JP3186273B2 - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JP3186273B2 JP33443192A JP33443192A JP3186273B2 JP 3186273 B2 JP3186273 B2 JP 3186273B2 JP 33443192 A JP33443192 A JP 33443192A JP 33443192 A JP33443192 A JP 33443192A JP 3186273 B2 JP3186273 B2 JP 3186273B2
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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の記録媒体
に記録されているデータを再生するデータ再生装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のデータ再生装置の一例を示
すブロック図、図9は図8のディジタル信号処理回路を
示すブロック図である。図8において、1は記録担体と
してのコンパクトディスクである。このコンパクトディ
スク1は、線速度一定(以下、必要に応じてCLVと称
する)方式でデータが記録されており、スピンドルモー
タ3により一定の線速度になるように回転する。2は光
ピックアップであり、コンパクトディスク1上に記録さ
れているデータをアナログ再生信号として取り出す。5
はアナログ波形整形回路であり、光ピックアップ2から
入力されるアナログ信号を波形整形して2値化し、その
2値化データをディジタル信号処理回路7に出力する。
【0003】9はディジタル信号処理回路であり、アナ
ログ波形整形回路5より得られた2値化データからクロ
ックを再生し、該再生クロックをサーボ回路6に出力す
る。このディジタル信号処理回路9は、内部の水晶発振
回路の基準クロックに同期してディジタル音声データ2
1とディジタルデータ23とを復調して出力し、さら
に、ディスクアドレス情報24をアクセス制御装置8に
出力する。また、この水晶発振回路の基準クロックも、
サーボ回路6に出力する。12はD/A変換回路であ
り、このD/A変換回路12は、ディジタル信号処理回
路9から出力されたディジタル音声データ21をアナロ
グ音声信号に変換し、出力する。
【0004】前記サーボ回路6は、ディジタル信号処理
回路9から与えられる2種類のクロック(水晶発振回路
から出力される基準クロックと2値化データから再生さ
れる再生クロック)をもとに、コンパクトディスク1の
線速度が一定になるようにスピンドルモータ3の回転速
度を制御する。また、アクセス制御装置8から与えられ
るアクセス制御信号をもとに、スライドモータ4と光ピ
ックアップ2を制御する。前記アクセス制御装置8は、
ディジタル信号処理回路9から与えられるディスクアド
レス情報24をもとに、サーボ回路6を介してスライド
モータ4及び光ピックアップ2を制御し、トラック位置
決めを行う。
【0005】図9に示すように、前記ディジタル信号処
理回路9は、同期検出回路41、PLL(Phase
Locked Loop)回路42、復調回路43、水
晶発振回路44、サブコーディング検出回路45、RA
M(Random Access Memory)46
より構成される。同期検出回路41は、入力した2値化
データからフレーム同期を検出し、復調回路43に出力
する。PLL回路42は、入力した2値化データからク
ロックを再生し、該再生クロックを復調回路43とサー
ボ回路6とに出力する。水晶発振回路44は基準クロッ
クを復調回路43とサーボ回路6とに出力する。
【0006】復調回路43は、同期検出回路41からデ
ィジタル信号を取り込み、RAM46を使用してCIR
C(Cross Interleave Reed−S
olomon Code)のデインタリーブ及びCIR
Cによる誤りの検出、訂正を行う。そして、復調したデ
ィジタル音声データ21またはディジタルデータ23を
出力する。これらディジタル音声データ21とディジタ
ルデータ23は、前述したように水晶発振回路44の基
準クロックに同期して出力される。サブコーディング検
出回路45は、トラック位置決めを行うためのディスク
アドレス情報24を再生し、これをアクセス制御装置8
に出力する。
【0007】なお、この種の装置として関連するものに
は、例えば特開平1−154369号公報等が挙げられ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ディスク状の
記録媒体に記録する方式として、CLV(線速度一定)
方式とCAV(回転速度一定)方式がある。CLV方式
はCAV方式に比べてより多くのデータを記録できる
が、線速度を一定としているためディスクの内外周で回
転速度が異なる。このため、上記従来例では、ディスク
アクセス時に光ピックアップの移動と同時にディスクの
回転速度も変化させる必要があり、アクセス時間短縮の
妨げになっていた。また、CLV方式で記録されたディ
