JP3183170U - 防護服 - Google Patents

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統男 瀬倉
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Abstract

【課題】着用者が胸部に装着した線量計等の装備品を、外部から視認できる防護服を提供する。
【解決手段】防護服1を、胸部に透光性素材からなる透光部25を備えた上衣2と、胸部に透光性素材からなる透光部32を備えた下衣3から構成し、上下衣の透光部同士を、着用時に重なり合うように位置させる。
【選択図】図1

Description

本考案は防護服に関し、具体的には、作業者の胸部に装着した装備品を外部から視認可能な防護服に関する。
従来から、原子力施設等における作業者が着用する防護服として、例えば特許文献1の防護服が知られている。
また、原子力施設では、例えば特許文献2の線量計を各作業者が装着し、この線量計が表示する値を適宜検査し、作業者が所定量以上の放射線を被爆しないようにすることが通常である。
特開2012−252021号公報 特開2009−128008号公報
原子力施設等において使用されている従来の防護服は作業者に放射性物質が付着等することを防ぐ為に不織布等の生地により形成されていることが通常である。また、前述の線量計は、作業者の被爆量を計測することを目的としていることから、防護服の下に装着していることが通常である。
しかし、従来の防護服は前述の通り不織布等で形成されているために、当該防護服の下に装着した線量計等の装備品を、防護服を着用した状態で外部から視認することができないという問題があった。
本考案は前述の状況に着目し、外部から線量計等の装備品を視認できる防護服を提供することを、その課題とするものである。
前述の課題を解決することを目的としてなされた本考案に係る防護服の構成は、胸部に透光性素材からなる透光部を備えた上衣と、胸部に透光性素材からなる透光部を備えた下衣と、を備える防護服であって、前記防護服を着用した状態において、前記上衣が備える透光部と前記下衣が備える透光部が重なることにより、着用者の胸部を外部から視認できるようにしたことを特徴としている。
本考案に係る防護服は、上衣が備える透光部が、幅略40cm、高さ略20cmの略矩形状に形成されていることが望ましい。また、下衣が、着用者の下半身を覆う本体部と、着用者の胸を覆う胸部と、着用者の背中を覆う背部と、を備え、前記胸部が、透光性素材からなる前期下衣が備える透光部であるようにすると好適である。
さらに、本考案に係る防護服は、本体部が、着用者の脚を覆う脚部を備え、前記脚部の下端側は、外側脚部と、内側脚部と、を備える二重構造としてもよい。
本考案の防護服によれば、上衣及び下衣のそれぞれが着用者の胸部にあたる位置に透光部を備えており、着用時に上下衣の透光部同士が重なることにより、防護服の下に装着した装備品等を、防護服を着用した状態で外部から視認することができる。
本考案に係る防護服の一例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。 同実施例における下衣を示す図であり、(a)は正面図、(b)は背面図である。
以下、本考案の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。
本実施例に係る防護服1は、図1(a)(b)で示すように、上衣2と、下衣3から構成されている。
上衣2は着用者の上半身を覆う部材であり、身頃21と、袖22、23と、フード24と、透光部25から構成されている。
身頃21は着用者の胴体を覆う部材であり、本実施例ではPET樹脂からなる不織布から形成されている。また、身頃21の前身頃の胸部には、幅略40cm、高さ略20cmの略矩形状の開口部26が設けられており、当該開口部26と後述の透光性シート27により透光部25が構成されている。
袖22、23、及びフード24は、それぞれ着用者の左右腕部、及び頭部を覆う部材であり、身頃21と同じくPET樹脂からなる不織布から形成されている。また、袖22、23、及びフード24は、身頃21と縫合されている。
身頃21の下端側と、左右の袖22、23の先端側と、フード24の開口側の縁部はゴム28により伸縮性が設けられている。
透光部25は、前述の身頃21の開口部26を、透光性を有する素材からなる透光性シート27で塞いだものである。本実施例の透光性シート27はエチレン・酢酸ビニル共重合樹脂(以下、EVA樹脂という)を幅略50cm、高さ略30cmの略矩形状に形成したものである。透光性シート27は身頃21の開口部26よりも幅及び高さがそれぞれ10cmずつ大きく形成されており、透光性シート27を開口部26の縁に縫合糸で縫合されている。なお、本実施例では透光性シート27は開口部26の縁に縫合されているが、透光性シート27を開口部26の縁に取り付ける手段としては縫合以外に接着や溶着でもよく、また、これらを組み合わせてもよい。
