JP3203147B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP3203147B2
JP3203147B2 JP09098095A JP9098095A JP3203147B2 JP 3203147 B2 JP3203147 B2 JP 3203147B2 JP 09098095 A JP09098095 A JP 09098095A JP 9098095 A JP9098095 A JP 9098095A JP 3203147 B2 JP3203147 B2 JP 3203147B2
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子レンジに関し、詳し
くは、回転アンテナに載置した被加熱物をマイクロ波で
加熱調理する際の加熱ムラの防止機能を組み込んだ電子
レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子レンジでは、例えば、被加熱
物をマイクロ波で加熱調理する際の加熱ムラを防止する
ために回転アンテナやスタラーが用いられている。
【0003】また、近年、食品の解凍に関する技術が向
上し、例えば、複数ステージの加熱プログラムを組み合
わせることによって食品をムラなく解凍できる電子制御
式調理器が提案されている(特開昭61−134525
号公報、参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子レンジにおいては、加熱ムラを防止するための回転
アンテナ、スタラーが用いられても、回転アンテナの回
転周期やスタラーの回転周期とは関係なく実験により加
熱ムラを確認し加熱条件を改善していた。
【0005】そのため、加熱出力が50%以下で加熱す
る場合、回転アンテナの回転周期と加熱出力周期の関係
によっては加熱ムラが発生することがあった。
【0006】図6は従来例1における回転アンテナの回
転角度とマグネトロンのマイクロ波放射時期との関係を
示す説明図である。図6において、加熱周期Tc=25
(秒)、加熱出力比10%(2.5秒/ON、22.5秒
/OFF)でマイクロ波加熱源をON/OFF制御した
場合を示し、ハッチング部がマイクロ波の出力状態を示
す。
【0007】図6(a)は50Hz時の回転アンテナの
回転周期T50=12(秒)の回転角度とマイクロ波放
射時期を示している。図6(b)は60Hz時の回転ア
ンテナの回転周期T60=10(秒)の回転角度と出力
状態を示している。
【0008】図6(b)に示す60Hz時の回転アンテ
ナの周期T60では、マイクロ波の放射される時期は、
回転アンテナの角度が0°〜90°、180°〜270
°の間のみマイクロ波が放射されるので、マイクロ波の
放射方向が一定となってしまい、加熱ムラの発生する原
因となっていた。
【0009】また、図6(a)に示す50Hz時の回転
アンテナの周期T50においても、加熱領域が徐々にず
れているだけで同じ部分が重なって加熱されているので
加熱ムラが発生しやすい。
【0010】図7は従来例2における回転アンテナの回
転角度とマグネトロンのマイクロ波放射時期との関係を
示す説明図である。図7において、加熱周期Tc=25
(秒)、加熱出力比20%(5秒/ON、20秒/OF
F)でマイクロ波加熱源をON/OFF制御した場合を
示し、ハッチング部がマイクロ波の出力状態を示す。
【0011】図7(a)は50Hz時の回転アンテナの
回転周期T50=12(秒)の回転角度と出力状態を示
している。図8(b)は60Hz時の回転アンテナ回転
周期T60=10(秒)回転角度と出力状態を示してい
る。
【0012】図7(b)に示す60Hz時の回転アンテ
ナの回転周期T60では、1周目が0°〜180°、‥
3周目が180°〜360°、‥6周目が0°〜180
°‥9周目が180°〜360°となり、0°〜360
°の全領域にむらなくマイクロ波が照射されるので加熱
ムラの発生が起きにくい。
【0013】しかしながら、図7(a)に示す50Hz
時の回転アンテナ時の回転周期T50では、同期モータ
の1回転周期が異なるため、加熱領域が1周目が0°〜
