JP3194841B2 - 傾き検出装置およびこれを使用した入力装置 - Google Patents

傾き検出装置およびこれを使用した入力装置

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JP3194841B2 JP28449294A JP28449294A JP3194841B2 JP 3194841 B2 JP3194841 B2 JP 3194841B2 JP 28449294 A JP28449294 A JP 28449294A JP 28449294 A JP28449294 A JP 28449294A JP 3194841 B2 JP3194841 B2 JP 3194841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基準となる光源と、受
光素子を有する検出部との相対位置を検出する傾き検出
装置に係り、特に構造が簡単でまた高い受光検出出力を
得ることができるようにした傾き検出装置およびこれを
使用した入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやAV機器やゲーム装置な
どでの入力装置として、従来はジョイスチックなどが付
いたコード式のコントローラが一般的に使用されてい
る。上記のジョイスチックが付いたコントローラは、ア
クションゲームにおいて画面でのキャラクタの移動や動
作指示を行う操作には向いているが、画面の任意の場所
に現れる釦にカーソルを合わせる操作などには不向きで
ある。またこの種のコントローラはコード式のものであ
るために、画面の近くでしか操作できない。そこで、先
願である特願平5−317479号には、装置本体側に
参照光を発する光源を設け、操作装置側に受光素子を設
けたものが提案されている。
【0003】図と図10は、この種の入力装置での検
出部の構造を示したものである。図は検出部の斜視
図、図10は図の平面図である。検出部には、平面上
に配置された分割受光部1aと1bが設けられている。
この分割受光部1a,1bの前方には微小間隔dを有し
て配置された絞り板2が配置され、この絞り板2に矩形
状の開口2aが形成されている。コンピュータやAV装
置やゲーム装置などの装置本体側には参照光Lを発する
光源が固定して配置されている。
【0004】図10に示すように、検出部の中心軸O
が、参照光Lの方向に対して傾きを有すると、開口2a
を通過して分割受光部1aと1bに照射される矩形状断
面の光束が中心軸Oに対して位置ずれする。このときの
受光部1aと受光部1bのそれぞれの受光光量の差を得
ることにより、中心軸Oに対する参照光Lの傾き量θx
が検出される。この検出量を装置本体に与え、傾き量θ
xを装置本体の画面上での座標値に換算することによ
り、画面上にてカーソルなどを移動させることができ
る。また、4分割受光部を使用することにより、中心軸
Oと参照光Lとの傾き量θxと、これと直交する傾き量
θyを求めることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図と図10に示した
傾き検出装置をコンピュータなどの入力装置として使用
すると、コードレスリモコンを操作する感覚で、入力装
置への座標入力などが可能になり、また応用範囲も広く
なり、今後の各種装置での入力装置としてきわめて有望
なものとなる。ただし、図と図10に示すものでは、
分割受光部1aと1bの受光光量の差によって傾き量θ
xを求めているものであるため、開口2aの開口面積を
小さくし、両方の分割受光部1a,1bに対し、常に光
が部分的に当たるようにしなければならない。したがっ
て、各分割受光部1aと1bの受光面全体を検出のため
に使用することができず、受光部1aと1bにて検出さ
れる受光量が少なく、よって検出出力も小さくなる。検
出出力が小さいと、外部ノイズによる影響が大きくな
る。
【0006】また、光の照射面積よりも受光部1a,1
bの面積を小さくしてしまうと、例えば図10の状態に
おいて受光部1bの全面が光束の照射面積内に入ること
になる。この場合に中心軸Oの傾きが変化しても受光部
1bでの受光光量が変化しなくなり、傾き量θxの検出
