JP3186631U - 自転車用カゴカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】雨風から荷物を保護するとともに、荷物の落下や盗難を防止することが可能であり、且つコンパクトに収納することができる自転車用カゴカバーを提供する。
【解決手段】撥水性の素材からなる方形平面状のカバー本体10と、カバー本体10の外周縁部に沿って取り付けられる紐状の伸縮部材13を有し、カバー本体10の外周縁部には挿通口を有する複数の伸縮部材挿通部が設けられている。伸縮部材13を各伸縮部材挿通部の内部に順次挿通した後に、伸縮部材13の長さがカバー本体10の外周縁部の周長よりも短い長さとなるように伸縮部材13の両端の結合を行い、結合を行うことで方形平面状のカバー本体10を立体化させ開口部を有する袋状になるように形成し、開口部を広げたり縮めたりすることにより荷カゴへの着脱を可能とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、荷物を雨風や盗難などから保護する自転車用カゴカバーに関するものであり、自転車用の荷カゴからの脱着が容易でありコンパクトに収納して携帯することが可能な自転車用カゴカバーに関する。
簡易で便利な移動手段として自転車が知られている。自転車は、機動性が高くスーパーマーケットや商店街がある繁華街などに気軽に立ち寄ることができるだけでなく、維持費が安価で経済的であるとともに自転車に付設してある荷カゴに買い物袋やバッグなどの種々の荷物を入れることで安全に運転することができる。そのため、近くの買い物や通勤時における最寄りの駅までの移動手段等、近年利用者が増加しており近距離を主とする手軽な移動手段として利便性が高まっている。
ところが、走行中に突然雨が降ってきた場合や風が強い日などは荷カゴに収納した買い物袋やバッグなどの荷物が雨風にさらされ濡れたり埃が付くだけでなく、これら買い物袋やバッグの中身まで濡れたり汚れたりすることが従来から懸念されていた。また、自転車の走行中において、何かのはずみで荷物が落下してしまう可能性があるだけでなく、近年の治安の悪化に起因して自転車走行中に後方から抜き去るバイクや自転車などにより荷カゴから荷物をいきなり奪われたりする盗難も増加傾向にある。特に自転車での走行中にいきなり荷物を奪われると、その際にバランスを崩して自転車ごと転倒し思わぬ大けがを負う危険性も生じる。そこで、従来は、荷物の盗難や落下を防止するため荷カゴに網目状のネットを装着することが行われていた。しかしながら、網目の隙間から雨風が入り込んでしまうため荷物を雨風から保護することができなかった。
このため、荷カゴに雨風が吹き込まれ荷物が濡れてしまうことや荷カゴから荷物が抜き取られることによる盗難などを回避するため種々の提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献1に示すカゴ用フードは、二輪車のハンドル前方に架設する横軸から複数のコ字フレームを放射状に延ばし、このコ字フレームに可撓性カバーを支持させ、一対のコ字フレームの両先端部間で可撓性カバーの前側上部を前方下り傾斜状に保形し、可撓性カバーは各コ字フレームに固着し、各コ字フレームはその両基端部を横軸に枢支して回動可能とするように構成したものである。同文献1において開示されたカゴ用フードによれば、雨の日であっても荷カゴに入れた荷物が濡れることがなく、また荷カゴから荷物を抜き取られて盗難される虞も回避できるため、最適に利用することができる。
実開平04-058495号公報 実用新案登録3058931号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたカゴ用フードは、放射状に延びたコ字フレームに可撓性カバーが覆いかぶされて形成されているため、形状が複雑で大型であり荷カゴからの脱着が困難であった。また、小さく折りたたむことができないため、携帯することができず持ち運びや置き場所の確保が困難であった。さらに、自転車用の荷カゴにカゴ用フードを取り付ける場合、自転車のサイズにより荷カゴの大きさや形状が異なるため、サイズごとにカゴ用フードを用意する必要があった。
そこで、カバー下部を巾着のようにひもでしぼることにより、ほとんどの市販の自転車の前籠に装着することができる自転車の前籠カバーが提案されている(例えば特許文献2参照)。
この特許文献2に示す自転車の前籠カバーは、材質がビニールなどの防水材質であって、上蓋部分が両開きファスナーとなっており、カバーの下部が巾着構造になっており、自転車の前籠全体を包むように構成したものである。同文献2において開示された自転車の前籠カバーによれば、自転車の前籠の入れた物に対しての防犯と防雨等の目的で籠全体を包み前籠内部の物の出し入れが容易にできる。
しかしながら、特許文献2に開示された自転車の前籠カバーは、自転車の前籠の形状及び大きさに合わせて自転車の前籠をすっぽり包みファスナーで開閉するものであるため、カバーの形状及び大きさが決まってしまい、この形状を超える荷物を入れることができず、もっと大きな荷物や沢山の荷物などを入れることが可能なカバーの開発が要望されている。
また、自転車の前籠の形状及び大きさに合わせて最初からカバーを籠型の立体形状に作製しようとすると時間的、経済的な負担が大きくなる。
本考案の目的は、雨風から荷物を保護するとともに、荷物が荷カゴからはみ出た場合であっても、カゴカバーの形状を変形させて荷物全体を覆うことにより荷物の落下や盗難を防止することが可能であって、且つコンパクトに収納することができる自転車用カゴカバーを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本考案の請求項1に記載の自転車用カゴカバーは、一部に開口部を有する立体袋状をなし、当該開口部を広げることにより上方から自転車用の荷カゴに被せることが可能な自転車用カゴカバーであって、撥水性の素材からなる方形平面状のカバー本体と、前記カバー本体の外周縁部に沿って取り付けられる紐状の伸縮部材を有し、前記カバー本体の外周縁部には前記伸縮部材が挿通可能な挿通口を有する複数の伸縮部材挿通部が設けられており、前記伸縮部材の一端をいずれかの伸縮部材挿通部に形成されている挿通口から各伸縮部材挿通部の内部に順次挿通した後に、前記伸縮部材の長さが前記カバー本体の外周縁部の周長よりも短い長さとなるように前記伸縮部材の両端の結合を行い、当該結合を行うことで前記伸縮部材に収縮力を作用させ前記カバー本体の外周縁部を縮ませることによって、方形平面状の前記カバー本体を立体化させ前記開口部を有する袋状になるように形成し、前記開口部を広げたり縮めたりすることにより前記荷カゴへの着脱を可能とすることを特徴としている。
請求項1に係る保護カバーがこのような構成を有することで、特許文献2で開示された考案のように、自転車の前籠の形状及び大きさに合わせて最初からカバーを籠型の立体形状に作製する必要がないため、手間や時間をかけることなく、簡易な方法で自転車用カゴカバーを作製することができる。
そして、平面方形状のカバー本体が立体化して開口部を有する袋状になるように形成されるため、カゴカバーに余裕ができ、荷カゴからはみ出た部分が覆われるとともに荷物の形状や大きさに合わせてカゴカバーが変形することが可能であるため、荷物の落下や盗難などを未然に防止することができる。
また、本考案の請求項2に記載の自転車用カゴカバーは、請求項1に記載の自転車用カゴカバーにおいて、前記カバー本体の外周縁部の各辺に前記伸縮部材が挿通可能な挿通口を有する伸縮部材挿通部が設けられており、前記挿通口は方形平面状の前記カバー本体の四隅の内側近傍にそれぞれ形成されていることを特徴としている。
請求項2に係る自転車用カゴカバーがこのような構成を有することで、伸縮部材の収縮力が四隅の角部に集中することになり、この角部が開口部に対して立ち上がるため、カゴカバーを自転車用の荷カゴに被せるときに、この立ち上がった角部が取り付け向きの目印になり、カゴカバーを素早く荷カゴから着脱することができる。さらに、請求項2に係るカゴカバーがこのような簡単な構成を有することで、コンパクトで且つ軽量となり手軽に持ち運ぶことができる。
また、本考案の請求項3に記載の自転車用カゴカバーは、請求項1または請求項2に記載の自転車用カゴカバーにおいて、前記カバー本体には前記自転車用カゴカバーを収納するための収納袋が取り付けられていることを特徴としている。
請求項3に係る自転車用カゴカバーがこのような構成を有することで、自転車用カゴカバーを収納袋にコンパクトに収納することができ、バッグや鞄などに入れて手軽に持ち運ぶことができる。
また、本考案の請求項4に記載の自転車用カゴカバーは、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車用カゴカバーにおいて、自転車に取り付けることで前記自転車用カゴカバーの脱落を防止する係止紐が備えられていることを特徴としている。
請求項4に係る自転車用カゴカバーがこのような構成を有することで、自転車用カゴカバーを自転車用の荷カゴに被せた場合に強風などで自転車用カゴカバーが吹き飛ばされることはない。また、荷物を自転車用カゴカバーの中に入れて壁に掛けて吊るすのにも利用することができる。
本考案の目的は、雨風から荷物を保護するとともに、荷物が荷カゴからはみ出た場合であっても、カゴカバーの形状を変形させて荷物全体を覆うことにより荷物の落下や盗難を防止することが可能であって、且つコンパクトに収納することができる自転車用カゴカバーを提供することができる。
本考案の一実施形態に係る自転車用カゴカバーの全体構成を示す斜視図(図1(a))、伸縮部材を伸ばして開口部を広げた状態を示す斜視図(図1(b))である。 カバー本体に伸縮部材を挿通し伸縮部材の両端を結合する前の状態を示す図である。 図1に示した自転車用カゴカバーを自転車用の荷カゴに適用した状態を示す図(図3(a))、及び図1に示した自転車用カゴカバーを扇風機に適用した状態を示す図(図3(b))である。
以下、本考案の一実施形態に係る自転車用カゴカバーについて図面に基づいて説明する。図1は、本考案の一実施形態に係る自転車用カゴカバーの全体構成を示す斜視図(図1(a))、伸縮部材を伸ばして開口部を広げた状態を示す斜視図(図1(b))である。また、図2は、カバー本体に伸縮部材を挿通し伸縮部材の両端を結合する前の状態を示す図である。なお、図2において、収納袋及び係止紐の図示は省略する。
本実施形態に係る自転車用カゴカバー1は、撥水性の素材からなる方形平面状のカバー本体10と、カバー本体10の外周縁部に沿って取り付けられる紐状の伸縮部材13とを備えている。カバー本体10は略四角形状の薄い生地からなり、この生地の各外周縁部の各辺には、この外周縁部に沿って伸縮部材13を挿通可能な伸縮部材挿通部14が設けられている。具体的には、四辺の外周縁部を所定の幅内側に折り返し、伸縮部材13を挿通させるための挿通口14aが形成されるように、各折り返し部分の外側部を接着または縫い合わせることによって伸縮部材挿通部14を形成する。そして、伸縮部材13の一端をいずれかの伸縮部材挿通部14に形成されている挿通口14aから各伸縮部材挿通部の内部に順次挿通する。次いで、順次挿通した後に、伸縮部材13の長さがカバー本体10の外周縁部の周長よりも短い長さとなるように伸縮部材13の両端の結合を行う。
本実施形態に係る自転車用カゴカバー1がこのような構成を有していることで、外周縁部に沿って伸縮部材13を取り付けることが可能となる。なお、挿通口14aは伸縮部材13が角部16から視認することができるような位置、より詳細には、角部16近傍であって隣接する伸縮部材挿通部14に形成されている挿通口14aが各角部16を挟むように形成する。このように構成された伸縮部材挿通部14に形成されている挿通口14aに順次、紐状の伸縮部材13の一端を通すことにより、各挿通口14aを介してカバー本体10の外周縁部に沿って伸縮部材13が取り付けられる。伸縮部材13を伸縮部材挿通部14に挿通した後は、伸縮部材13の長さがカバー本体10の外周縁部の周長よりも短い長さとなるように紐状の伸縮部材13の両端を接着または結ぶなどして円環状に結合する。これにより、伸縮部材13に収縮力が生じ、カバー本体10の外周縁部が内側に縮むため、これらの外周縁部に対応する各辺が丁度開口部になるように立体化しカバー本体10が袋状に形成されることになる。
また、自転車用カゴカバー1には収納袋15が取り付られているため、使用後は自転車用カゴカバー1をコンパクトに収納してバッグや鞄などに携帯することにより手軽に持ち運ぶことができる。そして、伸縮部材13を伸ばして開口部を広げることで開口面積を自在に変えることができるため、形状や大きさの異なる荷物を自転車用カゴカバーに入れる場合や自転車用の荷カゴに自転車用カゴカバーを被せる場合であっても単一の自転車用カゴカバー1で対応することが可能となる。
なお、上述したように、伸縮部材13が角部16から視認することができるように、挿通口14aが形成されているため、この角部16に伸縮部材13の収縮力が集中する。そのため、角部16が自転車用カゴカバー1の開口部に対して垂直方向に引っ張られ直立して立ち上がるようになる。
そして、直立に立ち上がった角部16を目印として、伸縮部材13の露出部13aを指でつまみ上げることで容易に自転車用カゴカバー1を小さく折りたたむことができるので、カバー本体10に取り付けられている収納袋15にコンパクトに収納することが可能となる。また、角部16がカバー本体10の開口部に対して直立することで自転車用カゴカバー1の四隅の位置を容易に認識することができ、この部分を目印として荷カゴの形状や大きさなどに応じて自転車用カゴカバー1を所望の向きに合わせて、自転車用の荷カゴに素早く被せることができる。
次に、自転車用カゴカバーの着脱方法について図面に基づいて具体的に説明する。なお、以下の説明においては、自転車用の荷カゴへの着脱方法について説明する。図3(a)は、図1に示した自転車用カゴカバーを自転車用の荷カゴに適用した状態を示す図である。
図3(a)に示すように、自転車用カゴカバー1を、自転車50用の荷カゴ51に取り付けるに当たって、はじめに、自転車用カゴカバー1を収納袋15から取り出す。次いで、直立して容易に確認できる四隅の角部16(図1及び図2参照)を目印として自転車用カゴカバー1の向きを合わせて、前方及び後方の荷カゴ51の形状または大きさに合わせて伸縮部材13を伸ばすことで開口部を広げ、荷カゴ51の外周面に弾性的に係合させる。次いで、カバー本体10に取り付けられている係止紐17をハンドル52や後方の荷カゴ51を支持するフレーム53の下方部分に取り付ける。これにより、自転車用カゴカバー1が吹き飛ばされることなく荷カゴ51にしっかり被さる状態を維持できる。また、荷カゴ51に入れたバッグや鞄などの荷物を雨風による汚れや盗難から防ぐとともに、自転車用カゴカバー1が吹き飛ばされないため、予期せぬ自転車用の荷カゴ51からの落下などを効果的に防止できる。特に、自転車50用の荷カゴ51に自転車用カゴカバー1を取り付けた場合は、荷カゴ51に何が収納されているか外部から見えないため防犯効果を発揮する。
また、自転車用カゴカバー1の開口部の開口面積を自在に広げて容易に着脱することができるため、係止紐17がフレーム53の下方部分に取り付けられている状態のまま荷カゴ51を覆っている自転車用カゴカバー1の開口部の外周縁部をめくることにより、荷カゴ51から荷物を容易に取り出すことができる。さらに、カバー本体10は前述した柔軟性かつ撥水性を有する生地からなり自転車用カゴカバー1の形状は固定されないため、荷物が荷カゴ51からはみ出している場合であっても、自転車用カゴカバー1が荷物の形状などに合わせて変形し荷カゴ51に被せられることになり、荷物を雨風などから確実に保護することができる。
自転車用カゴカバー1の使用後は、伸縮部材13を伸ばして開口部を広げることにより荷カゴ51から取り外し、上述したように荷カゴ51に被せた自転車用カゴカバー1を収納袋15に収納する。
なお、買物をするためにスーパーマーケットまで自転車で出掛ける場合において、スーパーマーケットに到着して自転車から降りるときに自転車用カゴカバーを自転車のサドル54部分に被せても良い。このようにすることにより、買い物をしている間に突然雨が降ってきた場合であってもサドル54を雨から保護することができ、買い物の帰りにサドル54についた水がスカートやズボンに浸み込むこともなく、天候や時間を気にしないで買い物を楽しむことができる。さらに、一対の係止紐17の両端を結び、バッグや鞄などの荷物を保護カバーの中に入れて壁に掛けて吊るしても良い。
以上のように構成されているため、本実施形態に係る自転車用カゴカバーは手軽に携帯して持ち運ぶことができ、自転車50用の荷カゴ51などから簡単に着脱することができるとともに、カバー本体は撥水性を有する素材からできており突然の雨にも対応することもできるため、自転車50用の荷カゴ51などに入っている荷物などを天候の急変から適切に保護することができる。
また、以上の適用例では、本実施形態に係る自転車用カゴカバーを自転車50用の荷カゴ51に取り付けた場合について説明したが、これに限定されず、図3(b)に示すように、扇風機60の羽根61部分を保護カバーで覆っても良い。このようにすることにより、扇風機60の羽根61部分に付着した埃や内蔵されているベアリングの中に入り込んだ埃により、扇風機60が故障したり焼損することを効果的に防止することができる。さらに、扇風機60のそばで小さな子供が遊んでおり、何かの拍子に扇風機60のスイッチがオン状態になってしまった場合において、扇風機60が稼働していることを気付かずに、ふざけて回転している羽根61の部分に指を入れたりして思わぬ怪我をすることもない。
その他、突然の雨により中身の荷物が濡れるのを防止するため、リュックサックやビジネス鞄そのものを自転車用カゴカバーで覆っても良く、紙製の手提げ袋の底面と側面を自転車用カゴカバーで覆っても良い。このようにすることにより、紙製の手提げ袋を濡れたベンチの上に置くこともできるし、土砂降りの雨であっても紙製の手提げ袋が破れて中に入っている品物が濡れたり汚れたりすることはない。さらに、雨が上がった後に紙製の手提げ袋と濡れた傘を一緒の手に持ったとしても、雨の水滴により紙製の手提げ袋が破れることもない。
また、カバー本体の形状や大きさは用途により適宜変更可能である。例えば、カバー本体を小さな正方形状に形成してドアノブのカバーとして使用しても良いし、旅行用のキャリーバッグを室内に収容する場合において、室内が汚れないように車輪部分を覆う車輪カバーとして使用しても良い。
さらに、被せたり取り付けたりする対象物の形状や大きさに応じて、適宜、カバー本体の形状や大きさを変更して色々な形態のカゴカバーを作製することができる。
このように、カバー本体の形状を変更するだけで様々な形状や大きさをした荷カゴなどに対応することが可能な自転車用カゴカバーを提供することができるとともに、季節や気分に応じて自分の好みの柄に保護カバーの模様を合わせることができる。この場合においても上述と同等の作用を奏し得ることは言うまでもない。
さらに、以上説明した実施形態で紹介した各構成要素の形状や寸法、数値、材質はあくまで例示的なもので、本考案の範囲を逸脱しない限り、様々な形状や寸法、数値、材質を適宜選択できることは言うまでもない。すなわち、本考案における自転車用カゴカバーに限定して実現されるものではない。
また、本実施形態に係る自転車用カゴカバー1は、カバー本体10の各外周縁部を内側に折り返して伸縮部材挿通部14を形成したが、その代わりに所定幅を有し各辺に略等しい長さからなる帯状片を各辺に配置し、所望の位置に挿通口14aが形成されるように両外側部を接着または縫い合わせることにより伸縮部材挿通部14を形成しても良い。
1 自転車用カゴカバー
10 カバー本体
13 伸縮部材
13a 露出部
14 伸縮部材挿通部
14a 挿通口
15 収納袋
16 角部
17 係止紐
50 自転車
51 荷カゴ
52 ハンドル
53 フレーム
54 サドル
60 扇風機
61 羽根

Claims (4)

  1. 一部に開口部を有する立体袋状をなし、当該開口部を広げることにより上方から自転車用の荷カゴに被せることが可能な自転車用カゴカバーであって、
    撥水性の素材からなる方形平面状のカバー本体と、
    前記カバー本体の外周縁部に沿って取り付けられる紐状の伸縮部材を有し、
    前記カバー本体の外周縁部には前記伸縮部材が挿通可能な挿通口を有する複数の伸縮部材挿通部が設けられており、前記伸縮部材の一端をいずれかの伸縮部材挿通部に形成されている挿通口から各伸縮部材挿通部の内部に順次挿通した後に、前記伸縮部材の長さが前記カバー本体の外周縁部の周長よりも短い長さとなるように前記伸縮部材の両端の結合を行い、当該結合を行うことで前記伸縮部材に収縮力を作用させ前記カバー本体の外周縁部を縮ませることによって、方形平面状の前記カバー本体を立体化させ前記開口部を有する袋状になるように形成し、前記開口部を広げたり縮めたりすることにより前記荷カゴへの着脱を可能とすることを特徴とする自転車用カゴカバー。
  2. 前記カバー本体の外周縁部の各辺に前記伸縮部材が挿通可能な挿通口を有する伸縮部材挿通部が設けられており、前記挿通口は方形平面状の前記カバー本体の四隅の内側近傍にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の自転車用カゴカバー。
  3. 前記カバー本体には前記自転車用カゴカバーを収納するための収納袋が取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自転車用カゴカバー。
  4. 自転車に取り付けることで前記自転車用カゴカバーの脱落を防止する係止紐が備えられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の自転車用カゴカバー。
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