JP3200985U - サーマルプロテクター - Google Patents

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【課題】バイメタルによる電流遮断機構を有し、熱応動素子と外部熱源との熱結合を強化して感温性を一層向上させるサーマルプロテクターを提供する。【解決手段】サーマルプロテクター10は、固定接点11を有する第1リード12と、可動接点13を有し、可動接点13を固定接点11に押圧して接触させる可動アーム14と、可動アーム14に電気接続した第2リード15と、温度変化に伴って固定接点11および可動接点13を開閉するように可動アーム14を作動させる熱応動素子16と、熱応動素子16に当接する発熱素子17と、第1リード12および第2リード15を挿着し、さらに可動アーム14、熱応動素子16および発熱素子17を収容する筐体18と、筐体18の開口を覆った高熱伝導性の蓋体19とを備え、蓋体19は可動アーム14と固着され、かつ蓋体の一部を筐体縁辺から突出延伸させた側板部100を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、バイメタルによる電流遮断機構を有するサーマルプロテクターに関する。
バイメタルを用いるサーマルプロテクターは、従来から電動機器、二次電池などの電源回路の保護装置に利用されている。このような保護装置には、高精度な動作設定が可能であり、動作温度も比較的自由に設定でき、かつ繰り返し復帰動作できるという利点から、接点開閉式のサーマルプロテクターが用いられる。サーマルプロテクターの基本構成としては、固定接点を有する第1のリード端子と、可動接点を有し、この可動接点を固定接点に押圧して接触させる可動アームと、この可動アームに電気接続した第2のリード端子と、温度変化に伴って固定接点と可動接点を開閉するように可動アームを作動させるバイメタルと、これら部材を収容する筐体からなる。近年では、特許文献1や特許文献2に記載されたサーマルプロテクターのように、前述の基本構成に加えて、可動接点と固定接点が開離した時に通電されバイメタルの復帰動作をセルフコントロールするヒーターとしてPTC(正特性サーミスター)を搭載するものがある。サーマルプロテクターは、各種電子機器の電源ユニットなど狭隘なスペースに実装されることもあり、出来るだけ小型かつ薄型のパッケージサイズのものが望ましい。特に近年は、一段と小型化した携帯型電子機器に対応してサーマルプロテクターのパッケージサイズも極限に近い小型・薄型サイズのものが求められている。
例えば、特許文献2には、固定片、可動片、反転型の熱応動素子、PTC素子(正特性サーミスター)をケースに収容したサーマルプロテクター(ブレーカー)において、正特性サーミスター及び熱応動素子は固定片と可動片との間に挟まれ、熱応動素子は正特性サーミスターの上面に被さり、かつ熱応動素子の片面が反転時に正特性サーミスターに接触し、もう片面が可動片に接触する状態で各部材を積層的にケース内に配置し、ケース開口部を、金属板を埋め込んだ蓋体で封口した技術が開示されている。
特開2005−129471号公報 特開2013−201123号公報
バイメタルによる電流遮断機構を有するサーマルプロテクターにおいて、金属蓋体に熱伝導用のリードを固着させることで、熱応動素子と外部熱源との熱結合を強化して感温性を一層向上させることを目的とする。
本考案によると、固定接点を有する第1リードと、可動接点を有し、該可動接点を固定接点に押圧して接触させる可動アームと、この可動アームに電気接続した第2リードと、温度変化に伴って固定接点および可動接点を開閉するように可動アームを作動させるバイメタルや形状記憶合金などの熱応動素子と、熱応動素子に当接するPTC素子や抵抗体などの発熱素子と、第1リードおよび第2リードを挿着し、可動アームと熱応動素子および発熱素子を収容する筐体と、筐体の開口を覆った高熱伝導性の蓋体とを備え、蓋体は可動アームと一体化することで熱結合され、かつ蓋体の一部を筐体縁辺から突出延伸させたことを特徴とするサーマルプロテクターが提供される。本考案のサーマルプロテクターの蓋体は、筐体縁辺から突出延伸させた側板部を有し、この側板部を外部熱源や被保護装置に抵抗溶接等により直付けすることができる。被保護装置に直接固着された本考案のサーマルプロテクターの側板部は、被保護装置の熱をサーマルプロテクターの筐体内に収められた熱応動素子に速やかに伝熱する熱伝導リードとして機能する。この蓋体は、一部を筐体外部に露出させて設けてもよい。その場合、露出面の熱受容性を高めるため蓋体表面に剣山状や蛇腹状の凹凸フィンを設けてもよい。
本考案のサーマルプロテクターは、筐体外部に表面を露出させた高熱伝導性の蓋体に可動アームを一体化し、さらにこの蓋体の一部を筐体縁辺から突出延伸させた側板部を有するので、外部熱源−蓋体−可動アーム−熱応動素子を経由する良導体による熱直結を実現して感温性を向上し、被保護装置への取り付けを容易にする。また、本考案に係るサーマルプロテクターの蓋体の表面積を広くなるように加工することで蓋体の熱抵抗を小さくする。
本考案に係るサーマルプロテクター10を示し、(a)は平面図を、(b)は(a)のD−Dを結んだ線で切断した側面断面図を示し、(c)は過熱に感応してバイメタルが反転した動作状態における側面断面図を示し、(d)は下面図を示す。 本考案に係るサーマルプロテクター10の取り付け形態例を示す。 本考案に係るサーマルプロテクター20を示し、(a)は平面図を、(b)は(a)のD−Dを結んだ線で切断した側面断面図を示し、(c)は過熱に感応してバイメタルが反転した動作状態における側面断面図を示し、(d)は下面図を示す。 本考案に係るサーマルプロテクター20の取り付け形態例を示す。
本考案に係るサーマルプロテクター10は、図1に示すように、固定接点11を有する第1リード12と、可動接点13を有し、可動接点13を該固定接点11に押圧して接触させる可動アーム14と、可動アーム14に電気接続した第2リード15と、温度変化に伴って固定接点11および可動接点13を開閉するように可動アーム14を作動させるバイメタルや形状記憶合金などの熱応動素子16と、この熱応動素子16に当接するPTC素子や抵抗体などの発熱素子17と、第1リード12および第2リード15を挿着し、さらに可動アーム14、熱応動素子16および発熱素子17を収容する筐体18と、筐体18の開口を覆った高熱伝導性の蓋体19とを備え、蓋体19は可動アーム14と固着され、さらに蓋体の一部を筐体縁辺から翼状に突出延伸させた側板部100を有することを特徴とするサーマルプロテクターが提供される。側板部100は、図2に示すように外部熱源または被保護装置300に固着され伝熱路を形成する。さらに、必要ならば側板部100を所望の形状に折り曲げて外部熱源または被保護装置300に取り付けてもよい。
本考案に係るサーマルプロテクター20は、図3に示すように、固定接点21を有する第1リード22と、可動接点23を有し、可動接点23を該固定接点21に押圧して接触させる可動アーム24と、可動アーム24に電気接続した第2リード25と、温度変化に伴って固定接点21および可動接点23を開閉するように可動アーム24を作動させるバイメタルや形状記憶合金などの熱応動素子26と、熱応動素子26に当接するPTC素子や抵抗体などの発熱素子27と、第1リード22および第2リード25を挿着し、可動アーム24と熱応動素子26および発熱素子27を収容する筐体28と、筐体28の開口を覆った高熱伝導性の蓋体29とを備え、蓋体29は可動アーム24と固着し、さらに蓋体29の一部を筐体縁辺から翼状に突出延伸させた側板部200を有し、かつ蓋体29表面の少なくとも一部に剣山状または蛇腹状の凹凸フィン210を設けたことを特徴とするサーマルプロテクターが提供される。側板部200は、図4に示すように外部熱源または被保護装置300に固着され伝熱路を形成する。さらに、必要ならば側板部200を所望の形状に折り曲げて外部熱源または被保護装置300に取り付けてもよい。