が実質的に不可能になる。また、図10において、開口
2aを通過した光束が一方の分割受光部1aから外れて
しまうと、受光部1aの受光出力がゼロになり、傾き量
θxの検出ができなくなる。したがって、分割受光部1
aと1bとして受光面積の大きい素子を使用する必要が
あり、高価な受光素子を使用しなくてはならなくなる。
また、中心軸Oと参照光Lとがある角度にて傾いたとき
に、両分割受光部1aと1bでの受光光量の差は、各分
割受光部1a,1bの受光面と絞り板2との間隔dによ
り左右されることになる。また、開口2aの中心と中心
Oとの間の位置ずれも、検出精度に影響を与える。した
がって、絞り板2の加工精度を高くする必要があり、ま
た分割受光部1a,1bと絞り板2とを高精度に位置決
めしなくてはならなくなり、組立作業が難しい。
【0007】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、参照光の光源と受光素子を使用したものにおい
て、受光素子の受光面全体を検出のために使用できるよ
うにして検出出力を高く得られるようにし、また組立作
業も容易にできるようにした傾き検出装置およびこれを
使用した入力装置を提供することを目的としている。
【0008】本発明の入力装置は、画面を有する装置本
体と移動可能な操作装置の一方に、光源が、他方に検出
部が配置されており、前記検出部には、互いに交叉する
面上に位置し且つそれぞれが中心軸Oを含む子午面に対
して角度を有する位置に配置された対を成す第1の組の
受光部と、互いに交叉する面上に位置し且つそれぞれが
前記子午面と直交する子午面に対して角度を有する位置
に配置された対を成す第2の組の受光部とを有し、 前記
第1の組の対を成す受光部の受光光量の差、および前記
第2の組の対を成す受光部の受光光量の差を得ることに
より、前記装置本体と操作装置との間での前記操作装置
の傾き量が検出され、この傾き量に応じて画面表示が変
えられることを特徴とするものである。
【0009】
【0010】さらに本発明の検出装置は互いに直交す
る参照光を発する第1及び第2の光源と、前記両光源か
ら離れた位置にある検出部とを有し、前記検出部には、
互いに交叉する面上に位置し且つそれぞれが中心軸Oz
を含む子午面に対して角度を有する位置に配置された対
を成す第1の組の受光部と、互いに交叉する面上に位置
し且つそれぞれが前記子午面と直交する子午面に対して
角度を有する位置に配置された対を成す第2の組の受光
部、および前記中心軸Ozに直交する他の中心軸Oxを
含む子午面に対して角度を有する位置に配置された対を
成す第3の組の受光部を有し、前記第1の組の対を成す
受光部の受光光量の差、前記第2の組の対を成す受光部
の受光光量の差、および前記第3の組の対を成す受光部
の受光光量の差を得ることにより、前記中心軸Ozが第
1の光源の方向に対して傾斜する傾き量と、前記中心軸
Oxが第2の光源の方向に対して傾斜する傾き量が検出
されることを特徴とするものである。また、本発明は、
前記検出装置を使用した入力装置であって、画面を有す
る装置本体に前記両光源が配置され、前記操作装置に前
記検出部が配置されて、前記第1の組、第2の組および
第3の組のそれぞれで対を成す受光部の受光光量の差を
得ることにより、装置本体と操作装置との傾き量が検出
され、この傾き量に応じて画面表示が変えられ、例えば
カーソルマークが移動するものとなる。
【0011】
【作用】上記手段では、例えば参照光を発する光源が、
コンピュータやAV装置やゲーム装置などの装置本体側
に固定して設けられ、検出部が操作装置(コントロー
ラ)側に設けられる。検出部には、中心軸Oを含む子午
面に対し角度を有する交叉面上に配置された対を成す受
光部が設けられ、また両受光部の受光光量の差が得られ
るよう電気回路が構成されている。光源と検出部を結ぶ
線を含む子午面に対し、両受光部が同じ角度に対向する
ときには、両受光部の受光面に対する参照光の照射角度
が等しくなり、両受光部の受光光量(受光出力)が等し
くなる。操作装置が、前記子午面に対して角度を有する
向きになると、対を成すそれぞれの受光部の受光面に対
する参照光の照射角度が変化し、両受光部での受光光量
