JP3177214U - 下部開閉式バルコニー用パーティション - Google Patents

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Abstract

【課題】高層・超高層マンションのバルコニーを安全かつ容易に作業用通路とすることができる下部開閉式バルコニー用パーティションを提供する。
【解決手段】下部開閉式バルコニー用パーティション1は、上枠2a、下枠2b、左右一対の左縦枠2c、右縦枠2dを含む。この左右の縦枠間に架設した中桟2eによって開口部が上部開口部と下部開口部とに分割された枠体2と、前記上部開口部を塞ぐ固定面材3と、前記下部開口部を塞ぐドア4と、一端が右枠体2dに、他端がドア4にそれぞれ取り付けられたトルクヒンジと、ドア4を左縦枠2cに開閉可能にロックした固定金具6とを備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、マンション等の集合住宅のベランダに隣家との間仕切りや目隠し等として用いられる下部開閉式バルコニー用パーティションに関する。
近年、大都市圏を中心に高さが45mを超えるような高層マンション、特に60mを越えるような超高層マンションが相次いで建設されている。このような高層マンションも、入居後に10〜14年程度の周期でバルコニーの床、外壁、手摺などの補修工事が必要となる。
補修工事は、通常、高さが45m以下のマンションであれば、建地補強するなどして仮設足場を立設し、この仮設足場を作業用通路として補修工事を施工することができるが、45mを超えるような高層マンションでは、各戸の玄関から入ったり、隣家との間仕切りや目隠し等として用いられるバルコニー用パーティションを撤去するなどして、バルコニー内に立ち入り、補修工事を施工しなければならないことがある。
しかしながら、各戸の玄関から入って補修工事を施行する場合は、下地補修や塗装などの補修工事に多数の工程が必要な場合、その都度各戸の玄関から室内を通って作業をする必要があるため、入居者の都合で補修工事を施行できない場合がある。また、パーティションを撤去して補修工事を施行する場合は、補修工事の施行前に全戸のパーティションの撤去し、施行後に全戸のパーティションを取付けする必要があり、施行効率に問題があった。
このような補修工事の施工効率を向上させることを目的として、特許文献1には、回動開閉可能な全面開閉パーティション100の取付構造が開示されている。
具体的には、図8に示すように、左縦枠101a、右縦枠101b、上枠101c、下枠101d及び中桟101eからなる金属製の周枠101と、この周枠101に嵌め込まれたボード本体102,103とによって構成されたパーティション100の左縦枠101aを蝶番104によってベランダ等の手摺り105側に枢着し、右縦枠101bに取り付けた固定具106によって右縦枠101bを建物躯体壁107側に着脱可能に固定し、この固定具106を建物躯体壁107から取り外して右縦枠101bの固定を解放することによって、左縦枠101aの蝶番104を中心に回動開閉可能な全面開閉パーティション100の取付構造が開示されている。
しかしながら、全面開閉パーティション100が、例えば、高さが45mを超えるような高層マンションのバルコニーに設置されると、特にボード本体102に吹き付ける強風により全面開閉パーティション100の開閉が困難となったり、全面開閉パーティション100を開閉する際、全面開閉パーティション100から手を離すと風に煽られて全面開閉パーティション100や手摺ガラスが割れたり、壁を傷つけたりして安全な開閉ができないなどの問題があった。
特開2002−364064号公報
そこで、本考案の課題は、高層・超高層マンションのバルコニーを安全かつ容易に作業用通路とすることができる下部開閉式バルコニー用パーティションを提供することにある。
本考案者は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、以下の構成からなる。
(1)上枠、下枠、左右一対の縦枠を含み、この左右の縦枠間に架設した中桟によって開口部が上部開口部と下部開口部とに分割された枠体と、前記上部開口部を塞ぐ固定面材と、前記下部開口部を塞ぐドアと、一端が前記縦枠の一方に、他端が前記ドアにそれぞれ取り付けられたヒンジと、前記ドアを前記左右の縦枠の他方に開閉可能にロックした固定金具と、を備えたことを特徴とする下部開閉式バルコニー用パーティション。
