JP3178079B2 - アルミナ結晶成長層を備えた金属部材およびその製造方法 - Google Patents

アルミナ結晶成長層を備えた金属部材およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面にアルミナ結晶成
長層を備えた金属部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属部材、たとえばアルミニ
ウム部材の耐磨耗性や耐食性などを向上させること等を
目的として、そのアルミニウム部材の表面にアルミナ皮
膜を形成することが行われている。そして、このアルミ
ニウム部材の表面へのアルミナ皮膜の形成は、通常、ア
ルミニウム部材を陽極とし且つ炭素や鉛などを陰極とし
て硫酸やシュウ酸などの水溶液中で電解することにより
そのアルミニウム部材の表面を酸化する所謂陽極酸化処
理にて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記陽極酸
化処理によりアルミニウム部材の表面に形成されたアル
ミナ皮膜の大部分は非晶質であることから、アルミナ皮
膜を一層硬くするためには、アルミニウム部材の表面に
高硬度のアルミナ結晶成長層を形成することが望まれ
る。しかし、アルミナの融点はアルミニウムに比べて極
めて高いため、アルミニウム部材の表面上でアルミナを
結晶成長させることはできなかった。
【0004】また、上記陽極酸化処理によりアルミニウ
ム部材の表面に形成されたアルミナ皮膜は、孔が無い緻
密な構造のバリヤー層とそのバリヤー層へ向かって延び
る比較的深い有底孔を多数有する多孔質層とから成るた
め、その多孔質層の有底孔の開口を封口処理にて塞いで
アルミナ皮膜の厚みを確保することが行われている。こ
のアルミナ皮膜の厚み、すなわちバリヤー層の厚みおよ
び多孔質層の厚みを加えたアルミナ皮膜の総厚みは電解
電圧を上げる程厚くなるのであるが、電解電圧をある程
度まで上げるとアルミナ皮膜の絶縁破壊を生じてそれ以
上は電圧が上昇しなくなることから、陽極酸化処理によ
りアルミニウム部材の表面にアルミナ皮膜を充分な厚み
で形成することは困難であった。
【0005】本発明は以上の事情を背景にして為された
ものであって、その目的とするところは、陽極酸化処理
等により形成された非晶質のアルミナ皮膜よりも高硬度
であって且つ充分な厚みを有するアルミナ結晶成長層を
表面に備えた金属部材を提供するとともに、その金属部
材をアルミニウムの融点より低い温度で製造する方法を
提供することにある。
【0006】本発明者は種々研究を重ねた結果、アルミ
ニウムよりも拡散係数が小さいニッケル等の金属層とア
ルミニウム層とが積層されて成る部材をアルミニウムの
融点より低い所定の温度で熱処理すると、表面にアルミ
ナ結晶成長層が得られることを見い出した。本発明はか
かる知見に基づいて為されたものである。
【0007】
【課題を解決するための第1の手段】すなわち、第1発
明の要旨とするところは、表面にアルミナ結晶成長層を
備えた金属部材を製造する方法であって、(a) 金属部材
本体の表面上に、アルミニウムよりも拡散係数が小さい
金属から成る金属層およびアルミニウム層を順次積層す
る積層工程と、(b) 前記金属層およびアルミニウム層が
積層された金属部材本体を、酸化雰囲気においてアルミ
ニウムの融点より低い所定の温度で熱処理することによ
り、そのアルミニウム層にアルミナを結晶成長させる熱
処理工程とを含むことにある。
【0008】
【作用および第1発明の効果】このようにすれば、金属
部材本体の表面上にアルミニウムよりも拡散係数が小さ
い金属から成る金属層およびアルミニウム層を順次積層
した後、かかる金属層およびアルミニウム層が積層され
た金属部材本体をアルミニウムの融点より低い所定の温
度で熱処理することにより、そのアルミニウム層におい
て高硬度のアルミナが結晶成長させられて、アルミニウ
ム層の厚みに応じた充分な厚みのアルミナ結晶成長層が
形成される。これにより、陽極酸化処理等により形成さ
れた非晶質のアルミナ皮膜よりも高硬度であって且つ充
