JP3198989B2 - 物品の集積装置 - Google Patents

物品の集積装置

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JP3198989B2 JP18769297A JP18769297A JP3198989B2 JP 3198989 B2 JP3198989 B2 JP 3198989B2 JP 18769297 A JP18769297 A JP 18769297A JP 18769297 A JP18769297 A JP 18769297A JP 3198989 B2 JP3198989 B2 JP 3198989B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品の集積装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、物品を所定数づつに集積する集積
装置は知られている(例えば特公平7−67939号公
報、特公平7−80546号公報)。このような従来の
装置は、物品を搬送する搬送機構と、搬送機構の下流側
に回転自在に設けられるとともに物品を保持する複数の
保持部を有し、上記搬送機構から供給された物品を起立
させて集積位置に受け渡す受け渡しホイールとを備えて
おり、この受け渡しホイールで物品を水平状態から鉛直
方向に起立させて集積するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
装置の受け渡しホイールは、搬送機構の搬送方向と直交
方向に軸支した回転軸と、この回転軸の両端に鉛直方向
に連結した一対の回転ホイールとから構成している。こ
のような従来の装置では、物品の長手方向が搬送方向と
直交するようにして物品を搬送機構で搬送している。そ
して、一対の回転ホイールは、搬送機構から供給される
物品を、搬送機構と直交したままで保持して集積位置に
移送するようにしている。このように、従来では、物品
の長手方向が搬送方向と直交するようにして物品を移送
しているが、物品の長手方向が搬送機構の搬送方向と同
一方向となるようにして物品を搬送機構で搬送すること
が要望される場合がある。例えば、板状のブリスター包
装品を所定数だけ重合させてバンドでブロック状にまと
めたものを、集積位置において所定数に集積するような
場合である。上述したように、従来の受け渡しホイール
は回転軸の両端に一対の回転ホイールを取り付けたもの
であるため、このような場合に従来の受け渡しホイール
を採用すると、ブロック状にまとめた物品は、一対の回
転ホイールに保持された箇所のものと保持されない箇所
のものとで重合状態が乱雑になり、したがって、集積位
置に集積したブロック状の物品の重合状態が乱雑にな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような事情に鑑み、
本発明は、物品を搬送する搬送機構と、搬送機構の下流
側に回転自在に設けられるとともに物品を保持する複数
の保持部を有し、上記搬送機構から供給された物品を起
立させて集積位置に受け渡す受け渡しホイールとを備え
た物品の集積装置において、上記受け渡しホイールは、
上記搬送機構の搬送方向と直交する方向に支持した固定
軸に回転自在に嵌装した円筒部材と、この円筒部材の両
端側に相互に対向させて連結した一対の回転ホイール
と、これら両回転ホイールの円周方向複数箇所に設けた
上記保持部とを備え、また、上記保持部は、上記両回転
ホイールの対向位置にわたって設けられるとともに搬送
機構が物品を搬送する際の搬送方向前方側となる物品の
端面を支持する支持部材と、物品における搬送機構が支
持した端面と同じ端面を支持し、かつ、シリンダ機構
連動して上記支持部材の支持面に沿って進退動される押
し出し部材とを備え、さらに、上記固定軸と円筒部材と
にわたって上記各シリンダ機構に圧縮空気を給排する複
数の通路を形成して、上記保持部を集積位置の隣接位置
に停止させてから上記押し出し部材によって物品を集積
位置に押し出して受け渡すようにしたものである。
【0005】
【作用】このような構成によれば、複数の物品を重合さ
せてバンドでブロック状にまとめたものを、物品の長手