(2)前記ヒンジが、トルクヒンジである前記(1)に記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
(3)前記固定金具は、前記縦枠に取付けられた取付ベース部材と、この取付ベース部材に回動可能に取付けられ、取付ベースから前記ドア側に回動した状態で前記ドアを掛止する掛止部材とを備えた前記(1)または(2)に記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
(4)前記固定金具は、前記掛止部材を前記ドアの掛止状態で固定保持するためのイタズラ防止螺子を備えた前記(3)に記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
(5)前記ドアの側面に一部が固定され、他の部位が前記ドアから隔間をもって離隔した押え板と、両端が前記ドアの両側から突出した引き抜き片を有する板体の片面に、前記ドアを両側から挟着し、かつドアの開閉方向への力で割れて前記板体から分離する突片を有する引き抜き割れ板とを備え、前記板体の中央部が前記押え板と前記ドアとの隙間に挿入され、前記掛止部材に載置された前記(1)〜(3)のいずれかに記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
(6)前記ドアが開くと作動する警報手段を備えた前記(1)〜(5)のいずれかに記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
本考案によれば、高層・超高層マンションのバルコニーを安全かつ容易に作業用通路とすることができるため、補修工事の施工効率を向上させることができる。
(a)は、本考案の下部開閉式バルコニー用パーティションの一実施形態であるパーティション1の下部開口部Bをドア4で閉じた状態を示す正面図であり、(b)は、引き抜き割れ板11を取り除き、ドア4を正面手前側に開いた状態のパーティション1を示す正面図である。 (a)は掛止部材7を下げた状態の固定金具6の正面図であり、(b)は(a)中のX方向からみた掛止部材7を下げた状態の固定金具6の上面図であり、(c)は(a)中のY方向からみた掛止部材7を下げた状態の固定金具6の側面図である。 (a)は掛止部材7を上げた状態の固定金具6の正面図であり、(b)は(a)中のX方向からみた掛止部材7を上げた状態の固定金具6の上面図であり、(c)は(a)中のY方向からみた掛止部材7を上げた状態の固定金具6の側面図である。 (a)は押え板10の正面図であり、(b)は(a)中のX方向からみた押え板10の側面図であり、(c)は(a)中のY方向からみた押え板10の側面図である。 (a)は引き抜き割れ板11の正面図であり、(b)は(a)中のX方向からみた引き抜き割れ板11の側面図であり、(c)は(a)中のY方向からみた引き抜き割れ板11の側面図である。 (a)は、固定金具6、押え板10および引き抜き割れ板11を、左縦枠2c,4cに設置したドアロック機構の一使用態様を示す正面図であり、(b)は(a)中のX方向からみたこのドアロック機構を示す上面図であり、(c)は(a)中のY方向からみたこのドアロック機構を示す側面図(左縦枠4cを除く。)である。 掛止部材7による左縦枠4cの掛止を解除した図6に示すドアロック機構の一使用態様を示す正面図である。 従来の回動開閉可能なパーティションの取付構造の概略正面図である。
以下、本考案の下部開閉式バルコニー用パーティションの一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<パーティション1>
図1(a)は、本考案の下部開閉式バルコニー用パーティションの一実施形態であるパーティション1の、下部開口部Bをドア4で閉じた状態を示す正面図であり、図1(b)は、引き抜き割れ板11を取り除き、ドア4を正面手前側に開いた状態のパーティション1を示す正面図である。
