JP3190149B2 - 自動車用制御装置の制御ゲイン変更装置 - Google Patents

自動車用制御装置の制御ゲイン変更装置

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JP3190149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の駆動系、操舵
系、懸架系、制動系等を制御する制御装置に予め設定さ
れた制御ゲインを、ドライバーの運転技量に応じて変更
する自動車用制御装置の制御ゲイン変更装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車においては、不特定多数の
ドライバーが、何処を、どのような使用環境・状態で走
行しても、一定の満足度を得るように、走行特性の制御
ゲインが設定されているのが一般的である。但し、各ド
ライバーの好みに応じて、パワーモードとノーマルモー
ドを選択したり、アクティブサスペンション装置におけ
る、コントロールモード、ハードモード、ソフトモード
の所望の1つを選択したり、また、4輪操舵装置におけ
るスポーツモードとノーマルモードを選択したりする
等、特定の少数の制御ゲインのみを2〜3通り選択でき
るようになっている。
【0003】しかし、不特定多数のドライバー向けに走
行特性の制御ゲインが設定された自動車や、特定の制御
ゲインのみをマニュアルスイッチを介して設定し得る自
動車では、全てのドライバーに満足を与えることは到底
不可能である。そこで、ドライバーの運転上の特徴を学
習して走行特性の制御ゲインを変更可能にした学習自動
車が提案されている。例えば、特公平3─44029号
公報には、操舵中における操舵角速度、操舵角、ヨーレ
イト、横加速度等をサンプリングし、所定時間内におけ
る平均値に基いてドライバーの操舵の特徴を抽出してス
テアリングホイールの操舵角に対する前輪及び/又は後
輪の転舵角の比率を変更するように学習制御する学習制
御自動車が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、ドライバーの運
転技量を判定する実用的な技量判定技術がなかったの
で、前記公報に記載の学習制御自動車も含めて、従来の
制御ゲイン変更可能な自動車においては、ドライバーの
技量に関係なく、ドライバーの運転上の傾向に応じて制
御ゲインを変更していた。そのため、ドライバーの運転
技量が低いにもかかわらず、ドライバーの運転上の傾向
に応じて、予め設定された制御ゲインを大きく変更する
と、安定方向へ制御ゲインが変更されるとは限らず、運
転技量の低いドライバーにとっては走行性や操縦性が低
下し、運転技量の高いドライバーにとっては自己の操縦
感覚通りの運転がしにくくなるという問題があった。
【0005】ここで、ドライバーの運転技量を正確に判
定する為には、運転技量の差が顕著に表れる走行状態の
ときに判定する必要があるが、従来の技術では、このこ
とに関して何ら提案されていないのが実情である。本発
明の目的は、ドライバーの運転技量を正確に判定し、ド
ライバーの運転技量に応じて、予め設定された制御ゲイ
ンを変更し得る自動車用制御装置の制御ゲイン変更装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手求項自動車用制御
装置の制御ゲイン変更装置は、アンチロックブレーキン
グ装置の作動頻度を検知する作動頻度検知手段と、作動
頻度検知手段の出力を受けアンチロックブレーキング装
置の作動頻度に基いてドライバーの技量を判定する技量
判定手段と、技量判定手段の出力を受け、ドライバーの
技量に応じて前記制御ゲインを変更する制御ゲイン変更
手段とを備えたものである。
【0007】請求項の制御ゲイン変更装置は、請求項
1に記載の技量判定手段が、技量判定の基準を、所定の
走行状態のときに変更するように構成されたものであ
る。ここで、請求項の所定の走行状態が、低μ路走行
状態である構成(請求項)と、予め設定された車速以
上の速度での走行状態である構成(請求項)とがあ
る。
【0008】
【発明の作用及び効求項自動車用制御装置の
制御ゲイン変更装置では、ドライバーの技量が高くなる
程、アンチロックブレーキング装置の作動頻度は低くな
るので、アンチロックブレーキング装置の作動頻度を作
動頻度検知手段により検知し、そのアンチロックブレー
