JP3188393B2 - 多層膜分光素子 - Google Patents

多層膜分光素子

Info

Publication number
JP3188393B2
JP3188393B2 JP07125796A JP7125796A JP3188393B2 JP 3188393 B2 JP3188393 B2 JP 3188393B2 JP 07125796 A JP07125796 A JP 07125796A JP 7125796 A JP7125796 A JP 7125796A JP 3188393 B2 JP3188393 B2 JP 3188393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
layer
rays
multilayer
diffracted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP07125796A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09236696A (ja
Inventor
一明 清水
Original Assignee
理学電機工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 理学電機工業株式会社 filed Critical 理学電機工業株式会社
Priority to JP07125796A priority Critical patent/JP3188393B2/ja
Publication of JPH09236696A publication Critical patent/JPH09236696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3188393B2 publication Critical patent/JP3188393B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重元素からなる反
射層と軽元素からなるスペーサ層を交互に複数組積層し
た多層膜分光素子に関し、特に、そのバックグラウンド
の低減に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蛍光X線分析装置の一例を図3に示す。
同図において、X線管1からの1次X線B1を試料2に
照射し、この試料2で発生する蛍光X線B2を多層膜分
光素子3で回折させ、この多層膜分光素子3からの回折
X線B3を検出器4に入射させ、分析器6で回折対象の
X線の分析ピークプロファイルを得る。なお、ソーラー
スリット5はX線を平行光にするためのものである。
【0003】この種の蛍光X線分析装置においては、波
長約10〜120(Å)の軟X線用多層膜分光素子とし
て、Fe,Ni,MoまたはW等の原子番号の比較的大
きい元素を含む反射層と、Be,B,C,B4 Cまたは
Si等の原子番号が比較的小さい元素を含むスペーサ層
とが、交互に複数組積層された多層膜が使用されてい
る。しかしながら、この多層膜分光素子をそのまま使用
すると、回折対象のX線に、これに波長が近いバックグ
ラウンドX線が、主に多層膜分光素子の上層の反射層で
全反射されてバックグラウンド成分として混入し、ブラ
ッグ反射ピーク(p)に対するバックグラウンド(b)
の比p/bの劣化を招いていた。このため、特に、微量
元素の定量蛍光X線分析等においては、その分析精度に
大きな影響を及ぼすこととなっている。
【0004】このバックグラウンドを低減する対策とし
て、従来から、 可視光,紫外光に対しては、それらに対する反射率が
低い5000(Å)程度の炭素膜を最表面に設けること
により反射を抑えたX線用多層膜ミラー(特開平6−1
48399号公報参照)、 軟X線に対しては、多層膜内の反射面に対して多層膜
表面が傾いた形状とすることで、全反射しにくい状態に
した軟X線多層膜反射鏡(特開平4−301600号公
報)、 軟X線に対して、多層膜表面を凹凸形状等のように多
層膜の積層面に対して平行でない形状にして、全反射し
にくい状態にした軟X線多層膜分光素子(特開平5−6
6296号公報参照)等が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
5000(Å)程度の炭素膜を多層膜表面に設けた場
合、分析対象となる軟X線に対しても吸収の影響が顕著
となり、得られる強度が半分以下になってしまうという
問題があった。
【0006】また、多層膜の反射面に対して多層膜表
面が傾いた形状とした場合では、多層膜本体にダメージ
を与えることなく多層膜表面を所定の傾きに形成するこ
とが非常に困難であること、また、くさび形の断面を有
するような薄膜を表面に形成する場合でも、有効な傾き
を得るためには、その膜自身の厚さが非常に厚くなって
しまい、吸収効果による分析強度が激減してしまう等の
問題があった。
【0007】さらに、多層膜表面を凹凸形状等のよう
に多層膜の積層面に対して平行でない形状とした場合、
かかる多層膜の表面加工が非常に困難であるという問題
があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決して、容易に回
折対象のX線に波長が近いバックグラウンドX線を低減
できる多層膜分光素子を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一構成によれば、反射層と、この反射層を
形成する元素よりも原子番号の小さい元素を含むスペー
サ層とを交互に複数組積層して構成され、入射X線を回
折して回折X線を発生させる多層膜分光素子において、
X線が入射される表面に、前記反射層を形成する元素よ
りも原子番号の小さい元素を含む干渉層が形成され、こ
の干渉層の厚みは、バックグラウンドX線について、前
記干渉層の表面での反射X線と、最上層の反射層からの
反射X線とが打ち消し合う位相になるように設定されて
いる。
【0010】上記構成によれば、干渉層の厚みが、バッ
クグラウンドX線について、干渉層の表面での反射X線
と、最上層の反射層からの反射X線とが打ち消し合う位
相になるように設定されている。従って、入射X線に含
まれた回折対象のX線のブラッグ反射ピークに重なるバ
ックグラウンドX線が抑制されるので、ブラッグ反射ピ
ーク(p)に対するバックグラウンド(b)の比p/b
が高くなって、回折対象のX線について、正確な定量分
析が可能になる。
【0011】好ましくは、前記スペーサ層を形成する元
素と前記干渉層を形成する元素が同一である。これによ
り、用意する元素が2種類で済み、多層膜分光素子の製
造が容易になる。
【0012】好ましくは、前記干渉層は、回折対象のX
線の波長よりも若干短い波長に吸収端をもつ材料からな
る。これにより、干渉層を通過した回折対象のX線の強
度が低減せず、多層膜分光素子の分光性能を低下させる
ことがなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態
による多層膜分光素子3の構造を示す縦断面図である。
この多層膜分光素子3は、反射層31と、この反射層3
1を形成する元素よりも原子番号の小さい元素を含むス
ペーサ層32とからなる層対を基板7上に多数積層して
構成されている。例えば、前記反射層31は比較的原子
番号が大きい元素を含み、スペーサ層32は反射層31
を形成する元素よりも原子番号が小さい元素を含んでい
る。この実施形態では、反射層31にタングステン
(W)、スペーサ層32にカーボン(C)を用いてお
り、層対の最上層は反射層31になっている。この実施
形態の多層膜分光素子3は、50層対、周期長d=50
Å、膜厚比W:C=1:2として構成されている。この
多層膜分光素子3は、入射光線B2を回折して回折X線
B3を発生させる。
【0014】この多層膜分光素子3の表面に、軽元素、
例えばカーボン(C)からなる干渉層33が形成されて
いる。この干渉層33の厚みDは、バックグラウンドX
線B22について、干渉層33の表面S1で全反射する
反射X線B31と、反射層31の最上層S2で全反射す
る反射X線B32とが打ち消し合う位相になるように設
定されている。この干渉層33の厚みDは、数10〜数
100Åに形成され、この実施形態では、約35Åの厚
みのカーボン膜が成膜されている。
