JP2015119122A - 半田付け方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プリント基板の配線パターンが密集している所に、複数のリード端子を有する実装部品をフロー半田付けする場合でも、良好な半田上がりの状態が得られる半田付け方法を提供する。【解決手段】本発明の半田付け方法は、複数のスルーホールを有するとともに前記複数のスルーホールが設けられたスルーホール形成領域を挟んでその外側にそれぞれダミースルーホールを有するプリント基板に、前記複数のスルーホールに対応した複数のリード端子を有する実装部品と前記ダミースルーホールに対応したダミー端子を有するダミー部品とを熱伝導体で挟持した状態で配置する部品配置工程と、前記プリント基板と前記実装部品と前記ダミー部品とをフロー半田付けにより半田付けするフロー半田工程と、からなる。【選択図】図4

Description

本発明は両面または多層のプリント基板にフロー半田付けする半田付け方法に関するものである。
従来より、プリント基板に複数のスルーホールを設け、そのスルーホールに実装部品のリード端子を挿入し、その後、加熱溶融された半田を貯留した半田プールに、そのリード端子の先端が突出しているプリント基板の裏面側を接触させるフロー半田工程によりリード端子をプリント基板に半田付けする方法が知られている。
この方法では、溶融半田がプリント基板の裏面側から、スルーホールの内部を毛細管現象により表面側まで上昇し、プリント基板の部品面及び半田面のランドと部品のリード端子との半田付けが行われる。
なお、この半田が上昇する状態を半田上がりという。
プリント基板では、表面に銅箔が設けられた基板を必要な配線を形成するようにエッチング処理を行い、配線パターンを形成するが、配線の必要が無いような所は、そのままエッチングを行わずに銅箔を残し、グランド端子を設ける部分に利用したりすることが行われる。
このような広い範囲で銅箔が残留しているようなパターン部分をベタパターンという。
銅箔は熱伝導率が高く、ベタパターンが形成されていると、そのベタパターンの部分が放熱部となってしまうため、上述のようなフロー半田工程において、プリント基板が温まりにくく、このため半田上りの途中で半田が冷却固化してしまうことがある。
このようなことが起こると、プリント基板の表面に半田が十分に到達せず、プリント基板の表面の配線パターンとリード端子との電気的な接続不良が起きたり、電気的に接続できていたとしても、十分に半田が盛られていない状態であるため固定強度が低く、使用中に実装部品が外れるといった不良要因となる。
そこで、従来、スルーホールの近傍位置に、スルーホールとは別にプリント基板を貫通させたビアホールを複数個設け、そのビアホール内にも加熱溶融された半田を侵入させるようにし、その浸入した半田の熱でスルーホールを温め、良好な半田上がりを実現する方法が、特許文献1に開示されている。
特開2003−69202号公報。
プリント基板上の配線密度が低い、例えば、ベタパターンが設けられているような部分には、ビアホールを設けるスペースがあるので特許文献1のような方法が適用できる。
一方、複数のリード端子を有する電気コネクタや複数のリード端子を有するインテリジェントパワーモジュール(IPM)のような実装部品を実装するプリント基板の場合、その複数のリード端子のそれぞれに対応した配線パターンが密に存在するため、自由にビアホールのような貫通孔を形成することが困難である。
なお、インテリジェントパワーモジュール(IPM)とは、小基板上にパワー素子の駆動回路や保護回路が集積されたモジュールであり、実装用の大型のプリント基板に半田付けされるような、一般的に狭ピッチのリード端子を多数備えたモジュールのことである。
また、ビアホールを設けることを前提に配線パターンを形成することも可能であるが、この場合、ビアホールを避けるように配線パターンを形成しなければならないため、配線が複雑になり、配線パターンの形成に手間がかかるという問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、プリント基板の配線パターンが密集している所に、複数のリード端子を有する実装部品をフロー半田付けする場合でも、良好な半田上がりの状態が得られる半田付け方法を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、以下の構成によって把握される。
