JP3181557U - 自転車用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロードレース等用の自転車において、変速操作を行え、ドロップハンドルに取付けて油圧による制動操作及びケーブルによる変速操作を行える自転車用制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置12は、ドロップハンドルバー13に装着可能であり、制動装置及びリアディレイラを制御可能である。制御装置12は、ハウジング部材20と、油圧発生部21と、制御レバー部材22と、変速操作機構と、を備える。油圧発生部21は、ハウジング部材20の握持部分20bに設けられるシリンダ30と、シリンダ30内を移動可能なピストン31を有し、制動装置12を制御する。制御レバー部材は、ハウジング部材に第1軸X1回り揺動可能に連結され、ピストンを操作用の第1操作レバー部37を有する。変速操作機構は、制御レバー部材22に装着され、リアディレイラに連結可能なシフトケーブルを制御する。
【選択図】図2

Description

本考案は、制御装置、特に、自転車のハンドルバーに装着可能であり、制動装置及び変速装置を制御可能な自転車用制御装置に関する。
自転車のハンドルバーに装着可能あり、制動装置と変速装置とを制御可能な自転車用制御装置が従来知られている(例えば、特許文献1の図10参照)。従来の自転車用制御装置は、バーハンドルの形態のハンドルバーに取付可能な支持部材と、支持部材に連結された変速操作機構と、支持部材に揺動自在に取り付けられた制動及び変速操作のための制御レバーと、を備える。従来の自転車用制御装置では、変速装置と変速制御ケーブルによって連結され、制動装置を油圧チューブによって連結される。このような構成の自転車用制御装置では、制御レバーによって制動装置の制動操作及び変速装置の巻取及び巻取解除操作を行える。これによって、制動装置と変速操作とを一つの制御レバーによって行える。
特許第3769237号公報
従来の自転車用制御装置では、支持部材がバーハンドルに装着されるように構成されているため、ロードレース等に用いられるドロップハンドルバーに装着可能で、ライダーによって握持可能な握持部分を有する自転車用制御装置を構成することができない。
本考案の課題は、ロードレース等に用いられるドロップハンドルバーに装着可能で、ライダーが握持可能な握持部分を有し、油圧による制動操作及びケーブルによる変速操作を行える自転車用制御装置を提供することにある。
考案1に係る自転車用制御装置は、自転車のハンドルバーに装着可能であり、制動装置及び変速装置を制御可能な自転車用制御装置である。自転車用制御装置は、ハウジング部材と、油圧発生部と、制御レバー部材と、変速操作機構と、を備える。ハウジング部材は、ハンドルバーに取付可能な取付部分と、ライダーが握持可能な握持部分と、を有する。油圧発生部は、ハウジング部材に設けられるシリンダと、シリンダ内を移動可能なピストンを有し、制動装置を制御するためのものである。制御レバー部材は、ハウジング部材に第1軸回り揺動可能に連結され、ピストンを操作するための第1操作レバー部を有する。変速操作機構は、制御レバー部材に装着され、変速装置に連結可能な制御ケーブルを制御するための機構である。
この自転車用制御装置では、変速装置は、ハウジング部材の握持部分を握持し、制御レバー部材を操作して変速操作機構が動作することによって制御ケーブルを介して操作される。また、制動装置は、制御レバー部材の第1操作レバー部材の操作によって油圧発生部のピストンを移動させて発生された油圧によって制御される。ここでは、握持部に握持して変速操作と制動操作を行えるので、ドロップハンドルバーに取付可能である。また、ハウジング部材の握持部の内部に油圧発生部を有し、制動装置を油圧によって制御できるので、油圧による制動操作及び制御ケーブルによる変速操作を行える自転車用制御装置を提供できる。
考案2に係る自転車用制御装置は、考案1に係る自転車用制御装置において、制御レバー部材は、ハウジング部材に第1軸回りに揺動可能に連結されている支持部材を有する。この場合には、制御レバー部材の支持部材に変速操作機構を設けることができる。
考案3に係る自転車用制御装置は、考案2記載の自転車用制御装置において、変速操作機構は、支持部材に支持され、第1軸とは異なる第2軸回りに制御ケーブルを巻き取るケーブル巻取部材を有する。この場合には、制御レバー部材の支持部材に変速操作機構を設けることができ、また、制御ケーブルを第2軸回りに巻取ることができる。
考案4に係る自転車用制御装置は、考案3記載の自転車用制御装置において、制御レバー部材の第1操作レバー部は、支持部材に第2軸回りに揺動可能に連結され、ケーブル巻取部材を操作することができる。この場合には、制御レバー部材の第1操作レバー部で、制動操作と変速操作の双方ができる。
考案5に係る自転車用制御装置は、考案2から4のいずれかに記載の自転車用制御装置において、制御レバー部材は、支持部材に、第1軸とは異なる第2軸回りに揺動可能に連結され、変速操作機構を操作する第2操作レバー部を有する。この場合には、制動操作と異なる第2軸回りに第2操作レバー部を揺動させることによって、変速操作機構を動作させて変速操作を行うことができる。
考案6に係る自転車用制御装置は、考案2から4のいずれかに記載の自転車用制御装置において、制御レバー部材は、支持部材に第1軸及び第2軸とは異なる第3軸回りに揺動可能に連結され、変速操作機構を操作する第2操作レバー部を有する。この場合には、第1軸及び第2軸とは異なる第3軸回りに第2操作レバー部を揺動させることによって、変速操作機構を動作させて変速操作を行うことができ、変速操作機構をよりコンパクトにすることができる。
