JP3181556U - 清掃用スプレー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特別な駆動装置が不要で手動により洗浄液を強力に噴射することができ、狭い隙間の汚れも容易に落とすことができる清掃用スプレー装置を提供する。
【解決手段】ピストンロッド14に装着されたフロントグリップ35とシリンダチューブ3に装着されたリヤグリップ12とを互いに引き離す方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる引動操作時には、シリンダチューブ3内における先端側液室の洗浄液をピストンからピストンロッド14へと流す。また、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに近づける方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる押動操作時には、シリンダチューブ3内における基端側液室の洗浄液をピストンからピストンロッド14へと流すように構成し、ピストンロッド14から送られてくる洗浄液を噴霧するブラシ付きノズル47を備えるものとする。
【選択図】図1
【解決手段】ピストンロッド14に装着されたフロントグリップ35とシリンダチューブ3に装着されたリヤグリップ12とを互いに引き離す方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる引動操作時には、シリンダチューブ3内における先端側液室の洗浄液をピストンからピストンロッド14へと流す。また、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに近づける方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる押動操作時には、シリンダチューブ3内における基端側液室の洗浄液をピストンからピストンロッド14へと流すように構成し、ピストンロッド14から送られてくる洗浄液を噴霧するブラシ付きノズル47を備えるものとする。
【選択図】図1
Description
本考案は、例えばサッシの溝部や自動車ホイールの凹凸部、タイルの目地部など手指の届かない奥深い所や凹凸のある所に対し、水そのものあるいは洗浄、除菌、消臭等の効果のある液剤を含有する水(以下、これらを総称して「洗浄液」という。)を噴射する清掃用スプレー装置に関するものである。
従来、例えばペットボトル等の液体容器の開口部にスプレーガンを取り付け、このスプレーガンの引き金を引くと、スプレーガンに内蔵された小型のポンプが作動して液体容器内から吸い上げた洗浄液をノズルから噴射するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この特許文献1のものでは、引き金を手指で操作する力で内蔵する小型のポンプを作動させて噴射力を得る構成であるため、噴射力が弱く、例えばサッシの清掃等で、狭い隙間に強力に洗浄液を噴射しなければならないような用途には適さないという問題点がある。
そこで、電磁石による電磁吸引力とスプリングによる弾発力との作用により往復運動されるピストンで洗浄液を強力に押し出してノズルから噴射するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記の特許文献2のものでは、電磁石を主体とする特別な駆動装置が必要であるため、装置が大がかりになり、手軽に使用することができないという問題点がある。
本考案は、前述のような問題点に鑑みてなされたもので、特別な駆動装置が不要で手動により洗浄液を強力に噴射することができ、狭い隙間の汚れも容易に落とすことができる清掃用スプレー装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本考案による清掃用スプレー装置は、
基端側が洗浄液の吸入口と繋がり先端側が開口されたシリンダチューブと、
前記シリンダチューブに装着され、人の手で把持可能なリヤグリップと、
前記シリンダチューブの内部にそのシリンダチューブの軸線に沿って往復運動可能に嵌め込まれる中空状のピストンと、
前記シリンダチューブの先端側に配されて前記ピストンの中空部と連通状態で接合され、前記ピストンと共にそのシリンダチューブの軸線に沿って往復運動可能な中空状のピストンロッドと、
前記シリンダチューブと前記ピストンロッドとの間を密封する液密シールと、
前記ピストンロッドに装着され、人の手で把持可能なフロントグリップと、
前記フロントグリップとリヤグリップとを互いに引き離す方向にそれらグリップを相対移動させる引動操作時に、前記シリンダチューブ内の先端側液室の洗浄液を前記ピストンからピストンロッドの先端に向かって流す流路と、前記フロントグリップとリヤグリップとを互いに近づける方向にそれらグリップを相対移動させる押動操作時に、前記シリンダチューブ内の基端側液室の洗浄液を前記ピストンからピストンロッドの先端に向かって流す流路とを切り換える流路切換機構と、
前記ピストンロッドの先端に向かって送られてくる洗浄液を噴霧するブラシ付きノズルと、
を備えることを特徴とするものである(第1考案)。
基端側が洗浄液の吸入口と繋がり先端側が開口されたシリンダチューブと、
前記シリンダチューブに装着され、人の手で把持可能なリヤグリップと、