【0015】なお、この実施形態では、層対の最上層で
ある反射層31の上に干渉層33を形成しているが、層
対の最上層がスペーサ層32である場合には、スペーサ
層32の厚みと形成した干渉層33の厚みの合計がDに
なるように形成される。
【0016】この干渉層33の材料には、回折対象のX
線B21の波長よりも若干短い波長に吸収端をもつ物
質、つまり、回折対象のX線B21に対する吸収係数が
小さい軽元素を用いるのが好ましい。従って、回折対象
のX線B21は干渉層33で吸収されないので、その強
度を低減させることがなく、多層膜分光素子3の分光性
能が確保される。
【0017】この実施形態では、反射層31の材料にタ
ングステン(W)、スペーサ層32および干渉層33の
材料に同一元素のカーボン(C)を用いている。このよ
うに、スペーサ層32と干渉層33の材料を同一にする
ことにより、用意する元素がタングステン(W)とカー
ボン(C)の2種類で済み、多層膜分光素子3の製造が
容易になる。ただし、各層31〜33の元素の種類はこ
れに限られるものではなく、また、スペーサ層32と干
渉層33の元素は同一でなくてもよい。各層31〜33
を構成する元素の他の組合せとして、例えばつぎの元素
または化合物の中から、目的および用途に応じて適宜選
択して組合せたものを用いるのが好ましい。 反射層31: Cr,Fe,Ni,Mo,Ru,Rh,W,Re スペーサ層32:Be,B,C,B4 C,Si,Sc 干渉層33: Be,B,C,B4 C,Al,Si,Sc
【0018】なお、この多層膜分光素子3は、スパッタ
リング、真空蒸着、CVDなどの成膜法により形成され
る。
【0019】以下、図1(a)の多層膜分光素子3を用
いた蛍光X線分析の動作を説明する。例えば、図3の試
料Sにフッ化リチウム(LiF)を用いて、この試料S
に含まれるマグネシウム不純物に対するMg−Kα蛍光
X線分析を行う。
【0020】図3のX線源1で発生した1次X線B1を
試料Sに照射すると、試料Sに固有の2次(蛍光)X線
B2が発生し、この2次X線B2が多層膜分光素子3で
回折される。図1(a)に示すように、2次X線B2に
は、回折対象のMg−Kα蛍光X線B21の他に、これ
に波長が近いバックグラウンドX線であるF−Kα蛍光
X線B22が含まれている。このうちMg−Kα蛍光X
線B21は、多層膜分光素子3への入射角θが、X線波
長λと素子の格子面間隔2dとで定まる一定の角度に合
致したときだけブラッグ反射して、回折X線B3を発生
させる。これは、次式(1)に示す周知のブラッグの式
で与えられる。 2d・sinθ=nλ(但し、nは反射の次数1,2,3,…) (1)
【0021】このとき、F−Kα蛍光X線B22も、入
射角θで入射し、多層膜分光素子3の表面に形成した干
渉層33の表面S1での反射X線B31が反射角θで全
反射し、反射層31の最上層の表面S2からの反射X線
B32も反射角θで全反射する。この場合、反射層31
からの反射X線B32は、干渉層33の厚さをDとする
と、干渉層33からの反射X線B31と比べて、行路長
分2Dsinθだけずれて反射する。反射光線B31,
B32の波形を図1(b)に示す。この図において、λ
a は反射光線B31,B32の波長を示す。
【0022】ここで、図1(a)の干渉層33の厚みD
を、図1(b)に示した干渉層33からの反射X線B3
1の波形と反射層31からの反射X線B32の波形と
が、反射光路に直交する同一平面Pにおいて、180°
の位相差を持つように設定すると、両反射X線B31,
B32が干渉して、互いに打ち消し合うことになる。す
なわち、多層膜分光素子3の表面に形成した干渉層33
の厚みDにより、反射X線B31と反射X線B32に双
方の波形が相反するような位相ずれを生じさせている。
これは、上記(1)式に対応する2D・sinθ=nλ
a において、右辺のnλa が1/2λa ,3/2λa ,
5/2λa ,… のいずれかとなるように、干渉層33
の厚さDを設定することを意味する。
【0023】こうして、バックグラウンドX線のF−K
α蛍光X線B22が除去ないし低減される。そして、分
析器6で、回折対象のMg−Kα蛍光X線分析ピークプ
ロファイルが得られる。
【0024】図2(a)に、多層膜分光素子3の表面に
干渉層33を形成した場合、図2(b)に、干渉層33
を形成しなかった場合の、それぞれフッ化リチウム(L
iF)中のマグネシウム不純物に対するMg−Kα蛍光
X線分析ピークプロファイルを示す。図2(a),
(b)において、横軸は多層膜分光素子3へのX線の入
射角θを、縦軸は入射X線の強度I0 に対する反射(回
折)X線の強度IR である反射率をそれぞれ示す。回折
対象のX線であるMg−Kα蛍光X線のブラッグ反射ピ
ークにおいて、バックグラウンドX線であるF−Kα蛍
光X線が、(b)では図示52のように存在している
が、(a)では図示51のように除去されている。しか
も、(a)のMg−Kα蛍光X線のピーク強度は、
(b)と比較してもほとんど変わらず、干渉層33によ
るピーク強度への影響は無視できる。
【0025】このように、回折対象のMg−Kα蛍光X
線のブラッグ反射ピークに重なるバックグラウンドX線
のF−Kα蛍光X線が大幅に除去され、ブラッグ反射ピ
ーク(p)に対するバックグラウンド(b)の比p/b
が高くなって、Mg−Kα蛍光X線について、正確な定
量分析が可能になる。
【0026】上記と同様な効果は、ルテニウム(Ru)
の反射層とB4 Cのスペーサ層を交互に複数組積層させ
たRu/B4 C多層膜分光素子を用いてシリコン基板上
のボロン(B)含有薄膜等についてB−Kα蛍光X線分
析を行う場合にも得られる。この場合、Si−L蛍光X
線がバックグラウンドX線となる。上記と同様に、多層
膜分光素子の表面にバックグラウンドX線を打ち消すよ
うな厚みを有する干渉層は、スペーサ層と同一の材料で
あるB4 C、あるいは、スペーサ層に含まれた元素の一
部であるBまたはCによって形成するのが好ましい。B
4 Cからなる干渉層を用いた場合、干渉層を設けなかっ
たときに、ブラッグ反射ピーク(p)に対するバックグ
ラウンド(b)の比p/bが80であったものが、干渉
層を設けることにより110に向上した。
【0027】なお、この実施形態では、多層膜分光素子
3を蛍光X線分析に用いているが、これに限られるもの
ではなく、回折X線分析も含めて、広く軟X線分光分析
に用いることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、多層膜分光素子の表面
に形成した干渉層の厚みが、バックグラウンドX線につ
いて、干渉層の表面での反射X線と、最上層の反射層か
らの反射X線とが打ち消し合う位相になるように設定さ
れている。従って、入射X線に含まれた回折対象のX線
のブラッグ反射ピークに重なるバックグラウンドX線が
抑制されるので、ブラッグ反射ピーク(p)に対するバ
ックグラウンド(b)の比p/bが高くなり、回折対象
のX線について正確な定量分析が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施形態に係る多層膜分光
素子を示す縦断面図、(b)は反射X線の波形を示す図
である。
【図2】蛍光X線分析ピークプロファイルを示す特性図
であり、(a)は干渉層を有する場合を示し、(b)は
干渉層を有しない場合を示す。
【図3】多層膜分光素子を用いた蛍光X線分析装置を示
す側面図である。
【符号の説明】
3…多層膜分光素子、31…反射層、32…スペーサ
層、33…干渉層、B21…回折対象のX線、B22…
バックグラウンドX線、B31,B32…反射X線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−89547(JP,A) 特開 平4−301600(JP,A) 特開 平6−27297(JP,A) 特開 平5−66296(JP,A) 特開 平6−148399(JP,A) 特開 平3−38602(JP,A) 特開 昭63−305299(JP,A) 特開 平3−75600(JP,A) 特開 昭63−284499(JP,A) 特開 平4−232900(JP,A) 米国特許5082621(US,A) 国際公開96/34274(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G21K 1/06 G01N 23/223

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射層と、この反射層を形成する元素よ
    りも原子番号の小さい元素を含むスペーサ層とを交互に
    複数組積層して構成され、入射X線を回折して回折X線
    を発生させる多層膜分光素子において、 X線が入射される表面に、前記反射層を形成する元素よ
    りも原子番号の小さい元素を含む干渉層が形成され、 この干渉層の厚みは、前記入射X線に含まれた回折対象
    のX線に波長が近いバックグラウンドX線について、前
    記干渉層の表面での反射X線と、最上層の反射層からの
    反射X線とが打ち消し合う位相になるように設定されて
    いることを特徴とする多層膜分光素子。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記スペーサ層を形成する元素と前記干渉層を形成する
    元素が同一である多層膜分光素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記干渉層は、回折対象のX線の波長よりも若干短い波
    長に吸収端をもつ材料からなる多層膜分光素子。
JP07125796A 1996-03-01 1996-03-01 多層膜分光素子 Expired - Lifetime JP3188393B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07125796A JP3188393B2 (ja) 1996-03-01 1996-03-01 多層膜分光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07125796A JP3188393B2 (ja) 1996-03-01 1996-03-01 多層膜分光素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09236696A JPH09236696A (ja) 1997-09-09
JP3188393B2 true JP3188393B2 (ja) 2001-07-16

Family

ID=13455493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07125796A Expired - Lifetime JP3188393B2 (ja) 1996-03-01 1996-03-01 多層膜分光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3188393B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4233510B2 (ja) * 2004-09-30 2009-03-04 株式会社神戸製鋼所 スペクトル解析方法,スペクトル解析装置
JP6005069B2 (ja) 2011-02-24 2016-10-12 エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. かすめ入射リフレクタ、リソグラフィ装置、かすめ入射リフレクタ製造方法、およびデバイス製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09236696A (ja) 1997-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6809864B2 (en) Multi-layer structure with variable bandpass for monochromatization and spectroscopy
JPH11304728A (ja) X線計測装置
JP2843529B2 (ja) 蛍光x線分析装置
De Boer Angular dependence of X‐ray fluorescence intensities
Cruddace et al. Measurements of the normal-incidence X-ray reflectance of a molybdenum-silicon multilayer deposited on a 2000 l/mm grating
JP3188393B2 (ja) 多層膜分光素子
US6628748B2 (en) Device and method for analyzing atomic and/or molecular elements by means of wavelength dispersive X-ray spectrometric devices
Barbee Jr The use of multilayer diffraction gratings in the determination of x-ray, soft x-ray, and VUV elemental scattering cross-sections
JP2940757B2 (ja) X線回折分析装置
JP2690036B2 (ja) X線分光集光素子
Gilfrich et al. X-ray characteristics and applications of layered synthetic microstructures
JPH0772298A (ja) X線分光器およびx線分光素子
US6650728B2 (en) Apparatus and method for the analysis of atomic and molecular elements by wavelength dispersive X-ray spectrometric devices
JPH11295245A (ja) X線分光素子およびそれを用いたx線分析装置
JP2731501B2 (ja) X線用集光素子
Barchewitz et al. X-UV multilayer reflectivity tests using windowless soft X-rays tube and synchrotron source
WO1993009545A1 (en) Device and method for reflection and dispersion of x-rays
JPH0798285A (ja) X線評価装置
JP2905723B2 (ja) X線分析装置
JP3026369B2 (ja) 軟x線多層膜反射鏡
JP3217871B2 (ja) X線分析装置および全反射蛍光x線分析装置
US7113567B2 (en) Apparatus and method for the analysis of atomic and molecular elements by wavelength dispersive x-ray spectrometric devices
WO2024042865A1 (ja) 軟x線多層膜回折格子
JP2000241593A (ja) 炭素蛍光x線分析用多層膜分光素子
Barbee Combined microstructure x-ray optics; multilayer diffraction gratings

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080511

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090511

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100511

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110511

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120511

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130511

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140511

Year of fee payment: 13

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term