下衣3は図2(a)(b)に示すように、着用者の胴体から下半身を覆う部材であり、着用者の下半身を覆う本体部31と、透光部32と、背部33と、左右の肩紐34、35から構成されている。
本体部31は、前述の身頃21と同じく、PET樹脂からなる不織布を形成した部材であり、着用者の下半身、すなわち腹部から脚部を覆う部材である。
本体部31において、着用者の臀部及び左右の膝部を覆う箇所は、前述の不織布を二重に設けている。また、脚部の膝下から下端側は外側脚部36と、内側脚部37とが設けられた二重構造となっており、内側脚部37下端側の縁部はゴム38により伸縮性が設けられている。
透光部32は、着用者の胸部を覆う部材であり、上衣2における透光性シート27と同様に、EVA樹脂からなる透光性を有するシート状の部材である。透光部32の下端側は本体部31と縫合され、上端側の左右両端付近には後述の肩紐34、35が設けられている。
背部33は、透光部32と略同形状であり、着用者の背中部を覆う部材である。背部33の下端側が本体部31と縫合され、上端側の左右両端付近には後述の肩紐34、35が設けられているが、透光部32がEVA樹脂から構成されているのに対し、背部33は本体部31と同様にPET樹脂からなる不織布を形成した部材である。
肩紐34、35は、下衣3を着用者の肩に吊下げるための部材であり、透光部32と背部33のそれぞれの上端側における左右両端付近を連結するゴム製の部材である。
本実施例の防護服1は、上衣2の内側に下衣3を着用するように使用される。このとき、上衣2の透光部25と下衣3の透光部32は、上記着用状態においていずれも着用者の胸部に位置する。これにより、着用者の胸部を上衣2の外から視認することができる。
前述のとおり、原子力施設等における作業者は線量計等の装備品を装着して所定の作業を行うことが通常であるが、本実施例の構成によれば、着用者の胸部に上記装備品を装着し、その上から防護服1を着用することにより、防護服1の外部から着用者の胸部に装着された装備品を視認することができる。
本実施例の構成は前述のとおりであるが、本考案の形態はこれに限られない。例えば、本実施例の上衣2における透光性シート27、及び、下衣3における透光部32は、EVA樹脂からなるシート状部材であるが、材質はEVA樹脂に限られず、透光性を有する他の素材を用いてもよい。
また、本実施例の上衣2の身頃21、左右の袖22、23、フード24、及び下衣3の本体部31、背部33はPET樹脂からなる不織布から形成されているが、例えばポリエステル素材を用いた混紡生地の織物や、シート材等を用いてもよい。
その他の具体的構成についても、本実施例の形態に限られるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲でさまざまな変更が可能である。
1 防護服
2 上衣
3 下衣

Claims (4)

  1. 胸部に透光性素材からなる透光部を備えた上衣と、胸部に透光性素材からなる透光部を備えた下衣と、を備える防護服であって、
    前記防護服を着用した状態において、前記上衣が備える透光部と前記下衣が備える透光部が重なることにより、着用者の胸部を外部から視認できるようにした
    ことを特徴とする、防護服。
  2. 前記上衣が備える透光部は、幅略40cm、高さ略20cmの略矩形状に形成されたことを特徴とする、請求項1記載の防護服。
  3. 前記下衣は、着用者の下半身を覆う本体部と、着用者の胸を覆う胸部と、着用者の背中を覆う背部と、を備え、
    前記胸部が、透光性素材からなる前期下衣が備える透光部であるようにした
    ことを特徴とする、請求項1記載の防護服。
  4. 前記本体部は、着用者の脚を覆う脚部を備え、
    前記脚部の下端側は、外側脚部と、内側脚部と、を備える二重構造とした
    ことを特徴とする、請求項3記載の防護服。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017008466A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 瀬倉株式会社 防護服
JP2017020134A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 瀬倉株式会社 防護服

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017008466A (ja) * 2015-06-26 2017-01-12 瀬倉株式会社 防護服
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