JP3193097B2 - 紙葉類さばき装置 - Google Patents

紙葉類さばき装置

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JP3193097B2
JP3193097B2 JP04050192A JP4050192A JP3193097B2 JP 3193097 B2 JP3193097 B2 JP 3193097B2 JP 04050192 A JP04050192 A JP 04050192A JP 4050192 A JP4050192 A JP 4050192A JP 3193097 B2 JP3193097 B2 JP 3193097B2
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙葉類さばき装置に関
する。ここで、本発明の紙葉類さばき装置が取扱い可能
とする紙葉類としては、紙、プラスチックシート、金属
シート等を含むものとする。
【0002】
【従来の技術】印刷ライン等で、パレット上に積層され
た用紙を印刷機等の下工程に対し1枚づつ送給する場合
には、2枚送りを防止するため、予め紙さばきを施され
た用紙束をパレット上に供給することとしている。従
来、この紙さばきは手作業によるものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、印刷ライ
ン等の用紙処理ラインでは、1日に数トンもの用紙を使
用しており、作業者は多量の用紙を手作業にて、搬入、
紙さばき、搬出し続ける必要があり、重労働である。
【0004】本発明は、紙葉類の紙さばきを自動化し、
作業者の負担を軽減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、積層された紙
葉類を屈曲する紙葉類さばき装置であって、少なくとも
1対のコンベアを直列に接続するとともに、接続部を中
心に少なくとも一方のコンベアを屈曲自在とするコンベ
ア装置と、一方のコンベアの屈曲に連動して旋回し、紙
葉類を該一方のコンベアにクランプする第1のクランプ
手段と、他方のコンベアに紙葉類をクランプする第2の
クランプ手段と、少なくとも一方のコンベアを屈曲駆動
する屈曲駆動手段と、コンベア装置のコンベアを搬送駆
動し、この搬送駆動により紙葉類の搬入並びに次工程へ
の搬出を行なう搬送駆動手段とを有してなるようにした
ものである。
【0006】
【作用】紙葉類は、コンベア装置を構成する少なくとも
一対のコンベアに支持され、第1のクランプ手段によっ
て一方のコンベアにクランプされ、第2のクランプ手段
によって他方のコンベアにクランプされた状態で、少な
くとも一方のコンベアの屈曲動作とともに屈曲せしめら
れ、紙さばきを施されるものとなる。
【0007】このとき、コンベア装置のコンベアは、上
述の屈曲動作だけでなく、搬送駆動されて、紙葉類の搬
入、搬出をも行なう。
【0008】
【実施例】図1は印刷ラインを示す模式図、図2は用紙
処理装置を示す側面図、図3は図2の平面図、図4は用
紙処理装置の要部を示す斜視図、図5は用紙さばき手順
の一例を示す模式図、図6は用紙さばき手順の他の例を
示す模式図、図7は用紙さばき手順の更に他の例を示す
模式図である。
【0009】本発明の実施例を説明するに先立ち、印刷
ラインの一般的作業手順(A) 〜(L)について説明する
(図1参照)。
【0010】(A) 開梱 用紙1を梱包してある梱包紙2の側面を切り開き、切り
開かれた梱包紙2から用紙束を取り出す。
【0011】(B) 紙さばき 開梱された用紙束を屈曲し、用紙間に風入れすることに
て紙さばきを施す。この紙さばきは、後工程で印刷機に
送給される用紙の2枚送りを防止し、用紙を1枚づつ送
給可能とするためのものである。
【0012】(C) 紙揃え 紙さばきを施された用紙束をパレット3上に棒積みす
る。この棒積みは、用紙束を中板を介することなく、パ
レット3上に連続的に積み上げるものである。
【0013】(D) 印刷 棒積みされた用紙1を1枚づつ印刷機4に送給し、片面
の印刷を行なう。印刷された用紙1は、パレット3上に
板積みされる。この板積みは、パレット3上にスペーサ
5を介して多段配置される各中板6の間に小単位に区分
けした用紙束を載置するものである。即ち、この板積み
は、印刷直後の用紙1を大量に棒積みすることによるイ
ンク付着を防止するため、印刷された用紙1を中板6上
