JP3205158U - 農業用ハウスの補強構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡単な構造により、プラスチックシートを張った農業用ハウスでもフレーム強度を増大させて、積雪に対する強度を増して倒壊を少なくすると共に、冬季以外の季節には、ハウス内での作業も容易な農業用ハウスの補強構造を提供する。【解決手段】屋根がパイプ2のトラス構造で形成された農業用ハウスにおいて、屋根の吊り柱10の下端を梁パイプ11より下方に突出させ、ベース板16の上にパイプ受け部17を設けた支柱下部受け部材15を、ハウス内の地面14の上に着脱自在に設置し、この支柱下部受け部材15にパイプで形成された補強支柱19の下端部を係脱自在に挿着して固定すると共に、補強支柱19の上端に吊り柱10の下端を挿着する。【選択図】図4

Description

本考案は、農業用ハウスの補強構造に関するものである。
一般に農業用ハウスでは、野菜や果実、花卉などを栽培しているが、大量の雪が降り積もると雪の重みにより倒壊することがある。特に透明なプラスチックシートを張った農業用ハウスのフレームはパイプで構成されたものが多く、全体の支持強度が比較的弱い問題がある。
このため農業用ハウスの屋根に散水装置を設け、降雪時に散水して融雪し、流れ出た融水をハウスの雨樋に流す構造(特許文献1)がある。しかしながらこの構造では、プラスチックシートを張った農業用ハウスに適用しようとすると、散水装置を屋根に取付けなければならず、フレーム強度の弱いハウスには取り付けられなかった。
また温室ハウスの屋根を2枚の透明板材で空間部を形成し、この空間内に熱水供給系を配置して、熱水を循環させて屋根を加熱し、屋根に積もった雪を融雪する装置(特許文献2)もある。しかしながらこの構造もフレーム強度の弱いハウスには取付けられず、また熱水供給系を設けるため設備費が高価になる問題があった。
特開2000−245268 実用新案3129328号
本考案は、極めて簡単な構造により、フレーム強度の弱いプラスチックシートを張った農業用ハウスでもフレーム強度を増大させて、積雪に対する強度を増して倒壊を少なくすると共に、ハウス内での作業も容易な農業用ハウスの補強構造を提供するものである。
本考案の請求項1記載の農業用ハウスの補強構造は、屋根がパイプのトラス構造で形成された農業用ハウスにおいて、屋根の吊り柱の下端を梁パイプより下方に突出させるか、または支柱上部受け部材を梁パイプの底面に設けると共に、ベース板の上にパイプ受け部を設けた支柱下部受け部材を、ハウス内の地面の上に着脱自在に設置し、この支柱下部受け部材にパイプで形成された補強支柱の下端部を係脱自在に挿着して固定すると共に、補強支柱の上端に吊り柱の下端を挿着するか、または支柱上部受けブラケットに挿着することを特徴とするものである。
本考案の請求項2記載の農業用ハウスの補強構造は、請求項1において、支柱下部受け部材を形成するパイプ受け部の内径が、補強支柱の外径より大きく形成され、更にこの補強支柱の内径が、吊り柱の外径より大きく形成されていることを特徴とするものである。
本考案の請求項3記載の農業用ハウスの補強構造は、請求項1において、支柱下部受け部材を形成するパイプ受け部の内径が、補強支柱の外径より大きく形成され、更にこの補強支柱の外径が、支柱上部受け部材を形成するパイプ受け部の内径より小さいか、または補強支柱の内径が、支柱上部受け部材のパイプ受け部の外径より大きく形成されていることを特徴とするものである。
本考案の請求項4記載の農業用ハウスの補強構造は、請求項1において、支柱下部受け部材に設けたパイプ受け部の長さが、梁パイプより下方に突出した吊り柱の下端の長さより、または支柱上部受け部材のパイプ受け部の長さより、長く形成したことを特徴とするものである。
本考案に係る請求項1記載の農業用ハウスの補強構造によれば、極めて簡単な構造により、フレーム強度の弱いプラスチックシートを張った農業用ハウスでもフレーム強度を増大させて、従来、雪の重みにより潰されていた被害を大幅に低減させることができると共に、補強支柱と支柱下部受け部材を撤去すれば、従来と同様に広く使用できるので耕作の妨げにならない。
また請求項2記載の農業用ハウスの補強構造によれば、補強支柱の上端が、梁パイプの底面に当接して屋根を支持することができる。
また請求項3記載の農業用ハウスの補強構造によれば、補強支柱の上端側が支柱上部受け部材のパイプ受け部の内側または外側に挿着された構造なので、既設の農業用ハウスに取付けて屋根を支持することができ、安価な費用でハウスの強度を向上させることができる。
また請求項4記載の農業用ハウスの補強構造によれば、補強支柱を傾けて、その下端側をパイプ受け部に挿着して、垂直に立ててから、持ち上げることにより上端部に、吊り柱の下端を挿着するか、または支柱上部受けブラケットに挿着して、屋根を確実に支持することができる。
本考案の実施の一形態による農業用ハウスの断面図である。 図1の吊り柱と梁パイプの接続部分を示す斜視図である。 本考案の実施の一形態による農業用ハウスの補強構造の断面図である。 図3の補強支柱の支持部分を拡大して示す断面図である。 本考案の他の実施の形態による農業用ハウスの補強構造の要部断面図である。 本考案の異なる他の実施の形態による農業用ハウスの補強構造の要部断面図である。
以下本考案の実施の一形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図において1は農業用ハウスで、パイプ2で支柱3と、パイプ2を三角形に組合わせたトラス構造4の屋根5とでフレーム6が構成されている。更にこのフレーム6の表面側にフッソ樹脂フイルムなどのプラスチックシート8が取付けられている。
更に前記トラス構造4の屋根5は、棟の中心から下がっている吊り柱10が、梁パイプ11より下方に突出している。吊り柱10と梁パイプ11は図2に示すように、コ字形の連結ブラケット12で連結されている。
また冬季には図3に示すように、ハウス内の吊り柱10の下方の地面14には、支柱下部受け部材15が着脱自在に設置されている。この支柱下部受け部材15はベース板16の上に、パイプ2で形成されたパイプ受け部17を接合して形成されている。19はパイプ2で形成された補強支柱である。この補強支柱19の下端部は図4に示すように支柱下部受け部材15のパイプ受け部17内に係脱自在に挿着され、上端部は吊り柱10の下端が係脱自在に挿着され、梁パイプ11の底面に当接している。この農業用ハウス1は、例えば幅が6m程度で、吊り柱10が2.5〜3mピッチで設けられている。
更にパイプ2で形成された補強支柱19の下端側には貫通孔20Aが開孔され、これと対向する位置のパイプ受け部17にも貫通孔20Bが開孔され、この貫通孔20A、20Bを貫通してボルト21で補強支柱19が支柱下部受け部材15に連結・固定されている。
この場合、パイプ受け部17の内径D1が、補強支柱19の外径D2より大きく形成され、更にこの補強支柱19の内径D3が、吊り柱10の外径D4より大きく形成されている。
更に支柱下部受け部材15に設けたパイプ受け部17の長さL1が、梁パイプ11より下方に突出した吊り柱10の下端の長さL2より、長く形成されている。
上記構成の農業用ハウスの補強構造は、降雪時以外の季節には図1に示すように補強支柱19と支柱下部受け部材15を取外した状態で耕作する。降雪の季節になったら、図3に示すように、ハウス内の吊り柱10の下方の地面14に、支柱下部受け部材15を設置する。次に図4に示すように補強支柱19の下端側をパイプ受け部17に挿入する。
この後、補強支柱19を持ち上げて、上端部に吊り柱10の下端を挿入して、梁パイプ11の底面に当接させる。このようにパイプ受け部17の長さL1が、梁パイプ11より下方に突出した吊り柱10の下端の長さL2より長く形成されているので、先に補強支柱19を傾けて、その下端側をパイプ受け部17に挿着して、垂直に立ててから、持ち上げることにより上端部に吊り柱10の下端を挿入することができる。