本考案に係るサーマルプロテクター10の実施例1は、図1に示すように、銀合金の固定接点11を有するニッケルめっき銅合金製の第1リード12と、銀合金の可動接点13を有し、可動接点13を固定接点11に押圧して接触させる金属バネ材からなる可動アーム14と、可動アーム14に電気接続したニッケルめっき銅合金製の第2リード15と、温度変化に伴って固定接点11および可動接点13を開閉するように可動アーム14を作動させるNi−Cr−Fe合金の高熱膨張金属材料とNi−Fe合金の低熱膨張金属材料とを積層させたバイメタルからなる熱応動素子16と、熱応動素子16に当接するPTC素子からなる発熱素子17と、第1リード12および第2リード15を挿着し可動アーム14と熱応動素子16および発熱素子17を収容するプラスチック製筐体18と、筐体18の開口を覆ったニッケルめっき銅合金製の蓋体19とを備え、蓋体19は可動アーム14に溶接され、さらに蓋体19の一端を筐体18縁辺から翼状に延伸させた側板部100を有する。側板部100は、図2に示すように、被保護装置300に抵抗溶接等により直付され、さらに反転させて折り曲げたフォーミングを施して伝熱路とする。
本考案に係るサーマルプロテクター20の実施例2は、図3に示すように、銀合金の固定接点21を有するニッケルめっき銅合金製の第1リード22と、銀合金の可動接点23を有しこの可動接点23を固定接点21に押圧して接触させる金属バネ材からなる可動アーム24と、可動アーム24に電気接続したニッケルめっき銅合金製の第2リード25と、温度変化に伴って固定接点21および可動接点23を開閉するように可動アーム24を作動させるNi−Cr−Fe合金の高熱膨張金属材料とNi−Fe合金の低熱膨張金属材料とを積層させたバイメタルからなる熱応動素子26と、熱応動素子26に当接するPTC素子の発熱素子27と、第1リード22および第2リード25を挿着し可動アーム24と熱応動素子26および発熱素子27を収容するプラスチック製筐体28と、筐体28の開口を覆ったニッケルめっき銅合金製の蓋体29とを備え、蓋体29は可動アーム24と溶接し、さらに蓋体29の一端を筐体28縁辺から翼状に延伸させた側板部200を有し、かつ筐体28上部の蓋体29の露出表面に蛇腹状に凹凸フィン210を設ける。側板部200は、図4に示すように、被保護装置300に抵抗溶接等により直付され、さらに反転させて折り曲げたフォーミングを施して伝熱路とする。
本考案のサーマルプロテクターは各種電源の保護装置、例えば、アダプター電源や電池パックなど2次電池の保護装置などに利用できる。
10,20・・・サーマルプロテクター
11,21・・・固定接点、
12,22・・・第1リード、
13,23・・・可動接点、
14,24・・・可動アーム、
15,25・・・第2リード、
16,26・・・熱応動素子、
17,27・・・発熱素子、
18,28・・・筐体、
19,29・・・蓋体、
100,200・・・側板部(熱伝導リード)、
210・・・凹凸フィン
300・・・外部熱源または被保護装置。

Claims (4)

  1. 固定接点を有する第1リードと、可動接点を有し、前記可動接点を前記固定接点に押圧して接触させる可動アームと、この可動アームに電気接続した第2リードと、温度変化に伴って前記固定接点および前記可動接点を開閉するように前記可動アームを作動させるバイメタルや形状記憶合金などの熱応動素子と、この熱応動素子に当接するPTC素子や抵抗体などの発熱素子と、前記第1リードおよび前記第2リードを挿着し、前記可動アームと前記熱応動素子および前記発熱素子を収容する筐体と、前記筐体の開口を覆った高熱伝導性の蓋体とを備え、前記蓋体は前記可動アームと一体化することで熱結合され、かつ前記蓋体の一部を前記筐体縁辺から突出延伸した側板部を有することを特徴とするサーマルプロテクター。
  2. 前記蓋体は、表面の少なくとも一部に剣山状または蛇腹状の凹凸フィンを設けたことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプロテクター。
  3. 前記側板部は、外部熱源または被保護装置に固着され伝熱路を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサーマルプロテクター。
  4. 前記側板部は、さらに所望の形状に折り曲げて外部熱源または被保護装置に取り付けたことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか一つに記載のサーマルプロテクター。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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