考案7に係る自転車用制御装置は、考案2から4のいずれかに記載の自転車用制御装置において、制御レバー部材は、第1操作レバー部に、第1軸及び第2軸とは異なる第3軸回りに揺動可能に連結され、変速操作機構を操作する第2操作レバー部を有する。この場合には、第1軸及び第2軸とは異なる第3軸回りに第2操作レバー部を揺動させることによって、変速操作機構を動作させて変速操作を行うことができ、第2操作レバー部を第1操作レバー部に連結させることで、変速操作機構及び制御レバー部材をよりコンパクトにすることができる。
考案8に係る自転車用制御装置は、考案5から7のいずれかに記載の自転車用制御装置において、制御レバー部材の第2操作レバー部は、制御ケーブルの巻取制御操作を行う巻取操作レバーと、制御ケーブルの巻取解除制御操作を行う解除操作レバーと、を含む。この場合に、制御レバー部材の第2操作レバー部の2つの操作レバー、すなわち、巻取操作レバー及び解除操作レバーによって変速装置の両変速方向(シフトアップ方向及びシフトダウン方向)の変速操作を行える。
考案9に係る自転車用制御装置は、考案5から7のいずれかに記載の自転車用制御装置において、第1操作レバー部は、制御ケーブルの巻取制御操作を行う巻取操作レバーであり、第2操作レバー部は、制御ケーブルの巻取解除制御操作を行う解除操作レバーである。この場合には、2つの操作レバー部によって制御ケーブルの巻取及び巻取解除操作(ケーブル繰り出し操作)を行える。
考案10に係る自転車用制御装置は、考案3から9のいずれかに記載の自転車用制御装置において、第1軸と第2軸とは並行ではない。この場合に、第1軸と第2軸とが異なる方向に配置されるので、制動操作と変速操作とを識別でき、制動操作と変速操作とを確実に行える。
考案11に係る自転車用制御装置は、考案3から10のいずれかに記載の自転車用制御装置であって、自転車用制御装置が自転車に装着されたとき、第1軸は、自転車の進行方向に対して略垂直方向である。第2軸は、自転車の進行方向に対して略平行方向である。この場合には、第1操作レバー部による制動操作を、通常のブレーキレバーの操作と同様に行える。
考案12に係る自転車用制御装置は、考案1から11のいずれかに記載の自転車用制御装置において、油圧発生部は、ピストンをシリンダに対して、挿入する方向へ操作することによって、油圧を発生させる。この場合に、第1操作レバー部の操作によってピストンを押圧してシリンダに挿入することによって油圧が発生するので、第1操作レバー部とシリンダとの連結側に油が流入しない。このため、シールのためのパッキンを減らすことができる。
考案13に係る自転車用制御装置は、考案1から12のいずれかに記載の自転車用制御装置において、油圧発生部は、ピストンをシリンダに対して、引き出す方向へ操作することによって、油圧を発生させる。この場合には、第1操作レバー部の操作によってピストンを引っ張ってシリンダから引き出すことによって油圧が発生するので、ピストンと第1操作レバー部との連結部分に引っ張り力だけが作用する。このため、ロッド部に座屈が生じなくなり、連結部分の剛性を低くでき連結部分の軽量化を図れる。
考案14に係る自転車用制御装置は、考案1から13のいずれかに記載の自転車用制御装置において、油圧発生部は、シリンダに連結され、第1操作レバー部によって操作されるロッド部を有する。この場合には、剛性があるロッド部によって、シリンダと第1操作レバー部とを連結するので、ピストンの動きが滑らかである。
考案15に係る自転車用制御装置は、考案1から14のいずれかに記載の自転車用制御装置において、油圧発生部は、シリンダに連結され、油圧を発生する油を貯留可能なリザーバをさらに有する。この場合には、制動装置の摩擦材が磨耗し、油量が多く必要となった場合でも、リザーバより必要量の油を注入でき、また、油の温度が変化しても油圧が変化しない。このため、摩擦材の磨耗や油温の変化による制動特性の変化を防止できる。
考案16に係る自転車用制御装置は、考案1から15のいずれかに記載の自転車用制御装置において、油圧発生部は、シリンダ内に設けられ、第1操作レバー部による油圧発生操作と逆の方向にピストンを付勢する戻しバネをさらに有する。この場合には、第1操作レバー部による油圧発生操作を終わると、制動操作前の位置にピストンを戻すことができる。
考案17に係る自転車用制御装置は、考案1から16のいずれかに記載の自転車用制御装置において、シリンダは、ハウジング部材内に設けられる。この場合には、シリンダが比較的空間に余裕があるハウジング部材内に設けられるので、シリンダを設けても、通常の制御ケーブルによって制動する自転車用制御装置のハウジング部材に対して、ハウジング部材の形状が変化しにくい。
考案18に係る自転車用制御装置は、考案1から17のいずれかに記載の自転車用制御装置において、シリンダは、ハウジング部材分に一体で設けられる。この場合には、シリンダがハウジング部材に一体で設けられ、シリンダの製作コスト及び取付コストを低減できる。
本考案によれば、握持部に握持して変速操作と制動操作を行えるので、ドロップハンドルバーに取付可能である。また、ハウジング部材の握持部の内部に油圧発生部を有し、制動装置を油圧によって制御できるので、油圧による制動操作及び制御ケーブルによる変速操作を行える自転車用制御装置を提供できる。
さらに、制御レバー部材に、変速操作機構を設けることで、ハウジング部材、特に、握持部の内部に油圧発生部を構成しやすい自転車用制御装置を提供できる。
本考案の第1実施形態による自転車用制御装置と自転車用制動装置を示す図。 本考案の第1実施形態による自転車用制御装置の一部断面側面図。 第1実施形態による自転車用制御装置を制動操作したときの図2に相当する図。 自転車用制御装置の変速操作機構の断面図。 自転車用制御装置の変速操作機構の一部分が取り外された背面図。 本考案の第2実施形態に係る自転車用制御装置の図2に相当する図。 本考案の第2実施形態に係る自転車用制御装置の図3に相当する図。 本考案の他の実施形態に係る自転車用制御装置の図2に相当する図。 本考案の別の他の実施形態に係る自転車用制御装置の図2に相当する図。 本考案のさらに別の他の実施形態に係る自転車用制御装置の図2に相当する図。 本考案のさらにまた別の他の実施形態に係る自転車用制御装置の図2に相当する図。 本考案のさらに別の他の実施形態に係る自転車用制御装置の図2に相当する図。
ここでは、本発明の選択された実施形態を、図を参照しながら説明する。本開示から本技術に精通するものには明らかであるが、本発明による複数の実施形態の説明は、図示のみを目的とし、附随する請求事項や同等の請求による定義によって本発明を制限するものではない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態による1対の自転車用制御装置12(図1にはドロップハンドルバー13の右側の制御装置のみ図示)が自転車のドロップハンドルバー13に取り付けられた状態を示している。なお、以下の説明では、自転車用制御装置を単に制御装置と記す。右側の制御装置12は、制御ケーブルとしてのシフトケーブル14を介してリアディレイラ15に連結される。右側の制御装置12は、油圧チューブ16を介して前輪17を制動する制動装置18に連結されている。制動装置18は、油圧により動作する油圧式のディスクブレーキ装置である。制動装置18は、前輪17のハブ17aに一体回転可能に取り付けられるブレーキディスク18aと、自転車のフロントフォーク19に固定されブレーキディスク18aを挟持して制動するキャリパ18bと、を有する。また、図示しない左側の制御装置は、それぞれ図示しないシフトケーブルを介してフロントディレイラに連結され、油圧チューブを介して例えば、図示しない後輪の制動装置に連結されている。フロントディレイラ及びリアディレイラ15は変速装置の一例である。右側の制御装置12と左側の制動装置は、互いの鏡像であり、シフト位置の数が異なる点を除き、その構造及び動作はほぼ同一である。したがって、ここでは右側の制御装置12についてのみ、詳細に説明及び図示している。
ここで、制御装置12の説明に使用するように、以下「前方、後方、上方、下方、垂直、水平、下、横」などの方向を示す用語は、本発明の制御装置12が装着された自転車の方向を表している。したがって、本発明を説明するこれらの用語は、本発明による制御装置12の装着された自転車を基準として解釈されなければならない。また、「右、左」は、制御装置12か装着された自転車を後方から見て右側に配置される場合を「右」とし、左側に配置される場合を「左」として記載する。
自転車の大半の部品については、当該技術において周知であるので、自転車の部品に関する詳細は、本発明による制御装置12に関連する部品を除き、ここでは説明又は図示しない。さらに、ここでは図示、説明されていない、制動装置、変速装置、スプロケットなどを含む、従来の自転車の様々な部品を本発明に係る制御装置12と共に使用することもできる。
図1、図2及び図4から明らかなように、制御装置12は、ハウジング部材20と、油圧発生部21と、制御レバー部材22と、変速操作機構23(図4参照)と、を含む。ハウジング部材20は、自転車のドロップハンドルバー13の端部に形成される湾曲部13aに取付可能な取付部分20aと、取付部分20aが設けられ、ライダーが握持可能な握持部分20bと、を有する。取付部分20aは、公知のバンド形状の部材であり、取付部材20aをネジによって締め付けることによって制御装置12をドロップハンドルバー13に固定可能である。握持部分20bは、握持部本体24と、握持部本体24の外側面を覆う弾性体製のカバー部材25と、を有する。握持部本体24の上面は、握持部分20bを手で握りやすくするために下方に凹に湾曲して形成される。握持部本体24は、内部に油圧発生部21を着脱可能に収納するための収納空間24aと、制御レバー部材22をハウジング部材20に連結するためのレバー軸26が装着される左右一対の第1ブラケット部24bと、を有する。レバー軸26は、自転車の進行方向に対して略垂直な左右方向に配置されており、その軸芯が第1軸X1である。収納空間24aは、第1実施形態では、握持部本体24の後部から筒状に凹んで形成される。握持部本体24の後面は、ドロップハンドルバー13の湾曲部13aに沿うように湾曲している。
油圧発生部21は、図2に示すように、制動装置18に油圧を与えて制動装置18を制動動作させるために設けられる。油圧発生部21は、収納空間24aに収納されるシリンダ30と、シリンダ30内を直線移動するピストン31と、ピストン31に連結されたロッド部32と、シリンダ30に連結されたリザーバ33と、第1戻しバネ34と、を有する。第1実施形態の油圧発生部21は、ピストン31をシリンダ30に対して、挿入する方向へ操作することによって、油圧を発生させる。シリンダ30は、ピストン31が移動する移動空間30aと、制動装置18に圧油を供給するための第1ポート30bと、リザーバ33と連結するための第2ポート30cと、を有する。第1ポート30bは、シリンダ30の後部に配置される。第1ポート30bには、制動装置18と連結される油圧チューブ16が装着される。