に差が生じる。この差を得ることにより、光源の方向に
対する検出部の中心軸Oの傾き角度を算出できる。
【0012】なお、検出部が装置本体側に設けられ、参
照光源が操作装置などの移動側に設けられている場合も
同じである。
【0013】また、検出部に、第1の組の対を成す受
光部と、第2の組の対を成す受光部とが設けられている
ので光源と検出部を結ぶ線を含む子午面とこれに直交す
る子午面のそれぞれに対する、検出部の中心軸Oの傾き
角度を検出することができる。すなわち、光源と検出部
との配置間隔方向に延びる軸をZ軸とし、このZ軸に交
叉する直交軸をX軸とY軸とした場合に、検出部のX軸
方向への傾き量とY軸方向の傾き量の双方、またはX軸
方向への移動量とY軸方向への移動量の双方を検出する
ことが可能になる。
【0014】上記の傾き検出装置を、画面を有する機器
本体と操作装置とに用いると、操作装置の空間内での自
由移動での光源の方向に対する傾き角度を検出できる。
この検出情報を装置本体側へ与えることにより、装置本
体の画面表示を変えることができる。例えば、画面上に
てカーソルマーク映像を移動させたり、画面の映像をス
クロールさせることなどが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による傾き検出装置を使用した入力装
置を示す斜視図、図2は検出部の構造および回路構造を
示す平面図、図3は検出部の構造を示す斜視図である。
図1において、符号10はコンピュータやAV装置また
はゲーム装置などの装置本体に設けられたCRT画面で
ある。CRT画面10の上には発光装置11が固定さ
れ、この発光装置11に、参照光Lを発する光源12と
して赤外線LEDが設けられている。符号13はワイヤ
レスまたはコード接続された操作装置(リモコン装置ま
たはコントローラ)である。この操作装置13の先部に
は検出部20が設けられている。図2と図3では、CR
T画面10および光源12に対するX軸方向への傾き量
θxを検出できる検出部20が示されている。
【0016】図1において、光源12と検出部20との
間隔が離れる方向に延びる軸(CRT画面10と操作装
置13を結ぶ水平軸)をZ軸とし、このZ軸に直交する
軸をX軸とY軸とする。また、操作装置13に設けられ
た検出部20の中心軸をOで示す。さらに、光源12と
検出部20の中心を結ぶ線をP軸で示す。P軸は、光源
12からの参照光Lがほぼ平行光として照射される方向
である。
【0017】図1と図2と図3は、検出部20から前方
に延びる中心軸Oが、P軸とY軸を含む子午面内に含ま
れ且つ中心軸OがZ軸と平行となった状態を示してい
る。検出部20には、中心軸Oと垂直軸(Y軸)を含む
子午面に対して所定角度αを有して形成された支持面2
1と22が設けられている。この支持面21と22が中
心軸OおよびY軸を含む子午面と成す角度αは0度より
も大きく且つ90度未満である。例えばαは30度、4
5度、または60度などである。支持面21と22は互
いに交叉する面となっている。図1ないし図3に示すよ
うに、中心軸Oが、軸PとY軸を含む子午面内に位置し
ているとき、前記支持面21と22は、この子午面に対
して同じ角度αの位置にある。また、図2と図3の状態
では、両支持面21と22が、共にX軸に対して(90
−α)度の角度位置にある。
【0018】両支持面21と22に、対を成す受光部2
3と24が取り付けられている。受光部23と24は、
例えばフォトダイオードである。受光部23と24は平
面状の受光面23aと24aを有しており、両受光面2
3aと24aは、中心軸OとY軸を含む子午面に対して
同じ角度αにて傾斜している。なお、受光面23aと2
4aの表面積は同じである。また、参照光Lの受光出力
に自然光によるノイズが重畳するのを防止するため、受
光部23と24の前方に、可視光カットフィルタ25を
設けることが好ましい。
【0019】図2にブロック図で示す回路は、操作装置
13の内部に収納されている。この回路は、受光部23
にて光電変換された受光出力電流を電圧に変換する電流
/電圧変換部26、受光部24の受光出力電流を電圧に
変換する電流/電圧変換部27、両電流/電圧変換部2
6と27からの電圧を加算する加算回路28、電流/電
