JP3200387B2 - コンクリート用再生骨材の製造方法 - Google Patents
コンクリート用再生骨材の製造方法Info
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Description
法に関し、特にコンクリート廃材から品質の良い骨材を
再生する、コンクリート用再生骨材の製造方法に関する
ものである。
占めるコンクリート廃材は、ジョークラッシャ等によっ
て、40mm角程度の大きさに砕かれて路盤材、或いは埋
戻材として再利用されることが成されていた。しかし、
このような利用方法は、用途が限定されているために十
分な量の用途を確保することはできず、用途を確保でき
なかった残余のコンクリート廃材は、廃棄物として廃棄
処分しなければならないことから、産業廃棄物処理の観
点から問題が生じていた。一方、コンクリートに使用す
る骨材は、玉石などの河川産骨材の枯渇、砕石である陸
産骨材の採取制限などから、その入手が困難となり、今
後ますます不足すると考えられるものであった。
材からコンクリート用骨材を再生することが考えられ、
その方法が種々提案されているが、最終段階である骨材
に付着したモルタル分を効率良く、しかも完全に取り除
くことが難しく、JIS規格の第1種粗骨材に適合する
品質の良い再生骨材を、効率良く得ることが困難であっ
た。
たコンクリートを主体とする廃材を、先ずジョークラッ
シャによって粗砕して40mm角以下とし、インパクトク
ラッシャ、或いはロッドミルにより、40mm角以下とし
た上記コンクリート廃材を破砕・磨砕して骨材分とモル
タル分とに分離し、再生骨材を得ることが成されてい
た。
インパクトクラッシャの場合は、衝撃を数カ所の反撥板
で瞬間的に受けるため、骨材を破壊せずにモルタル分の
みを分離する衝撃力の制御が難しく、品質の良い骨材を
得るためには、どうしても過粉砕の状態で運転すること
がなされていた。そのため、本来は回収されるべき骨材
が粉砕されてモルタル分に流出し、骨材回収率の低下を
引き起こしていたと共に、過度の衝撃により破壊された
骨材の形状は、シャープとなってその粒径判定実績率が
低下するため、コンクリート用骨材としては不向きで、
路盤材或いは埋戻材としての利用しかできない骨材とな
っていた。一方、骨材分とモルタル分との分離にロッド
ミルを使用した場合には、JIS規格の第1種粗骨材に
適合する品質の良い再生骨材を得るためには、処理時間
が長く掛かり、工業的にスケールアップを行う場合、設
備面積に対する処理量が非常に小さくなると言う課題が
あった。
れたものであって、その目的は、JIS規格の第1種粗
骨材に適合する品質の良い再生骨材を、効率良く得るこ
とができるコンクリート用再生骨材の製造方法を提供す
ることにある。
目的を達成すべく試験・研究を重ねた結果、骨材表面に
付着したモルタル分を効率良く、しかも骨材を破壊する
こと無く分離するには、所定の圧力下で骨材同士、及び
骨材と強靱な粗面とを擦り合わせ、強度的に弱いモルタ
ル分を摩擦粉砕することが非常に有効であるとの知見を
得、本発明を完成させた。即ち、本発明は、コンクリー
ト廃材を先ず40mm角以下に粗砕し、該粗砕したコンク
リート廃材を、円筒状容器の中心に片持ち支持のスクリ
ューフィダーが配設され、該スクリューフィダーの自由
端側となる上記円筒状容器の開口端に、前記スクリュー
フィダーとは逆方向に回転し、且つ上記円筒状容器の開
口端を塞ぐ方向に弾性部材により付勢された片持ち支持
のコーン状破砕体が嵌合され、前記スクリューフィダー
によって破砕原料が前記コーン状破砕体に圧接されると
共に、該破砕原料の圧接により生じる押圧力によりコー
ン状破砕体が上記弾性部材の付勢力に抗して移動し、円
筒状容器の開口端とコーン状破砕体との間に破砕物の排
出口が形成される構造の装置に投入することにより、上
記40mm角以下に粗砕されたコンクリート廃材同士、及
び上記40mm角以下に粗砕されたコンクリート廃材と上
記コーン状破砕体の粗面とを所定の圧力下で擦り合わ
せ、骨材表面に付着したモルタル分を摩擦粉砕させるこ
ととした。