パーティション1は、図1(a)に示すように、上枠2a、下枠2b、左右一対の左縦枠2cおよび右縦枠2dを含み、左縦枠2cおよび右縦枠2dに架設した中桟2eによって開口部が上部開口部Aと下部開口部Bとに分割された枠体2と、枠体2の上部開口部Aに嵌め込まれた固定面材3と、上枠4a、下枠4b、左右一対の左縦枠4cおよび右縦枠4dからなる周枠およびこの周枠に嵌め込まれた面材4eからなるドア4と、トルクヒンジ5と、掛止部材7および取付ベース部材8からなる固定金具6と、押え板10と、引き抜き割れ板11とから構成される。
枠体2とドア4とは、一端が右縦枠2dに、他方が右縦枠4dにそれぞれ取り付けられたトルクヒンジ5により接続されている。これにより、図1(b)に示すように、掛止部材7がドア4を掛止しない状態にすることで、ドア4は右縦枠2dを回動中心として正面手前側に片開き可能で、下部開口部Bの開閉が自在となる。
取付ベース部材8は、図1(a)に示すように、左縦枠2cに固定されている。
押え板10は、図1(a)に示すように、ドア4の左枠4cの側面に一部が固定され、押え板10と左縦枠4cとの隙間に挿入され、掛止部材7に載置された引き抜き割れ板11を制止させている。
また、パーティション1は、左枠体2cが手摺り12と、右縦枠2dが建物躯体壁13とそれぞれ固定具14により固定され、集合住宅のバルコニーの建物躯体壁13と手摺壁12との間に設置されている。
(トルクヒンジ5)
トルクヒンジ5としては、市販のものを用いることができ、例えば、タキゲン製造(株)製の「B−1209−1」などが挙げられる。
なお、パーティション1では、トルクヒンジを用いたが、本考案ではこれに限定されず、トルクヒンジの代わりに、ドア4を開閉可能な公知のヒンジなどを用いてもよい。また、パーティション1では、ドア4が正面手前側に片開きするようにトルクヒンジ5を設置したが、ドア4が正面奥側に片開きするようにトルクヒンジ5を設置してもよい。
(固定金具6)
図2(a)は掛止部材7を下げた状態の固定金具6の正面図であり、図2(b)は図2(a)中のX方向からみた掛止部材7を下げた状態の固定金具6の上面図であり、図2(c)は図2(a)中のY方向からみた掛止部材7を下げた状態の固定金具6の側面図である。図3(a)は掛止部材7を上げた状態の固定金具6の正面図であり、図3(b)は図3(a)中のX方向からみた掛止部材7を上げた状態の固定金具6の上面図であり、図3(c)は図3(a)中のY方向からみた掛止部材7を上げた状態の固定金具6の側面図である。
固定金具6は、掛止部材7と取付ベース部材8とが連結螺子9により連結され、図2、
3に示すように、掛止部材7が連結螺子9を支点として上下方向に略90℃回動可能である。
掛止部材7は、図2、3に示すように、取付ベース部材8と連結可能な掛止部材本体部7aと、ドア4を挟み込んで掛止する掛止部7bと、掛止部材7を回動させる際に把持できるフランジ部7cとを有する。掛止部7bの間隔Cは、ドア4を挟み込んで掛止できる間隔であれば特に限定されない。また、例えば、掛止部7bに、一定の強度を保持しながら、軽量化することを目的として、肉抜き穴を設けてもよい。
取付ベース部材8は、溝形の本体に、取付ベース部材8を公知の螺子と左縦枠2cとで挟着固定させるための取付穴8aと、螺子を螺子の軸と掛止部材本体部7aとが当接するまで螺入させて掛止部材7の回動動作を制御し、ドア4をロックするための螺子孔8bと、螺子を螺着させて螺子を常備するための螺子孔8cと、図3(a)に示すように、固定金具6の掛止部材7を上げた状態にした際にフランジ部7cの一部が収まり、掛止部材7を上げた状態で保持できる固定溝8dとを有する。
螺子孔8b,8cに螺入する螺子としては、特に限定されないが、通常のプラスドライバやマイナスドライバ以外の異形溝を有し、専用工具以外では嵌入できない溝を頭部に有するイタズラ防止螺子が好ましい。これにより、例えば、補修工事を施工期間中の夜間や休日などの作業休止中は、イタズラ防止螺子を螺子孔8bに螺入してドア4をロックし、作業再開時に螺子孔8bからイタズラ防止螺子を抜いてドア4のロックを解除し、作業中は螺子孔8cに螺着させておくことで、補修工事を作業休止中の防犯対策を容易にすることができ、補修工事の施工効率を向上させることができる。また、補修工事の施工終了後に、イタズラ防止螺子を螺子孔8cに螺着させておけば、イタズラ防止螺子の紛失を防ぐことができ、次回の補修工事の施工の際もイタズラ防止螺子を利用できる。
