JP3208579U - 検診着 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用時に身体形状が表に現れないように被覆し、容易に着脱できる検診着を提供する。【解決手段】検診着1は、開放端121を有する内前身頃101と、開放端122を有する外前身頃102を内外に重ねた構成を有する。内前身頃101は、左袖結合部106の近くから下方向に延びる第1面止着具111と、開放端121の上部に位置する第2面止着具112と、を表面に備える。外前身頃102は、開放端122の上部及び中間に位置する第3面止着具113及び第5面止着具115と、右袖結合部の近くに位置する第4面止着具114と、を裏面に備える。着用時には、第2面止着具112と第4面止着具114とを止着させた後、第1面止着具111に対して第3面止着具113及び第5面止着具115を止着させる。【選択図】図2

Description

本考案は、検診又は治療時に着用する検診着に関する。
医療機関において、健康診断、特定の病気の検診、病気の治療等を受ける際に、受診者は素肌に直接検診着を着用する場合がある。このような検診着は容易に着脱できるものが望ましい。例えば、前身頃をひもで固定する和服型や、頭からかぶるTシャツ型のものが使用されている(例えば、特許文献1、2)。
特許文献1に記載の検査着は、前身頃のウエスト部分から上部の左前身頃と右前身頃を面ファスナーにより前開きとし、左前身頃と右前身頃のそれぞれ下端部を面ファスナーにより下部の面布と着脱自在に結合している。この構成により、検診、治療の際に必要部分だけを露出できると説明されている。
一方、検診又は治療の前または途中には待ち時間があり、他の受診者と同室で過ごすことも多い。そのような時に素肌に検診着一枚を身につけた状態で、身体形状が表に出るのは望ましくないため、前身頃が2枚重ねの形態がよい。
特許文献2に記載の検診上衣は、前身頃を、襟部開口を有する上方前身頃と、一部前後に重ね合わせた下方右前身頃及び下方左前身頃と、で構成し、下方右前身頃と下方左前身頃の打ち合わせ部の上端を上方前身頃に固定し、下端は前後に分離可能となっている。この構成により、前身頃を容易に開放又は被覆することができると説明されている。
特開平11−279815号公報 特開2008−25038号公報
検診や治療の内容によっては、検診着を一旦脱いで上半身裸で受診することもあるが、それを考慮すると、検診着は高齢者又は肩、肘関節等に障がいを有する者でも着脱が容易な形態が望ましい。和服型のものは、前身頃の端部に設けた紐を結ぶ等の動作が必要であり、高齢者らの受診者にとってその動作は時間を要するものであった。
また、特許文献1及び特許文献2に記載の検診着はいずれも頭からかぶるTシャツ型であり、着脱の際に腕を上に伸ばす等の動作が必要であり、肩、肘関節等に障がいを有する者にとっては着脱が困難であった。
本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであり、着用時に身体形状が表に現れないように被覆し、容易に着脱できる検診着を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案に係る検診着は、開放端を互いに左右反対側に有する内前身頃と外前身頃を内外に重ねて着用する検診着であって、
前記内前身頃は、一方の袖部との結合位置近くから下方向に延びる第1面止着具と、前記開放端上部に位置する第2面止着具と、を表面に備え、
前記外前身頃は、前記開放端上部に位置する第3面止着具と、他方の袖部との結合位置近くに位置する第4面止着具と、を裏面に備え、
着用時に、前記第1面止着具と前記第3面止着具とを止着させ、前記第2面止着具と前記第4面止着具とを止着させることを特徴とする。
前記外前身頃は、前記開放端の前記第3面止着具の下方に第5面止着具を更に備え、
着用時に、前記第5面止着具を前記第1面止着具に止着させてもよい。
前記内前身頃及び前記外前身頃と、後ろ身頃と、のそれぞれの結合位置の下端にスリットを備えてもよい。
前記一方の袖部及び前記他方の袖部はラグラン袖型であってもよい。
本考案によれば、着用時に身体形状が表に現れないように被覆することができ、容易に着脱することが可能となる。
本考案の実施形態である検診着の正面図である。 検診着の外前身頃をめくった状態を示す図である。 検診着を着用する手順を説明するための図である。 検診着を着用する手順を説明するための図である。
(実施形態)
本考案の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態に係る検診着1を正面から見た図であり、図2は検診着1の外前身頃102をめくった状態を示す図である。検診着1は、健康診断、特定の病気の検診、病気の治療等を受ける際に、受診者が素肌に直接着用する被服である。
本考案の実施形態に係る検診着1は、図1に示すように、内前身頃101と、外前身頃102と、左袖部103と、右袖部104と、後ろ身頃105と、を備える。内前身頃101及び後ろ身頃105が左袖結合部106で左袖部103と結合し、外前身頃102及び後ろ身頃105が右袖結合部107で右袖部104と結合している。
