JP3198832B2 - 電気自動車の制動装置 - Google Patents

電気自動車の制動装置

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JP3198832B2
JP3198832B2 JP27907794A JP27907794A JP3198832B2 JP 3198832 B2 JP3198832 B2 JP 3198832B2 JP 27907794 A JP27907794 A JP 27907794A JP 27907794 A JP27907794 A JP 27907794A JP 3198832 B2 JP3198832 B2 JP 3198832B2
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政司 伊藤
喜代治 中村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流体圧(例えば油圧)
及び回生により電気自動車を制動する制動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両を制動する方法としては油圧等の流
体圧を使用する方法が一般に用いられている。制動対象
となる車両が電気自動車のようにモータにより駆動され
る車両である場合には、さらに回生制動も可能である。
回生制動は、制動エネルギをモータの電力源、例えば車
載のバッテリに回収することにより車両を制動する方法
であるため、回生制動を油圧制動に優先して使用するよ
うにすれば、バッテリ充電1回当たりの走行可能距離が
延長され、車両のエネルギ効率が向上する。
【0003】回生優先の制動力制御を実現できる装置と
しては、例えば特開平5−161211号に記載された
装置がある。この装置では、マスタシリンダからホイー
ルシリンダに至る油路上に、開弁値を制御可能な差圧バ
ルブが設けられている。この差圧バルブは、マスタシリ
ンダにおける油圧(マスタシリンダ圧:M/C圧)がホ
イールシリンダにおける油圧(ホイールシリンダ圧:W
/C圧)に対し開弁値以上上回ったときに開き、開いた
後はその前後の差圧を保持する。このような構成及び制
御を実行することにより、駆動輪に関しては、図7に示
されるような制動トルクを実現できる。この図では、マ
スタシリンダ圧により示される要求制動トルクが、当該
マスタシリンダ圧が差圧バルブの開弁値に至るまでは差
圧バルブが閉じているため回生制動トルクのみにて実現
される。また、当該マスタシリンダ圧が開弁値以上にな
ると差圧バルブが開弁し油圧制動トルクが発生するた
め、最大回生制御トルクと油圧制動トルクの合計にて、
要求制動トルクが実現される。また、バッテリが回生電
力をどの程度回収できるか(回生能力)に応じて最大回
生制動トルクを決定し、最大回生制動トルクに応じて差
圧バルブの開弁値を設定すれば、制動エネルギの回収効
率を良好なものとすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
装置には、差圧バルブの開弁値を制御する制御信号の遅
れを、差圧バルブを構成するスプリングのプリセット荷
重によって補償できる反面、回生能力が低い場合に図7
に示されるようなリニアな特性を実現できないという問
題がある。このような不具合を防止するためには、本願
出願人が特願平6−5400号にて提案しているよう
に、アクセルがオフされた後ブレーキがオンされる前の
時点で、開弁値制御のための制御信号を準備的に生成す
ればよい。このように、特開平5−161211号記載
の装置に特願平6−5400号記載の発明を組み合わせ
れば、スプリングのプリセット荷重を廃止できるため、
回生能力が低い場合でもリニアな制動特性を実現でき
る。
【0005】しかしながら、これだけでは、差圧バルブ
なしで油圧制動した場合に比べ、ブレーキフィーリング
が悪いという問題が残る。まず、差圧バルブなしで油圧
制動した場合には、図8及び図9に示されるように、ス
トロークがS0に至るまでは踏力が発生せず、S0に至
ると踏力が発生し、その後S1に至るとホイールシリン
ダにおける油量消費立上りが終了し油圧制動トルクが立
ち上がり始める。上述の組合せに係る装置においては、