スクを一定の回転速度で回転させてデータを再生する
と、ディスクの内外周でデータの転送速度が異なること
になるため、一定の転送速度を必要とする音声等の再生
は困難であった。
【0009】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、CLV方式で記録さ
れたディスク状記録媒体を一定の回転速度で回転させて
データを再生することを可能とし、高速なアクセスを実
現できるとともに、CLV方式で記録されたディスク状
記録媒体を一定の回転速度で回転させてデータを再生し
ても、データを一定の転送速度で出力できるようにし、
そのため音声等のように一定の転送速度を必要とするデ
ータの再生が可能なデータ再生装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、線速度一定方式でデータが記録された記録媒体を一
定の回転速度で回転させる回転手段と、該回転手段によ
って一定の回転速度で回転する該記録媒体に光を照射す
ることにより、該記録媒体に記録されている該データと
して、音声データまたはディジタルデータを読み出すデ
ータ読出手段と、該回転手段によって一定の回転速度で
回転する該記録媒体での該データ読出手段の読出位置を
制御する位置制御手段と、該データ読出手段によって該
記録媒体から読み出された該データを、該データ読出手
段の読出位置に応じた転送速度のままで、信号処理する
信号処理手段と、該信号処理手段で処理されたデータが
音声データであるとき、該音声データを記憶するメモリ
手段と、該メモリ手段での該音声データの記憶量に応じ
て該位置制御手段が該データ読出手段の読出位置を制御
しながら、該信号処理手段で信号処理された該音声デー
タの該メモリ手段への入力制御と該メモリ手段から該音
声データを一定の転送速度で出力する出力制御とを行な
うメモリ制御手段とを備え、該データが音声データであ
るとき、該メモリ手段から出力される一定の転送速度の
該音声データを外部への出力データとし、該データがデ
ィジタルデータであるとき、該信号処理手段で信号処理
された該データ読出手段の読出位置に応じた転送速度の
該ディジタルデータを外部への出力データとすること
よって達成される。
【0011】
【作用】CLV方式で記録された記録媒体を一定の回転
速度で回転させて、該記録媒体よりデータを再生する
と、アクセス時の回転数制御が不要となるため、アクセ
ス時間の大幅な短縮化が図れる。また、CLV方式で記
録された記録媒体を一定の回転速度で回転させる際のデ
ータ量の差をメモリ手段で吸収することにより、データ
を一定の転送速度で出力でき、音声再生が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0013】図1は本発明の第1の実施例に係るデータ
再生装置を示すブロック図、図2は図1のディジタル信
号処理回路を示すブロック図であり、図8及び図9に対
応する部分には同一符号を付してある。すなわち、図1
において、1は記録担体としてのコンパクトディスク、
2は光ピックアップ、3はスピンドルモータ、4はスラ
イドモータ、5はアナログ波形整形回路、6はサーボ回
路、8はアクセス制御装置、12はD/A変換回路であ
り、コンパクトディスク1にはCLV方式でデータが記
録されている。また、7はディジタル信号処理回路、1
1はバッファRAM、13はRAM制御装置、10はデ
ィスク再生装置であり、該ディスク再生装置10はコン
パクトディスク1を一定回転速度で回転させてデータを
再生する。
【0014】コンパクトディスク1は、スピンドルモー
タ3により一定の線速度ではなく、一定の回転速度で回
転する。光ピックアップ2は、コンパクトディスク1上
に記録されているデータをアナログ再生信号として取り
出す。アナログ波形整形回路5は、光ピックアップ2か
ら入力したアナログ信号を波形整形して2値化し、その
2値化データをディジタル信号処理回路7に出力する。
ディジタル信号処理回路7は、アナログ波形整形回路5
より得られた2値化データからクロックを再生し、該再
生クロックからディジタル音声データ20とディジタル
データ23とを復調して出力し、さらに、ディスクアド
レス情報24をアクセス制御装置8に出力する。このデ
ィジタル音声データ20及びディジタルデータ23は、
コンパクトディスク1から再生された再生クロックに同
期して出力される。
【0015】CLV方式で記録されているコンパクトデ
ィスク1を一定の回転速度で再生するのであるから、デ
ィジタル音声データ20、ディジタルデータ23の転送
速度はコンパクトディスク1の内外周で異なることにな
る。バッファRAM11には、このように通常の転送速
度、すなわち、CLV方式で再生した場合よりもより高
速あるいは低速のディジタル音声データ20が送られ
る。バッファRAM11は、このディジタル音声データ
20を一旦記憶し、一定転送速度のディジタル音声デー
タ21をD/A変換回路12へ出力する。
【0016】RAM制御装置13は、バッファRAM1
1の入出力タイミングとアドレスを制御すると共に、ア
