JP3195849U - プリント基板の固定具およびプリント基板の固定具を使用した装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】子基板に実装されたコネクタを挿抜する際の機械的ストレスを軽減するためのプリント基板の固定具であり、容易に作製できる固定具を提供する。【解決手段】主基板1上に垂直方向に配置され、実装されたコネクタの近傍に第1のスリットを備える子基板2と、主基板上に垂直方向に配置され、第2のスリットを備える板状部材3とを備える電子装置において、第1のスリットに挿入される第3のスリットと、第2のスリットに挿入される第4のスリットを備え、子基板と板状部材を固定するための板状の固定部材4である。固定部材は、導電部を有しないプリント基板であり、子基板が組立完了後分離される捨て基板を用いる。【選択図】図1
Description
本考案は、プリント基板の固定する治具と治具を使用した装置に関する。
高さの異なる電子部品をプリント基板上に実装する際、子基板に高さの低い部品を実装し、主基板上に鉛直方向に実装すると、空間のスペースを有効に活用でき小型化が可能となる。
しかし、子基板は主基板と接する1方向のみで固定されるため、機械的な強度が弱い。特に子基板にコネクタを実装した場合は、コネクタの挿抜の際の利便性からコネクタを上部に配置すると良いが、上部は位置すると挿抜の際に機械的ストレスが子基板に加わり、子基板と主基板の接続部の破損または、子基板自体の破損等の恐れがある。
そこで特許文献1は、複数の子基板の上部にホルダを設け、子基板を固定する治具と、固定字具を用いた装置を提案する。
しかし、子基板は主基板と接する1方向のみで固定されるため、機械的な強度が弱い。特に子基板にコネクタを実装した場合は、コネクタの挿抜の際の利便性からコネクタを上部に配置すると良いが、上部は位置すると挿抜の際に機械的ストレスが子基板に加わり、子基板と主基板の接続部の破損または、子基板自体の破損等の恐れがある。
そこで特許文献1は、複数の子基板の上部にホルダを設け、子基板を固定する治具と、固定字具を用いた装置を提案する。
特許文献1は、子基板をホルダで固定する。子基板の突起部をホルダの挿通孔に挿通するので、カバーを取り付けることで確実な固定とすることができる。
しかし、専用のホルダを必要とする。また、カバーを装着することで確実に固定されるので、カバーを外した状態で行うコネクタの挿抜時の機械ストレスに対しては十分でない。本考案は、子基板に実装されたコネクタを挿抜する際の機械的ストレスを軽減ためのプリンt基板の固定具であり、容易に作製できる固定具を提案する。
しかし、専用のホルダを必要とする。また、カバーを装着することで確実に固定されるので、カバーを外した状態で行うコネクタの挿抜時の機械ストレスに対しては十分でない。本考案は、子基板に実装されたコネクタを挿抜する際の機械的ストレスを軽減ためのプリンt基板の固定具であり、容易に作製できる固定具を提案する。
そこで本考案は、主基板上に垂直方向に配置され、実装されたコネクタの近傍に第1のスリットを備える子基板と、前記主基板上に垂直方向に配置され、第2のスリットを備える板状部材とを備える電子装置において、第1のスリットに挿入される第3のスリットと、第2のスリットに挿入される第4のスリットを備え、子基板と板状部材を固定するための板状の固定部材を提案する。固定部材は、導電部を有しないプリント基板であり、子基板が組立完了後分離される捨て基板を用いる。
本考案によると、子基板が組立完了後分離される捨て基板を利用したプリント基板の固定具を用いて、子基板のスリットと固定部材のスリットが互いに挿入されて子基板を固定するので、子基板に実装したコネクタの挿抜による機械ストレスを容易に軽減することができる。
本考案の実施例を図1から図3を用いて説明する。
図1は本考案の実施例を示す斜視図である。主基板1が水平に配置され、主基板1上に、各種の電子部品と共に、子基板2と子基板3が主基板1に対して垂直方向に配置される。子基板には各種電子部品と共にコネクタ5およびコネクタ6が実装される。また、子基板2は接続部材7および接続部材8によって主基板1にはんだ付けされる。子基板3は図示されないが同じ方法で主基板1にはんだ付けされる。板状の固定部材4で子基板2および子基板3を連結する。