ブレーキペダルの踏込みが浅い制動初期において専ら回
生制動トルクのみが制動トルクとして作用するから、ス
トロークがS0に至った後しばらくはブレーキペダルの
ストロークが悪く踏力が急激に発生するため、いわゆる
かたいブレーキとなる。ブレーキペダルがさらに踏込ま
れると、マスタシリンダ圧が差圧バルブの開弁値に至
り、ホイールシリンダに油圧が導入され始めるためいわ
ゆるブレーキペダルの入り込みが発生する。このよう
に、ペダルが最初はかたくなりその後入り込みが生じる
ことにより、図8中“初期の油圧導入なし”の実線で示
されるように、差圧バルブなしで油圧制動した場合と著
しく相違する結果となり、油圧ブレーキになれた操縦者
は違和感を感じる。
【0006】なお、上述の入り込みは、制動によってモ
ータの回転数が図10に示される回生制動開始回転数N
lim未満となった場合も、発生し得る。すなわち、最
大力行トルクTmaxをアクセル開度にて案分すること
により力行トルクを決定し、最大回生制動トルクTmi
nをマスタシリンダ圧にて案分することにより回生制動
トルクを決定するシステムの場合、通常、制動に伴う車
両の後進を避けるべく図10に示される回生制動開始回
転数Nlim未満では回生制動トルクを0とすると共
に、差圧バルブをバイパスさせる。従って、制動に伴い
モータ回転数NがN<Nlimまで低下するとホイール
シリンダに油圧が導入されるため、やはり、入り込みと
なる。
【0007】このような入り込みを防止するには、例え
ば、特開平5−176408号に記載された原理を適用
し、制動初期においてもホイールシリンダに油圧を導入
するようにすればよい。すなわち、ホイールシリンダに
おける油量消費の立ち上がりが終了する油圧(油圧制動
トルクが作用し始める直前の油圧:ホイールシリンダの
無効油圧)を限度として、ホイールシリンダに油圧を導
入するようにすれば、図8中“初期の油圧導入有”の破
線で示されるように、ストローク=S0の点から踏力が
急に立ち上がることがなくなり、差圧バルブなしで油圧
制動した場合に近いストローク特性(フィーリング)を
実現できる。また、導入する油圧を無効油圧にて制限し
ているため、回生制動トルクが差圧バルブが開弁するま
では油圧制動トルクは概ね発生しない。
【0008】しかしながら、上述のように制動初期にホ
イールシリンダに油圧を導入する制御を、特開平5−1
61211号に記載されている差圧バルブや特願平6−
5400号に記載されているリニアバルブ(開弁値をリ
ニアに制御できる差圧バルブ)を使用して実現する場
合、ホイールシリンダへ導入する油圧の過大又は過小が
発生する。
【0009】まず、この構成では、制動初期にホイール
シリンダに油圧を導入するためにはホイールシリンダ圧
に応じて差圧バルブやリニアバルブの開弁値を制御し、
ホイールシリンダ圧が無効油圧を越えないようにする必
要がある。そのためには、ホイールシリンダ圧を検出す
るのが好ましいが、実際には、取付スペースの確保、
水、熱、泥、飛石等に関する耐環境性の確保、油圧セン
サから制御装置に至る信号線の信頼性の確保等の必要が
あり、ホイールシリンダそのものではなく差圧バルブ又
はリニアバルブの出口の油圧を検出する。
【0010】このような箇所にて検出した油圧を、ホイ
ールシリンダ圧の制御目標として使用すると、電気自動
車では油圧検出箇所からホイールシリンダまで数mの油
路長となるため、油圧の伝達遅れによる制御遅れが発生
する。ホイールシリンダへ導入する油圧がこの制御遅れ
により過大となると、油圧制動トルクが発生する結果回
生によるエネルギ回収が阻害され、過小となると、ブレ
ーキフィーリングの改善が不十分となる。
【0011】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、ブレーキペダルの
踏込み速度を利用することにより、開弁値を制御可能な
バルブ及びホイールシリンダから離れた箇所に配設され
た流体圧センサを用いながらも、流体圧の伝達遅れによ
る制御遅れの影響を受けることなくホイールシリンダ圧
を制御可能とし、ひいては回生によるエネルギ回収を効
率的に実行可能にしかつブレーキフィーリングを良好に
維持することを目的とする。本発明は、また、新たなセ
