JP3195901B2 - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP3195901B2
JP3195901B2 JP06660696A JP6660696A JP3195901B2 JP 3195901 B2 JP3195901 B2 JP 3195901B2 JP 06660696 A JP06660696 A JP 06660696A JP 6660696 A JP6660696 A JP 6660696A JP 3195901 B2 JP3195901 B2 JP 3195901B2
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダビームの
対象物による反射波から得られる情報をもとに対象物
(例えば気象レーダであれば対象物は雨滴、雪、ひょ
う、雲等)の強度を測定するレーダ装置に関し、特に得
られたデータの整形処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図18は従来のレーダ装置の構成を示す
ブロック図であり、レーダ装置100において、1はア
ンテナ・送受信部、2は信号処理部、3はCAPPI
(Constant Altitude Plane Position Indication)
変換部、4は等高度変換処理部、5は直交座標変換処理
部、6は表示制御部である。
【0003】次に動作について説明する。アンテナ・送
受信部1は、電波(マイクロ波パルス)を周囲に発射し、
対象物から反射してきたエコーを受信し、増幅する。な
お、以下の説明ではレーダ装置を気象レーダ装置とし、
その対象物を雨滴として説明する。信号処理部2は、増
幅された受信エコーを入力し、仰角毎に方位・距離の極
座標メッシュに対応した受信電力値情報(dB)に変換
し、その後いわゆるレーダ方程式に従って雨量強度値
(mm/H)を求める。
【0004】CAPPI変換部3は、等高度変換処理部
4と直交座標変換処理部5とに区別される。等高度変換
処理部4では、ビームの大気屈折及び地球の局面を考慮
した上で、地表の高度にそった平面データに置き換え
る。直交座標変換処理部5では、等高度となった極座標
雨量強度データを直交座標のメッシュに当てはめてるこ
とにより、直交座標雨量強度データを求める。
【0005】このようにして得られた直交座標雨量強度
データは、例えば表示制御部6のようなものに表示され
たり、高度方向の広がりにより発雷の可能性を検出する
のに用いられる。
【0006】ところで図19は、アンテナ・送受信部1
から発射される電波の各ビームの空間上の目標体積を示
す模式図である。この図から判るように、ビームは発射
地点から遠ざかる程、広がりをもち、その目標体積A、
Bは「ビーム幅」「距離」および「送信パルス幅」で決
まる。すなわち、前述のようにして求めた直交座標雨量
強度データは、ビームが広がりを持つために、例えば点
aと点bは、各々目標体積Aと目標体積B全体の雨量強
度であるため、近傍でありながら連続性に欠けている。
この状況は、アンテナから遠くなるほど顕著になる。
【0007】図20は、この状況を従来のCAPPI変
換処理(特に等高度変換処理)で示したものである。等高
度変換処理部4においては、求めたい平面座標位置につ
いて、そのポイントから最も近いビームの値を採用す
る。なお、上記目標体積に該当する雨量強度データは、
レーダビーム中心にて代表させている。図20を見る
と、点a〜点fはビーム1の雨量強度を採用している
が、点g〜点hはビーム2を採用している。このため、
両ビームの境界である点fと点gの間には大きな差異の
生ずる可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来のレーダ装置では、ある高度の雨量強度を求めた
とき、ビーム間に境界が存在する。そのため、等高度雨
量強度データを端末等で表示させたときに、円形の境界
線が表示されてしまう等、表示画面が違和感のあるもの
となってしまう等の問題があった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、等高度座標データ上の境界をよ
り真実に近い形で整形するようにしたレーダ装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的に鑑み、この
発明は、仰角を徐々に変化させながら周囲に電波を発射
して対象物から反射してきた反射波を受信する送受信手
段と、受信した反射波を仰角毎に方位、距離の極座標に
対応した対象物強度値に変換する信号処理手段と、上記
対象物強度値を地表の高度に沿った等高度直交座標に対
応し、かつ平滑化により整形された等高度直交座標デー
タに変換するCAPPI変換手段と、を備え、上記CA
PPI変換手段が、上記信号処理手段からの対象物強度
値を地表の高度に沿った平面の強度データに変換する等
高度変換処理部と、この等高度変換処理手段の平面の強
度データを求める際に高度方向のデータによる移動平均
