JP3208900U - ドラム缶搬送車 - Google Patents

ドラム缶搬送車 Download PDF

Info

Publication number
JP3208900U
JP3208900U JP2016005741U JP2016005741U JP3208900U JP 3208900 U JP3208900 U JP 3208900U JP 2016005741 U JP2016005741 U JP 2016005741U JP 2016005741 U JP2016005741 U JP 2016005741U JP 3208900 U JP3208900 U JP 3208900U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
drum
lever
horizontal shaft
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016005741U
Other languages
English (en)
Inventor
達也 岩本
達也 岩本
三浦 弘
弘 三浦
鈴木 敏夫
敏夫 鈴木
忠 廣田
忠 廣田
昌巳 大澤
昌巳 大澤
小林 優之
優之 小林
宏行 高橋
宏行 高橋
弘行 三浦
弘行 三浦
雄二 広瀬
雄二 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Osaka Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority to JP2016005741U priority Critical patent/JP3208900U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3208900U publication Critical patent/JP3208900U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)

Abstract

【課題】重量の大きいドラム缶を容易に持ち上げて搬送することができ、しかも耐久性に優れるドラム缶搬送車を提供する。【解決手段】ドラム缶の底面を受ける左右の支え爪が下部前面に突設された縦長の本体と、本体の下部裏面に設けられた水平軸12により基部が軸支された一対のレバー16を介して、本体に対して搖動可能に取り付けられた車輪14とを備える。水平軸12が、本体を直立させたときに車輪14の車軸15より低くなる位置に設けられており、本体を後方に傾けたとき、レバー16が本体に接触する。【選択図】図3