ンサの追加なしに上記目的を達成することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、要求制動力を示す流体圧をその内
部で発生させるマスタシリンダと、その内部の流体圧が
所定の無効圧を越えている場合に当該流体圧に相当する
流体圧制動力をブレーキホイールに作用させるホイール
シリンダと、マスタシリンダからホイールシリンダへの
制動用非圧縮性流体の導入を制御するバルブと、流体圧
制動力を作用させるのに先立ちバルブに指令を与え、ホ
イールシリンダ圧が上記無効圧に至るまでマスタシリン
ダからホイールシリンダへ制動用非圧縮性流体を導入さ
せる手段と、を備え、電気自動車に搭載される制動装置
において、ブレーキペダルの踏込み速度を直接又は間接
的に検出する手段と、マスタシリンダからホイールシリ
ンダに至る制動用非圧縮性流体の流路上の所定箇所にお
ける流体圧を検出する手段と、ホイールシリンダ圧が上
記無効圧に至った時点での上記所定箇所における流体圧
を、踏込み速度の検出値に基づき推定する手段と、上記
所定箇所における流体圧の検出値が推定値に至った場合
にホイールシリンダ圧が上記無効圧に至ったと見なす手
段と、を備えることを特徴とする。
【0013】本発明は、また、ブレーキペダルの踏込み
速度を、上記所定箇所における流体圧の検出値の変化率
として間接的に測定することを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、まず、ブレーキペダルの踏
込み速度が直接又は間接的に検出される一方で、マスタ
シリンダからホイールシリンダに至る制動用非圧縮性流
体の流路上の所定箇所における流体圧が検出される。そ
の後、踏込み速度の検出値に基づき、ホイールシリンダ
圧が無効圧に至った時点での上記所定箇所における流体
圧が推定される。流体圧を検出する箇所からホイールシ
リンダまで流体圧が伝達するのに要する遅れ時間は、ブ
レーキペダルの踏込み速度に依存しているから、検出し
た踏込み速度に応じ、無効圧に相当する検出箇所での流
体圧を推定し検出値と比較することにより、ホイールシ
リンダ圧が無効圧に至ったか否かがわかる。従って、当
該比較の結果に基づき、ホイールシリンダ圧が無効圧に
至るまで、マスタシリンダからホイールシリンダへの制
動用非圧縮性流体の導入を実行することにより、流体圧
の伝達遅れによる制御遅れの影響を低減乃至防止でき
る。これにより、回生によるエネルギ回収効率や良好な
ブレーキフィーリングを維持できる。また、ホイールシ
リンダから離れた箇所にて流体圧を検出できるため、ホ
イールシリンダにセンサを付設する場合と異なり、セン
サ取付スペースや、耐環境性、信頼性等の問題も生じな
い。
【0015】本発明においては、また、ブレーキペダル
の踏込み速度が、上記所定箇所における流体圧の検出値
の変化率として、間接的に測定される。このような構成
とすることにより、ブレーキペダルの踏込み速度を検出
するセンサを新たに設ける必要がなくなり、装置構成が
簡素かつ安価となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図7〜図10に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0017】図1には、本発明の一実施例に係る電気自
動車のシステム構成が示されている。この図に示される
電気自動車は、バッテリ10から供給される直流電力を
インバータ12を用いて三相交流電力に変換し、減速機
14等を介して駆動輪16に連結された三相交流モータ
18を、回転駆動する構成を有している。
【0018】EVECU(車両制御用電子制御ユニッ
ト)20は、モータ18の出力トルクを制御している。
例えば車両操縦者によってアクセルペダルが踏み込まれ
た場合には、EVECU20は、レゾルバ、エンコーダ
等の回転数センサ22によって検出されるモータ18の
回転数や、温度センサ24及び26によって検出される
モータ18及びインバータ12の温度をモニタしなが
ら、モータ18に対する力行トルク指令値を演算する。
EVECU20は、この力行トルク指令を電流指令に変
換し、インバータ12に供給する。インバータ12にお
いては、この電流指令に応じてPWM(パルス幅変調)
信号が生成され、この信号により当該インバータ12を
構成する各スイッチング素子のスイッチング動作が制御
される。このようにして、モータ18の出力トルクがア
クセルペダルの踏み込み量に相当するトルクとなるよ
う、モータ18に流れる電流が制御される。
【0019】EVECU20は、また、モータ18の回
生トルクの制御も行う。すなわち、車両操縦者によって
ブレーキペダル28が踏み込まれると、ブレーキペダル
28に付設されたブレーキスイッチ30がオンし、その
旨が回生ECU32に報知される。回生ECU32は、
この報知に応じて要求制動トルクを演算する。回生EC
U32は、図7に示されるような制動力配分に従い回生
トルク指令値及び油圧バルブ指令値を演算する。回生E
CU32は、電圧センサ34によって検出されるバッテ
リ10の電圧VB や、バッテリ10の状態を監視するバ
ッテリECU36から報知される最大電圧VBMAXに基づ
き、回生トルク指令値や油圧バルブ指令値に上限ガード
を加え、その結果得られる回生トルク指令をEVECU
20に供給する。EVECU20は、電流センサ37に
よって検出されるバッテリ10の電流IB や最大電圧V
BMAXを監視しながら、インバータ12に対し電流指令を
与え、回生トルク指令に応じた回生トルクをモータ18
によって実現させる。EVECU20は、実現された回
生トルクをリターン値として回生ECU32に返送す
る。このリターン値は、モータ18、インバータ12等
の状況に応じ、回生ECU32から与えられる回生トル
ク指令とは異なる値となることがある。
【0020】この実施例においては、上述の回生制動の
ほか、油圧制動が可能である。すなわち、車両操縦者が
ブレーキペダル28を踏み込むと、この踏込みがブース
タ38によって昇圧され、マスタシリンダ40の各圧力
室に油圧を発生させる。マスタシリンダ40において発
生した油圧は、プロポーショニングアンドバイパスバル
ブ42や、リニアバルブ44及び46を介し、ホイール
シリンダ48〜54に伝達される。リニアバルブ44及
び46は、回生ECU32から供給されるバルブ制御信
号に応じ開弁値が変化するソレノイドバルブと、ホイー
ルシリンダ48〜54側からマスタシリンダ40側へと
制動油を還流させるためのチェックバルブから構成され
ている。このソレノイドバルブは、マスタシリンダ圧が
ホイールシリンダ圧+開弁値以上に上昇すると開き、そ
れ以後はブレーキペダル28が踏み戻されない限り、そ
の前後の差圧を保持する。また、このソレノイドバルブ
と並列に設けられるチェックバルブは、ホイールシリン
ダ圧がマスタシリンダ圧以上となった場合に開き、ホイ
ールシリンダ48〜54側からマスタシリンダ40側へ
度制動油を還流させる。プロポーショニングアンドバイ
パスバルブ42は、リニアバルブ44及び46が閉じて
いる状態で、当該リアバルブ44及び46内のソレノイ
ドバルブやチェックバルブをバイパスし、マスタシリン
ダ圧を比例減した油圧をホイールシリンダ48〜54側
に伝達する。4個のホイールシリンダのうち48及び5
0は駆動輪に油圧を作用させ、52及び54は従動輪5
6に作用させる。従って、リニアバルブ44及び46が
開いている状態では、駆動輪16及び従動輪56が油圧
制動させることになる。
【0021】リニアバルブ44及び46、特にそのソレ
ノイドバルブは、油圧制動制御手段たる回生ECU32
によって制御される。すなわち、車両操縦者がブレーキ
ペダル28を踏み込みその結果ブレーキスイッチ30が
オンすると、回生ECU32は、前述のように要求制動
トルクの演算、回生トルク指令値及び油圧バルブ指令値
の演算及びこれら指令値の調整を行った上で、回生トル
ク指令をEVECU20に与え、また油圧バルブ指令に
基づきバルブ制御信号を発生させる。このバルブ制御信
号により、回生ECU32は、リニアバルブ44及び4
6の開弁圧を油圧バルブ指令値に応じた値に制御する。
また、回生ECU32は、その際、油圧センサ58によ
りマスタシリンダ圧を、油圧センサ60によりリニアバ
ルブ44の出口圧を、それぞれ検出し、検出した油圧を
監視する。ここに、油圧センサ60により検出される油
圧は、ブレーキペダル28の踏込み量が一定の状態では
ホイールシリンダ48及び50におけるホイールシリン
ダ圧と等しいが、ブレーキペダル28の踏込みや踏戻し
