JP3195908U - クランプ金具装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図8に示すように、従来のクランプ金具装置70は、それぞれパイプ71、72を挟持する第1、第2のクランプ機構73、74を有し、この第1、第2のクランプ機構73、74を、それぞれの平面座75、76を背中合わせにして、4本のリベット77(通常、直径Dが6mm)により連結している。
また、図8の上部には、各平面座75、76に形成されているリベット孔86を示す。
クランプ金具装置70の製造に際しては、第1、第2のクランプ機構73、74をプレス成形する他、各平面座75、76に設けた4つのリベット孔86にそれぞれリベット77を入れ込む必要があり、余分な材料が必要となっていた。
また、リベット77に、通常直径Dが6mmのものを使用しているため、引っ張りに対してはある程度の強度を有するが、剪断に対してはリベット77とリベット孔86との間に多少のガタ(隙間)を設ける必要があることもあり、1又は2本のリベット77に剪断力が集中して、強度不足が生じる場合があった。
勿論、リベットの直径を大きくすることも考えられるが、組み立てにあっては、リベットの頭部を押し潰してかしめるため、隣り合うリベットを隙間を有して配置することが必要となり、クランプ機構の大型化に繋がるという問題があった。
それぞれの前記第1、第2の平面座の中央に形成される仮想(即ち、架空)正方形の斜め対角位置a、cにそれぞれ、管状突起と、該管状突起が密着嵌入するかしめ孔を設け、前記第1、第2の平面座の中央に形成される前記仮想正方形の他の対角位置b、dにそれぞれ、掛止突起と、該掛止突起が密着嵌入する掛止部を設け、
前記第1、第2のクランプ機構を、前記管状突起と前記かしめ孔、及び、前記掛止突起と前記掛止部を用いて連結している。
また、前記第1、第2のクランプ機構に支持される支持パイプは直交し、前記第1、第2の平面座に形成される前記管状突起と前記かしめ孔の形成位置が逆になっていてもよい。
従って、余分な材料を使用せず、十分な強度を有し、安価で組み立て易いクランプ金具装置を提供できる。
図1〜図5に示すように、本考案の一実施の形態に係るクランプ金具装置10は、鋼材(例えば、普通鋼、炭素鋼、高張力鋼)からなって、それぞれの第1、第2の平面座11、12を介して背中合わせに(第1、第2の平面座11、12を向かい合わせて)連結される第1、第2のクランプ機構13、14を備えるものであり、余分な材料を使用することなく、十分な強度を有し、安価で組み立て易いものである。以下、詳しく説明するが、第2のクランプ機構14は第1のクランプ機構13と略同様の構成であるため、同一部材に同一符号を付して、詳しい説明を省略する。
また、第2のクランプ機構14も、支持パイプ23の外側面に一致させた第1の凹部16を内側に有する固定受け部材24と、この固定受け部材24に第1のピン18を介して基端部が連結され、支持パイプ23の外側面に一致する第2の凹部21を内側に有する可動受け部材22とを備えている。
また、第2のクランプ機構14も、更に、固定受け部材24の先端部に回動自在に第2のピン25を介して取付けられ、螺合するナット26によって固定受け部材24と可動受け部材22により支持パイプ23の締結を行う取付けボルト27を備えている。
なお、図4、図5(A)に示すように、上記した第1、第2の平面座(平面部分をいう)11、12は正方形(長方形でもよい)であり、この正方形の中央に軸心を同じくして形成される仮想正方形S1、S2の角部位置に、上記した管状突起28、29、かしめ孔30、31、掛止突起32、33、及び、掛止孔34、35が形成されている。以下、詳しく説明する。
ここで、一方の管状突起28を他方のかしめ孔31に、他方の管状突起29を一方のかしめ孔30に、それぞれ密着嵌入させ、図1、図3、図5(A)、(D)に示すように、各管状突起28、29の先側の幅を各かしめ孔31、30の内径より広げることで、第1のクランプ機構13と第2のクランプ機構14との連結状態を維持できる。
このように、第1の平面座11における掛止突起32及び掛止孔34の形成位置と、第2の平面座12における掛止突起33及び掛止孔35の形成位置とは、逆の位置になっている。
このように、第1のクランプ機構13に対する第2のクランプ機構14の回転を防止できれば、掛止突起の形状は、上記した筒状のものに限定されるものではなく、単なる凸部とすることもでき、また、掛止孔の形状も、上記した貫通孔に限定されるものではなく、上記した凸部が嵌入する有底の凹部とすることもできる。
この場合、2つの固定受け部材40、24の第1、第2の平面座41、12に設けられた管状突起42、29とかしめ孔43、31、及び、筒状(管状)の掛止突起44、33と掛止孔(掛止部の一例)45、35を用いて、2つの固定受け部材40、24を連結する。なお、上記した第1の平面座(平面部分をいう)41も正方形であり、この正方形の中央に軸心を同じくして形成される仮想正方形S3の角部位置に、管状突起42、かしめ孔43、掛止突起44、及び、掛止孔45が形成されている。以下、詳しく説明する。
ここで、一方の管状突起42を他方のかしめ孔31に、他方の管状突起29を一方のかしめ孔43に、それぞれ密着嵌入させ、各管状突起42、29の先側の幅を各かしめ孔31、43の内径より広げることで、2つの固定受け部材40、24の連結状態を維持できる。
ここで、一方の掛止突起44を他方の掛止孔35に、他方の掛止突起33を一方の掛止孔45に、それぞれ密着嵌入させることで(各掛止突起44、33の先側の幅はそのままで)、一方の固定受け部材40に対する他方の固定受け部材24の回転を防止できる。
従って、対角位置にある管状突起28とかしめ孔30の距離、及び、管状突起29とかしめ孔31の距離は、28.2mm(25.4〜32.5mm)となるため、管状突起28、29の基部の直径(外側径)とかしめ孔30、31の直径(内径)を、十分に大きくできる。
更に、管状突起28、29の厚み(肉厚)は、1.2〜1.8mmであるから、最小条件(管状突起の直径を11mm、厚みを1.2mm)で計算すると、各管状突起28、29の断面積が37mm2となり、直径が6mmのリベット(断面積28mm2)より大きくなって、剪断破壊強度と引っ張り強度がともに大きくなる。
この円孔の直径は、管状突起28、29の長さ、外径、及び、内径によって決定されるが、プレスしても金属の容積は変わらないので、周知の方法によって容易に計算できる。
このテーパー部46のテーパー角は40〜50度程度となって、突出側の最大径は、かしめ孔30、31の内径+1.8〜3.5mm程度となっている。このテーパー部46の形成は、かしめ孔30、31をプレス抜きするときに同時に作製するのが好ましい。
この掛止突起32、33の形成は、上記した管状突起28、29の形成と同様の方法により実施できる。
このテーパー部47の形成は、掛止孔34、35をプレス抜きするときに同時に作製するのが好ましい。
また、管状突起28、29の先端部外側に面取り(0.2〜0.5mm)を行うと、管状突起28、29の基部外径とかしめ孔31、30の内径を一致させることができ、これによって、管状突起28、29とかしめ孔31、30のガタをなくすことができる。
前記実施の形態においては、第1、第2のクランプ機構は同一直径の支持パイプを固定するようにしていたが、第1、第2のクランプ機構に異なる直径の支持パイプを挟持させてもよい。
また、前記実施の形態では、第1、第2のクランプ機構に支持される支持パイプが直交するように、管状突起、かしめ孔、掛止突起、及び、掛止部の形成位置を設定したが、これらの形成位置を変更することで、第1、第2のクランプ機構に支持される支持パイプを平行とすることもできる。
Claims (4)
- 支持パイプの外側面に一致させた第1の凹部を内側に有する固定受け部材と、該固定受け部材の基端部に回動自在に第1のピンを介して連結され、先端部にはナット受け座が形成されて、前記支持パイプの外側面に一致する第2の凹部を内側に有する可動受け部材と、前記固定受け部材の先端部に回動自在に第2のピンを介して取付けられ、その先部が前記ナット受け座に装着され、螺合するナットによって前記固定受け部材と前記可動受け部材による前記支持パイプの締結を行う取付けボルトとをそれぞれ備えた第1、第2のクランプ機構を、それぞれの前記固定受け部材に形成された第1、第2の平面座を介して背中合わせに連結されたクランプ金具装置において、
それぞれの前記第1、第2の平面座の中央に形成される仮想正方形の斜め対角位置a、cにそれぞれ、管状突起と、該管状突起が密着嵌入するかしめ孔を設け、前記第1、第2の平面座の中央に形成される前記仮想正方形の他の対角位置b、dにそれぞれ、掛止突起と、該掛止突起が密着嵌入する掛止部を設け、
前記第1、第2のクランプ機構を、前記管状突起と前記かしめ孔、及び、前記掛止突起と前記掛止部を用いて連結したことを特徴とするクランプ金具装置。 - 請求項1記載のクランプ金具装置において、前記第1、第2のクランプ機構に支持される支持パイプは直交し、前記第1、第2の平面座に形成される前記掛止突起と前記掛止部の形成位置が逆になっていることを特徴とするクランプ金具装置。
- 請求項1記載のクランプ金具装置において、前記第1、第2のクランプ機構に支持される支持パイプは直交し、前記第1、第2の平面座に形成される前記管状突起と前記かしめ孔の形成位置が逆になっていることを特徴とするクランプ金具装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のクランプ金具装置において、前記管状突起が嵌入するかしめ孔の出側には円錐台状のテーパー部が形成されていることを特徴とするクランプ金具装置。
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JP2014006268U JP3195908U (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | クランプ金具装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016211355A (ja) * | 2015-04-30 | 2016-12-15 | 平和技研株式会社 | クランプ金具装置の製造方法及びクランプ金具装置 |
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