JP3194428U - 台車 - Google Patents
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Abstract
【課題】運びにくい荷物を倒さずに運搬することができる台車を提供すること。【解決手段】荷物を積載するための方形のテーブル8を備えた本体フレーム2と、本体フレーム2の裏面に配設された4つのキャスター7と、を備え、テーブル8上面であってテーブル8の左右の辺の近傍にその辺に沿った方向に延出される荷物を立て掛けるためのパイプフレーム25を着脱可能に立設した。これによって運びにくい荷物を倒さずに運搬することができる。【選択図】図1
Description
本考案は荷物を載置して運搬するための台車に関するものである。
従来から荷物を載置して運搬するための台車が利用されている。そのような台車の一例として非特許文献1を示す。
花岡車輌株式会社 産業用物流機器 インターネット<URL: http://www.hanaoka-corp.co.jp/industrial/dandy-index.html>
しかし、従来の台車では方形のテーブルの上に単に荷物を載置し、台車を移動させていくというものであるため、例えば高さのある倒れやすいものや、そもそも自力では倒れてしまうもの等は非常に運びにくかった。そのため、そのような運びにくい荷物を倒さずに運搬できる台車が望まれていた。
上記の目的を達成するための第1の手段として、荷物を積載するための方形のテーブルを備えた台車本体と、前記台車本体の裏面に配設された3つ以上の車輪と、を備え、前記テーブル上面であって前記テーブルの所定の辺の近傍に前記所定の辺に沿った方向に延出される前記荷物を立て掛けるためのフレームを着脱可能に立設したことをその要旨とする。
これによって、運びにくい荷物をテーブル上面に載せ、フレームに立て掛けるようにすることで運びにくい荷物を倒さずに運搬することができる。
ここに「3つ以上の車輪」とあるのは、3つあれば台車として自立するからである。4つあればよりよく、5つ以上あってもよい。また、車輪の中心軸からオフセットして取り付けるいわゆるキャスターであることがよい。「テーブルを備えた台車本体」であるがテーブルは台車本体の上に重ねるような構造でもテーブルと台車本体が一体化したものでもここではテーブルを備えた台車本体の概念である。
また、第2の手段として、前記フレームは対向する前記所定の辺の近傍に左右一対として配設され、少なくとも一方が着脱可能であることをその要旨とする。つまり、片方だけ取り外しできてもよく、完全に両方のフレームとも取り外しできるような構造でもよい。「左右一対」であるが見る方向によって前後一対と同義である。
また、第3の手段として、前記テーブルの上面は上方に向かって開放されていることをその要旨とする。
このような構造であれば、荷物をフレームに立て掛ける際に高さの制限がなく、かつテーブル上に載せやすくなる。
また、第4の手段として、前記テーブルを昇降させる昇降機構を備えることをその要旨とする。
これによって、テーブル上に荷物を載せたり下ろしたりする作業において好適な高さにテーブル高さを変更できるため便利である。
これによって、運びにくい荷物をテーブル上面に載せ、フレームに立て掛けるようにすることで運びにくい荷物を倒さずに運搬することができる。
ここに「3つ以上の車輪」とあるのは、3つあれば台車として自立するからである。4つあればよりよく、5つ以上あってもよい。また、車輪の中心軸からオフセットして取り付けるいわゆるキャスターであることがよい。「テーブルを備えた台車本体」であるがテーブルは台車本体の上に重ねるような構造でもテーブルと台車本体が一体化したものでもここではテーブルを備えた台車本体の概念である。
また、第2の手段として、前記フレームは対向する前記所定の辺の近傍に左右一対として配設され、少なくとも一方が着脱可能であることをその要旨とする。つまり、片方だけ取り外しできてもよく、完全に両方のフレームとも取り外しできるような構造でもよい。「左右一対」であるが見る方向によって前後一対と同義である。
また、第3の手段として、前記テーブルの上面は上方に向かって開放されていることをその要旨とする。
このような構造であれば、荷物をフレームに立て掛ける際に高さの制限がなく、かつテーブル上に載せやすくなる。
また、第4の手段として、前記テーブルを昇降させる昇降機構を備えることをその要旨とする。
これによって、テーブル上に荷物を載せたり下ろしたりする作業において好適な高さにテーブル高さを変更できるため便利である。
本考案の台車では、運びにくい荷物をテーブル上面に載せ、フレームに立て掛けるようにすることで運びにくい荷物を倒さずに運搬することができる。
以下、本考案の台車を具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、台車1は長方形の外形に構成された台車本体としての金属製の本体フレーム2を備えている。本体フレーム2は左右長手方向に平行に配置された縦フレーム3と、縦フレーム3に対してその前後方向で縦フレーム3と直交するように配設された横フレーム4から骨格が構成されている。横フレーム4の底面側には補強板5が配設されている。左右の縦フレーム3の両端寄り位置には外方に張り出すブラケット6が形成されている。これら4つのブラケット6の下面にはそれぞれストッパ付きキャスター7が固着されている。
図1及び図2に示すように、台車1は長方形の外形に構成された台車本体としての金属製の本体フレーム2を備えている。本体フレーム2は左右長手方向に平行に配置された縦フレーム3と、縦フレーム3に対してその前後方向で縦フレーム3と直交するように配設された横フレーム4から骨格が構成されている。横フレーム4の底面側には補強板5が配設されている。左右の縦フレーム3の両端寄り位置には外方に張り出すブラケット6が形成されている。これら4つのブラケット6の下面にはそれぞれストッパ付きキャスター7が固着されている。
本体フレーム2の上には本体フレーム2とほぼ同じ外形の(つまり長方形形状の外形の)テーブル8が配設されている。テーブル8は昇降機構10によって本体フレーム2に対して昇降可能とされている。昇降機構10はパンタグラフ式の平行移動機構11と油圧シリンダー装置12とから構成されている。
図2に示すように、平行移動機構11はリンク部材13を回動軸14によって交差状に連結したリンク機構を左右に配置し、それらリンク機構を連結フレーム16で連結することで構成されている。リンク機構はデフォルト状態で折り畳まれて水平に重ねられた状態となる。
リンク部材13は上端側でテーブル8の裏面に回動可能に連結されるとともに、下端側ではリンク部材13の一方(シリンダー本体15側)が横フレーム4に回動可能に連結され、もう一方は連結されずに開放端とされている。
図3に示すように、油圧シリンダー装置12はシリンダー本体15とレバーハンドル装置17とから構成されている。油圧シリンダー装置12は本体フレーム2と交差するように配置されている。
シリンダー本体15から斜め上方に延出されるロッド19の先端側は平行移動機構11の連結フレーム16に対して連結され、基部側は本体フレーム2(補強板5)から下方に延出された取り付けブラケット20に対して取付ベース21を介して固定されている。レバーハンドル装置17はクランク機構部22を備えており、ハンドル部23を下動させることで駆動がクランク機構部22を介して送油レバー24を押動する。一旦下動させたハンドル部23は送油レバー24外周に配設されたコイルバネ18の作用によって復帰させられる。
このような構成において昇降機構10では、ハンドル部23を手動で繰り返し押動することによって油圧シリンダー装置12内において油が移動しロッド19を進出させることとなる。ロッド19の進出によって押動された平行移動機構11はてこの原理によりリンク部材13の開放端側が移動して徐徐にリンク機構がX状に変形しテーブル8を上昇させることとなる(図2の状態)。一方、任意の高さに上昇させたテーブル8を下降させる場合には、リリーズバルブ用ハンドル(図示せず)を操作することで移動した油を復帰させてロッド19を後退させるようにする。ロッド19の後退に伴って平行移動機構11は再び折り畳まれた状態となる。
図2に示すように、平行移動機構11はリンク部材13を回動軸14によって交差状に連結したリンク機構を左右に配置し、それらリンク機構を連結フレーム16で連結することで構成されている。リンク機構はデフォルト状態で折り畳まれて水平に重ねられた状態となる。
リンク部材13は上端側でテーブル8の裏面に回動可能に連結されるとともに、下端側ではリンク部材13の一方(シリンダー本体15側)が横フレーム4に回動可能に連結され、もう一方は連結されずに開放端とされている。
図3に示すように、油圧シリンダー装置12はシリンダー本体15とレバーハンドル装置17とから構成されている。油圧シリンダー装置12は本体フレーム2と交差するように配置されている。
シリンダー本体15から斜め上方に延出されるロッド19の先端側は平行移動機構11の連結フレーム16に対して連結され、基部側は本体フレーム2(補強板5)から下方に延出された取り付けブラケット20に対して取付ベース21を介して固定されている。レバーハンドル装置17はクランク機構部22を備えており、ハンドル部23を下動させることで駆動がクランク機構部22を介して送油レバー24を押動する。一旦下動させたハンドル部23は送油レバー24外周に配設されたコイルバネ18の作用によって復帰させられる。
このような構成において昇降機構10では、ハンドル部23を手動で繰り返し押動することによって油圧シリンダー装置12内において油が移動しロッド19を進出させることとなる。ロッド19の進出によって押動された平行移動機構11はてこの原理によりリンク部材13の開放端側が移動して徐徐にリンク機構がX状に変形しテーブル8を上昇させることとなる(図2の状態)。一方、任意の高さに上昇させたテーブル8を下降させる場合には、リリーズバルブ用ハンドル(図示せず)を操作することで移動した油を復帰させてロッド19を後退させるようにする。ロッド19の後退に伴って平行移動機構11は再び折り畳まれた状態となる。
テーブル8の長手方向の各辺に沿って左右一対の荷物立て掛け用のパイプフレーム25が配設されている。図1に示すように、各パイプフレーム25はテーブル8の四隅に開口する透孔26の長辺方向に離間した2つに対して挿入されている。透孔26内部には上下に伸びる円筒状の案内面27が形成されている。パイプフレーム25は断面円形の中空の金属製のパイプにより構成されており、テーブル8上において垂直に配置される2つの垂直部25aと垂直部25a間を連結するように水平に配置される水平部25bとにより略コ字状に形成されている。左右のパイプフレーム25は対向配置された状態で水平部25bは平行に配置される。図1に示すように、垂直部25aの下端は透孔26内に挿入される挿入部25cとされる。露出する垂直部25aと透孔26内に収容される挿入部25cとの境界には位置決め用のフランジ28が形成されている。垂直部25aは水平部25bの1.5倍程度の長さとされている。テーブル8上には滑り止めと荷物の傷付き防止を兼ねた保護シートとしてゴムシート29が配設されている。
このような構成の実施の形態の台車1では次のような効果が奏される。
(1)台車1のテーブル8の上に高さのある倒れやすいものや、自力では倒れてしまうものを荷物として置いた場合に、パイプフレーム25に寄りかからせて、立て掛けることで倒れることなく運搬することができる。
(2)パイプフレーム25は上方に十分な長さがあるため高さのあるような荷物でも安定性よく立て掛けることができる。
(3)左右一対のパイプフレーム25の間となるテーブル8の上面長手方向は上方に向かって開放されているので、上方から荷物をテーブル8上に下ろしたり、テーブル8の長手方向に沿って荷物を移動させながら下ろしたりすることも可能となり、荷物の出し入れがしやすくなっている。
(4)左右同じ形状のパイプフレーム25であるため、移動させたり荷物を積載する際の台車1の長手方向における方向性がなくなり(つまり、どちらの向きでもよい)、向きを変える必要がなく使いやすい。
(5)パイプフレーム25は一方、あるいは両方ともテーブル8から取り外せるため、状況によって様々なパターンで使用できて便利である。
(1)台車1のテーブル8の上に高さのある倒れやすいものや、自力では倒れてしまうものを荷物として置いた場合に、パイプフレーム25に寄りかからせて、立て掛けることで倒れることなく運搬することができる。
(2)パイプフレーム25は上方に十分な長さがあるため高さのあるような荷物でも安定性よく立て掛けることができる。
(3)左右一対のパイプフレーム25の間となるテーブル8の上面長手方向は上方に向かって開放されているので、上方から荷物をテーブル8上に下ろしたり、テーブル8の長手方向に沿って荷物を移動させながら下ろしたりすることも可能となり、荷物の出し入れがしやすくなっている。
(4)左右同じ形状のパイプフレーム25であるため、移動させたり荷物を積載する際の台車1の長手方向における方向性がなくなり(つまり、どちらの向きでもよい)、向きを変える必要がなく使いやすい。
(5)パイプフレーム25は一方、あるいは両方ともテーブル8から取り外せるため、状況によって様々なパターンで使用できて便利である。
尚、この考案は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記台車1の構成は一例である。
・テーブル8は本体フレーム2と一体化していてもよい。
・台車は昇降機構10を有してなくともよい。
・パイプフレーム25の形状は上記以外でもよい。例えば、上記では軽量化のためパイプ材を使用したがパイプ材でなくともよい。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
・上記台車1の構成は一例である。
・テーブル8は本体フレーム2と一体化していてもよい。
・台車は昇降機構10を有してなくともよい。
・パイプフレーム25の形状は上記以外でもよい。例えば、上記では軽量化のためパイプ材を使用したがパイプ材でなくともよい。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…台車、2…台車本体としての本体フレーム、7…車輪としてのストッパ付きキャスター、8…テーブル、25…パイプフレーム。
Claims (4)
- 荷物を積載するための方形のテーブルを備えた台車本体と、
前記台車本体の裏面に配設された3つ以上の車輪と、
を備え、
前記テーブル上面であって前記テーブルの所定の辺の近傍に前記所定の辺に沿った方向に延出される前記荷物を立て掛けるためのフレームを着脱可能に立設したことを特徴とする台車。 - 前記フレームは対向する前記所定の辺の近傍に左右一対として配設され、少なくとも一方が着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の台車。
- 前記テーブルの上面は上方に向かって開放されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の台車。
- 前記テーブルを昇降させる昇降機構を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の台車。
Priority Applications (1)
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JP2014004826U JP3194428U (ja) | 2014-09-10 | 2014-09-10 | 台車 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5945374B1 (ja) * | 2016-02-12 | 2016-07-05 | 一郎 永吉 | 建築資材運搬装置 |
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2014
- 2014-09-10 JP JP2014004826U patent/JP3194428U/ja not_active Expired - Fee Related
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