本発明の半田付け方法は、複数のスルーホールを有するとともに前記複数のスルーホールが設けられたスルーホール形成領域を挟んでその外側にそれぞれダミースルーホールを有するプリント基板に、前記複数のスルーホールに対応した複数のリード端子を有する実装部品と前記ダミースルーホールに対応したダミー端子を有するダミー部品とを熱伝導体で挟持した状態で配置する部品配置工程と、前記プリント基板と前記実装部品と前記ダミー部品とをフロー半田付けにより半田付けするフロー半田工程と、からなる。
本発明によれば、プリント基板の配線パターンが密集している所に、複数のリード端子を有する実装部品をフロー半田付けする場合でも、良好な半田上がりの状態が得られる半田付け方法を提供することができる。
本発明の一実施形態である半田付け方法における作業手順を説明する図である。 本発明の半田付け方法を実施するための実装部品、プリント基板、ダミー部品、熱伝導体の各構造を説明する図であり、(a)は半田付け前の状態を示す側面図、(b)は半田付け後の状態を示す側面図である。 図2の(a)におけるE−E線断面図である。 フロー半田工程Bの半田付けの作用を説明する図で、(a)は半田付け前の要部拡大断面図であり、(b)は(a)のG−G線方向より見た平面図であり、(c)は半田付け後の要部拡大断面図である。 図2及び図3に示した熱伝導体の取り付け構造とは異なる別の取り付け構造の一例を説明する図で、(a)はその正面図であり、(b)は(a)に示すH−H線方向より見た平面図であり、(c)は(a)に示す矢印I方向より見た側面図である。 図5に示した取り付け構造の変形例を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という)を、添付図面に基づいて詳細に説明する。
本発明に係る半田付け方法は、プリント基板に実装部品をフロー半田付けする際、ダミー部品と熱伝導体を使用して行うものであり、その半田付けの手順は図1に示すように、部品配置工程A、フロー半田工程Bの順に作業を進める。
図2から図4を参照しながら、具体的な実装部品及びプリント基板、ダミー部品、熱伝導体等の構造を説明するとともに、本発明による半田付け方法についての説明を行うが、図2及び図3に示す実装部品10及びプリント基板20、ダミー部品30、熱伝導体40の各形状及び構造は、あくまでも一例であり、本発明は、この実施形態に示される形状や構造に限定されるものではない。
図2に示す実装部品10としては、例えば、外部の電源機器や電子部品と、プリント基板20上の電子部品に接続されたプリント配線を電気的に接続するための電気コネクタである。
また、図2に示す実装部品10としては、例えば、小基板上に電子部品が集積されたモジュール部品(インテリジェントパワーモジュール)である。
このような実装部品10は、図2に示すように部品本体11(この図では底面だけが見えている)の側面から下方に折り曲げられ、真っ直ぐ下方に向かって延びる導電金属製の複数本(本例では5本)のリード端子12を有している。
プリント基板20は、図4に示すように、プリント基板20の上面(表面)に導電配線パターン22(以下、単に配線パターン22ともいう。)が形成された基板である。尚、プリント基板20は両面または多層基板であるため、配線パターンは上面だけではなく裏面にも存在する。
例えば、プリント基板20には、セラミック基板、ガラスエポキシ樹脂基板、フェノール樹脂基板といった一般的に使用される絶縁基板を使用することができる。
配線パターン22は、プリント基板20の表面に設けられた銅箔上に必要な配線パターンを描くように保護膜(レジスト)を設け、レジストが設けられていない銅箔部分をドライエッチングやウエットエッチングによって除去し、その後、レジストを取り除くことで形成することができる。
また、図4(a)に示すように、プリント基板20には、絶縁基板21の上面21Aから下面21Bまで貫通するようにして、実装部品10のリード端子12をそれぞれ挿入するための複数のスルーホール23が、そのリード端子12の各々に対応して形成されている。