生骨材の製造方法によれば、弾性部材によるコーン状破
砕体の付勢力を調整することにより、最適な圧力下でモ
ルタル分が付着した骨材同士、及びモルタル分が付着し
た骨材と強靱な粗面とを擦り合わせることができ、強度
的に弱いモルタル分を骨材から効率的に分離することが
できると共に、骨材自体が破壊されることが少なく、骨
材回収率が高い方法となる。また、擦り合わせにより骨
材の角取りもなされ、粒径判定実績率の高い品質の良い
骨材を製造できる方法ともなる。なお、ここで、上記弾
性部材によるコーン状破砕体の付勢力は、コンクリート
廃材同士、及びコンクリート廃材とコーン状破砕体の粗
面との擦り合わせが、0.3〜0.8kgf/cm 2 の圧力下
で成されるように調整して行うことが好ましい。 これ
は、0.3kgf/cm2に満たない圧力下で擦り合わせて
も、骨材表面に付着したモルタル分を十分に除去するこ
とはできず、JIS規格の第1種粗骨材に適合する3%
以下の吸水率を有する骨材が製造できないためであり、
また、逆に0.8kgf/cm 2 を越える圧力下で擦り合わせ
ると、骨材自体も破壊され、骨材回収率が低下するため
に好ましくない。
ト用再生骨材の製造方法によれば、骨材表面に付着した
モルタル分を分離する装置として、コンクリート廃材を
搬送するスクリューフィダー、及びコンクリート廃材が
圧接されるコーン状破砕体の両者が、共に片持ち支持で
あると共に、コーン状破砕体が弾性部材により付勢され
た装置を使用することとしたため、コンクリート廃材の
装置内における過度の噛み込みが無くなり、この点にお
いても骨材自体の破壊を抑制できると共に、負荷動力の
低減を図ることができ、JIS規格の第1種粗骨材に適
合する品質の良い再生骨材を、効率良く得ることができ
るコンクリート用再生骨材の製造方法となる。
ち支持のスクリューフィダーが配設され、該スクリュー
フィダーの自由端側となる上記円筒状容器の開口端に、
前記スクリューフィダーとは逆方向に回転し、且つ上記
円筒状容器の開口端を塞ぐ方向に弾性部材により付勢さ
れた片持ち支持のコーン状破砕体が嵌合され、前記スク
リューフィダーによって破砕原料が前記コーン状破砕体
に圧接されると共に、該破砕原料の圧接により生じる押
圧力によりコーン状破砕体が上記弾性部材の付勢力に抗
して移動し、円筒状容器の開口端とコーン状破砕体との
間に破砕物の排出口が形成される構造の装置としては、
例えば丸栄商事株式会社製のWビートル75-15 型を使用
することができる。
ンクリート用再生骨材の製造方法の実施の形態を、図面
を参照しながら詳細に説明する。
ト廃材WO を、40mm角以下、好ましくは20mm角以下
に粗砕する。この粗砕には、図1のフローチャートに示
したように、上記した路盤材或いは埋戻材として再利用
される骨材を得るために使用するジョークラッシャ(圧
縮粉砕型の破砕機)1、及びインパクトクラッシャー
(衝撃粉砕型の破砕機)2を用いることができる。
篩3に掛けられ、骨材調整可能原料W2 と40mm角以上
のコンクリート廃材W3 とに分別され、骨材調整可能原
料W2 は、0.3kgf/cm2 以上、好ましくは0.3〜
0.8kgf/cm2 の圧力下で原料同士、及び原料と強靱な
粗面とを擦り合わせる装置4に投入され、強度的に弱い
モルタル分を摩擦粉砕する。
原料W4 は、再度篩5に掛けられ、骨材分W5 とモルタ
ル分W6 とに分別され、骨材分W5 は、コンクリート用
骨材として使用され、同時に得られたモルタル分W
6 は、セメント原料等への利用が可能である。
される装置4は、図2に示したように、傾斜した基台1
1上に設置された円筒状容器12と、この円筒状容器1
2の中心に配設された片持ち支持のスクリューフィダー
13と、上記円筒状容器12の下端開口に嵌合されるコ
ーン状破砕体14とから主に構成されている。
内張15を施した二重層式とされ、この円筒状容器12
の上端上部には原料の投入口16が設けられ、下端は開
口しており、破砕後の原料の排出口17を構成してい
る。
クリューフィダー13は、回転軸18に強靱な扇形破砕
刃19を螺旋状に取付け、且つその自由端に複数の強靱
