JP2002511817A - ウインドデイフレクタ付ワイパブレード - Google Patents

ウインドデイフレクタ付ワイパブレード

Info

Publication number
JP2002511817A
JP2002511817A JP51881999A JP51881999A JP2002511817A JP 2002511817 A JP2002511817 A JP 2002511817A JP 51881999 A JP51881999 A JP 51881999A JP 51881999 A JP51881999 A JP 51881999A JP 2002511817 A JP2002511817 A JP 2002511817A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind deflector
wiper blade
airflow
receiving surface
pressure receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP51881999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3727356B2 (ja
Inventor
光夫 原嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Wiper Blade Co Ltd
Original Assignee
Nippon Wiper Blade Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Wiper Blade Co Ltd filed Critical Nippon Wiper Blade Co Ltd
Publication of JP2002511817A publication Critical patent/JP2002511817A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3727356B2 publication Critical patent/JP3727356B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S1/3806Means, or measures taken, for influencing the aerodynamic quality of the wiper blades
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Wind Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 気流前方に設けたウインドデイフレクタを幅の狭い支持体を介してメインヨークに支持した自動車用ワイパブレード10であって、ウインドデイフレクタ22の断面形状を、下向きの力を発生させるため気流に沿って設けた平板状の受圧面部28と、気流を減速させるため該受圧面部の後端より上方に延びた気流せき止め部30と、該受圧面部下方に止水域を形成するため該受圧面部の先端より下方に延びた気流分岐点26と、により構成し、ウインドデイフレクタ22の前記気流分岐部26の下縁部と窓ガラス20との間の距離Hがブレードラバー18の高さhより大きく、かつウインドデイフレクタ22の前記気流せき止め部30の上端部とメインヨーク12との隙間Sとの関係を、以下のように形成した。1>(S/H)≧(1/5)。