150°、‥3周目が30°〜180°、‥5周目が6
0°〜210°となり、同じ加熱周期でマイクロ波加熱
源をON−OFF制御した場合、回転アンテナの回転角
度に対するマイクロ波の照射時期がずれて、前回のマイ
クロ波の照射部分と重なった部分を照射することにな
り、加熱ムラの発生する原因となっていた。
【0014】従って、図7に示すように、60Hz地域
の電子レンジで、0°〜360°の全領域に平均してマ
イクロ波が照射できるように加熱周期を設定しても、回
転アンテナの駆動には電源周波数に同期して回転する同
期モータが用いられているので、60Hz地域と50H
z地域では、周期モータの1回転周期が異なる。
【0015】このため、同じ加熱周期でマイクロ波をO
N−OFFした場合、50Hz地域では加熱周期がずれ
加熱ムラの発生を防止することができなかった。
【0016】つまり、回転アンテナは、マイクロ波を3
60°全方向に向けて放射させることで、加熱ムラを防
止することを目的としているが、50Hz運転時ではそ
の目的を十分にはたし得ず、加熱ムラが生じることとな
る。
【0017】また、特開昭61−134525号公報で
は、食品をムラなく解凍するため、複数ステージの加熱
プログラムを組み合わせている。例えば、第1ステージ
では加熱出力100%、第2ステージでは加熱出力30
%、第3ステージでは加熱出力10%で解凍している。
【0018】したがって、加熱出力が100%のステー
ジでは、50Hz地域と60Hz地域の回転アンテナの
回転周期のずれによる加熱ムラは全く発生しないが、加
熱出力30%の第2ステージ、加熱出力10%の第3ス
テージでは、回転アンテナの回転周期とマイクロ波の出
力周期によっては同じ場所にマイクロ波が照射される可
能性があり、マイクロ波が0°〜360°の全領域に平
均して照射されているとは限らないので、解凍ムラが発
生する恐れがある。
【0019】本発明は斯る課題を解決しようとするもの
である。
【0020】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めの本発明の手段は、食品を収納する加熱室と、該加熱
室内にマイクロ波を供給するマイクロ波発生手段と、電
源周波数が50Hzか60Hzかを検知する周波数検知
手段と、前記電源周波数に同期して回転する同期モータ
と、該同期モータに連結して回転する前記加熱室内に配
置された電波攪拌手段と、前記周波数検知手段の検知結
果に基づいて前記電波攪拌手段の回転周期に同期して前
記マイクロ波発生手段を制御する加熱制御手段と、を備
ている
【0021】そして、前記加熱制御手段は、加熱運転時
間を複数の加熱周期に分割して前記マイクロ波発生手段
を制御するとともに、前記加熱周期は前記電波攪拌手段
の回転周期の整数倍より回転周期の略半周期分ずらして
設定されていることを特徴とする。
【0022】さらに、前記電波撹拌手段は、前記マグネ
トロンのマイクロ波を放射する回転アンテナにより構成
されたものである。
【0023】
【作用】即ち、電波攪拌手段を回転させている同期モー
タは、電源周波数に応じて回転数が変わるが、マイクロ
波発生手段の加熱周期を前記電波攪拌手段の回転周期の
整数倍より回転周期の略半周期分ずらして設定されてい
ため電源周波数が変わっても電波攪拌手段を中心に全
周にわたって略均一にマイクロ波を攪拌することができ
る。
【0024】また、加熱周期を電源周波数に同期したパ
ルス数にて設定することにより、電源周波数が変わって
も、その分パルスの間隔も変わるので、同じ条件で電波
撹拌手段を中心に全周にわたって略均一に撹拌すること
ができる。
【0025】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいて本発明を詳
述する。なお、本発明はこれによって限定されるもので
ない。本発明は、主として、回転アンテナで被加熱物を
マイクロ波加熱する電子レンジにおいて好適であり、各
構成要素は「周波数の違いによるマイクロ波加熱の加熱
ムラ防止機能」を達成することで、50Hz地域、60
Hz地域に拘わらず加熱性能の高い電子レンジを提供す
ることができる。
【0026】図1は本発明の電子レンジの一実施例を示
