JP3202445B2 - 帯板溶接機の入側クランプ装置 - Google Patents

帯板溶接機の入側クランプ装置

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JP3202445B2 JP26379193A JP26379193A JP3202445B2 JP 3202445 B2 JP3202445 B2 JP 3202445B2 JP 26379193 A JP26379193 A JP 26379193A JP 26379193 A JP26379193 A JP 26379193A JP 3202445 B2 JP3202445 B2 JP 3202445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯板の連続処理ライン
において、先行帯板と後行帯板を接続する溶接機の入側
クランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼帯等の帯板の連続処理ラインにおけ
る、先行帯板と後行帯板の接続の従来例を図4に示す。
図4は特開昭60−97155号公報に記載されている
カローゼル形ペイオフリールであり、ペイオフリール1
5および16が公転リール14上に設けてあり、公転さ
せることにより両ペイオフリール15、16の位置を変
えて操業できるようになっている。
【0003】このような従来技術において、溶接機入側
に切断機、入側と出側にクランプ装置を備え、先行帯板
を切断して出側クランプ装置でクランプし、後行帯板の
先端部を切断して入側クランプ装置でクランプして、溶
接を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
図4に示すように、ペイオフリールから溶接機までが上
下2段の長いパスラインで構成されているので、帯板の
スレッディング性やラインのメンテナンス性に問題があ
る。またラインな長が長いと、スペースや設備建設上も
不利である。
【0005】本発明は、鋼帯など帯板の連続処理ライン
において、先行帯板と後行帯板を接続する溶接機の入側
クランプ装置に複数の機能を持たせ、ラインのコンパク
ト化を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、上側クランプ板、中間クランプ板、下側ク
ランプ板、上側クランプ板と中間クランプ板の間の開閉
機構、および中間クランプ板と下側クランプ板の間の開
閉機構を有するクランプ装置において、中間クランプ板
の入側先端部にピンチロールの一方のロールを設け、か
つ中間クランプ板およびピンチロールのオフラインシフ
ト機構を設けたことを特徴とする、帯板溶接機の入側ク
ランプ装置である。
【0007】そして、ピンチロールの入側に、サイドガ
イドおよびサイドガイドのオフラインシフト機構を設け
るのが好ましく、また、中間クランプ板およびピンチロ
ールを中央部にて2分割し、分割されたそれぞれのオフ
ラインシフト機構を設けるのが好ましい。
【0008】
【作用】以下、本発明を図面により詳細に説明する。図
1に本発明装置例のライン方向断面、図2にライン直角
方向断面(図1のA−A断面)を示す。上側クランプ板
2と中間クランプ板3の間の開閉は、図1に示すよう
に、シリンダ8で上側クランプ板2を上下させることに
より行われる。また中間クランプ板3と下側クランプ板
4の間の開閉は、図2に示すように、シリンダ9で中間
クランプ板3を上下させることにより行われる。
【0009】中間クランプ板3の入側先端部には、図1
に示すように、ピンチロールの下ロール6が設けてあ
り、上ロール5はシリンダ10で上下動可能に支持され
ている。中間クランプ板3およびピンチロールの下ロー
ル6は、図2のように中央部で2分割され、それぞれが
支柱13を介して台車11に連結しており、台車11を
横方向(図2の矢印)に移動させることにより、オフラ
インシフトさせることができる。図1の7はサイドガイ
ドであり、図示しないシリンダ等の機構により帯板1の
板幅に合わせて位置調整可能である。
【0010】帯板1は、サイドガイド7により幅方向の
位置決めがされ、シリンダ10を作動させ、ピンチロー
ルの上ロール5および下ロール6で、上側クランプ板2
と中間クランプ板3の間に導入される。通板中は上ロー
ル5は下降させておく。クランプするときは、シリンダ
8を作動させて上側クランプ板2を下げる。
【0011】後述の実施例図3のからに移行すると
き等において、帯板1のパスラインを中間クランプ板3
と下側クランプ板4の間に変える場合、図2に示す台車
11を左右に移動させ、中間クランプ板3および下ロー
ル6をオフラインシフトさせる。帯板1のパスラインが
下方に変わった後、中間クランプ板3およびピンチロー
ルの下ロール6を、インラインシフトさせ元に戻す。
【0012】本発明装置は、上記図1および図2の例に
限定されるものではなく、クランプの開閉は、クランプ
板2,3,4のいずれかを移動させればよく、移動機構
もシリンダの他、電動など他の機構も採用することがで
きる。また、中間クランプ板3およびピンチロールのオ
フラインシフトについては、分割せずに片側にシフトさ
せてもよい。
【0013】
【実施例】本発明装置を適用して、カローゼル形ペイオ
フリールで帯板コイルを巻出し、溶接した例を図3によ
り説明する。は先行帯板通板工程であり、先行帯板2
2が、ペイオフリール15から巻き出され、前段ピンチ
ロール17、入側クランプ18、溶接機、出側クランプ
を、いずれも開放状態にして通板されている。は後行
帯板クランプ工程であり、先行帯板22の通板中に、後
行帯板23のコイルがペイオフリール16から巻き出さ
れ、先端搬送装置21で入側クランプ18に誘導され、
上側クランプ板2と中間クランプ板3でクランプされ
る。は溶接工程であり、まず先行帯板22を停止し、
入側クランプ18および出側クランプ20でクランプす
る。入側クランプ18では後行帯板23を上側クランプ
板2と中間クランプ板3でクランプしたまま、先行帯板
22を中間クランプ板3と下側クランプ板4でクランプ
する。ついで溶接機19に内蔵した切断機(図示せず)
で先行帯板22を切断し、後行帯板23と溶接する。
【0014】は後行帯板スタート工程であり、入側ク
ランプ18および出側クランプ20を開放し、通板開始
するとともに、先行帯板22の残コイルを巻き出し、ク
ロップシャー24で切断除去する。はオフラインシフ
ト工程であり、入側クランプ18の中間クランプ板3お
よび前段ピンチロール17の上ロールをオフラインシフ
トする。は公転工程であり、公転ロール14を公転さ
せる。はインラインシフト工程であり、前記中間クラ
ンプ板3および前段ピンチロール17の上ロールをイン
ラインシフトさせる。そして、次コイルをペイオフリー
ルに挿入して工程に戻る。
【0015】
【発明の効果】本発明装置により、鋼帯など帯板の連続
処理ラインにおいて、先行帯板と後行帯板を接続する溶
接機の入側クランプ装置にピンチロールの機能を持た
せ、またサイドガイドの機能も持たせ、ラインがコンパ
クト化される。したがって、帯板のスレッディング性や
ラインのメンテナンス性の問題が改善され、スペースや
設備建設上も有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の断面図である。
【図2】本発明装置の断面を示し、図1のA−A矢視図
である。
【図3】本発明の実施例を示す説明図である。
【図4】従来装置の説明図である。
【符号の説明】
1:帯板 2:上側クランプ板 3:中間クランプ板 4:下側クランプ板 5:ピンチロール上ロール 6:ピンチロール下ロール 7:サイドガイド 8,9,10:シリンダ 11:台車 12:車輪 13:支柱 14:公転リール 15,16:ペイオフリール 17:前段ピンチロール 18:入側クランプ 19:溶接機 20:出側クランプ 21:先端搬送装置 22:先行帯板 23:後行帯板 24:クロップシャー 25:ダブルカットシャー 26:ダブルピンチロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21B 15/00 B21C 47/18 B65H 19/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側クランプ板、中間クランプ板、下側
    クランプ板、上側クランプ板と中間クランプ板の間の開
    閉機構、および中間クランプ板と下側クランプ板の間の
    開閉機構を有するクランプ装置において、中間クランプ
    板の入側先端部にピンチロールの一方のロールを設け、
    かつ中間クランプ板およびピンチロールのオフラインシ
    フト機構を設けたことを特徴とする、帯板溶接機の入側
    クランプ装置。
  2. 【請求項2】 ピンチロールの入側に、サイドガイドお
    よびサイドガイドのオフラインシフト機構を設けたこと
    を特徴とする、請求項1記載の帯板溶接機の入側クラン
    プ装置。
  3. 【請求項3】 中間クランプ板およびピンチロールを中
    央部にて2分割し、分割されたそれぞれのオフラインシ
    フト機構を設けたことを特徴とする、請求項1記載の帯
    板溶接機の入側クランプ装置。
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