Description

【発明の詳細な説明】 ウインドデイフレクタ付ワイパブレード 技術分野 本発明は、自動車用ワイパブレードに関し、特に、高速走行時における風圧等 による払拭性能低下に対抗するための効果的な抑制手段、特にワイパブレードの 空気力学特性の大幅な向上を図るための手段に関する。 従来の技術 従来、自動車用ワイパブレードの高速走行時における風圧等による払拭性能低 下に対し、それを抑制するための手段に関しては多くのものがある。例えば、平 板状の羽根を取り付けたもの、レバーの一部を羽根形状にすることによって風圧 の下向きの分力を得ようとしたもの、ウインドデイフレクタによってブレードラ バーに当たる気流を遮蔽するもの、ウインドデイフレクタの下面とガラス面との 距離を気流前方よりも後方を大きくしてウインドデイフレクタ下面とガラス面と の間に負圧を生じせしめるもの、等種々の手段が試みられている。 代表的な公知例としては、図14に示すようなもの(DE3139444号) 、図15に示すようなもの(DE3532536号)、図16に示すようなもの (FR262128号)等があるが、これらはいずれも従来の高速性に対する要 求レベルである150km/h程度の速度においてはある程度作動するが、近年 急速に高まって来た200km/h程度の速度においては満足な作動を期待する ことは困難である。 図14に示す装置では、ブレードラバー1を遮蔽する位置に設けたウインドデ イフレクタ2によって、ブレードラバー1に当たる気流を上方に逸らせ、レバー の中央部を通過させようとしたものであるが、ウインドデイフレクタ2の有効面 積が小さいため、ブレードラバー1を完全に遮蔽することが出来ない。また、レ バーの間を通過した気流は乱れを生じて、有効な押し付け力を発生させることが 出来ないため、高速性の大幅な向上は望めないという課題がある。 図15に示す装置では、メインヨーク側壁の下縁3をスポイラー形状に特定の 傾斜角度で延長したものであるが、スポイラー上面の気流がメインヨークの側壁 に当たり、流速を低下させると同時に、スポイラー下面の気流はレバー類が障害 となりスムーズな流れとはならないため、十分な押し付け力を発生させることが 出来ないという課題がある。 図16に示す装置では、ウインドデイフレクタ4の下面とガラス面5との距離 を気流前方よりも後方において大きくして、ウインドデイフレクタ4の下面とガ ラス面5との間に負圧を生じせしめるものであるが、この手段は、ウインドデイ フレクタ4を低い位置に設けなければ効果が得られないが、有効な効果を得よう としてウインドデイフレクタの幅を広げると、該ウインドデイフレクタ4が曲面 ガラスや窓枠と干渉するという課題がある。 発明の開示 上述した従来装置においては、ガラス面に平行な気流を前提として、ウインド デイフレクタ若しくはスポイラーの気流前方側(図面において上面)又は気流後 方側(図面において下面)の何れか一方のみの空気力学的な特性に着目し、高速 性向上に寄与する手段を提供してきたものである。これに対して、本件発明によ れば、ワイパブレードが障害となって上向きに偏向される気流を前提とし、ウイ ンドデイフレクタの両面に作用する気流を空気力学的な観点から考慮した。その 結果、最も効果的な空気力学的手段が提供されるに至ったのである。 即ち、気流前方に設けたウインドデイフレクタを幅の狭い支持体を介してメイ ンヨークに支持した自動車用ワイパブレードにおいて、図3に示すように、気流 前方に設けたウインドデイフレクタの断面を、気流後方に止水域を形成するため の気流分岐点と、下向きの力を発生させるための気流に沿った受圧面部と、気流 を減速させるための気流せき止め部と、から構成し、ウインドデイフレクタの前 方気流分岐部の下縁部と窓ガラスの距離Hがブレードラバーの高さhより大きく 、かつウインドデイフレクタの前記気流せき止め部の上縁部とメインヨークとの 距離Sとの関係が、1>(S/H)≧1/5、好ましくは、1>(S/H)≧( 1/4)の関係となるようにしている。 ガラス面に沿って流れる気流は、ウインドデイフレクタの気流分岐部先端によ って上下に分けられ、上側の気流は受圧面部に沿って流れ、せき止め部によって 流速を低下させながら上昇し、他方、下側の気流の一部は気流分岐部の後方に発 生する止水域によって受圧面部の下部に仮想翼面を形成し、大部分はその仮想翼 面とせき止め部背面に沿いながら上方に向きを変えて流速を増し、ウインドデイ フレクタのせき止め部上端とメインヨーク側壁との隙間を抜ける。このことによ ってウインドデイフレクタの受圧面部上面の圧力が上昇し、下面の圧力が低下す るため、下向きの力(ガラス面に向かう力)が発生する。 図面の簡単な説明 以下、本発明の一実施例につき下記の図面を参照しながら述べる。