が行われている間は、リニアバルブ44の出口からホイ
ールシリンダ48及び50までの油路の存在によって、
すなわち油圧伝達の遅れによって、ホイールシリンダ圧
と若干異なる値となる。
【0022】なお、この図において、符号62は表示部
であり、EVECU20から供給される信号に基づき制
動不良状態の有無等を表示する。また、符号64は路面
勾配センサ、66は車両重量センサであり、それぞれ車
両が走行している路面の勾配や当該車両の重量を検出し
て回生ECU32に報知する。符号68は、リニアバル
ブ44の出口における温度を検出して回生ECU32に
報知する。
【0023】図2及び図3には、本実施例における回生
ECU32の基本動作の流れが示されている。
【0024】この図に示されるように、回生ECU32
は、動作開始直後にまず初期化動作を実行する(10
0)。例えば、後述する制動力充足確認の際に使用する
異常フラグをリセットし、リニアバルブ44を開弁させ
ておく等の処理を実行する。
【0025】回生ECU32は、次に、各種信号を入力
する(102)。このステップにおいては、回生ECU
32は、ブレーキスイッチ30からそのオン/オフを示
す信号を、油圧センサ58及び60から検出したマスタ
シリンダ圧及びバルブ出口圧を、電圧センサ34からバ
ッテリ10の電圧VB を、路面勾配センサ64から路面
勾配を、車両重量センサ66から車両重量を、温度セン
サ68からバルブ出力温度を、それぞれ入力する。ま
た、回生ECU32は、回転数センサ22によって検出
されるモータ18の回転数をEVECU20を介して入
力し、また、前回サイクルにおいて実現されたモータ1
8の回生トルクをリターン値としてEVECU20から
入力する。
【0026】次に、回生ECU32は、ブレーキペダル
28が踏まれたか否かを、ブレーキスイッチ30のオン
/オフ状態に基づき判定する(116)。この判定の結
果、ブレーキスイッチ30がオフしておりしたがって車
両操縦者がブレーキペダル28を踏んでいないとされた
場合には、回生ECU32は、回生トルク指令値を0に
設定するとともに油圧バルブ指令値を0に設定する(1
18)。EVECU20は、これに応じて力行制御等を
実行し、またリニアバルブ44及び46は遮断状態を保
つ。従って、この状態では、制動に係る制御は行われ
ず、もっぱらEVECU20に基づく力行制御が実行さ
れることになる。ステップ118実行後は、ステップ1
02に戻る。
【0027】ステップ116においてブレーキスイッチ
30がオンしており従って車両操縦者がブレーキペダル
を踏んでいると見なせる旨判定された場合には、回生E
CU32は、本実施例の特徴に係る120〜126を実
行する。すなわち、回生ECU32は、油圧センサ60
によって検出されるバルブ出口圧を従前の値と比較する
ことによりリニアバルブ44のホイールシリンダ側出口
における油圧変化率を演算する(120)。回生ECU
32は、リニアバルブ44のホイールシリンダ側出口に
設けた温度センサ68により検出されるバルブ出口温度
に基づき、バルブ出口圧判定基準値を決定するためにマ
ップを選択する(122)。回生ECU32は、油圧セ
ンサ60により検出されるバルブ出口圧をキーとして、
選択したマップを参照することにより、バルブ出口圧判
定基準値を決定する(124)。回生ECU32は、検
出したバルブ出口圧が決定したバルブ出口圧判定基準値
以上となるまでは(126)、ステップ120〜126
を繰り返し実行し、検出したバルブ出口圧がバルブ出口
圧判定基準値以上になると、ステップ128以降の動作
を実行する。
【0028】ステップ128においては、回生ECU3
2は、油圧センサ58により検出されるマスタシリンダ
圧に基づき、要求制動トルクを演算する。回生ECU3
2は、演算により求められた要求制動トルクとEVEC
U20を介して回転数センサ22から入力したモータ1
8の回転数Nとに基づき、図10に示されるモータ18
の出力トルク特性を参照しながら、図7に示される制動
力配分に従い回生トルク指令値を演算する(130)。
回生ECU32は、さらに、ステップ128において演
算した要求制動トルクとステップ130において演算し
た回生トルク指令値の差を演算し、得られた値を油圧バ
ルブ指令値とする(132)。回生ECU32は、バッ
テリ10がどの程度の回生電力を受け入れられる状態に
あるのかを電圧VB 等に基づき判断し、その結果に応
じ、回生トルク指令値及び油圧バルブ指令値双方につい
て調整を施した上で、得られた回生トルク指令及び油圧
バルブ指令を出力する(134)。この出力に応じ、E
VECU20は前述のようなインバータ12の制御を行
い回生制動トルクを発生させる。リニアバルブ44及び
46の開弁値はバルブ制御信号に応じて設定され、油圧
バルブ指令値に応じた油圧をホイールシリンダ48〜5
4に作用させる。この後、回生ECU32は、モータ1
8の回転数Nの変化量、路面勾配センサ64によって検
出される路面勾配、車両重量センサ66によって検出さ
れる車両重量等に基づき、指令した制動トルクが実現さ
れたか否かを確認し、必要な制動トルクが得られなかっ
た場合にはその旨を表示部62により表示させる等の処
理を実行した上で(136)、ステップ102に戻る。
【0029】図4〜図6には、本実施例において特徴的
な動作、すなわちステップ120〜126の処理の作用
及び効果が示されている。
【0030】まず、ブレーキペダル28が踏まれると、
これにともないマスタシリンダ圧が上昇し、油圧センサ
58によって検出されるマスタシリンダ圧や、油圧セン
サ60によって検出されるバルブ出口圧、ひいてはホイ
ールシリンダ48及び50におけるホイールシリンダ圧
が上昇する。ただし、ホイールシリンダ48及び50に
おける油圧の上昇は、リニアバルブ44の出口等におけ
る油圧の上昇に比べ遅れる。これは、油圧センサ60が
設けられているリニアバルブ44の出口からホイールシ
リンダ48及び50に至る油路が例えば3メートルとい
った長い油路長を有しているからである。従って、図4
及び図5に示されるように、ホイールシリンダ48及び
50におけるホイールシリンダ圧は、リニアバルブ44
の出口における油圧(バルブ出口圧)に対し例えば0.
05sec程度遅れて上昇していく。その際のバルブ出
口圧とホイールシリンダ圧の差は、ブレーキペダル28
の踏込み速度に依存している。すなわち、ブレーキペダ
ル28の踏込み速度がa、例えば2×106 Pa/se
cという小さな速度である場合には、バルブ出口圧がゆ
っくりと上昇するため、バルブ出口圧とホイールシリン
ダ圧の差は小さい。逆に、ブレーキペダル28の踏込み
速度がb、例えば5×106 Pa/secという高い速
度である場合には、バルブ出口圧が急峻に上昇していく
ためバルブ出口圧とホイールシリンダ圧の差は大きくな
る。従って、バルブ出口圧の変化する速度、すなわち前
述の油圧変化率を監視することにより、ブレーキペダル
28の踏込み速度を間接的に検出することができる。
【0031】また、ホイールシリンダ圧が無効圧P0
例えば4×105 Paに至った時点でのバルブ出口圧
は、図4及び図5から明らかなように、ブレーキペダル
28の踏込み速度に依存して決定される。この関係、す
なわちブレーキペダル28の踏込み速度と、ホイールシ
リンダ圧が無効圧P0 に到達したときのバルブ出口圧と
の関係をグラフ化すると、図6に示されるように、踏込
み速度がa=2×106Pa/secであるときは、ホ
イールシリンダ圧が無効圧P0 =4×105 Paに達し
たときのバルブ出口圧は、P1 =5×105 Pa程度、
b=5×106 Pa/secであるとこはP2 =7×1
5 Paとなる。このように、ブレーキペダル28の踏
込み速度によって、ホイールシリンダ圧が無効圧P0
到達した時のバルブ出口圧を推定できることからすれ
ば、ホイールシリンダ48及び50ホイールシリンダ圧
を直接検出する必要がないことが明らかになる。すなわ
ち、リニアバルブ44の出口圧を油圧センサ60によっ
て検出する一方で、バルブ出口圧の変化速度(油圧変化
率)として得られるブレーキペダル28の踏込み速度を
図6の関係にてらすことによりホイールシリンダ圧が無
効圧P0 に到達したときのバルブ出口圧を推定し、現時
点で得られているバルブ出口圧の検出値を推定したバル
ブ出口圧と比較することによって、ホイールシリンダ圧
が無効圧P0 に到達したか否かを知ることができる。前
述のステップ120は、ブレーキペダル28の踏込み速
度を間接的に検出するステップであり、ステップ124
は図6の関係に照らしてバルブ出口圧を推定するステッ
プであり、ステップ126は推定値と検出値の比較によ
ってホイールシリンダ圧に係る判定を実行するステップ
である。
【0032】また、前述のステップ122は、温度によ
って図6に示される関係が変化することに着目した処理
である。すなわち、リニアバルブ44の出口からホイー
ルシリンダ48及び50に至る油路での伝達遅れは、専
ら、この油路の粘性抵抗に起因して生じるものであり、
また粘性抵抗は油路の温度に依存して変化する。従っ
て、図6に示される関係をバルブ出口温度に基づき予め
マップ化しておき、温度センサ68によって検出される
バルブ出口温度に応じて複数のマップのうちいずれかを
選択してステップ124に供するようにすれば、温度に
よる粘性抵抗変化、ひいては伝達遅れ変化を反映した処
理が可能になり、より精度のよい制御が実現される。
【0033】このように、本実施例によれば、ブレーキ
ペダル28の踏込みが浅い制動初期においてホイールシ
リンダ48〜54に油圧を導入しているため、良好なブ
レーキフィーリングが得られる。また、油圧センサ60
により検出されるバルブ出口圧に基づき油圧変化率を演
算し、演算した油圧変化率、すなわちブレーキペダル2
8の踏み込み速度に応じて上述の推定及び判定を行いな
がらホイールシリンダ48及び50へ油圧を導入してい
るため、ホイールシリンダ48及び50に油圧センサを
設けるのではなくリニアバルブ44の出口に油圧センサ
60を設けているにもかかわらず、リニアバルブ44の
出口からホイールシリンダ48及び50に至る油路での
伝達遅れに起因した過大又は過少な油圧導入が生じるこ
とがなく、従ってバッテリ10への電力の回生効率やブ
レーキフィーリングを良好に維持することができる。ま
た、油圧センサ60をリニアバルブ44の出口に設けて
いるため、取り付けスペース、耐環境性、信頼性等の問
題は生じない。
【0034】また、本実施例において、アクセルがオフ
された後ブレーキがオンする以前の時点ですでにバルブ
制御信号を発生させれば、特開平5−161211号の
ようにプリセット荷重を有するスプリングを使用する必
要がなくなり、図7に示される制動力配分を常に好適に
実現することができる。また、ステップ136において
必要な制動力が実現されているか否かが判定され車両操
縦者に対しその結果が報知されているため、制動力不足
に対する対処を迅速に図ることが可能になる。また、ス
テップ136における処理を本願出願人が先に提案した
特願平6−134142号に記載された方法にて実行す
ることにより、油圧制動系統にフェイルが生じたのか、
回生制動系統にフェイルが生じたのか、あるいはEVE
CU20と回生ECU32の間等の通信にてフェイルが
生じたのか等を識別することが可能になる。
【0035】なお、以上の説明では、バルブ出口圧に基
づき油圧変化率を演算し、これをブレーキペダル28の
踏込み速度として扱っているが、油圧変化率に代え、ブ
レーキペダル28のストロークの変化率を監視するよう
にしてもよい。このようにした場合、ブレーキペダル2
8のストロークを検出するセンサが必要となる。その面
では、上述の実施例のようにバルブ出口圧を使用したほ
うが、油圧センサ60が兼用されることとなる結果装置
構成がより簡素なもので足りる点で有利である。また、
上述の実施例では油圧センサ60により検出されるバル
ブ出口圧の変化率を検出していたが、ブレーキペダル2
8の踏込み速度を測定するための油圧センサは、リニア
バルブ44の出口に必ずしも配設する必要はない。例え
ば、リニアバルブ44から見てマスタシリンダ40側に
設けられている油圧センサ58により検出されるマスタ
シリンダ圧について油圧変化率を演算し、これをブレー
キペダル28の踏込み速度として扱っても構わない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブレーキペダルの踏込み速度を直接又は間接的に検出す
る一方で、マスタシリンダからホイールシリンダに至る
制動用非圧縮性流体の流路上の所定箇所における流体圧
を検出し、踏込み速度の検出値に基づき、ホイールシリ
ンダ圧が無効圧に至った時点での上記所定箇所における
流体圧を推定し、推定値と検出値の比較結果に基づきホ
イールシリンダに流体圧を導入するようにしたため、流