図1は本考案の実施例を示す斜視図である。主基板1が水平に配置され、主基板1上に、各種の電子部品と共に、子基板2と子基板3が主基板1に対して垂直方向に配置される。子基板には各種電子部品と共にコネクタ5およびコネクタ6が実装される。また、子基板2は接続部材7および接続部材8によって主基板1にはんだ付けされる。子基板3は図示されないが同じ方法で主基板1にはんだ付けされる。板状の固定部材4で子基板2および子基板3を連結する。
子基板2は図2に示すように、コネクタ5およびコネクタ6の近傍にスリット9を備える。同様に子基板3には、子基板2の実装面に対し垂直方向でスリット9に対応する位置にスリット10を備える。固定部材4は図3に示すように、スリット9およびスリット10の対応する位置にスリット11およびスリット12を備える。この固定部材4を、スリット11とスリット9を互いに挿入し、スリット12とスリット10が互いに挿入するように装着する。これによって、子基板2と子基板3が互いに固定され、コネクタ5またはコネクタ6を挿雑する際にも、子基板に対する機械的ストレスを軽減することができる。それぞれのスリットは子基板2または子基板3の厚さに合わせて決定され、容易に外れない程度の長さにする。本実施例ではスリットの長さを5mmとしたが、コネクタの構造、子基板の大きさに応じて長さは変更する。また固定部材4は子基板から突き出ない寸法にする。このため、固定部材4が不用意にはづれることは少ない。また、子基板3は主基板1にねじ止めされているとより確実に子基板2が固定される。
銅はくを取り除いたプリント基板は、絶縁材なので固定部材に適する。複数のプリント基板を面付けする場合、不要な部分ができる。実施例では子基板2の面付けを図4とした。子基板2の周囲にはんだ付けの際に基板を保持するための捨て基板が配置される。この部分は実装完了後は分割して廃棄される。この捨て基板の部分を利用して固定部材4を作る。固定部材4は銅はくを剥離しておくことで最適な固定部材となる。
実施例では子基板3にはコネクタが実装されないが、子基板3にコネクタがあっても良い。子基板2と同様にコネクタの挿抜時の機械的ストレスを軽減できる。また、子基板3は電子部品を実装する子基板ではなく、半導体部品を放熱するために主基板1上に実装した放熱板でも良い。いづれも同様の効果を奏する。
本考案は、主基板に子基板を垂直方向に実装する場合のプリント基板の固定具として最適である。
1 主基板
2、3 子基板
4 固定部材
5,6 コネクタ
7,8 接続部材
9,10,11,12 スリット
2、3 子基板
4 固定部材
5,6 コネクタ
7,8 接続部材
9,10,11,12 スリット
Claims (4)
- 主基板上に垂直方向に配置され、実装されたコネクタの近傍に第1のスリットを備える子基板と、前記主基板上に垂直方向に配置され、第2のスリットを備える板状部材とを固定する固定具であって、
前記第1のスリットに挿入される第3のスリットと、前記第2のスリットに挿入される第4のスリットを備え、
導電部を有せず、前記主基板または子基板が組立完了後分離される捨て基板であることを特徴とするプリント基板の固定具。 - 前記板状部材は、第二の子基板であることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板の固定具。
- 前記板状部材は、半導体素子を放熱する放熱板であることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のプリント基板の固定具。
- 請求項1乃至3のプリント基板の固定具使用した電子機器装置。
Priority Applications (1)
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JP2014006282U JP3195849U (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | プリント基板の固定具およびプリント基板の固定具を使用した装置 |
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JP2014006282U JP3195849U (ja) | 2014-11-26 | 2014-11-26 | プリント基板の固定具およびプリント基板の固定具を使用した装置 |
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Family Applications (1)
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