JP3178706B2 - 積載重量表示装置 - Google Patents

積載重量表示装置

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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両、特に貨物運
搬用車両の荷台に積載した重量を表示し、過積載を防止
させる積載重量表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の積載重量表示装置では、車両の
前後輪に加わる荷重をセンサで検知し、センサより出力
される信号により重量を算出して表示し、積載重量が過
積載となった場合は警報を発するようにしているが、車
両が走行中のときはセンサに加わる荷重が変化し、正確
な積載重量を表示することができなくなる。そこで、本
願出願人はこのようなことが起こらないようにしたもの
を特開平8−50054号公報において提案している。
【0003】この提案の積載重量表示装置では、車両の
走行中は、センサの出力信号により算出した重量をその
まま表示器に表示させることなく、走行開始一定時間前
の重量を表示器に表示させ、この表示を走行停止後一定
時間経過するまで継続するようにしている。すなわち、
車両の走行開始から停車後一定時間が経過するまでの期
間、走行開始一定時間前の重量を表示させるようにして
いる。また、車両の停車後一定時間が経過した後に荷積
・荷卸作業の開始を検出すると、これに応じてセンサの
出力信号により算出した重量を表示器に表示できるよう
にしている。さらにまた、車両停車後の重量は荷積・積
卸が行われなくても、車両走行前の重量と必ずしも一致
しない。そこで、車両の停車後は相前後して算出した重
量の差をそれ以前の表示重量に加算して表示を更新する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、積載重量表
示装置が搭載される車両においては、図14に示すよう
に、車両の車体Aを車両の前後輪によって支持するため
に、各車輪Bの車軸部Cに板バネからなる緩衝部材Dの
中央部を固定し、その前後両端部を車体底部の2箇所に
支持軸E1,E2によって回動自在に連結している。そ
して、車両の前後輪に加わる荷重を検知するセンサSは
一般に、同図に示すように、緩衝部材の前後両端部の一
方を車体底部に回転自在に連結している支持軸内に収容
されて取り付けられ、前輪については後端側の支持軸E
2に、後輪については前端側の支持軸E1にそれぞれ設
けられる。
【0005】このような構成において、車体A及び積載
物の重量は各車輪に分割して加わるようになる。例えば
前輪では、図14(a)に示すように、車輪Bに加わる
荷重の大きさに応じた大きさの反力Fを地面側から受
け、この反力Fを緩衝部材Dの前後両端部の支持軸E
1,E2によって分担している。そして、走行していた
車両を停止するに当たって運転者がブレーキを踏み、こ
のブレーキを踏んだ状態で停止すると、緩衝部材Dの両
端部の前側支持軸E1が分担する力F1よりも後側支持
軸E2が分担する力F2の方が大きくなった状態にな
る。
【0006】このようなことが生じると、後側支持軸E
2内に収容されているセンサSが本来に検知するべきも
のよりも大きな値の重量を検知することになるが、ブレ
ーキを解除しないかけたままの状態では、このこと自体
が特に問題になることはない。
【0007】しかし、停車した後にブレーキを解除した
り緩めると、偏っていた力が開放されて図14(b)に
示すように、緩衝部材Dの両端部の前側支持軸E1が分
担する力F1′と後側支持軸E2が分担する力F2′と
がほぼ等しくなるように徐々に変化する。このため、後
側支持軸E2内に収容されているセンサSが検知する重
量は、ブレーキ解除前に検知していた大きなものから小
さなものに徐々に変化することになる。
【0008】このため、車両が停止してから一定時間が
経過する以前にブレーキを解除したり緩めると、センサ
Sが検知している重量が変化して安定せず、この期間に
荷積・荷卸作業の開始を検出する動作が行われると、実
際に荷積・積卸作業が行われなくても変化するセンサの
出力信号によって相前後して算出される重量に差が生じ
るようになり、この重量の差をそれ以前の表示重量に加
算して表示を更新するようになるため、実際には積卸作
業が行われていなくても、重量が減少したような表示が
表示器に行われるようになる。この表示器に表示された
重量は、その後の荷積・荷卸作業によって増減する重量
の基準値となり、その後の荷積作業によって重量が増え
ても過小表示となるため、場合によっては、過積載状態
となっていても、表示がこれを反映したものとならない
だけでなく、過積載状態となっていることを判定して警
報を発することすらできなくなる。
【0009】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、正確な積載重量を表示するように改良した積載重
量表示装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明によりなされた請求項1記載の積載重量表示装置
は、図1の基本構成図に示すように、車両に取付けられ
たセンサ111の出力信号により一定時間毎に重量を算
出する重量算出手段101aと、重量を表示する表示手
段13と、前記重量算出手段により算出した重量を前記
表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段101b
と、荷積・荷卸作業の開始を検出する検出手段101c
とを備え、前記表示制御手段が、前記検出手段による荷
積・荷卸作業の開始の検出から車両の走行開始まで、前
記重量算出手段により相前後して算出した重量の差を現
在表示している重量に加算して前記表示手段に表示させ
る積載重量表示装置において、ブレーキの解除を検出す
る解除検出手段101dを更に備え、車両が走行中より
停止状態になってから一定時間内に前記解除検出手段が
ブレーキ解除を検出したとき、該ブレーキ解除の検出か
ら一定時間の間、前記検出手段による荷積・荷卸作業の
開始の検出をできなくし、車両が走行中より停止状態に
なって一定時間内に前記解除検出手段がブレーキ解除を
検出しないとき、車両が停止状態になってから該一定時
間後に前記検出手段による荷積・荷卸作業の開始の検出
を可能にすることを特徴としている。
【0011】上記構成において、車両に取付けられたセ
ンサ111の出力信号により重量算出手段101aが一
定時間毎に算出した重量を、表示制御手段101bが表
