JP3187623B2 - 天井搬送装置 - Google Patents

天井搬送装置

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JP3187623B2
JP3187623B2 JP28859593A JP28859593A JP3187623B2 JP 3187623 B2 JP3187623 B2 JP 3187623B2 JP 28859593 A JP28859593 A JP 28859593A JP 28859593 A JP28859593 A JP 28859593A JP 3187623 B2 JP3187623 B2 JP 3187623B2
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則明 本田
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  • Chain Conveyers (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビンに糸を巻き付け
てなるパッケージの搬送に使用される天井搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、紡糸機より紡出された糸条を高速
巻取装置でボビン上に巻取ってなるパッケージは糸層の
保護と省スペースを目的として、工場内を循環する天井
搬送装置を用いて搬出ステーションやストッカーに搬送
されていた。
【0003】このような天井搬送装置は、レールに沿っ
てエンドレスチェーンにより牽引されて移動するキャリ
ヤに、端部が進行方向に向いて屈曲したL字形のハンガ
ーを下垂して設け、前記L字形に屈曲したハンガーの先
端部をパッケージのボビンに挿入してパッケージを吊り
下げ、搬送するものであるが、上記ハンガーのパッケー
ジ支持部分は、パッケージを挿脱する際の作業性を考慮
してほぼ水平に設けられ、パッケージを前向きに支持す
るものであるため、搬送路に下り坂部分があると上記支
持部分が前下がりになり、パッケージが抜け落ちてしま
う恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の天井
搬送装置のこのような点に鑑みて、搬送路の下り坂部分
等におけるパッケージの抜け落ちを防止でき、且つ、支
持状態が安定している天井搬送装置を提供することを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】レールに対して前後2箇
所で支持され、該レールと略平行状態を保持して移動す
移動体に、下端部が進行方向前方に向いて屈曲した略
L字形のハンガーにパッケージを吊下げ支持するパッケ
ージ支持部材を搬送方向に平行な仮想垂直面内で揺動
自在に設けると共に、該パッケージ支持部材の揺動軸上
後方にオフセットして設けたガイドローラと、前記レー
ルの下り傾斜部分において前記ガイドローラに当接しパ
ッケージ支持部材の前傾を防止するガイドレールとから
なる第1の姿勢制御手段と、前記レールの水平及び上り
傾斜部分において移動体に対するパッケージ支持部材の
回動を当接によって規制し、パッケージ支持部材を水平
若しくは逆前傾姿勢に保持する第2の姿勢制御手段と
備えた。
【0006】
【作用】搬送路の下り傾斜部分においては、移動体はレ
ールに沿って前下がりになるが、パッケージ支持部材
は、ガイドローラとガイドレールとからなる第1の姿勢
制御手段により上記移動体に対して相対的に回動して搬
送姿勢を水平もしくは所定の逆前傾姿勢に保持される。
また、搬送路の水平または上り傾斜部分においては、移
動体はレールに沿って水平または前上がりになるが、第
2の姿勢制御手段によって移動体に対するパッケージ支
持部材の回動が規制され、パッケージ支持部材は移動体
と共に水平または逆前傾姿勢(ハンガー上向き)に保持
される。これら第1,第2の姿勢保持手段により、パッ
ケージ支持部材の不必要な揺動が阻止されパッケージ
支持状態が常に安定し、パッケージの抜け落ちは防止さ
れる。
【0007】
【実施例】実施の一例について図面と共に説明する。
【0008】図1乃至図3に本発明実施例の天井搬送装
置1を示す。図において、天井搬送装置1は内部にエン
ドレスのローラーチェーン2を挿通した、断面筒形で下
方の開口部分の両側にローラ案内用の内底面を持つレー
ル3に沿って、上記ローラーチェーン2に牽引されて移
動するキャリヤ4より主に構成されている。キャリヤ4
、レール3に垂下され、ローラーチェーン2に適宜間
隔で固定されている移動体4a,パッケージPを吊下支
持するパッケージ支持部材4b,該パッケージ支持部材
4bの姿勢を制御する第1の姿勢制御手段(16,1
8)及び第2の姿勢制御手段(17)よりなる。
【0009】移動体4aは、揺動基板8の両端にそれぞ
れ設けたリンク5の頂部のピン7の両端に一対のローラ
6,6を支持し、一対のローラ6,6は、レール3の内
底面上を転動するよう載置する。揺動基板8の中央部に
はパッケージ支持部材4bが軸10により搬送方向に平
行な仮想垂直面内で揺動自在に支持されている。
【0010】パッケージ支持部材4bは、揺動基板8の
両側に平行に配置された2枚の板材11,12の下部に
平板状の基体13を設けて一体とし、該基体13の下部
にL字形のバーよりなるハンガー14を下垂して設けて
いる。該ハンガー14の支持部分先端はパッケージPを
挿脱する際の作業性を考慮して上方に折曲げられること
なくほぼ水平に設けられている。そして、上記板材11
を前記軸10より上方に延長しレバー15を形成して、
該レバー15の上端にガイドローラ16(第1の姿勢制
御手段)を回転自在に設けている。尚、17は、板材1
1と板材12との間に固定され、パッケージ支持部材4
bの図1中反時計方向への回動を規制するピン(第2の
姿勢制御手段)である。
【0011】また、図1に示す如く搬送路の下り坂部分
Dのレール3には、上記ガイドローラ16と当接する姿
勢制御用ガイドレール18(第1の姿勢制御手段)が設
けられている。ガイドレール18は、パッケージ支持部
材4bの姿勢を水平に保持しながら、移動体4aをレー
ル3の下り坂部分Dに沿って移動させた際のガイドロー
ラ16の軌跡に沿って設けられ、19はレール3をクラ
ンプして締付ボルト21により該レール3に固定されて
いる。
【0012】次に実施例に基づいて作用を説明する。
【0013】天井搬送装置1のキャリヤ4はレール3が
水平状態のときは前後のローラ6,6がほぼ水平を保ち
移動体4a(揺動基板8)も前後の高さが同一で水平状
態を保っているが、キャリヤ4が下り坂部分Dに達する
と、移動体4aはレール3の傾斜に沿って前下がりにな
。しかし、パッケージ支持部材4bは、ガイドローラ
16がガイドレール18に案内され、図1中反時計方向
への揺動が規制されることにより水平姿勢を保持すると
共に、ハンガー14に支持したパッケージPの自重によ
って不必要な揺動が阻止され安定した支持状態が確保さ
れる。
【0014】また、キャリヤ4がレール3の上り坂部分
(図示せず)に達した際には、ピン17が上記移動体4
に対するパッケージ支持部材4bの回動を規制して、
該パッケージ支持部材4bの姿勢を移動体4aと平行に
上向きに保持し、パッケージPの抜け落ちを防止すると
共に、パッケージPの自重により、パッケージ支持部材
4bがその位置で固定され、不必要な揺動が阻止され
る。
【0015】尚、上記ピン17(第2の姿勢制御手段)
はレール3の水平部分における移動に伴う前傾や揺動を
防止する機能も有している。また、前記下り坂部分Dに
おいてレール18を図示例より更に下方に湾出させて、
パッケージ支持部材4bの姿勢をやや上向きにして、パ
ッケージPの抜け落ちをより積極的に防止しても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明の天井搬送装置は、上述の通り
成されているので、搬送路の下り傾斜部分を始めとする
搬送路の全域でパッケージの搬送姿勢が所定の姿勢に保
持され、その支持状態が安定しており、パッケージの抜
け落ちが防止され、確実に搬送することができる。
た、パッケージの搬送物としての特性に鑑みて姿勢制御
手段を、搬送路の下り傾斜部分においてパッケージの前
傾を防止する第1の姿勢制御手段と、搬送路の水平及び
上り傾斜部分においてパッケージの水平若しくは逆前傾
姿勢を保持する第2の姿勢制御手段とで分担したことに
より、第1の姿勢制御手段のガイドレールは搬送路の下
り傾斜部分にのみ設ければ良く、装置の構成が簡略化さ
れると共に、走行抵抗や騒音、振動が軽減されるという
利点も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の天井搬送装置を示す側面図であ
る。
【図2】図1のX−X´線における断面図である。
【図3】図1のY−Y´線における断面図である。
【符号の説明】
1 天井搬送装置 2 ローラーチェーン 3 レール 4 キャリヤ 4a 移動体 4b パッケージ支持部材 16 ガイドローラ(第1の姿勢制御手段) 17 ピン(第2の姿勢制御手段) 18 ガイドレール(第1の姿勢制御手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールに対して前後2箇所で支持され、
    該レールと略平行状態を保持して移動する移動体に、
    端部が進行方向前方に向いて屈曲した略L字形のハンガ
    ーにパッケージを吊下げ支持するパッケージ支持部材
    搬送方向に平行な仮想垂直面内で揺動自在に設ける
    と共に、該パッケージ支持部材の揺動軸上後方にオフセ
    ットして設けたガイドローラと、前記レールの下り傾斜
    部分において前記ガイドローラに当接しパッケージ支持
    部材の前傾を防止するガイドレールとからなる第1の姿
    勢制御手段と、前記レールの水平及び上り傾斜部分にお
    いて移動体に対するパッケージ支持部材の回動を当接に
    よって規制し、パッケージ支持部材を水平若しくは逆前
    傾姿勢に保持する第2の姿勢制御手段とを備えたことを
    特徴とする天井搬送装置。
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