JP3204498B2 - 調理器用制御装置 - Google Patents

調理器用制御装置

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JP3204498B2
JP3204498B2 JP20653697A JP20653697A JP3204498B2 JP 3204498 B2 JP3204498 B2 JP 3204498B2 JP 20653697 A JP20653697 A JP 20653697A JP 20653697 A JP20653697 A JP 20653697A JP 3204498 B2 JP3204498 B2 JP 3204498B2
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光章 田渕
拓雄 大原
明 飼牛
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスコンロ等に適す
る調理器用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガスコンロは例えば特開
平8−219463号公報に示されている。この公報に
よると、バーナを点火させる点火器と、バーナの炎によ
る炎信号を検出する炎検出回路と、制御部とにより、ガ
スコンロが構成されている。そしてバーナを強燃焼と弱
燃焼に切替えるレバーが設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、前記ガスコンロ
では、強燃焼中は燃焼が比較的安定しており、わずかな
煮こぼれや風では失火しにくいが、弱燃焼中は失火し易
く、かつ失火時にはバーナへのガス通路に設けた電磁弁
を閉じる為、その度に点火操作を行う必要があり、使い
勝手が悪いという問題がある。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、バーナを点火させる点火器と、このバー
ナの炎を検出し、この燃焼炎の状態に応じた炎信号を出
力する炎検出回路と、点火器と炎検出回路に接続された
制御部とを備え、この制御部を、バーナが弱燃焼中に炎
信号が予め設定した所定値以下になると、点火器を動作
する様に構成したものである。
【0006】又本発明は、バーナへのガス通路を開閉す
る電磁弁を設けると共に、制御部を、炎信号が予め設定
した所定値以下になると、点火器を動作して再点火動作
を行い、かつこの再点火動作を行っても、予め設定した
所定時間内に炎信号が所定値以下の場合には、電磁弁を
閉じてバーナへの燃料供給を停止する様に構成したもの
である。
【0007】更に本発明は、制御部を、炎信号が予め設
定した所定値以下になると、点火器を予め設定した一定
時間動作する様に構成したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る調理器
用制御装置を図1と図2に従い説明する。図1は上記制
御装置を用いたガスコンロの斜視図、図2は上記制御装
置の電気ブロック図である。
【0009】まず図1に於て、本体1は例えば鉄板等か
ら成り、上面が開放する様に箱型に形成されている。コ
ンロ用バーナ2、3が本体1の上面左右に配置され、こ
れらコンロ用バーナ2、3間にグリル4が配置されてい
る。操作パネル5は本体1の前面に配置され、プッシュ
ボタン6、7、8は各々コンロ用バーナ2とコンロ用バ
ーナ3とグリル用バーナ(図示せず)の点火、消火操作
を行うものである。
【0010】プッシュボタン6、7には各バルブ装置が
装着され、各バルブ装置には各コックスイッチ9と各点
火スイッチ10と各電磁弁11が装着されている(図2
では簡単のために、コックスイッチ9と点火スイッチ1
0と電磁弁11の1組しか図示していない)。使用者が
プッシュボタン6又は7を始め押込むと、コックスイッ
チ9がオンになり、同時に電磁弁11がオン(開く)
し、少し遅れて点火スイッチ10がオンする。この様に
電磁弁11はコンロ用バーナ2又は3へのガス通路を開
閉するものである。
【0011】コンロ用バーナ2、3の近傍に各点火プラ
グ(図示せず)が配置され、各点火プラグに各点火器1
2(図2では、1個の点火器12しか図示していない)
が接続されている。上述の様に、プッシュボタン6又は
7を始め押込むと、点火スイッチ10が一定時間オン
し、点火器12が一定時間オン(スパーク)する構成と
なっている。
【0012】また使用者がプッシュボタン6又は7を再
び押込むと、コックスイッチ9がオフし、電磁弁11が
オフ(閉じる)構成となっている。
【0013】操作パネル5には、左右方向へのスライド
操作により、コンロ用バーナ2と、コンロ用バーナ3
と、グリル用バーナの燃焼量を可変する火力調節レバー
13、14、15が配置されている。火力調節レバー1
4には火力調節スイッチ16が装着され、火力調節レバ
ー14を左側にスライドし設定すると、コンロ用バーナ
3は強燃焼し、火力調節スイッチ16はオフ(強火側)
する。また火力調節レバー14を右側にスライドし設定
すると、コンロ用バーナ3は弱燃焼し、火力調節スイッ
チ16はオン(弱火側)する。
【0014】炎検出回路17(図2を参照)は、コンロ
用バーナ2、3の燃焼炎により加熱され起電力を生じる
熱電対に従い炎信号(起電力)を検出するものである。
温度センサ19はサーミスタ等から成り、コンロ用バー
ナ3の近傍に配置され、温度検出回路18は温度センサ
19の出力により被調理物の温度を検出するものであ
る。
【0015】乾電池20は操作パネル5の蓋の奥部に収
納され、電源回路22に電源を供給している。グリル4
の前面にグリルドア23が配置され、本体1の上面に天
板23が配置され、天板23の後方に排出孔24が形成
され、コンロ用バーナ2、3の周辺に五徳25が配置さ
れている。
【0016】次に図2に示す様に、制御部26は例えば
マイクロコンピュータ等から成る。炎検出回路17と温
度検出回路18は各々、制御部26の入力端子に接続さ
れている。コックスイッチ9と点火スイッチ10と火力
調節スイッチ16は各々、スイッチ検出回路27を介し
て制御部26の入力端子に接続され、乾電池20は電源
回路22を介して制御部26の入力端子に接続されてい
る。
【0017】電磁弁11は電磁弁駆動回路28を介して
制御部26の出力端子に接続され、点火器12は点火器
駆動回路29を介して制御部26の出力端子に接続され
ている。これらの部品により、本調理器用制御装置30
を用いたガスコンロ31が構成されている。
【0018】次に本ガスコンロ31の動作を図3のタイ
ムチャートに従い説明する。図3に於て、最初に使用者
がプッシュボタン7を押込むと、コックスイッチ9がオ
ンし(図3a)、電磁弁11が開く(オン)(図3g)
と共に、点火スイッチがオンし(点火)(図3b)て点
火器12が作動し(図3f)、スパークを開始する。
【0019】その結果、コンロ用バーナ3から噴出する
ガスが点火し、燃焼炎を形成する。熱電対が加熱され、
炎検出回路17が出力する炎信号が増加し、所定値(起
電力3mV)を越えると、制御部26は「炎有り」と判
定する。そしてコンロ用バーナ3は安定した強燃焼を続
ける(図3d)。
【0020】一方、使用者が火力調節レバー14を右側
にスライド操作して弱燃焼に設定すると、火力調節スイ
ッチ16がオンする(図3c)。この時燃焼炎が不安定
となって熱電対の起電力が低下し、炎検出回路17が出
力する炎信号が予め設定した所定値(例えば3mV)以
下に低下すると、制御部26がこれを検出して点火器駆
動回路29に対し、Hiレベルの再点火信号を予め設定
した一定時間(例えば約3秒間)出力する(図3e)。
【0021】その結果、点火器12が再び作動して(図
3f)スパークを開始し、コンロ用バーナ3が失火状態
であれば、点火して再び燃焼炎を形成し、不安定な燃焼
状態であれば、燃焼を促進して安定した弱燃焼を継続
(図3d)するものである。
【0022】この場合、図3dに示す様に、炎信号が所
定値(例えば3mV)以下になってから予め設定した所
定時間(例えば約8秒)経過(A点)する間に、炎信号
が前記所定値以上に回復した場合には電磁弁11を継続
して開き続ける様に、制御部26が制御する。一方、炎
信号が前記所定値以下に低下してから前記所定時間経過
しても、炎信号が前記所定値未満の場合(B点)には、
電磁弁11を閉じてコンロ用バーナ3へのガス供給を遮
断する。
【0023】何故ならば、炎信号が所定値以下になっ
て、再点火動作を行い、所定時間経過しても、炎信号が
所定値以上にならない場合は、コンロ用バーナ3に多量
に煮こぼれが付着し、炎孔が詰った場合等である。それ
故、上述の場合は、危険防止のために、供給ガスを遮断
した方が良い。
【0024】また、炎信号が所定値(3mV)以下にな
ってから、一定時間(例えば約3秒間)点火器12を点
火動作させても良く、また炎信号が所定値(3mV)以
下になってから、第2の所定値(例えば約1.5mV)
に達する迄の間、点火器12を点火動作をさせても良
い。この様にして、コンロ用バーナ3は安定した弱燃焼
を行う。
【0025】その後に再び所定値(3mV)以下の炎信
号が制御部26に入力すると、制御部26はHiレベル
の再点火動作信号を出力し(図3e)、点火器12はス
パーク開始し、点火動作を行う。しかしこの時、コンロ
用バーナ3に多量に煮こぼれが付着しているならば、炎
信号が所定値以下になってから、所定時間経過後(B
点)に、炎信号は所定値未満となる(図3d)。
【0026】その結果、制御部26はBの時点に於て、
電磁弁11をオフさせ(図3g)、供給ガスを遮断す
る。その後、使用者がプッシュボタン7を再び押込む
と、コックスイッチ9はオフとなり、元の状態に復帰す
る。以上にて本ガスコンロ31の動作説明を終わる。
【0027】
【発明の効果】上述の様に本発明は、バーナが弱燃焼中
に炎信号が所定値以下になると、点火器を作動して再点
火動作を行う様に構成したことで、弱燃焼中に燃焼が不
安定状態となってもこれを検出して点火器を作動し、極
力失火を防止する事が出来ると共に、一時的な煮こぼれ
や吹き消えにより失火に至っても、自動的に再点火動作
を行って燃焼を継続するので、使用者が再点火操作を行
う必要がなく、使い勝手を向上する事が出来るものであ
る。
【0028】又本発明は、炎信号が所定値以下に低下し
て点火器を作動し、再点火動作を行って所定時間経過し
ても炎信号が継続して所定値以下の場合には、電磁弁を
閉じてバーナへの燃料供給を停止する様に構成したこと
で、バーナに多量に煮こぼれが付着している等、再点火
動作を行っても点火不可能な状態の場合には、早期にバ
ーナへのガス供給を停止して生ガスの噴出を防止し、危
険回避を計る事が出来るものである。
【0029】そして又本発明は、炎信号が所定値以下に
低下すると、点火器を一定時間のみ動作させる様に構成
したことで、バーナに多量に煮こぼれが付着している
等、再点火動作を行っても点火不可能な状態の場合に
は、早期にバーナへのガス供給を停止して安全動作を行
う事が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る調理器用制御装置を
用いたガスコンロの斜視図である。
【図2】上記調理器用制御装置の電気ブロック図であ
る。
【図3】上記ガスコンロのタイムチャートである。
【符号の説明】
3 (コンロ用)バーナ 12 点火器 17 炎検出回路 26 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飼牛 明 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−219463(JP,A) 特開 平2−195114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23N 5/24 106 F23N 5/00 F24C 3/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ーナを点火させる点火器と、該バーナ
    の炎を検出し、この燃焼炎の状態に応じた炎信号を出力
    する炎検出回路と、前記点火器と前記炎検出回路に接続
    された制御部とを備え、この制御部を、前記バーナが弱
    燃焼中に前記炎信号が予め設定した所定値以下になる
    と、前記点火器を動作する様に構成した事を特徴とする
    調理器用制御装置。
  2. 【請求項2】 前記バーナへのガス通路を開閉する電磁
    弁を設けると共に、前記制御部を、前記炎信号が予め設
    定した所定値以下になると、前記点火器を動作して再点
    火動作を行い、かつこの再点火動作を行っても、予め設
    定した所定時間内に前記炎信号が所定値以下の場合に
    は、前記電磁弁を閉じてバーナへの燃料供給を停止する
    様に構成した事を特徴とする、前記請求項1に記載の調
    理器用制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部を、前記炎信号が予め設定し
    た所定値以下になると、前記点火器を予め設定した一定
    時間動作する様に構成した事を特徴とする、前記請求項
    2に記載の調理器用制御装置。
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JP2010007965A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Miura Co Ltd ボイラ着火装置およびボイラ着火方法
JP2015049029A (ja) * 2013-09-04 2015-03-16 リンナイ株式会社 燃焼装置
CN106168384B (zh) * 2016-08-05 2018-09-14 广州市东霸节能科技有限公司 一种商业炉具用带火种补偿的点火控制方法及装置

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