方向が搬送機構の搬送方向と同一方向となるようにして
搬送する場合にも、上記受け渡しホイールによって板状
物品が乱雑になることなく集積位置に受け渡すことがで
きる。より詳細には、ブロック状にまとめた物品におけ
る搬送方向前方側となる端面は、保持部を構成する支持
部材によって支持され、また、ブロック状にまとめた物
品におけるほかの端面の一つは押し出し部材によって支
持される。そのため、ブロックを構成する各物品の重合
状態が乱れることがなく、したがって、集積位置に集積
されたブロック状の物品は、重合状態が乱れることがな
い。他方、従来の装置と同様に、個別の物品を、その長
手方向が搬送機構と直交方向するようにして搬送機構で
搬送する場合であっても、支障なく物品を受け渡しホイ
ールによって集積位置に受け渡して集積することができ
る。したがって、従来に比較して汎用性が高い物品の集
積装置を提供することができる。
【0006】
【実施例】以下、図示実施例について本発明を説明する
と、図1ないし図2において、1は板状物品を所定数づ
つに集積する集積装置である。この集積装置1は、板状
物品2を載置して矢印方向に搬送するコンベヤ3と、そ
の下流側端部3aの隣接位置に回転自在に設けた受け渡
しホイール4と、さらにそれに隣接する集積位置Aに水
平に設けた載置台5とを備えている。コンベヤ3は左右
一対のチェン6,6’と、それらにわたって回転自在に
設けた多数のローラ7とを備えている。これらのローラ
7の上面によって板状物品2を支持する載置面を構成し
てあり、この載置面は搬送方向の下流側端部3aの箇所
を徐々に高さが低くなるように傾斜させてあり、この傾
斜部分よりも上流側の載置面は水平となるようにしてい
る。本実施例の板状物品2は、多数の凹部内に錠剤を収
納したのち全ての凹部をアルミシートで覆った長方形の
ブリスター包装品である。本実施例では、このブリスタ
ー包装品からなる各板状物品2を一枚づつコンベヤ3上
に供給して搬送するのではなく、複数枚をまとめてコン
ベヤ3上に供給するようにしている。すなわち、図3に
示すように、所定数の板状物品2を順次輪郭が揃うよう
に重合させてからそれらにバンド8を掛け渡し、全体と
して1つのブロックBに形成している。この所定数の板
状物品2からなる各ブロックBを、各板状物品2の長手
方向がコンベヤ3の搬送方向と同一方向となるにして、
かつブロックBにおける3対の端面(B1,B2,B
3)のうち最大の端面B3の一方がコンベヤ3の載置面
に載置されるようにして、ブロックBをコンベヤ3に供
給するようにしている。したがって、各ブロックBはそ
の状態においてコンベヤ3によって搬送されて、受け渡
しホイール4に供給されるようになっている。
【0007】後に詳述するが、受け渡しホイール4は、
円周方向の等間隔位置に5箇所の保持部4Aを備えて所
定のピッチで時計方向に間欠回転されるように構成され
ているので、各保持部4Aはコンベヤ3からブロックB
が供給される供給位置Cに順次停止する。これにより、
コンベヤ3の下流側端部3aから供給位置Cの各保持部
4AにブロックBが供給され、さらに各保持部4Aに保
持されたブロックBは、受け渡しホイール4の回転によ
り集積位置Aの隣接位置に位置し、保持部4Aが備える
押し出し部材17によって集積位置Aに受け渡されるよ
うになっている。なお、集積位置Aに設けた載置台5
は、このように受け渡しホイール4から受け渡されるブ
ロックBを同時に5個載置可能な寸法に設定している。
【0008】しかして、図1、図2および図6に示すよ
うに、本実施例の受け渡しホイール4は、円筒部材11
の両端側の外周部に嵌着した一対の回転ホイール12、
12と、これら回転ホイール12、12の間に設けた5
箇所の保持部4Aを備えている。固定フレーム13に
は、上記コンベヤ3の搬送方向と直交させて、かつ水平
に固定軸14を取り付けてあり、この固定軸14に上記
円筒部材11を回転自在に嵌装している。各回転ホイー
ル12は、円周方向等間隔位置に半径方向に伸びる5箇
所の突出部12aを備えており、これら左右の回転ホイ
ール12における相互に対向する突出部12aにわたっ
て支持部材15をそれぞれ連結している。図9に示すよ
うに、支持部材15は長方形の板状物品を階段状に90
