JP3199491B2 - 給紙トレイ - Google Patents
給紙トレイInfo
- Publication number
- JP3199491B2 JP3199491B2 JP29306892A JP29306892A JP3199491B2 JP 3199491 B2 JP3199491 B2 JP 3199491B2 JP 29306892 A JP29306892 A JP 29306892A JP 29306892 A JP29306892 A JP 29306892A JP 3199491 B2 JP3199491 B2 JP 3199491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- opening
- sheet
- storage device
- sheet storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機などの画像形成
装置に用紙を供給するための給紙トレイに関するもので
ある。
装置に用紙を供給するための給紙トレイに関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】例えば、電子写真方式による複写機にあ
っては、コピー毎に機外から用紙を手で挿入する不便さ
を解消するために本体に着脱自在に給紙カセットを装着
し、このカセット内に収納した用紙束の最上面からコピ
ー毎に自動的に１枚の用紙を取り出して転写部へ搬送
し、転写を行う構成がとられている。
っては、コピー毎に機外から用紙を手で挿入する不便さ
を解消するために本体に着脱自在に給紙カセットを装着
し、このカセット内に収納した用紙束の最上面からコピ
ー毎に自動的に１枚の用紙を取り出して転写部へ搬送
し、転写を行う構成がとられている。
【０００３】この種の技術に関するものには、例えば、
特開平１−２８５５３５号公報、実開平２−３７１３９
号公報、特開昭６０−３０４４５号公報などがある。特
開平１−２８５５３５号公報及び特開昭６０−３０４４
５号公報においては、扉、カバー、ドアなどの開閉状態
によってシート収納部分の移動の可否を決定する技術が
示されている。
特開平１−２８５５３５号公報、実開平２−３７１３９
号公報、特開昭６０−３０４４５号公報などがある。特
開平１−２８５５３５号公報及び特開昭６０−３０４４
５号公報においては、扉、カバー、ドアなどの開閉状態
によってシート収納部分の移動の可否を決定する技術が
示されている。
【０００４】ところで、シート収納装置（普通紙などの
用紙やシートを多数枚収納するためのもの）の位置とミ
スフィードシートを除去するための開口部の状態との関
係は、図５に示す如く、４通りがある。
用紙やシートを多数枚収納するためのもの）の位置とミ
スフィードシートを除去するための開口部の状態との関
係は、図５に示す如く、４通りがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
技術にあっては、図５のナンバー４の状態、すなわちシ
ート収納装置が引き出され、かつ開口部が開放された状
態においては、開口部から手を挿入することにより、給
紙装置の駆動部分やハーネスなどに触れることが可能に
なり危険である。さらに、開口部から手を挿入している
状態でシート収納装置を押し込む事態に到った場合、人
体の被傷は避けられない。
技術にあっては、図５のナンバー４の状態、すなわちシ
ート収納装置が引き出され、かつ開口部が開放された状
態においては、開口部から手を挿入することにより、給
紙装置の駆動部分やハーネスなどに触れることが可能に
なり危険である。さらに、開口部から手を挿入している
状態でシート収納装置を押し込む事態に到った場合、人
体の被傷は避けられない。
【０００６】そこで、本発明の目的は、シート収納装置
または開口部の一方が操作されたときには他方の操作が
行えないようにし、安全性を向上できるようにした給紙
トレイを提供することにある。
または開口部の一方が操作されたときには他方の操作が
行えないようにし、安全性を向上できるようにした給紙
トレイを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、多数枚のシートを収納し、前記シー
ト搬送方向に直交する方向に引き出し可能なシート収納
装置と、シートを１枚ずつ分離して搬送する給紙装置
と、ミスフィードシートを除去するための開口部と、該
開口部を開閉するための扉とを具備する給紙トレイにお
いて、前記扉が外扉と内扉の二重に形成され、前記シー
ト収納装置を引き出したときには、前記外扉は開放可能
に、かつ内扉は開放不能にする手段と、前記開口部が開
放されたときには、前記シート収納装置の引き出しを不
能にする手段とを備えていることを特徴とする
めに、この発明は、多数枚のシートを収納し、前記シー
ト搬送方向に直交する方向に引き出し可能なシート収納
装置と、シートを１枚ずつ分離して搬送する給紙装置
と、ミスフィードシートを除去するための開口部と、該
開口部を開閉するための扉とを具備する給紙トレイにお