圧変換部26からの電圧と電流/電圧変換部27からの
電圧の差を求める差動回路29を有している。加算回路
28からの加算電圧はアナログ/ディジタル変換部31
によりディジタル値に変換されて演算部33に与えら
れ、差動回路29からの差動電圧はアナログ/ディジタ
ル変換部32によりディジタル値に変換されて演算部3
3に与えられる。演算部33はマイクロコンピュータの
CPUなどにより構成される。受光部23の受光面23
aにより検出された光量に応じて変化する受光出力電圧
をRとし、受光部24の受光面24aにより検出された
光量に応じて変化する受光出力電圧をLとしたときに、
演算部33では、
【0020】
【数1】(R−L)/(R+L)
【0021】の演算がなされる。上記数1は、両受光部
23と24での受光光量の差を、両受光部23,24で
の受光光量の和に対する比で表わしたものである。した
がって、例えば、操作装置13と光源12との距離が変
化して、両受光部23と24で受光される受光光量の絶
対値が変化しても、常に規格化された差動出力が得られ
ることになる。
【0022】次に上記傾き検出装置での検出動作を説明
する。対を成す受光部23と24の受光面23aおよび
24aは、検出部20の中心軸Oを含む垂直面(子午
面)に対して傾斜している。したがって、受光部23と
24での受光検出電流は、各受光面23aと24aを、
光源からの参照光Lの光束の断面に投影したときの投影
面積に比例する。図2と図3では、中心軸Oが、光源1
2と検出部20を結ぶ線(P軸)とY軸を含む子午面内
に含まれており、受光面23aと24aは、共にP軸を
含む子午面に対して同じ角度αにて傾斜している。角度
αは例えば45度である。この場合、受光面23aと2
4aが参照光Lの光束断面に投影される投影面積が同じ
である。よって両受光部23と24の受光出力電圧Rと
Lとの関係がR=Lとなり、数1で示す演算結果はゼロ
となる。
【0023】操作装置13は、人の手で保持されて空間
内でθx方向へ傾けることができまたはX軸方向へ平行
移動できるようになっている。図1の状態から、操作装
置13がθx方向へ傾けられると、P軸とY軸を含む子
午面に対して中心軸Oが傾きを有することになる。また
図1の状態から操作装置13がX軸方向へ平行移動させ
られると、光源12と検出部20とを結ぶ線(P軸)が
Z軸に対し傾斜することになり、一方中心軸OはZ軸と
平行であるから、P軸とY軸を含む子午面に対して中心
軸Oが傾斜する向きとなる。このとき、受光部23の受
光面23aが参照光Lの光束断面に投影される投影面積
と、受光部24の受光面24aが光束断面に投影される
投影面積とに差が現れ、両受光部23と24の受光出力
電圧LとRとに差が生じ、数1の演算結果がプラスまた
はマイナスになる。
【0024】演算部33では、数1に示す演算結果を基
にさらに演算処理がなされ、その結果、P軸を含む子午
面に対する中心軸Oの傾き量θx、すなわち光源12の
方向に対する中心軸Oの傾き量θxが算出される。この
傾き検出装置が使用された図1に示す入力装置では、操
作装置13の中心軸OがCRT画面10に交叉するほぼ
その位置にカーソルマークCが映像表示されるようにな
っている。演算部33での演算処理により前記傾き量θ
xが求められ、この傾き量θxが、装置本体側に送信さ
れると、傾き量θxに基づいてカーソルマークCが画面
10上にて移動する。あるいは演算部33にて、前記傾
き量θxに基づいてカーソルマークCの移動量がX軸上
の座標位置として演算され、この座標値が装置本体に与
えられ、前記カーソルマークCが移動する。このカーソ
ルマークCの移動により、各種情報の位置入力が行われ
る。
【0025】なお、演算部33にて演算された傾き量θ
xの情報や、座標位置情報は、操作装置13から装置本
体へ赤外線送信や電波送信あるいは有線により送られ
る。赤外線送信の場合には、光源12の間欠発光の休止
期間中に操作装置13から装置本体へ送信が行われる。
図2に示す演算部33が操作装置13に搭載されている
ときには、上記のように傾き量θxや座標情報の演算結
果が装置本体に送信されるが、例えば電流/電圧変換部
26と27の出力電圧またはアナログ/ディジタル変換
