JP3202822U - ステッピングモータ及びその固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】単純で、コイルの組み立てを容易にすることができるステッピングモータ及びその固定子を提供する。【解決手段】ステッピングモータ10の固定子100は、2つの磁場閉ループ110、120を含み、各々の磁場閉ループは、主本体112、122、並びに主駆動極114、124及び補助駆動極116、126を含み、主駆動極及び補助駆動極は、コイル200を組み付けるように構成される。2つの主駆動極及び2つの補助駆動極は、協働して取り囲んで回転子300を受け入れるための受け孔を形成し、空き空間140が、2つの主駆動極の間及び/又は2つの補助駆動極の間に形成される。【選択図】図2

Description

本開示は、計器駆動装置の技術分野に関し、より具体的には、ステッピングモータ及びその固定子に関する。
種々の計器デバイス及び装置において、通常、種々のタイプのステッピングモータは、電力を供給する必要があり、特に、自動車の計器、腕時計等のような電子製品においては高精度のステッピングモータが必要である。
図1に示されるように、従来のステッピングモータは、第1の固定子板11と、第2の固定子板12と、回転子13とを含む。第1の固定子板11及び第2の固定子板12は部分的に積層され、第1の固定子板11の2つの端面は、それぞれ第1の端面16及び第2の端面18であり、第2の固定子板12の2つの端面は、それぞれ第3の端面17及び第4の端面19であり、第1の端面16、第2の端面18、第3の端面17及び第4の端面19は、時計回りに固定子13を収容する。第1の固定子板11及び第2の固定子板12の両方ともコイルを備える。さらに、回転子13には、異なる磁性を有する2つの磁極がある。
第1の固定子板11及び第2の固定子板12のコイルに電力が供給されると、第1の端面16、第2の端面18、第3の端面17及び第4の端面19において、それぞれ磁場が発生し、この磁場は、回転子13の磁極に磁気モーメントを発生させ、回転子13を回転させることができる。特に、第1の固定子板11及び第2の固定子板12のコイルの電流の方向が交番して変化すると、発生する交番磁場が回転子を連続的に回転させることができる。
しかしながら、上述の第1の固定子板11及び第2の固定子板12の構造のため、そこでのコイルの組み立ては簡便でなく、第1の固定子板11及び第2の固定子板12が部分的に積層されているので、これらの組み立ては困難であり、組み立ての際にバイアス角が生じやすい。
これに基づいて、単純で、コイルの組み立てを容易にすることができるステッピングモータ及びその固定子を提供することが必要である。
ステッピングモータの固定子は、第1の磁場閉ループであって、第1の本体、第1の主駆動極及び第1の補助駆動極を含み、第1の主駆動極及び第1の補助駆動極は第1の本体の同じ側に離間配置され、第1の主駆動極及び第1の補助駆動極はステッピングモータのコイルを組み付けるように構成される、第1の磁場閉ループと、第2の磁場閉ループであって、第2の本体、第2の主駆動極及び第2の補助駆動極を含み、第2の主駆動極及び第2の補助駆動極は第2の本体の同じ側に離間配置され、第2の主駆動極及び第2の補助駆動極はステッピングモータのコイルを組み付けるように構成される、第2の磁場閉ループとを含み、第1の主駆動極は第2の主駆動極に隣接し、第1の主駆動極及び第2の主駆動極は離間配置され、第1の補助駆動極及び第2の補助駆動極は離間配置され、第1の主駆動極、第1の補助駆動極、第2の主駆動極及び第2の補助駆動極が協働して取り囲んでステッピングモータの回転子を受け入れるための受け孔を形成し、空き空間が、第1の補助駆動極に隣接する第1の本体の一端と第2の補助駆動極に隣接する第2の本体の一端との間、及び/又は、第1の主駆動極に隣接する第1の本体の一端と第2の主駆動極に隣接する第2の本体の一端との間に形成される。
ステッピングモータは、上述の固定子と、回転子であって、受け孔内に受け入れられ、かつ、第1の主駆動極、第1の補助駆動極、第2の主駆動極及び第2の補助駆動極のそれぞれから離間配置された回転子とを含む。
空き空間の配置により、上述の固定子が十分な組み立て空間を有することが可能になり、コイルを、空き空間から第1の主駆動極(又は第1の補助駆動極)及び第2の主駆動極(又は第2の補助駆動極)内に直接挿入することができ、それにより、非常に単純で簡便な操作及び高い生産性が可能になる。さらに、上述の固定子は、単純な形状を有し、容易に製造することができ、品質の制御が容易にされる。上述の固定子を組み立てる際、第1の磁場閉ループ及び第2の磁場閉ループの配置及び位置を適切に調整するだけでよく、従って、その組み立ては非常に単純であり、バイアス角度は容易に生じない。さらに、空き空間の存在によって、上述の固定子は、ほとんど場所をとらず、少しの生産材料しか消費せず、そのため、上述の固定子が精密デバイスに適合し、相対的により低いコストを有することが可能になる。
