JP3199924U - 二重植木鉢 - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期間に渡って給水を行えない場合であっても、自動的に給水を行い、植物を枯らす可能性の低い植木鉢を提供すること。【解決手段】 植物が植えられ、透水性を備えた材質から構成された内側植木鉢2と、その外周を覆うように配置されて内側植木鉢2の材質とは異なる防水性を備えた材質から構成された外側鉢3と、内側植木鉢2と外側鉢3との間に設けられる貯水空間6とを備え、内側植木鉢2は、陶磁器原料坏土により形成されて、1150℃〜1250℃の間で焼成されることにより、JIS A 5422を準用して測定した24時間透水量が 5mL/cm2〜23mL/cm2とされていることを特徴とする二重植木鉢1によって達成される。【選択図】 図6

Description

本考案は、二重植木鉢に関する。
植物を植木鉢で栽培するときには、日当たり、給水などの条件を管理する必要がある。特に、盆栽や野草の栽培時には、鑑賞価値を高めるために土の量を減らしたり、水はけを良くする等の必要があるために、十分な管理条件を整える必要がある。
このため、数日間に渡って家を留守にする場合には、植木鉢に自動的に給水する必要がある。そのような技術として、例えば特許文献1〜3に開示するものが知られている。
特開平11−168982号公報 特開2000−236752号公報 実用新案登録第3072622号
特許文献1〜特許文献3には、陶器製の二重植木鉢を形成するに際し、中央に排水穴を有する底部と、この底部の外周縁から起立する外側鉢(周壁部)と、底部において外側鉢よりも内側に筒状に起立する内側植木鉢(隔壁部)とを設けた二重構造のものが開示されている。内側植木鉢の内側に土を収容し、植物を植えた後、両鉢によって囲まれた空間部分に水を供給しておくことで、内側植木鉢から自動的に水を通過させて、給水を行うようにしている。外側鉢と底部の外面には、釉薬を焼き付けることで防水構造が形成されている。
上記特許文献では、いずれも同一の素材によって、外側鉢と内側植木鉢を一体成形する方式のため、釉薬やコーティング剤の塗布によって外側鉢の水密性を保つ構造となっている。しかし現実的には、この構造では成形不可能であるばかりか、多孔質素地に施釉焼成しても、釉の貫入等により水密性を保つことは不可能である。また、内側植木鉢の素材として、多孔質な陶磁器素地が例示されているが、現実的には、多孔質な陶磁器素地は粗粒な鉱物により保水空間が確保されるため吸水率は高くなる一方、導水空間が焼結により閉塞することにより透水性が低くなるため、内側鉢の素材として不向きである。このように、上記構造の二重構造植木鉢では、長期間に渡って安定した栽培を行うことができ難かった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、長期間に渡って給水を行えない場合であっても、自動的に給水を行い、植物を枯らす可能性の低い植木鉢を提供することである。
本考案者は、複数種類の坏土について吸水性(陶磁器が保水する量)と透水性(水が陶磁器を通り抜ける量)を確認したところ、坏土は多孔質であるほど吸水性が高いが、透水性との間に相関性が認められないことを見出した。この点に着目し、内側植木鉢の原料坏土と外側鉢の原料坏土の種類を変えて焼成し、外側鉢は吸水性も透水性もない陶磁器素地を用い、内側植木鉢は透水性を有する陶磁器素地を用い、栽培する植物にとって適切な環境となる二重構造とすることにより、内側植木鉢の外周に貯水部を設けながらも外部に水漏れすることなく、植物への給水間隔を延ばしながら適切な給水量を確保でき得ることを見出し、基本的には本考案を完成するに至った。