ここで、 図1は、本件発明におけるウンドデイフレクタ付きワイパブレードの上面図で ある。 図2は、本件発明におけるウンドデイフレクタ付きワイパブレードの側面図で ある。 図3は、図1の線3−3に沿って見た概略断面図である。 図4は、本件発明品と従来品との、風速と揚力との比較を示す図である。 図5は、本件発明品と従来品との、払拭限界速度の比較を示す図である。 図6は、本件発明品における、距離Hと揚力との関係を示す図である。 図7は、本件発明品における、距離Sと高さHとの比(S/H)と、揚力と、 の関係を示す図である。 図8は、本件発明の別の実施例を示す図である。 図9は、本件発明の別の実施例で図8に示す実施例の改良例を示す図である。 図10は、本件発明の別の実施例で図8に示す実施例を更に改良した改良例を 示す図である。 図11は、本件発明の更に別の実施例を示す図である。 図12は、本件発明の別の実施例で図11に示す実施例の改良例を示す図であ る。 図13は、本件発明の別の実施例で図11に示す実施例を更に改良した改良例 を示す図である。 図14は、公知例を示す図である。 図15は、別の公知例を示す図である。 図16は、更に別の公知例を示す図である。 発明の実施の形態 図1及び図2は本件発明による代表的な実施例を示しているウインドデイフレ クタ付きワイパブレードの上面図及び側面図である。図において、本件発明のウ インドデイフレクタ付きワイパブレード10は、ワイパアームとの結合部を中央 部に備えたメインヨーク12と、該メインヨーク12の両端部に回動可能に支持 されたセカンダリレバー14と、該セカンダリレバー14の一端又は両端に回動 可能に支持されており後述のブレードラバー18を把持するための爪を備えた複 数のヨーク16と、フロントガラス等のガラス面20(図3参照)を払拭するブ レードラバー18と、からなるワイパブレードの基本構造に加えて、更にメイン ヨーク12の気流前方に配置されたウインドデイフレクタ22を備えることによ り構成されている。 このウインドデイフレクタ22は、例えば、前記メインヨーク12と一体的に プレス成形され、両者は幅の狭い支持体24によって互いに連結されることが出 来る。勿論、このウインドデイフレクタ22は、メインヨーク12とは別体に例 えば樹脂又は鉄板によって成形され、後に該ウインドデイフレクタ22をメイン ヨーク12へ所定の固着手段によって結合して成形することも出来る。 ここで本件発明のウインドデイフレクタ22の断面形状は、図1の線3−3に 沿って見た図3に示すように、気流を2つに分岐する気流分岐部26と、該気流 分岐部26の上方位置にある受圧面部28と、該受圧面部28の更に上方位置に ある気流せき止め部30と、により構成されている。ウインドデイフレクタ22 は走行時に非常に高速の空気流を受け止める必要があるので、其の際破損しない ように出来るだけ多くの支持体24によって頑強にメインヨーク12へ対して固 着する必要があるが、同時に、ウインドデイフレクタ22とメインヨーク12と の間からは大量の空気が高速で流出する必要があるため、その支持体24は当該 流出を妨げないような形状及び個数とする必要がある。図示の実施例では、概ね 円形断面を有する2個の支持体24がウインドデイフレクタ22及びメインヨー ク12と一緒に一体的に成形されている。 図3から明らかなように、ウインドデイフレクタ22の上縁部は、メインヨー ク12の側面位置から一定の距離Sを隔てて配置されており、またガラス面20 からの距離を比較したとき、ウインドデイフレクタ22の気流分岐部26の下縁 部までの距離Hが、ブレードラバー18の高さhよりも高い。また、ウインドデ イフレクタ22の受圧面部28の下面側に負圧の止水域を形成して該ウインドデ イフレクタ22をガラス面20側へ吸い寄せるために、ウインドデイフレクタ2 2の前記距離Sと距離Hとの関係が、1>(S/H)≧(1/5)、好ましくは 1>(S/H)≧(1/4)の関係にある。なお、図3において、符号H0はガ ラス面20からメインヨーク12の上端部までの高さ寸法を指すものとする。 前記気流分岐部26はガラス面20に対してほぼ直角をなすように伸びている 数ミリメートル程度の長さを有する部分で構成されており、本件発明のウインド デイフレクタ付きワイパブレード10がガラス面20を払拭作用するとき、該ガ ラス面に沿って流動する空気流を該ウインドデイフレクタ22の上下に分岐する 作用をしている。気流分岐部26は更に受圧面部28の下縁部から曲線をなす断 面形状に連結されるように形成されることも出来る。更にまた、この気流分岐部 26の先端部は受圧面部28の下面側に負圧の止水域を形成することが出来る限 りウインドデイフレクタ22の剛性を増大するため図8〜図13に示すようにワ イパブレード側に延長させてもよい。