クセス制御装置8にバッファRAM11のフル/エンプ
ティ信号26(バッファRAM内のデータ量を示す信
号)を送る。D/A変換回路12は、バッファRAM1
1から出力されたディジタル音声データ21をアナログ
音声信号22に変換し、出力する。アナログ音声信号2
2を連続して出力するためには、ディジタル音声データ
20の転送速度がCLV方式で再生した場合と同等ある
いはより高速になるようにスピンドルモータ3を回転さ
せる必要がある。
【0017】サーボ回路6は、スピンドルモータ3の回
転速度を一定速度に制御する。また、アクセス制御装置
8から与えられるアクセス制御信号25をもとに、スラ
イドモータ4と光ピックアップ2を制御する。アクセス
制御装置8は、ディジタル信号処理回路7から与えられ
るディスクアドレス情報24をもとに、サーボ回路6を
介してスライドモータ4及び光ピックアップ2を制御
し、トラック位置決めを行う。そして、バッファRAM
11のフル/エンプティ信号26(RAM内のデータ量
を示す信号)を常に監視してアクセスを制御する。バッ
ファRAM11に入力されるディジタル音声データ20
と、バッファRAM11が出力するディジタル音声デー
タ21の転送速度は異なるので、バッファRAM11が
フルになったらコンパクトディスク1をポーズさせ、エ
ンプティになる前にデータ読み出しを再開するように制
御する。バッファRAM11はフル/エンプティを繰り
返しながら一定転送速度のディジタル音声データ21を
出力し続ける。
【0018】図2に示すように、前記ディジタル信号処
理回路7は、同期検出回路41、PLL回路42、復調
回路43、サブコーディング検出回路45、RAM46
より構成される。同期検出回路41は、入力した2値化
データからフレーム同期を検出し、復調回路43に出力
する。PLL回路42は、入力した2値化データからク
ロックを再生し、該再生クロックを復調回路43に出力
する。復調回路43は、同期検出回路41からディジタ
ル信号を取り込み、RAM46を使用してCIRCのデ
インタリーブ及びCIRCによる誤りの検出、訂正を行
う。そして、復調したディジタル音声データ20または
ディジタルデータ23を出力する。これらディジタル音
声データ20とディジタルデータ23は、PLL回路4
2で再生された再生クロックに同期して出力される。サ
ブコーディング検出回路45は、トラック位置決めを行
うためのディスクアドレス情報24を再生し、これをア
クセス制御装置8に出力する。
【0019】このように構成された本発明の第1の実施
例では、CLV方式で記録されたコンパクトディスク1
を一定の回転速度で回転してデータを再生することがで
きるため、アクセス時の回転数制御が不要となり、その
結果、高速なアクセスが可能となる。また、CLV方式
で記録された記録媒体を一定の回転速度で回転させる際
のデータ量の差をバッファRAM11で吸収することに
より、データを一定の転送速度で出力でき、音声を再生
することが可能となる。さらに、外部に出力されるディ
ジタルデータは、コンパクトディスク1の外周部に進む
につれて転送速度が上昇するという効果もある。
【0020】図3は図1に示した第1の実施例の変形例
を示すブロック図であり、図1に対応する部分には同一
符号を付してある。
【0021】この変形例が前述した第1の実施例と異な
る点は、ディジタル信号処理回路7から出力されるディ
ジタルデータ23を一旦記憶するバッファRAM15
と、該バッファRAM15と前記バッファRAM11の
入出力タイミング及びアドレスを制御するRAM制御装
置14とを設けたことにあり、その余の構成は基本的に
同じである。なお、前記バッファRAM15は、ディジ
タルデータ23を一旦記憶し、一定転送速度のディジタ
ルデータ27を外部へ出力する。
【0022】このように構成された変形例では、第1の
実施例の効果に加えて、ディジタルデータはコンパクト
ディスク1の再生トラックにかかわらず一定転送速度で
外部へ出力されるため、映像データ等を再生するとき、
あるいはこのデータ再生装置を制御するコンピュータ等
が一定の転送速度を必要とするとき、特に有効である。
【0023】図4は本発明の第2の実施例に係るデータ
再生装置を示すブロック図であり、図1に対応する部分
には同一符号を付してある。
【0024】図4において、16はディスク再生装置、
17はサーボ回路である。ディスク再生装置16は、コ
ンパクトディスク1を内外周でいくつかのゾーンに分
け、それぞれのゾーンごとに適切な回転速度で回転させ
てデータを再生するようになっており、この点が第1の
実施例のディスク再生装置10と異なる。サーボ回路1
7は、スピンドルモータ3の回転速度をディスクアドレ
ス情報24をもとに、コンパクトディスク1の各ゾーン
ごとに適切な回転速度に制御する。図5はコンパクトデ
ィスク1のゾーン分割例と回転速度との関係を説明する
ものであり、コンパクトディスク1がそれぞれのゾーン
内で一定の回転速度で回転することを示している。
【0025】このように構成された本発明の第2の実施
例では、第1の実施例の効果に加えて、コンパクトディ
