JP3185226U - 段ボール箱用シート及び段ボール箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】前板、後板及び側板の起立状態を保持することができ、組み立てが容易な段ボール箱用シートを提供する。
【解決手段】方形の底板3と、上記底板の前縁及び後縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する前板5及び後板4と、上記底板の両側縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する一対の側板6と、上記後板の後縁から延設される。梱包状態で上記底板に対抗する天板7と、上記天板の両側縁から延設され、上記天板の裏面に貼着される一対の貼着片8と、組み立て時における上記後板の起立に伴い上記一対の側板を起立させるよう、上記一対の貼着片と上記一対の側板とを接続する一対の接続部9と、上記一対の側板の前縁から延設される。組み立て状態で上記前板の裏面に当接する舌片と、上記前板の前縁から延設され、組み立て状態で上記舌片の移動を規制するように上記一対の側板の間で係止される内折片13とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、段ボール箱用シート及び段ボール箱に関する。
一枚の段ボール紙からなり、方形の底板の各側辺に連接された四つの側壁(前板、後板及び一対の側板)を折り立てて箱型に形成する段ボール箱が利用されている。中でも、小包や宅配のための梱包用に利用される段ボール箱は、場所を取らないように平坦なシート(平坦に折り畳んだものを含む)の状態で提供され、各ユーザが箱型に組み立てて使用する。そのような梱包用の段ボール箱は、接着剤や粘着テープを使用せずに側壁を立てた状態に保持できることが望ましい。また、多種多様な商品を数多く発送する通信販売業者等では、そのような組立式の段ボール箱の組み立て作業の容易さが業務効率に少なからず影響する。
組立式の段ボール箱として、対向する一対の第1の側壁の上縁に側壁の内側に折り返される内折片を設け、隣接する一対の第2の側壁の側端に第1の側壁と内折片との間に挟み込まれて係止される舌片をそれぞれ延設したものある。そのような段ボール箱では、一対の第2の側壁をそれぞれ折り立てた状態で、一方の第1の側壁を折り立ててからさらに内折片を折り返すことにより、ようやく一対の第2の側壁を折り立てた状態に保持できるようになる。よって、そのような段ボール箱は、組み立てが煩雑である。
また、第1の側壁の側端と隣接する第2の側壁の側端とを略直角二等辺三角形状の2つの接続片によって接続した段ボール箱もある。しかしながら、そのような構成によっても、第1の側壁に対して接続片を係止するまでは、二つの第2の側壁を折り立てた状態に手で保持する必要があり、組み立てが容易ではない。
中芯のないボール紙からなる化粧箱等では、第2の側壁の舌片を予め第1の側壁に貼着し、第1又は第2の側壁の端部に底板の角から45度の角度で延伸する折り曲げ線を形成し、平坦な状態に折り畳んだ状態でユーザに提供されるものもある。しかしながら、輸送用の段ボール箱に折り畳みのための余分な折り曲げ線を形成することは、輸送中に箱体が潰れやすくなるため好ましくない。
組み立てを容易にした段ボール箱として、特許文献1(登録実用新案第3172265号公報)には、第1の側壁の上縁に延設されて段ボール箱の上部を封止するフラップの側端にこのフラップの裏面に貼着される貼付け部を延設し、第2の側壁の側端と貼り付け部とを折り込み部で接続し、第2の側壁及び貼り付け部を底板及びフラップの上にそれぞれ折り返して貼付け部をフラップに貼着した状態で提供され、第1の側壁をフラップと共に折り立てれば、折り込み部を介して第2の側壁を起立させられる構成が開示されている。
しかしながら、登録実用新案第3172265号公報の構成では、第1の側壁を起立させた状態に保持していないと、底板と第1の側壁との間の折り曲げ線における段ボール紙の腰(復原力)や底板と第2の側壁との間の折り曲げ線における折り癖によって側壁が倒れて段ボール箱が潰れてしまうという問題がある。登録実用新案第3172265号公報には、折り込み部に第1の側壁に干渉する突起を設けて側壁の倒れを防止することも記載されているが、そのような突起だけでは側壁の起立状態を十分に保持できない場合があるだけでなく、組み立て時にも突起が第1の側壁に干渉することによって段ボール箱の組み立て作業を難しくする。