受圧面部28は該気流分岐部26の上端部 からガラス面20に対する平行な面に対してθ1の角度をなしかつL1の長さま で伸びている。ここで角度θ1は好ましくは0°〜30°である。また気流せき 止め部30は該受圧面部28の上端部から該受圧面部28の延長線に対してθ2 の角度をなしかつL2の長さまで伸びている。ここで角度θ2は好ましくは30 °〜90°である。また、L1とL2とは、L1≧L2の関係を有しているのが 好ましい。またウインドデイフレクタ22の断面形状において、受圧面部28と 、気流せき止め部30と、は小さな曲線で繋がれており、気流の高速移動を阻止 することを防止している。 この発明において、ウインドデイフレクタ22の長さはワイパブレードの長さ の少なくとも1/3以上の長さを有していることが望ましい。あまり短いと、ウ インドデイフレクタ22のワイパブレード自体に対する圧し下げ効果が有効に発 揮されないからである。このさい、該ウインドデイフレクタの長さの中心部はワ イパブレードの長さの中心部に一致していることが望ましいが、これに限らず、 ウインドデイフレクタの長さの中心部がワイパブレードの長さの中心部より先端 部側にずれて配置されていても所望の効果が期待出来るのである。先端部側にお いてより一層激しい気流の変動が生じているからである。 上記構成により、ガラス面20に沿って流れる気流は、ウインドデイフレクタ 22の気流分岐部26によって上下に分けられ、上側の気流は受圧面部28に沿 って流れ、次いで、せき止め部30によって流速が減速され、該受圧面部28を 下方(ガラス面側)に押圧しながら止め部30を上昇し、後方へ流動し、他方、 下側の気流は気流分岐部26の後方に発生する広い止水域によって受圧面部28 の下部に仮想翼面を形成し、大部分はその仮想翼面とせき止め部30の背面に沿 いながら上方に向きを変えて流速を増し、該止水域を負圧領域とし、次いでウイ ンドデイフレクタのせき止め部30の上端とメインヨーク12の側壁との間隔S を有する隙間から急速度で抜け出る。これによってウインドデイフレクタ22の 受圧面部28の上面の圧力が上昇し、下面の圧力が低下する。従って、該ウイン ドデイフレクタ22更にはワイパブレード10には下向きの力(ガラス面に向か う力)が発生するのである。 図4は、本件発明による実施例と、図14に示す従来技術による製品と、の揚 力を小型風洞装置を用いて測定した結果を示す。この図から明らかなように、本 件発明装置による揚力は全ての速度において従来技術による揚力の約25%に過 ぎず、ガラス面への押圧力がいかに改善されているかが分かる。 図5は、一般的なセダンタイプの乗用車において、本件発明による実施例と、 図14に示す従来技術による製品と、の払拭限界速度を実車風洞を用いて評価し た結果である。ここで、払拭限界速度とは、車両走行時にワイパブレードが風圧 によりガラス面から浮上し、該ワイパブレードが当該ガラス面を適切に払拭出来 なくなり、ドライバーが正常な運転をする上で支障を来し、危険を感じる車両の 速度をいう。この図から分かることは、従来技術における製品の払拭限界速度は 140km/hであったが、本件発明の装置では、使用した実車風洞の性能限界 である180km/hでも充分な払拭性能を維持することが出来、明確な相違を 示した。 図6は、ウインドデイフレクタ下縁部とガラス面との距離Hと、揚力と、の関 係を示す図である。この図から分かることは、Hをブレードラバーの高さhより も大きくしなければ、揚力が急激に増大してしまうが、H0よりも大きくすると 、同様に、揚力が増大するということである。 図7は、ウインドデイフレクタ22の上縁部とメインヨーク12の側面位置と の距離Sとウインドデイフレクタ下縁部とガラス面との間の距離Hとの比(S/ H)と、揚力と、の関係を示す図である。この図から分かることは、(S/H) を1よりも小さくしなければ、揚力が増大してしまうが、(S/H)を(1/5 )より小さくすると、揚力が同様に増大するということである。 図8〜図13は、本件発明によるウインドデイフレクタの他の実施例を示す。 これらの実施例は気流分岐部26の先端部をワイパブレード側に向けて延長させ た例を示している。図8は図3における気流分岐部26をガラス面にほぼ平行に ワイパブレード側に向けて延長させた延長部を有している例を示している。この 延長部は気流の流れを阻止しない位置まで伸びている。図9は図8の実施例にお いて、該延長部の先端部を上方に婉曲に曲げて気流の移動を円滑にしている。図 10は図9に類似しているが、延長部の先端部を上方に鈍角をなして曲げ気流の 移動を邪魔しないようにしている。図11は該延長部を受圧面部28に平行する ように配置した例を示す。このときもその延長部の先端部は気流の流れを阻止し ない位置で止めている。