JP3197773U - 液晶パネルの折割装置 - Google Patents

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白井 明
明 白井
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株式会社シライテック
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【課題】液晶パネルの折割にともない折割端材により液晶パネルの板面に損傷を与えないようにする折割装置を提供する。【解決手段】供給液晶パネルの下面を荷受けするように前後に設けた荷受け手段と、この前後の荷受け手段間の両側で起立するように設けた支持部材13と、この両支持部材の対向内側面に支軸14を介し上下方向に向く両端の中間を回動自在に支承した揺動体15と、この揺動体の上端側にレール16とこのレールに係合したスライダ17とで前後方向にスライドするように設けたベース18と、このベースを前後方向にスライドさせて位置変更可能にする進退手段19と、上記揺動体の下端部側と上記ベースに設けてある縦方向のレール21に両側のスライダ22をスライド自在に係合して上下に並設した掴み爪23、24と、この両掴み爪を昇降させるように設けた昇降手段25と、上記揺動体を前後方向に揺動させるように揺動作用手段とからなる捻り折割装置。【選択図】図2

Description

この考案は、液晶パネルのエッジ(不要辺縁)や、中間の端子出しを行う折割(分断)装置に関する。
液晶パネルは、既知のように、上側セル基板、電極としての液晶、下側セル基板の積層構造のもので、大判から短冊状の大割、大割から製品サイズの小割(単個割とも称す)に折割する。
この折割前の液晶パネルの辺縁供給方向上流側及び下流側(大割の液晶パネルの辺縁にも同様に)のジャストカット部分にエッジ(端材とも称す)が存在するので、この不要なエッジを折割して除去する加工の必要がある。
当然、ジャストカット以外にエッジに端子出しや、中間の折割にともない端子出しを行う必要がある。
上記の加工方法としては、上下に配置した上側掴み爪を昇降手段により降下させ、下側掴み爪を昇降手段により上昇させて、液晶パネルのエッジ部分の上下面を挟持する。
この挟持を維持しながら、次いで揺動作用手段により揺動体を揺動させながら共に挟持上下の掴み爪を傾動させることで、挟持状況下のエッジを捻り折割するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3194224号公報(図27、図28、図29参照)
ところで、特許文献1の方式による捻り折割によると、捻り折割したエッジの保持機能、すなわち上側及び下側掴み爪の下面や上面に折割エッジを一時期残留させる機能がないため、吸引保持機能付きの移載機で液晶パネルを次加工のため移載する際、移送方向に移載液晶パネルと共に折割エッジが移動し、この移動原因にともない液晶パネルの板面に折割エッジにより傷がつき、不良品の発生原因になる不都合が発生した。
また、折割エッジの移動にともない設定位置に落下させて回収することができない問題があった。
そこで、この考案は、上述の問題を解消した液晶パネルの折割装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、この考案は、供給液晶パネルの下面を荷受けするように前後に設けた荷受け手段と、この前後の荷受け手段間の両側で起立するように設けた支持部材と、この両支持部材の対向内側面に支軸を介し上下方向に向く両端の中間を回動自在に支承した揺動体と、この揺動体の上端側にレールとこのレールに係合したスライダとで前後方向にスライドするように設けたベースと、このベースを前後方向にスライドさせて位置変更可能にする進退手段と、上記揺動体の下端部側と上記ベースに設けてある縦方向のレールに両側のスライダをスライド自在に係合して上下に並設した掴み爪と、この両掴み爪を昇降させるように設けた昇降手段と、上記揺動体を前後方向に揺動させるように揺動作用手段とからなる捻り折割であって、上記上側及び下側の掴み爪に捻り折割にともない荷受けする端材が前記上側の掴み爪の下面及び下側の掴み爪の上面に吸引する吸引通路を設けた構成を採用する。
以上のように、この考案の液晶パネルの折割装置によれば、液晶パネルの辺縁を上下の掴み爪により挟持したのち、揺動作用手段により揺動させながら挟持下の上下の掴み爪を傾動させるので、挟持辺縁を折割して、液晶パネルのエッジを極めてスムーズに捻り分断することができ、また進退手段によりレールと、このレールに供給するスライダとでベースを前方、後方にスライドするので、液晶パネルの上流側或いは下流側に掴み爪を移動させて折割することができる。
そして、捻り折割状況下で上側や下側掴み爪の通路により吸引するようにしてあるので、捻り折割した端材を上側掴み爪の下面や下側掴み爪の上面に吸引保持でき、この吸引解除迄の間、掴み爪の下面や上面に折割端材を一時的に保持する結果、次加工のための移動液晶パネルに折割端材が共に移動するのをなくすることができる。
このため、折割ずみ端材の移動にともない液晶パネルを傷付けるような不都合をなくすることができ、また上側や下側掴み爪の通路の吸引解除にともない定位置近辺に端材を落下させることもできる。
この考案の液晶パネルを示す斜視図である。 折割装置の背面図である。 同上の一部切欠平面図である。 同側面図である。 上下の掴み爪を示す縦断拡大側面図である。 下流側端材の折割を示す縦断側面図である。 上流側端材の折割を示す縦断側面図である。
次にこの考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
この考案の実施形態の折割(分断)する液晶パネルAは、図1に示すように、例えばCFセル基板、電極としての液晶、TFTセル基板の積層構造のもので、折割のための供給前の液晶パネルAの上側基板A−1の上面及び下側基板A−2の下面には、大判な液晶パネルAから短冊状の大割液晶パネルBに折割する切断線1が、この切断線1に並行する端子出し切断線2が、また大割液晶パネルBを製品サイズに折割する単個切断線3が、この切断線3に並行する端子出し切断線4が前処理によってスクライブしてある。
勿論、液晶パネルAの上流、下流端や中間に端子出しのための端子出し切断線(図示省略)をスクライブすることもある。
そして、液晶パネルAの供給方向下流側及び供給方向の反対方向上流側端及び供給方向の下流側端には、ジャストカットの切断線5が存在する。
この考案の折割装置は、上述のジャストカットで、次に図2から図5に基づいて説明する。
上記の液晶パネルA(大割液晶パネルBも同様)は、上流側荷受け手段11から下流側荷受け手段12に供給される。
上記の上流側荷受け手段11及び下流側荷受け手段12としては、例えば、ベルトコンベヤで、供給液晶パネルAを上流側に移送し、移送姿勢を安定させるため、ベルトを多孔質とし、ベルトのキャリヤ側の下側に吸引ボックスを配置して、ベルト上に液晶パネルを安定させて移送する方式や、移載機(図示省略)を用いて折割装置(後述する)に送り込む方式などを用いることもある。
また、上流側荷受け手段11と下流側荷受け手段12との間の両側に起立する支持部材13を設けて、この両支持部材13の対向内側面に支軸14を介し揺動体15の上下方向に向く両端の中間を回動自在に支承する。
さらに、上記揺動体15の上端側にレール16と、このレール16にスライド自在に係合したスライダ17とで前後方向にスライドするベース18を設けると共に、このベース18は、進退手段19により位置変更(この位置変更は、上流側端材と下流側端材との折割にともなう)できるようになっている。
上記の進退手段19としては、図示の場合シリンダ20を伸縮させてスライドするようにしたが、限定されず、例えばサーボモーターで雌ネジのねじ込んだ雄ネジをドライブ(可逆駆動)してベース18をスライドさせてもよい。
また、揺動体15の下端部側とベース18に設けてある縦方向のレール21に両側のスライダ22をスライド自在に係合して上下に掴み爪23、24を並設すると共に、この上下の掴み爪23、24は、昇降手段25により昇降するようになっている。
上記の昇降手段25に図示の場合シリンダを用いたが、限定されず、その他の方式で昇降させてもよい。
さらに、上記の揺動体15は、揺動作用手段26により時計、反時計方向に可逆揺動させるようになっている。
上記の揺動作用手段26には、図示の場合シリンダを用いたが、限定されず、その他の方式で揺動させることもある。
上記のように構成すると、上下の掴み爪23、24間に液晶パネルAの下流側端材が送り込まれたのち、昇降手段25により下側掴み爪24を上昇させ、かつ上側掴み爪23を降下させて、液晶パネルAの端材を上下の掴み爪23、24により図6の(イ)に示すように挟持する。
次いで、挟持下で揺動作用手段26により一方向に揺動体15を揺動させることで、図6の(ロ)に示すように端材Eが捻り折割され、折割後に昇降手段25により上下の掴み爪23、24を図6(ハ)に示すように離反方向に逃がす。
また、進退手段19によりベース18を上流方向にスライドさせたのち、上下の掴み爪23、24間に液晶パネルAの上流側端材が到達すると、昇降手段25により下側掴み爪24を上昇させ、かつ上側掴み爪23を下降させて、液晶パネルAの端材Eを上下の掴み爪23、24により図7の(イ)に示すように挟持する。
次いで、挟持下で揺動作用手段26により他方向に揺動体15を揺動させることで、図7の(ロ)に示すように端材Eが捻り折割され、折割後に昇降手段25により上下の掴み爪23、24を図7の(ハ)に示すように逃がす。
上記下側の掴み爪24には、その上面から内部に、また、上側の掴み爪23には、その下面から内部に、捻り折割された端材Eを吸引保持する吸引通路31が設けてある。
上記の吸引通路31は、上側掴み爪23及び下側掴み爪24内に設けてある中空室32と上側掴み爪23の下面及び下側掴み爪24の上面とが連通するようにし、中空室32内をホース(図示省略)に接続された吸引口33によって吸引するようになっている。
上記のように構成することで、前述のように上下の掴み爪23、24により捻り折割された端材Eは、吸引通路31の吸引にともない上側掴み爪23の下面や下側掴み爪24の上面に吸引保持されて、上側掴み爪23の下面や下側掴み爪24の上面に吸引通路31による吸引解除迄の間、一時的に保持されるので、液晶パネルの払い出しの際、共に端材Eが移動することが、吸引解除後に下側掴み爪24上から落下することになる。
上記の折割は、上述の下流、上流に限定されず、その他の折割は、液晶パネルAの中間部の折割(上側基板A−1及び下側基板A−2)にともなう端子出しや、中間部のジャストカットの際の端子出しや、下側基板A−2が上側、上側基板A−1が下側になった折割と同時に端子出しを行う際の端材Eを上側掴み爪23や下側掴み爪24の吸引通路31で吸引保持することもできる。
図中34はカレットの吸引通路である。
図中41は両側にスライダ22を有する掴み爪23、24を設置した支持座である。
A 液晶パネル
A−1 上側基板
A−2 下側基板
B 大割液晶パネル
E 端材
1 切断線
2 切断線
3 切断線
4 切断線
5 切断線
11 上流側荷受け手段
12 下流側荷受け手段
13 支持部材
14 支軸
15 揺動体
16 レール
17 スライダ
18 ベース
19 進退手段
20 シリンダ
21 レール
22 スライダ
23 上側掴み爪
24 下側掴み爪
25 昇降手段
26 揺動作用手段
31 吸引通路
32 中空室
33 吸引口
34 吸引通路

Claims (1)

  1. 供給液晶パネルの下面を荷受けするように前後に設けた荷受け手段と、この前後の荷受け手段間の両側で起立するように設けた支持部材と、この両支持部材の対向内側面に支軸を介し上下方向に向く両端の中間を回動自在に支承した揺動体と、この揺動体の上端側にレールとこのレールに係合したスライダとで前後方向にスライドするように設けたベースと、このベースを前後方向にスライドさせて位置変更可能にする進退手段と、上記揺動体の下端部側と上記ベースに設けてある縦方向のレールに両側のスライダをスライド自在に係合して上下に並設した掴み爪と、この両掴み爪を昇降させるように設けた昇降手段と、上記揺動体を前後方向に揺動させるように揺動作用手段とからなる捻り折割であって、上記上側及び下側の掴み爪に捻り折割にともない荷受けする端材が前記上側の掴み爪の下面及び下側の掴み爪の上面に吸引する吸引通路を設けたことを特徴とする液晶パネルの折割装置。
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