すブロック図である。図1において、1は制御部であ
り、CPU、ROM、RAM、I/Oポート、タイマ
ー、カウンター、周波数検出回路、リレー駆動回路、表
示駆動回路等を有するマイクロコンピュータ(マイコ
ン)1aで構成されている。
【0027】2は加熱調理の種類を設定するメニューキ
ーや調理開始を行う調理スタートキーを備えたキー入力
部であり、キースイッチ、タッチセンサ等から構成され
る。
【0028】3はキー入力したメニュー、加熱時間、加
熱運転状況を表示する表示部であり、通常、蛍光表示管
が用いられる。
【0029】4はマイクロ波を撹拌放射する回転アンテ
ナであり、回転アンテナ4を駆動する同期モータ(ワー
レンモータ)4aがモータ駆動回路5を介してマイコン
1の出力ポートに接続されている。尚、回転アンテナの
代わりにマイクロ波反射撹拌用のスタラー羽根としても
よい。
【0030】同期モータの回転数は50Hz地域と60
Hz地域では異なり、5:6になる。従って、回転アン
テナ4の回転周期は、50Hz地域と60Hz地域では
6:5になる。
【0031】6はマイクロ波を照射するマグネトロン、
7はマグネトロン6を発振する高圧トランス、8は高圧
トランス7をON/OFF制御する加熱源制御回路であ
りマイコン1aの出力ポートに接続されている。
【0032】また、モータ駆動回路5、加熱源制御回路
8としては、ON/OFF制御するリレー、トライアッ
ク等のスイッチング素子が用いられる。
【0033】9は商用電源であり、同期モータ4a、高
圧トランス7に直接交流電力が供給される。10は電源
波形検出回路であり、例えば、電磁誘導コイル、フォト
カプラ等からなるセンサで、商用電源9の波形から周波
数のタイミングを検出して電源同期信号としてマイコン
1aの入力ポートに入力され、マイコン1aに内蔵され
た周波数検出回路で周波数が検出される。
【0034】また、マイコン1aのROMには、50H
zにおける回転アンテナの1回転周期と回転数との積と
60Hzにおける回転アンテナの1回転周期と回転数と
の積とがほぼ一致する回転周期を加熱周期として格納
し、また50Hzと60Hzの加熱出力を5:6になる
ようパルス信号単位に変換する変換プログラムや被加熱
物を設定された加熱周期や加熱出力比でON/OFF制
御する加熱制御プログラム等を格納している。
【0035】図2は本発明の電子レンジの外観を示す斜
視図である。図2において、11は電子レンジ本体、2
は電子レンジを操作するキー入力部、3は表示部、12
はドアであり、ドア12の裏側に加熱室13が設けられ
ている。
【0036】図3は回転アンテナとマグネトロンの位置
関係を示す説明図である。図3において、13は電子レ
ンジ本体11の加熱室を示し、14はマグネトロン6か
らのマイクロ波を加熱室に供給する導波管であり、電子
レンジ本体11の上部に設置されている。
【0037】前記回転アンテナ4を回転する同期モータ
4aは、導波管14の上部に設けられ、また該同期モー
タ4aから延びる金属製の駆動軸4bは、導波管14の
中を貫通し加熱室に突設させている。そして、駆動軸4
bの先端には、回転アンテナ4を固定して、同期モータ
4aを回転することにより回転アンテナ4を回転するの
である。
【0038】ここで、電源周波数の違いによる加熱ムラ
の防止方法1(実施例1)を説明する。前記マイコン1
aは、50Hzにおける回転アンテナ4の1回転周期と
回転数との積と60Hzにおける回転アンテナ4の1回
転周期と回転数との積とがほぼ一致する回転周期を加熱
周期Tcとしてマイコン1aに格納しておく。
【0039】即ち、マグネトロン6をON/OFF制御
してマイクロ波を出力する際の加熱周期をTc、50H
z、60Hz時の回転アンテナ4の回転周期をそれぞれ
T50、T60、同期回転数をN、M(自然数)とした
とき、 Tc≒(N−1/2)×T50≒(M−1/2)×T6
0 の式から、N、Mを求め、マイコン1aのROMにあら
かじめ記憶しておく。ここで、T50=12(秒)、T
60=10(秒)とする。
【0040】尚、N−1/2、M−1/2における1/
2は、1/2回転を示し、まず0°〜180°の領域を