キング装置の作動頻度に基いてドライバーの技量を技量
判定手段により判定し、ドライバーの技量に応じて制御
ゲインを変更するので、技量判定時の判定にバラツキが
なくなり、運転技量を正確に判定でき、自動車用制御装
置の制御特性を、ドライバーの運転技量に応じた特性に
することができる。
【0009】請求項の制御ゲイン変更装置では、技量
判定手段における技量判定の基準を、所定の走行状態
(例えば、低μ路走行、高速走行等)によって変更する
ので、走行状態による技量判定のバラツキを少なくする
ことができる。
【0010】請求項の制御ゲイン変更装置では、請求
の装置において、技量判定手段における技量判定の
基準を、低μ路走行状態で変更するので、低μ路走行状
態であっても運転技量を正確に判定することができる。
請求項の制御ゲイン変更装置では、請求項の装置に
おいて、技量判定手段の技量判定の基準を、予め設定さ
れた車速以上の速度での走行状態で変更するので、車速
が高くても運転技量を正確に判定することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。最初に、本実施例に係る自動車用制御装
置の制御ゲイン変更装置の概要について説明すると、制
御ゲイン変更装置は、自動車に設けられた、エンジン制
御装置、アクティブサスペンション制御装置、4輪操舵
制御装置、パワーステアリング制御装置、トラクション
制御装置、アンチロックブレーキング制御装置等の制御
装置の予め設定された制御ゲインを、ドライバーの運転
技量に応じて変更し、ドライバーの運転技量が高いとき
には、前記制御ゲインの変更度合いを大きくするように
したものである。これにより、ドライバーの運転技量に
応じた最適な操縦特性が得られる。
【0012】次に、自動車の全体構成、制御系、制御ゲ
インの変更制御について説明する。図1に示すように、
自動車1には、少なくとも、エンジン2の吸気量、点火
時期、燃料噴射量等を夫々制御するエンジン制御装置1
2(EGI)と、前輪3と後輪4のアクティブサスペン
ション装置6を制御するアクティブサスペンション制御
装置13(ACS)と、後輪4を操舵する後輪操舵機構
7を制御する4輪操舵制御装置14(4WS)と、操舵
ハンドル5をアシストするパワーステアリング装置8を
制御するパワーステアリング制御装置15(P/S)
と、前輪3及び後輪4のブレーキ9を含むアンチロック
ブレーキング装置を制御するアンチロックブレーキング
制御装置16(ABS)と、エンジン2と前輪3及び後
輪4のブレーキ9とを含むトラクション装置を制御する
トラクション制御装置17(TCS)とが設けられてい
る。
【0013】尚、前記制御装置12〜17により実行さ
れる制御は、夫々一般的なものなので、後述する場合を
除き、その説明を省略する。更に、これらの制御装置に
は、夫々の制御に必要な検出信号が図示外のセンサ類か
ら入力されるが、これらのセンサは、一般的なものなの
で、後述する場合を除き、その説明を省略する。
【0014】次に、制御系について図2に基いて説明す
る。制御ゲイン変更用の制御装置20には、EGI1
2、ACS13、4WS14、P/S15、ABS1
6、TCS17と、自動車の車速を検出する車速センサ
21と、自動車の操舵ハンドル5の操舵角を検出する舵
角センサ22と、自動車の車体に作用する横加速度を検
出する横加速度センサ23と、路面の摩擦係数を検出す
るμセンサ24と、車体のヨーレイトを検出するヨーレ
イトセンサ25と、ブレーキ9の作動を検出するブレー
キスイッチ26とが接続されている。
【0015】前記制御ゲイン変更用制御装置20は、E
GI12、ACS13、4WS14、P/S15、AB
S16及びTCS17の制御ゲインを変更する為に設け
られたものであり、CPUとROMとRAMとを含むマ
イクロコンピュータと、入出力インターフェースと、前
記センサ類からの検出信号をA/D変換したり波形整形
したりする変換回路や整形回路等で構成されている。
【0016】前記制御装置20のマイクロコンピュータ
のROMには、ドライバーの運転技量を判定し、その運
転技量に応じて、前記各制御装置12〜17に予め設定
されたベース制御ゲインを変更する技量判定・制御ゲイ
ン変更制御の制御プログラムと、これに付随するマップ
等が予め格納されている。更に、前記ROMには、EG
I12、ACS13、4WS14、P/S15、ABS
16、TCS18に予め設定された制御ゲイン(ベース
制御ゲイン)と同一の制御ゲインが格納されている。ま
た、制御装置20のマイクロコンピュータのRAMに
は、前記の技量判定・制御ゲイン変更制御の為の各種の
メモリ類が設けられている。
【0017】次に、技量判定・制御ゲイン変更制御の制
御ルーチンについて、図3と図4に基いて説明するが、
図中、Si(i=1,2,・・・)は各ステップを示
す。図3において、イグニッションスイッチの投入とと
もに制御が開始され、車速V、ブレーキスイッチからの
制動信号、横加速度G、μ信号、操舵角θh、ヨーレイ
トψv等の各種信号が読み込まれ(S1)、次に図4に
示す技量判定時期決定処理のサブルーチンが実行される
(S2)。
【0018】図4における技量判定時期決定処理は、ド
ライバーの運転技量を判定する際に最適な急旋回状態、
旋回制動状態、旋回加速状態の時、即ち、ドライバーの
技量によって、自動車の走行挙動が最も左右される時期
を決定する為に実行されるものであり、先ず、判定時期
決定フラグFをリセットして(S11)、車速Vが所定
車速V0 (例えば50km/h)以上か否か判定され(S1
2)、車速が所定車速V0 以上の場合(S12:Ye
s)、次に急旋回状態か否か判定する為に横加速度Gが
所定値G0以上か否か判定され(S13)、また、旋回
制動中か否か判断され(S15)、次に旋回加速中か否
か判定される(S15)。
【0019】S14の旋回制動状態は、操舵角θhと、
ブレーキスイッチ26からの制動信号とに基いて判定さ
れ、また、旋回加速状態は、操舵角θhと車速Vとに基
いて判断される。これらの判定の結果、1つでも、該当
する場合があれば(S13、S14又はS15:Ye
s)、技量判定時期として最適であるため、判定時期決
定フラグFをセットして(S16)、この技量判定時期
決定処理のサブルーチンを終了してリターンする。
【0020】急旋回状態、旋回制動中及び旋回加速中で
ない場合(S13・S14・S15:No)は、判定時
期決定フラグFをリセットして(S17)、技量判定時
期決定処理のサブルーチンを終了してリターンする。ま
た、車速Vが所定車速V0 以上でない場合(S12:N
o)、技量判定時期として適切でないので、そのままリ
ターンする。
【0021】次に、技量判定時期決定処理の終了後、図
3のS3に戻り、判定時期決定フラグFがセットされて
いるか否か判定され(S3)、判定時期決定フラグFが
セットされているときには、次に、技量判定の為の判定
基準しきい値を決定する為に、S4とS5において路面
μと車速Vについての判断がなされる。即ち、路面が低
μ路、即ち、路面摩擦係数μが所定値μ0 以下の場合
(S4:Yes)、又は車速Vが所定車速V1 以上の場
合(S5:Yes)には、判定基準しきい値がS1 に設
定される(S6)。また、路面摩擦係数μが所定値μ0
よりも大きく(S4:No)、かつ車速Vが所定車速V
1 よりも小さい場合(S5:No)には、判定基準しき
い値がS2に設定される(S7)。
【0022】上記判定基準しきい値S1 ,S2 は、図5
に示す操舵角θhとヨーレイトψvとをパラメータとす
るドライバー技量判定用マップにおいて、通常の安定し
た運転状態に相当する領域Aと、荒い運転状態に相当す
る領域Bとを区分するしきい値である。前記判定基準し
きい値S1 を判定基準しきい値S2よりも大きく設定し
たのは、低μ路の場合や車速Vが高いときには、操舵角
θhに対するヨーレイトψvの変化が著しくなるからで
ある。このように、しきい値S1 をしきい値S2よりも
大きく設定することで、路面状態と走行状態を加味した
適切な技量判定が可能となる。尚、図5における領域C
は、危険な運転状態に相当する領域である。
【0023】前記S6又はS7で判定基準しきい値S1
,S2 が決定されると、次に、図5のS8において、
技量判定用マップに基づく技量判定処理が実行される。
この技量判定処理は、自動車を操舵する操舵状態を検出
する第1検出手段(本実施例では、舵角センサ22)
と、操舵に伴う自動車の運動に関連する物理量(本実施
例では、ヨーレイトψv)を検出する第2検出手段(本
実施例では、ヨーレイトセンサ25)との出力に基い
て、ドライバーの運転技量を判定する。
【0024】即ち、図5に示すドライバー技量判定用マ
ップにおいて、操舵角θhとヨーレイトψvとで決まる
点(θh,ψv)が、領域A、領域B、領域Cのいずれ
に入るか判定し、この判定を一定時間の間多数回繰り返
し、領域Aに入る確率を求めることにより、ドライバー
の技量を判定する。
【0025】図6は、前記領域Aに入る確率を求める為
に、操舵角θhとヨーレイトψvのデータをサンプリン
グするサンプリング方法を示すもので、車速Vが所定範
囲内(例えば、40〜100km/h)で、平均車速が所定
値V0 (例えば、50km/h)以上の時に、100mse
cのサンプリング周期で、一定時間( 例えば、10分)
のサンプリングを行い、移動平均法により、5分毎に、
技量(領域Aに入る確率)を判定する。このように、図
5の技量判定用マップに基いて、操舵角θhとヨーレイ
トψvとから比較的簡単にドライバーの運転技量を判定
できる。
【0026】図7は、前記移動平均法により、領域A,
B,Cに入る確率を算出した1例を示すもので、(A)
は、技量が上でかつ精神安定状態の場合で、領域Aに入
る確率が全体の90%以上、領域Bに入る確率が10%
以下、領域Cに入る確率が0%の場合を示し、(B)
は、技量が中・下であるか又は精神不安定状態の場合
で、領域Aに入る確率が全体の80%以下、領域Bに入
る確率が10%以上、領域Cに入る確率が10%以上の
場合を示す。
【0027】前記のサンプリングで求めたデータ(θ
h,ψv)を技量判定用マップに適用しつつ、所定時間
に亙って技量(領域Aに入る確率)の判定を実行する技
量判定処理(S8)の終了後、S9において制御ゲイン
補正係数Kの演算を実行する。この制御ゲイン補正係数
Kは、前記のようにして求めた領域Aに入る確率を、前
記ROMに予め格納されたマップ(図8参照)に適用す
ることで演算する。
【0028】図8からも判るように、運転技量が高く、
領域Aに入る確率が高くなるほど、補正係数Kが大きく
なる。例えば、領域Aに入る確率が90%以上の場合に
は、補正係数Kが1.2 となり、領域Aに入る確率が60
%以下の場合には、補正係数Kが0.8 となる。このよう
に、ドライバーの運転技量が平均的運転技量(領域Aに
入る確率が約75%)の場合には補正係数Kが1.0 とな
り、平均的運転技量よりも運転技量が高くなるのに応じ
て補正係数Kが1.0 以上に大きくなり、平均的運転技量
よりも運転技量が低くなるのに応じて補正係数Kが1.0
以下に小さくなるように設定されている。
【0029】ここで、EGI12の制御ゲインに関し
て、制御ゲイン「小」は低燃費方向、制御ゲイン「大」
はパワー増大方向であり、ACS13の制御ゲインに関
して、制御ゲイン「小」は乗り心地アップ方向(ソフト
方向)、制御ゲイン「大」は操縦安定性アップ方向(ハ
ード方向)であり、4WS14の制御ゲインに関して、
制御ゲイン「小」は小回り性アップ方向(逆相ゲイン増
大)、制御ゲイン「大」は操縦安定性アップ方向(同相
ゲイン増大方向)であり、P/S15の制御ゲインに関
して、制御ゲイン「小」は操舵力軽方向、制御ゲイン
「大」は操舵力重方向である。
【0030】S9における制御ゲイン補正係数Kの演算
後、S10において、この補正係数KがRAMのメモリ
に格納され、ROMに記憶している各部制御装置12〜
15のベース制御ゲインに補正係数Kを乗算して制御ゲ
インを変更し、その変更制御ゲインの信号を、EGI1
2、ACS13、4WS14、P/S15、等の各部制
御装置に出力し、その後S1へリターンして、この技量
判定・制御ゲイン変更制御を繰り返し実行する。このよ
うに、繰り返し実行することで、長時間運転の場合等に
おけるドライバーの肉体的・精神的疲労による運転技量
の低下に応じて制御ゲインを変更できる。
【0031】但し、制御ゲインの変更は、基本的には、
1人のドライバーにつき1回実行すればよいので、S1
0の終了後には、技量判定・制御ゲイン変更制御を終了
してもよい。尚、制御ゲイン変更用制御装置20から各
部制御装置12〜15に補正係数Kの信号のみを出力
し、制御ゲインの変更処理は、各部制御装置12〜15
内で行うようにしてもよい。以上のように、ドライバー
の運転技量が平均的レベルより高くなるのに応じて、制
御ゲイン補正係数Kが大きくなって制御ゲインの変更度
合いが大きくなり、その補正係数Kでベース制御ゲイン
を変更することで、ドライバーの運転技量に応じた制御
ゲインで各部制御装置12〜15の制御を行うことがで
き、自動車の各部制御装置12〜15をドライバーの運
転技量に応じた制御特性にすることができる。
【0032】次に、ドライバーの運転技量判定に関する
別実施例について説明する。この運転技量判定は、前記
図5のマップの代わりに、操舵角θhと操舵角速度dθ
hとをパラメータとする図9のマップに基いて行うもの
である。この運転技量判定では、舵角センサ22で検出
される操舵角θhから操舵角速度dθhを演算し、操舵
角θhと操舵角速度dθhとをパラメータとして、RO
Mに格納された図9の技量判定用マップに基いてドライ
バーの技量を判定する。
【0033】図9のマップには、操舵の応答が速く対応
操舵量が適当な領域Aと、操舵の応答が遅く対応操舵量
が不適当で速い修正が必要な領域Bとが示され、前記実
施例と同様に、移動平均法により、θhとdθhのデー
タをサンプリングし、その結果、前記と同様に、領域A
に入る確率で以て技量を判定し、その技量(領域Aに入
る確率)を図8のマップに適用して、前記同様に、制御
ゲイン補正係数Kを求め、その補正係数Kでベース制御
ゲインを変更する。尚、図5や図9のマップに代えて、
舵角速度とヨーレイトとをパラメータとするマップから
技量を判定することも可能である。
【0034】次に、技量判定・制御ゲイン変更制御の別
実施例について説明する。この技量判定・制御ゲイン変
更制御は、アンチロックブレーキング装置の作動頻度を
技量判定のパラメータとし、作動頻度が小さい程運転技
量が高いと判定し、その技量に応じて制御ゲイン補正係
数Kを求めて前記実施例と同様にベース制御ゲインを変
更するものである。制御ゲイン変更用制御装置20に
は、アンチロックブレーキング装置の作動頻度を検知
し、その検知した作動頻度に基いて技量判定を行い、技
量に応じて制御ゲイン補正係数Kを求めて各部制御装置
12〜15のベース制御ゲインを変更する技量判定・制
御ゲイン変更制御の制御プログラム(図10参照)と、
作動頻度と技量との関係を示すマップ(図11参照)と
が予め入力格納してある。
【0035】次に、この制御について、図10と図11
のマップに基いて説明するが、図10において、Si
(i=20,21,・・・)は各ステップを示す。図1
0のフローチャートにおいて、イグニッションスイッチ
の投入とともに制御が開始されるが、初期設定によりカ
ウンタIとカウンタNは夫々「0」に設定され、次に、
車速V、ABS開始信号、μ信号等の各種信号が読み込
まれ(S20)、次に、低μ路か否か判定され(S2
1)、更に車速Vが中車速か否か判定される(S2
2)。この判定の結果、低μ路でないとき又は中車速で
ないときには、ABSの作動頻度を検知する走行状態及
び路面状態としては適当でないので、S31へ移行す
る。これに対して、低μ路でかつ中車速域の場合のみ、
計時の為のカウンタIがインクリメントされ(S2
3)、次に、ABS開始信号が入力されたか否か判断さ
れ(S24)、ABS開始信号が入力されていないとき
には、S20へリターンする。
【0036】アンチロックブレーキング制御装置16
(ABS)は、自動車のスリップ量を検出し、そのスリ
ップ量が所定値以上になったときに、スリップ量を所定
の目標値になるようにブレーキ9のブレーキ油圧を制御
するが、ABS開始信号は、ABS16から制御ゲイン
変更用制御装置20に供給されている。ABS開始信号
が入力されるまで、S20〜S24が繰り返され、AB
S開始信号が入力されると(S24:Yes)、ABS
の作動をカウントするカウンタNがインクリメントされ
(S25)、次に、カウンタIが所定値I0以上か否か
判定され(S26)、NoのときはS20へ戻る。所定
時間(例えば、100分)経過して、カウンタIが所定
値I0になると、S27へ移行して、カウンタNのカウ
ント値Nと、所定値I0から判る経過時間とに基いて、
ABS開始信号の入力頻度(ABSの作動頻度)が演算
され、そのABS作動頻度を、図11の技量判定用マッ
プに適用して技量判定を実行する(S28)。
【0037】図11の技量判定用マップは、制御装置2
0のROMに予め格納されており、ABS作動頻度が高
いほど技量が低くなるように設定され、その技量判定用
マップに基いて求めた技量(%)を、図8の制御ゲイン
補正係数マップに適用して制御ゲイン補正係数Kを演算
し(S29)、その補正係数Kでベース制御ゲインを変
更した変更制御ゲインの信号又は補正係数Kの信号を各
部制御装置12〜15に出力し(S30)、次に、カウ
ンタIとカウンタNをリセット(S31)後、S20に
戻り、同様に繰り返すか、又はこの制御を終了する。こ
うして、ABSの作動頻度から簡単に技量を判定し、そ
の技量に基いて制御ゲイン補正係数Kを求めてベース制
御ゲインを変更することができる。
【0038】尚、ドライバーの技量判定のその他の技術
として、例えば、超音波やレーザー光線方式のレーダー
装置を自動車に設け、このレーダー装置により、旋回走
行時における自動車の道路に対するトレース度(追従度
合い)を検知し、そのトレース度が高いほど技量が高い
と判定することもできる。
【0039】次に、技量判定・制御ゲイン変更制御の別
実施例について説明する。この実施例では、技量判定に
関しては前記実施例と同様であるが、制御ゲイン変更に
関して、トラクション制御の開始しきい値を技量が高く
なるのに応じて高く変更するようにしたものである。こ
れは、技量の高いドライバーに対して操縦感覚を損なわ
ないようにする為である。このTCS17により実行さ
れるトラクション制御は、駆動輪のスリップ量に基い
て、スリップ量が目標値以下となるようにエンジン2の
出力と前後輪3,4の制動力を制御する制御であり、T
CS17は、自動車の作動状態に関連する物理量として
の駆動輪のスリップ量が制御開始しきい値以上になった
ときにトラクション制御を開始する。
【0040】前記TCS17は、舵角センサ22からの
操舵角θh、エンジン回転数センサからのエンジン回転
数、前後輪3,4のブレーキ9のブレーキスイッチ26
からの制動信号、前後輪3,4の車輪速を夫々検出する
4つの車輪速センサからの車輪速等を用いて、自動車の
旋回半径、車体速Vb、路面摩擦係数μ、横加速度Gを
求め、その横加速度Gに基いて、スリップ判定しきい値
(開始しきい値、継続用しきい値)と、制御目標値を補
正するトラクション補正係数k(TCS補正係数)を求
め、その後、スリップ量の演算、スリップ判定、制御目
標値の設定、エンジン出力を調整する為の制御レベルの
演算等を実行し、燃料制御と点火時期制御とブレーキ制
御の為のスリップ制御信号を出力する。前記トラクショ
ン補正係数k、スリップ量の演算、スリップ判定、スリ
ップ制御は周知技術であるため、簡単に説明する。
【0041】前記旋回半径は、検出された操舵角θhか
ら演算され、車体速Vbは、左右の従動輪の車輪速のう
ち高い方の値として求められ、路面摩擦係数μは、車体
速Vbとその加速度から演算され、車体速Vbが高いほ
ど高く、その加速度が大きい程高く設定される。更に、
横加速度Gは、旋回半径と車体速Vbとから演算され、
その横加速度Gに応じたトラクション補正係数kが、表
1のように予め設定されたトラクション補正係数テーブ
ルから演算されるが、横加速度Gが大きくなるほどトラ
クション補正係数kが小さくなるように設定されてい
る。
【0042】
【表1】
【0043】スリップ制御を開始する開始しきい値Sh
は、次式により演算される。開始しきい値Sh=制御ゲ
イン補正係数K×基本しきい値×TCS補正係数k制御
ゲイン補正係数Kは、ドライバーの運転技量と、表2の
制御ゲイン補正係数テーブルとから求められるが、運転
技量は、前記メイン実施例における技量と同様に演算さ
れたものである。こうして、技量に応じて応じて大きく
なる制御ゲイン補正係数Kが演算され、この制御ゲイン
補正係数Kを用いて、開始しきい値Shが変更される。
【0044】
【表2】
【表3】
【0045】前記基本しきい値は、車体速Vbと路面摩
擦係数μ(1〜5)とをパラメータとして、表3の基本
しきい値テーブル(開始用)から演算される。この他
に、スリップ制御を継続すべきか否かを判定する為のス
リップ制御継続用しきい値Scは、次式により演算され
る。継続用しきい値Sc=制御ゲイン補正係数K×基本
しきい値×TCS 補正係数k前式の基本しきい値は、図示
外の基本しきい値テーブル(継続用)から演算される。
前記制御目標値は、駆動輪(前輪3)のスリップ量の目
標値で、車体速Vbと路面摩擦係数μとをパラメータと
して所定の制御目標値演算テーブルから3次元補完で求
めた制御目標基本値とTCS補正係数kから次式により
演算される。 制御目標値=制御目標基本値×TCS補正係数k
【0046】スリップ制御のタイムチャートを示す図1
2に基いて、スリップ制御について補足説明する。スリ
ップ制御をしてない非制御状態からスリップ制御を開始
すべきか否かを判定するスリップ制御開始しきい値Sh
は、前記のようにして演算されるが、ドライバーの運転
技量が高いほど制御ゲイン補正係数Kが大きくなるた
め、技量に応じて開始しきい値Shも高く設定され、技
量が高い場合には、例えば開始しきい値Sh1のように
高く設定されるが、駆動輪のスリップ量が制御開始しき
い値Shを越えない限りはスリップ制御が開始されない
ことから、ドライバーの運転技量が高いとトラクション
制御が開始されにくくなる。
【0047】尚、図中、スリップフラグSFLがセット
状態のときには、燃料制御、点火時期制御及びブレーキ
制御が行われるが、これらの出力制限制御や制動制御に
ついては、周知技術であるので、その説明は省略する。
【0048】次に、技量判定・制御ゲイン変更制御の別
実施例について説明する。この実施例では、技量判定に
関しては前記メイン実施例と同様であるが、前記トラク
ション制御の場合と同様に、ドライバーの技量に応じ
て、ABS16の制御開始しきい値を高く変更する。こ
れは、技量の高いドライバーに対して操縦感覚を損なわ
ないようにする為である。
【0049】ABS16は、制動時における車体速と各
車輪の車輪速とに基いて、各車輪がロック状態となるの
を防ぐ為に、各車輪のスリップ量が、制御開始しきい値
以上か否か判定し、スリップ量が制御開始しきい値以上
のときに、4輪のスリップ量が目標スリップ率になるよ
うに、ブレーキ油圧の増圧・保持・減圧とからなる所定
パターンのスリップ制御を繰り返すように構成されてい
る。前記制御開始しきい値が、前記トラクション制御と
同様に、ドライバーの運転技量が高くなるのに応じて高
くなるように設定される。これにより、ドライバーの運
転技量が高くなるのに応じて、ABSによるスリップ制
御が作動しにくくなり、ドライバーの運転感覚が損なわ
れることがない。
【0050】次に、技量判定・制御ゲイン変更制御の別
実施例について説明する。この実施例では、ドライバー
の技量に関しては、前記メイン実施例と同様であるが、
技量が高くのに応じて、後輪4の転舵角が小さくなるよ
うにベース制御ゲインを変更するように構成されてい
る。前記4WS14は、前輪の操舵量に応じて後輪の転
舵角を制御するもので、4WS14はマイクロコンピュ
ータを有し、そのROMには、図13に示すように、車
速Vをパラメータとする後輪転舵比マップが格納されて
おり、この転舵比マップと車速Vとから、前輪3に対す
る後輪4の転舵比F(V)を演算し、次式により後輪の
目標転舵角θrを求め、その目標転舵角θrとなるよう
にフィードバック制御により後輪の転舵角を制御するよ
うに構成されている。 θr=F(V)×θh×1/K ここで、θhは検出された操舵角、Kは、前記制御ゲイ
ン変更用制御装置20で演算された制御ゲイン補正係数
である。
【0051】図示のように、転舵比F(V)は、低車速
領域では、前輪に対して後輪が逆相に転舵され、高車速
領域では、前輪に対して後輪が同相に転舵されるように
設定されていて、低車速時の回頭性を向上させ、かつ高
車速時の走行安定性を向上させるように設定されてい
る。ここで、ドライバーの運転技量が高くなるのに応じ
て、補正係数Kが大きくなるため、後輪の目標転舵角θ
rが小さくなる。それ故、技量の高いドライバーにとっ
て操縦感覚が損なわれることがない。尚、図13には、
運転技量が高い場合のF(V)×1/Kの値の1例を破
線で示してある。尚、制御ゲイン変更用制御装置20か
ら供給された制御ゲイン補正係数Kは、4WS14のR
AMに記憶されるものとする。
【0052】尚、以上のように、本発明の数例の実施例
により、ドライバーの運転技量に応じて自動車用制御装
置に含まれる種々の制御装置12〜17に予め設定され
たベース制御ゲインや制御開始しきい値を変更する技術
について説明したが、本発明の主旨を逸脱しない範囲に
おいて、前記実施例に種々の変形を付加して実施するこ
とも可能である。 例えば、トラクション制御とABS
制御については、技量に応じて制御開始しきい値を変更
するように構成したが、制御開始しきい値を変更する代
わりに、ドライバーの運転技量に応じてベース制御ゲイ
ン自体を変更するように構成することもできる。
【0053】更に、前記各実施例では、ドライバーの運
転技量に応じて予め設定されたベース制御ゲインを変更
しているが、この予め設定されたベース制御ゲインは、
学習制御により更新しつつ記憶される制御ゲインであっ
てもよく、また、技量に応じて変更された制御ゲイン
を、学習制御により、更に変更するように構成すること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動車の駆動系、操舵
系、懸架系、制動系の全体構成略図である。
【図2】図1の自動車用制御装置の制御ゲイン変更装置
のブロック図である。
【図3】図2の変更装置の技量判定・制御ゲイン変更制
御のフローチャートである。
【図4】図3のS2の技量判定時期決定処理のフローチ
ャートである。
【図5】図3の制御のための技量判定用マップの説明図
である。
【図6】図3の制御の為のデータのサンプリング方法の
説明図である。
【図7】図6の方法によるデータサンプリング結果の説
明図であり、(A) は技量上且つ精神安定状態の場合、(B
)は技量中下又は精神不安定状態の場合の説明図であ
る。
【図8】図5の運転技量と制御ゲイン補正係数の関係を
設定したマップの線図である。
【図9】別実施例に係る技量判定用マップの説明図であ
る。
【図10】別実施例に係る技量判定・制御ゲイン変更制
御のフローチャートである。
【図11】図10の制御の為の技量判定用マップの線図
である。
【図12】別実施例に係るトラクション制御のタイムチ
ャートである。
【図13】別実施例に係る後輪転舵角制御用の転舵比マ
ップの線図である。
【符号の説明】
2 エンジン 6 アクティブサスペンション装置 7 後輪操舵機構 8 パワーステアリング装置 9 ブレーキ 12 エンジン制御装置(EGI) 13 アクティブサスペンション制御装置(AC
S) 14 4輪操舵制御装置(4WS) 15 パワーステアリング装置 16 アンチロックブレーキング制御装置(AB
S) 17 トラクション制御装置(TCS) 20 制御ゲイン変更用制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G05B 13/02 G05B 13/02 B // B62D 101:00 105:00 109:00 111:00 113:00 137:00 (72)発明者 坂本 清 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (72)発明者 大村 博志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−50077(JP,A) 特開 平3−217362(JP,A) 特開 平4−110265(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 29/02 B60T 8/58 B62D 6/00 B60G 17/00 B60G 23/00 F02D 45/00 314 G05B 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の制御装置に予め設定された制御
    ゲインを変更可能な制御ゲイン変更装置において、 アンチロックブレーキング装置の作動頻度を検知する作
    動頻度検知手段と、 前記作動頻度検知手段の出力を受けアンチロックブレー
    キング装置の作動頻度に基いてドライバーの技量を判定
    する技量判定手段と、 前記技量判定手段の出力を受け、ドライバーの技量に応
    じて前記制御ゲインを変更する制御ゲイン変更手段と、 を備えたことを特徴とする自動車用制御装置の制御ゲイ
    ン変更装置。
  2. 【請求項2】 前記技量判定手段は、技量判定の基準
    を、所定の走行状態のときに変更するように構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動車用制御装置の
    制御ゲイン変更装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の走行状態が、低μ路走行状態
    であることを特徴とする請求項に記載の自動車用制御
    装置の制御ゲイン変更装置。
  4. 【請求項4】 前記所定の走行状態が、予め設定された
    車速以上の速度での走行状態であることを特徴とする請
    求項に記載の自動車用制御装置の制御ゲイン変更装
    置。
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