図2に示すように、複数のスルーホール23が設けられた領域(以下、「スルーホール形成領域S」ともいう。)の両側には、そのスルーホール形成領域Sを挟んで、その外側のプリント基板20の位置に、上面21Aから下面21Bまで貫通する複数のダミースルーホール24(図4参照)が形成されている。
本実施形態では、複数のスルーホール23及びダミースルーホール24は、直線上に一列に並んだ状態にして形成されている。
ダミー部品30は、図2(a)に示すように、プリント基板20のスルーホール形成領域Sの両外側に形成されている複数のダミースルーホール24に対応して、その両外側に1つずつ、つまり、一対設けている。
各ダミー部品30は、板状の本体部31と、その本体部31を貫通して上下に突き出たダミー端子32とからなっている。
ダミー端子32は、後ほど説明するが熱伝導性の良い、例えば金属などからなることが好適である。
一方、本体部31は、後ほど説明するが、熱伝導率が低く熱が伝わりにくい材料、例えば、絶縁樹脂材料からなることが好適である。
熱伝導体40は、図3に示すように、リード端子12及びダミー端子32の側面を両側から挟むようにして、リード端子12及びダミー端子32に取り付けられる熱伝導体40a、40bで構成されている。
各熱伝導体40a、40bの挟み面41a、41bには、リード端子12及びダミー端子32に対応した凹溝42が設けられている。
このため、そのリード端子12及びダミー端子32が、各熱伝導体40a、40bによって挟まれた状態では、リード端子12及びダミー端子32の外周面が熱伝導体40に包み込まれ、リード端子12及びダミー端子32と熱伝導体40は接触した状態になっている。
熱伝導体40の材質は、熱伝導性が高い材料であれば、特に、限定されるものではないが、銅、アルミニウムなどが高い熱伝導率を有しているので好適である。
次に、図1に示した工程手順に従いながら、本発明の半田付け方法について説明を行う。
部品配置工程Aは、図2(a)に示すように、複数のスルーホール23及びそのスルーホールが形成されたリード端子孔形成領域Sを挟んで、その外側に、それぞれダミースルーホール24が形成されたプリント基板20と、複数のスルーホール23に対応した複数のリード端子12を有する実装部品10と、ダミースルーホール24に対応したダミー端子32を有するダミー部品30と、熱伝導体40a、40b(図3参照)とをフロー半田工程Bを実施するための状態に配置する工程である。
なお、図4(a)に示されるプリント基板20の下面(裏面)21Bで半田が付着すると困る部分に半田レジストを設けておく。
部品配置工程Aでは、具体的には、図2(a)に示すように、実装部品10の各リード端子12を、プリント基板20の上面(表面)21A側から対応するスルーホール23に各々挿入し、かつ、プリント基板20の上面21Aと実装部品10(部品本体11)との間に所要量の隙間を設けて、プリント基板20の上面(表面)21Aと実装部品10とが離間するように実装部品10をプリント基板20上に配置する。
同様に、一対のダミー部品30のダミー端子32を、プリント基板20の上面(表面)21A側から対応するプリント基板20のダミースルーホール24に挿入し、各ダミー部品30の本体部31をプリント基板20の上面21A上に当接した状態で配置する。
このようにしてプリント基板20上に配置された実装部品10は、図2(a)に示すように、各リード端子12がプリント基板20の下面(裏面)21Bから真っ直ぐ下方に向かって所定量突出して配置されている。
また、各ダミー部品30のダミー端子32の下端側もプリント基板20の下面(裏面)21Bから真っ直ぐ下方に向かって所定量突出するように配置されている。
本実施形態では、リード端子12もダミー端子32も略同じ長さだけプリント基板20の下面(裏面)21Bから突出するようにしているが、必ずしも、同じ長さだけ突出している必要はない。
前述したように、本実施形態では、複数のスルーホール23と複数のダミースルーホール24は、直線上に一列に並んだ状態にして形成されているので、各リード端子12及び各ダミー端子32も同じ直線上に一列に並んだ状態にある。
そして、図2(a)に示すように、プリント基板20と実装部品10(部品本体11)との間の位置に熱伝導体40を取付ける。
具体的には、図3に示すように、複数のリード端子12及び複数のダミー端子32の側面を、それぞれ両側から熱伝導体40a、40bで挟み、その一対の熱伝導体40a、40bの両端部分を図示しないクリップ等で挟んで固定し熱伝導体40a、40bが一体の状態となるようにすることで熱伝導体40が取り付けられた状態とする。
上記のように、クリップ等で挟んで熱伝導体40a、40bが一体化されていれば、半田付け工程終了後に、このクリップ等を外すだけで簡単に、熱伝導体40a、40bを取り外すことができる。
なお、図3に示すように、この熱伝導体40a、40bを、複数のリード端子12及び複数のダミー端子32にそれぞれ共通に取り付けた状態では、複数のリード端子12及び複数のダミー端子32のそれぞれの外周面は、それぞれ凹溝42の内面と接触した状態になる。
上記で説明した部品配置工程Aの手順は、一例に過ぎず、別の手順で行っても良い。
例えば、実装部品10の各リード端子12と一対のダミー部品30の各ダミー端子32とを、プリント基板20の複数のスルーホール23および複数のダミースルーホール24に挿通する作業を行う前に、各リード端子12と各ダミー端子32とを熱伝導体40a、40bで挟んで固定した状態にしておいて、その後、プリント基板20の複数のスルーホール23および複数のダミースルーホール24に、各リード端子12と各ダミー端子32を挿通するようにしても良い。
したがって、部品配置工程Aは、その手順に関係なく、複数のスルーホール23を有するとともに複数のスルーホール23が設けられたスルーホール形成領域Sを挟んでその外側にそれぞれダミースルーホール24を有するプリント基板20に、複数のスルーホール23に対応した複数のリード端子12を有する実装部品10とダミースルーホール24に対応したダミー端子32を有するダミー部品30とを、熱伝導体40a、40bで挟持した状態で配置する工程である。
フロー半田工程Bは、部品配置工程Aを終えて図2(a)に示すような各部品の配置状態で、プリント基板20の下面(裏面)21Bを下側にして、図示しない溶融状態の半田が貯留されている半田プールに下面(裏面)21Bを浸す工程である。
そうすると、溶融半田が、毛細管現象によってリード端子12とスルーホール23との間の隙間を上方に向かって上りはじめる。
このとき、半田プール内の溶融半田の熱が、前述したように、熱伝導率の良い各ダミー端子32及び各リード端子12を伝って熱伝導体40に伝達される。
そして、その熱によって熱伝導体40の温度が上昇する。
このため、プリント基板20は、半田プールからの熱で下面(裏面)21Bが加熱されるだけでなく、熱伝導体40の熱で上面(表面)21A側も加熱されることになる。
したがって、毛細管現象で半田50が上昇している途中で半田50が冷えて固化してしまうことが抑制され、良好な半田上がり状態が実現されるので、図4(c)に示すようなプリント基板20の上面(表面)21A側にも、きれいに半田50が盛られた状態となる。
また、ダミー部品30のダミー端子32を熱伝導性の良い金属などで形成し、溶融半田の熱を熱伝導体40に効率よく伝熱するとともに、ダミー部品30の本体部31を熱伝導率が低く熱が伝わりにくい材料、例えば、絶縁樹脂材料で構成するようにすることで伝熱途中での余計な放熱を抑制することができる。
フロー半田工程Bでの半田付けが終了したら、プリント基板20を半田プールより取り出す。その後、部品取り外し工程Cとして熱伝導体40を取り外す。
これにより、実装部品10の半田付け作業が完了し、図2(b)及び図4(c)に示すプリント基板20が得られる。
なお、前述したように、プリント基板20の裏面に半田50が付着すると困る部分には半田レジストが設けられているので、フロー半田工程Bの時に、そのような部位に半田50が形成されることはない。
上記のような、本実施形態の構成によれば、プリント基板20の裏面側からだけでなく上面側からも加熱するという状態が実現できる。
また、従来のビアホールを設ける方法のように、リード端子12の周辺の配線パターンが密集している所に孔を形成する必要がなく、スルーホール形成領域Sの外側の配線パターンが密集していない位置に貫通孔を設ければよいので、ダミー端子用の貫通孔(ダミースルーホール24)を設けるために配線が複雑になることもない。
さらに、ダミースルーホール24は、配線パターンがあまりない所に設けることができるので、必要に応じてダミースルーホール24の数を増やすことも可能である。
したがって、簡単に、熱伝導体40に与える熱量を増やすことができる。
本実施形態では、熱伝導体40を構成している熱伝導体40a、40bの各挟み面41a、41bには、複数のリード端子12と複数のダミー端子32を共通に挟んだとき、リード端子12及びダミー端子32の外周面との接触面積が増えるように凹溝42を形成したので、その分、良好に熱伝導体40に多くの熱を伝導させることが可能になっている。
しかしながら、この形状に限定されるものでは無く、例えば、図5に示すように、挟み面41a、41bに凹溝42を形成せずに平面状として、リード端子12とダミー端子32の各側面を単に両側から挟むようにしてもよい。
このようにすれば、熱伝導体40の加熱の面では、多少不利になるが、リード端子12やダミー端子32の位置に合わせて凹溝42を形成する必要がないので、その分、リード端子12やダミー端子32の配置間隔が異なる場合でも使用できる汎用性の高い熱伝導体40とすることができる。
また、熱伝導体40a、40bが複数のリード端子12とダミー端子32を共通に挟んで固定する方法として、例えば図5に示すように、一般に「ダブルクリップ」の名称で知られているクリップ61で熱伝導体40の両端側を挟んで固定するようにしてもよい。
このようなクリップ61は、クリップ本体62と、クリップ本体62の開閉を操作する一対の開閉レバー63とからなる。
その場合、クリップ61を止める熱伝導体40a、40bの外側の箇所に、クリップ本体62の挟持面の形状に倣って上方から下方に向かって傾斜するように形成した座面43(図5(c)参照)を各々設けておくと、クリップ61をより安定した状態で取り付けることができる。
なお、図5ではリード端子12の数を5本、ダミー端子32の数を2本とした場合である。
座面43は、クリップ61を取り付ける箇所だけでなく、例えば、図6に示すように、熱伝導体40a、40bの外側面全体をそれぞれ、クリップ本体62の挟持面形状に倣って上方から下方に向かって傾斜する断面形にして設けてもよい。
このようにしておけば、クリップ本体62で熱伝導体40a、40bを安定して挟持することができる。
以上、実施形態に基づいて本発明について説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されるものでは無い。
例えば、上記実施形態ではリード端子12とダミー端子32とがプリント基板20上で一列に並ぶように配置されている場合を説明してきた。
一般にリード端子などの配列は、この形態が多いと考えられるが、一列に並んでいなくても、その配列状態に合わせて熱伝導体の形状を設計すれば、同様の半田付け工程が実施可能である。
また、プリント基板20にベタパターンがあるような場合であっても、本発明を好適に適用できることは明らかである。
従って、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれものである。
A 部品配置工程
B フロー半田工程
S スルーホール形成領域
10 実装部品
11 部品本体
12 リード端子
20 プリント基板
21 絶縁基板
21A 上面(表面)
21B 下面(裏面)
22 配線パターン(導電配線パターン)
23 スルーホール
24 ダミースルーホール
30 ダミー部品
31 本体部
32 ダミー端子
40 熱伝導体
40a、40b 熱伝導体
41a、41b 挟み面
42 凹溝
43 座面
50 半田
61 クリップ
62 クリップ本体
63 開閉レバー

Claims (1)

  1. 複数のスルーホールを有するとともに前記複数のスルーホールが設けられたスルーホール形成領域を挟んでその外側にそれぞれダミースルーホールを有するプリント基板に、前記複数のスルーホールに対応した複数のリード端子を有する実装部品と前記ダミースルーホールに対応したダミー端子を有するダミー部品とを熱伝導体で挟持した状態で配置する部品配置工程と、
    前記プリント基板と前記実装部品と前記ダミー部品とをフロー半田付けにより半田付けするフロー半田工程と、からなることを特徴とする半田付け方法。
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