スク1の回転速度をゾーンごとに適切な回転速度にして
データを再生することができるという効果を奏する。つ
まり、コンパクトディスク1の内周部においても外周部
においても適切な回転速度を設定することができるた
め、コンパクトディスク1内周部再生時のデータ転送速
度を上げることができる。また、コンパクトディスク1
を一定の回転速度で回転させた時に発生する、外周部再
生時の各回路の動作周波数の上昇を抑えることができ、
波形整形回路、信号処理回路等の負担を低減することが
できる。なお、CD−ROM等では通常、近傍のアクセ
スが多用されるため、アクセスがゾーンにまたがること
は少なく、第1の実施例の場合と比較しても増加するア
クセス時間はわずかである。
【0026】図6は本発明の第3の実施例に係るデータ
再生装置を示すブロック図であり、図1に対応する部分
には同一符号を付してある。
【0027】図6において、18はディスク再生装置、
19はサーボ回路である。ディスク再生装置18は、コ
ンパクトディスク1が外周部のどこまで記録されている
かにより、コンパクトディスク1毎に回転速度を変えて
データを再生するようになっており、この点が第1の実
施例のディスク再生装置10とは異なる。サーボ回路1
9は、スピンドルモータ3の回転速度の制御を行い、コ
ンパクトディスク1は、スピンドルモータ3により最外
周部の記録範囲に応じて一定の回転速度で回転する。
【0028】CLV方式で記録されたコンパクトディス
ク1を一定の回転速度で再生する場合、前述したよう
に、コンパクトディスク1の外周部に進むにつれて外部
に出力するデータの転送速度が上昇するという効果があ
る。しかし、常に一定の回転速度で再生するのみでは、
例えば内周部にしか記録されていないコンパクトディス
ク1を再生する場合、データの転送速度の上昇は望むこ
とができない。そこで、内周部にしか記録されていない
ようなコンパクトディスク1は、その最外周部のアドレ
スにより回転速度を上昇させてデータを再生する。その
ときの回転速度は、例えば最外周トラックでの線速度が
通常のコンパクトディスク再生装置の2倍速になるよう
に設定する。かかる設定は、各回路の最大動作周波数に
よって3倍速でも4倍速でも良い。
【0029】図7は記録量の異なるコンパクトディスク
1とその回転速度との関係を説明するものであり、コン
パクトディスク1が外周部のどこまで記録されているか
により、各コンパクトディスク1毎に最適な回転速度で
回転することを示している。すなわち、図7(a)は内
周部にしか記録されていないコンパクトディスク1であ
り、その回転速度は、例えば最外周トラックでの線速度
が通常のコンパクトディスク再生装置の2倍速になるよ
うに設定する。図7(b)は図7(a)より外側まで記
録されているコンパクトディスク1であり、その回転速
度は、同様に例えば最外周トラックでの線速度が通常の
コンパクトディスク再生装置の2倍速になるように設定
する。図7(c)は外周部まで記録されているコンパク
トディスク1であり、同様に例えば最外周トラックでの
線速度が通常のコンパクトディスク再生装置の2倍速に
なるように設定する。
【0030】このように構成された本発明の第3の実施
例では、第1の実施例の効果に加えて、コンパクトディ
スク1の回転速度をコンパクトディスク1毎に適切な速
度に変えてデータを再生することができ、その結果、内
周部にしか記録されていないようなコンパクトディスク
1であっても、高速なアクセスと高速なデータ転送とを
実現できるという効果を奏する。
【0031】なお、上記第2の実施例と第3の実施例と
を組み合わせることも可能である。すなわち、コンパク
トディスク1の外周部にどこまで記録されているかによ
り、まず、そのコンパクトディスク1の外周部の再生に
最適な回転速度を決め、次に、コンパクトディスク1を
内外周でいくつかのゾーンに分け、それぞれのゾーンご
とに適切な回転速度を決めれば良い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
線速度一定(CLV)方式で記録された記録媒体を一定
の回転速度で回転させて、該記録媒体からデータを再生
することにより、アクセス時の回転数制御を不要とし、
高速なアクセスが可能となる。また、再生されたデータ
メモリ手段に順次書き込み、書き込まれたデータを一
定の転送速度で読み出すことにより、記録媒体の回転速
度を一定にしたまま、データを一定の転送速度で出力で
き、音声等の再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るデータ再生装置を
示すブロック図である。
【図2】図1のディジタル信号処理回路を示すブロック
図である。
【図3】図1に示した実施例の変形例を示すブロック図
である。
【図4】本発明の第2の実施例に係るデータ再生装置を
示すブロック図である。
【図5】コンパクトディスクのゾーン分割例と回転速度
との関係を示す説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係るデータ再生装置を
示すブロック図である。
【図7】記録量の異なるコンパクトディスクとその回転
速度との関係を示す説明図である。
【図8】従来例に係るデータ再生装置を示すブロック図
である。
【図9】図8のディジタル信号処理回路を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 コンパクトディスク(記録媒体) 2 光ピックアップ 3 スピンドルモータ 4 スライドモータ 5 波形整形回路 6,17,19 サーボ回路 7 ディジタル信号処理回路 8 アクセス制御装置 10,16,18 ディスク再生装置 11,15 バッファRAM 12 D/A変換回路 13,14 RAM制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−84476(JP,A) 特開 平3−83265(JP,A) 特開 昭60−177404(JP,A) 特開 平4−307468(JP,A) 特開 昭59−144289(JP,A) 特開 昭63−74172(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/00 - 7/013 G11B 19/247 G11B 20/10 G11B 20/12 G11B 20/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線速度一定方式でデータが記録された記
    録媒体を一定の回転速度で回転させる回転手段と、 該回転手段によって一定の回転速度で回転する該記録媒
    体に光を照射することにより、該記録媒体に記録されて
    いる該データとして、音声データまたはディジタルデー
    タを読み出すデータ読出手段と、 該回転手段によって一定の回転速度で回転する該記録媒
    体での該データ読出手段の読出位置を制御する位置制御
    手段と、 該データ読出手段によって該記録媒体から読み出された
    該データを、該データ読出手段の読出位置に応じた転送
    速度のままで、信号処理する信号処理手段と、 該信号処理手段で処理されたデータが音声データである
    とき、該音声データを記憶するメモリ手段と、 該メモリ手段での該音声データの記憶量に応じて該位置
    制御手段が該データ読出手段の読出位置を制御しなが
    ら、該信号処理手段で信号処理された該音声データの該
    メモリ手段への入力制御と該メモリ手段から該音声デー
    タを一定の転送速度で出力する出力制御とを行なうメモ
    リ制御手段とを備え、 該データが音声データであるとき、該メモリ手段から出
    力される一定の転送速度の該音声データを外部への出力
    データとし、該データがディジタルデータであるとき、
    該信号処理手段で信号処理された該データ読出手段の読
    出位置に応じた転送速度の該ディジタルデータを外部へ
    の出力データとすることを特徴とするデータ再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記記録媒体の全記録領域が複数のゾーンに区分され、 前記回転手段は、該ゾーン毎に前記記録媒体の回転速度
    を異ならせ、同じゾーン内では、回転速度を一定に保持
    することを特徴とするデータ再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記回転手段は、前記記録媒体の回転速度を前記記録媒
    体のデータが記録されているデータ記録部の最外周位置
    に応じた値に決定することを特徴とするデータ再生装
    置。
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WO1996027881A1 (fr) 1995-03-08 1996-09-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Procede et dispositif de reproduction des donnees a partir d'un disque, procede de regularisation de la rotation d'un disque et generateur de signaux de synchronisation pour la reproduction
JPH09274771A (ja) * 1996-04-03 1997-10-21 Sanyo Electric Co Ltd ディスクプレーヤ
WO1998033180A1 (fr) * 1997-01-27 1998-07-30 Hitachi, Ltd. Dispositif de reproduction d'informations enregistrees, procede de regulation de vitesse, et controleur de disques

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