こうして、上記課題を達成する考案に係る二重植木鉢は、植物を植えることが可能で透水性を備えた素材から構成された内側植木鉢と、その外周を覆うように配置されて前記内側植木鉢の材質とは異なる防水性を備えた材質から構成された外側鉢と、前記内側植木鉢と外側鉢との間に設けられる貯水空間とを備え、前記内側植木鉢は、陶磁器原料坏土により形成されて、1150℃〜1250℃の間で焼成されることにより、JIS A 5422を準用して測定した24時間透水量が 5mL/cm2〜23mL/cm2とされていることを特徴とする。
この構成によれば、内側植木鉢の内部に土を施し植物を植え、貯水空間に水を溜めておくことにより、適量の水が内側植木鉢の壁部を通過して内部に浸入する。このため、長期間に渡って給水を行えない場合であっても、自動的に給水が行われるので、植物を枯らす可能性が減少できる。
上記考案において、内側植木鉢と外側鉢の底面には互いに整合する位置に排水孔が設けられていると共に、前記内側植木鉢の外側底面と、前記外側鉢の内側底面との間には、両底面間を固着する有機系接着剤が設けられて水密状とされており、前記貯水空間に供給された水が両底面の間から外部へ漏出することを規制することが好ましい。
また、上記考案において、内側植木鉢と外側鉢の底面には互いに整合する位置に排水孔が設けられていると共に、前記内側植木鉢の外側底面と、前記外側鉢の内側底面との間には、釉薬を含む無機材料が設けられており、当該植木鉢を焼成するときに両底面間を固着し、前記貯水空間に供給された水が両底面の間から外部に漏出することを規制することが好ましい。
上記構成によれば、植木鉢を焼成するときに、釉薬を含む無機材料が固化して内側植木鉢と外側鉢とが固着されるので、製造する手間が少なくて済む。
本考案において、「固着する」とは、内側植木鉢と外側鉢との間を水密状に固定することを意味している。固着する方法としては、例えば、有機系接着剤を用いる方法、または釉薬を用いて焼成時に固定する方法などがある。
上記考案において、内側植木鉢と外側鉢の底面には互いに整合する位置に排水孔が設けられていると共に、前記外側鉢の下方には、透水性のない材料で製造された下部槽が設けられており、この下部槽の上面側には、吸水性を備えた陶磁器材料で製造され、前記排水孔を通じて前記内側植木鉢の内部に位置するように立設された水分戻し棒が設けられており、前記排水孔から排出されて前記下部槽の第二貯水空間に溜まった水を毛細管現象によって前記内側植木鉢の内部に戻すように構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、貯水空間に加えて、下部槽が第二貯水空間を形成することになる。このため、更に長期間に渡って給水不足を解消できる構成となる。
上記考案において、前記内側植木鉢と外側鉢とは、いずれも上方空間に向かって開放していることが好ましい。
従来技術では、内側植木鉢と外側鉢とを同一の素材で形成すると共に、両鉢の上端部分を連結して構成し、貯水空間を閉鎖状とするものであった。しかし、そのような構成では、複雑となり製造が難しくなる。これに対し、内側植木鉢と外側鉢とをいずれも上方空間に向かって開放させる簡単な構成とすることにより、製造が容易とできる。
また、上記考案において、外側鉢の上端縁の高さ位置Lは、内側植木鉢の上端縁の高さ位置Mと同等か、それよりも低く設定されている(L≦M)ことが好ましい。
このようにすれば、貯水空間の高さは、外側鉢の上端縁によって規定される。このため、誤って貯水空間に多くの水を入れたとしても、溢れ出た水がそのまま内側植木鉢に流れ込むことがない。
本考案によれば、長期間に渡って給水を行えない場合であっても、自動的に給水を行い、植物を枯らす可能性の低い植木鉢を提供できる。
各種素材の透水性試験を行っている様子を示す写真図(水深20cm)である。 各種素材の透水性試験を行っている様子を示す写真図(水深30mm)である。 図1に示す各素地の24時間透水量を調べた結果を示すグラフである。 図2に示す各素地の24時間透水量を調べた結果を示すグラフである。 第一実施形態の植木鉢の側断面図である。 植木鉢を使用中の様子を示す側断面図である。 実際の植木鉢の斜視写真図である。 第二実施形態の植木鉢の側断面図である。
