JP3201951B2 - アルミ缶等の圧縮切断装置 - Google Patents
アルミ缶等の圧縮切断装置Info
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- JP3201951B2 JP3201951B2 JP8724796A JP8724796A JP3201951B2 JP 3201951 B2 JP3201951 B2 JP 3201951B2 JP 8724796 A JP8724796 A JP 8724796A JP 8724796 A JP8724796 A JP 8724796A JP 3201951 B2 JP3201951 B2 JP 3201951B2
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- Japan
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- blade
- cutting
- rotary
- fixed
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- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は蒐集されたアルミ缶
等を圧縮と同時に短冊状に切断を行うアルミ缶等の圧縮
切断装置に関する。
等を圧縮と同時に短冊状に切断を行うアルミ缶等の圧縮
切断装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来使用済みの蒐集されたアルミ缶をリ
サイクルするために搬送手段としては、通常缶を容器内
に収納（所謂バラ積み）して運搬する手段が採られてい
る。しかしこの方法では嵩高となり、搬送に手数を要す
る等の問題がある。このため圧縮して（所謂プレス缶）
塊状として運搬する手段が試みられている。
サイクルするために搬送手段としては、通常缶を容器内
に収納（所謂バラ積み）して運搬する手段が採られてい
る。しかしこの方法では嵩高となり、搬送に手数を要す
る等の問題がある。このため圧縮して（所謂プレス缶）
塊状として運搬する手段が試みられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのプレス缶と
するためには高圧の油圧機器を使用するプレス機を必要
とする。これは高価であり、かつ保守修理に手数を要す
る等の問題がある。本発明はかかる問題点に鑑み、１台
の装置でアルミ缶の圧縮と切断とを同時に行うことを目
的とする。
するためには高圧の油圧機器を使用するプレス機を必要
とする。これは高価であり、かつ保守修理に手数を要す
る等の問題がある。本発明はかかる問題点に鑑み、１台
の装置でアルミ缶の圧縮と切断とを同時に行うことを目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のアルミ缶等の圧縮破断装置は、多数の回転切
断刃とカラーとを交互に取付けた回転刃と、該回転刃間
に対向して配備される固定刃とを備えたアルミ缶等の圧
縮切断装置において、回転切断刃は円周方向に多数の切
り込み刃を備え、固定刃は傾斜して取付け、櫛状に形成
されて、その突出部は切断刃間に挿入されたカラーに達
する長さを有し、カラーの外周は鋸刃状に形成し、回転
刃の切り込み刃により缶類を食い込み把持しつつ、固定
刃とによって圧縮するとともに短冊状に切断し、カラー
により傾斜して取付けた固定刃の櫛刃に沿って滑り落ち
る切断片を係止圧縮して、カラーの回転に応じて下方に
放出するようにしたことを特徴とする。
の本発明のアルミ缶等の圧縮破断装置は、多数の回転切
断刃とカラーとを交互に取付けた回転刃と、該回転刃間
に対向して配備される固定刃とを備えたアルミ缶等の圧
縮切断装置において、回転切断刃は円周方向に多数の切
り込み刃を備え、固定刃は傾斜して取付け、櫛状に形成
されて、その突出部は切断刃間に挿入されたカラーに達
する長さを有し、カラーの外周は鋸刃状に形成し、回転
刃の切り込み刃により缶類を食い込み把持しつつ、固定
刃とによって圧縮するとともに短冊状に切断し、カラー
により傾斜して取付けた固定刃の櫛刃に沿って滑り落ち
る切断片を係止圧縮して、カラーの回転に応じて下方に
放出するようにしたことを特徴とする。
【０００５】上記の構成からなる本発明のアルミ缶等
（以下単にアルミ缶という）の圧縮切断装置は、回転刃
の回転によりアルミ缶に食い込み、固定刃と共に圧縮
し、ついで短冊状に切断する。
（以下単にアルミ缶という）の圧縮切断装置は、回転刃
の回転によりアルミ缶に食い込み、固定刃と共に圧縮
し、ついで短冊状に切断する。
【０００６】そして、固定刃の櫛刃に沿って滑り落ちる
切断片を係止圧縮して、カラーの回転に応じて下方に放
出するようにし、これにより破断片の残留を防止する。
切断片を係止圧縮して、カラーの回転に応じて下方に放
出するようにし、これにより破断片の残留を防止する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図は本発明の実施例を示すもの
で、アルミ缶等の圧縮切断装置１は、上下を開放した筐
体２内に回転可能に支持され、かつ多数の回転切断刃４
とカラー５とを支軸６に交互に取付けた回転刃３と、該
切断刃４に対向して設けられる固定刃７とを備える。固
定刃７は回転刃３側に傾斜して櫛刃状とし、突出した櫛
刃７ａは回転切断刃４間に即ちカラー５に対向して該カ
ラー５に達する位置まで挿入され、かつ櫛刃７ａの上面
適所には固定剪断刃８を、又回転切断刃４に対向する凹
部上面には固定圧縮刃９を取付ける。
で、アルミ缶等の圧縮切断装置１は、上下を開放した筐
体２内に回転可能に支持され、かつ多数の回転切断刃４
とカラー５とを支軸６に交互に取付けた回転刃３と、該
切断刃４に対向して設けられる固定刃７とを備える。固
定刃７は回転刃３側に傾斜して櫛刃状とし、突出した櫛
刃７ａは回転切断刃４間に即ちカラー５に対向して該カ
ラー５に達する位置まで挿入され、かつ櫛刃７ａの上面
適所には固定剪断刃８を、又回転切断刃４に対向する凹
部上面には固定圧縮刃９を取付ける。
【０００８】回転切断刃４は円周方向に多数の切り込み
刃４ａ（図例は５個）を突設し、回転刃３の回転による
切り込み刃４ａにより缶Ｗを食い込み把持するように適
宜の掬い角を付したもので、固定剪断刃８とは缶Ｗに対
し剪断作用を行うように鋏状に形成される。また、並列
する切断刃４の切り込み刃４ａは一直線ではなく軸方向
に見て傾斜するように順次取り付け位置をずらせること
が好ましい。なお、固定圧縮刃９は、回転切断刃４の切
り込み刃４ａの先端と微小間隙を存して対設され、回転
切断刃４とにより缶類の圧縮と剪断とを行うものであ
る。さらに、この固定刃７を所要の硬度を有する耐磨耗
性材料で制作するときは、必ずしもこれら固定剪断刃
８、固定圧縮刃９を取付ける必要はなく、これらの刃物
は長期の使用により磨耗しやすい場所に取付けるもの
で、その交換により耐久性を増す効果がある。
刃４ａ（図例は５個）を突設し、回転刃３の回転による
切り込み刃４ａにより缶Ｗを食い込み把持するように適
宜の掬い角を付したもので、固定剪断刃８とは缶Ｗに対
し剪断作用を行うように鋏状に形成される。また、並列
する切断刃４の切り込み刃４ａは一直線ではなく軸方向
に見て傾斜するように順次取り付け位置をずらせること
が好ましい。なお、固定圧縮刃９は、回転切断刃４の切
り込み刃４ａの先端と微小間隙を存して対設され、回転
切断刃４とにより缶類の圧縮と剪断とを行うものであ
る。さらに、この固定刃７を所要の硬度を有する耐磨耗
性材料で制作するときは、必ずしもこれら固定剪断刃
８、固定圧縮刃９を取付ける必要はなく、これらの刃物
は長期の使用により磨耗しやすい場所に取付けるもの
で、その交換により耐久性を増す効果がある。
【０００９】前記カラー５は、外周に切断片係止用凹凸
５ａを形成する。この凹凸は好ましくは鋸刃状とし櫛刃
に沿って滑り落ちる切断片を係止圧縮せしめ、回転によ
り下方に放出するようにしたものである。図中、１０は
固定刃７の反対側に、かつ回転切断刃４間に挿入される
覆い板、Ｍは回転刃駆動モータ、Ｇは減速機を示す。
５ａを形成する。この凹凸は好ましくは鋸刃状とし櫛刃
に沿って滑り落ちる切断片を係止圧縮せしめ、回転によ
り下方に放出するようにしたものである。図中、１０は
固定刃７の反対側に、かつ回転切断刃４間に挿入される
覆い板、Ｍは回転刃駆動モータ、Ｇは減速機を示す。
【００１０】上記構成において、その作用を図４以下に
基づいて説明する。供給される缶Ｗは固定刃７の傾斜に
沿って回転刃３側に移行し、回転切断刃４の切り込み刃
４ａはこれに食い込み、その回転に伴い、固定圧縮刃９
とにより先ず缶Ｗの圧縮を行う（図４）。更に回転が進
むに従い回転切断刃４と固定剪断刃８とにより圧縮と共
に剪断作用により缶Ｗの一側を櫛刃状に剪断する。その
剪断された缶Ｗｂの状態を図８に、またその短小の切断
片ｂを図９に示す。但し供給される缶Ｗは図２において
その直径が切り込み刃４ａの高さｈよりも大である場合
を示す。なお、その直径が高さｈよりも小のときは、固
定刃７の櫛刃７ａの突出部とにより圧縮され、回転刃の
回転に伴い切断される。
基づいて説明する。供給される缶Ｗは固定刃７の傾斜に
沿って回転刃３側に移行し、回転切断刃４の切り込み刃
４ａはこれに食い込み、その回転に伴い、固定圧縮刃９
とにより先ず缶Ｗの圧縮を行う（図４）。更に回転が進
むに従い回転切断刃４と固定剪断刃８とにより圧縮と共
に剪断作用により缶Ｗの一側を櫛刃状に剪断する。その
剪断された缶Ｗｂの状態を図８に、またその短小の切断
片ｂを図９に示す。但し供給される缶Ｗは図２において
その直径が切り込み刃４ａの高さｈよりも大である場合
を示す。なお、その直径が高さｈよりも小のときは、固
定刃７の櫛刃７ａの突出部とにより圧縮され、回転刃の
回転に伴い切断される。
【００１１】ついで切り込み刃４ａの回転に伴い、缶Ｗ
ｂは自由となり自重により固定刃７の櫛刃７ａに沿って
移行し切り込み刃４ａに到達した位置に停止し、上記要
領で切断され、切り込み刃４ａにより切り落とされた短
小の切断片ｂは落下し、櫛刃７ａ上の長尺の切断片ａは
櫛刃７ａ上を滑り落ちてカラー５に到達し、該カラー５
の回転に伴い下方に繰り出される。なお更に大径の缶の
場合には、上記切断要領を繰り返す。
ｂは自由となり自重により固定刃７の櫛刃７ａに沿って
移行し切り込み刃４ａに到達した位置に停止し、上記要
領で切断され、切り込み刃４ａにより切り落とされた短
小の切断片ｂは落下し、櫛刃７ａ上の長尺の切断片ａは
櫛刃７ａ上を滑り落ちてカラー５に到達し、該カラー５
の回転に伴い下方に繰り出される。なお更に大径の缶の
場合には、上記切断要領を繰り返す。
【００１２】なお上記は缶Ｗが回転刃３と平行に供給さ
れた例を示したが、これは缶が直角に供給された場合に
おいても、同様に短冊状に切断される。ただしこの場合
には切断片ａは図例に比して長尺の缶の長さとなるが、
何れにしても、その嵩は減少し、容器内への収納量を増
すことが出来る。
れた例を示したが、これは缶が直角に供給された場合に
おいても、同様に短冊状に切断される。ただしこの場合
には切断片ａは図例に比して長尺の缶の長さとなるが、
何れにしても、その嵩は減少し、容器内への収納量を増
すことが出来る。
【００１３】
【発明の効果】以上の如く本発明によるときは、供給さ
れる缶に対し圧縮と同時に短冊状に切断することが出来
るから、容積の大きい缶を縮小することが出来、従って
一定容器内に多数の缶を収納し運搬することが出来る。
また、固定刃の櫛刃に沿って滑り落ちる切断片を係止圧
縮して、カラーの回転に応じて下方に放出するように
し、固定刃上に残留する切断片を引き出し、破断片の残
留を防止することが出来る。
れる缶に対し圧縮と同時に短冊状に切断することが出来
るから、容積の大きい缶を縮小することが出来、従って
一定容器内に多数の缶を収納し運搬することが出来る。
また、固定刃の櫛刃に沿って滑り落ちる切断片を係止圧
縮して、カラーの回転に応じて下方に放出するように
し、固定刃上に残留する切断片を引き出し、破断片の残
留を防止することが出来る。
【図１】本発明のアルミ缶等の圧縮切断装置の全体平面
図である。
図である。
【図２】図１におけるＸ−Ｘ線に沿う断面図である。
【図３】図１におけるＹ−Ｙ線に沿う断面図である。
【図４】缶の圧縮要領説明図である。
【図５】缶の一部切断された後の説明図である。
【図６】カラーによる切断片の引き出し要領説明図であ
る。
る。
【図７】処理すべき缶の正面図である。
【図８】圧縮し櫛刃状に切断された缶の正面図である。
【図９】圧縮切断片の正面図である。
１ アルミ缶等の圧縮切断装置 ３ 回転刃 ４ 回転切断刃 ４ａ 切り込み刃 ５ カラー ５ａ 凹凸部 ６ 支軸 ７ 固定刃７ａ 櫛刃 ８ 固定剪断刃 ９ 固定圧縮刃
Claims (1)
- 【請求項１】 多数の回転切断刃とカラーとを交互に取
付けた回転刃と、該回転刃間に対向して配備される固定
刃とを備えたアルミ缶等の圧縮切断装置において、回転
切断刃は円周方向に多数の切り込み刃を備え、固定刃は
傾斜して取付け、櫛状に形成されて、その突出部は切断
刃間に挿入されたカラーに達する長さを有し、カラーの
外周は鋸刃状に形成し、回転刃の切り込み刃により缶類
を食い込み把持しつつ、固定刃とによって圧縮するとと
もに短冊状に切断し、カラーにより傾斜して取付けた固
定刃の櫛刃に沿って滑り落ちる切断片を係止圧縮して、
カラーの回転に応じて下方に放出するようにしたことを
特徴とするアルミ缶等の圧縮切断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8724796A JP3201951B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | アルミ缶等の圧縮切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8724796A JP3201951B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | アルミ缶等の圧縮切断装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09248478A JPH09248478A (ja) | 1997-09-22 |
| JP3201951B2 true JP3201951B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=13909479
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8724796A Expired - Fee Related JP3201951B2 (ja) | 1996-03-15 | 1996-03-15 | アルミ缶等の圧縮切断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201951B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE29910773U1 (de) * | 1999-06-21 | 1999-11-18 | Doppstadt Umwelttechnik Verwal | Halterung für Rotorzähne bei einer Zerkleinerungsmaschine |
| DE10306765B4 (de) * | 2003-02-17 | 2005-03-10 | Heinrich Bergmann | Vorrichtung zur Unbrauchbarmachung von Getränke-Leergut |
| DE202009016107U1 (de) * | 2009-11-25 | 2010-03-25 | Sib Strautmann Ingenieurbüro Gmbh | Vorrichtung zum mechanischen Behandeln von Verpackungsgebinden |
| DE102016114369A1 (de) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | Sib Strautmann Ingenieurbüro Gmbh | Rotor einer Pressgutzuführeinheit einer Presse |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8724796A patent/JP3201951B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09248478A (ja) | 1997-09-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |