JP3201224B2 - アウトサイドミラー - Google Patents

アウトサイドミラー

Info

Publication number
JP3201224B2
JP3201224B2 JP18169495A JP18169495A JP3201224B2 JP 3201224 B2 JP3201224 B2 JP 3201224B2 JP 18169495 A JP18169495 A JP 18169495A JP 18169495 A JP18169495 A JP 18169495A JP 3201224 B2 JP3201224 B2 JP 3201224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
rainwater
rear end
guide groove
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18169495A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0930329A (ja
Inventor
均 福田
登美夫 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP18169495A priority Critical patent/JP3201224B2/ja
Publication of JPH0930329A publication Critical patent/JPH0930329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3201224B2 publication Critical patent/JP3201224B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R1/00Optical viewing arrangements; Real-time viewing arrangements for drivers or passengers using optical image capturing systems, e.g. cameras or video systems specially adapted for use in or on vehicles
    • B60R1/02Rear-view mirror arrangements
    • B60R1/06Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior
    • B60R1/0602Rear-view mirror arrangements mounted on vehicle exterior comprising means for cleaning or deicing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に取付けられ
るドアミラーやフェンダーミラー等のアウトサイドミラ
ーに係わり、ハウジングに装着されたミラーの反射面に
雨水が付着するのを防止した構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用車などの車両に取付けられ
るドアミラーやフェンダーミラー等のアウトサイドミラ
ーは、ミラーを装着したハウジングがステーを介してド
アや車体に固定されている。このようなアウトサイドミ
ラー、例えばドアミラーは、車体の外に出ているから降
雨時に走行すると、ハウジングの前面に走行風が当たる
とともに雨滴が付着する。ハウジングの前面に当った雨
滴は走行風を受けてハウジングの表面を伝って後方に流
れ、ハウジングの後端周縁から離れて後方に飛散する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、走行風
がハウジングの後端から離れるとハウジングの後端面近
傍に負圧域が発生し、ハウジングの後端縁の内側にカル
マン渦が発生する。このような渦流はハウジングの後端
周縁から離れた雨滴の一部を巻き込み、この雨滴がハウ
ジングの後端開口部に取着されているミラーの反射面に
付着することがある。このため、ミラーの反射面に雨水
が付着し、後方視界を低下させるという不具合がある。
【0004】本発明は上記の事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、ハウジングの前面に付
着した雨滴がハウジングの後端を回り込んでミラーの反
射面に付着するのを防止し、後方視界の低下を防止した
アウトサイドミラーを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、車体に取り付けられ、車体の前方
に向かって突出する前面を有するとともに後端面が開口
されたハウジングと、前記ハウジングの開口部に装着さ
れたミラーと、前記ハウジングの後端部周面に周方向に
沿って凹設され、ハウジングの前面に付着した雨水が導
かれる雨水ガイド溝と、車体の前後方向に沿う前端部か
ら後端部に向かって突出量が次第に増大しながら前記ハ
ウジングより下方に向かって突出する中実のリブ形を成
し、前記ハウジングの後端下部で前記雨水ガイド溝の少
なくとも一部分を遮る位置に配設される雨水放出突起と
を備えたことを特徴とするアウトサイドミラーである。
【0006】請求項2の発明は、前記ハウジングの前面
に車体前後方向に沿って複数形成されるとともに、後端
が前記雨水ガイド溝に連通する導水溝をさらに備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載のアウトサイドミラーで