登録実用新案第3172265号公報
本考案は、これらの不都合に鑑みてなされたものであり、前板、後板及び側板の起立状態を保持することができ、組み立てが容易な段ボール箱用シート及び段ボール箱を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた考案は、
1枚の段ボール紙からなり、箱型に組み立てられて収容物を梱包可能な段ボール箱用シートであって、
方形の底板と、
上記底板の前縁及び後縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する前板及び後板と、
上記底板の両側縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する一対の側板と、
上記後板の後縁から延設され、梱包状態で上記底板に対抗する天板と、
上記天板の両側縁から延設され、上記天板の裏面に貼着される一対の貼着片と、
組み立て時における上記後板の起立に伴い上記一対の側板を起立させるよう、上記一対の貼着片と上記一対の側板とを接続する一対の接続部と、
上記一対の側板の前縁から延設され、組み立て状態で上記前板の裏面に当接する舌片と、
上記前板の前縁から延設され、組み立て状態で上記舌片の移動を規制するよう上記一対の側板の間で係止される内折片と
を備えることを特徴とする段ボール箱用シートである。
当該段ボール箱用シートによれば、側板及び貼着片を折返し、貼着片を天板の裏面に貼着しておけば、後板及び天板とこの天板に接続部を介して接続された側板及び側板とが連動して起き上がったり倒れたりする。左右の側板を起立させた状態で、舌片を内側に折り曲げ、さらに内折片を側板の間に折り込んで係止させることで舌片の移動が規制される。これにより、舌片が連接された側板、ひいては後板の倒れを防止できる。このように、当該段ボール箱用シートは、前板、後板及び両側板の起立状態を保持でき、箱型に容易かつ確実に組み立てられる。
当該段ボール箱用シートは、上記内折片の最大幅が、組み立て状態の上記一対の側板間の距離以上であるとよい。そうすれば、内折片が側板と側板の間に強く挟み込まれるので、これにより生じる大きな摩擦力によって内折片を保持して当該段ボール箱用シートを箱状に組み立てた状態に保持できる。
当該段ボール箱用シートは、上記内折片の両側縁から延設され、組み立て状態で上記内折片の裏面に当接する一対の折返片と、上記一対の舌片の側縁から延設され、組み立て状態で上記折返片の表面に当接するよう上記一対の折返片に連接された一対の連接片とをさらに備えるとよい。そうすれば、前板及び内折片と、この内折片に折返片、連接片及び舌片によって接続された側板とが、底板に対して同時に立ち上がったり倒れたりするので、前板、後板及び両側板を同時に起立させられる。また、内折片を折り曲げた状態では、連接片及び折返片が舌片を前板に密着させるので、舌片が側板及び側板と前板とを起立状態に接続する。このため、当該段ボール箱用シートを組み立てた段ボール箱は十分な強度を有する。
当該段ボール箱用シートは、記一対の貼着片及び上記一対の側板が上記天板及び上記底板の裏面に当接するよう折り返され、上記一対の貼着片が上記天板に貼着されているとよい。そうすれば、天板の搖動を側板に伝える接続部が連接されている貼着片の天板との一体性が確保されることによって後板と両側板との連動が保証されるので、段ボール箱の組み立てがより簡単である。
また、上記課題を解決するためになされた別の考案は、上記構成からなる当該段ボール箱用シートが組み立てられて構成される段ボール箱である。
ここで、前、後及び側は、当該段ボール箱用シートにおける相対的な方向を示すものであって、当該段ボール箱用シート及び当該段ボール箱の使用状態における向きを限定するものではない。また、表面は、当該段ボールシートの2つの面の内、底板、前板、後板及び両側板において組み立て状態の当該段ボール箱の外側に配置される面を指し、裏面はその反対側の面を指す。また、組み立て状態は、底板、前板、後板及び両側板が筒状体をなすように起立した状態を指し、天板の位置を問わないが、梱包状態は、さらに天板が上記筒状体の上部開口を封止している状態を指す。