に所定枚数の小単位分だけ積載することを繰り返すもの
である。
【0014】片面印刷のみで印刷完了とする場合には
(J) へ行き、両面印刷する場合には(E) 〜(I) を経て
(J) へ行く。
【0015】(E) 板取り 上記(D) の印刷後に板積みされた用紙1を棒積みに積み
替える。即ち、各中板6上の小単位の用紙束を棒積み用
のパレット3上に移載し、用紙束を除かれた中板6を人
手もしくはロボットにて排除することを繰り返すのであ
る。
【0016】(F) 反転紙さばき 上記(E) の板取りの過程で、用紙束を反転(残りの片面
を印刷面とするための反転)するとともに、屈曲して用
紙間に風入れすることにて紙さばきを施す。
【0017】(G) 不良用紙除去 上記(E) の板取りの過程で、用紙束内に混在している不
良用紙を除去する。
【0018】(H) 紙揃え 反転紙さばきを施された用紙束をパレット3上に棒積み
する。
【0019】(I) 印刷 棒積みされた用紙1を1枚づつ印刷機4に送給し、残り
の片面の印刷を行なう。印刷された用紙1は、パレット
3上に板積みされる。
【0020】(J) 板取り 前記(D) 、又は上記(I) の印刷後に板積みされた用紙1
を棒積みに積み替える。
【0021】(K) 不良用紙除去 上記(J) の板取りの過程で、用紙束内に混在している不
良用紙を除去する。
【0022】(L) 出荷 印刷された用紙1を棒積み状態で出荷する。
【0023】然るに、ここに示す実施例は、上述の印刷
ラインにおいて、(B) 、(F) の紙さばき作業を自動化す
るため、図2〜図4に示した用紙処理装置10を用いる
ものである。
【0024】用紙処理装置10は、用紙1を積層支持し
上下動する前段部ストッカ11と、用紙1を積層支持す
る後段部ストッカ12と、前段部ストッカ11に積層さ
れた用紙1を順次後段部ストッカ12に向けて搬送する
コンベア装置13とを有する。そして、用紙処理装置1
0は、前段部ストッカ11、後段部ストッカ12、コン
ベア装置13の作動を用紙1の品種、用紙処理装置10
の運転状況等に応じて自動制御する制御装置100を有
している。
【0025】前段部ストッカ11は、リフト装置14に
て上下動するとともに、最上層の用紙束をチャックして
コンベア装置13に押し出す押し出し装置15を付帯的
に備え、前段部ストッカ11上の最上層の用紙束が押し
出し装置15によるチャック位置に設定されるように上
昇せしめられる。
【0026】後段部ストッカ12は、リフト装置16に
て上下動するとともに、コンベア装置13から搬出され
てくる用紙束をチャックして最上層に引き込む引き込み
装置17を付帯的に備え、後段部ストッカ12上の最上
面が引き込み装置17による用紙搬出位置に設定される
ように下降せしめられる。尚、後段部ストッカ12は、
最上面の下回り4辺に、背面基準板18A、正面揃え板
18B、両側揃え板19A、19Bを配置しており、不
図示の正面揃え駆動部によって小刻みに振動する正面揃
え板18Bにより最上層の用紙1を背面基準板18Aに
たたき、不図示の両側面揃え駆動部によって小刻みに対
向的に振動する両側揃え板19A、19Bにより最上層
の用紙1を両側からたたき、紙揃えを行なう。
【0027】コンベア装置13は、以下の如く構成され
ている。コンベア装置13は、一対をなす第1と第2の
コンベア21A、21Bを接続軸22を介して直列に接
続するとともに、接続軸22を中心に両コンベア21
A、21Bを屈曲自在としている。
【0028】即ち、架台20には接続軸22が回転自在
に支持されている。そして、接続軸22の一端回りに回
転自在に支持されている第1プーリ23Aには第1アー
ム24Aの基部がボルト結合され、第1アーム24Aの
先端部には支軸25Aが回転自在に支持され、接続軸2
2回りに固定されているプーリ26Aと支軸25A回り
に回転自在に支持されているプーリ27Aには第1コン
ベア21Aが巻き回されている。他方、接続軸22の他
端回りに回転自在に支持されている第2プーリ23Bに
は第2アーム24Bの基部がボルト結合され、第2アー
ム24Bの先端部には支軸25Bが回転自在に支持さ
れ、接続軸22回りに固定されているプーリ26Bと支
軸25B回りに回転自在に支持されているプーリ27B
には第2コンベア21Bが巻き回されている。
【0029】そして、接続軸22の他端突出部にはプー
リ28が固定され、搬送駆動モータ29の出力軸に固定
のプーリ30と、上記プーリ28には搬送駆動ベルト3