を求めるCAPPIゲート平均処理部と、上記CAPP
Iゲート平均処理部で平均化された上記等高度変換処理
部からの平均化強度データをさらに、同一高度の周囲の
データによる移動平均を求めた再平均化強度データに変
換するスムージング処理部と、上記スムージング処理部
からの極座標に対応した上記再平均化強度データを直交
座標に対応した直交座標再平均化強度データに変換する
直交座標変換処理部と、からなることを特徴とするレー
ダ装置にある。 また、仰角を徐々に変化させながら周囲
に電波を発射して対象物から反射してきた反射波を受信
する送受信手段と、受信した反射波を仰角毎に方位、距
離の極座標に対応した対象物強度値に変換する信号処理
手段と、上記対象物強度値を地表の高度に沿った等高度
直交座標に対応し、かつ平滑化により整形された等高度
直交座標データに変換するCAPPI変換手段と、を備
え、上記CAPPI変換手段が、上記信号処理手段から
の対象物強度値を地表の高度に沿った平面の強度データ
に変換する等高度変換処理部と、この等高度変換処理手
段の平面の強度データを求める際に直線補間を行う直線
補間処理部と、上記直線補間処理部で補間された上記等
高度変換処理手段の補間強度データをさらに、同一高度
の周囲のデータからの移動平均を求めた平均化補間強度
データに変換するスムージング処理部と、上記スムージ
ング処理部からの極座標に対応した平均化補間強度デー
タを直交座標に対応した直交座標平均化補間強度データ
に変換する直交座標変換処理部と、からなることを特徴
とするレーダ装置にある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を各実施の形態に
ついて説明する。 実施の形態1. 図1はこの発明の一実施の形態によるレーダ装置の構成
を示すブロック図である。レーダ装置110において、
1はアンテナ・送受信部、2は信号処理部、3AはCA
PPI変換部、4は等高度変換処理部、5は直交座標変
換処理部、6は表示制御部、7はスムージング処理部で
ある。従来のものと同一符号で示す部分は、同一もしく
は相当部分を示す。このレーダ装置110ではCAPP
I変換部3Aにスムージング処理部7が設けられてい
る。
【0012】なお、アンテナ・送受信部1が送受信手段
を構成し、信号処理部2が信号処理手段を構成し、CA
PPI変換部3AがCAPPI変換手段を構成する。
【0013】また実施の形態1では、スムージング処理
部7は図2に示す同一高度方位方向移動平均算出部7a
で構成される。
【0014】以下、動作について説明する。1から4ま
での動作は従来と同様である。等高度変換処理部4にて
等高度となった雨量強度データをスムージング処理す
る。次に同一高度方位方向移動変平均算出部7aにて、
図5で示すように同一高度のレーダ中心から方位方向に
数ポイントずつサンプリングし、移動平均を行ってい
く。スムージング処理を終えた後、直交座標変換処理部
5により直交座標雨量強度データが生成される。
【0015】実施の形態2. 上記実施の形態1では一定高度面での極座標データに対
してレーダ中心から移動平均を行ったが、実施の形態2
では一定範囲内での平均化を行う。実施の形態2では、
スムージング処理部7は図3に示す同一高度一定範囲移
動平均算出部7bで構成される。
【0016】この実施の形態ではスムージング処理の
際、図6で示すように、求める直交座標について平均化
対象範囲内の複数の極座標メッシュを対応させ、その移
動平均値を当該メッシュの雨量強度データとした。
【0017】実施の形態3. さらに上記実施の形態1および2では一定範囲内で単純
平均しているが、実施の形態3では実施の形態1および
2において、加重移動平均を求めるようにする。実施の
形態3では、スムージング処理部7は図4に示す同一高
度加重移動平均算出部7cで構成される。
【0018】この実施の形態では、上記実施の形態1お
よび2の平均化の際に、当該メッシュ中心近傍の極座標
メッシュに重みを持たせた加重移動平均を求めるように
し、よりスムーズで真実に近いデータを得るスムージン
グ処理を行うようにした。
【0019】実施の形態4. 上記実施の形態1〜3では同一高度面でのデータに対し
て平均化を行ったが、高度方向に平均化を行っても良
い。図7はこの発明の別の実施の形態によるレーダ装置
の構成を示すブロック図である。このレーダ装置120
ではCAPPI変換部3Bに高度方向に平均化を行うC
APPIゲート平均処理部8が設けられている。
【0020】実施の形態4では、CAPPIゲート平均
処理部8は図8に示す高度方向移動平均算出部8aで構
成される。
【0021】等高度変換処理部4で等高度極座標雨量強
度データを求める際、CAPPIゲート平均処理部8を
構成する高度方向移動平均算出部8aにより、図10で
示すように求める直交座標メッシュの上下すなわち高度
方向についてCAPPIゲート範囲内のデータを求めて
平均値を算出し、その後、直交座標変換処理部5で直交
座標データに変換するようにした。
【0022】実施の形態5. さらに上記実施の形態4では単純平均しているが、実施
の形態5では実施の形態4において、加重移動平均を求
めるようにする。実施の形態5では、CAPPIゲート
平均処理部8は図9に示す高度方向加重移動平均算出部
8bで構成される。
【0023】この実施の形態では、上記実施の形態4の
平均化の際に、求めるメッシュに最も近いデータについ
て重みを持たせた加重移動平均を求めるようにして、よ
りスムーズで真実に近いデータを得る処理を行うように
した。
【0024】実施の形態6. 上記実施の形態4、5では、平均化の際にビーム間の距
離を考慮していないが、ビーム間の距離により直線補間
しても良い。図11はこの発明の別の実施の形態による
レーダ装置の構成を示すブロック図である。このレーダ
装置130ではCAPPI変換部3Cにデータの直線
を行う直線補間処理部9が設けられている。
【0025】実施の形態6では、直線補間処理部9は図
12に示す高度方向直線補間処理部9aで構成される。
【0026】等高度変換処理部4で等高度極座標雨量強
度データを求める際、高度方向直線補間処理部9aによ
り、図15で示すように、求める直交座標メッシュの上
下にある2点x、y間について直線補間による外挿を行
って極座標データを求め、その後、直交座標変換処理部
5で直交座標データに変換するようにした。
【0027】実施の形態7. 上記実施の形態6では、高度の異なる同一メッシュを使
用して直線補間したが、最も近い2点間を使用しても良
い。実施の形態7では、直線補間処理部9は図13に示
す隣接点直線補間処理部9bで構成される。
【0028】この実施の形態では、隣接点直線補間処理
部9bにより、図15の破線で示すように最も近い2点
xa、ya間について直線補間による外挿を行って極座
標データとした。
【0029】実施の形態8. 上記実施の形態6、7では、高度の異なる同一メッシュ
もしくは最も近い2点間を使用して直線補間したが、各
々の直線補間を行った後に両者を平均してもよい。実施
の形態8では、直線補間処理部9は図14に示す複合直
補間処理部9cで構成される。
【0030】この実施の形態では、複合直線補間処理部
9cにより、実施の形態6による直交座標メッシュの上
下にある2点間の直線補間と、実施の形態7の最も近い
2点間を使用した直線補間との各々の直線補間を行った
後に両者を平均した複合直線補間を行うようにして、よ
りスムーズで真実に近いデータを得る処理を行うように
した。
【0031】実施の形態9. 上記実施の形態1〜3では、従来のCAPPI変換を行
った後に同一高度で平均化を行ったが、上記実施の形態
4、5のいずれかにおける高度方向でのCAPPIゲー
ト平均処理を行った後に実施の形態1〜3のいずれかに
よる同一高度内での平均化を行ってもよい。図16にこ
の実施の形態9のレーダ装置140のブロック図を示
す。各ブロックの動作については既に述べているので説
明は省略する。これによりさらによりスムーズで真実に
近いデータを得る処理を行うようにした。
【0032】実施の形態10. 上記実施の形態1〜3では、従来のCAPPI変換を行
った後に同一高度で平均化を行ったが、上記実施の形態
6〜8のいずれかにおける高度方向での直線補間処理を
行った後に、実施の形態1〜3のいずれかによる同一高
度内での平均化を行ってもよい。図17にこの実施の形
態10のレーダ装置150のブロック図を示す。各ブロ
ックの動作については既に述べているので説明は省略す
る。これによりさらによりスムーズで真実に近いデータ
を得る処理を行うようにした。
【0033】なお、上記実施の形態は対象物を雨滴とし
て説明したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、対象物は気象現象に関する他の雪、ひょう、雲、さ
らに他の分野のものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】上記のようにこの発明の第1の発明で
は、仰角を徐々に変化させながら周囲に電波を発射して
対象物から反射してきた反射波を受信する送受信手段
と、受信した反射波を仰角毎に方位、距離の極座標に対
応した対象物強度値に変換する信号処理手段と、上記対
象物強度値を地表の高度に沿った等高度直交座標に対応
し、かつ平滑化により整形された等高度直交座標データ
に変換するCAPPI変換手段と、を備え、極座標に対
応した対象物強度値を移動平均法や直線補間等の平滑化
により整形したので、スムージング効果が得られ、等高
度座標データ上の境界をより真実に近い形で整形でき、
見やすくかつ正確なレーダ画像が得られるレーダ装置を
提供できる等の効果が得られる。
【0035】この発明の第2の発明は、上記対象物が気
象現象に関するものであり、気象レーダ装置として見や
すくかつ正確なレーダ画像が得られるレーダ装置を提供
できる等の効果が得られる。
【0036】この発明の第3ないし第5の発明では、ス
ムージング処理部を設け、同一高度の周囲、例えば同一
高度のレーダの方位方向や一定範囲のデータによる移動
平均を求めることによりデータの整形を行うようにした
ので、等高度座標データ上の境界をより真実に近い形で
整形でき、見やすくかつ正確なレーダ画像が得られるレ
ーダ装置を提供できる等の効果が得られる。
【0037】この発明の第6の発明では、上記第3ない
し第5の発明の移動平均を、重み付けをした加重移動平
均としたので、より真実に近い形で整形ができ、さらに
見やすくかつ正確なレーダ画像が得られるレーダ装置を
提供できる等の効果が得られる。
【0038】この発明の第7の発明では、CAPPIゲ
ート平均処理部を設け、高度方向のデータの移動平均を
求めることによりデータの整形を行うようにしたので、
等高度座標データ上の境界をより真実に近い形で整形
し、見やすくかつ正確なレーダ画像が得られるレーダ装
置を提供できる等の効果が得られる。
【0039】この発明の第8の発明では、上記第7の発
明の移動平均を、重み付けをした加重移動平均としたの
で、より真実に近い形で整形ができ、さらに見やすくか
つ正確なレーダ画像が得られるレーダ装置を提供できる
等の効果が得られる。
【0040】この発明の第9ないし11の発明では、直
補間処理部を設け、異なる高度にある2点間あるいは
最も近い2点間についてデータの直線補間を行うように
したので、等高度座標データ上の境界をより真実に近い
形で整形でき、見やすくかつ正確なレーダ画像が得られ
るレーダ装置を提供できる等の効果が得られる。
【0041】この発明の第12の発明では、異なる高度
にある2点間について直線補間を行う高度方向直線補間
と、最も近い2点間について直線補間を行う隣接点直線
補間とを行い、これらの平均を求める複合直線補間を行
うようにしたので、より真実に近い形でデータの整形が
でき、さらに見やすくかつ正確なレーダ画像が得られる
レーダ装置を提供できる等の効果が得られる。
【0042】この発明の第13の発明では、上記CAP
PI変換手段を、上記信号処理手段からの対象物強度値
を地表の高度に沿った平面の強度データに変換する等高
度変換処理部と、この等高度変換処理手段の平面の強度
データを求める際に高度方向のデータによる移動平均を
求めるCAPPIゲート平均処理部と、上記CAPPI
ゲート平均処理部で平均化された上記等高度変換処理部
からの平均化強度データをさらに、同一高度の周囲のデ
ータによる移動平均を求めた再平均化強度データに変換
するスムージング処理部と、上記スムージング処理部か
らの極座標に対応した上記再平均化強度データを直交座
標に対応した直交座標再平均化強度データに変換する直
交座標変換処理部と、で構成し、高度方向の移動平均を
求めたものをさらに同一高度で移動平均したので、等高
度座標データ上の境界をより真実に近い形で整形でき、
さらに見やすくかつ正確なレーダ画像が得られるレーダ
装置を提供できる等の効果が得られる。
【0043】この発明の第14の発明では、上記CAP
PI変換手段を、上記信号処理手段からの対象物強度値
を地表の高度に沿った平面の強度データに変換する等高
度変換処理部と、この等高度変換処理手段の平面の強度
データを求める際に直線補間を行う直線補間処理部と、
上記直線補間処理部で補間された上記等高度変換処理手
段の補間強度データをさらに、同一高度の周囲のデータ
からの移動平均を求めた平均化補間強度データに変換す
るスムージング処理部と、上記スムージング処理部から
の極座標に対応した平均化補間強度データを直交座標に
対応した直交座標平均化補間強度データに変換する直交
座標変換処理部と、で構成し、直線補間したものをさら
に同一高度で移動平均したので、等高度座標データ上の
境界をより真実に近い形で整形でき、さらに見やすくか
つ正確なレーダ画像が得られるレーダ装置を提供できる
等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態によるレーダ装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1のスムージング処理
部の構成を示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態2のスムージング処理
部の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態3のスムージング処理
部の構成を示すブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態1における移動平均を
説明するための図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における移動平均を
説明するための図である。
【図7】 この発明の別の実施の形態によるレーダ装置
の構成を示すブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4のCAPPIゲート
平均処理部の構成を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態5のCAPPIゲート
