JP3209247U - 化粧材 - Google Patents

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Abstract

【課題】基材の表面に接着される表装材の素材感を生かして意匠表現の多様化を図り得る化粧材を提供する。【解決手段】床面や畳面等の敷物、花瓶敷き、コースター、茶托、テーブルクロス等の敷物、椅子マット、座布団等として用いられる化粧材1である。該化粧材1が、床材や壁装材として用いられる場合は、形状やサイズが、その用途に応じて所要に設定される。基材3の表面に例えば布地や不織布からなる表装材2が接着される。該表装材2の表面9には、必要に応じて、防汚剤や防水剤等が混入されてなる透明樹脂シート10が接着される。【選択図】図3

Description

本考案は、床材や壁装材等として用いられる化粧材に関するものであり、より詳しくは、基材の表面に接着される表装材として布地、不織布、紙、フェルトを用いてその素材感を生かして意匠表現の多様化を図り得る化粧材に関するものである。
従来、床材や壁装材等として用いられる化粧材の意匠性を向上させるために、基材に接着される樹脂シートの表面に、木目や石目等の種々の模様を平面的な印刷手法によって形成することが一般的に行われていた。
しかしながら近年においては、ユーザーの好みの変化から、より高い意匠性を有する化粧材が求められるようになってきている。かかる要求に応えんとして、特許文献1記載の化粧材が提供されている。該化粧材は、基材の表面に化粧シートを設けてなり、該化粧シートは、パール顔料等の光輝性顔料を混練した熱可塑性樹脂シートの表面をエンボス加工して凹凸を設けると共に、その表面に透明層を設けてなる構成のものであった。
特許文献1に係る該化粧材は、前記構成を採用することによって、意匠的には凹凸模様のような立体感のある外観を呈したり、見る角度によって色や輝度等が変化したりする独特の意匠性を発揮せんとするものであった。
しかしながら、平面的な印刷手法によって樹脂シートの表面に模様を形成してなる前記従来の化粧材や、特許文献1が開示する、光輝性顔料が混練された熱可塑性樹脂シートの表面にエンボス加工を施して凹凸を設けてなる前記化粧材は、何れも、合成樹脂シートを表装材として用いて化粧材の装飾性を向上させんとするものであった。そのため、前記基材の表面側をなす前記表装材は、合成樹脂としての質感を看取させるに過ぎない単調なものであって意匠表現に限界があり、ユーザーの好みの変化に良好に応ずることができない問題があった。
特開平6−171025号公報 特開2001−096706号公報 実用新案登録第3184823号公報
本考案は前記従来の問題点に鑑みて開発されたものであり、基材の表面に接着される表装材の素材感を生かして意匠表現の多様化を図り得る化粧材の提供を課題とするものである。
前記課題を解決するため本考案は以下の手段を採用する。
即ち本考案に係る化粧材の第1の態様は、布地、不織布、紙、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されていることを特徴とするものである。
本考案に係る化粧材の第2の態様は、布地、不織布、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面に該表装材の表面が透けて見える状態に紙が漉かれて紙層部が設けられていることを特徴とするものである。
本考案に係る化粧材の第3の態様は、布地、不織布、及び紙からなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面に該表装材の表面が透けて見える状態に印刷が施されて印刷部が設けられていることを特徴とするものである。
本考案に係る化粧材の第4の態様は、前記第1〜第3の態様の何れかにおいて、前記表装材の表面に、透明樹脂シートが接着されており或いは透明樹脂のコーティングが施こされていることを特徴とするものである。
本考案に係る化粧材の第5の態様は、布地、不織布、紙片、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面にエンボス加工が施されていることを特徴とするものである。