1が巻き回されている。即ち、搬送駆動モータ29の回
転力は接続軸22を回転し、ひいては接続軸22に固定
のプーリ26A、26Bに巻き回されている両コンベア
21A、21Bを搬送駆動せしめ、用紙1の搬入並びに
次工程への搬出を行なうようにする。
【0030】また、第1アーム24Aが固定されている
第1プーリ23Aと、第1旋回駆動モータ32Aの出力
軸に固定のプーリ33A(不図示)には第1屈曲駆動ベ
ルト34Aが巻き回されている。即ち、第1旋回駆動モ
ータ32Aの回転力は第1プーリ23Aを回転し、ひい
ては第1プーリ23Aに固定されている第1アーム24
Aを接続軸22回りにおいて旋回させることにて、第1
コンベア21Aを適宜角度旋回、屈曲駆動せしめる。
【0031】また、第2アーム24Bが固定されている
第2プーリ23Bと、第2旋回駆動モータ32Bの出力
軸に固定のプーリ33Bには第2屈曲駆動ベルト34B
が巻き回されている。即ち、第2旋回駆動モータ32B
の回転力は第2プーリ23Bを回転し、ひいては第2プ
ーリ23Bに固定されている第2アーム24Bを接続軸
22回りにおいて旋回させることにて、第2コンベア2
1Bを適宜角度旋回、屈曲駆動せしめる。
【0032】更に、コンベア装置13は、第1コンベア
21Aの屈曲に連動して旋回し、用紙1を第1コンベア
21Aにクランプする第1クランプローラ35Aを備え
ている。即ち、第1アーム24Aにはガイドレール36
Aが延設され、このガイドレール36Aにはスライダ3
7Aが嵌着され、スライダ37Aには昇降シリンダ38
Aによりスライドガイド37Sに沿って昇降自在とされ
る軸受チョック39Aが支持され、軸受チョック39A
には第1クランプローラ35Aが支持されている。ま
た、第1アーム24Aの先端部の支軸25Aは第1クラ
ンプ移動モータ40Aにて回動可能とされ、支軸25A
に固定のスプロケット41Aと接続軸22に回転自在に
支持されているスプロケット42Aにはチェーン43A
が巻き回され、このチェーン43Aには上述のスライダ
37Aが固定されている。これにより、第1クランプロ
ーラ35Aは、第1コンベア21Aの屈曲に連動して旋
回するとともに、第1クランプ移動モータ40Aの回転
力により横移動し、昇降シリンダ38Aの作動により昇
降して、第1コンベア21A上にある用紙1の適宜位置
をクランプする。尚、軸受チョック39Aはブレーキ4
4Aを備え、第1クランプローラ35Aを適時回転ロッ
クし得る。
【0033】また、コンベア装置13は、第2コンベア
21Bの屈曲に連動して旋回し、用紙1を第2コンベア
21Bにクランプする第2クランプローラ35Bを備え
ている。即ち、第2アーム24Bにはガイドレール36
Bが延設され、このガイドレール36Bにはスライダ3
7Bが嵌着され、スライダ37Bには昇降シリンダ38
Bによりスライドガイド37S(不図示)に沿って昇降
自在とされる軸受チョック39Bが支持され、軸受チョ
ック39Bには第2クランプローラ35Bが支持されて
いる。また、第2アーム24Bの先端部の支軸25Bは
第2クランプ移動モータ40Bにて回動可能とされ、支
軸25Bに固定のスプロケット41Bと接続軸22に回
転自在に支持されているスプロケット42Bにはチェー
ン43Bが巻き回され、このチェーン43Bには上述の
スライダ37Bが固定されている。これにより、第2ク
ランプローラ35Bは、第2コンベア21Bの屈曲に連
動して旋回するとともに、第2クランプ移動モータ40
Bの回転力により横移動し、昇降シリンダ38Bの作動
により昇降して、第2コンベア21B上にある用紙1の
適宜位置をクランプする。尚、軸受チョック39Bはブ
レーキ44Bを備え、第2クランプローラ35Bを適時
回転ロックし得る。
【0034】然るに、制御装置100は、前段部ストッ
カ11のリフト装置14、押し出し装置15、後段部ス
トッカ12のリフト装置16、引き込み装置17、コン
ベア装置13の搬送駆動モータ29、旋回駆動モータ3
2A、32B、昇降シリンダ38A、38B、クランプ
移動モータ40A、40B、ブレーキ44A、44B等
を、用紙1の品種、用紙処理装置10の運転状況等に応
じて自動制御することとしている。
【0035】尚、用紙処理装置10を前述の印刷ライン
における(B) の紙さばき作業工程で用いる場合には、前
段部ストッカ11は開梱された棒積み状態の用紙1を支
持し、後段部ストッカ12はコンベア装置13において
以下に述べる如くに紙さばきを施された用紙1を棒積み
状態で支持する。そして、前段部ストッカ11が付帯し
ている押し出し装置15は、前段部ストッカ11上の用
紙1を複数枚からなるブロック単位(用紙束1A)で順
次、コンベア装置13に送給する。
【0036】以下、用紙処理装置10による紙さばき作
業手順について説明する(図5参照)。
【0037】(A) 前段部ストッカ11上の用紙1を用紙
束1Aの状態で押し出し装置15によりコンベア装置1
3に搬入する。
【0038】(B) 第1クランプローラ35Aを原位置か
ら横移動して用紙束1Aを第1コンベア21Aにクラン
プする。
【0039】(C) 第2クランプローラ35Bを原位置か
ら横移動して用紙束1Aを接続軸22のほぼ直上にて第
2コンベア21Bにクランプする。
【0040】(D) 第1クランプローラ35Aをブレーキ
44Aにより回転ロックし、第2クランプローラ35B
を回転自在とする状態で、第2コンベア21B(及び第
2クランプローラ35B)を67.5度正方向に屈曲する。
【0041】(E) 第2クランプローラ35Bを横移動し
て用紙束1Aの右端を第2コンベア21Bにクランプ
し、かつ第2クランプローラ35Bをブレーキ44Bに
より回転ロックする。そして、第1クランプローラ35
Aを回転自在とする状態で、第2コンベア21B(及び
第2クランプローラ35B)を更に67.5度正方向に屈曲
するとともに、第1クランプローラ35Aを横移動して
用紙束1Aの左端を第1コンベア21Aにクランプし、
かつ該第1クランプローラ35Aをブレーキ44Aによ
り回転ロックする。
【0042】(F) 第2コンベア21B(及び第2クラン
プローラ35B)を135 度逆方向に戻し屈曲する。これ
により、用紙束1Aの中間部にたるみが形成される。そ
して、第1コンベア21A(及び第1クランプローラ3
5A)と第2コンベア21B(及び第2クランプローラ
35B)を数回正逆両方向に揺動的に屈曲し、用紙束1
Aに風入れを行なう。これが紙さばきとなる。
【0043】この工程(F) の後、両クランプローラ35
A、35Bを上昇させて用紙束1Aを後端部ストッカ1
2の側に搬出しても良いが、本実施例では更に工程(G)
〜(I) が施される。
【0044】(G) 第1コンベア21A(及び第1クラン
プローラ35A)と第2コンベア21B(及び第2クラ
ンプローラ35B)を、互いに山形をなすように屈曲す
る。これにより、用紙束1からの風抜きが行なわれる。
【0045】(H) 両クランプローラ35A、35Bを上
昇させて、両コンベア21A、21Bに対する用紙束1
Aのクランプを解除する。
【0046】(I) 第1コンベア21A(及び第1クラン
プローラ35A)と第2コンベア21B(及び第2クラ
ンプローラ35B)を戻し屈曲して水平状態とする。
【0047】この紙さばき終了後、コンベア装置13
は、両コンベア21A、21Bを回転駆動し、上述の紙
さばきされた用紙束1Aを後段部ストッカ12の側に搬
出する。このようにして、コンベア装置13から搬出さ
れる用紙束1Aは、後段部ストッカ12の引き込み装置
17により引き出されて後段部ストッカ12上に移載さ
れる。
【0048】尚、用紙処理装置10による紙さばき作業
方法は、図6の如くに行なうものであっても良い。この
図6の方法は、上述図5(A) 〜(I) の全工程のうち、
(D) 、(E) に相当する工程を以下如く変形するものであ
る。
【0049】即ち、図5(D) の変形方法として、第2ク
ランプローラ35Bをブレーキ44Bにより回転ロック
し、第1クランプローラ35Aを回転自在とする状態
で、第2コンベア21B(及び第2クランプローラ35
B)を67.5度正方向に屈曲する。
【0050】また、図5(E) の変形方法として、第1ク
ランプローラ35Aを横移動して用紙束1Aの左端を第
1コンベア21Aにクランプし、かつ該第1クランプロ
ーラ35Aをブレーキ44Aに回転ロックする。そし
て、第2クランプローラ35Bを回転自在とする状態
で、第2コンベア21B(及び第2クランプローラ35
B)を更に67.5度正方向に屈曲するとともに、第2クラ
ンプローラ35Bを横移動して用紙束1Aの右端を第2
コンベア21Bにクランプし、かつ該第2クランプロー
ラ35Bをブレーキ44Bにより回転ロックする。
【0051】更に、用紙処理装置10による紙さばき作
業方法は、図7の如くに行なうものであっても良い。こ
の図7の方法は、上述図5(A) 〜(I) の全工程のうち、
(C)〜(E) に相当する工程(第2コンベア21Bのみを