分な厚みを有するアルミナ結晶成長層を表面に備えた金
属部材をアルミニウムの融点より低い温度で製造するこ
とができる。なお、上記アルミニウム層におけるアルミ
ナの結晶成長は、そのアルミニウム層のアルミニウム原
子が金属層へ拡散することに基づくものと推定される。
【0009】
【課題を解決するための第2の手段】また、第2発明の
アルミナ結晶成長層を備えた金属部材の要旨とするとこ
ろは、(a) 金属部材本体と、(b) その金属部材本体の表
面上に形成され、アルミニウムとそのアルミニウムより
も拡散係数が小さい金属とが化合して成る金属間化合物
層と、(c) その金属間化合物層の上に形成されたアルミ
ナ結晶成長層とを含むことにある。
【0010】
【作用および第2発明の効果】かかる構成のアルミナ結
晶成長層を備えた金属部材によれば、金属部材本体の表
面上に、アルミニウムとそのアルミニウムよりも拡散係
数が小さい金属とが化合して成る金属間化合物層を介し
てアルミナ結晶成長層が形成されているので、陽極酸化
処理でアルミニウム部材の表面に形成されるアルミナ皮
膜のようにその大部分が非晶質である場合に比べて、ア
ルミナ結晶成長層によるアルミナ皮膜の硬さを一層高く
することができる。
【0011】また、上記アルミナ結晶成長層を備えた金
属部材は、第1発明の製造方法により製造できるので、
上記アルミナ結晶成長層の厚みを第1発明のアルミニウ
ム層の厚みに応じて充分に確保できる。この場合におい
て、上記金属間化合物層は、第1発明のアルミニウム層
のアルミニウム原子が金属層へ拡散することに基づいて
その金属層に形成されることとなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1は、第1発明のアルミナ結晶成長層を
備えた金属部材の製造方法の一例を説明するための図で
あって、熱処理前の積層状態の概要を示す断面図であ
る。また、図2は、第1発明の製造方法により製造され
たアルミナ結晶成長層を備えた金属部材および第2発明
のアルミナ結晶成長層を備えた金属部材の一例を示す図
であって、積層方向断面の概要を示す図である。
【0014】図1において、まず、アルミニウム基板1
0の上面12に形成された酸化物をブラッシング等によ
り除去した後、そのアルミニウム基板10の上面12
に、ニッケル箔およびアルミニウム箔を順次圧延するこ
とによりニッケル層14およびアルミニウム層16を積
層する。上記アルミニウム基板10はたとえば1mm程
度の厚みを有しており、上記ニッケル箔としては、たと
えば0.15mm程度の厚みを有するものが用いられ
る。また、上記アルミニウム箔としては、好適には、上
記ニッケル箔より薄肉であって且つ0.1mm以下の厚
みのもの、たとえば15μm程度の厚みを有するものが
用いられる。
【0015】上記のようにしてニッケル層14およびア
ルミニウム層16が積層されたアルミニウム基板10
を、たとえば図示しない熱処理装置内の空気中におい
て、アルミニウムの融点(660℃)より低い温度、た
とえば500℃〜600℃程度の温度でたとえば30分
間程度の時間熱処理することにより、図2に示すアルミ
ニウム部材17が得られた。すなわち、上記熱処理によ
り、アルミニウム層16とニッケル層14との間に拡散
を生じ、アルミニウム層16からニッケル層14へ拡散
したアルミニウム原子がそのニッケル層14のニッケル
原子と化合してNi−Al金属間化合物が形成されるこ
とにより、図2に示す金属間化合物層18が形成される
一方、アルミニウム層16のアルミニウムが酸化されて
アルミナが結晶成長し、図2に示すアルミナ結晶成長層
20が形成された。なお、たとえば、623°K〜90
3°Kにおいては、アルミニウムのニッケル中への拡散
係数は1.87×10-42/sec 程度であり且つニッケ
ルのアルミニウム中への拡散係数は2.9×10-12
2/sec 程度であることから、アルミニウム層16からニ
ッケル層14へのアルミニウム原子の拡散の方がニッケ
ル層14からアルミニウム層16へのニッケル原子の拡