検診着1は全ての構成部を同一種類の生地を裁断し、縫製して製造される。生地は、例えば、綿、又はポリエステル、又は綿とポリエステルの混紡等の任意の生地を用いる。綿とポリエステルの混紡を使用した場合、肌触りがよく、また、洗濯後に乾きやすく皺になりにくいためアイロン等が不要となる。また、張り感のある仕上がりとなるため、身体形状が表に現れにくい。
内前身頃101と外前身頃102は、図1及び図2に示すように、着用時には前身頃のほぼ全幅に渡って内外に重なっており、また、着脱の際に内前身頃101と外前身頃102とを左右に開く羽織形状を有している。つまり、内前身頃101と外前身頃102は、開放端121、122を互いに左右反対側に有している。
内前身頃101、外前身頃102及び後ろ身頃105の襟刳りは検診着1の着用時に丸首形状を形成する。また、内前身頃101、外前身頃102及び後ろ身頃105は着用者の腰程度までの丈を有する。よって、検診着1は、内前身頃101と外前身頃102を重ねた状態においてTシャツのような全体形状であり、性別、年齢を問わず着用される標準的な上衣の外観を有している。この外観は、検診等の受診者にとって、待合室等の他の受診者が多数いる室内で待つ間の精神的負担を軽減するものである。
左袖結合部106は、内前身頃101と後ろ身頃105それぞれの襟刳りから脇部までのラインで左袖部103と結合し、右袖結合部107は、外前身頃102と後ろ身頃105それぞれの襟刳りから脇部までのラインで右袖部104と結合する。これにより、検診着1は、腕の動作をスムーズにすることができるラグラン袖型の形状を有する。
左袖部103及び右袖部104において、袖丈は肘程度の長さとし、袖口は着用者の腕周りに対してゆとりのある大きさとする。このような袖は、血圧測定時、又は心電図検査の腕への電極の装着時、又は採血時等に、作業者の動作の妨げにならない。
また、検診着1は左右の脇の裾にスリット131を備える。具体的には、内前身頃101及び外前身頃102と、後ろ身頃105と、の結合位置である脇部において、下端から一定の長さを結合しない。
検診着1は、図2に示すように、内前身頃101の表面に第1面止着具111及び第2面止着具112を備え、外前身頃102の裏面に第3面止着具113、第4面止着具114及び第5面止着具115を備えている。
第1面止着具111は、第3面止着具113及び第5面止着具115と互いに接着及び剥離を繰り返すことが可能であり、また、第2面止着具112は、第4面止着具114と互いに接着及び剥離を繰り返すことが可能である。第1〜第5面止着具111〜115は、金属以外の任意の面止着具から構成され、例えば、マジックテープ(登録商標)等の面ファスナーから構成される。
第1面止着具111は、内前身頃101の左袖結合部106近くから下方向に延びる矩形状を有している。大きさは例えば幅約5cm、長さ約40cmである。第2面止着具112は、内前身頃101の開放端121上部の襟刳り近くに位置する。
第3面止着具113は、外前身頃102の開放端122上部の襟刳り近くに位置する。第4面止着具114は、外前身頃102の右袖結合部107近くに位置する。第5面止着部115は、外前身頃102の開放端122の中間位置に位置する。つまり、第5面止着部115は、開放端122に沿って第3面止着具113の下方に位置する。第2〜第5面止着具112〜115は、全辺が約5cmの矩形状又は角丸矩形状である。
以上のように構成された検診着1の着用方法について説明する。図3、4は、検診着1を着用する手順を説明するための図である。
着用者は、まず検診着1の左袖部103及び右袖部104に腕を通した後、図3に示すように、内前身頃101の第2面止着具112と外前身頃102の第4面止着具114を止着させる。
その後、図4に示すように、内前身頃101の第1面止着具111の上方に外前身頃102の第3面止着具113を止着させ、内前身頃101の第1面止着具111の中間位置に外前身頃102の第5面止着具115を止着させる。このとき、既に第2面止着具112と第4面止着具114が互いに固定されているため、内前身頃101は身体に対して位置が安定している。このため、着用者は外前身頃102の開放端122の上部のみを右手で把持して第3面止着具113の位置を変えることができる。
ここで、第1面止着具111が上下方向に延びる矩形状を有しているため、止着位置の自由度が高い。つまり、着用者は第3面止着具113及び第5面止着具115を止着する際に、互いを接着させるために狙いを定める必要もなく、高齢者や肩、肘、手首等の関節に障がいを有する者でも容易に止着することができる。また、第1〜第5面止着具111〜115の幅を大きめにすることで、着用者の体型により止着位置を調整することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態においては、開放端121を有する内前身頃101と、開放端122を有する外前身頃102を内外に重ね、内前身頃101は、左袖結合部106の近くから下方向に延びる第1面止着具111と、開放端121の上部に位置する第2面止着具112と、を表面に備え、外前身頃102は、開放端122の上部及び中間に位置する第3面止着具113及び第5面止着具115と、右袖結合部107の近くに位置する第4面止着具114と、を裏面に備える。そして、着用時には、第2面止着具112と第4面止着具114とを止着させた後、第1面止着具111に対して第3面止着具113及び第5面止着具115を止着させることとした。これにより、検診着1は身体形状が表に現れないように被覆し、着用者は検診着1を容易に着脱することが可能となる。