な角状破砕刃20を上記円筒状容器12の排出口17方
向へ斜めに突設した構造となっている。そして、このス
クリューフィダー13の上記回転軸18は、上記基台1
1上に設置された軸受21により片持ち支持され、モー
ター22によって回転駆動させられることにより、上記
円筒状容器12の投入口16より投入された原料を、円
筒状容器12の排出口17側に強力な力で搬送するよう
に構成されている。
ある排出口17に嵌合されるコーン状破砕体14は、そ
の表面に歯溝を有する強靱な部材であって、該コーン状
破砕体14は、上記基台11に摺動自在に載置された摺
動台23上に設けられた軸受24に片持ち支持された回
転軸25に取付けられている。そして、このコーン状破
砕体14の回転軸25は、同じく摺動台23上に設けら
れたモーター26により前記スクリューフィダー13と
は逆方向に回転駆動するように構成され、且つ上記コー
ン状破砕体14の回転軸25を支持している軸受24が
取付けられた上記摺動台23は、弾性部材27によって
上記円筒状容器12の排出口17方向に付勢されること
により、円筒状容器12の排出口17に嵌合する状態で
配置された上記コーン状破砕体14を、円筒状容器12
の排出口17を塞ぐ方向に付勢している。なお、このコ
ーン状破砕体14の付勢力は、ハンドル28を回動する
ことにより調整可能に構成されている。
mm角以下に粗砕された上記骨材調整可能原料W2 を投入
し、骨材表面からモルタル分を分離するにあたっては、
先ず、円筒状容器12の排出口17に嵌合する状態で配
置された上記コーン状破砕体14の付勢力を、ハンドル
28により弾性部材27の弾力を変更することにより調
整し、上記コーン状破砕体14の受止め圧力が0.3kg
f/cm2 以上、好ましくは0.3〜0.8kgf/cm2 となる
ように設定する。
ター22、及びコーン状破砕体14の駆動モーター26
を各々作動させ、骨材調整可能原料W2 を円筒状容器1
2の上端上部に設けらた投入口16より投入する。投入
された骨材調整可能原料W2は、円筒状容器12内にお
いて旋回する複数の扇形破砕刃19により攪拌されなが
ら円筒状容器12の下端開口である排出口17側へ送ら
れる。この間、骨材調整可能原料W2 は、円筒状容器1
2の強靱な内張15との接触、扇形破砕刃19との接
触、更には骨材調整可能原料W2 同士の接触により、骨
材周囲のモルタル分が除去される。
円筒状容器12の下端開口である排出口17がコーン状
破砕体14により塞がれているため、運転後まもなく骨
材調整可能原料W2 の充填率は100%近くとなり、そ
の後もスクリューフィダー13により骨材調整可能原料
W2 が搬送されてくるため、コーン状破砕体14を押圧
する力が発生し、このコーン状破砕体14を押圧する力
がコーン状破砕体14に作用している弾性部材27によ
る付勢力を上回った時点で、コーン状破砕体14が若干
移動し、円筒状容器12の排出口17が開口して破砕後
の骨材調整可能原料W2 の排出が開始される。
量と、骨材調整可能原料W2 の投入量を等しくし、一定
量の骨材調整可能原料W2 が円筒状容器12内に滞留す
るチョークフィード運転を行えば、この円筒状容器12
の下方側においては、スクリューフィダー13の自由端
に突設した角状破砕刃20による攪拌、或いは該角状破
砕刃20による攪拌方向とは逆方向に回転するコーン状
破砕体14への圧接等により、骨材調整可能原料W
2 は、設定したコーン状破砕体14の受止め圧力程度の
圧力下で頻繁な擦り合わせが行われ、骨材表面に付着し
たモルタル分、及び骨材の角が摩擦粉砕され、品質の良
いコンクリート用再生骨材となって円筒状容器12の排
出口17より排出される。
ては、骨材調整可能原料W2 の充填率は100%であ
り、例え0.5kgf/cm2 程度の圧力下での擦り合わせで
あっても、骨材調整可能原料W2 に瞬間的にかかる応力
は非常に大きなものとなり(この応力の実測は困難であ
る。)、500kgf/cm2 程度の圧縮強度を有するモルタ
ル分でも容易に摩擦粉砕が可能となる。
用再生骨材の製造方法の作用・効果を裏付ける試験例を
記載する。
