JP3194689U - 知育用積木 - Google Patents

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Abstract

【課題】数と量の概念を結び付け、遊ぶことで数量感覚を養うことが出来る、知育用の積木を提供する。【解決手段】知育用積木は、基準となる立方体である単位積木片1Aと、単位積木片1Aの各辺に自然数を乗じた大きさの複数の連結積木片2A〜10Bで構成される。かつ、全ての積木片に単位積木片1Aの一辺の長さ毎の目盛りが形成されており、それぞれの積木片が単位積木片1Aをいくつ合わせたものであるか確認できる。さらに、それぞれの積木片は異なる色で構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、子どもが数量感覚を養うことが出来る知育用の積木に関する。
従来、知育用の積木として、高さを同一とし、基準となる立方体の積木片の整数値を乗じたものをその面積値としたものがあった。
実用新案登録第3131646号
しかしながら、上記従来の知育用積木においては、10という面積を持つ積木片は、10という数字でのみその面積の大きさが表わされており、また一辺の大きさが整数値になっていない。このため、数と数字の感覚が一致している子どもでなければ理解することができない。それを解決するため、重量による比較を行わせるといった方法をとっているが、天秤が釣り合ったことで同じ面積となることを理解することは、数と量の概念の関係を理解しておく必要があるため、ある程度の年齢を必要とする。
そこで、本考案は、数字や重さの概念を持たない就学前の子どもでも数と量の感覚を養うことが出来る知育用の積木を提供することを目的とする。
本考案の知育用積木は、基準となる寸法の立方体である単位(1の)積木片と、単位積木片の各辺に自然数を乗じた寸法で構成され、その表面に単位積木片の一辺の長さ毎の目盛りが形成されたそれぞれ形状の異なる複数の連結(2以上の)積木片とで構成されている。
単位積木片の各辺および頂点を面取りして子どもに安全にし、且つ、連結積木辺の目盛りとして、単位積木片の面取りと同形状の溝を設けてもよい。また、複数の連結積木片をその大きさ毎に異なる色に着色してもよい。
この考案によれば、以下の効果を得ることができる。単位積木片と、その辺を整数倍した複数の連結積木片で構成されており、連結積木片には単位積木片の一辺の長さ毎の目盛りが形成されているため、これを用いる子どもは、数字を必要とすることなく、数と量の間隔を養うことができる。
また、同じ大きさのものでも、単位積木片の連結の仕方を変えることで異なる形状の連結積木片を作成することができる。例えば、単位積木片4個で構成される連結積木片は、1×1×4および1×2×2の2種類作成することができる。また、単位積木片8個で構成される連結積木片は、1×1×8、4×2×1および2×2×2の3種類作成することができる。一方で、単位積木片2個で構成される連結積木片は、1×1×2の1種類のみ作成することができる。したがって、子どもが、この構成の積木を使用することにより、数の整数値による因数分解や、約数、素数と言った整数論につながる知識を得ることが可能になる。
この考案の実施形態である知育用積木における各積木片の形状を示す斜視図である。
以下、本考案の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本考案の実施形態に係る知育用積木の斜視図である。平面図による表示では形状を把握しにくいため、斜視図で表示している。積木玩具は、複数の積木片で構成される。素材は、木材でも樹脂でもよい。危険でないように、角を面取りしておけばよい。積木片1Aが、本考案における基準となる単位積木片である。単位積木片1Aは、一辺が1の立方体で構成されている。積木片2Aは、単位積木片1Aの一辺を2倍したものであり、単位積木片1Aを2個連結した形状になっている。このように、単位積木片1Aの一辺をn倍したものが積木片nAであり、積木片nAは、単位積木片1Aを直線状にn個連結した形状になっている。
次に、積木片4Bは、単位積木片1Aの二辺をそれぞれ2倍したものであり、単位積木片1Aの4個分の大きさを有する。積木片6Bは、単位積木片1Aの一辺を2倍、他の一辺を3倍したものであり、単位積木片1Aの6個分の大きさを有する。積木片8Bは、単位積木片1Aの一辺を2倍、他の一辺を4倍したものであり、単位積木片1Aの8個分の大きさを有する。
積木片9Bは、単位積木片1Aの二辺をそれぞれ3倍したものであり、単位積木片1Aの9個分の大きさを有する。積木片10Bは、積木片1Aの一辺を2倍、他の一辺を5倍したものであり、単位積木片1Aの10個分の大きさを有する。さらに、積木片8Cは、単位積木片1Aの三辺をそれぞれ2倍したものであり、単位積木片1Aの8個分の大きさを有する。
このように、この知育用積木は、1から10までの数値が与えられた各積木片を、単位積木片1Aをその数値分の個数組み合わせた形状のものとしている。また、積木片の形状は、その数値の因数の形状になっており、複数の因数を持つ(素数でない)数値の積木片は、その因数を表す縦横(高さ)の辺の長さを有している。したがって、同じ大きさで形状が異なる複数の積木辺がある場合(たとえば、積木辺4Aと積木辺4B)には、その数値が素数でないことが、遊技者に容易に理解される。
なお、この実施形態では、数値を1から10としたが、数値の範囲はこれに限定されない。また、図1には、各形状の積木片を1個ずつ記載しているが、各形状の積木片の個数は1個に限定されない。
また、この実施形態では、単位積木片1Aを除く各積木片2A〜10Bが、単位積木片1Aを複数連結したような、1の長さ毎に面取りのくぼみを有する形状になっているが、必ずしもこれは不要である。指定された大きさの単純な直方体または立方体とし、単位積木片1Aの長さ毎に境界線が描かれたものであってもよい。また、各積木片1A〜10Bに、その大きさを表す数値を表記してもよい。また、各積木片1A〜10Bをその大きさ別に着色してもよい。
本考案に係る知育用の知育用積木の構成は上記の通りであり、この知育用積木は、以下のように使用される。
使用例1として、10という量に関する利用方法について説明する。積木片10Aと同じ量になるように任意数の積木片を集めてくる。例えば、積木片8Aと積木片2Aがある。積木片8Aと積木片2Aを見つけたら、個数を数え、積木片10Aと同じ数になったかどうかを確認する。単位積木片1Aを1つの単位として、10という量が8と2で作られたことが分かる。
使用例2として、10という数に関する利用方法について説明する。10を表す積木片は、積木片10Aと積木片10Bの二通りあるが、ここでは積木片10Aを利用する。まず積木片10Aを横にして紙の上に置く。次に、下に敷いた紙に、その形をペンなどでなぞる。積木片10Aを紙の上から取り除き、なぞった線からはみ出ることが無いよう、また、いずれかの面が必ず紙に接するように、任意個数の他の積木片を置く。最も簡単な答えは、積木片10Aをそのまま置くことだが、他にも例えば、積木片8Aと積木片2Aを横にすると、それぞれ8と2になるため、重ねることができる。また、積木片7Aを横にすると7、積木片9Bを立てると3になるため、重ねることができる。この場合、積木片8Cなどは、線から必ずはみ出てしまうため、使うことは出来ない。完成したものを上から見ると、10を8と2、もしくは7と3で作っていることが見え、10という数が他の幾つかの数で作られていることが分かる。特に、各積木片の色を異ならせることにより、これがより明確になる。
使用例3として、同じ形に並び替えることに関する利用方法について説明する。始めに、紙の上に幾つかの積木辺を、少なくとも1つの面が他の積木片の1つの面に重なるようにして並べる。次に、下に敷いた紙に、その形をペンなどでなぞる。そして、積木片を全て取り除き、なぞった線から積木片がはみ出ることが無いよう、また、いずれかの面が必ず紙に接するように、任意個数の積木片を重ねて置く。同じ形でも、異なる積木片や、異なる置き方で作ることができ、数や量を使った多様な解法を得る訓練ができる。
使用例4として、10という整数の因数分解に関する利用方法について説明する。まず、積木片10Aと同じ量の積木片10Bを見つける。そして、縦と横と高さのそれぞれの数を数える。積木片10Aは、10×1×1だが、積木片10Bは5×2×1で出来ているため、10の約数について知ることができる。また、積木片7Aなどは1つしか無いため、素数と合成数との分類もできる。
各使用例は、指導者のもとで積木玩具が使用されることを想定しているが、使用例例2および使用例3については、最初にやり方を教えておけば、子どもが単独で作業を行うことができることはもちろんである。使用例2では積木片10Aの輪郭などを、使用例3では指導者が事前に作った形を、事前に印刷等しておけば、より容易に1人での作業を進めることができる。

Claims (3)

  1. 基準となる寸法の立方体である単位積木片と、
    該単位積木片の各辺に自然数を乗じた寸法で構成され、その表面に前記単位積木片の一辺の長さ毎の目盛りが形成された、それぞれ形状の異なる複数の連結積木片と、
    で構成される知育用積木。
  2. 前記単位積木片は、各辺および頂点が面取りされており、
    前記連結積木辺は、前記目盛りとして前記単位積木片の面取りと同形状の溝が形成されている
    請求項1に記載の知育用積木。
  3. 前記連結積木片は、その大きさ毎に異なる色に着色されている請求項1または請求項2に記載の知育用積木。
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