ピストン31の外周面の両端部には、例えばOリングの形態の第1シール部材36a及び第2シール部材36bが装着される。第1シール部材36a及び第2シール部材36bは、シリンダ30の移動空間30aの内周面とピストン31の外周面との隙間をシールするために設けられる。なお、シール部材は、一つであってもよい。ピストン31は、制動レバー部材22の制動操作に応じて、図2に示すシリンダ30の先端に配置される第1位置と、第1位置よりも引っ込んだ図3に示す第2位置との間で移動空間30aを移動する。第2ポート30cは、ピストン31が第1位置に配置されるとき、第1シール部材36aよりも第1ポート30b側に配置される。また、第2ポート30cは、ピストン31が第2位置に配置されるとき、第1シール部材36aと第2シール部材36bとの間に配置される。第1ポート30bは、ピストン31が第2位置に配置されたときに、第1シール部材36aよりも後方に配置される。
ロッド部32は、制動レバー部材22の制動方向の操作に応じてシリンダ30内に引っ込む。ロッド部32は、ピストン31に一体的に設けられるロッド本体32aと、ロッド本体の先端に固定される2つ山のクレビス32bと、クレビス32bに回転自在に装着されるローラ32cと、を有する。ローラ32cは、制動レバー部材22に設けられる後述する押圧部材41によって押圧される。
リザーバ33は、油圧を発生する油を貯留可能である。リザーバ33は、制動装置の摩擦材が磨耗し、油量が多く必要となった場合でも、リザーバより必要量の油を注入でき、また、油の温度の変化による膨張及び収縮によって制動装置18に与える圧力の変動を防止するために設けられる。リザーバ33は、この実施形態では、シリンダ30に固定され、第1ポート30bによってシリンダ30と連通する。しかし、リザーバ33は、シリンダ30と一体的に形成されてもよい。
第1戻しバネ34は、例えばコイルバネであり戻しバネの一例である。第1戻しバネ34は、シリンダ30内において、ピストン31のロッド部32の固定側と逆側の面に接触して圧縮状態で設けられる。第1戻しバネ34は、制動レバー部材22による油圧発生操作と逆の方向(図2の右方向)にピストン31を付勢する。すなわち、ピストン31を第1位置に向けて付勢する。
制御レバー部材22及び変速操作機構23は、基本的に、米国特許第6,212,078号(権利者は本件出願人と同じ)の説明と同じ方法で動作する。したがって、ここでは、制動レバー部材22及び変速操作機構23の詳細な構造及び動作に関する説明は省略する。
制御レバー部材22は、図2から図4に示すように、支持部材35と、第1操作レバー部37と、第2操作レバー部38と、を有する。支持部材35は、ハウジング部材20に配置されたレバー軸26に第1軸X1回りに揺動可能に連結される。支持部材35は、図2に示す初期位置から図3に示す揺動位置へ第1軸X1回りに揺動する。支持部材35は、レバー軸26の周囲に巻き付けられるねじりコイルバネの形態の第2戻しバネ42によって初期位置に付勢される。第2戻しバネ42は、一端が握持部本体24の第1ブラケット部24bに係合し、他端が支持部材35の後述する第2ブラケット部39に係合する。
支持部材35は、図4に示すように、固定板39aと、固定板39aの両端から折り曲げられた装着板39bと、を有する第2ブラケット部39と、固定板39aに固定される第1支持軸40と、1対の装着板39bの間に設けられる押圧部材41と、を有する。固定板39aには、第1支持軸40が貫通する第1貫通孔39cが形成される。1対の装着板39bには、レバー軸26が貫通し、レバー軸26に揺動可能に支持される第2貫通孔39dが形成される。第1支持軸40は、第1軸X1と平行ではない方向(例えば、食い違う方向)、すなわち自転車の進行方向に略平行な第2軸X2に沿って配置される。第1支持軸40は、第1貫通孔39cを貫通する第1支持軸40の端部に螺合するナット46によって、制動レバー部材22の支持部材35の固定板39aに固定される。すなわち、第1支持軸40の端部は、変速操作機構23が固定されるように、第2ブラケット部39の固定板39aの第1固定孔39cを貫通して延びている。
第2貫通孔39dは、押圧部材41よりも上方に配置される。押圧部材41は、制御レバー部材22の揺動位置に関わらずロッド部32を軸方向に押圧できるようにするために、複数の円弧をつなげた湾曲面41aを、ロッド部32の端部に設けられたローラ32cとの接触部分に有している。
図4及び図5に示すように、第1操作レバー部37は、支持部材35とともに、レバー軸26に第1軸X1回りに揺動可能に連結されると共に、第1支持軸40に第2軸X2回りに揺動可能に連結され、前述の制動操作及びリアディレイラ15の一方向の変速操作のために設けられる。第1操作レバー部37は、第2軸X2回りの揺動操作によって、変速操作機構23のケーブル巻取部材50を操作し、シフトケーブル14を巻取る、すなわち引っ張ることで、リアディレイラ15をシフトアップ(又はシフトダウン)するように変速操作機構23に制御自在に連結される。また、第1軸X1回りの揺動操作によって油圧を発生することで、制動装置18を制動動作させる。
本実施例においては、第2操作レバー部38は、第1操作レバー部37に、第1軸及び第2軸と異なり、第2軸と略平行な第3軸X3に沿って固定された第2支持軸62に第3軸X3回りに揺動可能に連結され、リアディレイラ15の他方向の変速操作のために設けられる。第2操作レバー部38は、シフトケーブル14を巻戻す、すなわち解放することで、リアディレイラ15をシフトダウン(又はシフトアップ)するように変速操作機構23に制御自在に連結される。
なお、他の実施例で示すように、第2操作レバー部38は、支持部材35に、第2軸X2回りに揺動可能に連結されても良い。また、第2操作レバー部38は、支持部材35に、第1軸及び第2軸と異なり、第2軸と略平行な第3軸X3に沿って固定された第2支持軸62に第3軸X3回りに揺動可能に連結されても良い。