具体的には、検診着1は、着用時に前身頃をほぼ全幅に渡って二重とすることで、身体形状が表に現れにくくなるとともに、隙間から身体が見える状態を回避することができる。また、検診着1は羽織形状を有するために着脱の際に腕を高く上げる必要がなく、更に、ボタン等でなく面止着具で内前身頃101と外前身頃102を止着させるようにしたため、高齢者や肩、肘、手首等の関節に障がいを有する者でも容易に着脱することができる。
また、検診着1は、内前身頃101、外前身頃102、左袖部103、右袖部104及び後ろ身頃105、並びに、第1〜第5面止着具111〜115を、金属を含まない材料で構成することにより、検診着1を着用したままレントゲン撮影等の検査が可能となる。
また、検診着1は、着用した状態から、第5面止着具115を第1面止着具111から剥離することで、内前身頃101及び外前身頃102を高い位置までめくり上げることができる。更に脇部にスリット131を備えることで、内前身頃101及び外前身頃102のめくり上げが容易になる。これにより、診察時や治療時に、必要に応じて検診着1を脱がずに身体の高い位置まで露出させることが可能となる。
このように、本発明は、開放端を互いに左右反対側に有する内前身頃と外前身頃を内外に重ねて着用する検診着において、内前身頃は、一方の袖部との結合位置近くから下方向に延びる第1面止着具と、開放端上部に位置する第2面止着具と、を表面に備え、外前身頃は、開放端上部に位置する第3面止着具と、他方の袖部との結合位置近くに位置する第4面止着具と、を裏面に備え、着用時に、第1面止着具と第3面止着具とを止着させ、第2面止着具と第4面止着具とを止着させることとした。これにより、着用時に身体形状が表に現れないように被覆し、容易に着脱することが可能となる。
なお、本考案は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記実施形態において、検診着1は腰までの上衣としたが、膝又はその下までの全身衣としてもよい。その場合には、内前身頃101の第1面止着具111の上下方向の長さを長くし、外前身頃102の第5面止着具115の下方に更に面止着具を備えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、内前身頃101が左袖部103と結合し、外前身頃102が右袖部104と結合するとしたが、左右逆の構成でもよい。つまり、内前身頃101が右袖部103と結合し左側に開放端121を備え、外前身頃102が左袖部103と結合し右側に開放端122を備えてもよい。
また、上記実施形態においては、内前身頃101、外前身頃102及び後ろ身頃105の襟刳りは丸首形状を形成するとしたが、襟刳りの形状は、スクエアネック、Vネック等他の形状でもよい。
1…検診着
101…内前身頃
102…外前身頃
103…左袖部
104…右袖部
105…後ろ身頃
106…左袖結合部
107…右袖結合部
111…第1面止着具
112…第2面止着具
113…第3面止着具
114…第4面止着具
115…第5面止着具
121,122…開放端
131…スリット

Claims (4)

  1. 開放端を互いに左右反対側に有する内前身頃と外前身頃を内外に重ねて着用する検診着であって、
    前記内前身頃は、一方の袖部との結合位置近くから下方向に延びる第1面止着具と、前記開放端上部に位置する第2面止着具と、を表面に備え、
    前記外前身頃は、前記開放端上部に位置する第3面止着具と、他方の袖部との結合位置近くに位置する第4面止着具と、を裏面に備え、
    着用時に、前記第1面止着具と前記第3面止着具とを止着させ、前記第2面止着具と前記第4面止着具とを止着させる、
    検診着。
  2. 前記外前身頃は、前記開放端の前記第3面止着具の下方に第5面止着具を更に備え、
    着用時に、前記第5面止着具を前記第1面止着具に止着させる、
    請求項1に記載の検診着。
  3. 前記内前身頃及び前記外前身頃と、後ろ身頃と、のそれぞれの結合位置の下端にスリットを備える、
    請求項1又は2に記載の検診着。
  4. 前記一方の袖部及び前記他方の袖部はラグラン袖型である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の検診着。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102086761B1 (ko) * 2018-11-12 2020-03-09 가톨릭대학교 산학협력단 유방검진복

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