いて、前記扉が外扉と内扉の二重に形成され、前記シー
ト収納装置を引き出したときには、前記外扉は開放可能
に、かつ内扉は開放不能にする手段と、前記開口部が開
放されたときには、前記シート収納装置の引き出しを不
能にする手段とを備えていることを特徴とする
【０００８】
【作用】上記した手段によれば、ミスフィールドシート
を除去するための開口部を開閉するために給紙トレイに
設けられた扉は、外扉とその内側に設けた内扉とからな
る二重構造になっている。これにより、前記開口部の開
放を禁止するために内扉のみを拘束すればよい。このと
き、外扉は開放可能であり、ユーザが故障のために扉が
開かなくなると錯覚したり、或いは無理に扉をこじ開け
るなどの行為を無くすことができる。また、開口部が開
放状態にある時にはシート収納装置の引き出しは不能と
なる。
を除去するための開口部を開閉するために給紙トレイに
設けられた扉は、外扉とその内側に設けた内扉とからな
る二重構造になっている。これにより、前記開口部の開
放を禁止するために内扉のみを拘束すればよい。このと
き、外扉は開放可能であり、ユーザが故障のために扉が
開かなくなると錯覚したり、或いは無理に扉をこじ開け
るなどの行為を無くすことができる。また、開口部が開
放状態にある時にはシート収納装置の引き出しは不能と
なる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明による給紙トレイの一実施例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【００１０】給紙トレイ１はシート収納装置２内に収め
られており、必要に応じて引き出すことができる。シー
ト収納装置２は、シートの搬送方向に直交する方向へ引
き出し可能に構成されている。また、給紙トレイ１にあ
っては、シートを１枚づつ分離して搬送する給紙装置
３、ミスフィードシートを除去するための開口部４、こ
の開口部４を開閉するための扉５を備えている。扉５
は、外扉６及び内扉７を備えた二重構造になっている。
られており、必要に応じて引き出すことができる。シー
ト収納装置２は、シートの搬送方向に直交する方向へ引
き出し可能に構成されている。また、給紙トレイ１にあ
っては、シートを１枚づつ分離して搬送する給紙装置
３、ミスフィードシートを除去するための開口部４、こ
の開口部４を開閉するための扉５を備えている。扉５
は、外扉６及び内扉７を備えた二重構造になっている。
【００１１】さらに、外扉６内にはマグネット８が取り
付けられており、内扉７を吸着できるようになってい
る。また、外扉６の側端部には突起部９が設けられてお
り、本体側に設けられたインターロックスイッチ１０を
押圧でき、このインターロックスイッチ１０をオン／オ
フできるようになっている。
付けられており、内扉７を吸着できるようになってい
る。また、外扉６の側端部には突起部９が設けられてお
り、本体側に設けられたインターロックスイッチ１０を
押圧でき、このインターロックスイッチ１０をオン／オ
フできるようになっている。
【００１２】図２は扉５に関連する構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【００１３】図２は給紙トレイ１にシート収納装置２を
挿入した状態を示し、シート収納装置２の後部にはレバ
ースプリング１１の一端が係着され、他端にはレバー１
２が係着されている。このレバー１２の一部にはワイヤ
１３の一端が係着され、その他端は内扉７の窓部７ａに
対向する位置に配設されたレバー１４に係着されてい
る。このレバー１４はワイヤ１３に張力を付与するスプ
リング１５を有しており、そしてレバー１４は内扉７に
同期して同一方向へ移動する。さらに、レバー１４には
ストッパ１６が取り付けられており、その先端部は窓部
７ａ内に嵌入できるように配設されている。
挿入した状態を示し、シート収納装置２の後部にはレバ
ースプリング１１の一端が係着され、他端にはレバー１
２が係着されている。このレバー１２の一部にはワイヤ
１３の一端が係着され、その他端は内扉７の窓部７ａに
対向する位置に配設されたレバー１４に係着されてい
る。このレバー１４はワイヤ１３に張力を付与するスプ
リング１５を有しており、そしてレバー１４は内扉７に
同期して同一方向へ移動する。さらに、レバー１４には
ストッパ１６が取り付けられており、その先端部は窓部
７ａ内に嵌入できるように配設されている。
【００１４】図３はシート収納装置２の後端部の周辺構
成を示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
【００１５】シート収納装置２の後端２ａの側端部には
突片２ｂが設けられており、この突片２ｂにロックソレ
ノイド１７のアーマチュア１７ａに対し、ピンによって
結合される作動片１７ｂの先端部が係着できるように構
成されている。作動片１７ｂは支点１７ｃを中心に回動
する。
突片２ｂが設けられており、この突片２ｂにロックソレ
ノイド１７のアーマチュア１７ａに対し、ピンによって
結合される作動片１７ｂの先端部が係着できるように構
成されている。作動片１７ｂは支点１７ｃを中心に回動
する。
【００１６】図４に示すように、ロックソレノイド１７
が非励磁のときには、不図示のスプリングの附勢力によ
ってアーマチュア１７ａは上方向に附勢されており、作
動片１７ｂの先端部は図４に示すように突片２ｂに係着
している。ロックソレノイド１７が励磁されると、アー
マチュア１７ａが下降し、作動片１７ｂは反時計方向へ
回動し、突片２ｂから作動片１７ｂの先端部が外れ、シ
ート収納装置２が図の右方向へ移動することが可能にな
る。
が非励磁のときには、不図示のスプリングの附勢力によ
ってアーマチュア１７ａは上方向に附勢されており、作
動片１７ｂの先端部は図４に示すように突片２ｂに係着
している。ロックソレノイド１７が励磁されると、アー
マチュア１７ａが下降し、作動片１７ｂは反時計方向へ
回動し、突片２ｂから作動片１７ｂの先端部が外れ、シ
ート収納装置２が図の右方向へ移動することが可能にな
る。
【００１７】つぎに、以上の構成による実施例の動作に
ついて説明する。
ついて説明する。
【００１８】ここでは、シート収納装置２がセットされ
た状態で、かつ扉５が閉塞された状態を「初期状態」で
あると定義する。この初期状態においては、インターロ
ックスイッチ１０は外扉６の突起部９により押圧されて
“閉”状態であり、インターロックスイッチ１０に直列
接続されているロックソレノイド１７へ通電されてい
る。
た状態で、かつ扉５が閉塞された状態を「初期状態」で
あると定義する。この初期状態においては、インターロ
ックスイッチ１０は外扉６の突起部９により押圧されて
“閉”状態であり、インターロックスイッチ１０に直列
接続されているロックソレノイド１７へ通電されてい
る。
【００１９】ロックソレノイド１７への通電中は、作動
片１７ｂは上記したように解除され、シート収納装置２
の引き出しが許可される。一方、図２に示すレバー１２
は、シート収納装置２の後端２ａによりａ方向へ押さえ
付けられており、スプリング１５の附勢力によってスト
ッパ１６は図２のａ方向へ回動し、内扉７の動きを阻害
しない位置に退避する。
片１７ｂは上記したように解除され、シート収納装置２
の引き出しが許可される。一方、図２に示すレバー１２
は、シート収納装置２の後端２ａによりａ方向へ押さえ
付けられており、スプリング１５の附勢力によってスト
ッパ１６は図２のａ方向へ回動し、内扉７の動きを阻害
しない位置に退避する。
【００２０】まず、初期状態から外扉６が開かれると、
外扉６に取り付けられているマグネット８に吸着されて
内扉７も開き、開口部４が露出する。このとき、外扉６
の突起部９により押圧されていたインターロックスイッ
チ１０が開となり、ロックソレノイド１７への通電が遮
断され、作動片１７ｂが突片２ｂから離れず、給紙トレ
イ１からのシート収納装置２の引き出しが禁止される。
外扉６に取り付けられているマグネット８に吸着されて
内扉７も開き、開口部４が露出する。このとき、外扉６
の突起部９により押圧されていたインターロックスイッ
チ１０が開となり、ロックソレノイド１７への通電が遮
断され、作動片１７ｂが突片２ｂから離れず、給紙トレ
イ１からのシート収納装置２の引き出しが禁止される。
【００２１】一方、初期状態からシート収納装置２を引
き出すと、レバースプリング１１の附勢力がスプリング
１５に附勢力に勝ち、レバー１２及びストッパ１６は図
２のｂ方向へ回動し、ストッパ１６は内扉７の窓部７ａ
に侵入して停止する。このとき、外扉６を開けても内扉
７の窓部７ａがストッパ１６で係止されているため、外
扉６はマグネット８の吸着によっても開くことはない。
したがって、開口部４は、閉塞された状態を保持してい
る。
き出すと、レバースプリング１１の附勢力がスプリング
１５に附勢力に勝ち、レバー１２及びストッパ１６は図
２のｂ方向へ回動し、ストッパ１６は内扉７の窓部７ａ
に侵入して停止する。このとき、外扉６を開けても内扉
７の窓部７ａがストッパ１６で係止されているため、外
扉６はマグネット８の吸着によっても開くことはない。
したがって、開口部４は、閉塞された状態を保持してい
る。
【００２２】以上のように、本発明によれば、シート収
納装置２が引き出された状態においては、開口部４の開
放を禁止し、また、開口部４が開放状態にある時にはシ
ート収納装置２の引き出しを禁止することが可能にな
る。
納装置２が引き出された状態においては、開口部４の開
放を禁止し、また、開口部４が開放状態にある時にはシ
ート収納装置２の引き出しを禁止することが可能にな
る。
【００２３】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、開
口部を開閉するための扉が外扉と内扉の二重構造を有す
るようにしたので、シート収納装置を引き出したときに
は外扉は開放可能であり、ユーザが故障のために扉が開
かなくなると錯覚したり、或いは無理に扉をこじ開ける
などの行為を無くすことができる。また、シート収納装
置または開口部の一方が操作されたときには他方の操作
が行えないので、安全性の向上を図ることができる。
口部を開閉するための扉が外扉と内扉の二重構造を有す
るようにしたので、シート収納装置を引き出したときに
は外扉は開放可能であり、ユーザが故障のために扉が開
かなくなると錯覚したり、或いは無理に扉をこじ開ける
などの行為を無くすことができる。また、シート収納装
置または開口部の一方が操作されたときには他方の操作
が行えないので、安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による給紙トレイの一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図２】図１の扉に関連する構成を示す斜視図である。
【図３】シート収納装置の後端部の周辺構成を示す斜視
図である。
図である。
【図４】図３に示すロックソレノイドの構成を示す正面
図である。
図である。
【図５】シート収納装置の位置とミスフィードシートを
除去するための開口部の状態との複数の相関を示す説明
図である。
除去するための開口部の状態との複数の相関を示す説明
図である。
１ 給紙トレイ ２ シート収納装置 ２ａ 後端 ２ｂ 突片 ３ 給紙装置 ４ 開口部 ５ 扉 ６ 外扉 ７ 内扉 ７ａ 窓部 ８ マグネット ９ 突起部 １０ インターロックスイッチ １１ レバースプリング １２ レバー １３ ワイヤ １４ レバー １５ スプリング １６ ストッパ １７ ロックソレノイド １７ａ アーマチュア １７ｂ 作動片 １７ｃ 支点
Claims (1)
- 【請求項１】 多数枚のシートを収納し、前記シート搬
送方向に直交する方向に引き出し可能なシート収納装置
と、シートを１枚ずつ分離して搬送する給紙装置と、ミ
スフィードシートを除去するための開口部と、該開口部
を開閉するための扉とを具備する給紙トレイにおいて、前記扉が外扉と内扉の二重に形成され、 前記シート収納装置を引き出したときには、前記外扉は
開放可能に、かつ内扉は開放不能にする手段と、 前記開口部が開放されたときには、前記シート収納装置
の引き出しを不能にする手段と、 を備えていることを特徴とする給紙トレイ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29306892A JP3199491B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 給紙トレイ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29306892A JP3199491B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 給紙トレイ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06144601A JPH06144601A (ja) | 1994-05-24 |
| JP3199491B2 true JP3199491B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17790045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29306892A Expired - Fee Related JP3199491B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 給紙トレイ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3199491B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6475601B1 (en) | 1995-04-10 | 2002-11-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing paper, and ink-jet printing process using the same |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6037222B2 (ja) * | 2012-11-22 | 2016-12-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP29306892A patent/JP3199491B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6475601B1 (en) | 1995-04-10 | 2002-11-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing paper, and ink-jet printing process using the same |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06144601A (ja) | 1994-05-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |