JP3189319B2 - 高輝度調整装置 - Google Patents

高輝度調整装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は標準状態より明るい画像
を映出させたい展示用のカラーテレビ受像機等に用いて
好適な高輝度調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のカラーテレビ受像機の輝度調整装
置としては種々の構成のものが提案されているが図6は
この様な輝度調整装置を用いたカラーテレビ受像機の一
般的な構成を示すものである。
【0003】図6で、アンテナ1で受信したRF信号は
チューナ2で中間周波信号に変換された後に映像検波回
路3で複合映像信号に検波されて、スイッチング回路4
に供給される。このスイッチング回路4では外部映像信
号端子T1 に供給される外部映像信号と、上記アンテナ
1から受信した複合映像の検波信号の切換が成される。
【0004】スイッチング回路4で選択された映像信号
は輝度信号及びクロマ信号分離回路5に供給されて輝度
信号(以下Y信号と記す)とクロマ信号(以下C信号と
記す)に分離される。
【0005】Y信号は画質調整回路6を通してシャプネ
ス(SHP)の調整が行われてマトリックス回路8に供
給される。一方、Y/C信号分離回路5で分離されたC
信号はクロマデコーダ7に供給され、カラー信号(CO
L)及びヒュー信号(HUE)の調整が成されると共に
C信号はR−Y及びB−Yの色差信号に変換され、色差
信号R−Y及びB−Yはマトリックス回路8に供給され
る。Y信号及び色差信号R−Y,B−Yの供給されたマ
トリックス回路8ではY信号及びR−Y,B−Y信号か
らR(赤)、G(緑)、B(青)の三原色信号に変換す
る。
【0006】次に映像処理回路内でカラー画像の明暗の
度合を調整するために映像信号の大きさを調整するコン
トラスト調整とこのコントラストと同じ割合で色の濃さ
を連動して調整する調整回路(以下ピクチャー調整回路
と記す)9及びブライトネス調整回路10を介して映像
駆動増幅回路11の例えばPNPトランジスタ12を介
してCRT13を駆動する。
【0007】上記ピクチャー調整回路9及びブライトネ
ス調整回路10にはCRTのビーム電流が過大になるの
を防止する平均値ABL(平均自動輝度制限回路)15
やピークレベル制限回路14が用いられている。
【0008】ピークレベル制限回路14はCRT13の
カソードに流れるR,G,Bの電流をPNPトランジス
タ12のコレクタに接続した抵抗器16に流れるビーム
電流IK に基づき抵抗器16の抵抗値Rとビーム電流と
の積IK ・Rの値が比較用の差動アンプ18の一定の基
準電位V0 を越えた時にピクチャー調整回路9に供給さ
れるピクチャー調整電圧PIC・Vを絞り、ピクチャー
レベルを小さくしてリミッタを掛ける様になされてい
る。
【0009】更に平均値ABLはCRT13の高圧ブロ
ックから検出されるビーム電流ΣI K を積分回路17で
積分し、この積分回路17の出力を比較用の差動アンプ
19及び20に供給し、これら差動アンプ19及び20
の基準レベルはCRT13のR,G,Bのカソードに流
れるビーム電流を平均したIK を基準として、この基準
値が越えた時にピクチャー調整電圧PIC・V及びブラ
イネスト調整電圧BRT・Vを絞ってCRT13のビー
ム電流の増大を制限している。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来構成で説明
した様に、CRT13の画面を明るくするためにはCR
T13の駆動レベル(ピクチャーレベル)を上昇させる
ことでピーク輝度を挙げるか平均値ABLのレベルを上
げることで中間輝度を上げる様な操作が成される。
【0011】上述のピクチャー調整によってピーク輝度
を上げる場合にピークでのスポットの特性の悪化が目立
ち、この対策のため図6の様にピークビーム制限回路1
4を付加するとピクチャーレベルが抑えられて所定輝度
以上にピーク輝度を上昇させることが出来なくなって高
輝度調整が行い得ない問題があった。
【0012】更に、平均値ABLレベルによって高輝度
画面としようとすると、恒久的にビーム電流ΣIK が増
大し、CRT13の寿命を著しく短くする。特に平均値
ABLの基準レベルはCRT13の寿命から導き出した
値であって、その最大値で設定されているので、この基
準電圧を高めることは出来ない問題があって、高輝度化
が不可能であった。
【0013】本発明は叙上の問題点を解消するために成
されたもので、その目的とするところはピークスポット
特性の悪化を最小にして、画像の輝度を上げると共にビ
ーム電流ΣIK を上げずに中間輝度を上げることの出来
る高輝度調整装置を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の高輝度調整装置
はその例が図1に示されている様に、映像処理回路に映
像信号のコントラスト及び色の濃さを調整する調整手段
9並に直線性を補正する補正手段24とを有し、コント
ラスト及び色の濃さを調整する調整手段9のピークビー
ム制限手段14のリミッタ基準レベルを直線性補正手段
24と連動して切換えることで高輝度調整を行う様にし
て成るものである。
【0015】
【作用】本発明の高輝度調整装置では直線性補正回路を
高輝度(ハイブライトネス)の切換手段のオン・オフ動
作と連動させて制御させることでCRTの駆動信号のリ
ミッタレベルを上昇させる様にしたので高輝度の調整を
行うことが出来るものが得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の高輝度調整装置の一実施例を
図1乃至図5によって詳記する。尚、図1に於いて従来
例の図6との対応部分には同一符号を付して重複説明は
省略する。
【0017】図1で符号1乃至8までは図6と同様の構
成であり、本例ではマトリックス回路8から出力された
R,G,B三原色信号は直線性補正回路24に供給さ
れ、直線性補正が成された後にピクチャー調整回路9及
びブライトネス調整回路10に供給される。この直線性
補正回路24はピクチャー調整回路9とブライトネス調
整装置10間に介在させる様にしてもよい。
【0018】更に図1で示す符号14を除く符号11乃
至20までの構成も図6と同様であり、ピークビーム制
限回路14を構成する差動アンプ18の基準電圧端子は
基準電圧切換用のスイッチ21の切片aに接続され、上
記したスイッチ18の一方の固定接点bは上記した従来
と同様の基準電位V0 の電圧源22に接続され、この電
圧源22の一方は接地されている。又、固定接点cは基
準電位V1 の電圧源23に接続され、この電圧源23の
一方は接地されている。
【0019】又、直線性補正回路24には入力端子T2
からハイブライトネス・オン・オフ信号が供給されると
共に、ピークビーム制限回路14の基準電圧源22及び
23側のスイッチを切換える様にハイブライトネスがオ
ンされた時に接片aは固定接点c側に切換る様に連動さ
れ、基準の電圧源23の基準電位V1 は基準の電圧源2
2の基準電位V0 に比べてV1 >V0 の様に大きな値に
選択されている。
【0020】上述の構成の直線性補正回路24について
説明する。図2はCRT13の駆動電圧VE に対する輝
度レベルL(アノード電流IK に比例する)の特性を示
すもので静電的な理論からはこの曲線25及び26は数
1で表される。
【0021】
【数1】
【0022】依って、ピーク値を固定と考えた時ガンマ
値γが低い程、中間部での輝度Lが高くなることが解
る。
【0023】このことからCRT13の駆動回路の前段
で補正しようとする場合には図3の曲線28に示す様な
補正が必要となる。即ち図3で横軸xは入力を示し、縦
軸yは出力を示すものとすると曲線28の様な入出力特
性を得る為の直線性補正回路としては図4に示す如き構
成の回路を用い得る。
【0024】図4は直線性補正回路の原理的構成を示す
もので図でT3 及びT4 は入出力端子で図3に示す入力
信号xが入力端子T3に供給される。この入力信号xは
加算回路30及び乗算回路31並に減算回路32に供給
される。今、入力信号xが0≦x≦1とすると、乗算回
路31ではX2 と成され、減算回路32では入力端子T
3 に供給された入力信号xから乗算回路31で得られた
出力x2 を減算したx−x2 がアンプ33に供給され
る。
【0025】アンプ33ではγ補正量のコントロールが
成され、アンプ33の出力にはkx(1−x)が出力さ
れ、加算回路30に供給される。加算回路30では入力
端子T3 に供給されたxと上記アンプ33の出力kx
(1−x)とが加算され出力端子T4 にはy=x+kx
(1−x)が出力される。
【0026】上述の原理的回路の他の具体的構成の一実
施例を図5に説明する。図5では抵抗器R1 とアンプ3
3の直列接続点にダイオードCDと抵抗器R2 と一端を
接地した電圧源34の直列回路が接続され、入力端子T
3 に入力信号xを出力端子T4 に出力信号yが出力され
る。電圧源34を含むダイオードCDの回路は黒レベル
+α−VBEと成され、αによって変位点を決定する様に
する。この回路構成によれば図3で示す曲線28に略近
似な折線による特性曲線35となり、簡単な構成で中間
部輝度の直線性が補正可能となる。
【0027】上述の実施例ではハイ・ブライト回路の切
換手段をマニアルで切換えて直線性補正回路と連動させ
た場合を説明したが、外光の強さを検出するABC回路
(自動輝度制御回路)等を用いてハイ・ブライト回路の
オン・オフを自動的に切換えたり、可変させたりする様
にしてもよい。
【0028】更に入力モードに応じてハイ・ブライト回
路のオン・オフ切換又は可変を行なったり他のモードの
例えば、色相、カラー、輝度等の調整手段と、直線性補
正回路とを連動させる様にしてもよい。
【0029】本発明によればピークビーム制限回路のリ
ミッタレベルを上昇させると同時にCRTをドライブす
る駆動信号のγ値を補正し直線性を所定の値に下げてや
ることで、ピーク輝度及び中間輝度を共に上昇させるこ
との出来るものが得られ、展示用又は外光の明るい場所
に置かれたカラーテレビ受像機の高輝度調整に用いて有
効な高輝度調整装置が得られる。
【0030】
【発明の効果】本発明の高輝度調整装置によればピーク
のスポット特性の悪化を最小限にして画像の輝度を上げ
ることが出来ると共にビーム電流を増大させることなく
中間輝度も上げられるものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高輝度調整装置が用いられているカラ
ーテレビ受像機の構成図である。
【図2】本発明の高輝度調整装置の説明に供する輝度−
駆動電圧特性図である。
【図3】本発明の高輝度調整装置の説明に供する入出力
特性図である。
【図4】本発明の高輝度調整装置に用いる直線性補正回
路の原理図である。
【図5】本発明の高輝度調整装置に用いる直線性補正回
路図である。
【図6】従来の輝度調整装置を用いたカラーテレビ受像
機の構成図である。
【符号の説明】
9 ピクチャー調整回路 10 輝度調整回路 11 駆動アンプ 12 PNPトランジスタ 14 ピークビーム制限回路 22,23 電圧源 24 直線性補正回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−114771(JP,A) 特開 昭60−97786(JP,A) 特開 平3−106269(JP,A) 実開 昭64−13858(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/235 - 5/243 H04N 5/20 - 5/202 H04N 5/57 - 5/59

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像処理回路に映像信号のコントラスト
    及び色の濃さを調整する調整手段並に直線性を補正する
    直線性補正手段とを有し、 上記コントラスト及び色の濃さを調整する調整手段のピ
    ークビーム制限手段のリミッタ基準レベルを上記直線性
    補正手段と連動して切換ることで高輝度調整を行う様に
    して成ることを特徴とする高輝度調整装置。
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