示手段13に表示させる制御を行う。表示制御手段が、
検出手段101cによる荷積・荷卸作業の開始検出から
車両の走行開始まで、重量算出手段により相前後して算
出した重量の差を現在表示している重量に加算して表示
手段に表示させる。車両が走行中より停止状態になって
から一定時間内に解除検出手段101dがブレーキの解
除を検出したとき、このブレーキ解除の検出から一定時
間の間、検出手段による荷積・荷卸作業の開始の検出を
できなくし、車両が走行中より停止状態になって一定時
間内に解除検出手段がブレーキ解除を検出しないとき、
車両が停止状態になってから一定時間後に検出手段によ
る荷積・荷卸作業の開始の検出を可能にする。
【0012】よって、車両が停止状態になってから一定
時間が経過する前にブレーキが解除されることがあって
も、このブレーキ解除から一定時間の間、荷積・荷卸作
業の開始が検出されることがないので、ブレーキ解除に
よって変化するセンサの出力信号により算出される相前
後する重量の差が、現在表示している重量に加算されて
表示手段の表示が更新されることがない。
【0013】請求項2記載の積載重量表示装置は、請求
項1記載の積載重量表示装置において、前記解除検出手
段が、ブレーキスイッチのオン・オフ信号によりブレー
キ解除を検出することを特徴としている。
【0014】上記構成において、ブレーキ解除をブレー
キスイッチのオン・オフ信号により検出するようになっ
ているので、車両に既存のスイッチからの信号をそのま
ま利用することができる。
【0015】請求項3記載の積載重量表示装置は、請求
項1記載の積載重量表示装置において、前記表示制御手
段が、車両が走行中は、走行開始一定時間前の重量を前
記表示手段で表示させ、該表示を車両が走行中より停止
状態になっても一定時間保持させるよう制御することを
特徴としている。
【0016】上記構成において、車両が走行中及び停止
状態になって一定時間が経過するまでのセンサの出力信
号が変動するが、その期間、走行開始一定時間前の重量
が表示手段で表示されるので、真に積載重量を反映した
表示のみが行われる。
【0017】請求項4記載の積載重量表示装置は、請求
項3記載の積載重量表示装置において、前記検出手段
は、前記荷積・荷卸作業の開始の検出を可能になった後
の前記算出された重量と、その後算出した重量との差が
所定値以上になったことを検出して荷積・荷卸作業の開
始を検出することを特徴としている。
【0018】上記構成において、車両が走行中より停止
状態になって一定時間が経過した時点の算出された重量
と、その後算出した重量との差が所定値以上になったこ
とを検出して荷積・荷卸作業の開始を検出するので、何
らの操作なしに、荷積・荷卸によって積載重量が増減し
て変化したときのみ表示が変更され、正確な積載重量が
表示される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図2〜図5
を参照して説明する。図2は、本発明による積載重量表
示装置の一実施の形態を示す図である。積載重量表示装
置は、同図に示すように、後述する電源回路から供給さ
れる電源によって動作するワンチップマイクロコンピュ
ータ(μCOM)10を有し、μCOM10にはインタ
ーフェース(I/F)回路11を介して走行センサ信号
入力端子I及び荷重センサ信号入力端子I1 〜Inが接
続されている。走行センサ信号入力端子Iには図示しな
い走行センサからの走行パルスが入力され、荷重センサ
信号入力端子I1 〜Inには後述する重量センサより出
力される電圧に比例した周波数のパルスが入力される。
【0020】なお、重量センサとしては、図3に示した
構成のものが適用される。重量センサはセンサ111と
V/F変換部112を有し、後述する電源回路から供給
される電源によって動作する。センサ111は磁歪素子
111aと磁歪素子111aを磁路とするトランス11
1bで構成される。また、V/F変換部112は発振器
112a,抵抗112b,検波器112cおよびV/F
変換回路112dで構成される。磁歪素子111aに荷
重が加わると歪が生じて透磁率が変化する。透磁率が変
化するとトランス111bの2次巻線に誘起される電圧
が変化する。
【0021】2次巻線に誘起された電圧は検波器で直流
に変換され、V/F変換回路112dで直流電圧に比例
した周波数のパルスを出力する。なお、抵抗112bは
高抵抗値を有する抵抗であり、発振器112aの出力が
少々変動してもトランス111bの1次巻線に流れる電
流を一定に保つようにしている。
【0022】また、検波器112cはトランス111b
の2次巻線出力信号と抵抗112bに発生する信号との
乗算検波を行って混入した雑音成分を少なくしている。
センサ111は車両の重量が前輪および後輪に伝達され
る、例えばシャシとスプリングとを固定する全てのブラ
ケット等に設置される。重量センサはセンサ111に荷
重が加わると、加わった重量に対応した周波数のパルス
をV/F変換部112より出力し、センサ111及びV
/F変換部112の特性によって、重量と周波数の関係
が直線的に変化するものと、非直線的に変化するものと
がある。
【0023】μCOM10はプログラムにしたがって動
作する中央処理ユニット(CPU)101と、プログラ
ムや固定データを格納したROM102と、各種のデー
タを格納するデータエリアやCPU101の処理動作に
使用するワークエリアなどを有するRAM103と、各
種の時間を計時する計時手段としてのタイマ群104と
を内蔵する。CPU101は、後述するフローチャート
に示す処理の実行によって、図1の基本構成図について
上述した重量算出手段101aと、表示制御手段101
bと、検出手段101cと、解除検出手段101dとし
て働く。
【0024】μCOM10にはスイッチ群12が接続さ
れるとともに表示手段としての表示器13が接続されて
いる。スイッチ群12には、各種のデータを入力するた
めの入力手段としてのキースイッチの他、各種の状態を
検出する検出スイッチが含まれており、この検出スイッ
チのなかの1つには、ブレーキスイッチがある。表示器
13は後述する電源回路から供給される電源によって動
作する。μCOM10にはまた、電源供給がなくなって
も失われることがないようにデータを格納した不揮発性
メモリ(NVM)14と、インターフェース(I/F)
回路15を介してイグニッション(IGN)スイッチ1
6と、インターフェース(I/F)回路17を介して信
号出力端子O及びO1 〜On とがそれぞれ接続されてい
る。
【0025】上記信号出力端子Oは信号入力端子I1 〜
In に入力した荷重センサ信号によって算出した重量を
