JP3193267U - 掛止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを抑えながら、重量物や複数の物品を掛止可能なフック部を有する掛止具を提供する。【解決手段】掛止具100は、板状部材から一体的かつ面一に形成される本体部1、及びフック部2を有し、本体部1に対しフック部2を折起こしてフック部2に物品を掛止し、掛止具100は、フック部2の厚み方向と垂直な方向を掛止方向とする。掛止具100は、連結部3に折線2cを備え、フック部2の厚み方向と垂直な方向を掛止方向とする。折線2cは、板状部材のフック部2を折起こす側の表面に設けられるとともに、U字溝又はV字溝からなることが好ましく、フック部2は複数備えられ、複数のフック部2の折線2cが同一直線上に位置し、複数のフック部2は、折線2cの両側から交互に折起こされることが好ましい。【選択図】図1

Description

この考案は、フックに物品を吊り下げて展示や収納を行うための掛止具に関する。
従来、小売店舗等で小物商品を展示販売するための什器として、商品を吊り下げるためのフック部を多数備えた掛止具が汎用されている。かかる掛止具は、例えば、特許文献1の掛止具に見られるように、一般に樹脂を射出成型して形成されるため、金型の製作コストが嵩むという問題があった。
そこで、例えば、特許文献2のように、樹脂製の板状部材の一部を切り起こしてフック部を形成する「クリップフック」という名称の掛止具が提案されている。この特許文献2の掛止具は、可撓性を有する合成樹脂板から上方と両側方に切り込みを入れた略台形状部分を底辺部分で下方へ折返すように板状部材から起こしてフックとするもので、因みに、その名の通り、合成樹脂の可撓性を利用してフック部に物を挟むクリップ機能を具備している。
特開2012−80929号公報 特開2011−247401号公報
しかし、特許文献2のような掛止具は、フックが撓んでしまうため重量のある物は掛止できないという問題や、フックの根元部分に物品を掛止することとなるため、複数の物品を掛止できないという問題がある。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、製造コストを抑えながら、重量物や複数の物品を掛止可能なフック部を有する掛止具の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた考案は、板状部材から一体的かつ面一に形成される本体部、及びフック部を有し、前記本体部に対し前記フック部を折起こして前記フック部に物品を掛止する掛止具であって、前記フック部の厚み方向と垂直な方向を掛止方向とすることを特徴とする。
ここで、「掛止方向」とは、フック部に掛止した物品にかかる重力の方向をいうものとする。
本考案に係る掛止具では、このように、フック部の厚み方向と垂直な方向を掛止方向とするため、フック部が被掛止物の重量により撓むことを抑制できる。
本考案に係る掛止具は、前記フック部と前記本体部の境界に前記フック部を前記本体部に対し折起こすための折線を備えることが好ましい。かかる折線を備えることで、折起こしたフック部が板状部材の可撓性により、折起こす前の方向へ戻ってしまうことを抑制できる。
本考案の掛止具は、前記折線が、U字溝又はV字溝からなることが好ましい。こうすることで、フック部を切起こした際に折線部に加わる応力を軽減して、フック部が折線部で破損することを抑制できる。
本考案の掛止具では、前記フック部を複数備え、前記複数のフック部の折線が同一直線上に位置することが好ましい。こうすることで、複数の商品を掛止できるとともに、複数の商品を掛止した場合に商品の重量により掛止具が傾くことを抑制できる。
前記複数のフック部は、前記折線の両側から交互に折起こされるが好ましい。こうすることで、フックを立ち上げたあとに本体部に形成される切れ込み部の数が本体部の両側で均等に配置されるため、より掛止具のバランスを向上させることができる。
本考案の掛止具は、前記本体部に広告用ポスターを貼付する掲示部を有してもよく、当該掲示部に貼付されたポスターを覆うための透明樹脂板からなるカバーを備えてもよい。こうすることで、当該掛止具に掛止した商品の宣伝を効率よく行うことができる。
以上説明したように、本考案の掛止具によれば、フック部が被掛止物の重量により撓むことを抑制できるため、フック部に重量物を掛止したり、1つのフック部に複数の物品を掛止したりすることができる。
本考案の第1実施形態に係る掛止具において、フック部を倒した状態を示す斜視図である。 図1に示した掛止具のフック部を折起こした状態を示す斜視図である。 図1に示した掛止具に商品を掛止した様子を示す斜視図である。 図1に示した掛止具の折線の長手方向に垂直な断面図である。 本考案の第2実施形態に係る掛止具に、図3に示した方法とは別の方法で商品を掛止した様子を示す斜視図である。 本考案の第3実施形態に係る掛止具に、また別の方法で商品を掛止した様子を示す斜視図である。 本考案に係る掛止具に、さらに別の方法で商品を掛止した様子を側面視で示す説明図である。
以下、適宜図面を用いながら本考案の実施形態について詳述する。ただし、本考案は、以下の実施形態に限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1乃至図3は、本考案の第1実施形態に係る掛止具100を示している。掛止具100は、透明樹脂製の板状部材をトムソン型により打ち抜いて成形され、本体部1と、複数のフック部2と、を主に備える他、アイ片3を備えている。
本体部1は、図2に示すように、当該掛止具100の使用時の上下方向を長手方向とする長方形状を有し、幅方向の両端にフック部2を折起こしたあとのフック部2と略同形状をなした切れ込み部分1aが形成されている。
フック部2は、図1に示すように、先端が上方へ湾曲した「し」の字状の掛止用部21と、掛止用部21よりも上下方向の幅が広く設けられた基端部22とを有し、本体部1の幅方向の両端から内側へと切れ込む上下一対の切込線2a,2bによって、本体部1から切断分離され、上下の切込線2a,2bの内側端どうしを結ぶ直線状の折線2cで折り曲げられて、本体部1に対し垂直な方向に折起こされる。
本実施形態では、本体部1の左右6個ずつ計12個のフック部2が、上から順に、右、左、右、…と左右から交互に切起こされている。
折線2cは、図4に示すように、折線2cの延びる方向に垂直な断面がV字又はU字に形成されることが好ましく、U字に形成されることがより好ましい。U字やV字にすることで、フック部2を折起こした際に、フック部2が折線部で破損することを抑制できる。また、当該断面をU字とすることで、折線の底部に亀裂が入ることを抑制できる。
アイ片3は、図1に示すように、本体部1の上辺の両端に一対が設けられ、本体部1の右辺の上端部に1個が設けられている。アイ片3の中心には、掛止具100を吊り下げるための紐やフックを挿通する貫通孔3aが設けられている。
次に、以上のような構成を有する掛止具100の使用方法及び作用効果について説明する。掛止具100を使用する際には、アイ片3を利用して壁等に吊り下げる。図3の例では、アイ片3に掛け紐4を取り付け、さらに掛け紐4にS字金具5を取り付け、S字金具5を壁に設けたフック6へ引き掛ける。あるいは、アイ片3を壁に打ち込んだ釘や木ネジに引き掛けるようにしてもよい。掛止具100を壁等に吊り下げると、図3に示すように掛止具100に吊り下げる商品Aを掛止する。この際、商品Aの大きさに応じて、適宜必要な数だけフック部2を手前側に折起こす。このとき、フック部2は、先端側が本体部1の端縁へ露出しているので、側方からフック部2の先端に指をかけることができ、容易に手前に折起こすことができる。
また、フック部2は、図3に示すように、物品の掛止方向がフック部2の厚み方向に垂直であるため、フック部の厚み方向を掛止方向とする場合に比べて撓みにくく、より重量のある商品を掛止したり複数の商品を係止したりすることができる。
また、フック部2は、掛止用部21よりも基端部22の上下方向の幅を大きく設けたことから折線2cを長くすることができ、フック部2に釣り下げた商品から折線2cの単位長さあたりに加わる力を小さくできるため、フック部2が折線2cで破損することを抑制できる。
さらに、折線2cの断面形状がU字やV字に形成されていることから、フック部2を本体部1の表側に垂直に折起こした際に、折線2cの表側部分が押し潰されることがないため、折線2cの部分でフック部2が破損しにくい。また、折起こしたフック部2が元に戻ろうとする力を抑制できるため、フック部2の向きが本体部1に対し傾斜することを抑制できる。
(第2実施形態)
図5は、本考案の第2実施形態に係る掛止具200を示している。掛止具200は、本体部1の上端辺の中央にアイ片3を1個のみ備えている。第1実施形態のようにアイ片3が本体部1の上端辺に2個設けられる場合は、掛け紐4を吊るす金具の向きにより掛け紐4がねじれる場合がある。第2実施形態では、アイ片1を1つにすることで、掛け紐4のねじれを抑制している。また、アイ片3がフック部2の折線2cの延長線上に設けられるため、掛止具200の左右のバランスを十分に確保することができる。また、掛止具200は、上端部に広告用のポスター7を貼付する掲示部1dを備えている。
図5では、フック部2を起こさずに商品Aを掛止している。厚みの無い商品はこのようにフック部2を起こさずに掛止でき、フック部2を起こさないことで、フック部2が嵩張ることを抑制できる。また、このようにフック部2を起こさずに掛止することで、薄手の商品であれば、図5のように、商品を重ねて掛止することができる。
(第3実施形態)
図6は、本考案の第3実施形態に係る掛止具300を示している。掛止具300は、本体部1の掲示部1dを覆うカバー8を備えている。カバー8は矩形の透明樹脂からなる。また、第3実施形態のアイ片3は、掛け紐4をかける際にカバー8が邪魔にならないよう本体部1との境界に設けた折線3bで、後方へ倒すことができる。
図6では、1つのフック部2に商品Aを複数個掛止する様子を示している。さらに、図7は、集めの商品Bを本考案の掛止具100に掛止するようすを示している。図7に示すように、フック部2を本体部1の表側と裏側の両方へ交互に起こして商品Bを掛止することで厚みを有する商品Bであっても多数個を効率的に掛止することができる。
尚、図5〜図7で示した商品の掛止方法は、第1〜第3実施形態のいずれの掛止具でも用いることができる。
本考案の掛止具は、上記の実施形態に限られるものではなく、例えば、フック部の数は11個以下でも13個以上でもよい。フック部は、板状部材の端縁から離れた位置で切起こされてもよい。本体部は縦長の長方形に限らず、横長の長方形でもよく、長方形に限らず円形、楕円形等の曲線で囲まれた形状や、三角形、五角形等の多角形や、トラック型等の直線及び曲線で囲まれた形状でもよい。複数のフック部は上下に並べるものに限らず、水平方向に並べても水平方向に傾斜する方向に並べてもよいし、円形に並べても本体部に散在するよう並べてもよい。本体部を水平方向に対し傾斜して設置するよう構成してもよい。
本考案の掛止具は、フック部に重量のある物品を掛止でき、また1つのフック部に複数の物品を係止できることから、家庭や店舗において各種の商品や日用品を掛止する掛止具として好適に採用できる。
100,200,300 掛止具
1 本体部
2 フック部
2c 折線

Claims (7)

  1. 板状部材から一体的かつ面一に形成される本体部、及びフック部を有し、前記本体部に対し前記フック部を折起こして前記フック部に物品を掛止する掛止具であって、
    前記フック部の厚み方向と垂直な方向を掛止方向とすることを特徴とする掛止具。
  2. 前記フック部と前記本体部の境界に前記フック部を前記本体部に対し折起こすための折線を備える請求項1に記載の掛止具。
  3. 前記折線が、U字溝又はV字溝からなる請求項2に記載の掛止具。
  4. 前記フック部を複数備え、
    前記複数のフック部の折線が同一直線上に位置する請求項2又は請求項3のいずれか1項に記載の掛止具。
  5. 前記複数のフック部は、前記折線の両側から交互に折起こされる請求項4に記載の掛止具。
  6. 前記本体部に広告用ポスターを貼付する掲示部を有する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の掛止具
  7. 前記掲示部に貼付されたポスターを覆うための透明樹脂板からなるカバーを備える請求項6に記載の掛止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020175226A (ja) * 2020-07-27 2020-10-29 ぺんてる株式会社 棒状物用陳列板

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