<内側植木鉢の素材の検討>
単純に考えると、従来技術のように、内側植木鉢と外側鉢とを同じ透水性素材を用いて形成し、外側鉢の外面に水漏れ用の釉薬を施して焼成することで二重の植木鉢を製造できる。しかしながら、このようにして製造された植木鉢では、上手く外側鉢の水漏れを防止できなかった。そこで、製造工程は少し複雑になる可能性はあるものの、内側植木鉢の素材と外側鉢の素材とを変える構造を採用することにした。
外側鉢に用いられる防水性を備えた素材については、一般的に植木鉢の製造に使用されるものを用いれば良いと考えられた。そこで、内側植木鉢の素材について検討した。
1.試験方法
(1)複数種類の坏土について、透水性(水が陶磁器の壁部分を通り抜ける量)を確認する試験を行った。
JIS A 5422「窯業系サイディング」の透水性試験を準用し、各種の坏土について透水性を評価した。具体的には、次の通りとした。
複数種類の坏土を700℃または1200℃にて焼成し、試験体を作成した。各試験体5.5cm×4cm×0.8cm(たて、横、高さ)の上面中央に、アクリル樹脂製の中空管(内径17.7mm、高さ約30cm)を立て、管と試験体が接する部分をシーリング材でシールしたものを試験体が水平となるように置いた。管の底から20cmの高さまで水を入れ、そのままの状態で24時間静置した後、減水高さを求めた(図1を参照)。
(2)実際の使用態様に近い条件での試験
上記(1)の試験方法は、JIS規定として明確な方法であるものの、管底から20cmの高さまで水を入れるため、実際の使用方法よりも高い圧力を掛けている可能性が高い。このため、水圧を低くして、実際の使用態様に近い条件として試験を行った。
外径直径75mm、高さ80mm、厚さ4mmのカップを各坏土を用いて作製した。各カップを深さ30mmの水を張った水槽に乾燥状態で空のまま投入し、24時間後のカップ内部への透水量を測定した(図2を参照)。
2.試験結果と考察
複数の坏土を用い、JIS A 5422を準用して行った試験のうち、AI、LO、NB及びDOを用いて、700℃または1200℃にて焼成した試験体の24時間透水量を図3に示した。
実際の使用態様に近い条件で行った試験のうち、AI、LO、NB及びDOを用いて、700℃、950℃または1200℃にて焼成した試験体の24時間透水量を図4に示した。
同じ坏土を用いた場合、焼成温度が上昇すると透水量が増加することが分かった。また、坏土の種類及び焼成温度によって、透水量が相当に変化することが分かった。図3中、透水量の最小値は、2.4mL/cm2(AI)であり、最高値は、22.8mL/cm2(DO)であった。但し、1cm2あたりの透水量としては、多すぎるように感じた(例えば、内側植木鉢の内表面を100cm2とすると、10mL/cm2では、1000mLの水が浸入することになる)。このため、実際の使用態様に近い条件での試験を行ったところ、妥当と思われる結果が得られた(図4)。例えば、透水量の最小値は、7.4mL/100cm2(AI)であり、最高値は、83.1mL/cm2(DO)であった。また、両試験の結果は、各素地について順序には変化が無く、相互に読み替えが可能であると考えられた。
透水量が少なすぎると、貯水空間からの水が内側植木鉢の内部に十分に浸透せず、透水量が多すぎると、貯水空間からの水が余りにも早く内側植木鉢の内部に浸透して、むだ水・根腐れの原因となってしまう。そこで上記結果から、1150℃〜1250℃にて焼成して製造し、JIS A 5422を準用して測定した24時間透水量が5〜23mL/cm2のものを内側植木鉢として用いることが良いと判断した。
<第一実施形態>
次に、図5〜図7を参照しつつ、本考案の第一実施形態について説明する。
二重植木鉢1は、内側に位置して上方空間に向かって開放する内側植木鉢2と、この内側植木鉢2と同心状で外周を覆い、かつ上方空間に向かって開放する外側鉢3と、両鉢2,3の間に形成された貯水空間6とを備えている。
内側植木鉢2の内側は、植物11を植えることができる植木用空間5とされる。内側植木鉢2は、陶磁器原料坏土により形成されて、1150℃〜1250℃の間で焼成されることにより、JIS A 5422を準用して測定した24時間透水量が 5mL/cm2〜23mL/cm2となるように構成されている。
一方、外側鉢3は、内側植木鉢2を構成する材質とは異なり、防水性を備えた陶磁器原料坏土によって形成されている。
両鉢2,3の底面中央には、互いに整合する位置に、余分な水分を排出する排水孔7が設けられている。
内側植木鉢2の外側底面と、外側鉢3の内側底面との間には、両底面間を水密状に固着する固着層4が設けられている。固着層4は、有機系接着剤または釉薬を含む無機材料から構成されている。有機系接着剤を用いる場合には、両鉢2,3をそれぞれ別体として焼成した後、冷却し、互いの底面に有機系接着剤を塗布し貼り合わせる。一方、釉薬を含む無機材料を用いる場合には、両鉢2,3と固着層4を形成した状態で焼成を行い、その焼成中に釉薬を含む無機材料が固化することで内側植木鉢2と外側鉢3とが固着される。
こうして、形成された二重植木鉢1では、外側鉢3の上端縁の高さ位置Lは、内側植木鉢2の上端縁の高さ位置Mに比べて、同等かそれよりも低くなるように設定(L≦M)されている。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用及び効果について説明する。
二重植木鉢1を使用する際には、まず、内側植木鉢2の植木用空間5に鉢底石8(場合によっては、鉢底ネットも用いる)を投下して排水孔7を軽く塞ぎ、土9を適量入れる。ここに植物11を植え込み、自立させる。
また、貯水空間6には、適量の水10を溜めておく。ここで、外側鉢3の上端縁の高さ位置Lは、内側植木鉢2の上端縁の高さ位置Mと同等か、それよりも低い位置となっている(L≦M)ので、貯水空間5の高さは、外側鉢3の上端縁の位置Lによって規定される。このため、貯水空間6に誤って多くの水10を入れたとしても、溢れ出た水は内側植木鉢2よりも外方に流れやすくなる。
この状態で植物11を栽培すると、適量の水10が内側植木鉢2の壁部を通過して内部の植木用空間5に浸入する。このため、長期間に渡って給水を行えない場合であっても、自動的に給水が行われるので、植物11を枯らす可能性が大幅に減少できる。
また、両鉢2,3の底面は、固着層4によって水密状に固着されているので、貯水空間6に供給された水10が両底面の間から、排水孔7を通って、外部へ漏出することが規制される。
従来構造のように、内側植木鉢と外側鉢の上端部分を連結して、貯水空間を閉鎖状とする場合に比べると、本実施形態では、内側植木鉢2と外側鉢3とをいずれも上方空間に向かって開放させる構造としてあるので、製造が容易となる。
なお、図7には、本考案の一例として製造された二重構造の植木鉢の斜視写真図を載せた。この植木鉢にハーブを植えて室内栽培したところ、12日間隔で貯水空間に給水することで、ハーブ(ティーツリー)が十分に生育することを確認できた。この給水間隔は、従来構造の植木鉢に比して、2倍以上の間隔であり、省力化にも有効であった。
<第二実施形態>
次に、図8を参照しつつ、本考案の第二実施形態について説明する。なお、本実施形態と第一実施形態とにおいて、同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、外側鉢3の下方には、透水性のない材料で製造された下部槽21が設けられている。下部槽21の内側は、排水孔7から流れ出た水を溜める第二貯水空間22とされている。下部槽21の上面側には、吸水性を備えた陶磁器材料で製造された水分戻し棒23が立設されている。水分戻し棒23は、排水孔7の径よりも小さな径を備えている。また、水分戻し棒23の立設位置は、排水孔7のほぼ中央とされている。こうして、下部槽21が外側鉢3の底面に設置されると、水分戻し棒23は、排水孔7を通じて内側植木鉢2の内部(植木用空間5)に位置するようになっている。
水分戻し棒23は、排水孔7から排出されて下部槽21の第二貯水空間22に溜まった水分を毛細管現象によって、内側植木鉢2の内部に戻すようになっている。
上記のように構成された本実施形態によれば、第一実施形態と同様の作用及び効果を奏する。更に、貯水空間6に加えて、下部槽21が第二貯水空間22を形成することになるので、より長期間に渡って給水不足を解消できる構成となる。
このように本実施形態によれば、長期間に渡って給水を行えない場合であっても、自動的に給水を行い、植物を枯らす可能性の低い植木鉢を提供できた。
1,20…二重植木鉢
2…内側植木鉢
3…外側鉢
4…固着層
5…植木用空間
6…貯水空間
7…排水孔
8…鉢底石
9…土
10…水
11…植物
21…下部槽
22…第二貯水空間
23…水分戻し棒
L…外側鉢の上端縁の高さ位置
M…内側植木鉢の上端縁の高さ位置

Claims (6)

  1. 植物を植えることが可能で透水性を備えた材質から構成された内側植木鉢と、その外周を覆うように配置されて前記内側植木鉢の材質とは異なる防水性を備えた材質から構成された外側鉢と、前記内側植木鉢と外側鉢との間に設けられる貯水空間とを備え、前記内側植木鉢は、陶磁器原料坏土により形成されて、1150℃〜1250℃の間で焼成されることにより、JIS A 5422を準用して測定した24時間透水量が 5mL/cm2〜23mL/cm2とされていることを特徴とする二重植木鉢。
  2. 前記内側植木鉢と外側鉢の底面には互いに整合する位置に排水孔が設けられていると共に、前記内側植木鉢の外側底面と、前記外側鉢の内側底面との間には、両底面間を固着する有機系接着剤が設けられて水密状とされており、前記貯水空間に供給された水が両底面の間から外部へ漏出することを規制することを特徴とする請求項1に記載の二重植木鉢。
  3. 前記内側植木鉢と外側鉢の底面には互いに整合する位置に排水孔が設けられていると共に、前記内側植木鉢の外側底面と、前記外側鉢の内側底面との間には、釉薬を含む無機材料が設けられており、当該植木鉢を焼成するときに両底面間を固着し、前記貯水空間に供給された水が両底面の間から外部に漏出することを規制することを特徴とする請求項1に記載の二重植木鉢。
  4. 前記内側植木鉢と外側鉢の底面には互いに整合する位置に排水孔が設けられていると共に、前記外側鉢の下方には、透水性のない材料で製造された下部槽が設けられており、この下部槽の上面側には、吸水性を備えた陶磁器材料で製造され、前記排水孔を通じて前記内側植木鉢の内部に位置するように立設された水分戻し棒が設けられており、前記排水孔から排出されて前記下部槽の第二貯水空間に溜まった水を毛細管現象によって前記内側植木鉢の内部に戻すように構成されている請求項1〜3のいずれか一つに記載の二重植木鉢。
  5. 前記内側植木鉢と外側鉢とは、いずれも上方空間に向かって開放していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の二重植木鉢。
  6. 前記外側鉢の上端縁の高さ位置Lは、内側植木鉢の上端縁の高さ位置Mと同等か、それよりも低く設定されている(L≦M)ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の二重植木鉢。
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