屈曲させたもの)を両コンベア21A、21Bの山形屈
曲工程に変形したものである。即ち、図7(A) 〜(G)の
各工程は以下の如くである。
【0052】(A) 図5(A) と同じ。 (B) 図5(B) と同じ。 (C) 第1クランプローラ35Aにより用紙束1Aの左端
を第1コンベア21Aにクランプし、第2クランプロー
ラ35Bにより用紙束1Aの右端を第2コンベア21B
にクランプする。そして、両クランプローラ35A、3
5Bを回転自在とする状態で、第1コンベア21A(及
び第1クランプローラ35A)と第2コンベア21B
(及び第2クランプローラ35B)を互いに山形をなす
ように屈曲する。その後、両クランプローラ35A、3
5Bをブレーキ44A、44Bにより回転ロックする。
【0053】(D) 図5(F) と同じ。 (E) 図5(G) と同じ。 (F) 図5(H) と同じ。 (G) 図5(I) と同じ。
【0054】以下、本実施例の作用効果について説明す
る。 用紙束1Aは、コンベア装置13を構成する一対のコ
ンベア21A、21Bに支持され、第1クランプローラ
35Aによって第1コンベア21Aにクランプされ、第
2クランプローラ35Bによって第2コンベア21Bに
クランプされた状態で、少なくとも一方のコンベア21
A、21Bの屈曲動作とともに屈曲せしめられ、紙さば
きを施されるものとなる。
【0055】このとき、コンベア装置13のコンベア
21A、21Bは、上述の屈曲動作だけでなく、搬送駆
動されて、用紙束1Aの搬入、搬出をも行なう。
【0056】上記、により、用紙束1Aの搬入、
紙さばき、搬出の一連の作業を自動化し、作業者の負担
を軽減できる。
【0057】上記により紙さばき装置となるコンベ
ア装置13自身が用紙束1Aの搬送機能をも持つもので
あり、格別な搬送装置を必要とせず、装置の簡素化を図
ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、紙葉類の
紙さばきを自動化し、作業者の負担を軽減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は印刷ラインを示す模式図である。
【図2】図2は用紙処理装置を示す側面図である。
【図3】図3は図2の平面図である。
【図4】図4は用紙処理装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図5】図5は用紙さばき手順の一例を示す模式図であ
る。
【図6】図6は用紙さばき手順の他の例を示す模式図で
ある。
【図7】図7は用紙さばき手順の更に他の例を示す模式
図である。
【符号の説明】
1 用紙(紙葉類) 13 コンベア装置 21A、21B、コンベア 29 搬送駆動モータ(搬送駆動手段) 32A、32B 旋回駆動モータ(屈曲駆動手段) 35A 第1クランプローラ(第1のクランプ手段) 35B 第2クランプローラ(第2のクランプ手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−112537(JP,A) 特開 昭50−127711(JP,A) 特開 昭53−106225(JP,A) 特開 昭57−141349(JP,A) 実開 昭60−93642(JP,U) 実開 昭62−20025(JP,U) 実開 昭60−90233(JP,U) 実開 昭50−104380(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 3/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層された紙葉類を屈曲する紙葉類さば
    き装置であって、 少なくとも1対のコンベアを直列に接続するとともに、
    接続部を中心に少なくとも一方のコンベアを屈曲自在と
    するコンベア装置と、 一方のコンベアの屈曲に連動して旋回し、紙葉類を該一
    方のコンベアにクランプする第1のクランプ手段と、 他方のコンベアに紙葉類をクランプする第2のクランプ
    手段と、 少なくとも一方のコンベアを屈曲駆動する屈曲駆動手段
    と、 コンベア装置のコンベアを搬送駆動し、この搬送駆動に
    より紙葉類の搬入並びに次工程への搬出を行なう搬送駆
    動手段とを有してなる紙葉類さばき装置。
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