ある。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、ハウジングの後端部
周面に周方向に沿って雨水ガイド溝を形成したから、ハ
ウジングの前面に付着した雨滴が走行風を受けてハウジ
ングの後端部に流されると前記雨水ガイド溝に落ち込
む。この雨水ガイド溝は周方向に沿って形成されている
から雨水ガイド溝に落ち込んだ雨水はハウジングの下部
に回り込む。ハウジングの下部には、この雨水ガイド溝
を遮って雨水放出突起が形成されているので、雨水ガイ
ド溝を伝って流れてきた雨水はこの雨水放出突起に遮ら
れて雨水放出突起の根元部分に溜まる。この雨水の量が
多くなると大きな水滴となり、この水滴は上記雨水放出
突起を伝わってハウジングの下方に滴下される。雨水放
出突起はハウジングの下方に突出しているので雨水放出
突起の下端から滴下される水滴は、渦巻き領域を外れた
領域に放出される。この水滴は走行風に乗って後方に飛
散される。よって、放出された水滴がハウジングの後端
を回り込んでミラーの反射面に付着するのが防止され
る。
【0009】
【0010】さらに、雨水放出突起は前方から後方に向
かって突出量が増大するリブ形に形成されているので、
雨水放出突起を伝って滴下する水滴は重力と走行風の両
方の力を受けて雨水放出突起の後端縁から離れるように
なる。したがって、水滴が雨水放出突起から離れ易くな
る。また、車両が停止している際にも水滴が重力により
雨水放出突起を伝って滴下し易くなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明について、図1ないし
図7に示す第1の実施例にもとづき説明する。図1は乗
用車の一部分を示す外観図であり、同図中符号1は車
体、2はフロントフード、3はフロントピラー、4は助
手席側のドアを示す。上記ドア4にはドアミラー5が取
付けられている。このドアミラー5はハウジング10お
よびステー11を有している。ハウジング10はステー
11を介してドア4に固定されている。
【0012】ハウジング10は、車体1の前方に向かう
前面が後述するように突出された形状をなしているとと
もに、後端面には図5に示すように、開口部12が形成
されている。ハウジング10内にはミラーホルダ13が
収容されており、このミラーホルダ13にはミラー14
が取付けられている。ミラー14はハウジング10の開
口部12に配置されており、反射面15が開口部12の
開口面より若干ハウジング10内に引っ込む位置に設置
されている。前記ミラーホルダ13に支持された上記ミ
ラー14はその反射面15の向きが調整可能となってい
る。
【0013】前記ハウジング10の形状について詳しく
説明すると、ハウジング10の前面は、上方に向かって
緩く湾曲した上面部21と、下方に向かって緩く湾曲し
つつ後下方に傾斜した傾斜前面部22と、この傾斜前面
部22の下端に連続して後方に向かって緩く湾曲した下
面部23とを有している。前記上面部21と傾斜前面部
22は突出稜線24により区画されており、この突出稜
線24はステー11側に向かって漸次前方に突出してい
る。そして、この突出稜線24はハウジング10の中心
よりも上方に偏った位置に形成されており、これにより
ハウジング10の前面は前方に突出し、しかも走行風の
上下分岐点が比較的上方に偏った位置に設定されてい
る。
【0014】車両の走行時に、ハウジング10の前面に
当った走行風は、突出稜線24を分岐線として矢印A、
BおよびCで示すように、各面21、22および23に
沿って後方へ流れるが、突出稜線24がハウジング10
の中心よりも上方に偏って設けられているから、これに
より走行風の上下分岐線が比較的上方に偏位しており、
上面部21側よりも傾斜前面部22および下面部23に
比較的多くの走行風が流れるようになる。
【0015】このため、降雨時にハウジング10の前面
に付着した雨滴が走行風により後方に運ばれるときハウ
ジング10の上面部21側よりも下面部23側に運ばれ
る量が多くなる。
【0016】ハウジング10の後端部には、ハウジング
10の周面に、雨水ガイド溝30が凹設されている。こ
の雨水ガイド溝30はハウジング10の周方向に沿って
形成されており、本実施例の場合、雨水ガイド溝30は
ハウジング10の全周に亘って連続して形成されてい
る。なお、雨水ガイド溝30はハウジング10の全周に
亘って連続せずに途中で切れていてもよい。但し、この
雨水ガイド溝30は、ハウジング10の車体幅方向外側
部分に、上面から下面に亘って必ず設けられている。上
記雨水ガイド溝30の溝幅は5mmないし10mmが有効で
あり、また溝深さは3mmないし5mmが有効である。
【0017】また、前記ハウジング10の後端部には、
外側下部のコーナ部に雨水放出突起31が突設されてい
る。つまり、ハウジング10の車体幅方向の外側の下部
に雨水放出突起31が形成されている。この雨水放出突
起31は、前後方向に伸びる中実のリブ形状をなしてお
り、前後方向の長さLが15mm以上、例えば25mmに設
定されているとともに、リブ幅aが約3mmないし7mm、
例えば5mmに形成されており、かつ最高部の高さHが5
mm以上に形成されている。このリブ形の雨水放出突起3
1は、前端部の高さh最も低く、後端に向かって漸次高
くなるように傾斜しており、後端部の高さHが最も高く
なっている。
【0018】このような雨水放出突起31は前記雨水ガ
イド溝30を横切って前後に伸びており、本実施例では
雨水放出突起31の前端部が雨水ガイド溝30を横切っ
ている。そして、雨水放出突起31の後端部は、ハウジ
ング10の開口面と同一面またはこれより後方に突出し
て形成されている。
【0019】また、雨水放出突起31の突出方向は、根
元を通る水平線よりも下向きに突出しており、換言すれ
ば根元を通る水平線に対して角度θがθ>0となるよう
に形成されている。
【0020】このような構成のドアミラー5について作
用を説明する。降雨時の走行中には、ハウジング10の
前面に走行風を受けるとともに雨滴が付着する。前面に
付着した雨滴は矢印A、BおよびCで示す方向に流れる
走行風に押されてハウジング10の後端部に向かって流
れる。ハウジング10の後端部に流れてきた雨滴は、ハ
ウジング10の後端部に形成された雨水ガイド溝30に
流れ込む。この雨水ガイド溝30はハウジング10の周
方向に沿って形成されているので雨水ガイド溝30に流
れ込んだ雨滴は雨水ガイド溝30に沿ってハウジング1
0の下部に回りこむ。
【0021】本実施例のハウジング10は前方に突出し
た突出稜線24を有しているから、ハウジング10の前
面に付着した雨水をハウジング10の外側コーナ部に有
効に導くことができる。すなわち、車両の走行中は、走
行気流がフロントフード2の上面に沿って後方へ流れ、
この気流は、図1に示すようにフロントピラー3の下端
部付近で車体幅方向の外側に向き、かつ下向きに曲げら
れるという傾向がある。したがって、フロントピラー3
近傍のドア4に取付けられたドアミラー5に気流が当た
ると、この気流は後方に向かって流れるとともに車体幅
方向外側に向かっても流れる。上記実施例のハウジング
10は、上面部21と傾斜前面部22との境界部に形成
された突出稜線24がハウジング10の中心よりも上方
に偏って設けられているため、走行風の上下分岐線が比
較的上方に偏位することになり、上面部21側よりも傾
斜前面部22および下面部23に比較的多くの走行風を
受けるようになる。このため、ハウジング10の前面で
は、下向きでかつ外向きの気流が多くなる。このことか
ら、降雨時にハウジング10の前面に付着した雨滴はハ
ウジング10の上面部21側よりも下面部23側を伝っ
て後端部に多く運ばれるようになり、しかも外向きに運
ばれる傾向が強くなる。よって、ハウジング10の後端
部に形成した雨水ガイド溝30には、ハウジング10の
上面部21側よりも下面部23側および外側に多くの雨
水が流れ込むようになり、結局ハウジング10の外側コ
ーナ部の雨水ガイド溝30に多量の雨水を導くことがで
きる。また、ハウジング10の上面部21側の雨水ガイ
ド溝30に流れ込んだ雨水は重力により雨水ガイド溝3
0にガイドされてハウジング10の外側コーナ部に集ま
る。このため、ハウジング10の前面に付着した雨水
を、ハウジング10の外側コーナ部に形成した雨水放出
突起31に効果的に導くことができる。
【0022】ハウジング10の外側コーナ部の雨水ガイ
ド溝30には、この雨水ガイド溝30を横切って雨水放
出突起31が形成されているから、前記雨水ガイド溝3
0を伝って流れてきた雨滴は前記雨水放出突起31によ
り堰止められるようになる。堰止められた雨水は雨水ガ
イド溝30内で雨水放出突起31の根元に溜まる。この
根元部で雨滴が溜まることにより雨滴は大きく成長す
る。この成長した雨滴は重力により雨水放出突起31を
伝って下方に流れる。そして、雨水放出突起31の先端
に至った雨滴は、走行風を受けて雨水放出突起31の後
端に向かって流れ、この後端の下端から離れて滴下す
る。雨水放出突起31の後端から滴下した雨滴は走行風
に乗って後方に飛散される。
【0023】雨水放出突起31の後端の下端は、ハウジ
ング10の後端開口部12の端面に発生する負圧領域か
ら離れた位置となり、しかも雨水放出突起31から滴下
する雨滴は粒が大きくて大きな重量を有しているから、
雨水放出突起31から飛散された雨滴が上記負圧領域の
渦流に巻き込まれことがない。よって、雨滴がミラー1
4の反射面15に付着するのが抑止され、反射面15が
曇るなどのような視界の低下を低減することができる。
【0024】以上のように、前方に突出した形状をなす
ハウジング10の後端部に雨水ガイド溝30および雨水
放出突起31を設けることにより、ハウジング10の前
面に付着した雨滴がハウジング10の後端縁を回り込ん
でミラー14に付着するのを防止することができる。
【0025】前記雨水放出突起31の突出方向は水平方
向よりも下方に傾いているので、雨水放出突起31を伝
わる雨滴を下方へスムーズに流すことができ、雨水放出
突起31の下端から良好に水切りされる。
【0026】また、雨水放出突起31は前端に比べて後
端の高さが漸増しているので、雨水放出突起31を伝わ
る雨滴を走行風および自重により雨水放出突起31の後
端下端に良好に導くことができ、雨滴の後方への流れを
促進するとともに水切り効率を向上させることができ
る。しかも、雨水放出突起31の後端下端が負圧領域か
ら遠ざかるので、雨水放出突起31から離れて滴下する
雨滴が渦流に巻き込まれることがなくなる。さらに、車
両が停止している際にも水滴が重力により雨水放出突起
31の後端を伝って滴下し易くなる。また、雨水放出突
起31はドアミラー5の全体形状に対して小さな形状で
あり、ミラーハウジングの周囲の流れを乱さず、空気抵
抗に影響しない。
【0027】なお、雨水放出突起31の後端を、ハウジ
ング10の開口端面よりさらに後方に突出して形成すれ
ば、雨滴が渦流に巻き込まれるのを一層防止することが
できる。
【0028】(変形例)前記実施例では、雨水放出突起
31が雨水ガイド溝30を完全に横切るように形成し、
雨水ガイド溝30に沿って流れてきた雨水を完全に遮断
して堰とめるようにしたが、図8に示す第2の実施例の
ように、雨水放出突起31の一部が雨水ガイド溝30を
遮断するようにしてもよい。図8に示す第2の実施例の
場合、雨水放出突起31の前端部が雨水ガイド溝30の
途中まで横断するように形成されている。このような構
造であっても、雨水放出突起31が雨水ガイド溝30に
沿って流れてくる雨水を堰とめて素早く水滴を大きく成
長させることができる。
【0029】また、図9に示す第3の実施例では、ハウ
ジング10の前面に前後方向に沿って複数条の導水溝4
0…を形成し、これら導水溝40…の後端を雨水ガイド
溝30に連通した構造を示している。これら導水溝40
…は、上面部21、傾斜前面部22および下面部23に
形成されており、これら上面部21、傾斜前面部22お
よび下面部23に付着した雨滴を後端の雨水ガイド溝3
0に導く作用をなす。したがって、雨水ガイド溝30の
集水作用が向上する。
【0030】さらに、前記実施例の場合は、アウトサイ
ドミラーとしてドアミラーを例にあげて説明したが、本
発明はフェンダーミラー等のような他のアウトサイドミ
ラーに適用することも可能である。
【0031】また、ハウジング10の形状は、ハウジン
グ10の中心よりも上方に偏った位置に突出稜線24を
形成した場合を説明したが、ハウジング10の突出形状
はこれに限らず、例えば弾頭形ハウジングなどのような
形状であってもよい。
【0032】雨水ガイド溝30の後端側を前端側よりも
溝の底部からの高さを高くしてもよい。このようにすれ
ば、雨水ガイド溝30に雨水を一層集めやすくなり、雨
水ガイド溝30を越えて後端側に雨水が流れるのを防止
することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の発明によれ
ば、ハウジングの後端部周面に周方向に沿って雨水ガイ
ド溝を形成するとともにハウジングの下部に前記雨水ガ
イド溝を遮って雨水放出突起を形成したから、ハウジン
グの前面に付着した雨水が雨水ガイド溝に沿って案内さ
れ、雨水放出突起を伝わってハウジングの下方に滴下さ
れる。したがって、滴下された水滴は、渦巻き領域を外
れた領域に放出されるようになり、この水滴は走行風に
乗って後方に飛散されるから、ハウジングの後端を回り
込んでミラーの反射面に付着するのが防止される。この
ため、後方視界の低下が抑制される。
【0034】
【0035】さらに、雨水放出突起は前方から後方に向
かって突出量が増大するリブ形に形成されているので、
雨水放出突起を伝って滴下する水滴は重力と走行風の両
方の力を受けて雨水放出突起の後端縁から離れるように
なる。したがって、水滴が雨水放出突起から離れ易くな
る。また、車両が停止している際にも水滴が重力により
雨水放出突起を伝って滴下し易くなる。請求項2の発明
によれば、導水溝が雨水を雨水ガイド溝に導く作用をな
すから、雨水ガイド溝の集水作用が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、乗用車の一部分
を示す外観図。
【図2】同実施例のドアミラーの前面図。
【図3】同実施例のドアミラーの平面図。
【図4】同実施例のドアミラーの後面図。
【図5】図2のV−V線に沿うドアミラーの断面図。
【図6】図5のVI部を拡大して示す断面図。
【図7】図6の VII−VII 線に沿う断面図。
【図8】本発明の第2の実施例を示し、雨水放出突起の
詳細を説明する図。
【図9】本発明の第3の実施例を示し、ドアミラーの前
面図。
【符号の説明】
1…車体 4…ドア 5…ドアミラー 10…ハウジング 11…ステー 12…開口部 13…ミラーホルダ 14…ミラー 15…反射面 21…上面部 22…傾斜前面部 23…下面部 24…突出稜線 30…雨水ガイド溝 31…雨水放出突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−235743(JP,A) 実開 昭60−85250(JP,U) 実開 昭57−98402(JP,U) 実開 昭61−122135(JP,U) 実開 昭62−184043(JP,U) 実開 平2−90176(JP,U) 実開 平3−28065(JP,U) 実公 昭50−21698(JP,Y2) 実公 昭39−24926(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に取り付けられ、車体の前方に向か
    って突出する前面を有するとともに後端面が開口された
    ハウジングと、 前記ハウジングの開口部に装着されたミラーと、 前記ハウジングの後端部周面に周方向に沿って凹設
    れ、ハウジングの前面に付着した雨水が導かれる雨水ガ
    イド溝と、 車体の前後方向に沿う前端部から後端部に向かって突出
    量が次第に増大しながら前記ハウジングより下方に向か
    って突出する中実のリブ形を成し、前記ハウジングの後
    端下部で前記雨水ガイド溝の少なくとも一部分を遮る位
    置に配設される雨水放出突起とを備えたことを特徴とす
    るアウトサイドミラー。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの前面に車体前後方向に
    沿って複数形成されるとともに、後端が前記雨水ガイド
    溝に連通する導水溝をさらに備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のアウトサイドミラー。
JP18169495A 1995-07-18 1995-07-18 アウトサイドミラー Expired - Fee Related JP3201224B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18169495A JP3201224B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 アウトサイドミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18169495A JP3201224B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 アウトサイドミラー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0930329A JPH0930329A (ja) 1997-02-04
JP3201224B2 true JP3201224B2 (ja) 2001-08-20

Family

ID=16105241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18169495A Expired - Fee Related JP3201224B2 (ja) 1995-07-18 1995-07-18 アウトサイドミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3201224B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19743107C2 (de) * 1997-09-30 2003-06-05 Bayerische Motoren Werke Ag Außenspiegel für Fahrzeuge
DE10351857B4 (de) * 2003-11-06 2015-10-08 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Außenspiegel eines Kraftfahrzeuges
JP4170249B2 (ja) 2004-04-05 2008-10-22 本田技研工業株式会社 外部ミラー
JP2007062556A (ja) 2005-08-31 2007-03-15 Honda Motor Co Ltd 外部ミラー装置
FR2926505B1 (fr) * 2008-01-21 2010-03-26 Peugeot Citroen Automobiles Sa Retroviseur lateral de vehicule automobile, a tige(s) retractable(s) de guidage de gouttes de pluie
JP5784319B2 (ja) * 2011-02-15 2015-09-24 日野自動車株式会社 車両用サイドミラー構造
CN106114374A (zh) * 2016-08-23 2016-11-16 苏州科技大学 一种多功能后视镜
DE102016118447A1 (de) * 2016-09-29 2018-03-29 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug-Außenspiegel
US9963073B1 (en) 2016-12-09 2018-05-08 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle door mirror assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0930329A (ja) 1997-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5179470A (en) Aerodynamic vehicle mirror head
JP3201224B2 (ja) アウトサイドミラー
JP2002511817A (ja) ウインドデイフレクタ付ワイパブレード
US6899376B1 (en) One piece A-pillar air deflector and windshield molding
US5934740A (en) Air guiding device
JP4013474B2 (ja) 車体構造
US5815315A (en) Truck mirror wind scoop assembly
US5845960A (en) Rear spoiler
JP3184756B2 (ja) 車両のドアミラー用のミラーハウジング
JP3328232B2 (ja) フロントバンパルーバ構造
JP3344341B2 (ja) 車両用ドアミラー
JP3019738B2 (ja) 車両用ランプグリル
JP3362519B2 (ja) サイドアンダーカバー構造
JP3930308B2 (ja) 雨樋
JP3965928B2 (ja) 車両用バンパ
JP3253554B2 (ja) ウィンドシールドモールの水抜き部構造
JPS6141635Y2 (ja)
CN215361567U (zh) 挡泥板
CN219668126U (zh) 一种车尾底护板及车辆
JP2543598B2 (ja) 自動車の車体構造
JP2777602B2 (ja) 自動車用サイドバイザ
JPH08216680A (ja) ドアデフレクタ
JP2758641B2 (ja) 自動車のマッドガード
JP3967504B2 (ja) 車両のサンルーフ構造
JP3649051B2 (ja) 車両のカウルルーバ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010522

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees