JP3210785U - 浮力補助胴衣 - Google Patents

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Abstract

【課題】浮力を確保できかつ遊泳移動な可能な浮力補助胴衣を提供する。【解決手段】本考案の浮力補助胴衣1は、外部材(2a,3a)と外部材(2a,3a)内に収納された気室部材(2b,3b)とを備え、前記気室部材(2b,3b)内に供給された気体により膨張展開した際の気室部材(2b,3b)の形状が外部材(2a,3a)によって規定される。【選択図】図1

Description

本考案は、遊泳する際に溺れないように浮力を補助的に追加する装具に関したものである。より詳しくは、一般に使用される救命胴衣とは異なり、浮力を与えても遊泳を可能とするため上半身の可動性を阻害しない浮力補助胴衣に関するものである。
従来、人が海や河川などに落水や着水や入水した場合に、自動または手動で気体を供給して気室を膨張展開させて浮力を確保する膨張式救命胴衣がある(例えば、特許文献1)。
特開2005−343392号公報
一般に救命胴衣は、救命、水上に浮いて救助を待つことが、最大の目的であり、十分な浮力を得るために気室がカバー部材から飛び出し気室の容積が大きくなように設計されている。そのため、気室を膨張展開した後は救命胴衣の着用者の上半身の動きが阻害されてしまい、救命胴衣の着用者が遊泳移動する場合には非常に困難であった。
そこで、本考案は、上記課題に鑑みなされ、浮力を確保できかつ遊泳移動な可能な浮力補助胴衣を提供することを目的とする。
本考案の浮力補助胴衣は上記問題を解決するために、下記の構成を有する。
(1)外部材と当該外部材内に収納された気室部材とを備えた浮力補助胴衣であって、前記気室部材内部に供給された気体により膨張展開した際の当該気室部材の形状が前記外部材によって規定されることを特徴とする浮力補助胴衣。
(2)前記外部材と前記気室部材とは分離可能に設けられていることを特徴とする(1)に記載の浮力補助胴衣。
(3)当該浮力補助胴衣は、着用者の襟および肩を覆うための襟肩部と着用者の胸を覆うための胸部とから成り、前記外部材は、襟肩部用外部材と胸部用外部材とから成り、前記襟肩部用外部材と前記胸部用外部材とは、それぞれスライド式ファスナーによって開閉可能な袋状に成形されていることを特徴とする(2)に記載の浮力補助胴衣。
(4)前記気室部材は、襟肩部用気室部材と胸部用気室部材とから成り前記襟肩部用外部材内に前記襟肩部用気室部材が収納され、前記胸部用外部材内に前記胸部用気室部材が収納され、前記襟肩部用気室部材と前記胸部用気室部材とは、それぞれ個別に膨張展開するよう独立して設けられていることを特徴とする(3)に記載の浮力補助胴衣。
(5)前記襟肩部用外部材と前記胸部用外部材とを切り離し可能に連結する連結部材を1つ以上備えていることを特徴とする(3)または(4)に記載の浮力補助胴衣。
(6)前記襟肩部用外部材は逆U字形を有することを特徴とする(3)から(5)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(7)前記襟肩部用気室部材の膨張展開時の前記襟肩部の浮力は、10N以上30N以下であることを特徴とする(3)から(6)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(8)前記襟肩部用気室部材内に呼気を供給する送気管を備えたことを特徴とする(3)から(7)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(9)前記胸部用外部材は枕形を有することを特徴とする(3)から(8)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(10)展開膨張前の前記胸部用気室部材は3つ折りに畳まれて前記胸部の外部材内に収納されることを特徴とする(3)から(9)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(11)前記胸部用気室部材の膨張展開時の前記胸部部の浮力は、60N以上100N以下であることを特徴とする(3)から(10)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(12)前記胸部用気室部材内に呼気を供給する送気管を備えた、および/又は、前記胸部用気室部材内に気体を供給するボンベを取り外し可能に備えた、ことを特徴とする(3)から(11)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
本考案の浮力補助胴衣は、気室の膨張展開時の形状が外部材によって規定される。よって、気室部材が外部材からはみ出ない。そのため、本考案の浮力補助胴衣は、着用者の動作を邪魔することが無く、着用者の浮力を確保できかつ着用者の遊泳移動を可能とるすことができる。本考案の浮力補助胴衣は、着用者が、例えば、島や半島先端などで港や桟橋など船着き場がなく陸上から船舶での接近が困難な場所に、身体に種々の装備を着装したまま泳いで上陸する場合であっても、沈み溺れないために最低限必要な浮力を与えることができる。
本実施形態の浮力補助胴衣の正面図であり、(a)は、浮力補助胴衣の表面を示し、(b)は、浮力補助胴衣1の裏面を示している。 襟肩部と胸部とが離された状態の上記浮力補助胴衣の表面を示す正面図である。 襟肩部と胸部とが離された状態の上記浮力補助胴衣の裏面を示す正面図である。 上記浮力胴衣の襟肩部用気室部材の表面の正面図である。 上記胸部用気室部材の正面図であり、(a)は、胸部用気室部材の表面を示し、(b)は、胸部用気室部材の裏面を示している。
以下に、本考案の実施形態の浮力補助胴衣の一実施形態について図1〜図5を参照して詳細に説明する。
図1(a)および(b)は、本実施形態の浮力補助胴衣1の正面図である。浮力補助胴衣1は、着用者が海や河川などに落水や着水や入水した場合に、後述する気室部材内に気体を供給して膨張展開させて浮力を確保して、遊泳するための器具である。図1(a)は、浮力補助胴衣1の表面を示しており、これは着用者の外側にくる面である。また、図1(b)は、浮力補助胴衣1の裏面を示しており、これは着用者の内側にくる面である。なお、膨張展開とは内部に気体を供給して膨張させて押し広げた状態を指す。
図1に示すように、浮力補助胴衣1は、着用者の襟および肩を覆うための襟肩部2と着用者の胸を覆うための胸部3とから構成される。
襟肩部2と胸部3とは表面に備えられたバックル(連結部材)4によって切り離し可能に連結されている。本実施形態では、バックル4が2つ設けられている図を用いて説明するが、バックル4は1以上設けられていればよい。バックル4を設けることにより、着用者が浮力補助胴衣1を装着しやすくなる。図1は、2つのバックルによって、襟肩部2と胸部3とが連結した状態を示している。図2および3は、2つのバックル4が外されて。襟肩部2と胸部3とが離された状態の浮力補助胴衣1の表面および裏面を示す正面図である。なお、襟肩部2と胸部3とが一体型になっていてもよい。バックル4は公知のものを利用できる。
また、襟肩部2と胸部3とは裏面に装着された固定用ベルト5によっても接続されている。固定用ベルト5は、浮力補助胴衣1を装着者に固定するための部材である。着用者のサイズに合わせて固定用ベルト5が伸縮するように構成されている。固定ベルト5で固定することにより、着用者が水中に落下した場合や遊泳する場合など大きな動きがあっても浮力補助胴衣1が着用者から脱げてしまうことを防止することができる。固定用ベルト5は、強度があり、軽量で、耐候性を有する合成樹脂素材等からなる帯状物によって構成されており、材料の種類や製造方法は限定されないが撥水加工されているものが好ましい。
襟肩部2は、襟肩部用外部材2aと襟肩部用外部材2a内に収納された襟肩部用気室部材2bとを備える。また、胸部3は、胸部用外部材3aと胸部用外部材3a内に収納された胸部用気室部材3bとを備える。襟肩部用外部材2aと胸部用外部材3aとが浮力補助胴衣1の外袋である外部材を成す。また、襟肩部用気室部材2bと胸部用気室部材3bとがの浮力補助胴衣1の内袋である気室部材を成す。襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3bは、後述のように内部に気体が供給されることで膨張展開し、浮力を発生させる。
浮力補助胴衣1では、襟肩部用外部材2aと襟肩部用気室部材2bとは分離可能に設けられている。同様に、胸部用外部材3aと胸部用気室部材3bとは分離可能に設けられている。このように外部材(襟肩部用外部材2aおよび胸部用外部材3a)と気室部材(襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3b)とが分離可能に設けられていることで、外部材および気室部材のうちの一方が破損したり汚れたり不具合があったりした場合でも、その一方だけを交換することができる。
襟肩部用外部材2aは逆U字形を有しており、着用者の襟肩に沿うような形状となっている。また襟肩部用外部材2aは、内部に襟肩部用気室部材2b全体を収容できるように袋状に形成されている。襟肩部用外部材2aが開閉自在に形成されていると、襟肩部用気室部材2bを取り出しやすく、例えば上記した交換時にも容易に対応できる。この開閉は、例えばスライド式ファスナーによって行える様に、襟肩部用外部材2aにスライド式ファスナーが設けられていてもよい。
胸部用外部材3aは枕形を有しており、着用者の胸を覆う形状となっている。また、内部に胸部用気室部材3bを収容できるように袋状に形成されている。開閉可能に形成されていると、胸部用気室部材3bを取り出しやすく、例えば上記した交換時にも容易に対応できる。この開閉は、例えばスライド式ファスナーによって行うように、胸部用外部材3aにスライド式ファスナーが設けられていてもよい。
襟肩部用外部材2aおよび胸部用外部材3aは、強度があり、軽量で、耐候性を有する合成樹脂素材等からなる布状物によって構成されるのが好ましいが、材料の種類や製造方法は限定されない。また、外表面(水に触れる面)が撥水加工されているものが好ましい。襟肩部用外部材2aおよび胸部用外部材3aの好適な材料としては、例えば、ポリエステル繊維製帆布、ナイロン繊維製帆布が挙げられる。しかし、これらに限定されない。
浮力補助胴衣1の着用時は、着用者の首に襟肩部2の逆U字に湾曲した部分を引っ掛けて、胸部3が胸にくるように着用し、固定ベルト5で胴周りを固定する。浮力補助胴衣1の着用時は、襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3bは、通常、膨張展開していない。
図4は、襟肩部用気室部材2bの表面の正面図である。図5(a)および(b)は、胸部用気室部材3bの表面および裏面の正面図である。
襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3bは袋状に形成されており、内部に気体が供給されると膨張展開する。襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3bは、強度があり、軽量で、耐候性を有する合成樹脂素材等からなる布状物によって構成されるのが好ましいが、材料の種類や製造方法は限定されない。襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3bの材料としては、少なくとも片面に熱融着性樹脂が一様にコーティングされたポリエステル、ナイロン、ビニロン等の耐突き刺し強度が高い、合成繊維製織物が好ましい。しかし、これらに限定されない。
襟肩部2では、内部に供給された気体により膨張展開した際の襟肩部用気室部材2bの形状は、襟肩部用外部材2aによって規定される。言い換えれば、襟肩部用気室部材2bは、膨張展開時、袋襟肩部用外部材2aの内側に押さえつけられている。または、襟肩部用気室部材2bは、膨張展開時も袋状の襟肩部用外部材2a内に収納されている、あるいは取り囲まれている、と言うこともできる。また、胸部3では、内部に供給された気体により膨張展開した際の胸部用気室部材3bの形状は、胸部用外部材3aによって規定される。言い換えれば、胸部用気室部材3bは、膨張展開時、胸肩部用外部材3aの内側に押さえつけられている。または、胸部用気室部材3bは、膨張展開時も袋状の胸部用外部材3a内に収納されている、あるいは取り囲まれている、と言うこともできる。
このように浮力補助胴衣1では、気室部材(襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3b)の膨張展開時の形状が、外部材(襟肩部用外部材2aおよび胸部用外部材3a)に規定されるため、気室部材が外部材からはみ出ない。よって、浮力補助胴衣1は、着用者の動作を邪魔することが無く、着用者の浮力を確保できかつ着用者の遊泳移動を可能とるすことができる。浮力補助胴衣1は、着用者が、例えば、島や半島先端などで港や桟橋など船着き場がなく陸上から船舶での接近が困難な場所に、身体に種々の装備を着装したまま泳いで上陸する場合に、沈み溺れないために最低限必要な浮力を与えることができる。
また、浮力補助胴衣1は、気室部材が非膨張時も膨張展開時も外部材内に収納されているため、浮力補助胴衣1は、常に気室部材を外部要因による破損から防ぐことができる。よって、着用者の安全が確保できる。また、襟肩部用気室部材2bと胸部用気室部材3bとは、それぞれ個別に膨張展開するよう独立して設けられている。そのため、襟肩部用気室部材2bおよび胸部用気室部材3bのうちの一方から気体が漏れた場合でも、他方で浮力を確保できるため、着用者の安全が確保できる。
ここで、襟肩部用気室部材2bの膨張展開時の襟肩部2の浮力は、10N以上30N以下が好ましい。また、胸部用気室部材3bの膨張展開時の胸部部3の浮力は、60N以上100N以下であるのが好ましい。これらの範囲であると、着用者が重量物を携えていても溺れることのない適切な浮力を提供できる。そのため、襟肩部用気室部材2bの容積および胸部用気室部材3bの容積は、襟肩部用気室部材2bの容積および胸部用気室部材3bの浮力が所望の範囲になるように設計される。
図4に示すように、襟肩部用気室部材2bには送気管6が装着されている。送気管6は、襟肩部用気室部材2b内に呼気を供給する管である。着用者は、送気管6から息を吹き込み襟肩部用気室部材2bを膨張展開させることができる。
また、図5に示すように、胸部用気室部材3bには送気管7および手動膨張装置8が装着されている。送気管7は、胸部用気室部材23b内に呼気を供給する管である。着用者は、送気管7から息を吹き込み胸部用気室部材3bを膨張展開させることができる。膨張装置8には図示しないガスボンベが取り付けられ、膨張装置8はこのガスボンベを開栓してガス(CO)を胸部用気室部材3b内に供給させる装置である。膨張装置8として、例えば、以下のような構成を用いることができる。紐を引くとスイッチレバーが回り(トリガーがかかり)ガスボンベ取り付け部の底から針が飛び出し、その結果、ガスボンベのシール部分に穴が開き(開栓)、炭酸ガスが放出される、構成である。なお、本実施形態では膨張装置8を手動とするが自動であってもよい。自動膨張装置の場合、落水や着水や入水した際に、自動で気室部材内にガス供給が行われる。
このように、胸部用気室部材3bは、送気管7からの呼気および/またはガスボンベからのガスにより膨張展開させることができる。送気管7からの呼気の供給は、ガスボンベからのガスの供給では胸部用気室部材3bの膨張が足りない場合の補助的使用であってもよい。また、襟肩部用気室部材2bがガスボンベからの気体供給ができるようになっていてもよい。
なお、浮力補助胴衣1では、展開膨張前の胸部用気室部材3bは3つ折りに畳まれて胸部用外部材3a内に収納されるものとする。折り畳んで収納できるため、胸部3が嵩張らずにコンパクトにすることができる。なお、胸部用気室部材3bは、折り畳まれていなくてもよいし、2つに折り畳まれていてもよいし、4つ以上に折り畳まれていてもよい。また、襟肩部用気室部材2bが折り畳まれて襟肩用外部材2aに収納されていてもよい。折り畳まれてコンパクトになっていることで、装着時のごわつきを減らすことができ、また持ち運びや備蓄にも便利である。
以上で説明した実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではない。また、実施形態の開示内容を適宜組み合わせたものも本考案に含まれる。本考案の技術的範囲は、実用新案登録請求の範囲によって画定され、また実用新案登録請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本考案の浮力補助胴衣は、着用者の水中での浮力を確保できかつ遊泳移動可能とするため、着用者の安全を確保でき、民事軍事いずれにも利用可能である。
1 浮力補助胴衣
2 襟肩部
2a 襟肩部用外部材
2b 襟肩部用気室部材
3 胸部
3a 胸部用外部材
3b 胸部用気室部材
4 バックル
5 固定ベルト
6 送気管
7 送気管
8 手動膨張装置
本考案の浮力補助胴衣は上記問題を解決するために、下記の構成を有する。
(1)外部材と当該外部材内に収納された気室部材とを備えた浮力補助胴衣であって、前記気室部材内部に供給された気体により膨張展開した際の当該気室部材の形状が前記外部材によって規定されることを特徴とする浮力補助胴衣。
(2)前記外部材と前記気室部材とは分離可能に設けられていることを特徴とする(1)に記載の浮力補助胴衣。
(3)当該浮力補助胴衣は、着用者の襟および肩を覆うための襟肩部と着用者の胸を覆うための胸部とから成り、前記外部材は、襟肩部用外部材と胸部用外部材とから成り、前記襟肩部用外部材と前記胸部用外部材とは、それぞれスライド式ファスナーによって開閉可能な袋状に成形されていることを特徴とする(2)に記載の浮力補助胴衣。
(4)前記襟肩部用外部材と前記胸部用外部材とを切り離し可能に連結する連結部材を1つ以上備えていることを特徴とする(3)に記載の浮力補助胴衣。
(5)前記襟肩部用外部材は逆U字形を有することを特徴とする(3)または(4)に記載の浮力補助胴衣。
(6)前記胸部用外部材は枕形を有することを特徴とする(3)から(5)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(7)前記気室部材は、襟肩部用気室部材と胸部用気室部材とから成り前記襟肩部用外部材内に前記襟肩部用気室部材が収納され、前記胸部用外部材内に前記胸部用気室部材が収納され、前記襟肩部用気室部材と前記胸部用気室部材とは、それぞれ個別に膨張展開するよう独立して設けられていることを特徴とする(3)から(6)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(8)前記襟肩部用気室部材の膨張展開時の前記襟肩部の浮力は、10N以上30N以下であることを特徴とする(7)に記載の浮力補助胴衣。
(9)前記襟肩部用気室部材内に呼気を供給する送気管を備えたことを特徴とする(7)または(8)に記載の浮力補助胴衣。
(10)展開膨張前の前記胸部用気室部材は3つ折りに畳まれて前記胸部の外部材内に収納されることを特徴とする(7)から(9)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(11)前記胸部用気室部材の膨張展開時の前記胸の浮力は、60N以上100N以下であることを特徴とする(7)から(10)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。
(12)前記胸部用気室部材内に呼気を供給する送気管を備えた、および/または、前記胸部用気室部材内に気体を供給するボンベを取り外し可能に備えた、ことを特徴とする(7)から(11)のいずれか1つに記載の浮力補助胴衣。

Claims (12)

  1. 外部材と当該外部材内に収納された気室部材とを備えた浮力補助胴衣であって、
    前記気室部材内に供給された気体により膨張展開した際の当該気室部材の形状が前記外部材によって規定されることを特徴とする浮力補助胴衣。
  2. 前記外部材と前記気室部材とは分離可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浮力補助胴衣。
  3. 当該浮力補助胴衣は、着用者の襟および肩を覆うための襟肩部と着用者の胸を覆うための胸部とから成り、
    前記外部材は、襟肩部用外部材と胸部用外部材とから成り、
    前記襟肩部用外部材と前記胸部用外部材とは、それぞれスライド式ファスナーによって開閉可能な袋状に成形されていることを特徴とする請求項2に記載の浮力補助胴衣。
  4. 前記気室部材は、襟肩部用気室部材と胸部用気室部材とから成り
    前記襟肩部用外部材内に前記襟肩部用気室部材が収納され、前記胸部用外部材内に前記胸部用気室部材が収納され、
    前記襟肩部用気室部材と前記胸部用気室部材とは、それぞれ個別に膨張展開するよう独立して設けられていることを特徴とする請求項3に記載の浮力補助胴衣。
  5. 前記襟肩部と前記胸部とを取り外し可能に連結する連結部材を1つ以上備えていることを特徴とする請求項3または4に記載の浮力補助胴衣。
  6. 前記襟肩部用外部材は逆U字形を有することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
  7. 前記襟肩部用気室部材の膨張展開時の前記襟肩部の浮力は、10N以上30N以下であることを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
  8. 前記襟肩部用気室部材内に呼気を供給する送気管を備えたことを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
  9. 前記胸部用外部材は枕形を有することを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
  10. 展開膨張前の前記胸部用気室部材は3つ折りに畳まれて前記胸部用外部材内に収納されることを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
  11. 前記胸部用気室部材の膨張展開時の前記胸部部の浮力は、60N以上100N以下であることを特徴とする請求項3から10のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
  12. 前記胸部用気室部材内に呼気を供給する送気管を備えた、および/またはは、前記胸部用気室部材内に気体を供給するボンベを取り外し可能に備えた、ことを特徴とする請求項3から11のいずれか1項に記載の浮力補助胴衣。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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