加熱し、次に、180°〜360°の領域を加熱するよ
う加熱周期を設定しているためである。つまり、加熱周
期Tcは回転アンテナ4の回転周期に対し、1回目、2
回目の各加熱出力時の回転アンテナの回転角度を、ほぼ
180°ずらして平均して加熱している。
【0041】よって、Tc≒(N−1/2)×12≒
(M−1/2)×10から、(N、M)=(5、6)、
(10、12)、(15、18)‥の組み合わせが求め
られる。(N、M)=(5、6)とすると、加熱周期T
c≒54〜55(秒)である。この加熱周期をあらかじ
めマイコン1aのROMに格納し、マグネトロン6の制
御のたびに呼び出してマグネトロン6の制御に使用する
のである。
【0042】図4は実施例1における回転アンテナの回
転角度とマグネトロンのマイクロ波放射時期との関係を
示す説明図である。図4において、加熱周期Tc=54
(秒)、加熱出力10%(5.4秒/ON時間、48.6
秒/OFF時間)でマグネトロン6をON/OFF制御
した場合を示し、ハッチング部がマイクロ波の出力状態
を示す。
【0043】図4(a)は50Hz時の回転アンテナ4
の回転周期T50=12(秒)における回転角度と出力
状態を示している。図4(b)は60Hz時の回転アン
テナ4の周期T60=10(秒)における回転角度と出
力状態を示している。
【0044】図4(a)に示す50Hz時の回転アンテ
ナ4からマイクロ波が放射される時期は、1周目が0°
〜165°、‥5周目が180°〜345°、‥10周
目が0°〜165°‥14周目が180°〜345°、
‥となり、ほぼ0°〜360°の全領域にマイクロ波が
平均して照射されるので加熱ムラが発生しない。
【0045】図4(b)に示す60Hz時の回転アンテ
ナ4からマイクロ波が放射される時期は、1周目が0°
〜198°、‥6周目が144°〜342°、‥11周
目、12周目が288°〜126°、‥となり、50H
z時の同じ加熱周期でマグネトロンをON−OFF制御
した場合でも、ほぼ0°〜360°の全領域にマイクロ
波が平均して照射されるので加熱ムラが発生しない。
【0046】次に、他の実施例として加熱ムラの防止方
法2(実施例2)を説明する。マグネトロン6をON/
OFF制御してマイクロ波を出力する際の加熱出力比
を、50Hz、60Hz時で6:5になるよう設定す
る。
【0047】回転アンテナの50Hzと60Hz時の回
転周期をT50、T60とすると、T50:T60=1
2:10=6:5となる。
【0048】マイコン1aに内蔵された周波数検出回路
で50Hzであるか60Hzであるか判別後、次に、マ
イコン1a内のカウンターで1秒間の電源波形をパルス
化し、50Hz時は1秒間にパルス数を50カウント、
60Hz時は1秒間にパルス数を60カウントとする。
加熱周期を時間単位から電源周波数に同期したパルス信
号単位(パルス数)に変換することで、マイコン1aは
カウントしたパルス数そのものを加熱周期(出力周期)
とすることで、時間換算することなく同一のプログラム
で加熱周期を組み込むことができる。
【0049】図5は実施例2における回転アンテナの回
転周期とマグネトロンの加熱周期の関係を示す説明図で
ある。図5において、例えば、加熱周期Tc=1500
パルス、加熱出力20%(300パルス/ON時間、1
200パルス/OFF時間)でマグネトロンをON/O
FF制御した場合を示し、ハッチング部がマイクロ波の
出力状態を示す。
【0050】図5(a)は50Hz時の回転アンテナ4
の回転周期T50=12(秒)における回転角度と出力
状態を示している。また、時間に換算すれば、50Hz
時の加熱周期Tc=30秒(6.0秒/ON時間、24
秒/OFF時間)となる。
【0051】図5(b)は60Hz時の回転アンテナの
回転周期T60=10(秒)における回転角度と出力状
態を示している。また、時間に換算すれば、60Hz時
は加熱周期Tc=25秒(5.0秒/ON時間、20秒
/OFF時間)となる。
【0052】上記時間は50Hz、60Hz時の回転ア
ンテナ4からマイクロ波が放射される時期は、1周目が
0°〜180°、‥3周目180°〜360°、‥6周
目が0°〜180°‥8周目が180°〜360°と半
周ずれた角度で設定できる。よって、0°〜360°の
全領域にマイクロ波が平均して照射されるので加熱ムラ
が発生しない。
【0053】また、時間単位を電源周波数に同期したパ
ルス信号単位に変換することにより、マイコン1aのプ
ログラムも50Hz用、60Hz用として特別に2重の
加熱制御プログラムを作る必要もなくなる。
【0054】図5では、加熱周期Tc=1500パル
ス、加熱出力20%の実施例2を示したが、加熱出力3
0%以下では1500パルス、加熱出力30%を超える
ものは3300パルスを加熱周期とすることが好まし
い。全出力時固定のパルス周期を回転アンテナの回転周
期の(N−1/2)倍とする。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、50Hz地域、60H
z地域に対応した加熱周期で加熱制御することにより、
周波数の違いによる加熱ムラの発生が防止できる。
【0056】また、時間単位を電源周波数に同期したパ
ルス信号単位に変換することにより、マイコンのプログ
ラムも50Hz用、60Hz用として特別に2種類の加
熱制御プログラムを作る必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジの一実施例を示すブロック
図である。
【図2】本発明の電子レンジの外観を示す斜視図であ
る。
【図3】回転アンテナとマグネトロンの位置関係を示す
説明図である。
【図4】実施例1における回転アンテナの回転周期とマ
グネトロンの加熱周期の関係を示す説明図である。
【図5】実施例2における回転アンテナの回転周期とマ
グネトロンの加熱周期の関係を示す説明図である。
【図6】従来例1における回転アンテナの回転周期とマ
グネトロンの加熱周期の関係を示す説明図である。
【図7】従来例2における回転アンテナの回転周期とマ
グネトロンの加熱周期の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 1a マイクロコンピュータ 2 キー入力部 3 表示部 4 回転アンテナ 4a 同期モータ 5 モータ駆動回路 6 マグネトロン 7 高圧トランス 8 加熱源制御回路 9 商用電源 10 電源波形検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−54967(JP,A) 特開 昭50−42355(JP,A) 特開 平5−312333(JP,A) 特開 平5−312332(JP,A) 特開 平3−163788(JP,A) 特開 昭59−58781(JP,A) 実開 平2−114804(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 H05B 6/64 - 6/80

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を収納する加熱室と、該加熱室内に
    マイクロ波を供給するマイクロ波発生手段と、電源周波
    数が50Hzか60Hzかを検知する周波数検知手段
    と、前記電源周波数に同期して回転する同期モータと、
    該同期モータに連結して回転する前記加熱室内に配置さ
    れた電波攪拌手段と、前記周波数検知手段の検知結果に
    基づいて前記電波攪拌手段の回転周期に同期して前記マ
    イクロ波発生手段を制御する加熱制御手段と、を備え、
    前記加熱制御手段は、加熱運転時間を複数の加熱周期に
    分割して前記マイクロ波発生手段を制御するとともに、
    前記加熱周期は前記電波攪拌手段の回転周期の整数倍
    り回転周期の略半周期分ずらして設定されていることを
    特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記電波攪拌手段は、前記マグネトロン
    のマイクロ波を放射する回転アンテナにより構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子レンジ。
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