
ここで理解すべきことは、モジュール(例えば、層、領域またはは基底)は他のモジュール上で、または他のモジュール上に延伸されることは、直接他のモジュール上で、または他のモジュール上に直接延伸され、または介在するモジュールが存在することができる。これに反して、部材が、直接他のモジュール上で、または他のモジュール上に直接延伸されることは、介在するモジュールが存在しないことを示す。更に、部材が、他の部材上に"連結"または"接続"されることは、他の部材上に直接連結または接続され、または介在するモジュールが存在可能と理解することができる。これに反して、部材が、他の部材上に"直接連結"または"直接接続"されることは、介在する部材の連結が存在しないと理解すべきである。
本考案に用いる用語は、具体的実施例を記述するためであり、本考案を制限するものではない。本考案に用いる、単数形式"1つ"、"1種"、"これ"は複数形式を含むが、上下文が他の記述によりはっきりと指摘された場合はこの限りではない。ここで理解すべきことは、本考案に用いる用語"含む"、"包含"、"有する"及び/または"設けられている"を使用する時、記述する特徴、全体、手順、操作、部材、及び/または構造部品の存在を指定するが、1つまたは複数の他の特徴、全体、手順、操作、部材、構造部品、及び/またはそれらの組合せの存在または付加は除かない。
特に限定しない限り、本考案で用いる全ての用語(技術用語と科学用語を含む)は、全て本考案の当業者における一般の技術員が通常理解できる意味と同じ意味である。更に理解すべきことは、本考案で用いる用語は、明細書の上下文と関連領域での意味が一致し、明細書で明確に提言された場合を除く、理想化または過度形式の意味として解釈してはいけない。
他に明確に指摘されていない限り、比較的用語(例えば、"比較的少ない"と"比較的大きい")は包含するものが同じである概念を示す。例えば、"比較的少ない"用語は、数学での意味"比較的少ない"を示し、更に"少ないまたは同等"の意味も示す。
図1は本考案の1実施例の照明装置を示している。本考案の照明装置は鏡の性能と発光の性能を同時に有して、同時に鏡と照明灯具として作用する。
本考案の照明装置は室内用または戸外の環境に設けられて、室内または戸外の照明に用いられる。更に詳しく説明すると、本考案の照明装置は建築物の支持面、例えば、室内の天井(例えば、天井板材)、床板、壁またはガラス基板、または戸外建築物の外壁またはガラスカーテンに実装または取付けられてもよい。
図1に示すように、本実施例の照明装置100は、ケース110、第1透明基板120、第2透明基板130、全反射層140、光反射構造150、少なくとも1つの光源160を含む。第1透明基板120、第2透明基板130と光源160はケース110内に架設されている。全反射層140は第1透明基板120と第2透明基板130の間に形成されて、鏡面の効果を果たしている。光反射構造150は第2透明基板130の表面に形成されて、光源160から発光される光線の反射に用いられる。光源160は第1透明基板120または第2透明基板130の少なくとも片側に位置して、第1透明基板120または第2透明基板130内に発光する。
図1に示すように、照明装置のケース110は光不透過性材料からなり、例えば、金属材料、可塑化材料または前記材料の組み合せである。ケース110は高伝熱性の金属材料から製造されて、照明装置の放熱効率を高くする。ケース110は開口111と少なくとも1つの収容室112を有し、開口111は室内または屋外に向かって、第1透明基板120の第1表面121の露出に用いられ、収容室112は開口111の少なくとも片側に位置し、かつ開口111に連通して、光源160の収容に用いられている。
図1に示すように、本実施例の照明装置100の第2透明基板130は全透明または半透明であってもよい。第1透明基板120と第2透明基板130は平板形構造に製造され、かつ第1透明基板120および/または第2透明基板130は、例えば、矩形、円形、楕円形、長方形、三角形または不規則形の任意形状の平板である。第1透明基板120および/または第2透明基板130の材料は、例えば、ガラス、シリコン含有材、光硬化型樹脂、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)またはポリカーボネート(PC)である。照明装置100は戸外の照明に用いられるとき、該第1透明基板120は強化ガラスであって、基板の強度と耐久度を向上させている。第2透明基板130材料内には透明または白色顔料が使用されている光拡散材が混合されている。第1透明基板120は互いに対向する第1表面121と第2表面122を有し、第2透明基板130は互いに対向する第3表面131と第4表面132を有し、第1透明基板120の第2表面122は第2透明基板130の第3表面131に対向している。第1表面121は照明装置100の真正面に位置し、かつ使用者と対面している。そのうち、ケース110に露出される第1表面121は、例えば、矩形、円形、楕円形、長方形、三角形または不規則形の任意形状であってもよい。
図1に示すように、第2透明基板130は第2透明基板130の少なくとも片側に形成される側入光面133を有し、該側入光面133は光源160に対応する箇所に位置して、光源160から発する光線を第2透明基板130内に進入させている。1実施例では、前記側入光面133は、例えば、V形構造(V−Cut)、S形波打った構造を有しまたは表面の粗面化処理(図に示せず)されて、光線の入射効率と光結合効率を向上させている。本実施例で、前記側入光面133は平面であり、実際は、第3表面131または第4表面132に垂直になる。
図1および図2に示すように、図2は本考案の1実施例の鏡面領域と透光領域を示す図である。本実施例の全反射層140は第1透明基板120と第2透明基板130の間に位置し、映像の反射に用いられて、鏡面の効果を果たしている。そのうち、全反射層140は第1透明基板120の第2表面122の鏡面領域122aに形成されて、第2表面122の透光領域122bに露出する。第2表面122の透光領域122bは光線の透過が可能であるため、透光領域122bで、光線は第1透明基板120を透して、発光効果を果たしている。そのうち、第2表面122の鏡面領域122aおよび/または透光領域122bは任意形状であってもよい。1実施例では、鏡面領域122aおよび/または透光領域122bは予め設計されたパターン形状を有し、該予め設計されたパターン形状は予め設計された図形パターン、文字パターン、芸術的パターンまたは他のパターンであってもよい。そのため、鏡面領域122aは予め設計されたパターン形状の鏡面効果を有し、または、透光領域122bは予め設計された発光パターンを有してもよい。
図2に示すように、透光領域122bは第2表面122の任意箇所に位置し、1実施例では、透光領域122bは鏡面領域122aの周囲に位置して、鏡面効果に対する影響を減少させている。
全反射層140は高反射率を有する材料により塗布して形成されており、高反射率を有する材料は、例えば、銀、アルミニウム、金、クロム、銅、インジウム、イリジウム、ニッケル、白金、レニウム、ロジウム、スズ、タンタル、タングステン、マンガン、または上述した任意の合金である。全反射層140は保護層141を含むことで、全反射層140の反射率を有する材料の被覆と保護に用いられる。そのうち、保護層141は第2透明基板130の第3表面131に対面し、かつ第2表面122の透光領域122bに露出する。
図1に示すように、光反射構造150は第2透明基板130の第4表面132の全領域または一部領域に形成され、かつ少なくとも一部の光反射構造150は前記第2表面122の透光領域122bに対向して位置することにより、第2透明基板130内部の光線の反射に用いられ、光線は第2表面122の透光領域122bを通じて照明装置100の外部に発することができる。
図2に示すように、光反射構造150は反射網点または微細構造であってもよい。1実施例では、光反射構造150は複数の微細構造になって、第2透明基板130の第4表面132に配列し、光反射構造150も連続的または不連続的に第4表面132の全領域または一部領域に配列する。光反射構造150の横断面形状は三角形、矩形、台形または半円形である。または、光反射構造150は複数の柱状、円錐状、ピラミッド状または半球状である。更に、光反射構造150の底面は多角形、円形、不規則形または任意形状である。そのうち、光反射構造150は少なくとも1つの幅対深さ比(width−depth ratio、W/D)を有する。光反射構造150の幅対深さ比は光反射構造150の幅と深さの比率(W/D)を示している。前記幅は光反射構造150が第2表面122で形成した凹部の開口された幅であり、深さは光反射構造150が第2表面122で形成した凹部の深さである。本実施例では、光反射構造150の幅は約500ミクロン(μm)〜1500μmであり、その深さは約50μm〜150μmである。
1実施例では、光反射構造150の幅対深さ比(W/D)により、照明装置100の明るさ分布を調整することができる。実際、各光反射構造150の間の幅対深さ比は微細な差を有し、本実施例の照明装置100の各光反射構造150の幅対深さ比は所定の幅対深さ比の範囲内に存在し、例えば10以上で、照明装置100から発する光線の明るさ分布が期待された照明要件を満たしている。1実施例では、光反射構造150の幅対深さ比は約10〜30であり、照明装置100の明るさ分布を調整する。1実施例では、光反射構造150の幅対深さ比は約13〜27で、照明装置100の明るさ分布を調整する。
図1に示すように、照明装置の光源160はケース110の収容室112内に設けられ、かつ第2透明基板130の側入光面133と直面になって、光線を側入光面133から透通させる。光源160は、例えば、冷陰極蛍光ランプ(Cold Cathode Fluorescent Lamp、CCFL)、熱陰極蛍光管(Hot Cathode Fluorescent Lamp、HCFL)、発光ダイオード(Light−Emitting Diode、LED)、有機発光ダイオード(Organic Light Emitting Diode、OLED)、平面蛍光ランプ(Flat Fluorescent Lamp、FFL)、エレクトロルミネッセンス(Electro−Luminescence、EL)、ライトバー(Light Bar)、無極電球、レーザーダイオード(LD)または上述のいずれかの組み合せである。
1実施例では、光源160はLED発光ライトバーであって、LEDセル(図示せず)と基板(図示せず)を含み、LEDセルは表面実装型のLEDパッキング体である。前記LEDパッキング体は複数で、かつ基板の長手方向に沿って直線状に配列されている。LEDパッキング体はほぼセラミックまたは合成樹脂で形成されたキャビティー内部に配列されたLEDチップ、前記LEDチップを密閉するエポキシ化合物系樹脂またはシリコーンケトン(silicone)樹脂などの鋳型用の光透過性樹脂から構成されている。LEDチップは青色光を出射するLEDチップであってもよい。光透過性樹脂には蛍光体が混合されており、白色光を出射するため、青色光と色補正関係を有する黄色系の光を発する黄色蛍光体を使用している。
図1に示すように、照明装置100はアダプタ(図示せず)と点灯装置(図示せず)を更に含み、点灯装置はボックス状のケース内に収容される回路基板と前記基板に設けられる回路部品とを含み、点灯装置はアダプタを通じて商用交流電源と接続し、更に前記交流電源により直流電流を出力することができる。そのため、点灯装置は光源160と電気接続し、前記直流電流を光源160に出力して、光源160に対して点灯制御を行っている。前記点灯装置はケース110の外部または内部(例えば、収容室112内)に位置しまたは設けることができる。
図1に示すように、照明装置100が照明するとき、光源160の発する光線は側入光面133により第2透明基板130内に進入して、第2透明基板130の内部で伝達する。第4表面132の光反射構造150は光線の全反射の伝達を破壊することにより、第2透明基板130の内部の光線が第3表面131の外部に反射し、更に第1透明基板120を透過して照明装置100の外部に発することができる。そのため、使用者は照明装置100の鏡面(鏡面領域122a)を使用するとき、同時に光源160を開いて発光させ、更に透光領域122bから発する光線を補助照明とするため、鏡の性能と照明の性能を同時に有することができる。
図3は、本考案の1実施例の照明装置を示す図である。1実施例では、照明装置100で第2透明基板130を省略することができる。本実施例では、光反射構造250は第1透明基板120の第2表面122の透光領域122bに形成されてもよく、光源160は第1透明基板120の少なくとも片側に位置して、第1透明基板120内に光線を発する。そのため、本実施例では、照明を提供するとき、光源160から発する光線は第1透明基板120内に進入して、第1透明基板120の内部で伝達する。透光領域122bの光反射構造250により光線の全反射の伝達を破壊することにより、第1透明基板120の内部の光線が第1表面121の外部に反射されて、照明装置100の外部に発することができる。そのため、使用者が照明装置100の鏡面(鏡面領域122a)を使用するとき、同時に光源160を開いて発光させることで、透光領域122bから発する光線を用いて補助照明とし、鏡の性能と照明の性能を同時に有することができる。
図4は、本考案の1実施例の照明装置を示す図である。1実施例では、ケース310は第2透明基板130の第4表面132の少なくとも一部を露出し、光反射構造350は同時に第2透明基板130の第3表面131の一部領域と第4表面132の一部領域に形成することができる。例えば、第3表面131の光反射構造350は鏡面領域122aに対向して位置し、第4表面132の光反射構造350は透光領域122bに対向して位置する。光源160は第2透明基板130の少なくとも片側に位置して、第2透明基板130の内部に光線を発する。そのため、光源160が発光するとき、第2透明基板130の内部の光線において、一部の光線は第4表面132の光反射構造350の反射により第1透明基板120を透過し、他の一部の光線は第3表面131の光反射構造350の反射により第4表面132を透過して外部へ発するため、両面発光の効果を果たすことができる。
1実施例では、第3表面131の光反射構造350の配列または設置は他の予め設計されたパターン形状を有し、前記他の予め設計されたパターン形状は予め設計された図形パターン、文字パターン、芸術的パターンまたは他のパターンであってもよい。そのため、第4表面132には予め設計された発光パターンを形成することができる。
以上のことより、本考案の照明装置は鏡の性能と照明の性能を同時に有することがわかる。
これらの実施例におけるいろんな様態は当業者が、その領域の技術を他の当業者に伝達する時に使用される用語を用いて本考案に記述する。当業者が理解すべきことは、本考案の実施例はいくつかの記述された様態のみを用いて実施することができる。説明するめに開示された、特定の数、材料と配置は、本考案の実施例を完全に理解させる目的である。しかし、当業者が理解すべきことは、本考案の実施例は特定の内容がない状態でも実施することができる。他の例で、従来の特徴は省略または簡素化することで、好ましい実施例を妨げないようにしている。
"いくつかの実施例で"と"いろんな実施例で"などの用語は繰返して使用される。前記用語は同じ実施例を示していないが、同じ実施例を示すこともできる。"含む"、"有する"と"含有"などの用語は同義語で、前後文で他の意味を示す場合はこの限りではない。
本考案は好ましい実施例を掲示しているが、これに制限されず、本考案における技術手段に習熟している技術者は、本考案の精神と範囲内から離れない状態で、いろんな変動と修飾を行うことができるため、本考案の保護範囲に属する実用新案登録請求の範囲を基準にする。
100 照明装置
110 ケース
111 開口
112 収容室
120 第1透明基板
121 第1表面
122 第2表面
122a 鏡面領域
122b 透光領域
130 第2透明基板
131 第3表面
132 第4表面
133 側入光面
140 全反射層
141 保護層
150 光反射構造
160 光源
250 光反射構造
310 ケース
350 光反射構造

Claims (9)

  1. 照明装置であって、
    互いに対向する第1表面と第2表面を有する第1透明基板と、
    前記第1透明基板の第2表面に対向し、かつ互いに対向する第3表面と第4表面を有する第2透明基板と、
    前記第1透明基板の前記第2表面の鏡面領域に形成され、更に前記第2表面の透光領域に露出し、かつ前記第1透明基板と前記第2透明基板の間に位置する全反射層と、
    前記第2透明基板の前記第4表面の少なくとも一部領域に形成され、かつ少なくとも一部が前記第2表面の透光領域に対向して位置する光反射構造と、
    前記第1透明基板または前記第2透明基板の片側に設けられている光源と、
    ケースと、を含み、
    前記第1透明基板、前記第2透明基板と前記光源は前記ケース内に設けられており、前記ケースは前記第2透明基板の前記第4表面の少なくとも一部を露出し、かつ前記光反射構造は前記第2透明基板の第3表面の一部領域及び前記第4表面の一部領域に形成されており、
    前記第3表面に位置する前記光反射構造は前記鏡面領域に対向して位置しており、前記第4表面に位置する前記光反射構造は前記透光領域に対向して位置しており、前記光源は前記第2透明基板の少なくとも片側に位置する、照明装置。
  2. 前記透光領域は前記鏡面領域の周囲に形成されている、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記全反射層は保護層を含むことにより、前記全反射層の反射率材料を覆って保護する、請求項1に記載の照明装置。
  4. 前記鏡面領域および/または前記透光領域は予め設計されたパターン形状を有することにより、前記鏡面領域は前記予め設計されたパターン形状の鏡面を有する、請求項1に記載の照明装置。
  5. 前記光反射構造は複数の微細構造である、請求項1に記載の照明装置。
  6. 前記複数の微細構造が複数の柱状、複数の円錐状、複数のピラミッド状または複数の半球状である、請求項5に記載の照明装置。
  7. 前記複数の微細構造の幅対深さ比は10以上である、請求項5に記載の照明装置。
  8. 照明装置であって、
    互いに対向する第1表面と第2表面を有する第1透明基板と、
    前記第1透明基板の前記第2表面の鏡面領域に形成され、かつ前記第2表面の透光領域に露出する全反射層と、
    前記第1透明基板の第2表面の透光領域に形成される光反射構造と、
    前記第1透明基板の片側に設けられている光源と、を含み、
    前記光反射構造は複数の微細構造であり、各該微細構造の幅は、500μm〜1500μm、各該微細構造の深さは50μm〜150μmである、照明装置。
  9. 照明装置であって、
    互いに対向する第1表面と第2表面を有する第1透明基板と、
    前記第1透明基板の第2表面に対向し、かつ互いに対向する第3表面と第4表面を有する第2透明基板と、
    前記第1透明基板の前記第2表面の鏡面領域に形成され、更に前記第2表面の透光領域に露出し、かつ前記第1透明基板と前記第2透明基板の間に位置する全反射層と、
    前記第2透明基板の前記第4表面の少なくとも一部領域に形成され、かつ少なくとも一部が前記第2表面の透光領域に対向して位置する光反射構造と、
    前記第1透明基板または前記第2透明基板の片側に設けられている光源と、
    ケースと、を含み、
    前記第1透明基板、前記第2透明基板と前記光源は前記ケース内に設けられており、前記ケースは前記第2透明基板の前記第4表面の少なくとも一部を露出し、前記光源が発光するとき、一部の光線は露出された前記第4表面を透過する、照明装置。
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