図12は図11において、該延長部の先端部を上方に婉 曲に曲げて気流の移動を円滑にしている。図13は図12に類似しているが延長 部の先端部を上方に鈍角をなして曲げ気流の移動を邪魔しないようにしている例 を示している。 本件発明においては、受圧面部の下方に止水域が発生し、それが仮想翼面を形 成し、充分な効果を生み出すが、気流分岐部先端を気流後方即ち受圧面部の下方 に延長することによって、止水域を望ましい形状に制御し、更に大きい効果をも たらすことが出来る。 なお、本件発明の実施例ではウインドデイフレクタをプレス加工による一体成 形品としたが、ウインドデイフレクタを樹脂製とし、幅の狭い支持体を別体にし てメインヨークに取り付ける等してもよい。 産業上の利用可能性 本件発明によれば、ワイパブレードに当たる気流を偏向すると共にウインドデ イフレクタ受圧面の上面と下面の気流に速度差を作り、これにより両面間に大き な圧力差を生じせしめることによって、下向き即ちガラス面側への大きな力を発 生させることが可能となり、揚力の減少を図ることが出来る。これにより近年高 まって来たワイパブレードの高速性能に対するハイレベルの要求にも充分対応す ることが出来る。また、ウインドデイフレクタの断面形状も一様な厚さの板材を 形成するだけでもよく、翼断面のような複雑な形状を必要としないので、ほとん どコストの上昇も発生しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,U Z,VN,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 気流前方に設けたウインドデイフレクタを幅の狭い支持体を介してメイン ヨークに支持した自動車用ワイパブレードにおいて、ウインドデイフレクタの断 面形状が、下向きの力を発生させるため気流に沿って設けた平板状の受圧面部と 、気流を減速させるため該受圧面部の後端より上方に延びた気流せき止め部と、 該受圧面部下方に止水域を形成するため該受圧面部の先端より下方に延びた気流 分岐点と、から構成されており、ウインドデイフレクタの前記気流分岐部の下縁 部と窓ガラスとの間の距離Hがブレードラバーの高さhより大きく、かつウイン ドデイフレクタの前記気流せき止め部の上端部とメインヨークとの隙間Sとの関 係が、 1>(S/H)≧(1/5) の関係にあることを特徴とする自動車用ワイパブレード。 2. ウインドデイフレクタの前記気流分岐部の下縁部と窓ガラスとの間の距離 Hがブレードラバーの高さhより大きく、かつウインドデイフレクタの前記気流 せき止め部の上端部とメインヨークとの隙間Sとの関係が、 1>(S/H)≧(1/4) の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の自動車用ワイパブレード。 3. ウインドデイフレクタの断面において、受圧面部長さL1と、気流せき止 め部長さL2とが、 L1≧L2 の関係にある請求項1に記載の自動車用ワイパブレード。 4. ウインドデイフレクタの断面において、受圧面部と窓ガラスとの成す角度 θ1が0°から30°の間にあり、かつウインドデイフレクタの気流せき止め部 と受圧面部との成す相対角度θ2が30°から90°の間にある請求項1又は2 に記載の自動車用ワイパブレード。 5. ウインドデイフレクタの断面において、気流分岐部が直線又は曲線である 請求項3に記載の自動車用ワイパブレード。 6. ウインドデイフレクタの断面において、受圧面部と、気流せき止め部と、 が小さな曲線で繋がれている請求項4に記載の自動車用ワイパブレード。 7. 気流分岐部の先端がワイパブレード側に延長してある請求項4に記載の自 動車用ワイパブレード。 8. ウインドデイフレクタの長さがワイパブレードの長さの少なくとも1/3 以上の長さを有している請求項1〜6に記載の自動車用ワイパブレード。 9. ウインドデイフレクタの長さの中心部がワイパブレードの長さの中心部に 概ね一致している請求項7に記載の自動車用ワイパブレード。 10. ウインドデイフレクタの長さの中心部がワイパブレードの長さの中心部 より先端部側にずれて配置し℃いる請求項7に記載の自動車用ワイパブレード。
JP51881999A 1997-09-25 1998-09-24 ウインドデイフレクタ付ワイパブレード Expired - Lifetime JP3727356B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-260203 1997-09-25
JP26020397 1997-09-25
PCT/JP1998/004278 WO1999015384A1 (en) 1997-09-25 1998-09-24 Wiper blade with wind deflector

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002511817A true JP2002511817A (ja) 2002-04-16
JP3727356B2 JP3727356B2 (ja) 2005-12-14

Family

ID=17344778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51881999A Expired - Lifetime JP3727356B2 (ja) 1997-09-25 1998-09-24 ウインドデイフレクタ付ワイパブレード

Country Status (14)

Country Link
US (1) US6343401B1 (ja)
EP (1) EP1015288B1 (ja)
JP (1) JP3727356B2 (ja)
KR (1) KR100512412B1 (ja)
CN (1) CN1101761C (ja)
AU (1) AU729371C (ja)
BR (1) BR9812546A (ja)
CA (1) CA2304471C (ja)
DE (1) DE69802823T2 (ja)
DK (1) DK1015288T3 (ja)
ES (1) ES2169550T3 (ja)
HK (1) HK1031854A1 (ja)
ID (1) ID24119A (ja)
WO (1) WO1999015384A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6799347B1 (en) * 2003-09-22 2004-10-05 Fu Gang Co., Ltd. Wiper spoiler
KR100699187B1 (ko) 2005-11-30 2007-03-23 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
KR100813643B1 (ko) 2005-11-30 2008-03-14 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
KR100733623B1 (ko) 2005-12-05 2007-06-29 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
US20130227809A1 (en) 2012-02-24 2013-09-05 Pylon Manufacturing Corp. Wiper blade
USD685712S1 (en) 2011-03-23 2013-07-09 Kcw Corporation Wiper
US9174609B2 (en) 2011-04-21 2015-11-03 Pylon Manufacturing Corp. Wiper blade with cover
US9457768B2 (en) 2011-04-21 2016-10-04 Pylon Manufacturing Corp. Vortex damping wiper blade
CA2843527C (en) 2011-07-28 2018-11-27 Pylon Manufacturing Corp. Windshield wiper adapter, connector and assembly
US9108595B2 (en) 2011-07-29 2015-08-18 Pylon Manufacturing Corporation Windshield wiper connector
US20130219649A1 (en) 2012-02-24 2013-08-29 Pylon Manufacturing Corp. Wiper blade
GB2497603B (en) * 2012-03-23 2014-08-20 Jaguar Land Rover Ltd Windscreen clearing system for a vehicle
US10829092B2 (en) 2012-09-24 2020-11-10 Pylon Manufacturing Corp. Wiper blade with modular mounting base
US10166951B2 (en) 2013-03-15 2019-01-01 Pylon Manufacturing Corp. Windshield wiper connector
KR101455816B1 (ko) 2013-12-31 2014-11-03 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
KR101511319B1 (ko) 2014-02-21 2015-04-14 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
KR101426005B1 (ko) 2014-03-07 2014-08-05 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
KR101426001B1 (ko) 2014-03-07 2014-08-05 에이디엠이십일 주식회사 와이퍼 블레이드
US9505380B2 (en) 2014-03-07 2016-11-29 Pylon Manufacturing Corp. Windshield wiper connector and assembly
USD777079S1 (en) 2014-10-03 2017-01-24 Pylon Manufacturing Corp. Wiper blade frame
DE102018216681A1 (de) * 2018-09-28 2020-04-02 Robert Bosch Gmbh Abdeckelement für eine Wischvorrichtung, Wischarm und Wischvorrichtung

