JP3200439U - 強風に強いビニールハウス骨組み構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】強風に対して倒壊し難いビニールハウスを提供する。【解決手段】ビニールハウスを構成する骨組み素材である塩化ビニルパイプにより立設された「かまぼこ型」ビニールハウス若しくは屋根部が「アーチ型」のビニールハウスに対して、妻部に相当する両面の最上部から大棟長手延長線方向、かつ地面方向に向って、大棟から塩化ビニルパイプを直線上若しくはアーチ状に接続・延長し、基本骨組みである横方向フレームを延長したパイプまでアーチ状に伸ばし、固定する。ビニールハウス被覆シートの破損しやすい面に強風が垂直方向に吹き付けても面に傾斜を具備させることで強風による面圧を低下させる。【選択図】図3

Description

本考案は、塩化ビニルパイプにより構成されたビニールハウスの骨組み形状に関する。
ビニールハウスの構成材料として、骨組みに鉄骨、鋼管やアルミニーム製パイプを使用した「かまぼこ型」形状や屋根部が「アーチ型」形状のビニールハウスが主流構造となっている。
特許公開2015−2729号 特許公開2014−204703号
従来から使用されているビニールハウスは、主として鉄鋼柱やアルミニューム製パイプを骨組みとし塩化ビニルフィルムを被覆しているがフィルム自体が対候性に乏しく劣化すると非常に脆く破れやすいという課題があり寿命として数年程度であるため、その都度フィルムの貼り替えが必要となっていた。この課題を解決するために塩化ビニルフィルムより高価であるが対候性に優れるポリオレフィンやフッ素樹脂の硬質フィルムが提案されている。
しかしながら、上記対候性に優れるフィルムを使用しても台風や突風によりフィルムの破損が頻繁に生じる。酷い場合には、フィルム破損により強風がハウス内に入り込み骨組み自体を変形、或いはハウス自体を倒壊することも起こる。この様な事態は、出荷前の果物や野菜にキズを入れ販売出来ないだけではなく、ハウス自体の立て直しも必要になり農家への負担が更に大きくなる。このビニールハウス倒壊を抑制するために幾つかの方法が提案されている。
特許文献1にはビニールハウスの棟方向に対して垂直方向に作用する力に対する強度を従来よりも大きくするため骨組みと、この骨組みに展張される塩化ビニルシートとを備え、上記骨組みは、所定の間隔をあけて棟方向に並ぶ複数の外フレームと、棟方向に延びて上記外フレームをつなぐ一本以上の横パイプとを備えるビニールハウスにおいて、上記外フレームの内側に配置される内フレームと、上記外フレームと上記内フレームとの間に当該各フレームの軸方向に揺動可能に介装される複数の揺動軸とを備え、上記外フレームと上記内フレームを軸方向にずらす力が作用したとき、上記揺動軸うちの一本以上に引張方向の力が入力され、他の上記揺動軸のうちの一本以上に圧縮方向の力が入力されるように設定されている。
特許文献2にはビニールに多数の鳩目穴を設け、穴同士を重ねて連結紐で結びビニールの耐性を高め、更に合成樹脂の板を重ねてその内側に鉄棒を網目状に溶接した板にて合成樹脂ハウスを製造する方法が記載されている。しかし、ビニールに鳩目穴を多数具備させ強固に紐にて連結しても台風等の強風には耐えられず、特許文献2の別の発明である鉄棒を網目状に具備させた樹脂を使用すれば強度面は向上するもののコストが大幅にアップするため実質的に採用されていないのが現状である。
考案者は、強風により倒壊した「かまぼこ型」や「アーチ型」屋根のビニールハウス多くは当該「かまぼこ」断面に相当する面、或いは妻部の面に被覆されたフィルム破損が生じハウス崩壊を引き起こすことが多いことに気が付いた。この理由として前記面に垂直に吹いた強風を円滑に流し去ることが出来ないためシート面の圧力が増加して塩化ビニルシートを破損させる。更に破損したシート領域からハウス室内に強風が入り込みハウス自体を持ち上げようとする力が発生することで骨組みの一部が破壊、それを起点として倒壊が起こるためであると推察し、
被覆されたフィルムの破損が生じ易い面の構造を代えることでハウス崩壊を抑制できることを見出した。
上記課題に鑑み、ビニールハウス被覆シートの破損しやすい面に対して強風が垂直方向に吹き付けても面に傾斜を具備させることで吹く流すことができるため風圧を低減できる。これによりシート破損を防止できビニールハウスの倒壊を抑制できる。具体的には、新幹線の最前列車両のロングノーズのような構造をビニールハウスに具備させれば空力抵抗が低減できるため上記課題を克服できる。
本考案のビニールハウスによれば、従来のビニールハウスシートより強風により当該ビニールハウスの倒壊を抑制できる。
「アーチ型」と「かまぼこ型」ビニールハウスの断面を示す。 「かまぼこ型」ビニールハウスの側面から観察を示す。 上記ビニールハウスの側面から観察した構造した構造を示す。 本考案の一実施例であるビニールハウスの構造を示す。 別実施例であるビニールハウスの側面から観察した構造を示す。
以下、本考案に係る実施の形態を図面により説明する。
図1は「アーチ型」屋根、若しくは「かまぼこ型」のビニールハウスの断面構造を示す。一般的な「アーチ型」屋根のビニールハウス工法としては、多数の塩化ビニルパイプを柱として立設し、多数の該パイプをアーチ状に組み合わせ棟屋根の骨組みとして掛け渡し、該柱および該屋根の骨組みとを複数の該パイプにて横通して構成されたビニールハウスであり屋根骨組みの最高位置にある柱は大棟(1)と呼ばれている。図2は「かまぼこ型」ビニールハウスの側面から観察したものであるが大棟(1)長手方向を(B)としている。
図3は前記「アーチ型」屋根のビニールハウスの大棟(1)の長手方向(A)に対して地面方向(B)に向って塩化ビニルパイプ(3)をアーチ状に接続・延長したものであり、塩化ビニルパイプフレーム(2)も接続・延長し当該塩化ビニルパイプ(3)にアーチ状に固定した構造とする。
最上部の大棟(1)の長手方向(A)に対して地面方向(B)に向って塩化ビニルパイプ
図3は前記工法により完成した本考案のビニールハウスであり、図4に側面から見た構造を示す。図1に示すビニールハウス断面に強風が吹き付けると当該面に対する面圧が大きく上昇する。この面圧がシート破損の臨界点を超えた時に塩化ビニルシートの破損が生じ、更に前記シート破損部からビニールハウス内に強風が入り込むとビニールハウスの骨組みが変形・破壊するためにビニールハウスが倒壊する。一方、図3に示したビニールハウスでは先端部に強風が吹き付けても面圧の上昇は小さいため塩化ビニルシートの破損が生じるリスクは下がる。図5は「アーチ型」屋根のビニールハウスの大棟(1)の長手方向(A)に対して地面方向(B)に向って塩化ビニルパイプ(3)を直線状に接続・延長したものであり、塩化ビニルパイプフレーム(2)も接続・延長し当該塩化ビニルパイプ(3)に直線状に状に固定した構造であり、同様に先端部に強風が吹き付けても面圧の上昇は小さいため塩化ビニルシートの破損が生じるリスクは下がる。
尚、本考案に示したビニールハウス構造に限定しておらず妻部面に対する面圧上昇が小さくなる構造であれば如何なる構造でも良い。例えば、前記大棟を地面に向けて傾けたが、他の棟も同様に地面に向けて傾けることも可能である。
本考案は、ビニールハウスの構造だけでなくテント構造にも利用できるためアウトドアライフでの強風時にもテント倒壊を抑制できる。
1 大棟
2 横方向塩化ビニルパイプフレーム
3 地面方向に向って延長した塩化ビニルパイプ
A 大棟長手方向
B 大棟長手方向(A)に対する地面方向

Claims (2)

  1. ビニールハウスを構成する骨組み素材が塩化ビニルパイプであり、当該パイプにより立設された「かまぼこ型」ビニールハウス若しくは屋根部が「アーチ型」になったビニールハウスに対して妻部に相当する両面の最上部から大棟長手方向(A)の延長線上に対して地面方向(B)に向って大棟(1)から接続・延長させた塩化ビニルパイプ(3)を直線上若しくはアーチ状に下し、前記ビニールハウスの基本骨組みである横方向フレーム(2)を当該延長されたパイプ(3)までアーチ状に伸ばし、固定したビニールハウスの骨組み。
  2. ビニールハウスを構成する骨組み素材が塩化ビニルパイプであり、当該パイプにより立設された「かまぼこ型」ビニールハウス若しくは屋根部が「アーチ型」になったビニールハウスに対して妻部に相当する両面の最上部から大棟名手方向(A)の延長線上に対して地面方向(B)に向って大棟(1)から接続・延長させた塩化ビニルパイプ(3)を直線上若しくはアーチ状に下し、前記ビニールハウスの基本骨格である横方向フレーム(2)を当該延長されたパイプ(3)まで直線的に伸ばし、固定したビニールハウスの骨組み。
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