加算した積載重量Wを出力し、信号出力端子O1 〜On
は信号入力端子I1 〜In に入力した重量センサ信号に
よって算出した重量W1 〜Wn をそれぞれ出力する。な
お、18はμCOM10を含む装置内の各部に電源を供
給する電源回路であり、車載のバッテリ19から電源供
給されている。電源回路18はμCOM10のCPU1
01によって重量センサや表示器13への電源供給を制
御される。
【0026】なお、車両に積載された重量を表示器13
に表示するようにするため、車体の重量を除去する必要
があり、センサ111を車両に設置した後で、荷物が積
載されていない状態でのV/F変換部112より出力さ
れる周波数を測定し、これを不揮発性メモリ14の重量
変換係数記録部に記録する。また、各センサに対応した
過積載であると判定する重量値及び車両に積載された全
重量に対して過積載であると判定する重量値を予め定
め、これを不揮発性メモリ14の過積載重量記録部記録
しておく。不揮発性メモリ14の記録データは、電源が
断となっても無くならない。
【0027】μCOM10のCPU101は、スイッチ
群12により入力されたデータを不揮発性メモリ14の
重量変換係数記録部及び過積載重量記録部に記録するデ
ータ設定処理を行う。また、CPU101は、I/F1
1を介して荷重センサ信号入力端子I1 〜In から入力
する図示しない荷重センサからのパルスの周波数を測定
する。すなわち、次式(1)の演算を行なって周波数H
を算出する。 Hi =Ni ・/To …(1) 式中、Hi は第i番センサの周波数、To は一定時間
(秒)、Ni はTo 秒間に出力する第i番センサのパル
ス数である。
【0028】上式(1)により算出した周波数が規定範
囲以内にない場合は表示器13にエラー表示を行わせ、
雑音等が混入して通常考えられない測定値が測定された
場合にエラーを表示すると共にこれを除去する。
【0029】μCOM10のCPU101は、μCOM
10内のタイマ群104の一定時間タイマーの一定時間
計時中にI/F11を介して車両に設置された走行セン
サよりパルスが入力したか否かの判定を行ない、車両が
走行中であるか停止状態であるかの判定を行う。
【0030】μCOM10のCPU101は、不揮発性
メモリ14の重量変換係数記録部より変換係数及びオフ
セット周波数値を読出して重量を次式(2)により算出
する。 Wi =Ki (H−HO ) …(2) 式中、Ki は第i番センサの重量変換係数、HO は第i
番センサのオフセット周波数値、Hは第i番センサの周
波数であり、式(2)により演算を行った各重量センサ
の重量を次式(3) W=W1 +W2 +………+Wn …(3) により加算を行って積載重量Wを算出する。
【0031】式(2)により算出した各重量センサに加
わった重量Wi 及び(3)により算出した積載重量Wは
I/F17を介して出力するとともに、積載重量Wにつ
いては表示器13に表示させる。I/F17を介して出
力されたデータは、必要に応じて接続される記録装置に
記録され、車両の運行状態の管理に使用される。
【0032】μCOM10のCPU101は式(2)及
び(3)により算出された重量が過積載重量であるかど
うかを不揮発性メモリ14の過積載重量記録部に記録さ
れているデータを参照して判断し、過積載と判断したと
きには、図示しないブザーを鳴動させるとともに表示器
13に過積載を表示する。過積載と判断したときには、
各重量センサに加わった重量及び積載重量について過積
載であることを示す情報をI/F17を介して出力す
る。
【0033】つぎに、μCOM10のCPU101が実
行する処理を示す図4〜図6のフローチャートを参照し
て一実施の形態の動作を説明する。本実施の形態では、
スイッチ群12には、押圧操作によって信号を発生する
モーメンタリスイッチからなる荷積・積卸スイッチが設
けられる他、ブレーキベダルの踏み込み開放によってオ
ンオフする図示しないブレーキスイッチも含まれてい
る。また、タイマ群104には、図7に示すような2秒
タイマ4a 、6秒タイマ4b 及び5〜60分タイマ4c
が構成されている。CPU101が実行する図4に示す
メインルーチンのフローチャートは、装置を搭載した車
両のイグニッション(IGN)スイッチ16の最初のオ
ンによって動作を開始して以下の処理を行う。
【0034】処理S101では初期設定を行い、RAM
103内の図8に示すワークエリアに形成されているH
Fフラグエリア3a 、KFフラグエリア3b 、BFフラ
グエリア3bb、SPフラグエリア3c 、HKFフラグエ
リア3d 、今回算出重量W1エリア3e 、前回算出重量
W2 エリア3f 、表示重量WD エリア3g の内容をリセ
ットするとともに、表示器13の初期表示を0トンにセ
ットする。
【0035】なお、HFフラグエリア3a は、タイマ群
104に構成した2秒タイマ4a が2秒を計時する毎に
0にされ、HFフラグエリア3a が0のときに走行セン
サ信号入力端子Iにパルスが入力されると1にされる。
KFフラグエリア3b は、タイマ群104に構成した6
秒タイマ4b が6秒の計時をスタートする毎に1にさ
れ、6秒タイマが6秒の計時を終了すると0にされる。
SPフラグエリア3c は、2秒タイマ4a がスタートす
る直前に0にされ、HFフラグエリア3a が0のときに
走行センサ信号入力端子Iにパルスが入力されると1に
される。
【0036】なお、μCOM10のCPU101は走行
センサ信号入力端子Iに入力されたパルスをインターフ
ェース(I/F)回路11を介して入力すると、図5に
示すパルス割込ルーチン処理を実行し、また荷積・積卸
スイッチの操作入力があると、図6に示す荷積・積卸ス
イッチ割込ルーチン処理を実行する。
【0037】走行センサ信号入力端子Iへのパルス入力
により開始するパルス割込ルーチン処理においては、そ
の最初の処理S211でHFフラグエリア3a が1であ
るか否か、すなわち、2秒前以内にパルス入力があった
かどうかを判定する。この処理の判定がΝOのときには
処理S212に進んでSPフラグエリア3cを1にして
から処理S213に進む。処理S213ではHFフラグ
エリア3a を1にしてから図4のメインルーチンに戻
る。なお、処理S211の判定がYESのとき、すなわ
ち、2秒前以内にパルス入力があったときには処理S2
12及びS213を飛ばしてメインルーチンに戻る。
【0038】荷積・積卸スイッチの操作によって開始す
る荷積・積卸スイッチ割込ルーチンでは、その最初の処
理S311においてHKFフラグエリア3d が1である
か否かを判定し、この判定がYESのときには次の処理
