JP3184348U - 複層ガラス及び複層ガラスシステム - Google Patents

複層ガラス及び複層ガラスシステム Download PDF

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Abstract

【課題】耐候性を向上させると共にプライバシーの保護が可能な複層ガラスの技術を提供する。
【解決手段】複層ガラス1は、通電の有無に応じて液晶を配向させる液晶フィルム11cと、液晶フィルム11cを中間膜に含む合わせガラス構造の第1のガラス材11aと、第2のガラス材11bとを有し、第1のガラス材11aと第2のガラス材11bとの間に密閉された中間層を一体的に形成する。
【選択図】図3

Description

本考案は、複層ガラス及び複層ガラスシステムに関する。
通電の有無に応じて液晶を配向させ、配向させた液晶により、透過状態/遮光状態となる機能性液晶フィルムが知られている。このような機能性液晶フィルムをガラス等に貼付し、貼付した機能性液晶フィルムと導通する一対の電極間に所定の電源を印加することにより、印加された電源のON/OFF状態に応じて機能性液晶フィルムを貼付したガラス等の透過性を制御することが可能となる。機能性液晶フィルムが貼付されたガラスでは、例えば、所定の電源の印加時(電源ON時)には透過状態とし、電源の印加を行わない時(電源OFF時)には乳白色の遮光状態とすることが可能となる。
オフィスやショールーム等では、例えば、既に設置されたガラスの内面側(室内側)、機能性液晶フィルムを貼付し、貼付した機能性液晶フィルムと導通する一対の電極間に通電することで、通電の有無に応じて、透過状態/遮光状態を得ることができる。
機能性液晶フィルム、[平成25年3月29日検索]、インターネット <URL: HYPERLINK "https://www.tanyo-style.com/products/index.html" https://www.tanyo-style.com/products/index.html
上述の形態において、例えば、ユーザが日常的な生活を営むマンション等の住宅環境に適用する場合、機能性液晶フィルムの貼付対象となるガラスの室内面に生ずる結露等への対応が課題となる。
例えば、マンション等の住宅環境では、騒音対策等から構造上、一定の密閉性を有している。このため、外側面が屋外の外気と接する、機能性液晶フィルムの貼付対象となるガラスの室内面では、外気側と室内側との気温差、湿度差により結露が生じやすい環境と言える。
結露が生じた場合、ガラスに貼付された機能性液晶フィルムの寿命等が劣化する虞がある。また、結露を起因として、機能性液晶フィルムの表面(室内面)に付着した汚れ等により、透過性・遮光性が劣化する虞がある。
1つの側面では、本考案は、耐候性を向上させると共にプライバシーの保護が可能な複層ガラスの技術の提供を目的とする。
上記技術は、次の複層ガラスの構成によって例示される。すなわち、複層ガラスは、通電の有無に応じて液晶を配向させる液晶フィルムと、液晶フィルムを中間膜に含む、合わせガラス構造の第1のガラス材と、第2のガラス材とを有し、第1のガラス材と第2のガラス材との間に密閉された中間層を一体的に形成する。
上記の複層ガラスによれば、耐候性を向上させると共にプライバシーの保護が可能な複層ガラスの技術が提供できる。
本実施形態の複層ガラスシステムの構成を例示する図である。 複合センサの設置位置を説明する図である。 本実施形態の複層ガラスの構成を例示する図である。 本実施形態の積層ガラスユニットの分解図の例示である。 本実施形態の機能性液晶フィルムの断面図の例示である。 本実施形態の機能性液晶フィルムの全光線透過率特性のグラフの例示である。 本実施形態の積層ガラスユニットの耐久試験の結果である。 本実施形態の積層ガラスユニットの耐久試験の結果である。 本実施形態の積層ガラスユニットの耐久試験の結果である。 本実施形態の積層ガラスユニットの耐久試験の結果である。 本実施形態の積層ガラスユニットの耐久試験の結果である。 本実施形態の積層ガラスユニットの耐久試験の結果である。
以下、図面を参照して、一実施形態に係る複層ガラスシステムについて説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、複層ガラスシステムは実施形態の構成には限定されない。
以下、図1から図7の図面に基づいて、複層ガラスシステムを説明する。