本考案に係る化粧材の第6の態様は、布地、不織布、紙片、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に該表装材の表面に、透明樹脂シートが接着されており又は透明樹脂のコーティングが施されており、該透明樹脂シートの表面又は該透明樹脂コーティングの表面にエンボス加工が施されていることを特徴とするものである。
本考案に係る化粧材の第7の態様は、前記第1〜第6の態様の何れかにおいて、前記基材が、硬質ゴム材、合成樹脂発泡材、布材、不織布材、紙材、強化ダンボール材、及びフェルト材からなる群より選ばれたものであることを特徴とするものである。
本考案によるときは、基材の表面に接着されている表装材、即ち、布地や不織布、紙、フェルトからなる群より選ばれた表装材の素材感を生かして化粧材の意匠表現の多様化を図ることができる。これによって該化粧材が、例えば床面や畳面等の敷物、花瓶敷き、コースター、茶托、テーブルクロス等の敷物、椅子マット、座布団等として用いられる場合に、多様化したユーザーの好みに応じ得る化粧材を提供できることとなる。
化粧材の一実施例を示す断面図である。 表装材を基材の表面に接着する手段を説明する断面図である。 基材の表面に接着された表装材の表面に透明樹脂シートを接着してなる化粧材を示す断面図である。
図1 において本考案に係る化粧材1は、例えば、床面や畳面等の敷物、花瓶敷き、コースター、茶托、テーブルクロス等の敷物、椅子マット、座布団等として用いられるものであり、表装材2が基材3の表面5に接着されてなるものである。該化粧材1の形状やサイズは、その用途に応じて所要に設定されるものである。その一部を例示すれば、該化粧材1が正方形板状に構成される場合は、例えば、50〜500mm角で厚さが3〜15mmに設定される。又該化粧材1が長方形板状に構成される場合は、例えば、短辺長さが150〜200mmで長辺長さが500〜800mm、厚さが3〜15mmに設定される。又、該化粧材1が、一方向に連続する長尺材として構成される場合は、例えば、幅が700〜2000mm、厚さが3〜15mmに設定される。
又前記基材3は、硬質ゴム材、合成樹脂発泡材、布地材、不織布材、紙材、強化ダンボール材、及びフェルト材からなる群より選ばれたものとして構成されている。そして該布地材、紙材、フェルト材にあっては、これらは適宜圧縮加工されたものとするのがよい。
前記化粧材1が例えば床材や、腰壁用の壁装材として用いられる場合は、例えば、300〜500mm角で厚さが3〜15mmの正方形板状に構成される。
前記表装材2を前記基材3の表面5に接着する手段としては、通常の接着剤を用いて接着する手段や両面粘着テープを用いて接着する手段の他、例えば図2 に示すように、表装材2の裏面6に接着した、例えば0.08mm程度の厚さの塩化ビニル製の樹脂シート7を前記基材3の表面5に重ねて後、該樹脂シート7を溶融させ、その溶融物を接着剤として機能させて該表装材2を前記基材3に接着する手段等を例示できる。
前記表装材2としては、織物や編物としての布地、不織布、紙、フェルトを単独で用いることができ、或いは、これらを適宜組合せて用いることができる。
前記化粧材1は、これらの表装材2を前記基材3に接着しただけで製品とされることがある。かかる化粧材1にあっては、該表装材2として織物や編物等の布地を用いた場合、該布地の組織が直接目視されるため、その組織の素材感が前記化粧材1の表面の意匠表現に有効に寄与することとなる。又、該表装材2として不織布やフェルト、和紙等の紙を用いた場合は、繊維の絡み等による独特の素材感を該化粧材1の表面に表すことができる。該表装材の厚さは、例えば0.5〜5mmである。
又、前記基材2の表面5に布地や不織布としての表装材2を接着すると共に、該布地や該不織布の表面に、該表面が透けて見える状態に紙を漉くことによって、飾りとしての紙層部を表面に付着させる場合は、前記装飾材1に複合的な装飾を付与することもできる。ここに「紙を漉くとは、植物の繊維やプラスチックの繊維を薄く平板状に漉いて乾燥させる工程を言い、漉かれた状態のものを、本考案においては紙層部と言う。プラスチック製の繊維を用いて形成された紙層部が表装材2に付着されてなる化粧材1は、水に濡れても強く又摩擦にも強いことから、床材として好的に使用できる。