ト廃材を、ジョークラッシャによって粗砕し、篩にかけ
て5〜20mm角の骨材調整可能原料を作製した。この得
られた骨材調整可能原料を、インパクトクラッシャ、ロ
ッドミル、及び丸栄商事株式会社製のWビートル75-15
型に各々投入し、骨材の再生を行った。なお、丸栄商事
株式会社製のWビートル75-15 型は、コーン状破砕体を
付勢する弾性部材の弾力を種々変更し、その付勢力を変
えた状態で、回転数:120r.p.m.、処理能力:30t/
hrで行った。得られた再生骨材の比較を表1に記載す
る。
且つコーン状破砕体の付勢力を300 kgf以上(この値
は、コーン状破砕体の受止め圧力が0.3kgf/cm2 以上
に相当する)で行った場合(試験例4〜7)には、得ら
れた骨材は吸水率が3%以下となり、骨材表面のモルタ
ル分の付着が少ない品質の良い骨材を製造できることが
判明する。また、Wビートル75-15 型を使用した場合に
は、得られた骨材は粒径判定実績率が他に比べて高いこ
とから、骨材の角取りが行われ、丸みのある骨材を製造
できることが判明する。さらに、Wビートル75-15 型を
使用した場合には、骨材回収率が飛躍的に向上(インパ
クトクラッシャの2倍、ロッドミルの1.2〜1.5
倍)していること、また電力原単位が小さいことから、
効率的に品質の良い骨材を再生できることが判明する。
ート用再生骨材の製造方法によれば、弾性部材によるコ
ーン状破砕体の付勢力を調整することにより、最適な圧
力下でモルタル分が付着した骨材同士、及びモルタル分
が付着した骨材と強靱な粗面とを擦り合わせることがで
き、強度的に弱いモルタル分を骨材から効率的に分離す
ることができると共に、骨材自体が破壊されることが少
なく、骨材回収率が高い方法となる効果がある。また、
擦り合わせにより骨材の角取りもなされ、粒径判定実績
率の高い品質の良い骨材を製造できる効果がある。
ト用再生骨材の製造方法によれば、骨材表面に付着した
モルタル分を分離する装置として、コンクリート廃材を
搬送するスクリューフィダー、及びコンクリート廃材が
圧接されるコーン状破砕体の両者が、共に片持ち支持で
あると共に、コーン状破砕体が弾性部材により付勢され
た装置を使用することとしたため、コンクリート廃材の
装置内における過度の噛み込みが無くなり、骨材自体の
破壊を抑制できると共に、負荷動力の低減を図ることが
でき、JIS規格の第1種粗骨材に適合する品質の良い
再生骨材を、効率的に得ることができる効果がある。
方法の基本的なフローチャートである。
方法に使用する装置を示した斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリート廃材を先ず40mm角以下に
粗砕し、該粗砕したコンクリート廃材を、円筒状容器の
中心に片持ち支持のスクリューフィダーが配設され、該
スクリューフィダーの自由端側となる上記円筒状容器の
開口端に、前記スクリューフィダーとは逆方向に回転
し、且つ上記円筒状容器の開口端を塞ぐ方向に弾性部材
により付勢された片持ち支持のコーン状破砕体が嵌合さ
れ、前記スクリューフィダーによって破砕原料が前記コ
ーン状破砕体に圧接されると共に、該破砕原料の圧接に
より生じる押圧力によりコーン状破砕体が上記弾性部材
の付勢力に抗して移動し、円筒状容器の開口端とコーン
状破砕体との間に破砕物の排出口が形成される構造の装
置に投入することにより、上記40mm角以下に粗砕され
たコンクリート廃材同士、及び上記40mm角以下に粗砕
されたコンクリート廃材と上記コーン状破砕体の粗面と
を所定の圧力下で擦り合わせ、骨材表面に付着したモル
タル分を摩擦粉砕させることを特徴とするコンクリート
用再生骨材の製造方法。 - 【請求項2】 上記コンクリート廃材同士、及びコンク
リート廃材とコーン状破砕体の粗面との擦り合わせが、
0.3〜0.8kgf/cm2の圧力下で成されるように上記
弾性部材によるコーン状破砕体の付勢力を調整して行う
ことを特徴とする、請求項1記載のコンクリート用再生
骨材の製造方法。
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