JP3199010U - 手帳 - Google Patents

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Abstract

【課題】手帳としての機能を備えつつも、使用者以外の様々な人々と日本文化を通じたコミュニケーションツールとして活用できる手帳を提供する。【解決手段】複数枚の綴込用紙を重合して編綴した手帳Aにおいて、綴込用紙は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙と、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙と、編綴基部にミシン目を介して正方形の折紙用紙を連設してなる採紙用紙とより構成した。また、折順用紙は複数枚で構成されており、それぞれに異なった複数種類の折り方が印刷されていること等にも特徴を有する。【選択図】図1

Description

本考案は手帳に関する。
従来より、メモ帳やスケジュール管理ツールとして手帳が利用されている。このような手帳としては、メモ用紙や週間予定表、月間予定表、計画予定表、住所録などを綴じ込んだものが一般的である。
さらに近年では、使用者の使途、目的に合わせ、ビジネスシーンを想定したビジネスフォーム冊子を備える手帳や、一日の予定を区分した一日予定欄を備える手帳が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
特開2014−136340号公報 実用新案登録第3171861号
このように、上記従来のビジネスフォームを備えた手帳や一日予定欄を備えた手帳は、使用者個人のビジネスの進捗状況管理や一日の詳細な予定管理を行うにあたり優れたものとなっている。
しかしながら、今までの手帳は、使用者個人の予定等管理ツールとしての機能面ばかりが重視されすぎており、使用者以外の人とのコミュニケーションツールとして活用することには不向きであった。
一例を挙げるならば、海外出張先で会談相手に対し日本文化をアピールしたい場合、日本文化に即したコミュニケーションツールが設けられていないため、日本文化の紹介を即興的に行うことができなかった。
また、例えば子供のいるような場において従来の手帳は、使用者の手元にあるにも関わらず、子供を喜ばせるツールとして活用することができなかった。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、手帳としての機能を備えつつも、使用者以外の様々な人々と日本文化を通じたコミュニケーションツールとして活用できる手帳を提供する。
上記従来の課題を解決するために、本考案に係る手帳では、複数枚の綴込用紙を重合して編綴した手帳において、前記綴込用紙は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙と、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙と、編綴基部にミシン目を介して正方形の折紙用紙を連設してなる採紙用紙とより構成した手帳を提供するものである。
また本考案に係る手帳では、前記折順用紙は複数枚で構成されており、それぞれに異なった複数種類の折り方が印刷されていることにも特徴を有する。
また本考案に係る手帳では、前記折順用紙は複数枚編綴した折順説明部より構成し、左右見開きの状態で一つの折り方を印刷したことにも特徴を有する。
また本考案に係る手帳では、前記採紙用紙は、前記正方形の折紙用紙を矩形に左右半等分する仮想直線に沿って折り畳み正方形の半分の幅員とした袋綴じ状に構成したことにも特徴を有する。
また本考案に係る手帳では、前記採紙用紙を複数枚重合編綴して構成した採紙用紙部が前記折順説明部の下流頁側に編綴されていることにも特徴を有する。
また本考案に係る手帳では、前記採紙用紙のミシン目の始端及び/又は終端部分に編綴基部側に向かって拡開する切欠部を形成したことにも特徴を有する。
また本考案に係る手帳では、複数年分の前記手帳用紙を連続又は間欠的に編綴して構成した手帳部を備え、前記折順用紙には前記手帳部に収録した複数年分に対応する干支由来の動物を表す折紙の折り方を印刷したことにも特徴を有する。
また本考案に係る手帳では、表表紙から裏表紙に掛けて被包するカバー体を備え、同カバー体の小口側に係止帯を設けたことにも特徴を有する。
請求項1に係る考案によれば、複数枚の綴込用紙を重合して編綴した手帳において、前記綴込用紙は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙と、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙と、編綴基部にミシン目を介して正方形の折紙用紙を連設してなる採紙用紙とより構成したため、手帳としての機能を備えつつも、折紙の折り方を知らなくても、また、折紙用紙がなくても常に携行する手帳を必要な時にめくり、折紙の折順用紙を見ながらミシン目から破った折紙用紙で折り紙を作ることができ、例えば幼児や外国人等のまわりの人々と折紙という特有の日本文化を通じたコミュニケーションをはかるためのツールとして活用できる効果がある。