平均処理部の構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4の移動平均を説明
するための図である。
【図11】 この発明の別の実施の形態によるレーダ装
置の構成を示すブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態6の直線補間処理部
の構成を示すブロック図である。
【図13】 この発明の実施の形態7の直線補間処理部
の構成を示すブロック図である。
【図14】 この発明の実施の形態8の直線補間処理部
の構成を示すブロック図である。
【図15】 この発明の実施の形態6および7の直線
を説明するための図である。
【図16】 この発明の実施の形態9によるレーダ装置
の構成を示すブロック図である。
【図17】 この発明の実施の形態10によるレーダ装
置の構成を示すブロック図である。
【図18】 従来のレーダ装置の構成を示すブロック図
である。
【図19】 従来のレーダ装置におけるビームの目標体
積を説明するための模式図である。
【図20】 従来のCAPPI変換処理を説明するため
の概念図である。
【符号の説明】
1 アンテナ・送受信部、2 信号処理部、3A,3
B,3C,3D,3ECAPPI変換部、4 等高度変
換処理部、5 直交座標変換処理部、6 表示制御部、
7 スムージング処理部、7a 同一高度方位方向移動
平均算出部、7b 同一高度一定範囲移動平均算出部、
7c 同一高度加重移動平均算出部、8CAPPIゲー
ト平均処理部、8a 高度方向移動平均算出部、8b
高度方向加重移動平均算出部、9 直線補間処理部、9
a 高度方向直線補間処理部、9b 隣接点直線補間
理部、9c 複合直線補間処理部、110,120,1
30,140,150 レーダ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−140227(JP,A) 特開 平7−110379(JP,A) 特開 平3−214354(JP,A) 特開 平6−82546(JP,A) 特開 平7−95410(JP,A) 特開 平6−180359(JP,A) 特開 平6−66926(JP,A) 特開 昭55−37953(JP,A) 国際公開95/12131(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仰角を徐々に変化させながら周囲に電波
    を発射して対象物から反射してきた反射波を受信する送
    受信手段と、 受信した反射波を仰角毎に方位、距離の極座標に対応し
    た対象物強度値に変換する信号処理手段と、 上記対象物強度値を地表の高度に沿った等高度直交座標
    に対応し、かつ平滑化により整形された等高度直交座標
    データに変換するCAPPI変換手段と、 を備え、上記CAPPI変換手段が、 上記信号処理手段からの対象物強度値を地表の高度に沿
    った平面の強度データに変換する等高度変換処理部と、 この等高度変換処理手段の平面の強度データを求める際
    に高度方向のデータによる移動平均を求めるCAPPI
    ゲート平均処理部と、 上記CAPPIゲート平均処理部で平均化された上記等
    高度変換処理部からの平均化強度データをさらに、同一
    高度の周囲のデータによる移動平均を求めた再平均化強
    度データに変換するスムージング処理部と、 上記スムージング処理部からの極座標に対応した上記再
    平均化強度データを直交座標に対応した直交座標再平均
    化強度データに変換する直交座標変換処理部と、 からなることを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 仰角を徐々に変化させながら周囲に電波
    を発射して対象物から反射してきた反射波を受信する送
    受信手段と、 受信した反射波を仰角毎に方位、距離の極座標に対応し
    た対象物強度値に変換する信号処理手段と、 上記対象物強度値を地表の高度に沿った等高度直交座標
    に対応し、かつ平滑化により整形された等高度直交座標
    データに変換するCAPPI変換手段と、 を備え、上記CAPPI変換手段が、 上記信号処理手段からの対象物強度値を地表の高度に沿
    った平面の強度データに変換する等高度変換処理部と、 この等高度変換処理手段の平面の強度データを求める際
    に直線補間を行う直線補間処理部と、 上記直線補間処理部で補間された上記等高度変換処理手
    段の補間強度データをさらに、同一高度の周囲のデータ
    からの移動平均を求めた平均化補間強度データに変換す
    るスムージング処理部と、 上記スムージング処理部からの極座標に対応した平均化
    補間強度データを直交座標に対応した直交座標平均化補
    間強度データに変換する直交座標変換処理部と、 からなることを特徴とするレーダ装置。
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