Description

本考案は、重量のあるドラム缶を人手により搬送するために用いるドラム缶搬送車に関するものである。
ドラム缶やガスボンベのような縦長の重量物を人手により搬送するために、図13に示される構造の手押し搬送車が古くから用いられている。この手押し搬送車は、縦長の本体51の下部前面に平板状の支持板52を本体51に対して直角に設け、本体51の裏面下部に車輪53を設けたものである。車輪53はブラケット54により本体51に軸支されている。
この手押し搬送車は、図13(A)のように本体51を直立させた状態で被搬送物Wを支持板52の上に載せ、その後に図13(B)のように本体51を後方に倒して搬送するものである。この(A)から(B)への回転は車輪53の車軸54を中心として行われるが、被搬送物Wの重心を通る垂線と車軸54との距離Lが一定であるため、被搬送物Wの重量が大きくなると、(A)の状態から(B)の状態まで本体51を後方に倒しながら被搬送物Wを持ち上げるために、大きい力が必要になるという問題があった。このほか、大重量の被搬送物Wを支持板52の上に載せる作業も容易ではないという問題があった。
そこで図14に示したように、本体51の裏面のブラケット55にレバー56を介して車輪53を搖動可能に取り付けた手押し搬送車が提案されている(特許文献1、特許文献2)。この構造では(A)の状態においては車輪53を本体51に接触させることができるので、被搬送物Wの重心を通る垂線と車軸54との距離Lを小さくすることができ、図13に示した従来構造のものよりも、本体51を後方に倒しながら被搬送物Wを持ち上げるに要する力をやや軽減することができる。
しかし、図14の(A)から(B)への回転もやはり本体1から離れた車軸54を中心として行われるので、本体1を後方に倒しながら被搬送物Wを持ち上げるに要する力を十分に小さくすることはできなかった。
また、特許文献1、2の手押し搬送車は、図14(B)の状態においてレバー56が時計方向に回転すると本体51が床面に接触して搬送不能となるため、ブラケット55に係止部57を設けてレバー56の回転を拘束している。このため(A)の状態から本体を倒して(B)の状態となるときに、係止部57には大きい衝撃荷重が作用する。しかも(B)の状態で搬送中は、レバー56の先端部が係止部57によって本体51に固定されて片持ち状態となるため、被搬送物Wの重量によってレバー56に強い曲げ応力が発生する。このため繰り返し使用するとレバー56が変形したり、レバー56の先端の連結軸58や係止部57が損傷したりするおそれがあり、耐久性に問題があった。
実開昭55−32293号公報 実開昭55−32294号公報
従って本考案の目的は上記した従来技術の問題点を解決し、重量の大きいドラム缶を容易に持ち上げて搬送することができ、しかも耐久性に優れるドラム缶搬送車を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本考案のドラム缶搬送車は、ドラム缶の底面を受ける左右の支え爪が下部前面に突設された縦長の本体と、前記本体の下部裏面に設けられた水平軸と、この水平軸により基部が軸支された一対のレバーを介して本体に対して搖動可能に取り付けられた車輪を備え、前記水平軸が、本体を直立させたときに前記車輪の車軸より低くなる位置に設けられていることを特徴とするものである。
なお好ましい実施形態においては、前記レバーは本体を後方に倒した時にレバーの上面が本体の裏面に当接する形状である。また、本体の上部前面に、ドラム缶の上端縁に係合する引掛け爪が設けられている。さらに、本体の裏面の前記水平軸よりも上方位置に、補助車輪装着部が形成されている。
本考案のドラム缶搬送車は、レバーの基部を軸支する水平軸が本体を直立させたときに前記車輪の車軸より低くなる位置に設けられているので、ドラム缶を支え爪に載せたうえで本体を後方に倒してドラム缶を持ち上げるときの、本体の初期の回転中心が、従来よりも床面に近い水平軸となる。しかも車輪が本体に近接した位置となる。このため、ドラム缶を持ち上げるに必要な回転モーメントが小さくなり、従来よりも小さい力でドラム缶を容易に持ち上げることができる。
また本考案のドラム缶搬送車は、後記するように、本体を後方に倒した状態ではレバーの上面を本体の裏面(下面)と接触させることができる。このため図14に示した従来の手押し搬送車のように、レバーの回転を拘束する係止部を設ける必要がないうえ、搬送状態においてレバーが片持ち状態になることがない。従ってレバーの部分の故障発生を抑制することができ、耐久性を大幅に向上させることができる。
本考案の実施形態を示す正面図である。 本考案の実施形態を示す背面図である。 本考案の実施形態を示す右側面図である。 図2のA−A矢視図である。 図2のB−B矢視図である。 引っ掛け爪の説明図である。 ドラム缶に本体を接触させた状態を示す側面図である。 本体をやや後方に倒してドラム缶を傾斜させた状態を示す側面図である。 本体を更に後方に倒して支え爪をドラム缶の底面に差し込んだ状態を示す側面図である。 搬送状態を示す側面図である。 補助車輪を付け替えた搬送状態を示す側面図である。 本体を後方に倒すときのレバーの動きの説明図である。 従来技術を示す説明図である。 特許文献記載の従来技術を示す説明図である。
以下に、図面を参照しつつ、本考案の実施形態を詳細に説明する。