部31,32による変換結果を装置本体に送信し、装置
本体側に設けられた演算部33により、傾き量θxに換
算しまたはX軸上の座標位置に変換してもよい。
【0026】図2および図3に示す基本構造では、常に
受光部23と24の受光面23aと24aの全面にて光
源12からの参照光Lが受光されることになる。したが
って、図と図10に示す従来例のような絞り板2が不
要である。絞り板2を設けない分だけ部品点数が削減さ
れ、また絞り板2の位置合せ作業も不要になって、組立
が非常に簡単になる。また、図と図10では受光部1
aと1bに部分的に参照光Lが照射されているのに対
し、前記比較例では、受光部23と24の受光面23a
と24aの全面により参照光Lが受光されるため、受光
出力強度も高くなる。
【0027】図4の上段の線図(a)は、図および図
10に示す従来例(比較例)と、図2と図3に示す基本
構造とでの、受光部全体での受光光量の比を求めた結果
を示している。この比較では、図と図10に示す受光
部1aと1bおよび図2と図3に示す受光部23と24
のそれぞれの受光面の表面積を同じにした。また、図2
において、受光面23aと24aが中心軸Oと成す角度
αを45度にした。また、図10と図において開口2
aの面積を、1つの受光部1aまたは1bの表面積と同
じにした。
【0028】図4の(a)の線図での縦軸の光量比は、
(受光部23の受光光量+受光部24の受光光量)/
(受光部1aの受光光量+受光部1bの受光光量)で求
めたものであり、これは(受光面23aの光束断面での
投影面積+受光面24aの光束断面での投影面積)/
(受光部1aの光照射部分の面積+受光部1bの光照射
部分の面積)と比例している。上記の受光部1aの光照
射部分の面積と受光部1bの光照射部分の面積は、開口
2aを透過して各受光部1a,1bに照射された光の面
積である。また図4の横軸は、P軸とY軸を含む子午面
に対する図2と図3に示す中心軸Oまたは図と図10
に示す中心軸Oの角度である。
【0029】図4の線図(a)では、中心軸Oと、P軸
を含む子午面との傾き量θxが0度からほぼ30度の範
囲にて、光量比が1.5倍程度の高いものとなり、θx
が30度を越えても、光量比が高くなっているのが解
る。すなわち、本発明の基本構造では、図と図10
示すのと同じ表面積の受光部を使用した場合には、ほぼ
1.5倍の受光出力を得ることができる。
【0030】次に、図4に示す線図(b)は、図2と図
3に示す例で角度αを45度とした場合において、数1
に示した規格化された演算値の変化を示したものであ
る。横軸が傾き量θxで、縦軸が数1に示す演算値であ
る。図4の(b)の線図によれば、傾き量θxの変化に
対して、数1で示す演算値がほぼ直線的に変化し、特に
θxが0度から30度の範囲では直線性に優れており、
高精度な傾き量θxの検出が可能であることが解る。
【0031】次に、図5は、図2と図3に示した例の変
形例を示している。図5に示す検出部20Aは、図2の
平面図に相当している。この検出部20Aでは、中心軸
Oを含み図5の紙面に直交する子午面に対して、同じ角
度αの支持面21aと22aが設けられ、両支持面21
aと22aは互いに鋭角にて交叉するものとなってい
る。そしてそれぞれの支持面21aと22aに、受光部
23と24が取り付けられている。角度αは例えば45
度である。この検出部20Aでは、P軸とY軸を含む子
午面に対して中心軸Oが傾斜したときに、図2に示す検
出部20と同様に、数1に示す演算結果がプラスまたは
マイナスに変化し、P軸を含む子午面に対する中心軸O
の傾き量θxを検出でき、またこれに基づいてCRT画
面10上でのカーソルマークCの移動位置をX軸座標上
の位置情報として求めることができる。
【0032】次に図6(A)(B)は、本発明の入力装
置に用いられる傾き検出装置の第実施例を示してい
る。この第実施例での検出部20Bは、中心軸Oの傾
き量θxとこれと直交する方向の傾き量θyの双方を同
時に検出できるようにしたものである。図6(A)は、
X−Z平面を紙面と平行に向けて示した平面図、図6
(B)はY−Z平面を紙面と平行に向けて示した側面図
である。この第1実施例では、検出部20Bの中心軸O
とY軸を含む子午面に対して同じ角度αにて傾斜する支
持面41と42が形成され、それぞれの支持面41と4
2に、第1の組を成す受光部43と44が取り付けられ
ている(図6(A)参照)。また中心軸OとX軸を含む
子午面(前記子午面と直交する子午面)に対して角度α
にて傾斜する支持面45と46に、第2の組を成す受光
部47と受光部48が取り付けられている(図6(B)
参照)。すなわち第1の組の受光部43と44は、X軸
に対して一定の角度(90−α)度にて傾斜し且つ両受
光部43と44は互いに交叉する面上に設けられてい
る。また第2の組の受光部47と48は、Y軸に対して
一定の角度(90−α)度にて傾斜し且つ両受光部47
と48は互いに交叉する面上に設けられている。
【0033】この検出部20Bでは、第1の組の受光部
43と44の受光出力電圧をRとLとしたときに、数1
に示す演算処理により、図1に示すP軸とY軸を含む子
午面に対する中心軸Oの傾き量θxを得ることができ
る。また第2の組の受光部47と48の受光出力電圧を
DとUとしたときに、以下の数2の演算により、X−Z
面に対する中心軸Oの傾き量θyを検出できる。
【0034】
【数2】(U−D)/(U+D)
【0035】図6に示す検出部20Bでは、互いに直交
する方向の傾き量θxとθyの双方を検出できる。した
がって図1に示す操作装置13に検出部20Bが組み込
まれている場合に、操作装置13の中心軸Oのθxとθ
yの傾き量に基づき、または両傾き量に基づいて演算さ
れたX−Y座標位置情報に基づいて、カーソルマークC
をCRT画面10上にてX−Y平面の任意の位置へ移動
させることができる。なお、図6に示す検出部20Bが
図1に示す操作装置13に搭載されている場合に、操作
装置13をZ軸と平行な向きとし、中心軸OをZ軸と平
行な向きとしたときに、検出部20Bと光源12とを結
ぶ線(P軸)と中心軸Oとの間にオフセット角Δθが生
じる。したがって、数2に示した演算によりY軸方向の
傾き量θyを算出するときに、前記オフセット角Δθ分
を予め加算または除算することが必要である。あるい
は、操作装置13がZ軸と平行な向きに設置されたとき
に、図6に示す各受光部の角度中心となる中心軸Oが、
予め軸Pと一致するように検出部20Bを光源12の方
向へ傾けた状態で取付けてもよい。
【0036】図7は本発明の第実施例の検出部20C
を示す斜視図、図8はZ軸方向から見た正面図である。
図7と図8に示す実施例では、Z軸方向に位置する光源
12zと、X軸方向に位置する光源12xとが設けられ
ている。検出部20Cには、図6(A)(B)に示した
のと同様に第1の組の受光部43および44と第2の組
の受光部47および48が設けられている。図7に示す
中心軸Ozは、図6に示す中心軸Oに相当しており、こ
の中心軸Ozは光源12zの方向に向けられている。
【0037】図7の状態では、光源12zを含む子午面
(Y−Z面)に中心軸Ozが含まれ、この子午面に対し
て第1の組の受光部43と44が角度αを有して位置
し、前記子午面に直交し且つ中心軸Ozを含む子午面
(X−Z面)に対し、第2の組の受光部47と48が角
度αを有して位置している。さらに光源12xに向く中
心軸Oxを含む子午面(X−Z面)に対して角度αにて
傾斜した位置に支持面51と52が設けられ、それぞれ
の支持面51と52に、第3の組の受光部53と54が
設けられている。この受光部53と54の受光出力に対
しても、数1および数2に示すのと同様に規格化された
演算処理がなされる。
【0038】図7と図8に示す検出部20Cでは、第1
の組の受光部43と44とにより、光源12zを含む子
午面(Y−Z面)に対する中心軸Ozの傾き量θxが検
出され、第2の組の受光部47と48により、子午面
(X−Z面)に対する中心軸Ozの傾き量θyが検出さ
れる。さらに第3の組の受光部53と54の受光出力の
演算値により、光源12xを含む子午面(X−Z面)に
対する傾き量θzが検出できる。これによりθx,θ
y,θzの三次元の傾き量を検出できることになる。な
お、光源12zからの参照光と光源12xからの参照光
が互いに干渉しないように、両光源12zと12xを交
互に発光させることが好ましい。図7と図8に示す検出
部20Cは、例えばバーチャルリアリティでの三次元の