S312に進み、ΝOのときには図4のメインルーチン
に戻る。また、処理S312ではKFフラグエリア3b
が0であるか否かを判定し、この判定がYESのときに
は処理S313に進み、ΝOのときには図4のメインル
ーチンに戻る。そして、処理S313ではHKFフラグ
エリア3d を0にしてから図4のメインルーチンに戻
る。以上から、荷積・積卸スイッチの操作によって、H
KFフラグエリア3d は0にされる。
【0039】次の処理S102ではインタフェース(I
/F)回路15を介して入力するイグニッション(IG
N)スイッチ16の状態信号によりIGNスイッチがオ
ンしているか否かを判定し、IGNスイッチ16がオン
していて処理S102の判定がYESのときには、次の
処理S103において電源回路18に対してオン制御信
号を出力し、電源回路18にI/F回路11を通じて重
量センサに電源を供給させるとともに表示器13にも電
源を供給させる。一方、処理S102の判定がN0のと
き、すなわち、IGNスイッチ16がオフしているとき
には、処理S104に進んで電源回路18に対してオフ
制御信号を出力し、電源回路18にI/F回路11を通
じての重量センサへの電源供給及び表示器13への電源
供給を遮断させる。
【0040】処理S104の後に処理S105に進んで
5〜60分タイマ4c に例えば10分の計時をスタート
させ、続く処理S106において処理S105において
スタートした5〜60分タイマ4c が例えば10分の計
時を終了するのを待ち、5〜60分タイマ4c の計時ス
タートから例えば10分が経過すると、上記処理S10
3に進んで電源回路18に対してオン制御信号を出力
し、電源回路18にI/F回路11を通じて重量センサ
に電源を供給させるとともに表示器13にも電源を供給
させる。
【0041】以上の処理S102〜S106の実行によ
りCPU101は、電源回路18を制御する電源制御手
段として働き、この電源制御手段が、イグニッションス
イッチ16のオフ時に電源回路18から動作電源を供給
しないように制御し、イグニッションスイッチのオフ時
に所定時間の計時を繰り返し行う10分タイマ4c を有
し、この10分タイマ4c による所定時間の計時毎に電
源回路18に少なくともセンサ、CPUに動作電源を供
給させる。
【0042】次の処理S107ではワークエリアのSP
フラグエリア3cを0にし、続く処理S108では表示
更新タイマーである2秒タイマ4a の計時動作をスター
トさせる。その後の処理S109では、I/F回路11
を介して入力している重量センサ信号入力端子I1 〜I
n からの重量センサ信号を検出し、この検出により、上
記式(1)に示したように、単位時間T0 の間に入力す
るパルス数に基づいて周波数を求める。
【0043】処理S110では、上記式(2)及び
(3)によって積載重量Wの算出を行う。続く処理S1
11では、前回算出重量W2エリア3f に今回算出重量
W1 エリア3e の内容を記憶させ、続く処理S112に
おいて処理S110で算出した算出重量Wを今回算出重
量W1 エリア3e に記憶させてから処理S113に進
み、ここで上記処理S108でスタートした2秒タイマ
4a の計時が2秒となったか否かを判定し、この判定が
YESとなるのを待つ。
【0044】以上の処理S108〜S110の実行によ
りCPU101は、車両に取付けられたセンサ111の
出力信号により一定時間毎に重量を算出する重量算出手
段101aとして働く。
【0045】上記処理S108でスタートした2秒タイ
マ4a の計時が2秒となって処理S113の判定がYE
Sとなると、処理S114に進んでHFフラグエリア3
a を0にしてから処理S115に進む。処理S115で
はSPフラグエリア3c が1であるか否かを判定する。
すなわち、過去2秒以内に走行センサ信号入力端子Iに
パルスが入力されたか否かを判定する。処理S115の
判定がΝOのとき、すなわち、過去2秒以内に走行セン
サ信号入力端子Iにパルスが入力されていないときには
処理S116に進み、YESのときすなわち過去2秒以
内に走行センサ信号入力端子Iにパルスが入力されてい
るときには処理S117に進む。
【0046】処理S117ではHKFフラグエリア3d
を1にし、その後処理S118に進んで6秒タイマ4b
の計時をスタートし、次の処理S119でKFフラグエ
リア3b を1にしてから処理S120aに進んでBFフ
ラグエリア3bbが1であるか否かを判定し、BFフラグ
エリア3bbが0でこの処理S120aの判定がN0のと
きには処理S120に進む。
【0047】処理S120においてはスイッチ群12か
ら入力するブレーキスイッチの状態がオフであるか否か
を判定し、ブレーキスイッチがオフで判定がYESのと
き、すなわち、ブレーキが解除されているときには処理
S120bに進んでBFフラグエリア3bbを1にしてか
ら処理S118に進んで6秒タイマ4b の計時を再スタ
ートさせる。
【0048】ブレーキスイッチがオフでなく処理S12
0の判定がN0のとき、すなわち、ブレーキが解除され
ていないときには処理S121に進む。処理S121に
おいては、処理S118でスタートした6秒タイマ4b
の計時が6秒となったか否かを判定する。この処理S1
21の判定がΝOのときには上記処理S102に戻り、
判定がYESのときには処理S122でKFフラグエリ
ア3b 及びBFフラグエリア3bbをともに0にしてから
上記処理S102に戻る。
【0049】上記処理S116ではKFフラグエリア3
b が0であるか否か、すなわち、6秒タイマ4b が計時
中でないか否かを判定する。この処理S116の判定が
ΝOのときすなわち6秒タイマ4b が計時中であるとき
には上記処理S120に進み、判定がYESのとき、す
なわち、車両が停車してから6秒経過していることを示
すKFフラグエリア3b の0のときには、処理S123
に進んでHKFフラグエリア3d が0であるか否を判定
する。HKFフラグエリア3d が1で、この処理S12
3の判定がΝOのとき、すなわち、車両が停車してから
6秒経過しているが荷積・積卸スイッチの操作がないと
きには、処理S102に戻る。
【0050】上述したように処理S120においてブレ
ーキスイッチがオフであるか否か、すなわち、ブレーキ
が解除されているか否かを判定し、ブレーキが解除され
ていないときには、その状態で6秒の一定時間が経過し
たときには、そのままKFフラグエリア3b 及びBFフ
ラグエリア3bbをともに0にする。そして、6秒の一定
時間が経過しないうちに、ブレーキが解除されたときに
はその時点からさらに6秒の一定時間経過してからKF
フラグエリア3b 及びBFフラグエリア3bbをともに0
にするようにしている。よって、ブレーキ解除直後の各
重量センサに加わる重量の変動の影響を受けることな
く、その後の処理を行うことができる。
【0051】以上の処理S120、120a、S120
bなどの実行によりCPU101は、ブレーキの解除を
検出する解除検出手段101dとして働き、車両が走行
中より停止状態になってから一定時間内にブレーキ解除
を検出したとき、該ブレーキ解除の検出から一定時間の
間、荷積・荷卸作業の開始の検出をできなくし、車両が
走行中より停止状態になって一定時間内にブレーキ解除
を検出しないとき、車両が停止状態になってから一定時
間後に荷積・荷卸作業の開始の検出を可能にする。
【0052】また、HKFフラグエリア3d が0でこの
処理S123の判定がYESのとき、すなわち、車両が
停車してから6秒経過しかつ荷積・積卸スイッチの操作
があるときには処理S124に進む。処理S124で
は、今回算出重量W1 エリア3e と前回算出重量W2 エ
リア3f の内容の差を表示重量WD エリア3g の内容に
加算した新たな表示重量WD を算出する。そして、この
算出した新たな表示重量WD を次の処理S125で表示
器13に対して出力すると共に、さらに次の処理S12
6で表示重量WD エリア3g にそれ以前のものに代えて
記憶させてから上記処理S102に戻る。
【0053】なお、図6の荷積・積卸スイッチ割込ルー
チンの処理、処理S123の実行によりCPU101
は、荷積・荷卸作業の開始を検出する検出手段101c
として働く。また、CPU101は、処理S124及び
S125の実行によりCPU101は、算出した重量を
表示器13に表示させる制御を行い、相前後して算出し
た重量の差を現在表示している重量に加算して表示器1
3に表示させる表示制御手段101bとして働く。
【0054】上述したフローチャートの処理により、図
9に示すように、2秒に1回、最初の約0.5秒間に、処
理S109において重量センサ信号入力端子I1 〜In
に入力されている重量センサ信号を検出し、この検出し
た重量センサ信号により、その後の期間において処理S
110において積載重量Wの算出を行う。図5のパルス
割込ルーチンが2秒間の任意の時点で行われると、2秒
経過後には処理S116、S120〜S126の処理が
行われることがないので、処理S110において算出さ
れた積算重量Wによる表示が表示器13に行われること
がない。
【0055】図9に示したような処理によって、実際の
車両の走行開始時には車輪が回転せず走行パルスが入力
されていない状態で重量が変化する状況、すなわち、車
両の初動負荷によって車輪に動力が伝達されても、動力
が初動負荷に打ち勝つまで、車輪が回転して車両が実際
に走行し始めないことによって、動力伝達から実際に車
両が走行を始めるまでの間に生じる荷台後部の沈み込み
現象による積載重量の見かけ上の増大を排除することが
できる。
【0056】従って、実際に走行センサからの走行パル
スが入力されたとき、それ以前所定時間以内に算出した
積載重量Wによる表示が表示器13に行われることがな
くなり、実際の車両の走行開始時に、車輪が回転せず走
行パルスが入力されていない状態で重量が変化する状況
が発生しても、このような変化した積載重量が表示器に
表示されることを確実になくすることができる。
【0057】また、処理S123〜S126の実行によ
り、停車後の荷積・積卸スイッチの操作の後に、荷積・
積卸作業を行った場合、2秒毎に算出する重量の差を求
め、重量の増減分だけを現在表示重量に加算して表示す
るようになっているので、停車時にその停車状況によっ
て重量が変化していても、これに左右されない真の重量
を表示器13に表示させ続けることができる。
【0058】もし、処理S123〜S126の実行がな
ければ、走行パルスが時間TW (=6秒)以上入力され
ないとき車両が停止していると判断して重量の算出、算
出重量の表示を行っていても、算出重量値は車両が停車
している路面の状況によって変化することが避けられな
いので、積荷に変化がなくても、時間TW 以上の停車毎
に更新される重量表示値が荷積直後に算出して表示した
ものと異なった値となるという不具合が生じるが、処理
S123〜S126の実行によりこのような不具合がな
くなる。
【0059】図4〜図6について上述したフローチャー
トにおいて、車両が停止してから一定時間が経過した後
に荷積・荷卸スイッチを操作し、その後実際の荷積・荷
卸作業を行わずにイグニッションスイッチ16をオフに
し、このイグニッションスイッチ16をオフにしたまま
でで荷積・荷卸作業を行った場合の動作を説明する。
【0060】車両が停止してから一定時間が経過する
と、走行パルスの入力がなくなり、2秒毎に行われる処
理S107によってSPフラグエリア3c が0に、処理
S122によってKFフラグエリア3b 及びBFフラグ
エリア3bbがともに0にされ、処理S115の判定がN
0、続く処理116の判定がYESになって処理S12
3に進む。このような状態で荷積・荷卸スイッチを操作
すると、図6の荷積・荷卸スイッチ割込処理が行われ、
この処理S313においてHKFフラグエリア3d が0
にされる。HKFフラグエリア3d が0になると、処理
S123の判定がYESになって処理S124〜S12
6が行われるようになる。この状態で荷積・荷卸作業を
行わなければ、表示器13の表示は変わることがない。
【0061】上述のように荷積・荷卸作業を行わないま
まイグニッションスイッチ16をオフにすると、処理S
102の判定がN0になって処理S104において電源
回路18に対してオフ制御信号を出力し、各部への電源
供給を遮断させる。その後処理S105に進んで10分
タイマ4c をスタートさせてから処理S106に進み、
ここでタイマスタートから10分が経過するのを待つ。
なお、10分はイグニッションスイッチ16をオフして
から荷積・荷卸作業が開始されて完了するまでに要する
最短時間であり、実際にはもっと長くてもよい。10分
が経過して処理S106の判定がYESになると、処理
S103に進んで電源回路18に対してオン制御信号を
出力し、各部への電源供給を行わせる。その後処理S1
07〜S116を経てS123〜S126を行って処理
S102に戻り、上述の動作を10分毎に繰り返す。こ
の繰り返し動作では、一瞬の間各部に電源供給するだけ
であるので、消費電力は最小限で済み、バッテリ上がり
を招くことはない。
【0062】上述のような繰り返し動作を行っている過
程で、荷積・荷卸作業が行われた結果、相前後して算出
した重量に差が生じると、これを現在表示重量に加算し
て表示重量WD を更新する。なお、このとき表示器13
には電源供給されていないので表示は消えたままである
が、イグニッションスイッチ16をオンした時点で、荷
積・荷卸作業により増減した正確な積載重量を表示器1
3に表示することができる。
【0063】上述の動作は、イグニッションスイッチ1
6がオフにされる時点で荷積・荷卸スイッチがオンされ
て、重量表示の固定状態が解除されている場合である
が、イグニッションスイッチ16がオフにされる時点で
荷積・荷卸スイッチがオンされていないときには、HK
Fフラグエリア3d が0にされる機会がなく、このよう
な状態では、イグニッションスイッチ16をオフにした
ままで行った荷積・荷卸作業により増減する積載重量を
表示器13に表示することができない。
【0064】また、図4〜図6のフローチャートを参照
して上述した実施の形態では、荷積・荷卸作業の前に荷
積・積卸スイッチを操作しなければならず、これを忘れ
た場合、停車から荷積・積卸スイッチまでの間に荷積・
荷卸された重量については表示重量に加算されないよう
になって、途中からの増減量不明となり、真の積載重量
がわからなくなって重量表示装置として意味をなさなく
なってしまう。そして、真の積載重量を知るためには、
荷物を全部降ろして再び積んで再算出しなければならな
いという不都合がある。
【0065】次に、このような不具合を解消できるよう
に構成した他の実施の形態を図10及び図11を参照し
て以下説明する。
【0066】本実施の形態のハード構成は図2に示す積
載重量表示装置と同じでよく、スイッチ群120には荷
積・積卸スイッチがなくてよい。また、荷積・積卸スイ
ッチがないことにより、図6の荷積・積卸スイッチ割込
ルーチンもない。ただし、CPU101が内蔵するRA
M103内には、図11に示すように、図8のエリア3
a 〜3g の他に、基準重量WS エリア3h 及び偏差量Δ
Wエリア3i が形成されている。
【0067】図10のフローチャートの最初の処理S1
01における初期処理においては、基準重量WS エリア
3h がリセットされるとともに、偏差量ΔWエリア3i
に例えば0.1〜1トンの所定値がセットされる。処理S
102〜S126は図4について上述したと同じもので
ある。ただし、処理S121の判定がYESのときには
処理S131に進んで、処理S110で算出され処理S
112で今回算出重量W1 エリア3e に記憶された重量
W1 を基準重量WS エリア3h に記憶させる。このこと
によって、停車してから6秒経過したときその直前に算
出した重量Wを停車時の基準重量WS として以後の処理
に使用するようにしている。
【0068】また、処理S116の判定がYESのと
き、すなわち、停車してから6秒経過したときには処理
S123に進んでHKFフラグエリア3d が0であるか
否かを判定するが、HKFフラグエリア3d は上記処理
S117において1にされたままであるので、処理S1
23の判定はN0で処理S132に進む。処理S132
においては、今回算出重量W1 エリア3e の内容と基準
重量WS エリア3h の内容(=WS )との差の絶対値が
偏差量ΔWエリア3i の内容以上であるか、すなわちΔ
W≦|W1 −W2 |を判定する。この判定は、停車時点
の重量がその後ΔW以上増減したどうかにより、荷積・
荷卸作業が行われ始めたかどうかを判断するためのもの
である。この判定がΝOのときには上記処理S102に
戻り、YESのときには処理S133に進んで基準重量
WS エリア3h の内容を今回算出重量W1 エリア3h に
記憶させ、かつ次の処理S134でHKFフラグエリア
3dを0にしてから上記処理S102に戻る。
【0069】上述のように処理S134においてHKF
フラグエリア3d を0にすることにより、以後停車して
いる限り処理S123の判定がYESになって処理S1
24〜S126を実行するようになる。このことによっ
て、停車時の荷積・荷卸作業によって増減した重量を現
在表示重量に対して順次加算・減算して表示を更新す
る。
【0070】図10及び図11について上述したフロー
チャートにおいて、車両が停止してから一定時間が経過
した後に、実際の荷積・荷卸作業を行わずにイグニッシ
ョンスイッチ16をオフにし、このイグニッションスイ
ッチ16をオフにしたままでで荷積・荷卸作業を行った
場合の動作を説明する。
【0071】車両が停止してから一定時間が経過する
と、走行パルスの入力がなくなり、2秒毎に行われる処
理S107によってSPフラグエリア3c が0に、処理
S122によってKFフラグエリア3b 及びBFフラグ
エリア3bbがともに0にされ、処理S115の判定がN
0、続く処理116の判定がYESになって処理S12
3に進むが、HKFフラグエリア3d は上記処理S11
7において1にされたままであるので、処理S123の
判定はN0となって処理S132に進む。処理S132
は、停車時点の重量がその後ΔW以上増減したどうかに
より、荷積・荷卸作業が行われ始めたかどうかを判断す
るためのもので、この判定がΝOのときには上記処理S
102に戻って処理S102以降の処理を行う。
【0072】この処理を行っている過程で、荷積・荷卸
作業を行わないままイグニッションスイッチ16をオフ
にすると、処理S102の判定がN0になって処理S1
04において電源回路18に対してオフ制御信号を出力
し、各部への電源供給を遮断させる。その後処理S10
5に進んで10分タイマ4c をスタートさせてから処理
S106に進み、ここでタイマスタートから10分が経
過するのを待つ。10分が経過して処理S106の判定
がYESになると、処理S103に進んで電源回路18
に対してオン制御信号を出力し、各部への電源供給を行
わせる。
【0073】上述のような繰り返し動作を行っている過
程で、荷積・荷卸作業が行われると、停車時点の重量が
その後ΔW以上増減し、この結果処理S132の判定が
YESとなって処理S134に進みHKFフラグエリア
3d を0にする。従って、以後、処理S123の判定が
YESとなるので、処理S107〜S116を経て処理
S123〜S126を行って処理S102に戻り、この
過程で相前後して算出した重量に差が生じると、これを
現在表示重量に加算して表示重量WD を更新する。上述
の動作を10分毎に繰り返すが、一瞬の間各部に電源供
給するだけであるので、消費電力は最小限で済み、バッ
テリ上がりを招くことはない。なお、このとき表示器1
3には電源供給されていないので表示は消えたままであ
るが、イグニッションスイッチ16をオンした時点で、
荷積・荷卸作業により増減した正確な積載重量を表示器
13に表示することができる。
【0074】上述したように、停車して6秒以上が経過
したとき、停車時の重量を基準にして所定重量ΔW以上
の重量増減を検知し、この検知よって荷積・荷卸作業が
行われていると判断し、その増減した重量を現在表示さ
れている重量に対して順次加算・減算して重量表示を自
動的に更新するようにしているので、荷積・荷卸スイッ
チのような手動操作手段を必要とせず、操作忘れによっ
て荷積・荷卸した後の重量が分からなくなるという不具
合が解消されるようになっている。
【0075】なお、停車してから6秒経過したときには
処理S132に進み、今回算出重量W1 エリア3e の内
容と基準重量WS エリア3h の内容との差の絶対値が偏
差量ΔWエリア3i の内容以上であるか、すなわちΔW
≦|W1 −W2 |を判定し、停車時点の重量がその後Δ
W以上増減したどうかにより、荷積・荷卸作業が行われ
始めたかどうかを判断している。しかし、一般にセンサ
の出力信号には、図12に示すように、振動やその他の
ノイズが重畳している。このため、2秒毎に相前後して
入力した出力信号のレベルがバラツキ、図示のようにた
またま最大値と最小値であった場合には、本来ΔW以上
ある差がΔW以下となり、処理S132における判定が
正確に行えなくなる。
【0076】このような問題を緩和するには、図13
(a)に示すように、2秒毎のn(=5)個の重量を加
算平均して2×n秒毎に平均重量を得るか、図13
(b)に示すように、2秒毎に得られる最新の重量を最
古の重量と置き換えてn個の重量を移動平均して2秒毎
に平均重量を得るかして利用すればよい。
【0077】なお、図5のパルス割込ルーチン処理は、
車両の走行時に走行センサが発生する走行パルスを走行
センサ信号入力端子Iを介して入力したときに行われ、
1つの走行パルスが入力されることで走行中と判断する
ようになっているが、車両は停止していても回転ガタに
よって走行センサが1つのパルスを発生することがある
ので、このようなことで誤動作を生じないように、複数
の走行パルスが入力されることで、走行中であることを
判断するようにしてもよい。
【0078】以上説明したように、重量算出手段101
aがセンサ111より出力される信号に基づいて重量を
算出し、表示制御手段101bが車両が停止中のとき重
量算出手段101aで算出した重量値を表示器13に表
示させ、車両に設置された走行センサよりの走行パルス
の有無によって車両が走行中と判定したときは、走行一
定時間前に算出した重量を表示器13に表示させる。
【0079】このように車両が走行中のときは走行前に
算出した重量を表示させるようにしたので、車両の走行
によってセンサに加わる動荷重が変化しても、正確な積
載重量を表示することができる。また、車両が走行中で
あると判定されたときはセンサより重量を算出する処理
を停止させて停止前、すなわち走行一定時間前に算出し
た重量を表示させるようにしたので、処理を行なうプロ
セッサの負荷を少なくすることができる。
【0080】また、表示制御手段101bが、車両が走
行中より停止状態になっても一定時間は走行前の重量を
表示器13に表示させ、車両が走行中より停止状態とな
っても、一定時間は走行前の重量を表示させるようにし
たので、走行中より停止状態に移った過度期の車両の動
揺による荷重が表示されずに、正確な積載重量が表示さ
れる。
【0081】検出手段101cが、車両が走行中より停
止状態になって一定時間が経過してから荷積・荷卸作業
の開始を検出し、表示制御手段101bが、検出手段1
01cによる荷積・荷卸作業の開始検出から車両の走行
開始まで、重量算出手段101aにより相前後して算出
した重量の差を現在表示している重量に加算した重量を
表示器13に表示させ、車両が走行中より停止状態にな
って一定時間が経過してから荷積・荷卸作業の開始を検
出し、この荷積・荷卸作業の開始検出から車両の走行開
始まで、相前後して算出した重量の差を現在表示してい
る重量に加算した重量を表示させるようにしたので、荷
積・荷卸作業によって増減した重量が表示されるように
なり、作業時に車両が停車している場所が傾斜していて
も正確な重量を表示することができる。
【0082】解除検出手段101dが、車両が走行中よ
り停止状態になってから一定時間内にブレーキの解除を
検出したとき、このブレーキ解除の検出から一定時間の
間、荷積・荷卸作業の開始の検出をできなくし、車両が
走行中より停止状態になって一定時間内にブレーキ解除
を検出しないとき、車両が停止状態になってから一定時
間後に荷積・荷卸作業の開始の検出を可能にするので、
車両が停止状態になってから一定時間が経過する前にブ
レーキが解除されることがあっても、このブレーキ解除
から一定時間の間、荷積・荷卸作業の開始が検出される
ことがなく、ブレーキ解除によって変化するセンサの出
力信号により算出される相前後する重量の差が、現在表
示している重量に加算されて表示手段の表示が更新され
ることがない。よって、停車後のブレーキ解除によって
不安定となったセンサの出力信号による重量表示を排除
して、真に荷積・荷卸作業によって増減した重量を現在
表示重量に反映させた重量表示が行え、また過積載状態
を的確に判定して警報することできる。
【0083】また、重量算出手段101aが、一定時間
間隔の最初の区間でセンサの出力信号より重量を算出
し、表示制御手段101bが、一定時間間隔内に走行セ
ンサが出力する走行パルスにより走行中であると判定
し、一定時間間隔の最初の区間でセンサの出力信号より
重量を算出し、この一定時間間隔内に車両が走行中であ
るとき、車両が走行する前に算出した重量を表示させる
ようにしたので、実際に車両が走行する前にセンサに加
わる荷重が変化しても、正確な積載重量を表示すること
ができる。
【0084】また、検出手段101cが、荷積・荷卸作
業の開始時に手動操作されるスイッチの操作を検出して
荷積・荷卸作業の開始を検出しているので、荷積・荷卸
作業によって増減した重量が僅かであっても確実に表示
することができる。
【0085】また、検出手段101cが、車両が走行中
より停止状態になって一定時間が経過した時点の算出さ
れた重量と、その後算出した重量との差が所定値以上に
なったことを検出して荷積・荷卸作業の開始を検出する
ので、荷積・荷卸によって積載重量が変化したときのみ
表示が変更され、正確な積載重量が表示されると共に、
作業の開始時に手動操作する必要がなく、操作忘れによ
って重量が分からなくなることが確実に防止できる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように 請求項1記載の本
発明によれば、車両に取付けられたセンサの出力信号に
より一定時間毎に算出した重量を表示させ、荷積・荷卸
作業の開始検出から車両の走行開始まで、相前後して算
出した重量の差を現在表示している重量に加算して表示
させるので、荷積・荷卸作業によって増減した重量を現
在表示重量に反映させた重量表示を行え、また過積載状
態となっていることを判定して警報を発することができ
る他、車両が停止状態になってから一定時間が経過する
前にブレーキが解除されることがあっても、このブレー
キ解除から一定時間の間、荷積・荷卸作業の開始が検出
されることがなく、ブレーキ解除によって変化するセン
サの出力信号により算出される相前後する重量の差が、
現在表示している重量に加算されて表示手段の表示が更
新されることがないので、停車後のブレーキ解除によっ
て不安定となったセンサの出力信号による重量表示を排
除して、真に荷積・荷卸作業によって増減した重量を現
在表示重量に反映させた重量表示が行え、また過積載状
態となっていることを判定して警報を発することができ
る。
【0087】請求項2記載の発明によれば、ブレーキ解
除をブレーキスイッチのオン・オフ信号により検出する
ようになっているので、車両に既存のスイッチからの信
号をそのまま利用することができるので、簡単に停車後
のブレーキ解除によって不安定となったセンサの出力信
号による重量表示を排除できる。
【0088】請求項3記載の発明によれば、車両が走行
中及び停止状態になって一定時間が経過するまでのセン
サの出力信号が変動するが、その期間、走行開始一定時
間前の重量が表示手段で表示されるので、停止直後の不
安定な重量によって誤った重量の算出処理を行うことを
排除し、真に積載重量を反映した表示のみが行われる。
【0089】請求項4記載の発明によれば、車両が走行
中より停止状態になって一定時間が経過した時点の前記
算出された重量と、その後算出した重量との差が所定値
以上になったことを検出して荷積・荷卸作業の開始を検
出するので、荷積・荷卸によって積載重量が変化したと
きのみ表示が変更され、正確な積載重量が表示されると
共に、作業の開始時に手動操作する必要がなく、操作忘
れによって重量が分からなくなることを確実に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による積載重量表示装置の基本構成図で
ある。
【図2】本発明による積載重量表示装置の一実施の形態
を示すブロック図である。
【図3】図2に適用される重量センサの一例を示し、セ
ンサおよびV/F変換部の具体例である。
【図4】図2中のCPUが行う処理のメインルーチンの
一例を示すフローチャートである。
【図5】図2のμCOM中のCPUが行う一割込処理を
示すフローチャートである。
【図6】図2のμCOM中のCPUが行う他の割込処理
を示すフローチャートである。
【図7】図2のμCOM中のタイマ群に構成されたタイ
マを示す図である。
【図8】図4〜図6のフローチャートの処理を実行する
に当たって使用する、図2のμCOM中のRAMのワー
クエリアに形成された各種エリアを示す図である。
【図9】図4のフローチャートに従って行われる特定の
処理の説明図である。
【図10】図2のμCOM中のCPUが行う処理のメイ
ンルーチンの他の例を示すフローチャートである。
【図11】図10のフローチャートの処理を実行するに
当たって使用する、図2のμCOM中のRAMのワーク
エリアに形成された各種エリアを示す図である。
【図12】図10のフローチャートの処理を行うに当た
って解消する必要のある課題を説明するための図であ
る。
【図13】図12に示した課題を解消するための方法を
説明するための図である。
【図14】従来の問題点を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
111 センサ 101a 重量算出手段(CPU) 101b 表示制御手段(CPU) 101c 検出手段(CPU) 101d 解除検出手段(CPU) 13 表示手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に取付けられたセンサの出力信号に
    より一定時間毎に重量を算出する重量算出手段と、重量
    を表示する表示手段と、前記重量算出手段により算出し
    た重量を前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御
    手段と、荷積・荷卸作業の開始を検出する検出手段とを
    備え、前記表示制御手段が、前記検出手段による荷積・
    荷卸作業の開始の検出から車両の走行開始まで、前記重
    量算出手段により相前後して算出した重量の差を現在表
    示している重量に加算して前記表示手段に表示させる積
    載重量表示装置において、 ブレーキの解除を検出する解除検出手段を更に備え、 車両が走行中より停止状態になって一定時間内に前記解
    除検出手段がブレーキ解除を検出したとき、該ブレーキ
    解除の検出から一定時間の間、前記検出手段による荷積
    ・荷卸作業の開始の検出をできなくし、車両が走行中よ
    り停止状態になってから一定時間内に前記解除検出手段
    がブレーキ解除を検出しないとき、車両が停止状態にな
    ってから該一定時間後に前記検出手段による荷積・荷卸
    作業の開始の検出を可能にすることを特徴とする積載重
    量表示装置。
  2. 【請求項2】 前記解除検出手段が、ブレーキスイッチ
    のオン・オフ信号によりブレーキ解除を検出することを
    特徴とする請求項1記載の積載重量表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段が、車両が走行中は、
    走行開始一定時間前の重量を前記表示手段で表示させ、
    該表示を車両が走行中より停止状態になっても一定時間
    保持させるよう制御することを特徴とする請求項1記載
    の積載重量表示装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記荷積・荷卸作業の
    開始の検出を可能になった後の前記算出された重量と、
    その後算出した重量との差が所定値以上になったことを
    検出して荷積・荷卸作業の開始を検出することを特徴と
    する請求項3に記載の積載重量表示装置。
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