本実施例においては、変速操作機構23は、基本的に、第1操作レバー部37を第1支持軸40の第2軸X2回りに回動するか、または第2操作レバー部38を第3支持軸62の第3軸X3回りに回動することによって実行される。この実施形態による第3軸X3は、第2軸X2に略平行である。
第1操作レバー部37は、図2に示すように、装着端部分37aと、シフト操作部分37bと、自由端部分37cと、を有している。第1操作レバー部37の装着端部分37aは、初期位置と変速位置との間を第2軸X2回りに移動するように、第1支持軸40に回動自在に連結される。シフト操作部分37bは、ハウジング部材20の先端部分から下方に向かって延びている。第1操作レバー部37は巻取レバーの一例である。
第2操作レバー部38は、第1操作レバー部37の装着端部分37aと、第1操作レバー部37のシフト操作部分37bとの間で第1操作レバー部37に回動自在に取り付けられる。前述したように、第2操作レバー部38は、シフトケーブル14を解放するように、変速操作機構23に制御自在に連結される。第2操作レバー部38は解放レバーの一例である。
変速操作機構23は、支持部材35によってハウジング部材20に回動自在に連結される。変速操作機構23は、少なくともケーブル巻取部材50を有し、ケーブル巻取部材50の巻取回転軸を第2軸X2と規定する。
第1操作レバー部37の装着端部分37aを、軸受アセンブリ43(図4参照)を介して回転自在に支持される第1支持軸40に装着される。軸受アセンブリ43と第1操作レバー部37の装着端部分37aとは、固定ネジ44によって、第1支持軸40に着脱自在に装着されている。第1操作レバー部37は、第1軸X1と食い違う方向に延びる第2軸X2回りに回動する。このように、第1操作レバー部37は、第2軸X2を中心に回動するように、変速操作機構23に制御自在に連結される。すなわち、第1操作レバー部37は、変速するために、第1操作レバー部37の制動用の移動方向に垂直な方向に揺動可能である。
固定ネジ44上には、第3戻しバネ45が取り付けられている。第3戻しバネ45の一端は第1操作レバー部37の装着端部分37aに係合し、第3戻しバネ45の他端は、固定ネジ44によって、回転を禁止するように第1支持軸40に固定されたアウターキャップユニット63に係合している。第3戻しバネ45は、第1操作レバー部37を変速位置から標準静止位置へと付勢するように、第1操作レバー部37に対して、付勢力を図5に矢印Aで示す第1回転方向に加えている。
図4に示すように、溝47aを有する固定プレート47が、相対回転不能にハウジング部材20の先端に隣接して取り付けられる。装着端部分37aは、その近傍に隣接して配置され溝47aに係合するボール48と、ボール48を溝47aの方向へ付勢するレバー位置決めバネ49とを備えている。この構造によって、第1操作レバー部37が、ドロップハンドルバー13の湾曲部分の最先端に対置するニュートラル位置に保持され、第2操作レバー部38が操作される際には、第1操作レバー部37が第2操作レバー部38と共に揺動するのを防いでいる。
図4及び図5を参照すると、変速操作機構23は、ケーブル巻取部材50と、第2操作レバー部38及び解放板51aによって形成された位置保持機構51と、第1操作レバー部37に連結された伝動部材52と、装着端部分37a及びケーブル巻取部材50の間に配置されたシフト位置センサ53とをさらに備えている。シフト位置センサ53は、現在係合されているギアの位置を検出するために使用される。図に示すように、シフト位置センサ53はポテンショメータであってもよい。
変速操作機構23のケーブル巻取部材50は、シフトケーブル14のインナーケーブルの端部に固定されたニップル(図示せず)が装着されるシフトケーブル装着部50aを備え、ほぼ円筒形状であり、インナーケーブルの巻取回転軸である第2軸X2で回転し、インナーケーブルを巻き取る。
ケーブル巻取部材50は、通常、第4戻しバネ54によって、ケーブル巻戻し方向に付勢されている。すなわち、第4戻しバネ54は、ケーブル巻取部材50をケーブル巻戻し方向に回転させるよう、第1回転方向への付勢力を加えるように構成、配置されている。ケーブル巻取部材50は、外周面上に配置された複数の駆動歯55と、内周壁上に配置された複数の係合歯56とをさらに備えている。
伝動部材52は、その先端部に係合用突起52aを備えている。伝動部材52は、第1操作レバー部37の溝に配置されたバネ52bによって、ケーブル巻取部材50の駆動歯55に抗するように付勢されている。したがって、第1操作レバー部37が第2軸X2回りに回動されると、その結果、ケーブル巻取部材50は、第4戻しバネ54のバネ力に抗して回転する。
第1支持軸40は、戻し爪58と位置決め爪59とを揺動自在に支持する爪支持本体57を、回転不能に支持している。戻し爪58を付勢するようにバネ60が設けられ、ケーブル巻取部材50の内周面上に形成されている制御溝61から離れる方向に位置決め爪59を付勢するように、別のバネ(図示せず)が設けられている。
第2操作レバー部38は、第2支持軸62によって、装着端部分37aに回動自在に接続される。第2操作レバー部38は、その近端から、装着端部分38aとは反対方向に突き出た制御用突起38cを備えている。制御用突起38cは、第1支持軸40上に支持された制御板51aと係合する。第2操作レバー部38の移動によって、制御板51aが回転され、それによってケーブル巻取部材50が解放されて、その結果、ケーブル巻取部材50が、第4戻しバネ54によって巻戻し方向に回転する。