体圧の伝達遅れによる制御遅れの影響を低減乃至防止で
きる。これにより、回生によるエネルギ回収効率や良好
なブレーキフィーリングを維持できる。また、ホイール
シリンダから離れた箇所にて流体圧を検出できるため、
ホイールシリンダにセンサを付設する場合と異なり、セ
ンサ取付スペースや、耐環境性、信頼性等の問題も生じ
ない。
【0037】本発明によれば、また、ブレーキペダルの
踏込み速度を、上記所定箇所における流体圧の検出値の
変化率として、間接的に測定するようにしたため、ブレ
ーキペダルの踏込み速度を検出するセンサを新たに設け
る必要がなくなり、装置構成が簡素かつ安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気自動車のシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例における回生ECUの動作の流れを
示すフローチャートである。
【図3】この実施例における回生ECUの動作の流れを
示すフローチャートである。
【図4】ブレーキペダルの踏込みが比較的遅い場合のバ
ルブ出口圧とホイールシリンダ圧の変化を示す図であ
る。
【図5】ブレーキペダルの踏込みが比較的速い場合のバ
ルブ出口圧とホイールシリンダ圧の変化を示す図であ
る。
【図6】ブレーキペダルの踏込み速度と、ホイールシリ
ンダ圧が無効圧に到達したときのバルブ出口圧との関係
を示す図である。
【図7】回生優先の制動力配分を示す図である。
【図8】油圧ブレーキのストロークと踏力の関係を示す
図である。
【図9】油圧ブレーキのストロークとトルクの関係を示
す図である。
【図10】モータ出力特性を示す図である。
【符号の説明】
10 バッテリ 12 インバータ 16 駆動輪 18 モータ 20 EVECU 22 回転数センサ 28 ブレーキペダル 32 回生ECU 40 マスタシリンダ 42 プロポーショニングアンドバイパスバルブ 44,46 リニアバルブ 48〜54 ホイールシリンダ 56 従動輪 58,60 油圧センサ 68 温度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−176408(JP,A) 特開 平6−153312(JP,A) 特開 平7−264710(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60T 8/00 B60L 7/24

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求制動力を示す流体圧をその内部で発
    生させるマスタシリンダと、その内部の流体圧が所定の
    無効圧を越えている場合に当該流体圧に相当する流体圧
    制動力をブレーキホイールに作用させるホイールシリン
    ダと、マスタシリンダからホイールシリンダへの制動用
    非圧縮性流体の導入を制御するバルブと、流体圧制動力
    を作用させるのに先立ちバルブに指令を与え、ホイール
    シリンダ内部の流体圧が上記無効圧に至るまでマスタシ
    リンダからホイールシリンダへ制動用非圧縮性流体を導
    入させる手段と、を備え、電気自動車に搭載される制動
    装置において、 ブレーキペダルの踏込み速度を直接又は間接的に検出す
    る手段と、 マスタシリンダからホイールシリンダに至る制動用非圧
    縮性流体の流路上の所定箇所における流体圧を検出する
    手段と、 ホイールシリンダ内部の流体圧が上記無効圧に至った時
    点での上記所定箇所における流体圧を、踏込み速度の検
    出値に基づき推定する手段と、 上記所定箇所における流体圧の検出値が推定値に至った
    場合にホイールシリンダ内部の流体圧が上記無効圧に至
    ったと見なす手段と、 を備えることを特徴とする制動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の制動装置において、 ブレーキペダルの踏込み速度を、上記所定箇所における
    流体圧の検出値の変化率として間接的に測定することを
    特徴とする制動装置。
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