前記シリンダチューブの内部にそのシリンダチューブの軸線に沿って往復運動可能に嵌め込まれる中空状のピストンと、
前記シリンダチューブの先端側に配されて前記ピストンの中空部と連通状態で接合され、前記ピストンと共にそのシリンダチューブの軸線に沿って往復運動可能な中空状のピストンロッドと、
前記シリンダチューブと前記ピストンロッドとの間を密封する液密シールと、
前記ピストンロッドに装着され、人の手で把持可能なフロントグリップと、
前記フロントグリップとリヤグリップとを互いに引き離す方向にそれらグリップを相対移動させる引動操作時に、前記シリンダチューブ内の先端側液室の洗浄液を前記ピストンからピストンロッドの先端に向かって流す流路と、前記フロントグリップとリヤグリップとを互いに近づける方向にそれらグリップを相対移動させる押動操作時に、前記シリンダチューブ内の基端側液室の洗浄液を前記ピストンからピストンロッドの先端に向かって流す流路とを切り換える流路切換機構と、
前記ピストンロッドの先端に向かって送られてくる洗浄液を噴霧するブラシ付きノズルと、
を備えることを特徴とするものである(第1考案)。
本考案において、前記ピストンロッドと前記ブラシ付きノズルとがそのピストンロッドと入れ子構造を呈する中空状の延長パイプで接続されるのが好ましい(第2考案)。
本考案において、前記延長パイプに対し前記ブラシ付きノズルが着脱可能に装着されるのが好ましい(第3考案)。
本考案においては、フロントグリップとリヤグリップとを互いに引き離す方向にそれらグリップを相対移動させる引動操作時に、シリンダチューブにおける先端側液室の洗浄液がピストンからピストンロッドを介してブラシ付きノズルから噴射される。これとは逆に、フロントグリップとリヤグリップとを互いに近づける方向にそれらグリップを相対移動させる押動操作時には、シリンダチューブにおける基端側液室の洗浄液がピストンからピストンロッドを介してブラシ付きノズルから噴射される。つまり、これら押動操作および引動操作のいずれの操作でも、複動式シリンダ部からブラシ付きノズルを介して洗浄液が噴射され、洗浄液が連続噴射される。
また、リヤグリップとフロントグリップとを両手で握って両腕で押し引き操作する力で複動式シリンダ部を作動させて噴射力を得る構成であるため、特別な駆動装置が不要であり、しかも手指の操作力で噴射力を得る従来のものよりも洗浄液を強力に噴射することができる。
また、ブラシ付きノズルから洗浄液が噴射されるので、例えばサッシの清掃等において、狭い隙間に強力に洗浄液を噴射しながら、ノズルに付設のブラシでその隙間の汚れを掻き出すことができ、狭い隙間の汚れも容易に落とすことができる。
また、リヤグリップとフロントグリップとを両手で握って両腕で押し引き操作する力で複動式シリンダ部を作動させて噴射力を得る構成であるため、特別な駆動装置が不要であり、しかも手指の操作力で噴射力を得る従来のものよりも洗浄液を強力に噴射することができる。
また、ブラシ付きノズルから洗浄液が噴射されるので、例えばサッシの清掃等において、狭い隙間に強力に洗浄液を噴射しながら、ノズルに付設のブラシでその隙間の汚れを掻き出すことができ、狭い隙間の汚れも容易に落とすことができる。
第2考案の構成を採用することにより、ブラシ付きノズルから噴射される洗浄液をより遠くまで届かせることができる。
第3考案の構成を採用することにより、ブラシ付きノズルのブラシ部分が磨耗して汚れ掻き出し機能が衰えたとしても、ブラシ付きノズルそれ自体を交換することで、速やかに汚れ掻き出し機能の回復を図ることができる。
次に、本考案による清掃用スプレー装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
<清掃用スプレー装置の概略説明>
図1(a)(b)に示される清掃用スプレー装置1は、複動式シリンダ部2を両腕で押し引きして伸縮させることで洗浄液を噴射する形式のスプレー装置であり、その複動式シリンダ部2の本体部分を構成するシリンダチューブ3を備えている。
図1(a)(b)に示される清掃用スプレー装置1は、複動式シリンダ部2を両腕で押し引きして伸縮させることで洗浄液を噴射する形式のスプレー装置であり、その複動式シリンダ部2の本体部分を構成するシリンダチューブ3を備えている。
<シリンダチューブの説明>
図2(a)に示されるように、シリンダチューブ3は、先端側と基端側の両方に開口され、これら開口部の間に、後述するピストン13が嵌め込み可能な中空部3aを有している。
シリンダチューブ3の基端部には、ボール弁4が組み付けられている。
ボール弁4は、シリンダチューブ3の基端部に液密に螺着されるボール弁本体4aを備え、このボール弁本体4aの内部に弁玉5が組み込まれて構成されている。
ボール弁本体4aは、洗浄液を外部から吸入するための吸入口6と、この吸入口6から吸入された洗浄液をシリンダチューブ3の内部に向けて吐出するための吐出口7とを有している。このボール弁本体4aにおいて、それら吸入口6と吐出口7との間には、弁玉5が収容される弁玉収容部8が設けられている。
ボール弁本体4aにおける吸入口6には、吸込管9が液密に螺着されている。この吸込管9の基端部には、弁玉5が座る弁座部9aが形成されている。また、この吸込管9の先端部には、ホース10を介して防塵網付きの吸水重錘11(図1(a)(b)参照)が接続される。
図2(a)に示されるように、シリンダチューブ3は、先端側と基端側の両方に開口され、これら開口部の間に、後述するピストン13が嵌め込み可能な中空部3aを有している。
シリンダチューブ3の基端部には、ボール弁4が組み付けられている。
ボール弁4は、シリンダチューブ3の基端部に液密に螺着されるボール弁本体4aを備え、このボール弁本体4aの内部に弁玉5が組み込まれて構成されている。
ボール弁本体4aは、洗浄液を外部から吸入するための吸入口6と、この吸入口6から吸入された洗浄液をシリンダチューブ3の内部に向けて吐出するための吐出口7とを有している。このボール弁本体4aにおいて、それら吸入口6と吐出口7との間には、弁玉5が収容される弁玉収容部8が設けられている。
ボール弁本体4aにおける吸入口6には、吸込管9が液密に螺着されている。この吸込管9の基端部には、弁玉5が座る弁座部9aが形成されている。また、この吸込管9の先端部には、ホース10を介して防塵網付きの吸水重錘11(図1(a)(b)参照)が接続される。
<リヤグリップの説明>
シリンダチューブ3には、その基端部と中間部との間における外周面にリヤグリップ12が装着されている。このリヤグリップ12は、人の手で把持するのに丁度良い大きさの樹脂成形品で、滑り止め効果のある蛇腹形状とされている。
シリンダチューブ3には、その基端部と中間部との間における外周面にリヤグリップ12が装着されている。このリヤグリップ12は、人の手で把持するのに丁度良い大きさの樹脂成形品で、滑り止め効果のある蛇腹形状とされている。
<ピストン、ピストンロッドの説明>
図2(b)に示されるように、シリンダチューブ3の内部には、そのシリンダチューブ3の軸線に沿って往復運動可能に中空状のピストン13が嵌め込まれている。このピストン13には、シリンダチューブ3の先端側でそのシリンダチューブ3と同軸心上に配される中空状のピストンロッド14が筒状継手15を介して接続されている。これらピストン13およびピストンロッド14は、筒状継手15を介して一体となって共にシリンダチューブ3の軸線に沿って往復運動可能にシリンダチューブ3内に挿入されている。
図2(b)に示されるように、シリンダチューブ3の内部には、そのシリンダチューブ3の軸線に沿って往復運動可能に中空状のピストン13が嵌め込まれている。このピストン13には、シリンダチューブ3の先端側でそのシリンダチューブ3と同軸心上に配される中空状のピストンロッド14が筒状継手15を介して接続されている。これらピストン13およびピストンロッド14は、筒状継手15を介して一体となって共にシリンダチューブ3の軸線に沿って往復運動可能にシリンダチューブ3内に挿入されている。
ピストン13においては、その軸心に沿って先端から基端に亘って中空部16が形成されている。この中空部16において、その先端部分には、筒状継手15が螺合される雌螺子17が設けられ、その基端部分には、洗浄液を吸入するための吸入孔18が設けられ、これら雌螺子17と吸入孔18との間には、弁玉19が収容される弁玉収容部20が形成されている。また、このピストン13の吸入孔18の周縁には、弁玉収容部20に収容される弁玉19が座る弁座部18aが形成されている。
ピストン13の基端部における外周面には、軸線方向に所定隙間を存して配される鍔部によって形成されるOリング溝21が設けられ、このOリング溝21に、シリンダチューブ3の内周面に摺接するOリング22が嵌め込まれている。
ピストン13の基端部における外周面には、軸線方向に所定隙間を存して配される鍔部によって形成されるOリング溝21が設けられ、このOリング溝21に、シリンダチューブ3の内周面に摺接するOリング22が嵌め込まれている。
筒状継手15において、その軸心部分には、先端から基端に亘って貫通する洗浄液流通孔23が穿設されている。この筒状継手15の先端部分における外周面には、洗浄液流通孔23に繋がる連通孔24が形成され、この連通孔24に対応する連通孔25がピストンロッド14の基端部に穿設されている。
また、筒状継手15の基端部分には、ピストン13の雌螺子17に対応する雄螺子26が設けられるとともに、径方向の全幅に亘って切り込まれたスリット27が設けられている。
また、筒状継手15の基端部分には、ピストン13の雌螺子17に対応する雄螺子26が設けられるとともに、径方向の全幅に亘って切り込まれたスリット27が設けられている。
ピストンロッド14の基端部には、互いの連通孔24,25の位置を合わせた状態で筒状継手15の先端部分が嵌め込まれ、ピストン13とピストンロッド14との境界近傍におけるピストンロッド14と筒状継手15との重合部分がかしめられることによってそれらピストンロッド14と筒状継手15とが互いに固定され、ピストン13の弁玉収容部20に弁玉19を組み込んだ状態で該ピストン13を筒状継手15の雄螺子26にねじ込み締結することにより、ボール弁機能を備えたピストンロッドアッセンブリが構成される。
<液密シールの説明>
シリンダチューブ3とピストンロッド14との間には、両者間を密封する液密シール30が組み込まれている。
この液密シール30は、ピストンロッド14の外周面に嵌められるシール筒31を備えている。
シール筒31は、先端側の大径部31aと、この大径部31aと同軸心で一体的に基端側に設けられる小径部31bとからなり、大径部31aは、シリンダチューブ3の先端面と当接可能な径寸法とされ、小径部31bは、シリンダチューブ3の先端部内部に嵌合可能な径寸法とされている。