なお、パーティション1では、固定金具6を用いたが、本考案ではこれに限定されず、固定金具6の代わりに下部開口部Bをドア4で閉じた状態でロックできる公知のドア固定具を用いることができる。
(押え板10)
図4(a)は押え板10の正面図であり、図4(b)は図4(a)中のX方向からみた押え板10の側面図であり、図4(c)は図4(a)中のY方向からみた押え板10の側面図である。
押え板10は、図4に示すように、ドア4の縦枠4cの側面に固定される押え板本体部10aと、板本体部10aがドア4の縦枠4cの側面に固定された際に縦枠4との間に隙間Dを形成する押止部10bと、押え板10を公知の螺子からなる取付螺子と左縦枠4cとで挟着固定させるための取付穴10cとを有する。隙間Dは、図1(a)に示すように、引き抜き割れ板11を制止できれば、特に限定されない。
(引き抜き割れ板11)
図5(a)は引き抜き割れ板11の正面図であり、図5(b)は図5(a)中のX方向からみた引き抜き割れ板11の側面図であり、図5(c)は図5(a)中のY方向からみた引き抜き割れ板11の側面図である。
引き抜き割れ板11は、図5に示すように、引き抜き片部11aを有する板体本体11bと、この板体本体11bの片面に設けられた突片部11cと、この突片部11cに設けられ、ドア4を両側から挟着する挟着部11dと、ドア4の開閉方向への力で突片部11cを板体本体11bから分離しやすくする切欠溝11eと、指穴11fとを有する。幅Eは、ドア4を両側から挟着できる幅であれば特に限定されない。
引き抜き割れ板11の材質としては、例えば、アクリル樹脂などが挙げられる。
図6(a)は、固定金具6、押え板10および引き抜き割れ板11を、左縦枠2c,4cに設置したドアロック機構の一使用態様を示す正面図であり、図6(b)は図6(a)中のX方向からみたこのドアロック機構を示す上面図であり、図6(c)は図6(a)中のY方向からみたこのドアロック機構を示す側面図(左縦枠4cを除く。)である。図7は、掛止部材7による左縦枠4cの掛止を解除したドアロック機構の一使用態様を示す正面図である。
なお、図6(a)、(c)では、引き抜き割れ板11が掛止部材7に載置していない状態であるが、本考案では、引き抜き割れ板11が掛止部材7に載置した状態となる場合もあり、以下、引き抜き割れ板11が掛止部材7に載置した状態となる場合についてのドアロック機構の主な使用態様について説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。
(ドアロック機構の第1の使用態様)
ドア4をロック状態とするには、掛止部材7を下げてドア4を掛止した後、引き抜き割れ板11を掛止部材7に載置させ、図6(a)に示すように、板体本体11bが押止部10bに押止されるように押え板10を取付螺子15と左縦枠4cとで挟着固定させて、板体11aの中央部が押え板10とドア4との隙間に挿入されるようにして引き抜き割れ板11を設置すればよい。これにより、掛止部材7の回動動作が制御され、掛止部材7がドア4を掛止した状態、すなわちドア4がロックされた状態でドア4は保持される。なお、図6に示すドアロック機構では、取付ベース部材8の螺子孔8bにイタズラ防止螺子16が螺着されているが、この使用態様では、螺子孔8bにはイタズラ防止螺子16は螺着されず、螺子孔8cのみにイタズラ防止螺子16が螺着される。
このドア4のロック状態を解除するには、例えば、ドア4の両側から突出している引き抜き片部11aの指穴11fに指をかけてドア4の開閉方向への引っ張ることで、切欠溝11eから突片部11cを折損させて、すなわち板体本体11bから突片部11cを分離させて、引き抜き割れ板11を抜き出し、掛止部材7を回動させて、ドア4が掛止部材7に掛止されている状態を解けばよい。
このようなドアロック機構の使用態様とすることで、普段はドア4をロックした状態にしておき、例えば、火災などの緊急を要する不測の事態時では、固定面材3や面材4eを破壊する力のない人でも、螺子のドア4のロック状態を迅速かつ容易に解除し、安全に隣家へ避難することができ、また、バルコニーの補修工事の際に、バルコニーを安全かつ容易に作業用通路とすることができるため、補修工事の施工効率を向上させることができる。
(ドアロック機構の第2の使用態様)
ドア4をロック状態とするには、掛止部材7を下げてドア4を掛止した後、取付ベース部材8の螺子孔8bに、イタズラ防止螺子16を、イタズラ防止螺子16の螺子の軸と掛止部材本体部7aとが当接するように螺入すればよい。これにより、掛止部材7の回動動作が制御され、掛止部材7がドア4を掛止した状態、すなわちドア4がロックされた状態でドア4は保持される。なお、図6に示すドアロック機構では、引き抜き割れ板11を用いているが、この使用態様では、引き抜き割れ板11を用いない。
このドア4のロック状態を解除するには、例えば、イタズラ防止螺子16をイタズラ防止螺子16の螺子の軸と掛止部材本体部7aとが当接しなくなるまで、すなわち掛止部材7が回動可能となるまで緩め、掛止部材7を回動させて、ドア4が掛止部材7に掛止されている状態を解けばよい。
このようなドアロック機構の使用態様とすることで、普段はドア4をロックした状態にしておき、バルコニーの補修工事の際に、バルコニーを安全かつ容易に作業用通路とすることができるため、補修工事の施工効率を向上させることができる。
また、パーティション1は、図示はしていないが、防犯の観点から、ドア4が開くと作動するゼンマイベルなどの公知の警報手段を備えていてよい。
(固定面材3、面材4e)
固定面材3、面材4eとしては、火災等不測の事態に備えて破壊し易い材質であればよく、例えば、ケイ酸カルシウム板などが挙げられる。
1 パーティション
2、101 枠体
3 固定面材
4 ドア
5 トルクヒンジ
6 固定金具
10 押え板
11 引き抜き割れ板
12、105 手摺
13、107 建物躯体壁
14、106 固定金具
15 取付螺子
16 イタズラ防止螺子
100 全面開閉パーティション
102、103 ボード本体
104 ヒンジ

Claims (6)

  1. 上枠、下枠、左右一対の縦枠を含み、この左右の縦枠間に架設した中桟によって開口部が上部開口部と下部開口部とに分割された枠体と、
    前記上部開口部を塞ぐ固定面材と、
    前記下部開口部を塞ぐドアと、
    一端が前記縦枠の一方に、他端が前記ドアにそれぞれ取り付けられたヒンジと、
    前記ドアを前記左右の縦枠の他方に開閉可能にロックした固定金具と、を備えたことを特徴とする下部開閉式バルコニー用パーティション。
  2. 前記ヒンジが、トルクヒンジである請求項1に記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
  3. 前記固定金具は、前記縦枠に取付けられた取付ベース部材と、この取付ベース部材に回動可能に取付けられ、取付ベースから前記ドア側に回動した状態で前記ドアを掛止する掛止部材とを備えた請求項1または2に記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
  4. 前記固定金具は、前記掛止部材を前記ドアの掛止状態で固定保持するためのイタズラ防止螺子を備えた請求項3に記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
  5. 前記ドアの側面に一部が固定され、他の部位が前記ドアから隔間をもって離隔した押え板と、両端が前記ドアの両側から突出した引き抜き片を有する板体の片面に、前記ドアを両側から挟着し、かつドアの開閉方向への力で割れて前記板体から分離する突片を有する引き抜き割れ板とを備え、前記板体の中央部が前記押え板と前記ドアとの隙間に挿入され、前記掛止部材に載置された請求項1〜3のいずれかに記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
  6. 前記ドアが開くと作動する警報手段を備えた請求項1〜5のいずれかに記載の下部開閉式バルコニー用パーティション。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102073348B1 (ko) * 2019-07-17 2020-02-04 미래설비엔지니어링(주) 화재시 대피가 용이한 건축물의 피난구 구조

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