図1は本考案の実施形態を示す正面図、図2はその背面図、図3は側面図である。これらの図において、1は縦長の本体であり、鋼管製の左右の主柱2、2と中央の中柱3とを横方向に延びる上下の連結部材4、5によって連結した構造である。図2、図4に示されるように、中柱3は左右の主柱2、2よりもやや後退した位置にあり、これらの主柱2、2と中柱3との間には、ドラム缶の曲率に合わせて弯曲させた支持帯6、7が上下に設けられている。支持帯6、7は帯鋼製とすることができる。
本体1の上端にはハンドル8が設けられている。また本体1の下部前面には、ドラム缶の底面を受ける左右の支え爪9が突設されている。支え爪9は左右の主柱2、2の下端に斜め下向きとなる角度で溶接されている。後述するように、ドラム缶は左右の支え爪9によって底面の左右部分を支持され、また側面を支持帯6、7に支持された状態で搬送されることとなる。
本体1の上部には、ドラム缶の上端縁に係合する引掛け爪10が設けられている。この引掛け爪10は、図6に示すようにフック状であり、その基部は中柱3を上下にスライドする構造であり、基部の下面に基部の高さを調整する調整ネジ11が取り付けられている。このため引掛け爪10は図6の(A)に示すように手で持ち上げることができ、また手を離せば(B)のようにドラム缶の上端縁に係合することができるようになっている。
本体1の下部裏面には水平軸12が設けられている。図3、図4に示すように左右の主柱2、2の下端よりもやや上方位置に断面コ字状のブラケット13が溶接されており、水平軸12はこれらのブラケット13に支持されている。
14は左右一対の車輪であり、その車軸15は前記水平軸12により基部が軸支された左右一対のレバー16を介して本体1に対して搖動可能に取り付けられている。この実施形態のレバー16は、水平軸12側から車軸15側に向かって拡がったほぼ扇型の形状である。このため後述するように、本体1を後方に倒した時にレバー16の上面17が本体1の裏面に当接するようになる(図8参照)。
本考案では、図3に示されるように本体1を直立させたときに、水平軸12は車輪14の車軸15より低くなる位置に設けられている。このためレバー16の中心線は車軸15から水平軸12に向かって低くなるように傾斜している。
本体1の裏面の水平軸12よりも上方位置には、補助車輪装着部18が形成されている。補助車輪装着部18は左右の主柱2、2にそれぞれ設けられたものであり、上下方向に複数の補助車輪装着孔19を備えている。このため任意の補助車輪装着孔19を選択して、補助車輪20を取り付けることができる。
次に本考案のドラム缶搬送車の使用方法を説明する。まず図7に示すように、本体1をドラム缶に接触する位置に置き、本体1をやや前方に倒した状態で、引掛け爪10を図6の(B)に示したようにドラム缶の手前側の位置で、ドラム缶の上端縁に引っ掛ける。
次に図8に示すように本体1をやや後方に倒すと、ドラム缶は手前側が床面に接した状態でわずかに後方に傾斜する。この状態において足で車軸15をドラム缶の方向に押し込むと、本体1の両側の支え爪9が傾いたドラム缶の底面の両側と床面との間に形成される隙間に入り込む。このとき水平軸12は車軸15を中心として図7の状態よりもやや下方に移動するので、支え爪9はドラム缶の下側に潜り込むように移動する。このため重量のあるドラム缶を容易に支え爪9の上に載せることができる。
次に図9に示すように本体1を更に後方に倒すと、水平軸12はレバー16とともに更に下方に移動する。本体1はこの水平軸12を中心として回転し、これとともにドラム缶も大きく傾斜して支持帯6、7に支持されるとともに、レバー16の上面17が本体1の裏面に当接した状態となる。このように、本考案のドラム缶搬送車においては、本体1の初期の回転中心は低い位置にある水平軸12であるから、ドラム缶をわずかに持ち上げながら本体1を容易に倒すことができる効果がある。
この図9の状態となるとレバー16の上面が本体1と接触し、レバー16と本体1とが一体化するので、さらに本体1を後方に倒せば、図10のようにドラム缶を持ち上げることができる。なお、本体1の裏面には、レバー16の上面と当接させるための部材を取り付けておいてもよい。図9の状態における本体1の回転中心は車軸15であるが、車軸15は図7の初期位置よりも本体1に近接しているため、回転中心から重心までの距離を十分に小さくすることができ、ドラム缶を持ち上げる際の回転モーメントを小さくすることができるので、重量の大きいドラム缶を容易に持ち上げることができる。
また図14に示した従来構造とは異なり、図9、図10の状態ではレバー16はその全体が本体1と密着するので、レバー16が片持ち状態となることはなく、またレバー16に衝撃荷重が発生しないので、長期間使用しても故障のおそれがない。以上に説明した本体を後方に倒す際の、レバー16の部分の動きを、図12にまとめて示した。
なお必要に応じて、補助車輪装着部18に補助車輪20を取り付けることができる。ドラム缶の種類や重量によって、図11のように補助車輪装着部18への補助車輪20の取付位置を変更し、本体1の傾斜角度およびハンドル8の高さを変えることもできる。
以上に説明したように、本考案のドラム缶搬送車は、重量の大きいドラム缶を容易に持ち上げて搬送することができ、しかも耐久性に優れる利点があるから、その実用的価値は極めて大きい。
1 本体(実施形態)
2 主柱
3 中柱
4 連結部材
5 連結部材
6 支持帯
7 支持帯
8 ハンドル
9 支え爪
10 引掛け爪
11 調整ネジ
12 水平軸
13 ブラケット
14 車輪
15 車軸
16 レバー
17 レバーの上面
18 補助車輪装着部
19 補助車輪装着孔
20 補助車輪
51 本体(従来技術)
52 支持板
53 車輪
54 ブラケット
55 ブラケット
56 レバー