シール筒31の大径部31aの先端部内周縁には、環状溝が形成され、この環状溝には、ピストンロッド14の外周面に装着されるOリング32が嵌め込まれている。
シール筒31の大径部31aと小径部31bとの境界部分には、Oリング33が装着されている。
シリンダチューブ3とピストンロッド14との間には、両者間を密封する液密シール30が組み込まれている。
この液密シール30は、ピストンロッド14の外周面に嵌められるシール筒31を備えている。
シール筒31は、先端側の大径部31aと、この大径部31aと同軸心で一体的に基端側に設けられる小径部31bとからなり、大径部31aは、シリンダチューブ3の先端面と当接可能な径寸法とされ、小径部31bは、シリンダチューブ3の先端部内部に嵌合可能な径寸法とされている。
シール筒31の大径部31aの先端部内周縁には、環状溝が形成され、この環状溝には、ピストンロッド14の外周面に装着されるOリング32が嵌め込まれている。
シール筒31の大径部31aと小径部31bとの境界部分には、Oリング33が装着されている。
ピストンロッド14には、シール筒31の先端側に位置するようにシリンダキャップ34が装着されている。そして、シール筒31の小径部31bをシリンダチューブ3の先端部内部に嵌め込み、大径部31aをOリング33を介してシリンダチューブ3の先端面に当接させた状態で、シリンダキャップ34をシリンダチューブ3の先端部に螺着することにより、シール筒31とOリング32,33とよりなる液密シール30がシリンダチューブ3に対し位置決め・固定され、この液密シール30によってシリンダチューブ3とピストンロッド14との間が密封されるようになっている。
<フロントグリップの説明>
図1(a)(b)に示されるように、ピストンロッド14には、その中間部と先端部との間における外周面にフロントグリップ35が装着されている。このフロントグリップ35は、リヤグリップ12と同様に、人の手で把持するのに丁度良い大きさの樹脂成形品で、滑り止め効果のある蛇腹形状とされている。
このフロントグリップ35とシリンダキャップ34との間には、ピストンロッド14の外周面に装着されるOリング36が介在されている。このOリング36は、後述する押動操作時に、フロントグリップ35がシリンダキャップ34に衝突する際の衝撃を緩和する役目をする。
図1(a)(b)に示されるように、ピストンロッド14には、その中間部と先端部との間における外周面にフロントグリップ35が装着されている。このフロントグリップ35は、リヤグリップ12と同様に、人の手で把持するのに丁度良い大きさの樹脂成形品で、滑り止め効果のある蛇腹形状とされている。
このフロントグリップ35とシリンダキャップ34との間には、ピストンロッド14の外周面に装着されるOリング36が介在されている。このOリング36は、後述する押動操作時に、フロントグリップ35がシリンダキャップ34に衝突する際の衝撃を緩和する役目をする。
<流路切換機構の説明>
図2(a)(c)に示されるように、シリンダチューブ3においては、ピストン13とボール弁4との間に基端側液室37が区画形成されるとともに、ピストン13と液密シール30とピストンロッド14との間に先端側液室38が区画形成されている。
図1(a)に示されるように、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに引き離す方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる引動操作時においては、図2(a)に示されるように、基端側液室37内の圧力が低くなるため、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aから引き離される一方、先端側液室38内の圧力が高くなるため、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aに押し当てられる(図2(b)参照)。これにより、基端側液室37内に吸込管口9からの洗浄液が流れ込む一方、図2(b)に示されるように、先端側液室38内の洗浄液がピストンロッド14の連通孔25、筒状継手15の連通孔24および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れる。
図1(b)に示されるように、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに近づける方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる押動操作時においては、図2(c)に示されるように、基端側液室37内の圧力が高くなるため、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aに押し当てられる一方、先端側液室38内の圧力が低くなるため、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aから引き離される(図2(d)参照)。これにより、図2(d)に示されるように、基端側液室37内の洗浄液の一部がピストン13の吸入孔18から筒状継手15のスリット27および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れる一方、同洗浄液の残部がピストン13の吸入孔18から筒状継手15のスリット27、洗浄液流通孔23、筒状継手15の連通孔24およびピストンロッド14の連通孔25を介して先端側液室38内へと流れ込む。
図2(a)(c)に示されるように、シリンダチューブ3においては、ピストン13とボール弁4との間に基端側液室37が区画形成されるとともに、ピストン13と液密シール30とピストンロッド14との間に先端側液室38が区画形成されている。
図1(a)に示されるように、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに引き離す方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる引動操作時においては、図2(a)に示されるように、基端側液室37内の圧力が低くなるため、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aから引き離される一方、先端側液室38内の圧力が高くなるため、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aに押し当てられる(図2(b)参照)。これにより、基端側液室37内に吸込管口9からの洗浄液が流れ込む一方、図2(b)に示されるように、先端側液室38内の洗浄液がピストンロッド14の連通孔25、筒状継手15の連通孔24および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れる。
図1(b)に示されるように、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに近づける方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる押動操作時においては、図2(c)に示されるように、基端側液室37内の圧力が高くなるため、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aに押し当てられる一方、先端側液室38内の圧力が低くなるため、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aから引き離される(図2(d)参照)。これにより、図2(d)に示されるように、基端側液室37内の洗浄液の一部がピストン13の吸入孔18から筒状継手15のスリット27および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れる一方、同洗浄液の残部がピストン13の吸入孔18から筒状継手15のスリット27、洗浄液流通孔23、筒状継手15の連通孔24およびピストンロッド14の連通孔25を介して先端側液室38内へと流れ込む。
こうして、吸込管9の管路を引動操作時(図2(a)参照)に開き押動操作時(同図(c)参照)に閉じる弁玉5と、ピストン13の吸込孔18を引動操作時(同図(a)参照)に閉じ押動操作時(同図(c)参照)に開く弁玉19とにより、引動操作時(同図(a)参照)に先端側液室38内の洗浄液をピストン13からピストンロッド14の先端に向かって流す流路と、押動操作時(同図(c)参照)に基端側液室37内の洗浄液をピストン13からピストンロッド14の先端に向かって流す流路とを切り換える流路切換機構が構成される。
<延長パイプの説明>
図1(c)に示されるように、ピストンロッド14の内部には、そのピストンロッド14と入れ子構造を呈する中空状の延長パイプ40が抜き差し方向に移動可能に挿入されている。
ピストンロッド14の先端部には、該先端部を周方向に4分割するように4つのスリット41(図1(c)では1つのみ表わす。)が設けられることで4つのチャック爪42(図1(c)では2つのみ表わす。)が形成されている。これらチャック爪42と係合する締付キャップ43がピストンロッド14に螺着されており、この締付キャップ43を締め込むと、4つのチャック爪42が径方向内向きに移動され、これらチャック爪42によって延長パイプ40が締め付けられて、ピストンロッド14に対する延長パイプ40の位置が固定されるようになっている。
図1(c)に示されるように、ピストンロッド14の内部には、そのピストンロッド14と入れ子構造を呈する中空状の延長パイプ40が抜き差し方向に移動可能に挿入されている。
ピストンロッド14の先端部には、該先端部を周方向に4分割するように4つのスリット41(図1(c)では1つのみ表わす。)が設けられることで4つのチャック爪42(図1(c)では2つのみ表わす。)が形成されている。これらチャック爪42と係合する締付キャップ43がピストンロッド14に螺着されており、この締付キャップ43を締め込むと、4つのチャック爪42が径方向内向きに移動され、これらチャック爪42によって延長パイプ40が締め付けられて、ピストンロッド14に対する延長パイプ40の位置が固定されるようになっている。
<ストレート噴出ノズルの説明>
延長パイプ40の先端部には、ストレート噴出ノズル44が固着されている。このストレート噴出ノズル44の先端面の中心には、ノズル孔45が設けられており、ピストンロッド14から延長パイプ40を介して送られてくる洗浄液をそのノズル孔45を通して軸線方向に直線状に噴出することができるようになっている。
ストレート噴出ノズル44の先端部には、軸線方向に所定隙間を存して配される鍔部によって形成されるOリング溝にOリング46が嵌め込まれている。