散よりも格段に多く行われ、これにより、アルミニウム
層16中にはアルミニウム原子の拡散により多くの空洞
(ボイド)が形成されることとなり、この空洞がアルミ
ナを結晶成長させる何等かの役割を果しているのではな
いかと考えられる。本実施例においては、上記アルミニ
ウム基板10が金属部材本体を、上記ニッケル層14が
金属層を、上記アルミニウム部材17が金属部材をそれ
ぞれ構成する。
【0016】このように本実施例によれば、アルミニウ
ム基板10の上面12にアルミニウムよりも拡散係数が
小さいニッケルから成るニッケル層14およびアルミニ
ウム層16を順次積層した後、それらニッケル層14お
よびアルミニウム層16が積層されたアルミニウム基板
10をアルミニウムの融点以下である500℃〜600
℃程度の比較的低い温度で30分間程度熱処理するだけ
で、アルミニウム層16においてアルミナが結晶成長さ
せられて、アルミニウム層16の厚みに応じた充分な厚
みのアルミナ結晶成長層20が形成される。これによ
り、陽極酸化処理等により形成された非晶質のアルミナ
皮膜よりも高硬度であって且つ充分な厚みを有するアル
ミナ結晶成長層20を表面に備えたアルミニウム部材1
7が製造される。
【0017】因みに、従来の陽極酸化処理によりアルミ
ニウム部材の表面にアルミナ皮膜を形成する場合におい
ては、そのアルミナ皮膜のバリヤー層および多孔質層を
含む総厚みは電解電圧を上げる程厚くなるのであるが、
電解電圧をたとえば500V〜700V程度まで上げる
とアルミナ皮膜の絶縁破壊を生じてそれ以上は電圧が上
昇しなくなることから、アルミナ皮膜を充分な厚みで形
成することは困難であり、たとえば、電解電圧1V当た
り14Å程度の膜厚が得られるとすると、電解電圧を上
記の500V〜700V程度まで上げても0.7μm〜
0.98μm程度の極めて薄い膜厚しか得られなかっ
た。これに対し、本実施例によれば、たとえば15μm
程度の厚みのアルミニウム箔を圧延して成るアルミニウ
ム層16の厚みに応じてアルミナ結晶成長層20を充分
な厚みで形成することができるのである。
【0018】また、本実施例によれば、アルミニウムの
融点以下である500℃〜600℃程度の比較的低い温
度で、しかも空気中においてアルミナを結晶成長させる
ことができるため、アルミナ結晶成長層20を備えたア
ルミニウム部材17を製造するために用いる設備を比較
的安価に構成することができ、これにより、アルミニウ
ム部材17を比較的安価に提供することができる。
【0019】また、本実施例によれば、アルミニウム基
板10の上面12にニッケル箔およびアルミニウム箔を
圧延することによりニッケル層14およびアルミニウム
層16が積層されるので、ニッケル層14およびアルミ
ニウム層16の積層工程を高速に為し得る利点がある。
【0020】また、本実施例によれば、アルミニウム基
板10の上面12にニッケル層14およびアルミニウム
層16が積層された部分だけにアルミナ結晶成長層20
が形成されるので、必要な部分のみアルミナ結晶成長層
20を形成できる利点がある。
【0021】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0022】たとえば、前記実施例では、金属部材本体
として板状のアルミニウム基板10が用いられている
が、板状以外の形状(たとえば円筒状や円柱状)の金属
部材本体や異形の金属部材本体が用いられてもよい。
【0023】また、前記実施例では、アルミニウム基板
10の上面12にニッケル箔およびアルミニウム箔を圧
延することにより金属層としてのニッケル層14および
アルミニウム層16が積層されているが、必ずしもその
必要はなく、たとえば、真空蒸着やメッキなどによりニ
ッケル層14およびアルミニウム層16を積層してもよ
い。これらの場合には、たとえば、円筒状の金属部材本
体の内周面(内表面)や複雑な形状の金属部材本体の表
面などにも、金属層およびアルミニウム層を好適に積層
することができてアルミナ結晶成長層を好適に形成する
ことができる利点がある。
【0024】また、前記実施例では、アルミニウムより
拡散係数の小さい金属から成る金属層はニッケル層14
にて構成されており且つ金属間化合物はNi−Al金属
間化合物にて構成されているが、金属層の金属および金
属間化合物の一方の金属は、アルミニウムよりも拡散係
数が小さいものであればよく、たとえば銅や鉄などであ
ってもよい。
【0025】また、前記実施例では、ニッケル層14お
よびアルミニウム層16が積層されたアルミニウム基板
10の熱処理は空気中で行われているが、空気中でなく
ても酸素を含む雰囲気中であればよい。
【0026】また、前記実施例では、アルミニウム基板
10の上面12にニッケル箔およびアルミニウム箔が順
次圧延されることによりニッケル層14およびアルミニ
ウム層16が積層されているが、アルミニウム基板10
とアルミニウム層16との間にニッケル層14が配置し
ておればよく、上記ニッケル箔およびアルミニウム箔を
同時に圧延することもできる。
【0027】また、前記実施例において、図2の金属間
化合物層18の厚み方向の中間部にニッケルが残存され
ていてもよい。
【0028】また、前記実施例では、金属部材本体とし
てアルミニウム基板10が用いられているが、必ずしも
その必要はなく、たとえば、アルミニウムと他の金属
(たとえば銅,マンガン,マグネシウム,シリコンな
ど)との合金、あるいは、アルミニウム以外の軽金属な
どから成るものを用いることもできる。要するに、アル
ミニウムより拡散係数が小さい金属層14またはその金
属間化合物層と金属学的あるいは物理的に強固に結合可
能な物質であればよい。
【0029】また、前記実施例では、アルミニウム基板
10の表面上にアルミナ結晶成長層20が形成されて成
るアルミニウム部材17を製造する場合について説明し
たが、金属部材は所定の部品に用いられる中間的な材料
(たとえば、異形断面を有するアルミ押出型材)であっ
てもよいし、あるいは最終的な形状を備えた部品そのも
の(たとえば、熱交換器用フィン一体型パイプ)であっ
てもよい。
【0030】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲において種々変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明のアルミナ結晶成長層を備えた金属部
材の製造方法の一例を説明するための図であって、熱処
理前の積層状態の概要を示す断面図である。
【図2】第1発明の製造方法により製造されたアルミナ
結晶成長層を備えた金属部材および第2発明のアルミナ
結晶成長層を備えた金属部材の一例を示す図であって、
積層方向断面の概要を示す図である。
【符号の説明】
10 アルミニウム基板(金属部材本体) 14 ニッケル層(金属層) 16 アルミニウム層 17 アルミニウム部材(金属部材) 18 金属間化合物層 20 アルミナ結晶成長層

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面にアルミナ結晶成長層を備えた金属
    部材を製造する方法であって、 金属部材本体の表面上に、アルミニウムよりも拡散係数
    が小さい金属から成る金属層およびアルミニウム層を順
    次積層する積層工程と、 前記金属層およびアルミニウム層が積層された金属部材
    本体を、酸化雰囲気においてアルミニウムの融点より低
    い所定の温度で熱処理することにより、該アルミニウム
    層にアルミナを結晶成長させる熱処理工程とを含むこと
    を特徴とするアルミナ結晶成長層を備えた金属部材の製
    造方法。
  2. 【請求項2】金属部材本体と、 該金属部材本体の表面上に形成され、アルミニウムと該
    アルミニウムよりも拡散係数が小さい金属とが化合して
    成る金属間化合物層と、 該金属間化合物層の上に形成されたアルミナ結晶成長層
    とを含むことを特徴とするアルミナ結晶成長層を備えた
    金属部材。
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