本考案のこれら及び他の特徴は、以下の明細書及び図面をさらに検討することにより、容易に明らかになるであろう。図面において、図面全体を通して同様の参照符号は対応する部分を示す。さらに、図面内の構成部品は必ずしも縮尺通りに描かれているわけではなく、代わりに、本開示の原理を明確に示すことに重きが置かれている。
従来のステッピングモータの概略図である。 1つの実施形態によるステッピングモータの概略図である。 図2におけるステッピングモータの有効駆動領域の概略図である。 図2におけるステッピングモータの動作状態図である。 図2におけるステッピングモータの別の動作状態図である。 図2におけるステッピングモータの別の動作状態図である。 図2におけるステッピングモータの別の動作状態図である。
本考案の理解を容易にするために、関連する添付図面を参照して、本考案を以下により十分に説明する。添付図面において、より良い実施形態が与えられる。しかしながら、本考案は、多くの異なる形態で具体化することができ、本明細書に述べられる実施形態に限定されると解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態を与える目的は、本考案のこの開示を十分に且つ完全に理解するためである。
ある要素が別の要素に「固定」されると言われる場合には、それは他の要素の直接上にあってもよく、又は介在要素が存在してもよい、ということを説明する必要がある。ある要素が別の要素に「接続」されると言われる場合には、それは他の要素に直接接続されてもよく、又は介在要素が同時に存在してもよい。
特に定めがない限り、本明細書で用いられる全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本考案が属する当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。本考案の明細書で用いられる本明細書の用語は、本考案を限定することなく特定の実施形態を説明することを目的とする。本明細書で用いられる「及び/又は」はという用語は、列挙される1つ又はそれ以上の関連する項目のありとあらゆる組み合わせを含む。
図2及び図3に示されるように、1つの実施形態のステッピングモータ10は、固定子100、コイル200、及び回転子300を含む。
固定子100は、第1の磁場閉ループ110、第2の磁場閉ループ120、及びコネクタ130を含む。
第1の磁場閉ループ110は、主本体112、第1の主駆動極114、及び第1の補助駆動極116を含む。第1の主駆動極114及び第1の補助駆動極116は、主本体112の同じ側に離間配置される。第1の主駆動極114及び第1の補助駆動極116は、ステッピングモータ10のコイル200を組み立てるように構成される。さらに、図示される実施形態において、主本体112、第1の主駆動極114及び第1の補助駆動極116は一体的に形成される。
第2の磁場閉ループ120は、第2の主本体122、第2の主駆動極124、及び第2の補助駆動極126を含み、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126は、第2の主本体122の同じ側に離間配置される。第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126は、ステッピングモータ10のコイル200を組み立てるように構成される。さらに、本実施形態において、第2の主本体122、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126は一体的に形成される。
第1の主駆動極114は第2の主駆動極124に隣接して配置され、第1の主駆動極114及び第2の主駆動極124は離間配置され、第1の補助駆動極116及び第2の補助駆動極126は離間配置される。第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126が協働して取り囲んで、ステッピングモータ10の回転子300を受け入れるための受け孔(図示せず)を形成する。空き空間140が、第1の補助駆動極116に隣接する第1の本体112の一端と第2の補助駆動極126に隣接する第2の本体122の一端との間、及び/又は、第1の主駆動極114に隣接する第1の本体112の一端と第2の主駆動極124に隣接する第2の本体122の一端との間に形成される。
本実施形態において、第1の主本体112から離れる第1の主駆動極114の一端と第1の主本体112から離れる第1の補助駆動極116の一端との間の間隔距離は次第に減少し、言い換えれば、第1の主駆動極114及び第1の補助駆動極116の自由端が第1の主本体112から離れる方向に延び続ける場合には、これらは交差してある角度を形成する。第2の主本体212から離れる第2の主駆動極214の一端と第2の主本体212から離れる第2の補助駆動極216の一端との間の間隔距離は次第に減少し、すなわち、第2の主駆動極214及び第2の補助駆動極216の自由端が第2の主本体212から離れる方向に延び続ける場合には、これらは交差してある角度を形成する。
空き空間140の配置により、上述の固定子100が十分な組み立て空間を有することが可能になり、コイル200を、空き空間140から第1の主駆動極114(又は第1の補助駆動極116)及び第2の主駆動極124(又は第2の補助駆動極126)に直接挿入することが可能になり、それにより、非常に単純で簡便な動作及び高い生産性が可能になる。さらに、上述の固定子100は、単純な形状を有し、簡単に製造することができ、品質の制御が容易である。上述の固定子100を組み立てる際、第1の磁場閉ループ110及び第2の磁場閉ループ120の配置及び位置を適切に調整することだけを必要とし、従って、その組み立ては非常に単純であり、バイアス角度は容易に生じない。さらに、空き空間140の存在によって、上述の固定子100は、ほとんど場所をとることがなく、消費する生産材料は少なく、それにより、上述の固定子100が精密装置に適合し、コストが比較的低いことが可能になる。
さらに、第1の磁場閉ループ110及び第2の磁場閉ループ120は、空き空間140と連係して、固定子100の輪郭設計を非常にコンパクトにし、狭い空間又は環境での固定子100の使用をさらに容易にする。
本実施形態において、第1の磁場閉ループ110は、コネクタ130を介して第2の磁場閉ループ120に接続される、すなわち、第1の磁場閉ループ110及び第2の磁場閉ループ120は、重複した部分なしに離間配置される。コネクタ130の両端は、それぞれ、第1の主駆動極114に隣接する第1の本体112の一端、及び、第2の主駆動極124に隣接する第2の本体122の一端に接続されて、空き空間140が、第1の補助駆動極116に隣接する第1の本体112の一端と第2の補助駆動極126に隣接する第2の本体122の一端との間に形成され、一方、第1の主駆動極114に隣接する第1の本体112の一端と第2の主駆動極124に隣接する第2の本体122の一端との間には、空き空間140が形成されない。
代替的な実施形態において、第1の主駆動極114に隣接する第1の本体112の一端が第2の主駆動極124に隣接する第2の本体124の一端に直接接続されるように、第1の磁場閉ループ110を第2の磁場閉ループ120に接続することもでき、その場合はコネクタ130を省略できることが理解できる。
他の実施形態において、第1の磁場閉ループ110を、第2の磁場閉ループ120に接続することができず、第1の主駆動極114に隣接する第1の本体112の一端及び第2の主駆動極124に隣接する第2の本体124の一端は離間配置され、すなわち、コネクタ130を省略することができる。このとき、空き空間140は、第1の補助駆動極116に隣接する第1の本体112の一端と第2の補助駆動極126に隣接する第2の本体122の一端との間、及び、第1の主駆動極114に隣接する第1の本体112の一端と第2の主駆動極124に隣接する第2の本体122の一端との間の両方に形成される。
本実施形態において、第1の磁場閉ループ110、第2の磁場閉ループ120及びコネクタ130は、3つの独立した要素である。他の実施形態において、第1の磁場閉ループ110、第2の磁場閉ループ120及びコネクタ130は一体的に形成されることを理解することができる。
さらに、本実施形態において、第1の主駆動極114及び第1の補助駆動極116は、それぞれ第1の主本体112の両端に配置され、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126は、それぞれ第2の主本体122の両端に配置され、第1の主駆動極114は、第1の主本体112とコネクタ130との間に配置され、第2の主駆動極124は、第2の主本体122とコネクタとの間に配置される。
さらに、本実施形態において、第1の主駆動極114及び第2の種駆動用極124は垂直方向に配置され、第1の補助駆動極116から離れる第1の主駆動極114の一方の側と第1の主駆動極114から離れる第1の補助駆動極116の一方の側によって形成される角度は36°であり、第2の補助駆動極126から離れる第2の主駆動極124の一方の側と第2の主駆動極124から離れる第2の補助駆動極126の一方の側によって形成される角度は36°であり、従って、上述の固定子100の空き空間140が適切なサイズを有することを保証し、同時に固定子100が回転子300の回転をより良好に促進することを可能にする。
さらに、本実施形態において、第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126の形状及びサイズ(寸法)は同じである。コイル200に電力が供給されない場合、第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126は、回転子(磁気を有する)300を引き付け、回転子300の中心が固定されているので、重力はトルク力に変換される。第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126の形状及びサイズは同じであるので、回転子300が受けるトルク力は互いに相殺される、すなわち、結果として回転子300が受ける力はゼロであり、この場合、回転子300は自由状態にある。電力が供給されると、コイル200は磁場の駆動をもたらし、次いで回転子300が回転し、回転子300は、磁場の駆動重力のみの場合と同じように駆動され、非常に滑らかに回転する。
さらに、本実施形態において、第1の主本体112及び第2の主本体122の形状及びサイズが同じである、すなわち、第1の磁場閉ループ110及び第2の磁場閉ループ120の形状及びサイズは同じである。
それぞれ第1のコイル210及び第2のコイル220である2つのコイル200がある。第1のコイル210は、第1の主駆動極114又は第1の補助駆動極116上に設けられ、第2のコイル220は、第2の主駆動極124又は第2の補助駆動極126上に設けられる。本実施形態において、第1のコイル210及び第2のコイル220は、それぞれ第1の主駆動極114及び第2の主駆動極124上に設けられる。第1のコイル210及び第2のコイル220は固定子100の内部に配置されるので、上述のステッピングモータ10はより小さい体積を有する。
回転子300は磁気及び幾つかの磁極310を有する。磁極310の数は、2より大きい偶数である、すなわち、回転子300は、少なくとも4つの磁極310を含む。磁極310の数は、ステッピングモータ10のステップ角度を決定する。ステップ角度は、180°を磁極310の数で除算した商である。ステップ精度は、磁極310の数を増加させることによって連続的に向上させ得るが、一方でコストが考慮されなければならない。本実施形態においては、磁極310の数は10であることが好ましい。
回転子300は、受け孔内に提供され、第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124、及び第2の補助駆動極126のそれぞれから離間配置される。
さらに、本実施形態において、第1の主本体から離れる第1のコイル210の一端は、直接回転子300に面し、これに隣接する。第2の主本体212から離れる第2のコイル220の一端は、直接回転子300に面し、これに隣接する。
さらに、本実施形態において、回転子300に隣接する第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124及び第2の補助駆動極126の一端の端面は円弧を呈し、回転子300に隣接する第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124、及び第2の補助駆動極126の一端の端面は、第1の円400の異なる部分であり、第1の円400の中心は、回転子300の中心と一致する。
回転子300の半径はR1であり、第1の円400の半径はR2であり、第1の円400と回転子300との間の距離はdであり、dはR2とR1との間の差異である。回転子300の外壁から外方の空間は機能空間(図示せず)であり、機能空間及び回転子300が配置される領域が一緒に有効駆動領域500を構成する。回転子300から離れる機能空間の境界と回転子300の外壁との間の距離は、少なくとも5dである。さらに、本実施形態において、回転子300から離れる機能空間の境界と回転子300の外壁との間の距離は、5d〜10dである。
機能空間の境界は、任意の形状にすることができる。本実施形態において、機能空間の境界は丸いことが好ましい。
さらに、本実施形態において、回転子300から離れる機能空間の境界と回転子300の外壁との間の距離は5dであり、固定子100が最大の駆動力を有することを可能にする。
さらに、本実施形態において、回転子300から離れる第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124、及び第2の補助駆動極126の一端は、有効駆動領域500の外に位置し、コネクタ130は、有効駆動領域500の外に位置する。さらに、第1の主駆動極114、第1の補助駆動極116、第2の主駆動極124、第2の補助駆動極126及び回転子300を除いて、いずれの他の軟強磁性体も又は硬強磁性体も有効駆動領域500内に配置されない。他の軟強磁性体又は硬強磁性体が有効駆動領域500内に配置された場合、他の軟強磁性体又は硬強磁性体及び回転子300は互いに引き付け合い、回転子300の滑らかな回転に影響を与える。一方、他の軟強磁性体又は硬強磁性体が有効駆動領域500の外に配置された場合、コネクタ130のように、第1の磁場閉ループ110及び第2の磁場閉ループ120はほとんど影響を受けず(この影響を無視することができる)、回転子300の滑らかな回転に影響を与えない。
以下は、回転子が10極の磁石である場合の詳細な説明である。
図4に示されるように、制御回路は、第1のコイル210を磁気的に分極して、第1の補助駆動極116(T1)の磁極端をN極(N)にし、第1の主駆動極114(T2)の磁極端をS極(S)にし、第2の主駆動極124(T3)及び第2の補助駆動極126(T4)の磁極端は、磁気的に分極されない。従って、第1の補助駆動極116(T1)は回転子300が最も隣接するS極を引き付け、第1の主駆動極114(T2)は回転子300が最も隣接するN極を引き付ける。
図5に示されるように、制御回路は、第2のコイル220を磁気的に分極して、第2の主駆動極124(T3)の磁極端をS極(S)にし、第2の補助駆動極126(T4)の磁極端をN極(N)にし、第1の主駆動極114(T2)及び第1の補助駆動極116(T1)の磁極端は、磁気的に分極されない。従って、第2の主駆動極124(T3)は、回転子300が最も隣接するN極を引き付け、第2の補助駆動極126(T4)は、回転子300が最も隣接するS極を引き付け、回転子300を18°回転させる。
図6に示されるように、制御回路は、第1のコイル210を磁気的に分極して、第1の補助駆動極116(T1)の磁極端をS極(S)にし、第1の主駆動極114(T2)の磁極端をN極(N)にし、第2の主駆動極124(T3)及び第2の補助駆動極125(T4)の磁極端は、磁気的に分極されない。従って、第1の補助駆動極116(T1)は、回転子300に最も隣接するN極を引き付け、第1の主駆動極114(T2)は、回転子300が最も隣接するS極を引き付け、回転子300を18°回転させる。
図7に示されるように、制御回路は、第2のコイル220を磁気的に分極して、第2の主駆動極124(T3)の磁極端をN極(N)にし、第2の補助駆動極126(T4)の磁極端をS極(S)にし、第1の主駆動極114(T2)及び第1の補助駆動極116(T1)の磁極端は、磁気的に分極されない。従って、第2の主駆動極124(T3)は回転子300が最も隣接するS極を引き付け、第2の補助駆動極126(T4)は回転子300が最も隣接するN極を引き付け、回転子300を18°回転させる。
制御回路は、図4〜図7の段階を繰り返して、2つのコイルの磁気分極を順次変化させ、回転子300が18°のステップで回転することを促進する。モータは、18°のステッピングモータとなる。
上述の実施形態は、本考案の幾つかの実施形態を提示するものにすぎず、その説明は、より具体的かつ詳細である。しかしながら、上述の実施形態は、本考案の範囲を限定するものとして理解するものではない。当業者には、本考案の理念から逸脱することなく、種々の修正及び変更を行い得ることを示すべきである。従って、本考案の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められることが意図される。
10:ステッピングモータ
11:第1の固定子板
12:第2の固定子板
13、300:回転子
100:固定子
110:第1の磁場閉ループ
112:第1の主本体
114:第1の主駆動極
116:第1の補助駆動極
120:第2の磁場閉ループ
122:第2の主本体
124:第2の主駆動極
126:第2の補助駆動極
130:コネクタ
140:空き空間
200:コイル
210:第1のコイル
220:第2のコイル
310:磁極
400:第1の円
500:有効駆動領域

Claims (10)

  1. ステッピングモータの固定子であって、
    第1の主本体、第1の主駆動極及び第1の補助駆動極を含み、前記第1の主駆動極及び前記第1の補助駆動極は前記第1の本体の同じ側に離間配置され、前記第1の主駆動極及び前記第1の補助駆動極は、前記ステッピングモータのコイルを組み付けるように構成される、第1の磁場閉ループと、
    第2の主本体、第2の主駆動極及び第2の補助駆動極を含み、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極は前記第2の本体の同じ側に離間配置され、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極は、前記ステッピングモータのコイルを組み付けるように構成される、第2の磁場閉ループと、