延長パイプ40の先端部には、ストレート噴出ノズル44が固着されている。このストレート噴出ノズル44の先端面の中心には、ノズル孔45が設けられており、ピストンロッド14から延長パイプ40を介して送られてくる洗浄液をそのノズル孔45を通して軸線方向に直線状に噴出することができるようになっている。
ストレート噴出ノズル44の先端部には、軸線方向に所定隙間を存して配される鍔部によって形成されるOリング溝にOリング46が嵌め込まれている。
<ブラシ付きノズルの説明>
ストレート噴出ノズル44には、ブラシ付きノズル47が着脱可能に螺着されている。このブラシ付きノズル47は、ノズル48とブラシ49とから構成されている。
ストレート噴出ノズル44に対してノズル48を締め込んでいくと、ストレート噴出ノズル44に装着されたOリング46にノズル48の内周面が当接されて、ストレート噴出ノズル44とノズル48とがそのOリング46によって密封されるようになっている。
ノズル48の先端面には、ストレート噴出ノズル44のノズル孔45に対応させてノズル孔50が設けられており、ストレート噴出ノズル44からの洗浄液をそのノズル孔50を通して軸線方向に直線状に噴出することができるようになっている。
ブラシ49は、洗浄液の噴射方向に延びて密集状態でノズル48の先端面の外周部に植設される所定本数の合成樹脂製あるいは金属製の毛を一単位のブラシユニット51として、複数のブラシユニット51がノズル孔50を中心として周方向に所定ピッチで配置されてなるものである。このブラシ49の毛先は、図1(c)において、上側が長く下側が短くなるように斜めにカットされた形状とされている。通常、ブラシ49で掻き取った汚れを下側に落とすようにするため、図1(c)に示されるように、ブラシ49の毛の長い方を上側に、毛の短い方を下側に向けて汚れの掻き取り作業を行うが、ブラシ49の毛先の向きを変えたいときには、ピストンロッド14をその軸線回りに回すことにより、ブラシ49の毛の長い方を下側に、毛の短い方を上側に向けたり、ブラシ49の毛の長い方を右側に、毛の短い方を左側に向けたり、ブラシ49の毛の長い方を左側に、毛の短い方を右側に向けたりといった具合に、ブラシ49の毛先の向きを自由に変えることができる。
ストレート噴出ノズル44には、ブラシ付きノズル47が着脱可能に螺着されている。このブラシ付きノズル47は、ノズル48とブラシ49とから構成されている。
ストレート噴出ノズル44に対してノズル48を締め込んでいくと、ストレート噴出ノズル44に装着されたOリング46にノズル48の内周面が当接されて、ストレート噴出ノズル44とノズル48とがそのOリング46によって密封されるようになっている。
ノズル48の先端面には、ストレート噴出ノズル44のノズル孔45に対応させてノズル孔50が設けられており、ストレート噴出ノズル44からの洗浄液をそのノズル孔50を通して軸線方向に直線状に噴出することができるようになっている。
ブラシ49は、洗浄液の噴射方向に延びて密集状態でノズル48の先端面の外周部に植設される所定本数の合成樹脂製あるいは金属製の毛を一単位のブラシユニット51として、複数のブラシユニット51がノズル孔50を中心として周方向に所定ピッチで配置されてなるものである。このブラシ49の毛先は、図1(c)において、上側が長く下側が短くなるように斜めにカットされた形状とされている。通常、ブラシ49で掻き取った汚れを下側に落とすようにするため、図1(c)に示されるように、ブラシ49の毛の長い方を上側に、毛の短い方を下側に向けて汚れの掻き取り作業を行うが、ブラシ49の毛先の向きを変えたいときには、ピストンロッド14をその軸線回りに回すことにより、ブラシ49の毛の長い方を下側に、毛の短い方を上側に向けたり、ブラシ49の毛の長い方を右側に、毛の短い方を左側に向けたり、ブラシ49の毛の長い方を左側に、毛の短い方を右側に向けたりといった具合に、ブラシ49の毛先の向きを自由に変えることができる。
<清掃用スプレー装置による洗浄動作の説明>
以上に述べたように構成される清掃用スプレー装置1を使用するにあたっては、図1(a)(b)に示されるように、吸込管9と吸水重錘11とをホース10で繋ぎ、吸水重錘11を、洗浄液が貯められている図示されないバケツ等の容器に入れる。そして、ブラシ付きノズル47を、例えばサッシの溝の汚れている所に向けて構え、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに引き離す方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる引動操作と、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに近づける方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる押動操作とを繰り返し実施する。
以上に述べたように構成される清掃用スプレー装置1を使用するにあたっては、図1(a)(b)に示されるように、吸込管9と吸水重錘11とをホース10で繋ぎ、吸水重錘11を、洗浄液が貯められている図示されないバケツ等の容器に入れる。そして、ブラシ付きノズル47を、例えばサッシの溝の汚れている所に向けて構え、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに引き離す方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる引動操作と、フロントグリップ35とリヤグリップ12とを互いに近づける方向にそれらグリップ12,35を相対移動させる押動操作とを繰り返し実施する。
引動操作時においては、図2(a)(b)に示されるように、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aから引き離される一方、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aに押し当てられ、基端側液室37内に吸込管9からの洗浄液が流れ込む一方、先端側液室38内の洗浄液がピストンロッド14の連通孔25、筒状継手15の連通孔24および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れ、ピストンロッド14からの洗浄液が延長パイプ40およびストレート噴出ノズル44を介してブラシ付きノズル47から噴射される。
押動操作時においては、図2(c)(d)に示されるように、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aに押し当てられる一方、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aから引き離され、基端側液室37内の洗浄液の一部がピストン13の吸入孔18から筒状継手15のスリット27および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れ、ピストンロッド14からの洗浄液が延長パイプ40およびストレート噴出ノズル44を介してブラシ付きノズル47から噴射される。
つまり、これら押動操作および引動操作のいずれの操作でも、複動式シリンダ部2からブラシ付きノズル47を介して洗浄液が噴射され、洗浄液が連続噴射される。
押動操作時においては、図2(c)(d)に示されるように、ボール弁4内の弁玉5が吸込管9の弁座部9aに押し当てられる一方、ピストン13内の弁玉19がピストン13の弁座部18aから引き離され、基端側液室37内の洗浄液の一部がピストン13の吸入孔18から筒状継手15のスリット27および洗浄液流通孔23を介してピストンロッド14の先端に向かって流れ、ピストンロッド14からの洗浄液が延長パイプ40およびストレート噴出ノズル44を介してブラシ付きノズル47から噴射される。
つまり、これら押動操作および引動操作のいずれの操作でも、複動式シリンダ部2からブラシ付きノズル47を介して洗浄液が噴射され、洗浄液が連続噴射される。
<作用効果の説明>
本実施形態の清掃用スプレー装置1によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)リヤグリップ12とフロントグリップ35とを両手で握って両腕で押し引き操作する力で複動式シリンダ部2を作動させて噴射力を得る構成であるため、特別な駆動装置が不要であり、しかも手指の操作力で噴射力を得る従来のものよりも洗浄液を強力に噴射することができる。
(2)洗浄液がブラシ付きノズル47から噴射されるので、例えばサッシの清掃等において、狭い隙間に強力に洗浄液を噴射しながら、ノズル48に付設のブラシ49でその隙間の汚れを掻き出すことができるので、狭い隙間の汚れも容易に落とすことができる。
(3)ピストンロッド14とブラシ付きノズル47とがそのピストンロッド14と入れ子構造を呈する延長パイプ40で接続されるので、ブラシ付きノズル47から噴射される洗浄液をより遠くまで届かせることができる。
(4)延長パイプ40に固着されたストレート噴出ノズル44に対しブラシ付きノズル47が着脱可能に装着されるので、ブラシ付きノズル47のブラシ部分49が磨耗して汚れ掻き出し機能が衰えたとしても、ブラシ付きノズル47それ自体を交換することで、速やかに汚れ掻き出し機能の回復を図ることができる。
本実施形態の清掃用スプレー装置1によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)リヤグリップ12とフロントグリップ35とを両手で握って両腕で押し引き操作する力で複動式シリンダ部2を作動させて噴射力を得る構成であるため、特別な駆動装置が不要であり、しかも手指の操作力で噴射力を得る従来のものよりも洗浄液を強力に噴射することができる。
(2)洗浄液がブラシ付きノズル47から噴射されるので、例えばサッシの清掃等において、狭い隙間に強力に洗浄液を噴射しながら、ノズル48に付設のブラシ49でその隙間の汚れを掻き出すことができるので、狭い隙間の汚れも容易に落とすことができる。
(3)ピストンロッド14とブラシ付きノズル47とがそのピストンロッド14と入れ子構造を呈する延長パイプ40で接続されるので、ブラシ付きノズル47から噴射される洗浄液をより遠くまで届かせることができる。
(4)延長パイプ40に固着されたストレート噴出ノズル44に対しブラシ付きノズル47が着脱可能に装着されるので、ブラシ付きノズル47のブラシ部分49が磨耗して汚れ掻き出し機能が衰えたとしても、ブラシ付きノズル47それ自体を交換することで、速やかに汚れ掻き出し機能の回復を図ることができる。
以上、本考案の清掃用スプレー装置について、一実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、図1(c)に示されるように、ストレート噴出ノズル44に分流器52を着脱可能に螺着し、この分流器52にブラシ付きノズル47を着脱可能に螺着する態様もあり得る。
分流器52は、ストレート噴出ノズル44から送られてくる洗浄液を分流孔53から径方向外向きに二分するものである。
分流器52の先端面外周部には、一対の斜行切欠き54,54が径方向の対称位置に配設され、これら斜行切欠き54,54によって洗浄液の噴霧角を拡げることができるようになっている。
分流器52の軸線方向中間部には、軸線方向に所定隙間を存して配される鍔部によって形成されるOリング溝にOリング55が嵌め込まれている。
ノズル48の先端部は、先細り形状とされており、分流器52に対してノズル48を締め込んでいくと、分流器52に装着されたOリング55にその先細り部分の内周面が当接されて、分流器52とノズル48とがそのOリング55によって密封されるようになっている。
分流器52に対するノズル48の締め込み量を調整することにより、噴霧角を広げたり狭めたりすることができ、ミストとストレートの噴霧パターンを容易に切り換えることができる。
分流器52は、ストレート噴出ノズル44から送られてくる洗浄液を分流孔53から径方向外向きに二分するものである。
分流器52の先端面外周部には、一対の斜行切欠き54,54が径方向の対称位置に配設され、これら斜行切欠き54,54によって洗浄液の噴霧角を拡げることができるようになっている。
分流器52の軸線方向中間部には、軸線方向に所定隙間を存して配される鍔部によって形成されるOリング溝にOリング55が嵌め込まれている。
ノズル48の先端部は、先細り形状とされており、分流器52に対してノズル48を締め込んでいくと、分流器52に装着されたOリング55にその先細り部分の内周面が当接されて、分流器52とノズル48とがそのOリング55によって密封されるようになっている。
分流器52に対するノズル48の締め込み量を調整することにより、噴霧角を広げたり狭めたりすることができ、ミストとストレートの噴霧パターンを容易に切り換えることができる。
また、ブラシ付きノズル47において、毛先が斜めにカットされた形状のブラシ49に代えて、図1(d)に示されるような、毛の長さが揃って毛先がフラットな形状のブラシ49´を用いても良い。
本考案の清掃用スプレー装置は、両腕で押し引き操作する力で複動式シリンダ部を作動させてブラシ付きノズルから洗浄液を強力に連続噴射可能であるというという特性を有していることから、家庭等において、例えばサッシの溝部や自動車ホイールの凹凸部、タイルの目地部など手指の届かない奥深い所や凹凸のある所の汚れ落としの用途に好適に用いることができる。
1 清掃用スプレー装置
3 シリンダチューブ
5 弁玉
12 リヤグリップ
13 ピストン
14 ピストンロッド
19 弁玉
30 液密シール
35 フロントグリップ
40 延長パイプ
47 ブラシ付きノズル
3 シリンダチューブ
5 弁玉
12 リヤグリップ
13 ピストン
14 ピストンロッド
19 弁玉
30 液密シール
35 フロントグリップ
40 延長パイプ
47 ブラシ付きノズル
Claims (3)
- 基端側が洗浄液の吸入口と繋がり先端側が開口されたシリンダチューブと、
前記シリンダチューブに装着され、人の手で把持可能なリヤグリップと、
前記シリンダチューブの内部にそのシリンダチューブの軸線に沿って往復運動可能に嵌め込まれる中空状のピストンと、
前記シリンダチューブの先端側に配されて前記ピストンの中空部と連通状態で接合され、前記ピストンと共にそのシリンダチューブの軸線に沿って往復運動可能な中空状のピストンロッドと、
前記シリンダチューブと前記ピストンロッドとの間を密封する液密シールと、
前記ピストンロッドに装着され、人の手で把持可能なフロントグリップと、
前記フロントグリップとリヤグリップとを互いに引き離す方向にそれらグリップを相対移動させる引動操作時に、前記シリンダチューブ内の先端側液室の洗浄液を前記ピストンからピストンロッドの先端に向かって流す流路と、前記フロントグリップとリヤグリップとを互いに近づける方向にそれらグリップを相対移動させる押動操作時に、前記シリンダチューブ内の基端側液室の洗浄液を前記ピストンからピストンロッドの先端に向かって流す流路とを切り換える流路切換機構と、
前記ピストンロッドの先端に向かって送られてくる洗浄液を噴霧するブラシ付きノズルと、
を備えることを特徴とする清掃用スプレー装置。 - 前記ピストンロッドと前記ブラシ付きノズルとがそのピストンロッドと入れ子構造を呈する中空状の延長パイプで接続される請求項1に記載の清掃用スプレー装置。
- 前記延長パイプに対し前記ブラシ付きノズルが着脱可能に装着される請求項1または2に記載の清掃用スプレー装置。
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JP2017051920A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社コジット | ブラシアタッチメントおよびブラシアタッチメント付スプレー装置 |
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