又、このように紙を漉くことに代えて、布地や不織布、紙としての表装材2の表面に該表面が透けて見える状態に印刷を施こすことによって、前記化粧材1に、複合的な装飾を付与することもできる。
又、図3に示すように、これらの表装材2の表面9に、塩化ビニル樹脂からなる透明樹脂シート10を接着して製品とされることもある。該表面9に接着された透明樹脂シート10は、透明であるために、前記布地の組織(織組織や編組織)や前記不織布やフェルト、和紙等の紙の繊維の絡み等による独特の凹凸感ある材質感が該透明樹脂シート10を透かして見えることになる。そして、このように透明樹脂シートを接着する場合は、光の反射作用によって該材質感をより変化させて見せることもできる。かかることから、該布地等の表装材2の素材感が前記化粧材1の表面の意匠表現に有効に寄与することとなる。該樹脂シートの厚さは、例えば0.08〜0.3mmに設定される。
そして該透明樹脂シート10が、防汚剤や防水剤、撥水剤、不燃剤、難燃剤、防炎剤、防腐剤、防カビ剤、抗菌剤、UVカット剤が混入された樹脂を以て成形されてなる高機能樹脂シートであるときは、該透明樹脂シート10が接着されてなる前記化粧材1は、良好な防汚作用、防水作用、撥水作用、不燃作用、難燃作用、防炎作用、防腐作用、防カビ作用、抗菌作用、UVカット作用を発揮することともなる。なお、該透明樹脂シート10を接着することに代えて、前記表装材2の表面9に、防汚剤、防水剤や撥水剤、難燃剤、不燃剤、防炎剤、防腐剤、防カビ剤、抗菌剤、UVカット剤が含有されてなる透明樹脂をコーティングすることとしてもよい。
又、本考案に係る化粧材1は、前記表装材2の表面にエンボス加工を施して構成されることもある。該エンボス加工は、前記表装材2の表面9 に直接に施すことができる。或いは、該表面9に透明な樹脂シートが接着されたり、該表面9に透明樹脂のコーティングが施された状態でエンボス加工を施すこともできる。なお、このように施すエンボス加工は、通常は、前記表装材2を前記基材3に接着するに先立って行うのがよい。このようにエンボス加工を施すことによって、前記化粧材1の表面に凹凸模様の立体感を付与できることともなる。
1 化粧材
2 表装材
3 基材
5 表面
6 裏面
7 樹脂シート

Claims (7)

  1. 布地、不織布、紙、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されていることを特徴とする化粧材。
  2. 布地、不織布、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面に該表装材の表面が透けて見える状態に紙が漉かれて紙層部が設けられていることを特徴とする化粧材。
  3. 布地、不織布、及び紙からなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面に該表装材の表面が透けて見える状態に印刷が施されて印刷部が設けられていることを特徴とする化粧材。
  4. 前記表装材の表面に、透明樹脂シートが接着されており或いは透明樹脂のコーティングが施こされていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の化粧材。
  5. 布地、不織布、紙片、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面にエンボス加工が施されていることを特徴とする化粧材。
  6. 布地、不織布、紙片、及びフェルトからなる群より選ばれた表装材が基材の表面に接着されると共に、該表装材の表面に、透明樹脂シートが接着されており又は透明樹脂のコーティングが施されており、該透明樹脂シートの表面又は該透明樹脂のコーティングの表面にエンボス加工が施されていることを特徴とする化粧材。
  7. 前記基材は、硬質ゴム材、合成樹脂発泡材、布地材、不織布材、紙材、強化ダンボール材、及びフェルト材からなる群より選ばれたものであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の化粧材。
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