また、請求項2に係る考案によれば、前記折順用紙は複数枚で構成されており、それぞれに異なった複数種類の折り方が印刷されていることとしたため、自分の好みに応じて所望の折順用紙をめくり、そこに表示された折順を参照しながら本手帳に編綴された、或いは別途用意した折紙用紙によって容易に折紙を折ることができる。
また、請求項3に係る考案によれば、前記折順用紙は複数枚編綴した折順説明部より構成し、左右見開きの状態で一つの折り方を印刷したため、折順のステップ数が多く2頁に亘るような複雑な折紙であっても、折紙作業中に頁をめくることなく折紙に集中しながら折順を参照することができる。また、3頁や4頁など更に多くの頁に亘るような折紙であっても、折紙作業中における頁めくりの回数を低減することができる。
また、請求項4に係る考案によれば、前記採紙用紙は、前記正方形の折紙用紙を矩形に左右半等分する仮想直線に沿って折り畳み、正方形の半分の幅員とした袋綴じ状に構成したため、採紙用紙から採紙した折紙用紙には、折紙用紙を縦に半等分する折目が既に形成されることとなる。従って、縦半分に折目を入れる必要のある折り方の折紙を折る際には、この予め形成されている折目を利用することで、別途手を煩わせる必要がなく、折紙の作業工程を簡略化することができる。さらに、手帳において折紙用紙の場所がすぐに分かり、取り出しが容易となる。
また、請求項5に係る考案によれば、前記採紙用紙を複数枚重合編綴して構成した採紙用紙部が前記折順説明部の下流頁側に編綴されていることとしたため、折順説明部よりも上流頁にある手帳用紙に筆記した場合であっても、採紙用紙に裏写りすることを防止できる。すなわち、筆記具で手帳用紙に記入を行った際に、記入した手帳用紙の下流側次頁以降の用紙に、使用者の筆圧による凹みやインクのにじみによって裏写りが発生する場合があるが、本考案によれば、採紙用紙部の上流側に折順説明部が編綴されており、この折順説明部が更に上流側に編綴された手帳用紙の下敷きの役割を果たすこととなるため、折紙に使用する採紙用紙に裏写りしてしまうことを防止でき、長きに亘り採紙用紙をきれいな状態に保つことができる。
また、請求項6に係る考案によれば、前記採紙用紙のミシン目の始端及び/又は終端部分に編綴基部側に向かって拡開する切欠部を形成したこととしたため、採紙用紙から折紙用紙を容易に切離することができる。特に、この切欠部は、折紙用紙側ではなく編綴基部側に向かって拡開するように形成しているため、折紙用紙は角部を備えることとなる。従って、折紙を折る最中には点である角部先端を目安として正確に折ることができる。また、例えば鳥のくちばしや葉の先端など、尖鋭な部分を備える折紙をこの折紙用紙の角部を活かして表現することができる。
また、請求項7に係る考案によれば、複数年分の前記手帳用紙を連続又は間欠的に編綴して構成した手帳部を備え、前記折順用紙には前記手帳部に収録した複数年分に対応する干支由来の動物を表す折紙の折り方を印刷したため、例えば未年から亥年までの5年分の手帳用紙を編綴した場合、これに対応する干支の動物、すなわち羊、猿、鳥、犬、猪を模した折紙の折り方が印刷された折順用紙が備えられることとなり、使用者はこれらの年に因んだ折紙を手軽に折ることができ、その年の干支を認識して干支に因んだ年間活動の目標を自覚し、毎年の人生の生きがいを創造することができる。
また、請求項8に係る考案によれば、表表紙から裏表紙に掛けて被包するカバー体を備え、同カバー体の小口側に係止帯を設けたため、手帳を鞄内に収納したときなどにおいて、鞄内で手帳が開いてしまい綴込用紙が折れ曲がったり破れてしまうことを防ぐことができる。また、複数年の手帳用紙を編綴した場合、この手帳は編綴した年数に亘って使用されることとなり経年劣化が問題となる。特に、採紙用紙は折紙用紙を採紙する部位でもあって、意匠性が重要な折紙において採紙用紙が汚損してしまうことはできる限り回避するのが望ましい。そこで本考案では、係止帯を設けたことにより、手帳を鞄内に収納した場合などにおいて、同じく鞄内に収納されている筆記用具等が手帳の小口に当たって汚損することを防止できるため、長きに亘り採紙用紙をきれいな状態で保持することができる。
本実施形態に係る手帳の斜視図である。 年間カレンダー頁の説明図である。 目標記入頁の説明図である。 月間カレンダー頁の説明図である。 メモ頁の説明図である。 折順説明部の見開き状態を示す説明図である。 採紙用紙部の見開き状態を示す斜視図である。 折紙用紙を展開した状態の説明図である。 手帳用紙と、その年度に対応する干支の動物の折り方が印刷された折順用紙の見開き状態を示す説明図である。
本考案は、手帳としての機能を備えつつも、使用者以外の様々な人々と日本文化を通じたコミュニケーションツールとして活用できる手帳を提供するものである。
特に、本実施形態に係る手帳は、複数枚の綴込用紙を重合して編綴した手帳において、前記綴込用紙は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙と、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙と、編綴基部にミシン目を介して正方形の折紙用紙を連設してなる採紙用紙とより構成している。
ここで、手帳を構成する綴込用紙としては、カレンダーが記載された用紙や、月間スケジュール欄が設けられた用紙、アドレス記載欄が設けられた用紙など、一般に市販されている手帳が備えるようなものであれば良い。
また、本実施形態に係る手帳では、綴込用紙を構成する用紙の一部として、手帳用紙と折順用紙と、採紙用紙とを備えている。なお、綴込用紙は、手帳用紙や折順用紙、採紙用紙以外にも、例えば地下鉄の路線図が記載された用紙等が含まれても良い。
手帳用紙は、メモや予定欄を印刷してなる用紙であり、例えば前述の月間スケジュール欄が設けられた用紙や、アドレス記載欄が設けられた用紙等が該当する。
折順用紙は、折紙の折り方(折順)が印刷された用紙である。折順用紙に印刷する折り方の種類の数は特に限定されるものではなく、1つであっても良いし、複数であっても良い。
折り方の印刷方向は、特に限定されるものではなく、折紙の形成過程が一定の順で印刷されていれば良い。例えば、折順用紙の紙面上において印刷方向を左から右とし複数段に段組みして印刷することで、視認性が向上する。
また、採紙用紙は、切り取ることで正方形の折紙用紙を採紙可能とした用紙であり、具体的には、手帳の編綴基部と平行に形成されたミシン目に、正方形の折紙用紙を連設して構成している。
そして、折紙用紙を採紙するにあたっては、手帳内に綴じ込まれている採紙用紙からミシン目に沿って折紙用紙を切り離すことで、使用者は正方形の折紙用紙を得ることができる。
なお、折紙用紙は正方形で、少なくとも手帳の編綴基部に形成されたミシン目に連設されていれば、素材や色柄、手帳を正面から見たときの縦横の寸法よりも大きいか否かは特に限定されるものではない。
例えば、折紙用紙の素材は、通常の手帳に使用される紙や折紙用の紙に使用される紙を採用できるのは勿論のこと、日本文化をアピールする場合は和紙を、その他耐水性、耐摩耗性、耐久性を備えるポリエチレンフィルムやアルミニウム箔等が貼付された加工紙を採用しても良い。
また、折紙用紙の色柄については、折紙用紙の一方の面が色柄付で他方の面が無地であっても良いし、両面が無地又は両面が色柄付であっても良い。
さらには、折紙用紙の大きさについては、手帳を正面から見たときの縦横寸法に比べて大きい場合は折り畳まれていても良い。
このような構成とすることにより、使用者が出先であっても、折り紙を折ることで、子供に喜ばれたり、海外に赴任した際には日本の文化を紹介するなど、様々な人々とのコミュニケーションの場を提供できる。
すなわち、手帳としての機能を備えつつも、使用者以外の様々な人々と日本文化を通じたコミュニケーションツールとして活用できる手帳を提供することができる。
また、本実施形態に係る手帳では、折順用紙が複数枚編綴されており、複数種類の折り方が印刷されていても良い。
折り方の数は特に限定されるものではないが、10種類程度印刷しておくことにより、バリエーションに富んだ多種多様な折り方を使用者に教示することができる。
例えば、季節ごとの花をモチーフにした折紙の折り方や、3月3日のひな祭りに関連してお雛様、5月5日の子供の日に関連して兜、また2018年のFIFAワールドカップに関連してサッカーボールなど、年や暦ごとの行事に纏わる折り紙など、手帳部に収録された年月日と関連性を有する複数種類の折り方を印刷しても良い。
また、折順用紙は、手帳内に複数枚重合させて連続した状態で編綴しても良く、それぞれを別個に間欠的に編綴しても良い。換言すれば、折順用紙は、必ずしも一カ所にまとめて編綴されるのみならず、手帳本体に対し間欠的に編綴しても良く、後述する採紙用紙の直前頁となるように編綴しても良い。
例えば、手帳用紙の間に折順用紙を間欠的に編綴した場合には、手帳用紙部分を参照するたびに使用者が折順用紙を目にすることとなるため、自然と折紙の折り方を覚えることができたり、折紙を折ることへの興味を度々生起させることができる。
また、本実施形態に係る手帳では、前記折順用紙を複数枚重合させて構成した折順説明部が編綴されており、左右見開きの状態で一つの折り方を参照可能としても良い。
このように構成することにより、一つの折り方が複雑且つ複数の形成工程を要する場合等、2頁分を占める一つの折り方の情報を頁をめくることなく一覧的に参照することができる。より具体的には、採紙用紙から折紙用紙を切り離した後、折順用紙に折り方が一覧的に表わされた見開き頁を参照すれば、折紙の途中で折順用紙を更に手めくりすることなく、折紙の形成を一貫して行うことができる。
また、本実施形態に係る手帳では、採紙用紙は、折紙用紙を折り畳んで袋綴じ状や折り込み頁状としても良い。
折紙用紙の折り畳み方は、正方形である折紙用紙を縦半折り(二つ折り)とし、長辺と短辺の長さが2:1の割合になる長方形を形成するように折り畳まれれば良い。
また、折紙用紙の色柄の印刷面は、前述のごとく特に限定されず、折紙用紙を袋綴じ状とした場合には、色柄は前記袋綴じの内側面及び/又は外側面に印刷されいても良い。
特に、袋綴じ内部に色柄を印刷した場合には、手帳の永年の使用による擦れや色褪せ、汚損を防止でき、さらに採紙後は、折紙用紙を展開して初めて色柄が表れるため、使用者が楽しむことができる。
また、折り畳まれた折紙用紙は、手帳本体の編綴基部に対し、この編綴基部と平行に形成されたミシン目を介して折り込み頁状に連設しても良いし、袋とじ状に連設しても良い。
このように構成することにより、採紙された折紙用紙には左右半等分する縦の折目が既に入っており、折順のなかで二つ折りを行う必要のある折り紙をより容易に折ることができる。
また、本実施形態に係る手帳では、前記採紙用紙を複数枚重合させて構成した採紙用紙部が前記折順説明部の下流頁側に編綴されていても良い。
より具体的には、手帳を上流頁側から参照した際、折順用紙により構成された折順説明部が先に、採紙用紙により構成された採紙用紙部が後に現れるよう形成されていれば良い。
このように構成することにより、折順説明部よりも上流頁の手帳用紙に筆記した場合、折順説明部が採紙用紙部との間に介在することとなり、筆跡等が採紙用紙に裏写りすることを防止できる。
また、本実施形態に係る手帳では、採紙用紙のミシン目の端に切欠部を形成して、編綴基部からの折紙用紙の切離をより容易としても良い。
具体的には、前記採紙用紙のミシン目の始端及び/又は終端部分に編綴基部側に向かって拡開する切欠部、換言すれば、編綴基部の上辺からミシン目に向かう三角形状の切り取り部分を設けても良い。
このように構成することにより、折り紙用紙の角部を残すことができるため折紙用紙として正方形を保持しつつ、切り離し時に折紙用紙を破損することなく、切り離しを容易にすることができる。
また、本実施形態に係る手帳では、複数年分の前記手帳用紙を連続又は間欠的に重合させて構成した手帳部を備え、前記折順用紙には前記手帳部に収録した複数年分に対応する干支の折紙の折り方を印刷しても良い。
手帳部は、予定欄が印刷された手帳用紙を複数年分一括して連続させても良いし、間に他の用紙を介在させながら1〜数年ずつ間欠的に複数年分設けられていても良い。また、手帳部に収録される手帳用紙は何年分であっても良いが、例えば5年分とすることもできる。
また、折順用紙は、手帳部に収録された所定年数分に対応する干支に因んだ動物の折り方が印刷されており、前述の如く手帳部を間欠的な構成とした場合には、それぞれ対応する年の冒頭に編綴しても良い。折順用紙に収録する折り方は、必ずしも動物である必要はなく、干支に関連する思想に因むものであったり、陰陽五行を表す植物や鉱物であっても良い。すなわち、手帳部に収録した年に対応する干支の関係から想起されるすべての事象を含む。
このように構成することにより、使用者が手帳に収録された年と関連した折り紙を折ることができる。
また、本実施形態に係る手帳では、表表紙から裏表紙に掛けて被包するカバー体を備え、同カバー体の小口側に係止帯を形成しても良い。
カバー体の素材は特に限定されるものではなく、樹脂やレザー、布など種々の素材を採用することができる。
係止帯は不意に手帳が開くことを防止するための係止手段を備えており、また、長年の使用によって小口が乱されたり、採紙用紙が汚損するのを防止する役割を有している。この係止帯は、手帳の小口側の上下方向略中央部に設けることが好ましいが、配設位置は特に限定されるものではない。また係止帯に設けられた係止手段についても特に限定されるものではないが、例えば、面ファスナーや磁石を採用することもできる。
また、カバー体の小口側端縁は、手帳の小口表面よりも外方にせり出すよう構成しても良い。このような構成とすることにより、小口の乱れや採紙用紙の汚損を更に防止することができる。
以下、本実施形態に係る手帳について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る手帳の斜視図であり、図2及び図3は、後述する年間カレンダー頁21と目標記入頁22との説明図である。
まず、本考案にかかる実施形態の手帳Aの外観について説明する。図1に示すように、手帳Aは、2015年から2019年までの5年間の使用を想定して作られたものであり、手帳本体10とカバー体50とで構成している。
手帳本体10は、厚手の紙製の表表紙11と裏表紙12との間に種々の綴込用紙を重合させて編綴することで構成している。
またこの手帳本体10には、ひも状の栞14を3本設けており、これら3本の栞14を使い分けることで使用者の目的別に視覚的に区別できるよう、それぞれ異なる色、例えば、赤色と黄色と緑色とで構成している。
カバー体50は、耐水性で可撓性を有する樹脂製のシート素材にて形成しており、手帳本体10を表表紙11から裏表紙12にかけて二つ折状態で被包して、表表紙11や裏表紙12を保護している。
また、カバー体50の小口側端縁は、手帳本体10を構成する編綴用紙の汚損を防止すべく、手帳本体10の小口側より外方へせり出して形成している。このカバー体50の小口側におけるせり出し幅は、表表示側のせり出し幅と裏表示側のせり出し幅との合計の長さが、手帳本体10の厚みよりも大きくなるような幅としている。
さらに、カバー体50には、不意に手帳Aが開くことを防止するために、小口側の略中央部に係止帯51が形成されている。この係止帯51は、裏表紙側のカバー体50に一端を固定した係止ベルト51aと、同係止ベルト51aの他端側に配設したベルト側係止体51bとで構成している。
係止ベルト51aは、表表紙11と裏表紙12との間に架け渡すことで手帳本体10の小口を保護する役割を有している。
ベルト側係止体51bは、表表紙側のカバー体50表面に配設したカバー側係止体と対をなして係止部として機能するものであり、係止ベルト51aを表表紙11と裏表紙12との間に架け渡した状態で固定し、手帳Aを閉じた状態に保持する。なお、本実施形態において、係止部は磁石にて実現しているが、これに限定されるものではなく、ボタンやホックにて形成しても良い。
手帳本体10は、表表紙11と裏表紙12との間に手帳部20と折順説明部30と採紙用紙部40とを備えている。
手帳部20は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙等により構成されたセクションであり、一般的な手帳と同様にメモや自己管理のツールとして機能する部位である。
具体的には、年間カレンダーや、年間目標の記入箇所、月別予定の記入箇所、メモ用方眼が印刷された手帳用紙により構成しており、年間カレンダー頁21や目標記入頁22、月間カレンダー頁23、メモ頁24が設けられている。
年間カレンダー頁21は、図2に示すように、左上部位置にカレンダーの数字よりも大きめのフォントでそのカレンダーが示す年を記載した年表示部21aと、この年表示部21aの下方に各月別に1年分のカレンダーが記載されたカレンダー表示部21bとを備えており、1頁に1年間のカレンダーを示すことで、暦の確認を行いやすくしている。
また、カレンダー表示部21bのさらに下方には、祝日表示部21cが配置されており、その年の祝日が日付と対応させた状態で記載されている。
目標記入頁22は、図3に示すように、目標を掲げた年を示す年表示部22aと、その年の目標を記載するスペースとして年表示部22aの下方に設けられた目標記載部22bとを備えている。
また、目標記載部22bには、方眼22cが予め印刷されており、その年の目標を、図や文字を交えつつ整然と記載できるよう構成している。
月間カレンダー頁23は、図4に示すように、見開きの左側に設けられ1日から15日までの日ごとに区分した記入欄が備えられた月前半頁と、見開きの右側に設けられ16日から月末までの日ごとに区分した記入欄が備えられた月後半頁とを有している。
また、月間カレンダー頁23は、当該月間カレンダー頁23の年月を示す見出部23aと、その月の日ごとの予定や記録を記載するスペースとして見出部23aの下方に設けられた記録スペース23bと、記録スペース23bに予め記載されている記号等の説明を補足する説明スペース23cとを備えている。
見出部23aは、月間カレンダー頁23の上下左右少なくともいずれかの縁部に設けられるものであり、本実施形態では、月前半頁においては上縁の左寄り位置に、月後半頁においては上縁の右より位置に設けており、しかも、月前半頁の見出部23aと月後半頁の見出部23aとは、手帳Aを閉じた際に対向する位置に設けている。また、この見出部23aの位置は、他の年月の月間カレンダー頁23においても同じ位置としている。ただし、この位置は、上下左右少なくともいずれかの縁部で、手帳Aを閉じた際に対向する位置で、かつ、他の年月の月間カレンダー頁23においても同じ位置という要件を満たせば特に限定されるものではなく、例えば、月前半頁においては左縁に、月後半頁においては右縁に設けても良い。
また、見出部23aの特徴として、使用者によって開かれた月間カレンダー頁23の年月を示す表示を少なくとも備えつつ、所定の年に属する月間カレンダー頁23と、当該所定の年の前年又は翌年に属する月間カレンダー頁23とで見出部23aのデザインを違えることにより、年の違いを識別可能としている。
具体的には、図4(b)に示すように、本実施形態では各年毎に網掛けのデザインを違えて、見出部23aの年月の字面を確認せずとも、見出部23aのデザインで直感的に目的とする年に属する月間カレンダー頁23であるか否かを判断可能としている。
記録スペース23bは、左右方向へ伸延する記入欄仕切線61が上下複数段に亘って設けられており、各記入欄仕切線61の間を、日ごとの予定や記録を記載する記入欄62としている。
記入欄仕切線61の間隔は、後述のメモ頁24の方眼65の横線の間隔幅の等倍よりも大きく、2倍より小さい間隔としている。また、記入欄仕切線61は月間カレンダー頁23の月前半頁と月後半頁とで互いに対向する位置に設けている。
各記入欄62には、その左側に日付と曜日、祝日名や六曜が示されており、また、右側には月齢を示すマークや二十四節気の名称が示されている。このように記入欄62に月齢を示すマークを表示することにより、例えば漁業関係などのように潮の満ち引きの状態に影響を受けやすい業種において、前年あるいは数年前の同月同日近くの同じような潮の状態の日における記載内容を参照できるので、より正しい判断を下せるようにすることができる。また、記入欄62に二十四節気の名称や六曜を表示することによって、季節品を取り扱う業種や六曜の影響を受ける業種において、二十四節気や六曜を参考に前年あるいは数年前の記載内容を参照できるので、より正しい判断を下せるようにすることができる。
また、各月の第1日目用の記入欄62の上部には、日付等が記載されていない空白の空白行63を設けている。このように空白行63を設けることにより、この空白行63上部に設けられた見出部23aの視認性を高めることができる一方で、空白行63には、1ヶ月の目標や、ToDo項目を記入することにより、現状認識を行いやすくすることができる。
説明スペース23cは、記録スペース23bの下方に設けられており、特に本実施形態では、月間カレンダー頁23(月前半頁)の記録スペース23bの下方位置としている。この説明スペース23cは必要に応じて設けることができ、本実施形態では月前半頁のみに設けているが、月後半頁のみに設けたり、両頁に設けてもよく、また、特に説明する事項がなければ、いずれの頁に設けなくとも良い。
この説明スペース23cには、記入欄62に記載されている月齢を示すマークの意味を記載して、使用者がマークの意味を容易に理解できるようにしている。なお、本実施形態において説明スペース23cには、月齢を示すマークの説明のみを記載しているが、これに限定されるものではなく、その他のマークの説明や、六曜の意味などについて記載しても良い。
メモ頁24は、月間カレンダー頁23の見開きの次の見開きに左右両頁に亘って設けられており、月間カレンダー頁23に対応させてメモを記載可能としている。
具体的には図5に示すように、メモ頁24は、メモを記載するための頁であることを示す表題部24aと、メモを記載するためのスペースとして機能するメモ部24bと、偉人の名言を記載する名言部24cとを備えている。
表題部24aは、当該頁がメモを記載するための頁であることが手帳Aの使用者に対して分かるよう文字や図形によって表示するための部位である。
メモ部24bは、使用者がメモを記載するための部位であり、特徴的には直線を格子状に配してなる方眼65(図中破線で示す)と、方眼65の横線と平行な補助線(図中細実線で示す)とを備えている。
方眼65は、縦21マス×横13マスのものであり、メモ頁24の略全面に亘って印刷が施されている。この方眼65は、使用者がメモを記載するにあたり、フリーハンドであっても、文字の並びや直線を整然と記載可能とするためのものである。すなわち、方眼65を備えない無地のメモ頁を有する従来の手帳Aに比して、メモを整然ときれいに記載することができる。
このように手帳部20は、上述のような手帳用紙等の綴込用紙を5年分備えた、所謂5年手帳を構成している。
次に、本実施形態にかかる手帳Aに特徴的な構成の一つである折順説明部30や、採紙用紙部40について言及する。
折順説明部30は、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙31により構成されたセクションであり、折紙の折り方を参照可能とするための部位である。
折順説明部30は、図1に示したように、手帳部20と後述する採紙用紙部40との間に編綴されている。より具体的には、折順用紙31を複数枚重合させて構成した折順説明部30を、採紙用紙部40の上流側に編綴して手帳本体10を構成している。
図6は、折順説明部30の左右見開き頁の状態を示す説明図である。具体的には、一つの折り方の前半部を印刷した折順用紙31と、該折り方の後半部を印刷した他方の折順用紙31とを重合してなる手帳Aの左右頁を見開き状態を示している。
このように一つの折り方を左右2頁分に渡って印刷することで、見開き状態で閲覧可能となる。より具体的には、完成までの全ての折順が折順用紙1頁に納まらない場合には、使用者が折り方を参照する際、折紙の形成途中で頁をめくる必要に迫られる煩わしさを解消し、折紙形成作業に集中しやすくなり、作業効率を向上させることができる。
折順用紙31は、折り紙のタイトル部31aと、使用者が折紙の形成過程を誤らないように折順数字31cが付された折紙の折り方図31bとで構成されている。
折り方図31bは、使用者が一つの折り方の折り始めから折紙完成までの全形成過程を段階的に認識できる程度に複数区分化して示したものであり、実線にて示される折紙本体の稜線部と、破線にて示される折紙の折目部と、矢印にて示される折り方向部とで構成している。
折り方図31bの大きさは、特に限定されるものではないが、折り方の全形成過程を整然と見やすくするために、前記区分化された各折り方図31bの縦横寸法はそれぞれ略同大であることが好ましい。さらに、例えば細かい作業や複雑な作業など特に注意を要する工程については、当該工程の折り方図31bを他の折り方図31bの縦横寸法よりやや大きめ(面積比1.2〜1.5倍)に拡大表示することで、使用者に対し拡大表示された折り方図が複雑且つ重要な折り方工程であるとの認識を促し、使用者が折紙成形工程の途中で折り紙作業を間違えてしまうことを防止できる。
折り紙のタイトル部31aは、例えば、「ちょうちょう」のように折り紙のテーマが前記折順用紙31左上方に印刷され、使用者が左上方のタイトル部31aを頼りに手帳Aをめくることで折り方の検索を容易とする。なお、前記タイトル部31aの右側空白欄には、折紙完成図を設けることで、使用者に折り紙作成後のイメージを抱かせることができる。
折順数字31cは、折り方の順番を使用者に示すものだが、その順番を数字以外の手段によって示すこともできる。例えば、折紙の形成過程を示す各折り方図31bの間に矢印を設けて順番を示しても良い。
次に、採紙用紙部40について言及する。
採紙用紙部40は、手帳本体10の編綴基部41aと平行に形成されたミシン目41bに正方形の折紙用紙42を連設してなる採紙用紙41を重合させて編綴することで構成している。換言すれば、採紙用紙部40は、折紙用紙42を採紙可能とした採紙用紙41により構成されたセクションであり、使用者が実際に折り紙を折るための正方形の折紙用紙42を、使用者に提供する部位である。
採紙用紙41は、図7に示すように、手帳本体10の編綴基部41aに平行に形成されたミシン目41bに、正方形の折紙用紙42を矩形に左右半等分する仮想直線42aに沿って折り畳み袋綴じ状に連設して構成している。
このように、編綴基部41aに対して折紙用紙42を2つのミシン目を介して袋綴じ状に連結することにより、前記折紙用紙42が編綴基部41aに対して1つのミシン目41bで連設されている場合に比べ、より強固に折紙用紙42を編綴基部41aに連設でき、折紙用紙42の不意の脱落を防止できる。
さらには、手帳Aを正面から見たときの縦横寸法に比べて大きい折紙用紙42を手帳Aに編綴することができ、使用者が折紙を折りやすい大きめの折紙用紙42を提供できる。
編綴基部41aに平行に形成されたミシン目41bの位置は、特に限定されることはない。好ましくは、手帳本体10の縦横幅を縦:横=(1+√5)/2:1、すなわち最も美しい外観を表す寸法である黄金比となるように形成した場合に、採紙用紙41の横幅の長さを1としたとき編綴基部方向から約1:4に内分する位置にミシン目41bを編綴基部に平行に設けることで、袋綴じ状に折り畳まれた折紙用紙42が手帳Aに収納されている。
採紙用紙41に形成されたミシン目41bの始端部分と終端部分とには、折紙用紙42を手帳本体10から切離容易とするため、編綴基部41a側に向かって拡開するように三角形状の切欠部41cが形成されている。このような構成により、使用者が手帳Aから折紙用紙42を切り離しやすくするだけでなく、図8に示すように、角42bを残した正方形の折紙用紙42を採紙可能とする。
折紙用紙42には、図7に示すように、ウール模様43aや羽根模様43b、うり坊模様43cなどの色柄43が印刷されており、使用者が干支に因んだ動物の折り紙を折る場合に、前記動物の色柄が印刷された折紙用紙を選択可能としている。具体的には、使用者が2015年の干支である羊の折り紙を折る場合には、採紙用紙41からウール模様が印刷された折紙用紙42を採ることで、より意匠的な折り紙を使用者に提供できる。
折紙用紙42の色柄43の印刷面は、特に限定されず、例えば、袋綴じの内側面及び/又は表側面に印刷されいても良いし、両側面であっても良い。特に、袋綴じ内部に色柄をした場合には、手帳Aの永年使用により擦れや色褪せなどの汚損を防止でき、採紙した際に展開して初めて色柄が表れるため、使用者がより楽しむことができる。
図8は、図7でも示した採紙用紙41の編綴基部41aに平行に形成したミシン目41bから、折紙用紙42を切り離し、展開した状態を示している。使用者は、手帳Aから切り離されたこの折紙用紙42を用いて折紙作業が可能となる。
折紙用紙42は、矩形に左右半等分する仮想直線42aに沿って折り畳み袋綴じ状としたため、展開した折紙用紙42中央には縦に折目42dが形成されている。従って、折順のうち折紙用紙42を左右半分折りにする工程がある場合には、この工程を簡略化できる。なお、図8において折目42dは仮想直線42aと重複するため省略して記載している。
折紙用紙42の左右対辺には、採紙用紙41の編綴基部41aに形成されたミシン目41bより切り離された結果、ミシン目41bの切離跡42cが形成されている。これにより、折紙作業中に折紙用紙42を折り重ねつつ手触りによってこの切離跡42cに触れた際、この場所が元々編綴基部41aと連結していた場所であったということを知ることができる。
次に、変形例に係る手帳Bについて説明する。なお、以下の説明において前述の手帳Aと同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
本変形例に係る手帳Bは、前述の手帳Aと略同様の構成を備えているが、5年分の手帳用紙25を備えており、各年の冒頭部分にその年に因んだ折順用紙31を編綴している点で構成を異にしている。
すなわち、図9の下部に示すように手帳Bは、2015年(未年)から2019年(亥年)までの5年分の手帳用紙25が間欠的に編綴されてなる手帳部20を備えている。
また、各年毎にまとめられた手帳用紙25の冒頭部分には、その年の干支由来の動物を表す折紙の折り方を印刷した折順用紙31が編綴されている。
図9の上部の図は、2015年(未年)分の手帳用紙25をまとめたセクションの最初の見開き頁を一例として示している。この図にも示すように、2015年度に対応する干支の動物である羊の折紙の折り方を印刷した折順用紙31を手帳Bの上流側左頁とし、2015年度分の手帳用紙25の第1頁目を手帳Bの下流側右頁としており、折順用紙31と前記手帳用紙25とが左右見開き頁の状態となるようそれぞれを配設している。
それ故、使用者が手帳Bに収録された年の年度始め第1頁(本実施形態では右頁)を開いた場合、見開き頁他方側(本実施形態では左頁)にはその年度に対応した干支の動物の折り方が印刷された折順用紙31が現れる。このため年度始めに干支の動物を折ることができ大変縁起がよい。
上述してきたように、本実施形態に係る手帳(例えば手帳Aや手帳B)によれば、複数枚の綴込用紙(例えば手帳本体10)を重合して編綴した手帳において、前記綴込用紙は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙(例えば、手帳部20)と、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙(例えば、折順用紙31)と、編綴基部(例えば、編綴基部41a)と平行に形成されたミシン目(例えば、ミシン目41b)に正方形の折紙用紙(例えば、折順用紙31)を連設してなる採紙用紙(例えば、採紙用紙41)とを含むこととしたため、手帳としての機能を備えつつも、使用者以外の様々な人々と日本文化を通じたコミュニケーションツールとして活用できる手帳を提供することができる。
最後に、上述した各実施の形態の説明は本考案の一例であり、本考案に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
A 手帳
B 手帳
10 手帳本体
11 表表紙
12 裏表紙
20 手帳部
21 年間カレンダー頁
22 目標記入頁
23 月間カレンダー頁
24 メモ頁
30 折順説明部
31 折順用紙
40 採紙用紙部
41 採紙用紙
41a 編綴基部
41b ミシン目
41c 切欠部
42 折紙用紙
50 カバー体

Claims (8)

  1. 複数枚の綴込用紙を重合して編綴した手帳において、
    前記綴込用紙は、メモや予定欄を印刷してなる手帳用紙と、折紙の折り方を印刷してなる折順用紙と、編綴基部にミシン目を介して正方形の折紙用紙を連設してなる採紙用紙とより構成したことを特徴とする手帳。
  2. 前記折順用紙は複数枚で構成されており、それぞれに異なった複数種類の折り方が印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の手帳。
  3. 前記折順用紙は複数枚編綴した折順説明部より構成し、左右見開きの状態で一つの折り方を印刷したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の手帳。
  4. 前記採紙用紙は、前記正方形の折紙用紙を矩形に左右半等分する仮想直線に沿って折り畳み正方形の半分の幅員とした袋綴じ状に構成したことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の手帳。
  5. 前記採紙用紙を複数枚重合編綴して構成した採紙用紙部が前記折順説明部の下流頁側に編綴されていることを特徴とする請求項3に記載の手帳。
  6. 前記採紙用紙のミシン目の始端及び/又は終端部分に編綴基部側に向かって拡開する切欠部を形成したことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の手帳。
  7. 複数年分の前記手帳用紙を連続又は間欠的に編綴して構成した手帳部を備え、前記折順用紙には前記手帳部に収録した複数年分に対応する干支由来の動物を表す折紙の折り方を印刷したことを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の手帳。
  8. 表表紙から裏表紙に掛けて被包するカバー体を備え、同カバー体の小口側に係止帯を設けたことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の手帳。
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