第2操作レバー部38が横方向に振られた際に、戻し爪58を係合から外す方向へ移動し、位置決め爪59を係合位置へと移動するように、制御板51aは、各々戻し爪58及び位置決め爪59に係合する係合突起を備えている。制御板51aは、係合用突起52aに当接する第1カム面と、制御用突起38cに係合する第2カム面とをさらに備えている。制御板51aと、戻し爪58と、位置決め爪59とは、米国特許第5,241,878号(権利者は、本件出願人と同じ)に開示されている第4実施形態の対応する部材と同一方法で動作する。この構成によって、第1操作レバー部37の回動運動の方向とは垂直の方向の揺動運動によって、変速がなされる。
第2操作レバー部38は、装着端部分37aの後方面に定められた溝内に配置される。第2操作レバー部38の装着端部分38aは、操作を容易にするために、第1操作レバー部37の近くに配置されて、装着端部分37aに対して、ドロップハンドルバー13の方向へ突出している。第2操作レバー部38は、第2操作レバー部38の一側面が、装着端部分37aの溝の側面に接触する開始位置を有している。
図の実施形態による第1操作レバー部37では、ドロップハンドルバー13又はハウジング部材20の湾曲部分を手で握ったまま、第1操作レバー部37を制動位置にまで回動可能である。第1操作レバー部37は、第1軸X1を中心に回動する。第1操作レバー部37のこの回動によって、油圧発生部21のピストン31が押圧されてシリンダ30内に油圧が発生し、油圧によって制動装置が動作し、自転車が制動される。第1操作レバー部37は、速度段を例えば低速側にシフトダウンするために、第2軸X2を中心に回動し静止位置から横方向に揺動可能であり、レバーが解放されると、第4戻しバネ54のバネ力によって静止位置にまで戻される。第2操作レバー部38は、例えば変速段を高速側にシフトアップするために、静止位置から横方向に揺動可能であり、レバーが解放されると、戻し爪58を付勢するバネと、位置決め爪59を付勢するバネとのバネ力によって、静止位置にまで戻される。
伝動部材52が駆動歯55の1つケーブルに係合している状態で、第1操作レバー部37が横方向に揺動されると、伝動部材52がケーブル巻取部材50を駆動して、戻し爪58は係合歯56から離される。その結果、シフトケーブル14のインナーケーブルが引っ張られて、選択されたシフトアップ変速が達成される。第1操作レバー部37が解放されると、第1操作レバー部37は、第3戻しバネ45のバネ力によって開始位置にまで戻される。
第2操作レバー部38は、第1軸及び第2軸と異なる、第2軸X2と略平行な第3軸X3を中心に回動し、静止位置から横方向に揺動されると、制御板51aが制御用突起38cを介して駆動される。次に、制御板51aの係合突起が、位置決め爪59を制御溝61の方向へ押し、位置決め爪59の先端が制御溝61の1つにはめ込まれる。制御板51aの係合突起も、戻し爪58を係合歯56との係合から外す方向へ移動する。その結果、ケーブル巻取部材50は、位置決め爪59と、制御溝61との間のギャップ、すなわち、係合歯56の1ピッチ以下に対応する距離だけ戻される。第2操作レバー部38が戻るように解放されると、制御板51aが回転して、位置決め爪59が制御溝61との係合から外され、戻し爪58が隣接する係合歯56と係合するまで移動する。
第1操作レバー部37が変速のために揺動させられた際、第2操作レバー部38は、第1操作レバー部37に対して移動する代わりに、第1操作レバー部37と共に揺動する。これによって、第1操作レバー部37は、第2操作レバー部38に妨げられることなく揺動が可能となる。
前述の図の実施形態による第1操作レバー部37は、第1操作レバー部37の回動方向、すなわち制動回動軸Pの軸方向に垂直な方向へ揺動可能である。代わりに、第1操作レバー部37は、制動回動軸Pに対して傾斜方向へ揺動してもよい。制動時に変速を引き起こさない範囲にある限り、第1操作レバー部37が、第1操作レバー部37の回動とは異なる方向に揺動することで目的を達成してもよい。
ライダーがドロップハンドルバー13の湾曲部分の最下部位置をつかみながら、例えば、湾曲部分を握っている手の中指及び人指し指を延ばし、第1操作レバー部37に指を掛けて、第1操作レバー部37を制動位置、すなわち湾曲部分に向かう方向へ引き寄せることができる。このレバー操作によって、変速操作機構23は、ベース部材31と共に、第1軸X1の回りに回動する。第1操作レバー部37のこの回動運動によって、油圧が発生し自転車にプレーキが掛けられる。
<第2実施形態>
なお、以降の説明については、第1実施形態と異なる構成だけを説明するとともに、図面に符号を付し、その他の第1実施形態と同様な構成については、構成及び動作の説明、並びに図面への符号の付与は省略する。
第1実施形態では、油圧発生部21は、ピストン31をシリンダ30に対して、挿入する方向へ操作することによって、油圧を発生させる。一方、図6及び図7に示すように、第2実施形態の制御装置112の油圧発生部121は、ピストン131をシリンダ130に対して、引き出す方向へ操作することによって、油圧を発生させる。したがって、ロッド部132は、制動レバー部材122の第1操作レバー部137の第1軸X1回りに制動操作によって引っ張られる。ピストン131は、図6に示す第1位置にあるとき、シリンダ130の後壁に近接して配置される。第1操作レバー部137によって引っ張られた、図7に示す第2位置にあるとき、第2ポート130cが第1シール部材136aと第2シール部材136bの間に配置される。シリンダ130の第1ポート130bはシリンダ130の前部側壁に配置される。
支持部材135の第2ブラケット部139には、ロッド部132を引っ張るための溝141bが形成された湾曲面141aを有する引張部材141が設けられる。ロッド部132の先端には、ローラではなく、第2実施形態では、溝141bの両側の湾曲面141aに係合する、ロッド本体132aに直交する棒状の係合部132cが設けられる。
レバー軸126は、制動ケーブルによって制動操作する従来の制動装置と同様に第1ブラケット部124b及び第2ブラケット部139の下部に配置される。
このように構成された第2実施形態による制御装置112では、第1操作レバー部137を第1軸X1回りに操作すると、ロッド部132が引張部材141によって引っ張られる。これにより、ピストン131がシリンダ130に引き込み、油圧が発生し、制動装置18が自転車を制動する。ここでは、第1操作レバー部137の操作によってピストン131を引っ張ってシリンダ130から引き出すことによって油圧が発生するので、ピストン131と第1操作レバー部137との連結部分であるロッド部132に引っ張り力だけが作用する。このため、ロッド部132に座屈が生じなくなり、連結部分の剛性を低くできロッド部132の軽量化を図れる。
<他の実施形態>
以上、本考案の一実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(a)第1及び第2実施形態では、油圧によって動作可能な制動装置としてディスクブレーキ装置を例示したが、本考案により制御される制動装置は、ディスクブレーキ装置に限定されない。本考案は、油圧によって動作可能な全ての自転車用制動装置を制御する制御装置に適用できる。例えば、油圧によって動作するキャリパブレーキ、ドラムブレーキ等の制動装置を制御する自転車用制御装置にも本考案を適用できる。
(b)第1及び第2実施形態では、油圧を発生する油を貯留するリザーバを設けて、油の温度変化にかかわらず制動特性の変化を抑えるように構成したが、リザーバを有さない自転車用制御装置にも本考案を適用できる。
(c)第1及び第2実施形態では、油圧発生部21のシリンダ30及びリザーバ33を支持部材と別体で設けたが、本考案はこれに限定されない。例えば、図8に示すように、制御装置212において、油圧発生部221のシリンダ230及びリザーバ233を握持部分220bの内部に一体で形成してもよい。シリンダ230は、握持部分220bの握持部本体224の前部から筒状に凹んで形成され、蓋部材230dによって塞がれる。リザーバ233は、握持部分220bの握持部本体224の前部から筒状に凹んで形成され、シールキャップ233aによってシールされる。
(d)第1及び第2実施形態では、制御レバー部材22を、支持部材35と、第1操作レバー部37と、第2操作レバー部38とで構成したが、図9に示すように、制御装置312の制御レバー部材322を、支持部材335と、1本の第1操作レバー部337と、で構成してもよい。この場合、第1操作レバー部337の第2軸X2回りの一方向の揺動操作によって、巻取操作を行い、第1操作レバー部337の第2軸X2回りの他方向の揺動操作によって、巻取解除操作を行えばよい。
また、図10に示すように、制御装置412の制御レバー部材422の第2操作レバー438を巻取操作レバー438cと、解除操作レバー438dとの2つのレバーで構成してもよい。この場合、第1操作レバー部437は、第2軸X2回りには揺動せず、第1軸X1回りにのみ揺動し制動操作専用になる。
(e)第1及び第2実施形態では、第1操作レバー部37と油圧発生部21とに第1戻しバネ34と、第2戻しバネ42とをそれぞれ設けたが、一方だけに戻しバネを設けてもよい。また、制動装置側に戻しバネが設けられる場合、自転車用制御装置側に戻しバネを設けなくてもよい。
(f)第1及び第2実施形態では、支持部材35に設けられる押圧部材41(又は引張部材141)によってピストン31(又はピストン131)を移動させたが、本考案はこれに限定されない。たとえば、レバー軸に回動自在に設けられるカム部材と、支持部材とカム部材とを連結する連結部材と、を設け、カム部材によってロッド部を押圧又は引っ張ってもよい。この場合、油圧の発生タイミングを調整することができる。
(g)第1及び第2実施形態では、第2操作レバー部38は、第1軸及び第2軸と異なる、第2軸X2と略平行な第3軸X3を中心に回動し、静止位置から横方向に揺動されるように構成したが、本考案はこれに限定されない。図11に示すように、制御装置512において、制御レバー部材522の第1操作レバー部537と同軸の第2軸X2を中心に、第2操作レバー部538を支持部材35に連結させ、回動させることも可能である。
また、図12に示すように、制御装置612において、制御レバー部材622の第1操作レバー部637と同軸の第2軸X2を中心に、第2操作レバー部638の巻取操作レバー638cと、解除操作レバー部材638dと、を回動させることも可能である。
ここで使用されている「ほぼ」、「約」、「おおよそ」などの程度を表す用語は、最終結果が著しく変化しないような、妥当な量の変化を意味する修正用語である。これらの用語は、修正対象の用語の意味を否定しない場合は、±5%の偏差を含むものと解釈される。
ここでは、本発明の選択された実施形態を説明、図示しているが、本開示から本技術に精通するものには明らかであるが、請求項で定義された本発明の意図または範囲から離れることなく、様々な修正、変更を加えることができる。さらに、本発明による複数の実施形態の説明は、図示のみを目的とし、附随する請求項や同等の請求項による定義によって本発明を制限するものではない。
12,112,212,312,412,512,612 自転車制御装置
13 ドロップハンドルバー
15 リアディレイラ(変速装置の一例)
17 前輪
18 制動装置
19 フロントフォーク
20 ハウジング部材
20a 取付部分
20b,220b 握持部分
21,121,221 油圧発生部