この後、補強支柱19の下端側の貫通孔20Aと、これと対向する位置のパイプ受け部17の貫通孔20Bを合わせてボルト21を貫通させてナット22で締め付け固定する。
この結果、農業用ハウス1の中央部分に補強支柱19が取付けられるので、ハウス強度が30%以上も向上し、従来、雪の重みにより潰されていた被害を大幅に低減させることができる。また冬季以外の季節には、補強支柱19と支柱下部受け部材15を撤去すれば、従来と同様に広く使用できるので耕作の妨げにならない。
図5は本考案の他の実施の形態を示すもので、吊り柱10の下端が梁パイプ11に連結ブラケット12で接続され、吊り柱10の下端が梁パイプ11の下方に突出していない既存の屋根5である。梁パイプ11の底面には、ベース板16の底面に、パイプ2で形成されたパイプ受け部17を接合した支柱上部受け部材24が取付けられている。このパイプ受け部17の内径D5は、補強支柱19の外径D2より大きく形成されている。
この構造では、補強支柱19の上端側がパイプ受け部17の内側に挿着された構造で、既設の農業用ハウス1に取付けることができ、安価な費用でハウスの強度を向上させることができる。
図6は本考案の他の異なる実施の形態を示すもので、梁パイプ11の底面には、ベース板16の底面に、パイプ2で形成されたパイプ受け部17を接合した支柱上部受け部材24が取付けられている。このパイプ受け部17の外径D6は、補強支柱19の内径D3より小さく形成されている。
なお上記説明では、フレーム6の表面側にプラスチックシート8を取付けた農業用ハウス1について適用した場合について示したが、ガラス製のハウスにも適用することができる。
1 農業用ハウス
2 パイプ
3 支柱
4 トラス構造
5 屋根
6 フレーム
8 プラスチックシート
10 吊り柱
11 梁パイプ
12 連結ブラケット
14 地面
15 支柱下部受け部材
16 ベース板
17 パイプ受け部
19 補強支柱
20A、20B 貫通孔
21 ボルト
22 ナット
24 支柱上部受け部材

Claims (4)

  1. 屋根がパイプのトラス構造で形成された農業用ハウスにおいて、屋根の吊り柱の下端を梁パイプより下方に突出させるか、または支柱上部受け部材を梁パイプの底面に設けると共に、ベース板の上にパイプ受け部を設けた支柱下部受け部材を、ハウス内の地面の上に着脱自在に設置し、この支柱下部受け部材にパイプで形成された補強支柱の下端部を係脱自在に挿着して固定するすると共に、補強支柱の上端に吊り柱の下端を挿着するか、または支柱上部受けブラケットに挿着することを特徴とする農業用ハウスの補強構造。
  2. 支柱下部受け部材を形成するパイプ受け部の内径が、補強支柱の外径より大きく形成され、更にこの補強支柱の内径が、吊り柱の外径より大きく形成されていることを特徴とする請求項1記載の農業用ハウスの補強構造。
  3. 支柱下部受け部材を形成するパイプ受け部の内径が、補強支柱の外径より大きく形成され、更にこの補強支柱の外径が、支柱上部受け部材を形成するパイプ受け部の内径より小さいか、または補強支柱の内径が、支柱上部受け部材のパイプ受け部の外径より大きく形成されていることを特徴とする請求項1記載の農業用ハウスの補強構造。
  4. 支柱下部受け部材に設けたパイプ受け部の長さが、梁パイプより下方に突出した吊り柱の下端の長さより、または支柱上部受け部材のパイプ受け部の長さより、長く形成したことを特徴とする請求項1記載の農業用ハウスの補強構造。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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