以上説明したように、本考案の段ボール箱用シートは、平坦に折り畳んだ状態でユーザに供給され、ユーザが容易に組み立てられる。
本考案の第一実施形態に係る段ボール箱を示す斜視図である。 図1の段ボール箱を構成する段ボール箱用シートの平面図(段ボール箱の展開図)である。 図2の段ボール箱用シートを糊付けした状態を示す斜視図である 図3の段ボール箱用の組み立て途中を示す斜視図である。 図3の段ボール箱用を組み立てた状態を示す斜視図である。 本考案の第二実施形態に係る段ボール箱用シートを示す平面図(段ボール箱の展開図)である。 本考案の第三実施形態に係る段ボール箱用シートを示す平面図(段ボール箱の展開図)である。
以下、適宜図面を参照しつつ、本考案の実施の形態を詳説する。
[第一実施形態]
図1の段ボール箱1は、図2の1枚の段ボール箱用シート2を組み立てることにより構成される。この段ボール箱用シート2は、一枚の段ボール紙からなり、方形の底板3と、底板3の底板の前縁及び後縁から延設され、図1の組み立て状態で互いに対向する前板4及び後板5と、底板3の両側縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する一対の側板6と、後板5の後縁から延設され、梱包状態で底板3に対抗する天板7とを備える。段ボール箱用シート2は、中芯の向き(断面が波型にならずに直線になる向き)が底板3の前縁及び後縁と平行になるように横向きに配向されている。なお、図において細い実線は、段ボール紙を型押しして折り曲げやすくした罫線を示す。
また、段ボール箱用シート2は、天板7の両側縁から延設され、天板7の裏面に貼着される一対の貼着片8と、組み立て時における後板5の起立に伴い一対の側板6を起立させるよう、一対の貼着片8と一対の側板6とを接続する一対の接続部9とを備える。接続部9は、両側板の後縁に連接し、底板3の後縁と側縁との角を二等分する直線上において貼着片8に連接している。また、接続部9は、側板6の側縁の延長線上に罫線が設けられ、側板6に連接する折込片10と、貼着片8に連接する接続片11とに区分できる。
さらに、段ボール箱用シート2は、一対の側板6の前縁から延設され、組み立て状態で前板4の裏面に当接する舌片12と、前板4の前縁から延設され、組み立て状態で舌片12の移動を規制するよう一対の側板6の間で係止される内折片13と、内折片13の両側縁にそれぞれ連接する一対の折返片14と、側板6の側縁の延長線上において舌片12に連接し、かつ底板3の前縁と両側縁との間の角をそれぞれ二等分する直線上において折返片14に連接する一対の連接片15とを備える。内折片13の折返片14が連接する両側縁は、前側の約半分が、折返片14側に傾斜している。このため、内折片13の前縁は、前板4の後縁(前板の前縁)よりも僅かに(例えば2mm)長くなっている。つまり、内折片13の最大幅は、組み立て状態の一対の側板6間の距離以上である。
加えて、段ボール箱用シート2は、天板7の後縁中央部から延設された差込片16と、側板6の側縁にそれぞれ連接する一対のフランジ板17とを備える。また、段ボール箱用シート2は、上述の各部の境界にシートの折り曲げを容易にする罫線又は切り込み(折り曲げ状態を保持し得る公知の縦長コの字状のものを含む)が設けられている。また、内折片13の後縁部(前板4との境界部)には、内折片13を前板4に対して折り曲げることによって差込片16を挿入可能なスリットを形成する切り込み18が設けられている。
段ボール箱用シート2は、貼着片8の糊付け部19にそれぞれ糊を塗布し、図3に示すように、両貼着片を天板7に、側板6を底板3に、両折返片14を内折片13にそれぞれ重ねるように折り返して、両貼着片8が天板7の裏面に接着された状態でユーザに提供される。
続いて、この段ボール箱用シート2を段ボール箱1の状態に組み立てる手順を説明する。図4に示すように、段ボール箱用シート2の後板5を底板3に対して折り立ててゆくと、天板7及び貼着片を介して移動させられる接続部9が側板6の後縁を起き上がらせる。同様に、前板4を底板3に対して折り立ててゆくと、内折片13及び折返片14を介して移動させられる連接片15及び舌片12が側板6の前縁を起き上がらせる。
前板4及び後板5を直立させると、2枚の側板6も直立する。さらに、図5に示すように、内折片13を内側に折り曲げて一対の側板6の間に配置する。前板4を直立させた状態では、前板4の裏面に舌片12が密着し、内折片13の裏面に折返片14が密着し、この折返片14の表面(段ボール箱1では内側に配置される面)にさらに連接片15が密着する。従って、内折片13を内側に折り曲げることにより、連接片15も舌片12に対して折り曲げられる。折返片14及び連接片15が前板4及び舌片12に対して折り曲げられると、舌片12が前板4に密着した状態に保持される。
内折片13を2枚の側板6との間に折り込むと、内折片13の前縁の幅が対をなす側板6の裏面間の距離よりもわずかに大きいので、内折片13の側縁と側板6との間に比較的大きな摩擦力が生じる。この摩擦力は、内折片13を係止して、内折片13がその腰によって立ち上がることを防止する。このとき、段ボール箱用シート2の中芯の向きが内折片13の先端縁と一致しているため、内折片13の前縁の圧縮強度が高く、高い摩擦力を発揮する。
さらに、図1に示すように、両フランジ板17を内側に折り曲げることで、内折片13の立ち上がりをフランジ板17によってより確実に完全に防止できる。また、一度フランジ板17を内側に折り曲げると、側板6の上端縁に内折片13の両側縁に係合する折り曲げ線が形成されるため、フランジ板17を再度起こしたとしても、内折片13は容易に立ち上がらない。さらに、フランジ板17と側板6との境界に形成した切り込みに内折片13の側縁が係合するようにしてもよい。
組み立て状態において、前板4の側縁と側板6の前縁とは、折返片14、連接片15及び舌片12を介して接続される。つまり、折返片14及び連接片15を側板6との間に内折片13を係止する摩擦力は、当該段ボール箱用シート2を組み立てた状態に保持するためには必要であるが、組み立てた段ボール箱1の強度には必要でない。
このように、当該段ボール箱用シート2は、側板6の間に内折片13を挟み込んで前板4を起立状態に係止することで、内折片13、折返片14、連接片15及び舌片12を介して前板4と連動する側板6を起立状態に保持し、さらに、折込片10、接続片11、貼着片8及び天板7を介して後板5を起立状態に保持できる。従って、ユーザは、この状態で段ボール箱1から両手を離せるので、容易に段ボール箱1の中に収容物を入れられる。
その後、天板7を折り曲げて、差込板16を切り込み18によって形成されたスリットに差し込むことで、段ボール箱1を封止して収容物を梱包できる。
以上のように、当該段ボール箱1は、前板4、後板5、側板6を容易に起立させられる上、内折片13を一対の側板6の間に係止させることにより、舌片12を前板に密接する状態に係止して側板6を起立状態に保持でき、ひいては側板6に連接する接続部9(折込片10及び接続片11)、貼着片8及び天板7を介して後板5を直立状態に保持できる。よって、当該段ボール箱1は、組み立てが容易であり、作業性に優れる。
[第二実施形態]
図6の段ボール箱用シート2aは、底板3、前板4、後板5、側板6、天板7、一対の貼着片8、一対の接続部9(折込片10及び接続片11)、一対の舌片12、内折片13a、一対の折返片14a、一対の連接片15、及び天板7の後縁から全長に亘って延設されたフラップ16aを備える。なお、本実施形態の段ボール箱用シート2aにおいて、図2の段ボール箱用シート2と同じ構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。
この段ボール箱用シート2aの内折片13aは、図2の内折片13よりも前後に長い。これに対応し、段ボール箱用シート2aでは、折返片14aの前後長も大きくなっている。また、内折片13aの後縁部には、約10mm間隔で平行に延伸する折り曲げ容易線(罫線と切り込みを交互に配設したもの)が設けられている。内折片13aは、2本の折り曲げ容易線で折り曲げることによって、前板4との間に舌片12、折返片14a及び連接片15を挟み込むように約180度折り返される。フラップ16aは、前板4の外側に延伸して、段ボール箱用シート2aを組み立てた段ボール箱を封止する。