22,122,322,422,522,622 制御レバー部材
23 変速操作機構
30,130,230 シリンダ
31,131 ピストン
32,132 ロッド部
33,233 リザーバ
34 第1戻しバネ(戻しバネの一例)
35,135,335 支持部材
37,137,337,437,537,637 第1操作レバー部
38,438,538,638 第2操作レバー部
X1 第1軸
X2 第2軸
X3 第3軸

Claims (18)

  1. 自転車のハンドルバーに装着可能であり、制動装置及び変速装置を制御可能な自転車用制御装置であって、
    前記ハンドルバーに取付可能な取付部分と、握持可能な握持部分と、を有するハウジング部材と、
    前記ハウジング部材の握持部分の内部に設けられるシリンダと、前記シリンダ内を移動可能なピストンを有し、前記制動装置を制御するための油圧発生部と、
    前記ハウジング部材に第1軸回り揺動可能に連結され、前記ピストンを操作するための第1操作レバー部を有する制御レバー部材と、
    前記制御レバー部材に装着され、前記変速装置に連結可能な制御ケーブルを制御するための変速操作機構と、
    を備える自転車用制御装置。
  2. 前記制御レバー部材は、前記ハウジング部材に前記第1軸回りに揺動可能に連結されている支持部材を有する、請求項1に記載の自転車用制御装置。
  3. 前記変速操作機構は、前記支持部材に支持され、前記第1軸とは異なる第2軸回りに制御ケーブルを巻き取るケーブル巻取部材を有する、請求項2に記載の自転車用制御装置。
  4. 前記制御レバー部材の前記第1操作レバー部は、前記支持部材に前記第2軸回りに揺動可能に連結され、前記ケーブル巻取部材を操作する、請求項3に記載の自転車用制御装置。
  5. 前記制御レバー部材は、前記支持部材に、前記第2軸回りに揺動可能に連結され、変速操作機構を操作する第2操作レバー部を有する、請求項2から4のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  6. 前記制御レバー部材は、前記支持部材に、前記第1軸及び前記第2軸とは異なる第3軸回りに揺動可能に連結され、変速操作機構を操作する第2操作レバー部を有する、請求項2から4のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  7. 前記制御レバー部材は、前記第1操作レバー部に、前記第1軸及び前記第2軸とは異なる第3軸回りに揺動可能に連結され、変速操作機構を操作する第2操作レバー部を有する、請求項2から4のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  8. 前記制御レバー部材の第2操作レバー部は、前記制御ケーブルの巻取制御操作を行う巻取操作レバーと、前記制御ケーブルの巻取解除制御操作を行う解除操作レバーと、を含む、請求項5から7のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  9. 前記制御レバー部材の第1操作レバー部は、前記制御ケーブルの巻取制御操作を行う巻取操作レバーであり、前記第2操作レバー部は、前記制御ケーブルの巻取解除制御操作を行う解除操作レバーである、請求項5から7のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  10. 前記第1軸と前記第2軸とは並行ではない、請求項3から9のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  11. 前記自転車用制御装置が自転車に装着されたとき、
    前記第1軸は、自転車の進行方向に対して略垂直方向であり、
    前記第2軸は、自転車の進行方向に対して略平行方向である、
    請求項10に記載の自転車用制御装置。
  12. 前記油圧発生部は、前記ピストンを前記シリンダに対して、挿入する方向へ操作することによって、油圧を発生させる、請求項1から11のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  13. 前記油圧発生部は、前記ピストンを前記シリンダに対して、引き出す方向へ操作することによって、油圧を発生させる、請求項1から11のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  14. 前記油圧発生部は、前記ピストンに連結され、前記第1操作レバー部によって操作されるロッド部を有する、請求項1から13のいずれかに記載の自転車用制御装置。
  15. 前記油圧発生部は、前記シリンダに連結され、前記油圧を発生する油を貯留可能なリザーバをさらに有する、請求項1から14のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  16. 前記油圧発生部は、前記シリンダ内に設けられ、前記第1操作レバー部による油圧発生操作と逆の方向に前記ピストンを付勢する戻しバネをさらに有する、請求項1から15のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  17. 前記シリンダは、前記ハウジング部材内に設けられる、請求項1から16のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
  18. 前記シリンダは、前記ハウジング部材に一体で設けられる、請求項1から17のいずれか1項に記載の自転車用制御装置。
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