度づつ折り曲げて形成してあり、3つの平坦面のうちの
中間の平坦面15aの両側部を、左右の回転ホイール1
2における相互に対向する突出部12aに連結してい
る。そして、本実施例では、支持部材15の平坦面15
aを、ブロックBの端面Bを支持する支持面としてい
る。また、平坦面15aに対して直交して回転方向後方
側となる平坦面15bの裏面には、この平坦面15bと
直交させてシリンダ機構16を連結してあり、そのピス
トンの先端部を平坦面15bの貫通孔から平坦面15a
側に突出できるようにしている。平坦面15bの表面に
は、それと平行に板状の押し出し部材17を配置してあ
り、この押し出し部材17の中央部に上記シリンダ機構
16のピストンを連結している。押し出し部材17に
は、その長手方向と直交させて、すなわちシリンダ機構
16のピストンと平行に一対のガイド軸18の一端を連
結してあり、これらのガイド部材18を平坦面15bの
ガイド孔15cに摺動自在に貫通させている。シリンダ
機構16が作動されていない状態では、押し出し部材1
7は後退端に位置して平坦面15bと重合しているが、
シリンダ機構16に圧縮空気が供給されて作動された際
には、押し出し部材17が平坦面15aに沿って平坦面
15bから所定距離だけ離隔する前進端位置まで前進さ
れるようになっている。一対の回転ホイール12におけ
る対向する各突出部12aの間には、上述した支持部材
15および押し出し部材17をそれぞれ配設してあり、
かつ各押し出し部材17にはそれぞれシリンダ機構16
を連動させている。そして、支持部材15と押し出し部
材17とによって上記保持部4Aを構成している。ブロ
ックBはコンベヤ3から供給位置Cに停止した保持部4
Aに供給されて保持されるが、その際、ブロックBは搬
送方向前方側の端面B1を支持部材15の平坦面15a
に支持されるとともに、コンベヤ3に支持されていた端
面B3を押し出し部材17によって支持されるように構
成している(図1参照)。
【0009】次に、各シリンダ機構16に圧縮空気を給
排する通路関係について説明する。本実施例では、各シ
リンダ機構16は、両回転ホイール12および保持部4
Aと一体となって回転するので、固定軸14およびそれ
に嵌装した円筒部材11を圧縮空気の通路として利用し
ている。すなわち、図6および図10に示すように、固
定軸14の外周部には、軸方向の所定位置に10箇所の
環状溝14aを形成している。また、固定軸14には、
2本一組で合計5組の軸方向の連通路14bを、固定軸
14の両端面から中央側に伸ばして形成してあり、これ
らの連通路14bの中央側となる端部は上記環状溝14
aのいずれか1つの底部に開口させてあり、他方、これ
ら連通路14bの外方側の端部は、固定軸14の端面に
開口させている。各2本一組の連通路14bは、その各
組の一方を圧縮空気の供給通路としてあり、他方を圧縮
空気の排出通路としている。さらに、各組の連通路14
bの供給通路における固定軸14の端面に開口させた端
部は、図示しない導管を介して圧縮空気の供給源に連通
させている。他方、各組の連通路14bの排出通路にお
ける固定軸14の端面は、上述したように大気に連通さ
せている(図7、図8参照)。一方、円筒部材11に
は、固定軸14の外周部の10箇所の環状溝14aと重
合するように、2つ一組として合計5組となるように1
0箇所の半径方向の貫通孔11aを穿設している。これ
ら各組の貫通孔11aには、各シリンダ機構16の供給
用導管21と排出用導管21’とを接続している。これ
により、各シリンダ機構16は、それに接続した供給用
導管21と、それに連通する円筒部材11の貫通孔11
aと、環状溝14aの内部空間およびそれに連通する連
通路14bの供給通路を介して図示しない圧縮空気の供
給源と連通している。また、各シリンダ機構16は、そ
れに接続した排出用導管21’と、それに連通する円筒
部材11の貫通孔11aと、それに連通する環状溝14
aの内部空間および、それに連通する連通孔14bの排
出通路を介して大気に連通している。各シリンダ機構1
6は、圧縮空気の供給源から圧縮空気が供給されない非
作動状態では後退端に位置しており、その時には、押し
出し部材17は後退端に位置して支持部材15の平坦面