    を含み、前記第1の主駆動極は前記第2の主駆動極に隣接し、前記第1の主駆動極及び前記第2の主駆動極は離間配置され、前記第1の補助駆動極及び前記第2の補助駆動極は離間配置され、前記第1の主駆動極、前記第1の補助駆動極、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極が協働して取り囲んで前記ステッピングモータの回転子を受け入れるための受け孔を形成し、空き空間が、前記第1の補助駆動極に隣接する前記第1の本体の一端と前記第2の補助駆動極に隣接する前記第2の本体の一端との間、及び/又は、前記第1の主駆動極に隣接する前記第1の本体の一端と前記第2の主駆動極に隣接する前記第2の本体の一端との間に形成されることを特徴とする、ステッピングモータの固定子。
  2. 前記第1の主駆動極、前記第1の補助駆動極、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極の形状及びサイズは同じであることを特徴とする、請求項1に記載のステッピングモータの固定子。
  3. 前記第1の主駆動極及び前記第2の主駆動極は垂直方向に配置され、前記第1の補助駆動極から離れている前記第1の主駆動極の一方の側と前記第1の主駆動極から離れている前記第1の補助駆動極の一方の側とによって形成される角度は36°であり、前記第2の補助駆動極から離れている前記第2の主駆動極の一方の側と前記第2の主駆動極から離れている前記第2の補助駆動極の一方の側とによって形成される角度は36°であることを特徴とする、請求項1に記載のステッピングモータの固定子。
  4. コネクタをさらに含み、前記コネクタの両端は、それぞれ、前記第1の主駆動極に隣接する前記第1の本体の一端及び前記第2の主駆動極に隣接する前記第2の本体の一端に接続され、前記空き空間は、前記第1の補助駆動極に隣接する前記第1の本体の一端と前記第2の補助駆動極に隣接する前記第2の本体の一端との間に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のステッピングモータの固定子。
  5. 前記第1の主駆動極及び前記第1の補助駆動極はそれぞれ前記第1の本体の両端に配置され、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極はそれぞれ前記第2の本体の両端に配置され、前記第1の主駆動極は前記第1の本体と前記コネクタとの間に配置され、前記第2の主駆動極は前記第2の本体と前記コネクタとの間に配置されることを特徴とする、請求項4に記載のステッピングモータの固定子。
  6. 請求項1に記載の前記固定子と、
    前記受け孔内に受け入れられた前記回転子と、
    を含み、前記回転子は、前記第1の主駆動極、前記第1の補助駆動極、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極から、それぞれ離間配置されることを特徴とする、ステッピングモータ。
  7. 前記回転子に隣接する前記第1の主駆動極、前記第1の補助駆動極、前記第2の主駆動極、及び前記第2の補助駆動極の一端の端面は弧面であり、前記回転子に隣接する前記第1の主駆動極、前記第1の補助駆動極、前記第2の主駆動極、及び前記第2の補助駆動極の一端の前記端面は、第1の円の異なる部分であり、前記第1の円の中心は前記回転子の中心と一致し、
    前記第1の円と前記回転子との間の距離はdであり、前記回転子の外壁から外側の空間は機能空間であり、前記機能空間及び前記回転子が配置される領域は、一緒に有効駆動領域を構成し、前記回転子から離れている前記機能空間の境界と前記回転子の前記外壁との間の距離は少なくとも5dであることを特徴とする、請求項6に記載のステッピングモータ。
  8. コネクタをさらに含み、前記コネクタの両端は、それぞれ、前記第1の主駆動極に隣接する前記第1の本体の前記一端及び前記第2の主駆動極に隣接する前記第2の本体の前記一端に接続され、前記空き空間は、前記第1の補助駆動極に隣接する前記第1の本体の前記一端と前記第2の補助駆動極に隣接する前記第2の本体の前記一端との間に形成され、
    前記回転子から離れている前記第1の主駆動極、前記第1の補助駆動極、前記第2の主駆動極及び前記第2の補助駆動極の一端及び前記コネクタは全て、前記有効駆動領域の外に配置されることを特徴とする、請求項7に記載のステッピングモータ。
  9. 第1のコイル及び第2のコイルをさらに含み、前記第1のコイルは、前記第1の主駆動極又は前記第1の補助駆動極上をスリーブ状に覆い、前記第2のコイルは、前記第2の主駆動極又は前記第2の補助駆動極上をスリーブ状に覆うことを特徴とする、請求項6に記載のステッピングモータ。
  10. 前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、それぞれ、前記第1の主駆動極及び前記第2の主駆動極上をスリーブ状に覆うことを特徴とする、請求項9に記載のステッピングモータ。
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