[第三実施形態]
図7の段ボール箱用シート2bは、底板3b、前板4、後板5、側板6、天板7、一対の貼着片8、一対の接続部9(折込片10及び接続片11)、一対の舌片12b、内折片13b、及びフラップ16aを備える。なお、本実施形態の段ボール箱用シート2aにおいて、図2の段ボール箱用シート2又は図6の段ボール箱用シート2aと同じ構成要素には同じ符号を付して重複する説明を省略する。
段ボール箱用シート2bにおいて、舌片12bは略長方形に形成されている。また、段ボール箱用シート2bの内折片13bは、前板4と略同じ大きさを有し、前縁に突起部20が設けられている。そして、段ボール箱用シート2bの底板3bは、前縁近傍に、内折片13bの突起部20に対応する係合孔21が形成されている。段ボール箱用シート2bでは、舌片12bと内折片13bとは接続されていない。
段ボール箱用シート2bは、後板5を折り立てて側板6を起立させ、舌片12bを内側に折り込むことで側板6が倒れないように支持した後、前板4を折り立て、内折片13bを折返して舌片12bを挟み込み、突起部20を係合孔21に挿入することで、前板4と側板6を起立状態に接続する。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本考案の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、当該段ボール箱用シートは、舌片と前板とを、折返片及び連接片ではなく前板の両側縁に連接する略三角形の連結片によって接続してもよい。
当該段ボール箱用シートを組みたてた当該段ボール箱は、宅配等の商品梱包用に特に好適に使用される。
1 段ボール箱
2,2a,2b 段ボール箱用シート
3,3a 底板
4 後板
5 前板
6 側板
7 天板
8 貼着片
9 接続部
10 折込片
11 接続片
12,12b 舌片
13,13a,13b 内折片
14 折返片
15 連接片
16 差込片
16a フラップ
17 フランジ板
18 切り込み
19 糊付け部
20 突起部
21 係合孔

Claims (5)

  1. 1枚の段ボール紙からなり、箱型に組み立てられて収容物を梱包可能な段ボール箱用シートであって、
    方形の底板と、
    上記底板の前縁及び後縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する前板及び後板と、
    上記底板の両側縁から延設され、組み立て状態で互いに対向する一対の側板と、
    上記後板の後縁から延設され、梱包状態で上記底板に対抗する天板と、
    上記天板の両側縁から延設され、上記天板の裏面に貼着される一対の貼着片と、
    組み立て時における上記後板の起立に伴い上記一対の側板を起立させるよう、上記一対の貼着片と上記一対の側板とを接続する一対の接続部と、
    上記一対の側板の前縁から延設され、組み立て状態で上記前板の裏面に当接する舌片と、
    上記前板の前縁から延設され、組み立て状態で上記舌片の移動を規制するよう上記一対の側板の間で係止される内折片と
    を備えることを特徴とする段ボール箱用シート。
  2. 上記内折片の最大幅が、組み立て状態の上記一対の側板間の距離以上である請求項1に記載の段ボール箱用シート。
  3. 上記内折片の両側縁から延設され、組み立て状態で上記内折片の裏面に当接する一対の折返片と、
    上記一対の舌片の側縁から延設され、組み立て状態で上記折返片の表面に当接するよう上記一対の折返片に連接された一対の連接片と
    をさらに備える請求項1又は請求項2に記載の段ボール箱用シート。
  4. 上記一対の貼着片及び上記一対の側板が上記天板及び上記底板の裏面に当接するよう折り返され、上記一対の貼着片が上記天板に貼着されている請求項1、請求項2又は請求項3に記載の段ボール箱用シート。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の段ボール箱用シートを組み立ててなる段ボール箱。
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