JP3207457U - 間隔子を有するローラー軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラーの押圧力を吸収できる間隔子を有するローラー軸受を提供する。【解決手段】外輪と、内輪と、ローリングユニットと、を含み、前記外輪は環状の外軌道を有し、前記内輪は環状の内軌道を有し、前記内輪は前記外輪の内側に設けられ、前記外軌道と前記内軌道とで負荷経路を構成し、前記ローリングユニットは複数のローラー及び複数の間隔子32から構成され、隣接の2つの前記ローラーの間に1つの前記間隔子が設けられ、前記間隔子の両側面にそれぞれ前記ローラーと対応する保持面を有し、前記保持面は斜面321と平面を有し、前記斜面は、前記平面から外側に延伸して前記平面に対して1.5度〜10度の角度を成すように設けられ、前記保持面は前記間隔子の中心から外径方向に広がるらっぱ状の避け部323を有し、前記避け部は4度〜24度の挟角を有するように設けられている。【選択図】図4

Description

本考案は、ローラー軸受に関し、特に間隔子を有するローラー軸受に関する。
日本特許第4440366号公報に開示されている交差式ローラー軸受の間隔子は、該特許公報の図3から分かるように、間隔子は矩形の軌道に収容されて軌道と一定の間隙を保っており、図4から分かるように、隣接する二つのローラーは一つの間隔子の両側に交差して排列されている。
日本特許第4440366号公報
しかしながら、上記軸受は、実際の作動過程において、ローラーが間隔子に押圧力を与えるために、間隔子が軌道の壁面に移動して、間隔子と軌道とが干渉し、軸受が作動時に円滑に作動できず、さらにはロックしてしまうという問題が起こる。よって、ローラーによる間隔子への押圧を回避することは、本分野における研究開発の重点の一つである。
本考案は、上記問題に鑑みるもので、ローラーの押圧力を吸収できる間隔子構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る間隔子を有するローラー軸受は、外輪と、内輪と、ローリングユニットと、を含み、前記外輪は環状の外軌道を有し、前記内輪は環状の内軌道を有し、前記内輪は前記外輪の内側に設けられ、前記外軌道と前記内軌道とで負荷経路を構成し、前記ローリングユニットは複数のローラー及び複数の間隔子から構成され、隣接の2つの前記ローラーの間に1つの前記間隔子が設けられ、前記間隔子の両側面にそれぞれ前記ローラーと対応する保持面を有し、前記保持面は前記間隔子の中心から外径方向に広がるらっぱ状の避け部を有し、前記避け部は4度〜24度の挟角を有するように設けられている。
また、好ましくは、前記避け部の前記挟角は、最適角度が12度〜20度である。
また、好ましくは、前記保持面は斜面と平面を有し、前記斜面は、前記平面から外側に延伸して前記平面に対して1.5度〜10度の角度を成すように設けられている。
このように、本考案においては、該斜面及び避け部を設けることによって、ローラーが負荷経路に配置されているとき、該斜面及び避け部によってローラーの傾斜角度を吸収することができ、ローラーによる間隔子への上方への押上げを回避することができる。
本考案に係る間隔子を有するローラー軸受の分解斜視図である。 本考案に係る間隔子を有するローラー軸受の組立図である。 本考案に係る間隔子の斜視図である。 本考案に係る間隔子を側面から見た図である。 本考案に係る間隔子を径方向から見た図である。 本考案に係る間隔子とローラーとの組み合わせを示す図である。 本考案に係る間隔子とローラーとの組み合わせの断面図である。 本考案に係る第2の実施形態における間隔子の斜視図である。 本考案に係る第3の実施形態における間隔子の斜視図である。
<第1の実施形態>
図1から図7を参照されたい。本考案に係る間隔子を有するローラー軸受は、外輪1と、内輪2と、ローリングユニット3と、を含む。外輪1は、環状の外軌道11を有する。内輪2は、環状の内軌道21を有する。該内輪2は該外輪1の内側に設けられ、該外軌道11と内軌道21とで負荷経路を構成する。ローリングユニット3は、複数のローラー31及び複数の間隔子32から構成され、隣接の2つの該ローラー31の間に1つの間隔子32が設けられる。該間隔子32の両側面にそれぞれ該ローラー31に対応する保持面を有する。該保持面は斜面321と平面322を有する。該斜面321は、該平面322から外側に延伸して該平面322に対して角度Bを成すように設けられ、該角度Bは、1.5度〜10度である。また、該保持面は、間隔子32の中心から外径方向に広がるらっぱ状の避け部323を有する。該避け部323は、挟角Aを有するように設けられ、該挟角Aは4度〜24度である。該避け部323の挟角Aは、最適角度が12度〜20度である。本実施形態では、避け部は、1つであり、且つ両保持面を貫通するものである。本考案は、該斜面321及び避け部323を設けることによって、ローラー31が負荷経路に配置されているとき、図6、図7に示すように、該斜面321及び該避け部323によってローラー31の傾斜角度を吸収することができ、ローラー31による間隔子32への上方への押上げを回避することができる。
<第2の実施形態>
図8を参照されたい。図8は、本考案に係る第2の実施形態を示す図である。本実施形態は、避け部323Aが溝状の構造に形成されている点、両保持面に対応して設けられている点が、第1の実施形態と異なる。
<第3の実施形態>
図9を参照されたい。図9は、本考案に係る第3の実施形態を示す図である。本実施形態は、4つの避け部323Aを両保持面に交差して配置し、両保持面がそれぞれ2つの避け部323Aを有するように設けられている点が、第2の実施形態と異なる。
以上のように、本考案が「産業上の利用可能性を有する」ことには疑いの余地がない。また、本実施例において開示した技術的特徴は、出願前に刊行物に掲載されたことも、公開使用されたこともなく、上記の効果増進の事実を有するだけでなく、付加的な効果も見損なうことができない。よって、本考案の「新規性」及び「進歩性」は実用新案法規の規定を満たしており、法に従って実用新案登録出願をするので、審査を通じて早期に登録がされることを期待する。
以上の実施形態による開示は本考案を説明するためのもので、本考案を限定するものではない。従って、数値の変更や等効素子の置換等は、いずれも本考案の範囲に含まれる。
1 外輪
11 外軌道
2 内輪
21 内軌道
3 ローリングユニット
31 ローラー
32 間隔子
321 斜面
322 平面
323、323A 避け部
A、B 角度

Claims (3)

  1. 間隔子を有するローラー軸受であって、
    外輪と、内輪と、ローリングユニットと、を含み、
    前記外輪は環状の外軌道を有し、
    前記内輪は環状の内軌道を有し、前記内輪は前記外輪の内側に設けられ、前記外軌道と前記内軌道とで負荷経路を構成し、
    前記ローリングユニットは複数のローラー及び複数の間隔子から構成され、隣接の2つの前記ローラーの間に1つの前記間隔子が設けられ、前記間隔子の両側面にそれぞれ前記ローラーと対応する保持面を有し、
    前記保持面は前記間隔子の中心から外径方向に広がるらっぱ状の避け部を有し、前記避け部は4度〜24度の挟角を有するように設けられている
    間隔子を有するローラー軸受。
  2. 請求項1に記載の間隔子を有するローラー軸受であって、
    前記避け部の前記挟角は、最適角度が12度〜20度である
    間隔子を有するローラー軸受。
  3. 請求項1に記載の間隔子を有するローラー軸受であって、
    前記保持面は斜面と平面を有し、前記斜面は、前記平面から外側に延伸して前記平面に対して1.5度〜10度の角度を成すように設けられている
    間隔子を有するローラー軸受。
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