15bと重合している。これに対して、圧縮空気の供給
源から各シリンダ機構16に圧縮空気が供給されて作動
されると、押し出し部材17は支持部材15の平坦面1
5aに沿って前進端位置まで所定量だけ前進されるよう
になっている。また、各シリンダ機構16に対する圧縮
空気の供給を停止すると、押し出し部材17は後退端の
位置まで後退するようになっている。
【0010】次に、受け渡しホイール4を間欠回転させ
る駆動源について説明すると、図6に示すように、円筒
部材11は、複数のギヤ22を介してモータ23に連動
している。このモータ23が間欠的に駆動されることに
よって、両回転ホイール12は、隣り合う突出部12a
(保持部4A)が隔てた距離を1ピッチとして間欠的に
時計方向に回転されるようになっている。両回転ホイー
ル12が間欠回転されて一時停止した際には、保持部4
Aの一つが供給位置Cに位置し、かつ、その供給位置C
に対して回転方向の1つ前方側の保持部4Aは集積位置
Aの隣接位置に位置するようになっている(図1)。供
給位置Cに位置した保持部4Aは、その保持部4Aを構
成する押し出し部材17がコンベヤ3の載置面と同一平
面となるようにしている。また、集積位置Aの隣接位置
に位置する保持部4Aは、その押し出し部材17が鉛直
方向に支持されるとともに、支持部材15が水平に支持
され、かつ集積位置Aの載置台5と同一平面となるよう
に構成している。さらに、供給位置Cの側部には、供給
位置Cの保持部4AにブロックBが供給されたことを検
出するセンサ24を配設している。また、コンベヤ3に
おける下流側の端部3aに近いコンベヤ3の側部には、
図示しないストッパを移動可能に設けている。上記セン
サ24によって、コンベヤ3の下流側端部3aから供給
位置Cの保持部4AにブロックBが供給されたことが検
出されると、上記ストッパが前進されて後続するブロッ
クBが供給位置Cへ供給されるのを阻止するように構成
している。
【0011】また、図1ないし図2に示すように、受け
渡しホイール4を挟んでコンベヤ3と反対側に、板状の
転倒防止部材25を配設している。上記載置台5の端部
に、ガイド孔を有するガイド部材26を水平に取り付け
てあり、このガイド部材26に2本の棒状部材27を摺
動自在に貫通させ、それらの先端部を転倒防止部材25
に連結している。これにより、転倒防止部材25は鉛直
方向に支持されており、その状態でコンベヤ3の搬送方
向と同一方向に平行移動することができる。固定フレー
ム13には棒状部材27と平行にシリンダ機構28を取
り付けてあり、シリンダ機構28のピストンをブラケッ
トを介して転倒防止部材25に連結している。シリンダ
機構28の非作動状態では、転倒防止部材25は図2に
実線で示した後退端に位置しているが、シリンダ機構2
8を作動させると図1および図2に想像線で示した前進
端まで転倒防止部材25が前進される。この状態では、
転倒防止部材25は、実質的に載置台5における受け渡
しホイール4側の端部あるいはそれから少し後退した位
置に支持されている。このように前進端まで前進された
転倒防止部材25は、図1に示すように受け渡しホイー
ル4の保持部4Aから集積位置Aの載置台5上に複数の
ブロックBが受け渡されることに伴って、ブロックBの
1つ分だけ、すなわち、各保持部4Aの押し出し部材1
7の前進量だけ押し戻されるようになっている。したが
って、最初に集積位置Aの載置台5上に送り込まれたブ
ロックBの端面とそれに対向する転倒防止部材25は、
所定数のブロックBが集積位置Aの載置台5上に集積さ
れるまで当接した状態に維持されるようになっている。
【0012】(作動説明)以上の構成において、転倒防
止部材25が想像線に示す前進端に位置し、また受け渡
しホイール4が図2に示すように停止し、各シリンダ機
構16が非作動状態において、コンベヤ3によって搬送
されてきた先頭のブロックBがコンベヤ3の下流側端部
3aから供給位置Cの保持部4Aに供給されて保持され
る。このとき、ブロックBは、搬送方向前方側の端面B
1を支持部材15の平坦面15aに支持され、かつ、コ
ンベヤ3に支持されていた端面B3を押し出し部材17
によって支持される。したがって、ブロックBは複数の
板状部材2を重合させてまとめたものであるにも拘ら
ず、供給位置Cの保持部4Aに保持されたブロックB
は、それを構成する各板状物品2の重合状態がずれたり
乱れたりすることはない。次に、このようにブロックB
が供給位置Cの保持部4Aに供給されると、該ブロック
Bはセンサ24によって検出されるので、上述したスト
ッパが前進されて後続するコンベヤ3上のブロックBは
コンベヤ3の下流側端部へ搬送されるのを阻止される。
次に、受け渡しホイール4が1ピッチ分だけ時計方向に
回転されて停止される。これにより、保持部4Aに保持
された先頭のブロックBは、供給位置Cから集積位置A
の載置台5の隣接位置まで移送され、かつ横転状態から
鉛直方向に起立される。また、このようにして載置台5
の隣接位置に位置したブロックBは、前進端で待機して
いる転倒防止部材25と近接してそれと対向する。
【0013】この後、ブロックBを保持した保持部4A
に連動するシリンダ機構16に圧縮空気が供給されるの
で、押し出し部材17が前進端まで前進される。これに
よって、ブロックBは保持部4Aから集積位置Aの載置
台5上へ押し出されて、該ブロックBの端面がそれに対
向した押し出し部材17と当接し、さらに押し出し部材
17を押し戻しながらブロックBが載置台5上に載置さ
れる。この後、シリンダ機構16への圧縮空気の供給は
停止されるので、載置台5上まで前進していた押し出し
部材17が元の後退端まで後退する。この後、上記スト
ッパが後退されるので、コンベヤ3によって第2のブロ
ックBがコンベヤ3から供給位置Cの保持部4Aに供給
される。すると、このブロックBはセンサ24によって
検出されるので、再度上記ストッパが前進されて、後続
する第3のブロックBはコンベヤ3の下流側端部3aへ
搬送されるのを阻止される。これと同時に、受け渡しホ
イール4は、1ピッチ分だけ時計方向に回転されて停止
される。これにより、保持部4Aに保持された第2のブ
ロックBは、集積位置Aの載置台5の隣接位置まで移送
される。これにより、第2のブロックB全体は横転状態
から鉛直方向に起立されるとともに、その端面は、既に
載置台5に載置されている先頭のブロックBの端面と近
接して対向する。この後、第2のブロックBを保持した
保持部4Aのシリンダ機構16に圧縮空気が供給される
ので、押し出し部材17が前進される。これによって、
第2のブロックBが保持部4Aから載置台5上に押し出
されて、該ブロックBの端面がそれに対向した先頭のブ
ロックBの端面と当接し、さらにこれら当接状態の両ブ
ロックBは転倒防止部材25をさらに押し戻す。この
後、上記シリンダ機構16への圧縮空気の供給が停止さ
れるので、押し出し部材17は載置台5上から後退して
元の後退端に復帰する。受け渡しホイール4は、上述し
たように1ピッチ分づつ時計方向に間欠回転し、コンベ
ヤ3から供給されたブロックBを保持部4Aで順次保持
してから集積位置Aの載置台5上に受け渡して集積させ
るようにしている。集積位置Aの載置台5に、例えば5
つのブロックBが集積されると、それら5つのブロック
Bは、図示しない取り出し手段によって載置台5上から
別の位置へ排出される。集積装置1は上述した作動を繰
り返すことにより、集積位置Aにおいて順次5つのブロ
ックBを集積するように構成されている。
【0014】上述したように、本実施例の受け渡しホイ
ール4は、両回転ホイール12,12にわたって設けた
支持部材15と押し出し部材17を備えている。そのた
め、ブロックBは複数の板状物品2をバンドでまとめた
ものであるにも拘らず、保持部4Aに保持した際にブロ
ックBの板状物品2の重合状態が乱れることがない。そ
のため、図5に示すように、集積位置Aに集積されたブ
ロックBは、それらの対応する端面が同一平面となるよ
うに揃えられるようになっている。なお、上記実施例で
は、複数の板状物品2をまとめて1つのブロックBと
し、かつ板状物品2がコンベヤ3の搬送方向と平行とな
るようにしてブロックBを搬送し、かつ受け渡しホイー
ル4で集積位置Aに受け渡すようにしているが、個別の
板状物品2を、その長手方向が直交するようにして順次
コンベヤ3で搬送する場合であっても、受け渡しホイー
ル4によって支障なく集積位置Aに集積させることがで
きる。したがって、本実施例によれば、従来に比較して
汎用性が高い集積装置1を提供することができる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して汎用性が高い物品の集積装置を提供できるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図
【図2】一部を省略した図1の平面図
【図3】図1に示したコンベヤ3上のブロックB(板状
物品2)を示す斜視図
【図4】図1に示した受け渡しホイール4によって集積
位置Aに受け渡されたブロックBを示す斜視図
【図5】図1に示した受け渡しホイール4によって集積
位置Aに集積されたブロックBを示す斜視図
【図6】図1のVI−VI線に沿う要部の断面図
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図
【図8】図6のVIII−VIII線に沿う断面図
【図9】図1の要部の分解斜視図
【図10】図1の要部の分解斜視図
【符号の説明】
1 集積装置 2 板状物品
(物品) 3 コンベヤ 4 受け渡し
ホイール 11 円筒部材(回転部材) 12 回転ホ
イール 15 支持部材 15a 平坦
面(支持面) 17 押し出し部材 A 集積位置 B ブロック(板状物品) C 供給位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 種村 義信 愛知県葉栗郡木曽川町大字里小牧字蛭田 115 (72)発明者 永谷 輝幸 岐阜県岐阜市栗野西1−279−5 (56)参考文献 特開 平3−264423(JP,A) 特開 平4−12926(JP,A) 特開 昭54−159971(JP,A) 実開 平5−5731(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/84 - 47/86 B65G 47/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を搬送する搬送機構と、搬送機構の
    下流側に回転自在に設けられるとともに物品を保持する
    複数の保持部を有し、上記搬送機構から供給された物品
    を起立させて集積位置に受け渡す受け渡しホイールとを
    備えた物品の集積装置において、上記受け渡しホイールは、上記搬送機構の搬送方向と直
    交する方向に支持した固定軸に回転自在に嵌装した円筒
    部材と、この円筒部材の両端側に相互に対向させて連結
    した一対の回転ホイールと、これら両回転ホイールの円
    周方向複数箇所に設けた上記保持部とを備え、 また、上記保持部は、上記両回転ホイールの対向位置に
    わたって設けられるとともに搬送機構が物品を搬送する
    際の搬送方向前方側となる物品の端面を支持する支持部
    材と、物品における搬送機構が支持した端面と同じ端面
    を支持し、かつ、シリンダ機構に連動して上記支持部材
    の支持面に沿って進退動される押し出し部材とを備え、さらに、上記固定軸と円筒部材とにわたって上記各シリ
    ンダ機構に圧縮空気を給排する複数の通路を形成して、 上記保持部を集積位置の隣接位置に停止させてから上記
    押し出し部材によって物品を集積位置に押し出して受け
    渡すことを特徴とする物品の集積装置。
  2. 【請求項2】 上記両回転ホイールは、隣り合う保持部
    が集積位置の隣接位置に順次停止するように間欠回転さ
    れるように構成されており、 上記押し出し部材は、支持部材の支持面に対して直交し
    た状態に支持されていることを特徴とする請求項1に記
    載の物品の集積装置。
  3. 【請求項3】 上記物品は板状物品であって、同一形状
    のものを所定数だけ重合させてブロック状にまとめられ
    ており、かつ、各板状物品は、それらの相互に重合する
    面が上記搬送機構の搬送方向と同一方向となるようにし
    て搬送機構に供給されることを特徴とする請求項1ない
    し請求項2に記載の物品の集積装置。
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