姿勢検出などに応用できる。
【0039】
【0040】お、上記の各実施例の検出装置は、前記
のコンピュータやAV機器やゲーム装置のコントローラ
や、バーチャルリアリティの他に、姿勢制御装置などと
しても使用できる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明では、受光部の受
光面全体を使用して参照光を受光し、傾き検出や座標位
置検出ができるため、検出出力を高くでき、ノイズの影
響も少なくなる。また受光面積の小さい小型の受光素子
を使用することができ、安価な傾き検出装置および入力
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傾き検出装置を使用した画面上でのカ
ーソル指示入力が可能な入力装置を示す斜視図、
【図2】本発明の基本構造の傾き検出装置の内部構造を
示す平面図、
【図3】図1に示す傾き検出装置の斜視図、
【図4】従来例との受光光量の比および受光光量に基づ
く演算値を、中心軸の傾き角度との関係で示す線図、
【図5】図2の変形例での検出部を示す平面図、
【図6】(A)は第1実施例の検出部の平面図、(B)
はその側面図、
【図7】三次元の傾き角度を検出できる第2実施例の検
出部を示す斜視図、
【図8】図7に示す検出部をZ軸方向から見た正面図、
【図9】光源と受光部を利用した従来の傾き検出装置の
部分斜視図、
【図10】図に示す従来の傾き検出部の平面図、

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面を有する装置本体と移動可能な操作
    装置の一方に、光源が、他方に検出部が配置されてお
    り、 前記 検出部には、互いに交叉する面上に位置し且つそれ
    ぞれ中心軸Oを含む子午面に対して角度を有する位置
    に配置された対を成す第1の組の受光部と、互いに交叉
    する面上に位置し且つそれぞれが前記子午面と直交する
    子午面に対して角度を有する位置に配置された対を成す
    第2の組の受光部とを有し、 前記 第1の組の対を成す受光部の受光光量の差、および
    前記第2の組の対を成す受光部の受光光量の差を得るこ
    とにより、前記装置本体と操作装置との間での前記操作
    装置の傾き量が検出され、この傾き量に応じて画面表示
    が変えられることを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 互いに直交する参照光を発する第1及び
    第2の光源と、前記両光源から離れた位置にある検出部
    とを有し、 前記検出部には、互いに交叉する面上に位置し且つそれ
    ぞれが中心軸Ozを含む子午面に対して角度を有する位
    置に配置された対を成す第1の組の受光部と、互いに交
    叉する面上に位置し且つそれぞれが前記子午面と直交す
    る子午面に対して角度を有する位置に配置された対を成
    す第2の組の受光部、および前記中心軸Ozに直交する
    他の中心軸Oxを含む子午面に対して角度を有する位置
    に配置された対を成す第3の組の受光部を有し、 前記第1の組の対を成す受光部の受光光量の差、前記第
    2の組の対を成す受光部の受光光量の差、および前記第
    3の組の対を成す受光部の受光光量の差を得ることによ
    り、前記中心軸Ozが第1の光源の方向に対して傾斜す
    る傾き量と、前記中心軸Oxが第2の光源の方向に対し
    て傾斜する傾き量が検出されることを特徴とする検出装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の検出装置を使用した入
    力装置であって、画面を有する装置本体に前記両光源が
    配置され、前記操作装置に前記検出部が配置されて、前
    記第1の組、第2の組および第3の組のそれぞれで対を
    成す受光部の受光光量の差を得ることにより、装置本体
    と操作装置との傾き量が検出され、この傾き量に応じて
    画面表示が変えられる入力装置。
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