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3139444A1 (de) 1981-10-03 1983-04-21 SWF-Spezialfabrik für Autozubehör Gustav Rau GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen Wischblatt, insbesondere fuer kraftfahrzeuge
DE3139445A1 (de) * 1981-10-03 1983-04-21 SWF-Spezialfabrik für Autozubehör Gustav Rau GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen Wischblatt fuer scheibenreinigungsanlagen an fahrzeugen, insbesondere an kraftfahrzeugen
FR2552384B1 (fr) * 1983-09-28 1987-01-16 Champion Spark Plug Europ Balai d'essuie-glace avec dispositif deflecteur d'air
DE3532536C1 (de) 1985-09-12 1987-03-05 Swf Auto Electric Gmbh Wischblatt
BE904298A (fr) * 1986-02-27 1986-06-16 Champion Spark Plug Europ Balai d'essuie-glace avec deflecteur d'air.
FR2621288B1 (fr) * 1987-10-06 1991-03-29 Marchal Equip Auto Deflecteur pour balai d'essuie-glace, et balai d'essuie-glace equipe d'un tel deflecteur
FR2654691B1 (fr) * 1989-11-17 1992-02-07 Valeo Systemes Dessuyage Essuie-glace a deflecteur d'air, notamment de vehicule automobile.
FR2655932B1 (fr) * 1989-12-14 1992-02-21 Valeo Systemes Dessuyage Dispositif deflecteur pour balai d'essuie-glace.
DE4017078A1 (de) * 1990-05-26 1991-11-28 Bosch Gmbh Robert Wischblatt fuer scheiben von kraftfahrzeugen

Also Published As

Publication number Publication date
HK1031854A1 (en) 2001-06-29
US6343401B1 (en) 2002-02-05
ES2169550T3 (es) 2002-07-01
AU729371B2 (en) 2001-02-01
CA2304471C (en) 2006-11-07
DE69802823T2 (de) 2002-04-11
EP1015288B1 (en) 2001-12-05
CN1101761C (zh) 2003-02-19
KR100512412B1 (ko) 2005-09-05
CA2304471A1 (en) 1999-04-01
AU9184698A (en) 1999-04-12
AU729371C (en) 2001-07-26
DK1015288T3 (da) 2002-03-25
BR9812546A (pt) 2000-07-25
CN1271317A (zh) 2000-10-25
JP3727356B2 (ja) 2005-12-14
EP1015288A1 (en) 2000-07-05
DE69802823D1 (de) 2002-01-17
ID24119A (id) 2000-07-06
WO1999015384A1 (en) 1999-04-01
KR20010030699A (ko) 2001-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002511817A (ja) ウインドデイフレクタ付ワイパブレード
US5454135A (en) Windshield wiper superstructure with airfoil
US7316420B2 (en) Water-expelling mudguard for motor vehicles
US4199185A (en) Apparatus for reducing the wind resistance imposed on a prime mover-trailer combination
CN209064037U (zh) 车辆流动影响组件
US5671970A (en) Wind deflector for motor vehicle sunroof
CN102470903A (zh) 车辆边界层气流控制结构
JP2004345562A (ja) 自動車の空気抵抗低減装置
CN102470904A (zh) 车辆边界层气流控制结构
JPH03502673A (ja) 風防ワイパーシステム用ワイパーレバー、ワイパーアームおよびワイパーブレード
JPS63263153A (ja) フロントガラスのワイパーブレードの空力学的なデフレクター
JP2002120769A (ja) 車体構造
JP3221999B2 (ja) ウインター用ワイパブレード
US6622339B1 (en) Windshield wiper arm
JP2002523278A (ja) ワイパアーム
CN113264124A (zh) 后部扰流结构及汽车
CN2900297Y (zh) 风挡玻璃防虫撞导流装置
EP0491418A1 (en) Wind deflector for an open roof construction
US20060163916A1 (en) Wind deflector for a sliding roof system
US5823609A (en) Forward tilt windshield
EP3750761B1 (en) Terminal part for a wiper arm
JPH0742163Y2 (ja) 列車屋上機器の騒音防止構造
JP5346139B1 (ja) レイニースポイラー
JPS6022545A (ja) 自動車用ワイパブレ−ド
JPH0589127U (ja) 乗り物の前部風案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050614

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050614

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091007

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101007

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111007

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121007

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131007

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term