JP3210584U - 衣類

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【課題】血液循環を促すことが可能な衣類を提供する。【解決手段】衣類1は首回りを覆い、襟10の頂辺11が使用者に着用された状態において、使用者の頭部の髪の生え際から、耳の直下を通り、顎下に伸びることで、首の頸動脈100及び首のツボである天柱200を覆う。【選択図】図2

本考案は首回りを覆う衣類に関する。

例えば要介護者は体を動かすことが少なく血液循環が悪くなる為に体が冷え易い。本考案は、血液循環を促すことが可能な衣類を提供する。

首回りを覆う衣料であって、襟の頂辺が使用者に着用された状態において、使用者の頭部の髪の生え際から、耳の直下を通り、顎下に伸びることで、首の頸動脈及び後頭部のツボである天柱を覆う衣類。

これにより首回りの血管を温めることが出来るので血液循環が良くなる事が期待される。

使用者の脚を、挿入可能な一対の脚通し部を有するズボン部まで、襟から一体的に形成され、襟の頂辺から一対の脚通し部の下端まで伸びる分割部において、着脱自在に左右に分割可能な請求項1に記載の衣類。

寝返りを打つのにも不自由になっている高齢者は血液循環も悪く成り、褥瘡が出来やすくなるが、血管を温めると血液循環がよくなる事が期待される。首の頸動脈を温めることにより衣服一枚の効果が有ると言われている。

上下に離れている衣類はお腹が出やすいが、本考案によれば、襟からズボン部まで一体的に形成されるので、お腹が出ない。また、分割部により、左右に分割できるので、衣類の脱着が容易になる。

本考案によれば血液循環を促すことが可能な衣類を提供することが出来る。

本考案の形態にかかる衣類を説明する図である。本考案の形態にかかる衣類の首回りを側面から見た図である。

衣類1は首回りを覆い、襟10の頂辺11が使用者に着用された状態において、使用者の頭部の髪の生え際から、耳の直下を通り、顎下に伸びることで、首の頸動脈100及び首のツボである天柱200を覆う。

衣類1は使用者の脚を挿入可能な一対の脚通し部21を有するズボン部20まで襟10から一体的に形成され、襟10の頂辺11から一対の脚通し部21の下端まで伸びる分割部30において係止具により、着脱自在に左右に分割可能である。

図の素材は天竺素材ですが、布帛素材・綿布・毛織物・紙製品・不織布・合成繊維・革・等何でも良い。

係止具はファスナー・面ファスナー・ホック・釦・紐・リボン等何でも良い。

袖は任意で長袖・半袖・袖無し等何でも良い。

着丈は任意で下半身は長ズボン形式でも・半ズボンでもショートパンツ形式でも良い。

首回りの形状は帯状でも襟状・筒状でも良い。

首回りの布は取り外しが出来ても、出来なくても良い。

首から太腿までを覆うカバーオールの形式の衣類１は露出を防ぐ事が可能になる。

炭混入繊維や発熱繊維など遠赤外線繊維等で作成する事により効果を得やすくなる。

１衣類
１０襟
１１頂辺
２０ズボン部
２１脚通し部
２００天柱
１００頸動脈
３０分割部

首回りを覆う衣類であって、襟の頂辺が使用者に着用された状態において、使用者の頭部の髪の生え際から、耳の直下を通り、顎下に伸びることで、首の頸動脈及び首のツボである天柱を覆う衣類。
使用者の脚を挿入可能な一対の脚通し部を有するズボン部まで襟から一体的に形成され、襟の頂辺から一対の脚通し部の下端まで伸びる分割部において着脱自在に左右に分割可能な請求項1に記載の衣類。