<実施例1>
〔複層ガラスシステム〕
図1は、本実施形態の複層ガラスシステム10の構成を例示する図である。図1に例示の複層ガラスシステム10は、例えば、マンション等の複数の居住者世帯が隣接する集合住宅に設置された構成例である。本実施形態の複層ガラスシステム10は、例えば、マンション等の共有区画である通路等に設けられた人感センサ等の検知信号に基づいて、通路側に面して設置された引き違い窓、FIX窓(所謂、“はめ殺し”、はめ込んで固定し、動かない窓)の透過/遮光状態を制御する。また、本実施形態の複層ガラスシステム10は、例えば、共有区画等の屋外(マンション居室外)に設けされた照度センサ等の検知信号に基づいて、マンション居室内への採光窓の透過/遮光状態を制御する。
図1に例示の複層ガラスシステム10には、複層ガラス1、複合センサ2、整流装置3が含まれる。複層ガラス1には、例えば、通電の有無に応じて液晶を配向させ、配向させた液晶により、透過状態/遮光状態となる、機能性液晶フィルムが含まれる。機能性液晶フィルムは、機能性液晶フィルムと導通する一対の電極を有する。複層ガラス1の詳細は、図3を参照して後述する。
複合センサ2は、対象となる領域の複数の異なる環境状態を検知するセンサであり、例えば、図例の複合センサ2には、人感センサ、照度センサが含まれる。複合センサ2の人感センサは、例えば、赤外線,超音波,可視光等により所定領域の人間等の所在を検知する。また、複合センサ2の照度センサは、例えば、フォトトランジスタ、フォトダイオード等により、検知対象となる所定領域の明るさ(照度)を検出する。
図1に例示の複合センサ2は、マンション等の共有区画である通路領域の天井面5に設置される。複合センサ2は、配線W1を介して所定の電源P(例えば、100VAC)に接続される。通路領域は、積層ガラス1が設けられた窓に連続する下部壁面7aと該下部
壁面7aに対向する手摺4との間の領域であり、下部壁面7a、手摺4は通路床面6に連続する。通路領域の天井面5に設けられた複合センサ2は、下部壁面7aと手摺4との間の通路幅の粗中央に位置し、複合センサ2のセンサ検知面は、天井面5と対向する通路床面6に向けられる。
図2に、手摺4側から、手摺4に対向する下部壁面7a方向を視た複合センサ2の設置位置の説明図を例示する。図2において、天井面5に設けられた複合センサ2は、複層ガラス1が設けられた窓幅の粗中央に位置するよう設置される。
図1、2に例示の複合センサ2は、複合センサのセンサ検知面を頂点として約65度の略円錐状の領域の検知範囲を有する。複合センサ2は、図1に例示のように、通路幅方向では、天井面5から鉛直下方に約2mの距離において、約φ2.5mの円形の検知範囲を形成する。また、複合センサ2は、図2に例示のように、複層ガラス1のガラス面に平行する方向の通路床面6では、複合センサ2の設置位置を中心として約5m幅の円形の検知範囲を形成する。なお、図1、2において、天井面5と通路床面6とは、約3m程度の離間距離を有する。
複合センサ2は、例えば、複合センサ2の設置位置の鉛直下方を中心として約φ2.5mの範囲を通行する通行人Aを検知する。通行人Aを検知した複合センサ2は、例えば、通行人の検知の有無に応じて、“ON状態”、“OFF状態”の2値の検知信号を出力する。複合センサ2は、例えば、通行人Aを検知した場合に“ON状態”の検知信号を出力し、通行人Aを検知しない場合には“OFF状態”の検知信号を出力する。なお、通行人Aを検知した場合に“OFF状態”の検知信号を出力し、通行人Aを検知しない場合には“ON状態”の検知信号を出力するとしてもよい。複合センサ2から出力された2値の検知信号は、配線W3を介して整流装置3の入力端子3aに入力される。
また、複合センサ2は、例えば、複合センサ2の設置位置の鉛直下方を中心として、天井面5と対向する通路床面6の約5m幅の範囲の照度を検知する。通路床面6の照度を検知した複合センサ2は、例えば、検出した通路床面6の照度に応じて、調光信号を出力する。
複合センサ2から出力される調光信号として、例えば、検出した照度に応じて多段階の電圧レベルを出力する調光信号が例示できる。電圧レベルを出力する場合、最大出力電圧をVmaxとし、最小出力電圧をVminと想定すれば、多段階出力の調光信号として、例えば、Vmax(V)、0.7×Vmax(V)、0.5×Vmax(V)、0.25×Vmax(V)、Vmin(V)といった多段階の電圧レベルを出力することが例示できる。複合センサ2から出力される調光信号として、例えば、検出した照度に応じて多段階の電流レベルを出力する場合も同様である。
また、複合センサ2から出力される調光信号として、例えば、検出した照度に比例して電圧レベルを可変して出力する調光信号が例示できる。例えば、最大出力電圧Vmaxに対応する最大検出照度、及び、最小出力電圧Vminに対応する最小検出照度を予め調整しておき、最大検出照度−最少検出照度間で検出された照度に比例して、最大出力電圧Vmax−最小出力電圧Vmin間の電圧レベルを可変して出力すればよい。なお、複合センサ2から出力される調光信号として、例えば、検出した照度に応じて多段階の電流レベルを出力する場合も同様である。
複合センサ2から出力された調光信号は、2値の検知信号と同様に配線W3を介して整流装置3の入力端子3aに入力される。ここで、例えば、複合センサ2は、通行人Aを検知した場合に“OFF状態”の信号を出力し、通行人Aを検知しない場合に出力される“
ON状態”に換えて、照度に応じた調光信号を出力するとしてもよい。同様に、複合センサ2は、通行人Aを検知した場合に“ON状態”の信号を出力し、通行人Aを検知しない場合に出力される“OFF状態”に換えて、照度に応じた調光信号を出力するとしてもよい。
整流装置3は、複合センサ2と複層ガラス1に含まれる機能性液晶フィルムとのインターフェースである。整流装置3は、配線2を介して入力端子3aに入力された複合センサ2の検知信号及び調光信号に応じた制御信号を出力端子3bに出力する。
出力端子3bに出力された整流装置3の制御信号出力は、配線3を介し、複層ガラス1の機能性液晶フィルムの有する一対の電極に入力される。整流装置3の制御信号出力が入力される一対の電極は、機能性液晶フィルムに導通する。
複層ガラス1に含まれる機能性液晶フィルムは、制御信号に応じて液晶を配向させ、例えば、通行人Aを検知した場合には、乳白色の遮光状態となる。一方、通行人Aを検知しない場合では、複層ガラス1に含まれる機能性液晶フィルムは、制御信号に応じて液晶を配向させ、複合センサ2で検知した通路床面6の照度に応じて、遮光状態の度合いを変化させる。
遮光状態の変化の度合いは、例えば、フィルム等の透明性に関する指標である、濁度(曇度)であるヘイズで示せば、通行人Aを検知した場合の遮光状態では、約92パーセントヘイズとなる。一方、通行人Aを検知しない場合の、透過状態では、約5パーセントヘイズを確保できる。従って、複合センサ2で検知した通路床面6の照度に応じて、遮光状態の度合いを変化させる場合では、5〜92パーセントヘイズの範囲で、透過状態/遮光状態が制御できる。
このように、本実施形態の複層ガラスシステム10では、例えば、マンション等の共有区画である通路を通行する通行人を検知して、約92パーセントヘイズの遮光状態が確保できる。このため、室内の居住者等のプライバシーを保護することができる。
一方、通行人を検知しない場合では、本実施形態の複層ガラスシステム10は、通路床面6の照度に応じて、5〜92パーセントヘイズの範囲で、透過状態/遮光状態が制御できる。このため、例えば、相対的に日差しが強い場合には、機能性液晶フィルムの濁度を高めることで、室内に浸入する日射量を軽減することができる。つまり、本実施形態の複層ガラスシステム10では、季節や天候、一日当たりの日照量の変化に応じた、透過状態/遮光状態の制御が可能となる。
本実施形態の複層ガラスシステム10では、居住者等のプライバシーを保護した上で、季節や天候、一日当たりの日照量の変化に応じた、適切な採光が可能となる。
図1、2に例示の複層ガラスシステム10では、人感センサ、照度センサを含む複合センサ2を備えるとして説明したが、人感センサ、照度センサをそれぞれ独立して個別に設けるとしてもよい。また、マンション等の共有区画である通路を通行する通行人からのプライバシー保護の点では、人感センサのみの構成としてもよい。
さらに、複合センサ2の設置位置を天井面5としたが、例えば、下部壁面7a、手摺4等に複合センサ2を設置するとしてもよい。下部壁面7aに複合センサを設置した場合では、センサ面は対向する手摺4側に、手摺4に複合センサを設置した場合では、センサ面は対向する下部壁面7a側に、向けることにより、通路を通行する通行人を検知することができる。また、複合センサ2は、通路床面6の照度を検知するとしたが、例えば、複層
ガラス1が設けられた窓周辺の壁面の照度を検知するとしてもよい。
〔複層ガラス〕
図3に、本実施形態の複層ガラス1の構成図を例示する。図3の複層ガラス1の構成図は、図1に例示する複層ガラス1の断面図であり、例えば、マンション等の通路側に面して設置されたFIX窓での使用形態を表している。なお、以下の説明では、複層ガラス1の窓設置形態をFIX窓として説明するが、例えば、引き違い窓での設置形態であってもよい。
図3に例示の複層ガラス1は、2枚のガラス材(11、12)の間に、スペーサ16を挿入し、中空層13を密封して設ける構造の例である。複層ガラス1は、2枚のガラス材(11、12)、スペーサ16を含み一体的に形成される。2枚のガラス材(11、12)の間に形成される中空層13の幅は、例えば、各ガラス材の端部間に挿入されるアルミニウムや鋼等のスペーサ16により決定される。
図3に例示の複層ガラス1では、2枚のガラス材(11、12)に形成された中空層13には、例えば、乾燥空気が充填される。また、中空層13に充填した乾燥空気の乾燥状態を保持するために、スペーサ16にはゼオライト、シリカゲル等の吸湿剤(乾燥剤)が含まれる。スペーサ16、及び、中空層13に乾燥空気が充填された2枚のガラス材(11、12)は、コーキング材15により密封される。このように、複層ガラス1は、中空層13に充填された乾燥空気の乾燥状態を保持することで、断熱性を高め、結露の防止効果を高めている。なお、中空層13には、例えば、ヘリウムガス、クリプトンガス等が充填されるとしてもよい。複層ガラス1の遮音性を高めることができる。
図3に例示の複層ガラス1は、鉛直方向に対向して開口する一対の略コの字型の、上部枠18a、及び、下部枠18bにはめ込まれて固定される。複層ガラス1は、下部枠18b内に設けられたセッティングブロック14上に設置され、固定される。なお、上部枠18a、及び、下部枠18bにはめ込まれた複層ガラス1と、上部枠18a,下部枠18bとの間には、シーリング材17が充填される。
また、上部枠18bには、複層ガラス1の備える機能性液晶フィルムが有する一対の電極に接続する配線W3を挿通するための貫通孔18cが設けられている。機能性液晶フィルムが有する一対の電極に接続された配線W3は、貫通孔18cを介して整流装置3の出力端子3bに接続する。
図3に例示の本実施形態の複層ガラス1は、複層ガラス1を構成する複数のガラス材の内、室内側に配置されるガラス材として機能性液晶フィルムを含む積層ガラスユニット11を有する。積層ガラスユニット11は、対向する一対のガラス材11a、11bの間に機能性液晶フィルム11cを挿入した合わせガラス構造を有する。
図4に、本実施形態の積層ガラスユニット11の分解図を例示する。図4に例示するように、一対のガラス材11a,11b間に挿入された機能性液晶フィルム11cは、中間膜11dを積層することにより各ガラス材と接着される。本実施形態の積層ガラスユニット11は、ガラス材11a、中間膜11d、機能性液晶フィルム11c、中間膜11d、ガラス材11bの順で積層される。ここで、中間膜11dには、例えば、エチレンブチルアセテート(EVA)膜等の熱可塑性合成樹脂が例示できる。積層ガラスユニット11は、中間膜11dとしてEVA膜を用いることにより、耐衝撃性等を高めることができる。
積層ガラスユニット11は、対向する一対のガラス材11a、11bの間に、中間膜11d、機能性液晶フィルム11cの積層構造を備えることにより、例えば、ガラス面を介
して伝達された振動を減衰することができるため、遮音性を向上させることができる。また、積層ガラスユニット11は、各ガラス材に衝撃が加わり破壊されても、加わった衝撃はガラス材間に挿入された機能性フィルムにより緩衝されるので耐貫通性を高めることができるため、防犯性を高めることができる。
なお、図4に例示の積層ガラスユニット11では、挿入される機能性液晶フィルム11cを単層として説明したが、複数の機能性液晶フィルム11cの層を有するとしてもよい。例えば、機能性液晶フィルム11cを2層とした場合、積層ガラスユニット11は、ガラス材11a、中間膜11d、第1の機能性液晶フィルム11c、第2の機能性液晶フィルム11c、中間膜11d、ガラス材11bの順で積層されるとしてもよい。機能性液晶フィルム11cの使用層が増えることにより、積層ガラスユニット11の耐貫通性を高めることができ、より防犯性を高めることができる。
図3に戻り、本実施形態の積層ガラスユニット11を有する複層ガラス1は、複層ガラスとしての断熱性、結露の防止効果を高めると共に、遮音性、防犯性を高めることができる。なお、機能性液晶フィルム11cを含む積層ガラスユニット11は、対向する一対のガラス材11a、11bの間に機能性液晶フィルム11cを挿入した合わせガラス構造である。このため、機能性液晶フィルム11cの表面には、外気側と室内側との気温差、湿度差といった環境状態で生じる結露が直接的に付着することはない。また、積層ガラスユニット11では、機能性液晶フィルム11cの表面に結露を起因とした塵、ほこり等の汚れは発生しない。このため、積層ガラスユニット11に含まれる透過性・遮光性が劣化する虞はない。
また、本実施形態の複層ガラス1において、複層ガラス1を構成する複数のガラス材の内、通路側に面したガラス材は、図3に例示するように、例えば、網入りガラス12を有することができる。網入りガラス12は、耐熱性を有する防火ガラス材であり、例えば、複層ガラス1を使用するマンション等に火災が生じた場合には、火炎を遮ることが可能となる。また、網入りガラス12は、ガラス材が割れてもガラス片は金網等に支えられるので、破壊され難くなり、防犯性を高めることができる。なお、複層ガラス1として積層ガラスユニット11と組合せられる、通路側に面するガラス材としては、例えば、強化ガラス材、結晶化ガラス材等が例示できる。網入りガラス12と同じように防火性が期待できる。
〔機能性液晶フィルム〕
図5に、機能性液晶フィルム11cの断面図を例示する。図5に例示の機能性液晶フィルム11cは、透明PETフィルムであるPET(Polyethylene terephthalate)110、透明導電膜(酸化インジウムスズ)であるITO(Indium Tin Oxide)112、高分子分散型液晶であるPDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)111により構成される。図5に例示の機能性液晶フィルム11cは、透明性PETフィルム(PET110)と高分子分散型液晶(PDLC111)との間に酸化インジウムスズによる透明性導電膜(ITO112)を備えた、5層の積層構造を有している。ここで、透明性PETフィルム(PET110)は、酸化インジウムスズによる透明性導電膜(ITO112)による塗布基盤であり、高分子分散型液晶(PDLC111)は、透明性PETフィルムとの間に形成された透明性導電膜を介して通電されることにより、液晶を配向させることができる。
図5に例示の機能性液晶フィルム11cでは、PET110の厚みは約188μmであり、ITO112の厚みは20〜30Åであり、PDLC111の厚みは約20μmである。機能性液晶フィルム11cの厚みは、396μm±15μmである。
なお、JIS K−7105規定の測定方法による、透明PETフィルム(PET110)の実測ヘイズ値は、0.9パーセントであり、実測全透過率値は、92.3パーセントである。また、透明PETフィルム(PET110)は、UL規格(UL94)で規定の難燃グレードとして、VTM−2グレードを満足する。
図6に機能性液晶フィルム11cの全光線透過率特性のグラフを例示する。図6に例示のグラフは、機能性液晶フィルム11cの通電時に印加される印加電圧に対応する全光線透過率との関係を表すグラフ例である。図6において、縦軸は全光線透過率(%)であり、横軸は通電時に印加される交流電圧値(VAC)である。図6に例示のグラフにおいて、全光線透過率は、約2〜82%の範囲で連続して変化することが判る。また、全光線透過率は、印加電圧6〜16VACの範囲で、印加電圧に比例し、連続して直線的に変化することが判る。また、全光線透過率は、約26VAC近辺で飽和状態に達することが判る。
〔積層ガラスユニットの耐候性〕
本実施形態の積層ガラスユニット11について、耐候性を確認するために、以下に示す条件に基づいて、5種類の耐久性試験を実施した。
(1)試験用積層ガラスユニット
図4に例示の構成において、一対のガラス材11a、11bをフロートガラス(厚さ:3mm)とし、フロートガラス(ガラス材11a)、EVA中間膜(中間膜11d)、機能性液晶フィルム11c、EVA中間膜(中間膜11d)、フロートガラス(ガラス材11b)を積層させて積層ガラスユニットの試験片を形成した。試験片のサイズは、100mm×100mmとした。また、試験片は、試験種別毎に3枚用意し、各試験片について計測された測定値を平均し、対象となる耐久試験の試験結果値とした。
(2)試験条件及び使用機器
以下に示す条件で、5種類の耐久試験を実施した。なお、試験片に対する光安定性試験及び電気耐久性試験は、室温状態で実施した。また、試験片についての稼働確認試験として、スイッチサイクル(オフ時間(2秒),オン時間(2秒)(duty比:50%))、オン時出力(110VAC,60Hz)のスイッチ切り替え試験を実施した。
ア.高温・高湿試験(IEC60068-2-3)
・高湿度試験槽:TH−ME−065,ジオテック製
・試験条件:60℃/温度、95%RH/湿度、60日(1440hr)/測定時間
イ.高温試験(IEC60068-2-2)
・高温試験用対流オーブン:ハンバック製
・試験条件:40℃/温度、60日(1440hr)/測定時間
60℃/温度、120日(2880hr)/測定時間
ウ.低温試験(IEC60068-2-1)
・低温槽:ハンバック製
・試験条件:−20℃/温度、60日(1440hr)/測定時間
エ.光安定性試験(JISK,7350-3 実験室光源による暴露試験方法、紫外線蛍光ランプ)
・UVA、可視蛍光発光ランプ付光試験槽:自社製
・試験条件:UVA波長,300〜400nm、紫外線強度,5mW/cm2、60日(1440hr)/照射時間
オ.電気耐久性試験
・連続通電:110VAC/出力電圧、60Hz/周波数、300日(7200hr)/測定時間
(3)検証及び測定
上述の5種類の耐久試験の過程で、以下の性能試験実施し、試験片に対する諸性能の劣化を定期的に検証した。
カ.外観検査:目視による試験片の端部透明化、及び、層間剥離の確認検査を行った。
キ.稼働検査:スイッチサイクル(オフ時間(2秒),オン時間(2秒)(duty比:50
%))、オン時出力(110VAC,60Hz)として、オンオフスイッチ切り替え稼働確認(稼働検査)を行った。
ク.光学特性検査:全光線透過率(TR)、ヘイズ(H)、色指数(x,y)について、光学性質測定を行った。
・機器:積分球付分光測定器,CM−3500D,コニカミノルタ製
・光学性質は、室温で1時間曝した後に測定した。
・光学性質の変化は、次の数式1で算出する。
[数式1]
変化率(Δ)%={(最終値(final value)−初期値(initial value))/
初期値(initial value)}×100
・光学性質変化基準は、色指数について、Δ(x,y)<2.0%、全光線透過率について、Δ(TR)<3.0%、オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))<3.0%、とする。
(4)評価結果
各耐久試験の結果を図7Aから図7Fに例示する。図7Aは、高温・高湿試験(IEC60068-2-3)による通電無し(図7A,a)、及び、スイッチオンオフによる通電有り(図7A,b)の結果である。図7Aに例示のように、高温・高湿試験では、積層ガラスユニット11の外観検査、及び稼働検査の結果は良好であった。また、高温・高湿試験での積層ガラスユニット11の光学性質では、無通電、通電状態共に、色指数(Δ(x,y)),全光線透過率(Δ(TR)),オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))について、それぞれ光学性質変化基準値を下回り、劣化も見られず、有意差は確認できなかった。
図7Bは、40℃の高温試験(IEC60068-2-2)による通電無し(図7B,a)、及び、スイッチオンオフによる通電有り(図7B,b)の結果である。図7Bに例示のように、40℃の高温試験では、積層ガラスユニット11の外観検査、及び稼働検査の結果は良好であった。また、40℃の高温試験での積層ガラスユニット11の光学性質では、無通電、通電状態共に、色指数(Δ(x,y)),全光線透過率(Δ(TR)),オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))について、それぞれ光学性質変化基準値を下回り、劣化も見られず、有意差は確認できなかった。
図7Cは、60℃の高温試験(IEC60068-2-2)による通電無し(図7C,a)、及び、スイッチオンオフによる通電有り(図7C,b)の結果である。図7Cに例示のように、60℃の高温試験でも、積層ガラスユニット11の外観検査、及び稼働検査の結果は良好であった。また、60℃の高温試験での積層ガラスユニット11の光学性質でも、無通電、通電状態共に、色指数(Δ(x,y)),全光線透過率(Δ(TR)),オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))について、それぞれ光学性質変化基準値を下回り、劣化も見られず、有意差は確認できなかった。
図7Dは、−20℃の低温試験(IEC60068-2-1)による通電無し(図7D,a)、及び、スイッチオンオフによる通電有り(図7D,b)の結果である。図7Dに例示のように、−20℃の低温試験では、積層ガラスユニット11の外観検査、及び稼働検査の結果は良好であった。また、−20℃の低温試験での積層ガラスユニット11の光学性質では、無通電、通電状態共に、色指数(Δ(x,y)),全光線透過率(Δ(TR)),オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))について、それぞれ光学性質変化基準値を下回り、劣化も見られず、有意差は確認できなかった。
図7Eは、光安定性試験(JISK,7350-3 実験室光源による暴露試験方法、紫外線蛍光ランプ)による通電無し(図7E,a)、及び、スイッチオンオフによる通電有り(図7E,b)の結果である。図7Eに例示のように、光安定性試験では、積層ガラスユニット11の外観検査、及び稼働検査の結果は良好であった。また、光安定性試験での積層ガラスユニット11の光学性質では、無通電、通電状態共に、色指数(Δ(x,y)),全光線透過率(Δ(TR)),オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))について、それぞれ光学性質変化基準値を下回り、劣化も見られず、有意差は確認できなかった。
図7Fは、電気耐久性試験(7200時間(300日)の連続通電(110VAC、60Hz)による通電無し(図7F,a)、及び、スイッチオンオフによる通電有り(図7F,b)の結果である。図7Fに例示のように、電気耐久性試験では、積層ガラスユニット11の外観検査、及び稼働検査の結果は良好であった。また、電気耐久性試験での積層ガラスユニット11の光学性質では、無通電、通電状態共に、色指数(Δ(x,y)),全光線透過率(Δ(TR)),オフ時ヘイズ(Δ(Hoff))について、それぞれ光学性質変化基準値を下回り、劣化も見られず、有意差は確認できなかった。
1 複層ガラス
2 複合センサ
3 整流装置
4 手摺
5 天井面
6 通路床面
7a 下部壁面、7b 上部壁面
10 複層ガラスシステム
11 積層ガラスユニット
11a、11b ガラス材、11c 機能性液晶フィルム、11d 中間膜
12 網入りガラス
13 中間層
14 セッティングブロック
15 コーキング材
16 スペーサ
17 シーリング材
18a 下部枠、18b上部枠
110 透明PETフィルム
111 高分子分散型液晶(PDLC)
112 透明導電膜(ITO:酸化インジウムスズ)
w1、w2、w3 配線

Claims (5)

  1. 通電の有無に応じて液晶を配向させる液晶フィルムと、
    前記液晶フィルムを中間膜に含む合わせガラス構造の第1のガラス材と、第2のガラス
    材とを有し、
    前記第1のガラス材と前記第2のガラス材との間に密閉された中間層を一体的に形成す
    る、
    複層ガラス。
  2. 前記液晶フィルムは、通電時の前記液晶の配向状態を、透過状態と遮光状態との間で駆動電圧に応じて連続的に変化させる、請求項1に記載の複層ガラス。
  3. 通電時には透過状態とし、通電無し時には遮光状態とする液晶フィルムと、前記液晶フィルムを中間膜に含む合わせガラス構造の第1のガラス材と、第2のガラス材とを有し、
    前記第1のガラス材と前記第2のガラス材との間に密閉された中間層を一体的に形成する
    、複層ガラスと、
    対象となる領域の状態変化を検知する検知手段と、を備え、
    前記複層ガラスは、前記検知手段で検知された対象となる領域の状態変化に応じて通電する、複層ガラスシステム。
  4. 前記検知手段は、前記対象となる領域に存在する所定の物体を検知した場合に第1の通電状態を出力する、請求項3に記載の複層ガラスシステム。
  5. 前記検知手段は、前記第1の通電状態を除く期間では、前記対象となる領域の照度の変化に応じて第2の通電状態を出力する、請求項4に記載の複層ガラスシステム。
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