Claims (4)

  1. ドラム缶の底面を受ける左右の支え爪が下部前面に突設された縦長の本体と、
    前記本体の下部裏面に設けられた水平軸と、
    前記水平軸により基部が軸支された一対のレバーを介して本体に対して搖動可能に取り付けられた車輪とを備え、
    前記水平軸が、本体を直立させたときに前記車輪の車軸より低くなる位置に設けられている、ドラム缶搬送車。
  2. 前記レバーは、本体を後方に倒した時にレバーの上面が本体の裏面に当接する形状である、請求項1に記載のドラム缶搬送車。
  3. 前記本体の上部前面に、ドラム缶の上端縁に係合する引掛け爪を設けた、請求項1または2に記載のドラム缶搬送車。
  4. 前記本体の裏面の前記水平軸よりも上方位置に、補助車輪装着部を形成した、請求項1〜3の何れか1項に記載のドラム缶搬送車。
JP2016005741U 2016-12-01 2016-12-01 ドラム缶搬送車 Expired - Fee Related JP3208900U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016005741U JP3208900U (ja) 2016-12-01 2016-12-01 ドラム缶搬送車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016005741U JP3208900U (ja) 2016-12-01 2016-12-01 ドラム缶搬送車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3208900U true JP3208900U (ja) 2017-02-23

Family

ID=58095382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016005741U Expired - Fee Related JP3208900U (ja) 2016-12-01 2016-12-01 ドラム缶搬送車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3208900U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114537492A (zh) * 2022-02-17 2022-05-27 董洪杰 一种水利工程用管道运输装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114537492A (zh) * 2022-02-17 2022-05-27 董洪杰 一种水利工程用管道运输装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11767049B2 (en) Pallet lift
CN107107935A (zh) 用于运输或存放自行车的推车
JP3208900U (ja) ドラム缶搬送車
US7308972B2 (en) Suspended load carrier apparatus for a forklift vehicle
US2710106A (en) Hand truck
US2511073A (en) Lift truck
JP3167293U (ja) テントウエイト用カート
JP5606170B2 (ja) フォークリフト用アタッチメント及びこれを用いた荷扱い方法
JP6664626B2 (ja) タイヤ運搬台車
JPH09277939A (ja) 長尺物運搬用台車
KR200431212Y1 (ko) 손잡이의 각도조절이 가능한 카트
JP2002059841A (ja) キャリヤー
JP5827501B2 (ja) 運搬用台車及び荷下ろし小運搬方法
TWI737866B (zh) 台車、台車所使用之台車主體及操作具
JP4952512B2 (ja) 搬送台車
JP4642916B2 (ja) 水路蓋の設置運搬用台車装置
JP2017057035A (ja) 荷役装置
US1194342A (en) Assigstob to j
JP2014166814A (ja) 家具用運搬台車
EP1457456A1 (en) Forklift truck
JP3140447U (ja) 二輪台車
JP3172753U (ja) 運搬車
JP5027401B2 (ja) フォークキャッチ
CN210682567U (zh) 一种快速装车作业平台
JP3041440U (ja) 重量物運搬用台車

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3208900

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees