JP3207490U

JP3207490U - 二つのジッパー付き袋を有するスーツケース

Info

Publication number: JP3207490U
Application number: JP2016004298U
Authority: JP
Inventors: 偉浤頼
Original assignee: 偉浤頼
Priority date: 2016-09-02
Filing date: 2016-09-02
Publication date: 2016-11-10
Anticipated expiration: 2024-07-24

Abstract

【課題】二つのジッパー付き袋を有しても、二つのジッパーのファスナーが互いに干渉せず、利用が便利となるスーツケースを提供する。【解決手段】側面には第１基準平面２１と、第１基準平面と実質的に平行で、かつ第１基準平面より外側に位置する第２基準平面を有し、ケースジッパー２２により、収容空間を開閉することが可能なケース本体と、第１基準平面に設置され、第１ジッパー３１と第１基準平面の間は第１ジッパーの高さＤ１を有する第１ジッパー付き袋と、第２基準平面に設置され、第２ジッパー４１と第１基準平面の仮想延長面の間は第２ジッパーの高さＤ２を有し、第２ジッパーの高さは第１ジッパーの高さより大きい第２ジッパー付き袋と、を含み、第１ジッパー付き袋と第２ジッパー付き袋はケース本体の同じ側面に位置し、第１基準平面と第２基準平面との間に、段差部を有する。【選択図】図４

Description

本考案は、スーツケースに関し、特に、二つのジッパー付き袋を有するスーツケースに関するものである。

品物を収容する収容袋はジッパーで袋を開閉することが一般的である。収容袋が単一である場合には、ジッパーの開閉がスムーズであるが、同じ装置平面１０に二つ以上のジッパーを設けると、図１及び図２に示すように、第１収容袋１１が第１ジッパー１１１を有し、第２収容袋１２が第２ジッパー１２１を有し、第１収容袋１１の第１ジッパー１１１と装置平面１０の間は第１ジッパーの高さＨ１を有し、第２収容袋１２の第２ジッパー１２１と装置平面１０の間は第２ジッパーの高さＨ２を有し、第１ジッパーの高さＨ１は第２ジッパーの高さＨ２と同じである。このような構成によれば、第１ジッパー１１１と第２ジッパー１２１とのファスナーの移動経路は同じ高さに位置するため、第１ジッパー１１１と第２ジッパー１２１とのファスナーは、隣接位置に同時に移動すると、互いに干渉しやすい問題がある。

本考案の主な目的は、二つのジッパー付き袋を有しても、二つのジッパーのファスナーが互いに干渉しないスーツケースを提供することにある。

本考案のスーツケースによると、ケースジッパーと、収容空間と、を有し、その側面は基準平面を有し、ケースジッパーにより、収容空間を開閉することが可能なケース本体と、基準平面に第１ジッパーが結合されており、第１ジッパーと基準平面の間は第１ジッパーの高さを有する第１ジッパー付き袋と、ケース本体の表面に第２ジッパーが結合されており、第２ジッパーと基準平面の間は第２ジッパーの高さを有し、第２ジッパーの高さは第１ジッパーの高さと異なる第２ジッパー付き袋と、を含み、第１ジッパーにより、第１ジッパー付き袋はケース本体の基準平面に対して開閉することが可能であり、第２ジッパーにより、第２ジッパー付き袋はケース本体に対して開閉することが可能であり、第１ジッパー付き袋と第２ジッパー付き袋はケース本体の同じ側面に位置することを特徴とする。

本考案のスーツケースによると、第１ジッパー付き袋の第１ジッパー全体は基準平面に平行し、第２ジッパー付き袋の第２ジッパー全体は基準平面に平行し、第２ジッパーの高さは第１ジッパーの高さと異なることを特徴とする。

本考案のスーツケースによれば、二つのジッパー付き袋を有しても、二つのジッパーのファスナーが互いに干渉しないという効果を有する。

従来の二つのジッパー付き袋を有するスーツケースを示す斜視図である。従来の二つのジッパー付き袋を有するスーツケースを示す側面図である。本考案の一実施例を示す外観図である。本考案の一実施例を示す側面図である。

以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図３及び図４を参照する。図３は本考案の一実施例を示す外観図であり、図４は本考案の一実施例を示す側面図である。本実施例のスーツケースは、ケース本体２０と、第１ジッパー付き袋３０と、第２ジッパー付き袋４０と、を含む。

ケース本体２０は、ケースジッパー２２と、収容空間２３と、を有し、その側面は基準平面２１を有する。ケースジッパー２２により、収容空間２３を開閉することが可能である。

第１ジッパー付き袋３０は、基準平面２１に第１ジッパー３１が結合されている。第１ジッパー３１により、第１ジッパー付き袋３０はケース本体２０の基準平面２１に対して開閉することが可能である。第１ジッパー３１と基準平面２１の間は第１ジッパーの高さＤ１を有する。
本実施例では、第１ジッパー３１全体は基準平面２１に平行し、且つ第１ジッパー付き袋３０のケース本体２０に面する面の反対側は、第１ジッパー付き袋の外面３２であり、第１ジッパー付き袋の外面３２は平面を呈する。

第２ジッパー付き袋４０は、ケース本体２０の表面に第２ジッパー４１が結合されている。第２ジッパー４１により、第２ジッパー付き袋４０はケース本体２０に対して開閉することが可能である。第２ジッパー４１と基準平面２１の間は第２ジッパーの高さＤ２を有する。第２ジッパーの高さＤ２は、図４に示すように、第１ジッパーの高さＤ１と異なる。
本実施例では、第２ジッパー４１全体は基準平面２１に平行し、且つ第２ジッパー付き袋４０のケース本体２０に面する面の反対側は、第２ジッパー付き袋の外面４２であり、第２ジッパー付き袋の外面４２は平面を呈する。

ケース本体２０の収容空間２３、第１ジッパー付き袋３０及び第２ジッパー付き袋４０は、品物を収容することが可能である。すなわち、本実施例のスーツケースの容量は大きい。特に、第１ジッパー付き袋３０と第２ジッパー付き袋４０はケース本体２０の同じ側面に位置し、第１ジッパー付き袋３０の第１ジッパー３１と第２ジッパー付き袋４０の第２ジッパー４１との互いに最も近接するエッジの基準平面２１に対する高さは、図４に示すように、互いに異なるため、二つのジッパー付き袋を有しても、第１ジッパー３１と第２ジッパー４１とのファスナーは互いに干渉しない。
このように、第１ジッパー３１と第２ジッパー４１とのファスナーの移動はスムーズとなり、本実施例のスーツケースの利用は便利となる。

本考案は、スーツケースに適用することができる。

１０装置平面
１１第１収容袋
１２第２収容袋
２０ケース本体
２１基準平面
２２ケースジッパー
２３収容空間
３０第１ジッパー付き袋
３１第１ジッパー
３２第１ジッパー付き袋の外面
４０第２ジッパー付き袋
４１第２ジッパー
４２第２ジッパー付き袋の外面
１１１第１ジッパー
１２１第２ジッパー
Ｈ１第１ジッパーの高さ
Ｈ２第２ジッパーの高さ
Ｄ１第１ジッパーの高さ
Ｄ２第２ジッパーの高さ

Claims

ケースジッパーと、収容空間と、を有し、その側面は第１基準平面と、前記第１基準平面と実質的に平行であり、かつ前記第１基準平面より外側に位置する第２基準平面を有し、前記ケースジッパーにより、前記収容空間を開閉することが可能なケース本体と、
前記第１基準平面に設置されている第１ジッパー付き袋であって、第１ジッパーが結合されており、前記第１ジッパーと前記第１基準平面の間は第１ジッパーの高さを有する第１ジッパー付き袋と、
前記第２基準平面に設置されている第２ジッパー付き袋であって、第２ジッパーが結合されており、前記第２ジッパーと前記第１基準平面の仮想延長面の間は第２ジッパーの高さを有し、前記第２ジッパーの高さは前記第１ジッパーの高さより大きい第２ジッパー付き袋と、
を含み、
前記第１ジッパーにより、前記第１ジッパー付き袋は前記ケース本体の前記第１基準平面に対して開閉することが可能であり、
前記第２ジッパーにより、前記第２ジッパー付き袋は前記第２基準平面に対して開閉することが可能であり、
前記第１ジッパー付き袋と前記第２ジッパー付き袋は前記ケース本体の同じ側面に位置し、
前記第１基準平面と前記第２基準平面との間に、段差部を有することを特徴とする、
スーツケース。